JP2007060345A - ネットワークシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】リアルタイム性を必要とするデータストリームを、パケットロス等に起因する信頼性低下の問題を起こすことなく、IPネットワークで送受信可能なネットワークシステムを提供する。
【解決手段】データストリームをパケット化しネットワークに送信する送信装置が、同じパケットを時間差をつけて複数回ネットワークに送信し、受信装置はパケット内のシーケンスナンバーをもとに同一パケットの複数受信による冗長パケットを廃棄し、1つのパケットだけをデータストリームの組み立て直しに用いる。これにより、ネットワーク内の機器でパケットロスが発生した場合、受信装置は全てのパケットを失わせるような障害が発生しない限り、もとのデータストリームを組み立て直す事が出来る。
【選択図】 図1
【解決手段】データストリームをパケット化しネットワークに送信する送信装置が、同じパケットを時間差をつけて複数回ネットワークに送信し、受信装置はパケット内のシーケンスナンバーをもとに同一パケットの複数受信による冗長パケットを廃棄し、1つのパケットだけをデータストリームの組み立て直しに用いる。これにより、ネットワーク内の機器でパケットロスが発生した場合、受信装置は全てのパケットを失わせるような障害が発生しない限り、もとのデータストリームを組み立て直す事が出来る。
【選択図】 図1
Description
本発明は、データストリームを送受信するネットワークに適用して有用な技術に関し、特にイーサネット(登録商標)、無線LANをベースにしたネットワークでのパケットロスに起因する信頼性低下を防止する技術に関するものである。
動画像配信等の用途で、MAN(Metropolitan Area Network)あるいはWAN(Wide Area Network)のネットワークを経由してデータストリームを配信するには、専用線を用いる方法と、IPネットワークを用いる方法が有る。データストリームのトラフィックが少なく、リアルタイム性が必要でない場合には通常TCP/IPプロトコルとIPネットワークの組合せが一般的であり、非圧縮のハイビジョン画像等の大容量データを送信する場合、あるいはリアルタイム性が必要な場合には専用線を用いる傾向にある。これはIPネットワークを用いた場合の運用コストの安さを重視するか、専用線を用いた場合の回線品質の高さを重視するかの選択であると考えられる。
すなわち、イーサネット(登録商標)あるいは無線LANとルータをベースにしたIPネットワークでは、ベストエフォートネットワークをベースにしている事と、パケット単位のバッファリングを行うルータ、スイッチ等の機器を用いている事により、機器内部のバッファ満杯によるパケットロスが発生する可能性があり、大容量、リアルタイムのデータ転送での使用は避けられる傾向に有る。
この問題を解決するために、様々な改良が加えられてきている。ルータでのQoS(Quality of Service)サポートとMPLS(Multi Protocol Label Switching)ネットワークの登場は、パケットロスの可能性を低め、優先順位の高いデータに対しての帯域確保を可能とした。これにより、従来はIPネットワークを通して送る事に適さなかった電話等の音声データアプリケーションでIPネットワークを利用する事が可能となっている。代表的な例としては、VoIP(Voice over Internet Protocol)がある。しかし、特に動画像の配信については、更なるパケットロス対策が必要とされ、検討されてきている。
例えば、特開平10−23418号公報の技術では、H.261符号化方式において、符号化データを低周波成分(基本レイヤ)データと高周波成分(高次レイヤ)データの2階層に分け、階層間に優先関係を設け、輻輳時の廃棄対象パケットを決めている。
また、特開2000−78573号公報の技術では圧縮動画像のデータを伝送する場合、I、P、Bフレームを低周波成分データと高周波成分データに階層分けし、1つのパケットには同一階層に属するデータのみが含まれるようにパケット化する事により、輻輳時に選択的にパケットを廃棄する事を可能としている。
