JP2009081783A - 通信障害切り分け方法、通信障害切り分け機能を有する受信端末およびネットワーク装置 - Google Patents

通信障害切り分け方法、通信障害切り分け機能を有する受信端末およびネットワーク装置 Download PDF

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Abstract

【課題】インターネットを利用した映像・音声コンテンツのリアルタイム配信において、品質劣化の原因となるデータ遅延が、少なくとも宅外で発生したのか宅内で発生したのかを切り分ける。
【解決手段】インターネットを利用したリアルタイム映像配信システムにおいて、受信端末は、宅内宅外の切り分ポイントであるホームルータに対して、ホームルータが受信した映像・音声コンテンツの受信データ量を問い合わせる。ホームルータに問い合わせたデータ量と、受信端末自身が受信したデータ量の比較を行い、データ遅延の発生箇所を切り分ける。
【選択図】図5

Description

本発明は、インターネットを利用した映像配信システムにおいて、映像品質障害の一因であるデータ遅延が発生した場所を特定することが可能な通信障害切り分け方法、通信障害切り分け機能を有する受信端末およびネットワーク装置に関するものである。
インターネットを利用したリアルタイム映像配信システムは、Webブラウザや電子メール等の一般的なインターネットアプリケーションとは異なる要件を持っている。すなわち、Webブラウザや電子メールでは、それぞれのサーバと受信端末間において、多少の時間がかかっても正しくデータが送受信できることが求められ、そのため、欠落したパケットの再送等の機能を備えた信頼性の高いTCP(Transmission Control Protocol)を用いて通信を行っている。一方、リアルタイム映像配信システムでは、多少映像が乱れても映像が途切れること無く配信できることが求められ、そのため、欠落したパケットの再送処理等の信頼性を高める機能を有していない反面、ネットワークやサーバあるいは受信端末の負荷が少なくなるという特徴を備えたUDP(User Datagram Protocol)が用いられることが多かった。
しかしながら、近年ネットワーク技術の発達により、FTTH(Fiber To The Home)等の高品質広帯域のインターネットアクセス回線が一般家庭に普及しつつあり、このような環境では欠落パケットの再送処理によるデータ遅延がほとんど発生しないため、TCPを用いてもUDPと同等の配信速度を得ることができる。これに伴い、ハイビジョン映像のような、よりビットレートの高い高品質な映像コンテンツを、TCPをベースとしたHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)を利用して配信するサービスが登場している。
一方、家庭内では、帯域や品質は低いという欠点はあるものの、配線する手間を大幅に省ける無線LAN(Local Area Network)やPLC(Power Line Communication)等が普及しつつある。
このような環境において、高品質な映像コンテンツをインターネット経由で視聴しようとすると、例えインターネットへのアクセス回線としてFTTHを用いたとしても、家庭内LANの影響でパケット欠落による再送処理が発生し映像データの遅延が発生し、受信端末のバッファがアンダーフローを起こし、映像の乱れが発生することがある。特に、有料サービスの場合においては、映像の乱れがユーザクレームに直結するため、遅延の要因、すなわち通信障害の発生箇所が家庭内LANにあるのか、それとも家庭外のネットワーク等の他の要因なのかを切り分けることは重要な課題となる。
遅延の発生箇所を特定する技術としては、例えば、特許文献1に、パケット交換網の品質劣化箇所の切り分け方法およびその装置、ならびにそのプログラムと記録媒体に関する技術が開示されている。特許文献1に開示されている技術は、ホームルータ等に備わった品質測定機能を用いて、サーバからのデータ転送パケットと受信端末からの受信ACKパケットを監視する事で応答時間を測定し、その応答時間の統計から導き出される値が、閾値を超えるか超えないかを判断することにより、パケット欠落等による品質劣化の原因が宅内にあるかどうかを判別する。
特開2006−80584号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示されている従来の技術は、閾値として設定する値により結果が左右されてしまうという欠点がある。
本発明は、少なくとも宅外、または宅内のどちらに品質劣化の原因があるのかを定量的に特定する、通信障害切り分け方法、通信障害切り分け機能を有する受信端末およびネットワーク装置を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、本願の第1の発明の受信端末は、サーバとネットワークで接続された受信端末であって、当該受信端末は少なくとも1つの通信経路の切り分けポイントとなる通信機器を経由して前記サーバから配信される映像および/または音声コンテンツを受信するものであり、コンテンツの受信エラーが発生した際に、前記通信機器に対し、当該コンテンツに対する前記通信機器までに到着したデータ量を問合せ、前記通信機器までに到着したデータ量と当該受信端末で受信したデータ量を比較することにより、受信端末から通信機器間のネットワークに問題があるのか、通信機器からサーバ装置間のネットワークに問題があるのかを判断する判断手段を備えた、ことを特徴とする。