しかしながら、前記の従来技術は、ネットワークでの輻輳が発生した場合に選択的にパケット廃棄を行い、受信装置における画質の劣化を極力減らす事を目的としたもので、ネットワーク上での一時的なトラフィック集中に起因するバースト的なパケットロスに対する対策とはならない。また、これらの従来技術はネットワーク内のルータ、スイッチでの廃棄制御であるため、機能実現のためにはネットワーク内の機器の構成管理と運用管理を行う必要がある。WAN、MANを経由しての動画像配信の場合、ネットワーク内の機器の構成管理と運用管理は、通常はネットワークインフラストラクチャを提供する事業者が行い、動画像の送信装置、受信装置を提供する事業者とは別のことが多い。このため、動画像の送信装置、受信装置を提供する事業者だけで前記の従来技術を実現するのは困難である。
これらの課題を解決する技術として、特開2003−244695号公報の技術がある。この技術では、受信装置が受信したパケットのロス率、ジッタを基にネットワークの輻輳に関する情報を導き出し、その情報をRTCP(RTP Control Protocol)を用いて、送信装置宛に送信し、送信側の送信ビットレートを制御する。しかしながらこの技術を用いても、輻輳に関する情報を受信装置から送信装置へ送り、送信装置における送信ビットレートの制御を行い、画像の圧縮率の制御を行うという手順に時間がかかるという問題点がある。また、統計的なフィードバックのため、ゆるやかに増加するネットワークトラフィックには効率的に対応できるが、瞬間的なトラフィックの増加による輻輳に対しては効果が薄いという問題点がある。
特開平10−23418号公報
特開2000−78573号公報
特開2003−244695号公報
本発明は、前記した従来技術の問題点を解決するものであり、送信装置が1つのデータストリームからパケット化したパケット群をネットワークに対して時間差を置いて、複数回送信する事により冗長性を与え、受信装置がその冗長性を利用する事により、リアルタイム性が必要なデータストリームについて瞬間的なトラフィックの増加に起因するパケットロスから救済する方法を提供し、従来よりも格段に高い信頼性で、ネットワーク、特にIPネットワークを用いて配信する事を可能とするネットワークシステムとそれに用いられる装置およびプログラムを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため本発明では、送信装置が1つのデータストリームからパケット化したパケット群をネットワークに対して複数回送信し、受信装置がネットワークより受信する複数のパケット群のなかで冗長なものを廃棄し1つのデータストリームに組み立て直す事を第1の特徴とする。
また本発明では、送信装置が1つのデータストリームからパケット化したパケット群をネットワークに対して複数回送信する時に、複数回の送信の間に時間差を設ける事により、ネットワークで瞬間的な高トラフィックによる輻輳が発生した場合に、複数のパケット群内でデータストリームの同じデータを含むパケットが同時にパケットロスとなる事を防ぐ事を第2の特徴とする。
また本発明では、パケットのなかにパケットの順序の情報を含み、複数のパケット群内でデータストリームの同じデータを含むパケットを当該パケットの順序の情報により識別可能とし、受信装置が当該情報を用いて冗長なパケットを廃棄する事を第3の特徴とする。
また本発明では、ネットワークがIPネットワークである事を第4の特徴とする。
また本発明では、パケットがリアルタイム伝送プロトコル(RTP)にしたがって送信装置から伝送されるものであることを第5の特徴とする。
また本発明では、送信装置が1つのデータストリームからパケット化したパケット群をネットワークに対して送信する回数を設定可能とする事を第6の特徴とする。
また本発明では、送信装置が1つのデータストリームからパケット化したパケット群をネットワークに対して複数回送信する時の送信の間の時間間隔を設定可能とした事を第7の特徴とする。
また本発明では、送信装置が1つのデータストリームからパケット化したパケット群をネットワークに対して送信する回数をネットワークから受信したパケットの指示により設定可能とする事を第8の特徴とする。
また本発明では、送信装置が1つのデータストリームからパケット化したパケット群をネットワークに対して複数回送信する時の送信の間の時間間隔をネットワークから受信したパケットの指示により設定可能とする事を第9の特徴とする。
第1の特徴によれば、送信装置は同じデータストリームを複数回受信装置に送信する事となる。これは、送信するデータ量の増加を招き、結果として輻輳の可能性を増やしているように見える。しかし、近年の動画像圧縮技術の進歩、およびネットワークの高速化による使用可能帯域の増加とルータの性能向上により定常的なデータ量の増加がパケットロスの原因となる輻輳を引き起こす可能性は小さくなっている。例えば、動画像圧縮技術に関しては、今後主流となるH.264ではMPEG−2と比べ大幅な圧縮率の向上が行われている。一方、ネットワークに関しては、現状のADSL、あるいはファーストイーサネット(登録商標)に基づくものからギガビットイーサネット(登録商標)、さらに10ギガビットイーサネット(登録商標)を使う方向へ進んでいる。すなわち、送信装置1台が送信できるデータ量は今後も著しい増加が見込まれ、定常的なデータ量の増加による輻輳が起きる可能性は減少する方向にある。しかし依然として輻輳に対する対策が必要となるのは、上記の進歩にもかかわらず、突発的な高トラフィックによる輻輳に起因するパケットロスの可能性が消えないからであり、本発明の技術もその問題を解決するためのものである。
第1の特徴により、パケットロス発生時に受信装置は受信した冗長なパケットの中からロスとなったパケットのデータを補い、元のデータストリームを組み立て直すことができる。パケットロスが発生しない場合には、受信側は全ての冗長なパケットを廃棄し、1つのデータストリームを組み立て直す。
第2の特徴は、第1の特徴に対して時間軸方向の耐性を与えている。瞬間的な高トラフィックによる輻輳の場合、送信側が送った複数のパケット群がその輻輳の瞬間にぶつかりデータストリームの特定の位置の同じデータを含むパケットが冗長なパケットを含めて全て失われてしまう可能性がある。この場合、受信側で元のデータストリームを組立て直す事はできない。第2の特徴では、パケット群の複数回の送信の間に時間間隔を設ける事により、この問題点を解決する。瞬間的なトラフィックによる輻輳の期間をTc、パケット群間の送信の間隔をTpgとすれば、Tpg>Tcと設定すれば、データストリームの特定の位置の同じデータを含むパケットが全て失われる事はなく、受信装置で元のデータストリームを組み立て直すことができる。同じデータストリームを送信装置が送信する回数をnとすると受信装置では、パケット群の最初のパケットを受信してから、(n−1)×Tpg時間以上経過してからデータストリームを組み立て直す処理を開始するようにする。これにより、受信装置内で(n−1)×Tpg時間の遅延が発生するが、瞬間的な高トラフィックによる輻輳によるパケットロスを救済することができる。
第3の特徴は受信装置における冗長性の判断にパケットのシーケンスナンバーを用いるもので、受信するパケットのシーケンスナンバーの簡単な比較により冗長性の判定が可能となる。
第4、第5の特徴は、IPネットワーク上でRTPのパケットフォーマットを用いることにより、標準的なネットワーク、プロトコルでの本発明の適用を可能ならしめるものである。
第6、第7の特徴は、送信装置でのパケット群の送信回数と送信の間隔を固定の値ではなく、設定により可変のものとする事により、多様なネットワーク構成、運用環境で本発明を適用できるようにする。
さらに第8、第9の特徴は送信装置でのパケット群の送信回数と送信の間隔をネットワークから受信したパケットの指示により設定可能とする事により、受信装置、あるいはネットワークの監視装置より送信装置のトラフィック制御を可能にする。