また、本願の第2の発明の通信機器は、サーバからネットワークで互いに接続された受信端末に対して、少なくとも1つの通信機器を経由して前記サーバから映像および/または音声コンテンツを配信する映像配信システムで用いられる通信機器であって、当該通信機器は、前記受信端末から前記サーバまでの通信経路の切り分ポイントに設定されており、コンテンツに対する当該通信機器までに到着したデータ量を記録するパケット監視手段を備え、前記受信端末から前記コンテンツに対するデータ量の問い合わせに対して、前記パケット監視手段で記録した前記コンテンツの受信データ量を前記受信端末に対して返答することを特徴とする。
また、本願の第3の発明の映像配信システムは、サーバからネットワークで互いに接続された受信端末に対して、少なくとも1つの通信機器を経由して映像および/または音声コンテンツを配信する映像配信システムであって、前記通信機器は、前記受信端末から前記サーバまでの通信経路の切り分ポイントに設定されており、コンテンツに対する当該通信機器までに到着したデータ量を記録するパケット監視手段と、前記受信端末から前記コンテンツに対するデータ量の問い合わせに対して、前記パケット監視手段で記録した前記コンテンツの受信データ量を前記受信端末に対して返答する返答手段とを備え、前記受信端末は、コンテンツの受信エラーが発生した際に、前記通信機器に対し、当該コンテンツに対する前記通信機器までに到着したデータ量を問合せ、前記通信機器までに到着したデータ量と当該受信端末で受信したデータ量を比較することにより、受信端末から通信機器間のネットワークに問題があるのか、通信機器からサーバ装置間のネットワークに問題があるのかを判断する判断手段を備えた、ことを特徴とする。
本発明の通信障害切り分け方法、通信障害切り分け機能を有する受信端末およびネットワーク装置によれば、映像・音声コンテンツの品質劣化要因の1つであるデータ遅延の発生箇所が、少なくとも宅内によるものか宅外によるものかを特定できるようになる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1においては、映像コンテンツの受信端末がホームルータを介してインターネットに接続されている環境において、映像コンテンツの受信端末が映像コンテンツを受信中に受信バッファのアンダーフローを検出した場合の動作を例にとって説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における映像配信システムの概要を示したブロック図である。
図1において、受信端末100は、ユーザ宅500内に設置されており、映像コンテンツや音声コンテンツなどの受信・再生を行う機能を有している。受信端末100は、PC(Personal Computer)、テレビおよびHDD(Hard Disk Drive)レコーダ等のIPネットワークに対応した家電製品が考えられるがこれに限定されるものではない。ホームルータ110は、ユーザ宅500内に設置されて受信端末100とアクセス回線200とに接続されており、ユーザ宅500内のネットワークとユーザ宅外のネットワークを接続する機能を有している。アクセス回線200は、受信端末100等のユーザ宅500内の機器とインターネット300を接続するための回線であり、例えば、DSL(Digital Subscriber Line)技術を用いた固定電話回線や、FTTHなどが考えられる。インターネット300には、映像配信サーバ400やその他一般のWebサーバ等が接続されており、映像配信サーバ400は、インターネット300を介して、受信端末100からの要求に応じて映像コンテンツ等を配信する機能を備えている。
次に、図2を用いて受信端末100の構成について説明する。なお、図2は、本発明の実施の形態1における受信端末100の内部構成を示したブロック図である。
図2において、表示部101は、映像コンテンツの表示や遅延の発生箇所を表示するデバイスであり、例えば、液晶ディプレイが考えられる。また、表示部101は、必ずしも受信端末100に内蔵されている必要はなく、受信端末100の映像出力端子から送信される映像信号を受信して表示する外部機器であってもよい。入力部102は、制御部103に対して映像コンテンツの切り換え等を要求するデバイスであり、例えば、リモコン受光部が考えられる。制御部103は、映像コンテンツの切り換えや、遅延の発生箇所を特定するプログラムを記録しており、入力部102等のイベントに応じて様々なプログラムを読み込み実行するデバイスであり、例えば、CPUとメモリによって構成される。ネットワークインタフェース104は、ホームルータ110との物理的な接続を行うデバイスであり、例えば、イーサネット(登録商標)コントローラや、無線LANデバイスが考えられる。デコーダ105は、映像音声データをデコードするためのデバイスであり、ネットワークインタフェース104によって受信された映像・音声コンテンツデータをデコードし、表示部101に出力する。