上記特徴に基づいた、処理の流れを説明する。送信装置はデータストリームをパケット化する段階で、データストリームの同一のフラグメントを当該送信装置で使用するプロトコルのペイロードデータとし、下位プロトコルのヘッダ情報、データストリーム内でのパケットの位置を示す情報を付加した受信装置宛の複数のパケットを生成し、Tpg毎にネットワークに送信する。ネットワークが障害なく動作していて、ネットワーク内のルータあるいはスイッチ等の機器でのパケットロスが発生しないとすると、受信装置はネットワークから同じペイロードデータを持つパケットを時間差を置いて受信する事になる。受信装置は同じペイロードデータを持つ複数の受信パケットの内から1つのパケットだけをデータストリームの組み立て直しに用いる。もし、ネットワークのどこかに障害が発生するか、あるいはネットワーク内の機器でパケットロスが発生した場合、受信装置は送信装置が複数の接続に送信したパケット数より少ない数のパケットを受信する。しかし、送信された全てのパケットを失わせるような障害が発生しない限り、もとのデータストリームを組み立て直す事が出来る。
本発明に従うと、リアルタイム性が必要なデータストリームをパケット化し送受信するベストエフォート型のネットワーク、特にIPネットワークにおいて、瞬間的なトラフィックの増加による輻輳に起因するパケットロスを救済し、従来よりも格段に高い信頼性で配信する事を可能とするネットワークシステムとそれに用いられる装置およびプログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
図1はシステム全体の構成を示す。図1において、送信装置11はカメラ10より入力される動画像をMPEG−2で圧縮し、IPネットワーク12に送信する装置である。送信装置11と受信装置13はデータ転送のプロトコルとしてリアルタイム伝送プロトコルすなわちRTP(Real−Time Transport Protocol)を用いる。なお、RTPのより詳細な記述は、以下の参考文献を参照するものとして、本説明においては、具体的な記載を省略する。
“RTP: A Transport Protocol for Real−Time Applications”, H. Schulzrinne, S. Casner, R. Frederick, V. Jacobson; RFC 1889, January 1996.
MPEGエンコーダ111はカメラ10より入力される動画像をMPEG−2で圧縮する。MPEGエンコーダ111の出力であるMPEG−2で圧縮された動画像データ(以後、MPEGデータと呼ぶ)はRTPパケット生成回路114に入力される。RTPパケット生成回路114は、RTP、UDP(User Datagram Protocol)のプロトコル処理をする回路で、MPEGエンコーダ111から与えられるMPEGデータからRTP/UDPパケットを生成し、送信用メモリ115に入力する。送信用DMA回路116は、送信回数nを指示する送信回数レジスタ1161とms単位の送信間隔Tpgを指示する送信間隔レジスタ1162を備え、次のプロトコルに従って、送信用メモリ115内のRTP/UDPパケットを読み出し、送信データとしてMAC回路117に与える。
送信用メモリ115内の各送信データ(RTP/UDPパケット)は、送信回数レジスタ1161が指定する回数nだけ送信する。
(2)(1)において、同じデータを送信する時間間隔は送信間隔レジスタ1162の値Tpgに従う。
(3)送信間隔レジスタ1162が指示する時間間隔Tpgで、送信回数レジスタ1161が指示する回数nだけ送信を行った送信データは送信用メモリ15から削除する。
(4)(1)から(3)の動作は送信データ(RTP/UDPパケット)単位に行い、他の送信データ(RTP/UDPパケット)に依存しない。すなわち、同時に複数の送信データ(RTP/UDPパケット)が(1)から(3)の動作の対称になる。
MAC回路117はMAC(Media Access Control)副層のプロトコル処理を行う回路で、送信用DMA回路116から与えられた送信データを、フィジカル(Physical)層の処理を行うPHY回路112を経由してIPネットワーク12に送信する。
マイクロコントローラ113は送信装置11の全体制御を行い、SNMP(Simple Network Management Protocol)、RTCP(RTP Control Protocol)等のプロトコル制御も行う。
図1において、受信装置13はIPネットワーク12からのパケットを受信してデータストリームを組み立てなおす装置である。IPネットワーク12から受信したRTP/UDPパケットはフィジカル(Physical)層の処理を行うPHY回路136を経由して、MAC回路131に入力される。MAC回路131はMAC(Media Access Control)副層のプロトコル処理を行い、MAC副層のパケットヘッダ、トレーラを外したRTP/UDPパケットをRTPパケット処理回路132に送る。RTPパケット処理回路132は、RTP、UDPのプロトコル処理をする回路で、MAC回路131から受け取ったRTP/UDPパケットの正常性を確認後、当該RTPパケットをストリーム再組み立て回路135に送る。ストリーム再組み立て回路135は冗長パケットの廃棄と、RTPパケットからMPEG2のデータストリームへの組み立てを行う。ストリーム再組み立て回路135は、シーケンスナンバー比較回路1351、再組み立て制御回路1352、シーケンスナンバーメモリ1353、再組み立てメモリ1354より成る。
冗長パケットの廃棄は、シーケンスナンバー比較回路1351がシーケンスナンバーメモリ1353を用いて行い、RTPパケットからMPEG2のデータストリームへ組み立ては再組み立て制御回路1352が再組み立てメモリ1354を用いて行う。
シーケンスナンバーメモリ1353は受信済のパケットのシーケンスナンバーを管理するためのメモリである。シーケンスナンバーメモリ1353の構成を図2に示す。シーケンスナンバー比較回路1351は、RTPパケット処理回路132より送られたRTPパケット内のRTPのシーケンスナンバーフィールドの値を抜き出し、シーケンスナンバーメモリ1353の内容との比較を行う。RTPのシーケンスナンバーフィールドの値がシーケンスナンバーメモリ1353に未登録の場合、シーケンスナンバー比較回路1351は当該パケットのシーケンスナンバーをシーケンスナンバーメモリ1353に登録し、RTPパケットからMPEGデータを取り出し、シーケンスナンバーとともに再組み立て制御回路1352に送る。RTPのシーケンスナンバーフィールドの値がシーケンスナンバーメモリ1353に登録済みの場合、シーケンスナンバー比較回路1351は当該パケットを廃棄する。これにより、冗長パケットの廃棄が行われる。シーケンスナンバーメモリ1353はFIFO(First In First Out)制御で登録、削除を行う。すなわち、シーケンスナンバーメモリ1353が満杯の状況で新しい登録を行う場合には、登録済のデータの中で最も古いものが廃棄される。RTPパケットを廃棄するか否かの判定、すなわちシーケンスナンバーメモリ1353に登録済みか否かの判定を正しく行うために、シーケンスナンバーメモリ1353の最大登録数は、送信装置11での同一データの送信回数nと送信間隔Tpgの積の時間であるn×Tpg内に受信装置が受信するパケット数より大きくし、シーケンスナンバーのカウントの一周値よりは小さくする。
再組み立て制御回路1352は、シーケンスナンバー比較回路1351より与えられたMPEGデータとシーケンスナンバーを再組み立てメモリ1354に格納する。再組み立てメモリ1354の構成を図3に示す。再組み立てメモリ1354は固定長のエリアに分割されており、1つのエリアに1つのシーケンスナンバーとMPEGデータが格納される。再組み立てメモリ1354のエリアの並び順はシーケンスナンバー順になっている。再組み立て制御回路1352は、シーケンスナンバー比較回路1351より与えられたシーケンスナンバーを用いてMPEGデータの格納場所を決定する。図3では10001番のシーケンスナンバーのMPEGデータが格納されるべきエリアが空白となっており、未受信の状態を示している。再組み立てメモリ1354に格納されたMPEGデータは、シーケンスナンバーの値の順序で、再組み立て制御回路1352により読み出され、MPEGデコーダ134に送られる。