次に、図3ならびに図4を用いてホームルータ110の構成について説明する。図3は、本発明の実施の形態1におけるホームルータ110の内部構成を示したブロック図であり、図4は、ホームルータ110の内部で記録しているデータベースを示す図である。
図3において、WAN(Wide Area Network)側ネットワークインタフェース111は、アクセス回線200に接続するためのインタフェースである。パケット転送部112は、WAN側ネットワークインタフェース111とLAN側ネットワークインタフェース113との間でパケットの転送を制御する。LAN側ネットワークインタフェース113は宅内ネットワークに接続するためのインタフェースである。データ量記録部114は、パケット転送部112が転送したパケットのデータ量を記録するためのデバイスであり、図4に示すデータベースを保持しており、例えばHDDが考えられる。
図4に示すデータベースにおいて、送信元IPアドレス、送信先IPアドレスおよびプロトコル識別子はIPヘッダから取得することができ、送信先ポート番号および送信先ポート番号はTCPヘッダまたはUDPヘッダから取得することができる。パケット転送部112は前述の情報に基づき、転送するパケットのデータ量を記録していく。なお、プロトコル識別子は、IPヘッダから取得する代わりに、送信先ポート番号または送信元ポート番号からプロトコルを判断し、識別できるような識別子をつけてもよい。一般的に良く使われるプロトコルが使用するポート番号はIETF(Internet Engineering Task Force)により規定されており、例えばHTTPはTCPの80番と定められている。図4において、映像配信サーバ400のIPアドレスは「10.7145.100」、受信端末100のIPアドレスは「192.168.1.10」に設定されているとするとする。 次に、図5を用いて、本発明の実施の形態1における障害切り分け方法について、具体的には受信端末100において遅延の発生箇所を切り分ける手順について説明する。図5は、本発明の実施の形態1における受信端末100が遅延の発生箇所を切り分ける手順を示すフローチャートである。
図5において、受信端末100は、ユーザがリモコン等を操作して送信したコンテンツの再生要求を入力部102で受信すると、入力部102は制御部103に対して映像コンテンツの再生要求を行い(S100)、制御部103における映像コンテンツ受信手段(図示せず)は、入力部102からの映像コンテンツの再生要求を受信すると、ネットワークインタフェース104を介し映像配信サーバ400に対して映像コンテンツをHTTPで要求する(S101)。受信端末100は、映像配信サーバ400から送信されてくる映像コンテンツをネットワークインタフェース104で受信し、デコーダ105へ送信し、デコードした映像を表示部101へ表示を行うと共に、デコーダ105のバッファがアンダーフローしているかどうかチェックする(S102)。受信端末100は、デコーダ105のバッファがアンダーフローしていない間はデコードを続け、アンダーフローが発生した場合、制御部103は、映像コンテンツの受信を停止するためにHTTPセッションをクローズし(S103)、ホームルータ110に対してそれまでに受信した映像コンテンツのデータ量の問い合わせを行う(S104)。映像コンテンツのデータ量の問い合わせを行うデータには、ホームルータ110で受信データ量を識別するための情報が格納されており、本実施の形態1においては、映像配信サーバ400から受信端末100に対して配信される映像コンテンツの受信データ量を取得するため、送信元IPアドレスには映像配信サーバ400のIPアドレス「10.71.45.100」、送信先IPアドレスには受信端末100のIPアドレス「192.168.1.10」、プロトコル識別子にはTCPを示す「TCP」、送信元ポート番号には映像配信サーバ400がHTTPで通信するための「80」、送信先ポート番号には受信端末100が映像コンテンツをHTTPで受信するためのポート番号「3342」をそれぞれ格納することになる。ホームルータ110は前述の情報から該当する受信データ量を抽出し、受信端末100に返答する。制御部103の遅延箇所特定手段(図示せず)は、デコーダ105が受信したデータ量とホームルータ110が受信したデータ量の比較を行い(S105)、デコーダ105が受信したデータ量とホームルータ110が受信したデータ量が等しい場合、宅外の異常と判定し(S106)、データ量が等しくない場合、宅内の異常と判定し(S107)、処理を終了する(S108)。
以上のように、本発明の実施の形態1によれば、定量的に遅延の発生箇所を特定することが可能となる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2においては、映像コンテンツの受信端末がホームルータを介してインターネットに接続されている環境において、映像コンテンツの受信端末が、ホームルータに備えられたプロキシ機能を使って映像コンテンツを受信しているときに、受信バッファのアンダーフローを検出した場合の動作を例にとって説明する。
本発明の実施の形態2における映像配信システム、および受信端末100の内部構成は本発明の実施の形態1と同様の構成となるので説明を省略する。
次に、図6ならびに図7を用いて本発明の実施の形態2におけるホームルータ110の内部構成について説明する。図6は、本発明の実施の形態2におけるホームルータ110の内部構成を示したブロック図であり、図7はホームルータ110の内部で記録しているデータベースを示す図である。
図6において、図3と同じ構成要素については同じ符号を用い、本発明の実施の形態2において補足すべき項目のみ補足する。
図6において、HTTPプロキシ115は、受信端末100等のLAN側ネットワークインタフェース113と接続された機器が、映像配信サーバ400等のWAN側ネットワークインタフェース111に接続された機器とHTTPで通信を行う際に、受信端末100等のLAN側ネットワークインタフェース113と接続された機器の代理として、映像配信サーバ400等のWAN側ネットワークインタフェース111に接続された機器とHTTPで通信を行う。一般的にHTTPプロキシを用いる利点として、一時的にプロキシ内部にWebサーバのデータを保存しておくことで、次回からのアクセスはWebサーバではなく、プロキシサーバに保存されたデータを返答することで、Web端末のブラウザへの表示が高速化できる。また、プロキシの設定により、コンピュータウイルスを含んだ有害なサイトへのアクセスを遮断することで、Web端末のセキュリティを高めたりすることができる。データ量記録部114には、図7に示すデータベースを保持している。
図7に示すデータベースにおいて、宅内機器のIPアドレス、宅内機器のHTTP送受信ポート番号およびホームルータのHTTP送受信ポート番号は、通常のHTTPプロキシでも必須になるパラメータである。すなわち、HTTPプロキシ115が、受信端末100から映像配信サーバ400に対するHTTPリクエストを受信した場合、受信端末1100のIPアドレス「192.168.1.10」を宅内機器のIPアドレスに設定し、受信端末100の送信元ポート番号「3322」を宅内機器のHTTP送受信ポート番号に設定し、HTTPプロキシ115がHTTP通信を実施するために動的に確保したポート番号「2021」をホームルータのHTTP送受信ポート番号に設定する。HTTPプロキシ115が、映像配信サーバ400からHTTPリプライを受信すると、HTTPリプライのTCPヘッダに含まれる宛先ポート番号「2021」でホームルータのHTTP送受信ポート番号を検索し、HTTPリプライを該当する宅内機器のIPアドレス(本実施の形態では受信端末100のIPアドレス「192.168.1.10」)および宅内機器のHTTP送受信ポート番号(本実施の形態では受信端末100がHTTPの送受信を行うために確保したポート番号「3322」)宛に転送する。
ホームルータ110が図7に示すデータベースを保持している場合、図5のS104において、受信端末100がホームルータ110で受信した映像コンテンツのデータ量の問い合わせを行う際に、宅内機器のIPアドレスおよび宅内機器のHTTP送受信ポート番号の2つのパラメータを送信すればよい。
なお、受信端末100と映像配信サーバ400でHTTP通信を行う際の規定として、HTTPセッションを識別するためのHTTPヘッダを定義しておくと、データ量記録部114には、図8に示すデータベースを保持すればよく、図5のS104において、受信端末100がホームルータ110で受信した映像コンテンツのデータ量の問い合わせを行う際に、HTTPセッション識別子「H98763」のみを送信すれば、該当する受信データ量「18762(byte)」を取得することができる。
以上のように、本発明の実施の形態2によれば、定量的に遅延の発生箇所を特定することが可能となり、また、本発明の実施の形態1と比較して、ホームルータ110に記録するデータ量を少なくすることが可能となる。
本発明にかかる通信障害切り分け方法、通信障害切り分け機能を有する受信端末およびネットワーク装置は、インターネットを利用したリアルタイム映像配信システムにおいて、配信される映像・音声コンテンツの品質劣化の要因である遅延の発生箇所が、少なくとも宅内が原因か宅外が原因かを切り分けることができるため、それぞれに応じた対処方法を整備することで、トラブルシューティングやユーザサポートにおいて有用となる。
本発明の実施の形態1における映像配信システムの概要を示したブロック図 本発明の実施の形態1における受信端末内部の構成を示したブロック図 本発明の実施の形態1におけるホームルータ内部の構成を示したブロック図 本発明の実施の形態1におけるホームルータの内部に記録しているデータベースを示す図 本発明の実施の形態1における受信端末が遅延の発生場所を特定する手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態2におけるホームルータ内部の構成を示したブロック図 本発明の実施の形態2におけるホームルータの内部に記録しているデータベースを示す図 本発明の実施の形態2におけるホームルータの内部に記録しているデータベースを示す図
符号の説明
100 受信端末
101 表示部
102 入力部
103 制御部
104 ネットワークインタフェース
105 デコーダ
110 ホームルータ
111 WAN側ネットワークインタフェース
112 パケット転送部
113 LAN側ネットワークインタフェース
114 データ量記録部
200 アクセス回線
300 インターネット
400 映像配信サーバ
500 ユーザ宅

Claims (7)

  1. サーバとネットワークで接続された受信端末であって、
    当該受信端末は少なくとも1つの通信経路の切り分けポイントとなる通信機器を経由して前記サーバから配信される映像および/または音声コンテンツを受信するものであり、
    コンテンツの受信エラーが発生した際に、前記通信機器に対し、当該コンテンツに対する前記通信機器までに到着したデータ量を問合せ、前記通信機器までに到着したデータ量と当該受信端末で受信したデータ量を比較することにより、受信端末から通信機器間のネットワークに問題があるのか、通信機器からサーバ装置間のネットワークに問題があるのかを判断する判断手段を備えた、
    ことを特徴とする受信端末。
  2. 前記判断手段は、前記通信機器までに到着したデータ量が当該受信端末で受信したデータ量より多い場合には、受信端末から通信機器間のネットワークに問題がある、と判断し、前記通信機器までに到着したデータ量が当該受信端末で受信したデータ量より少ない場合には、通信機器からサーバ装置間のネットワークに問題があると判断する、請求項1に記載の受信端末。
  3. サーバからネットワークで互いに接続された受信端末に対して、少なくとも1つの通信機器を経由して前記サーバから映像および/または音声コンテンツを配信する映像配信システムで用いられる通信機器であって、
    当該通信機器は、前記受信端末から前記サーバまでの通信経路の切り分ポイントに設定されており、
    コンテンツに対する当該通信機器までに到着したデータ量を記録するパケット監視手段を備え、
    前記受信端末から前記コンテンツに対するデータ量の問い合わせに対して、前記パケット監視手段で記録した前記コンテンツの受信データ量を前記受信端末に対して返答することを特徴とする
    通信機器。
  4. 前記パケット監視手段は、送信元IPアドレス・送信先IPアドレス・プロトコル識別子・送信元ポート番号・送信先ポート番号の組み合わせに対するデータ転送量を記録していることを特徴とする
    請求項3に記載の通信機器。
  5. 前記パケット監視手段は、HTTPプロキシの機能を備えており、前記パケット監視手段は、前記受信端末のIPアドレス・前記受信端末がHTTPの送受信を行うために用いたポート番号・前記受信端末に転送したコンテンツのデータ量を記録していることを特徴とする
    請求項3に記載の通信機器。
  6. 前記HTTPヘッダにHTTPセッションを識別するためのHTTPヘッダを備えており、前記パケット監視手段は、前記HTTPセッションを識別するための値と前記HTTPセッションで転送されたコンテンツのデータ量を記録していることを特徴とする
    請求項5に記載の通信機器。
  7. サーバからネットワークで互いに接続された受信端末に対して、少なくとも1つの通信機器を経由して映像および/または音声コンテンツを配信する映像配信システムであって、
    前記通信機器は、前記受信端末から前記サーバまでの通信経路の切り分ポイントに設定されており、コンテンツに対する当該通信機器までに到着したデータ量を記録するパケット監視手段と、前記受信端末から前記コンテンツに対するデータ量の問い合わせに対して、前記パケット監視手段で記録した前記コンテンツの受信データ量を前記受信端末に対して返答する返答手段とを備え、
    前記受信端末は、コンテンツの受信エラーが発生した際に、前記通信機器に対し、当該コンテンツに対する前記通信機器までに到着したデータ量を問合せ、前記通信機器までに到着したデータ量と当該受信端末で受信したデータ量を比較することにより、受信端末から通信機器間のネットワークに問題があるのか、通信機器からサーバ装置間のネットワークに問題があるのかを判断する判断手段を備えた、
    ことを特徴とする映像配信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009290611A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Panasonic Electric Works Co Ltd ネットワーク装置
JP2013121016A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 品質劣化判定装置及び方法

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