パケットロスが発生した場合にMPEGデコーダ134に与えるデータが枯渇する事を避けるために、再組み立て制御回路1352は、再組み立てメモリ1354にMPEGデータを格納してから、読み出しを行うまでに遅延時間を設ける。本実施例では、送信装置11より送信間隔Tpgでn回送信されたRTP/UDPパケットの最初のパケットからn−1番目までのパケットがパケットロスとなり、n番目のパケットが受信されたケースを本発明により救済可能な最悪ケースと想定している。従って、再組み立て制御回路1352は、再組み立てメモリ1354に書き込んだMPEGデータを(n−1)×Tpg+xの時間後に読み出してMPEGデコーダ134に与える。ここでxはIPネットワーク12内での各パケットの遅延時間のばらつきを吸収する時間であり、数ms程度の値とする。再組み立てメモリ1354のエリア数は、n×Tpg+x内に受信するパケット数より大きくする。これにより、n個のパケットが全てパケットロスになってしまわない限り、RTPパケットからのMPEG2のデータストリームへ組み立てが可能となる。
ストリーム再組み立て回路135は組み立てたMPEG2のデータストリームをMPEGデコーダ134に送る。MPEGデコーダ134はストリーム再組み立て回路135から渡されたデータをデコードしビデオモニタ14に送る。
マイクロコントローラ133は受信装置13の全体制御を行い、SNMP、RTCP等のプロトコル制御も行う。
図4にRTPパケットのフォーマットを示す。本実施例ではRTPヘッダ41内のシーケンスナンバーフィールド411の値をシーケンスナンバーとして用いる。ただし、同等の機能を果たすフィールドをペイロード内に定義すること、あるいはその他のプロトコルで定義する同等機能のフィールドを使うことももちろん可能である。
次に、本実施例でのMPEGデータの伝送について一連の流れを説明する。
図5にn=3、Tpg=10msの場合の送信装置11のRTPパケット生成回路114で作られたRTP/UDPパケットと、送信装置11からIPネットワーク12へ送られるRTP/UDPパケットとIPネットワーク12から受信装置13が受信するRTP/UDPパケットの関係を示す。
送信装置11のRTPパケット生成回路114で作られたRTP/UDPパケットをPT0からPTyで示している。PT0のシーケンスナンバーの値は0であり、PTyのシーケンスナンバーの値はyである。送信装置11によりIPネットワークに複数送信されるPT0からPTyをPT0(z)からPTy(z)で示している。PT0からPTyの各パケットは10ms毎に計3回、IPネットワーク12に送られる。zは1、2、3いずれかの数字であり、何回目に送信されたパケットかを示す。図5の例では、IPネットワーク12での遅延時間による到着時間のばらつきは有っても、全てのパケットが受信装置13で受信されている。従って、z=2またはz=3のパケットが受信された時には、シーケンスナンバーメモリ1353には対応するシーケンス番号は登録済であり、シーケンスナンバー比較回路1351によりこれらのパケットは廃棄される。この場合のシーケンスナンバーメモリ1353と再組み立てメモリ1354の状態を図6に示す。シーケンスナンバーメモリ1353には受信した全てのパケットのシーケンスナンバーが登録され、再組み立てメモリ1354には最初に受信したPT0(1)からPTy(1)までのz=1のデータが書き込まれる。その結果、図5に示すようにMPEGデコーダ14に渡されるデータストリームは全てz=1のデータから組み立てられる。
図7に図5と同じ条件で送信装置11が送信を行ったが、IPネットワーク内12内で瞬間的な輻輳が発生した場合の例を示す。図5と同じように、送信装置11はRTPパケット生成回路114で作られた各パケットを10ms毎に計3回、IPネットワーク12に送っている。しかし、IPネットワーク12内での輻輳によりPT1(1)とPT2(1)およびPT2(2)がパケットロスとなり受信装置13で受信されない。従って、PT1(2)の受信時にはシーケンスナンバーメモリ1353に1のシーケンスナンバーの登録が無く、シーケンスナンバー比較回路1351はPT1(2)のパケットのシーケンスナンバーとMPEGデータを再組み立て制御回路1352に渡すとともに、1のシーケンスナンバーをシーケンスナンバーメモリ1353に登録する。シーケンスナンバー2のパケットについては、PT2(3)受信時に2のシーケンスナンバーがシーケンスナンバーメモリ1353に登録され、PT2(3)のシーケンスナンバーとMPEGデータが再組み立て制御回路1352に渡される。この場合の再組み立てメモリ1354の状態を図8に示す。再組み立てメモリ1354にはz=1、z=2、z=3のパケットが混在で存在し、図7に示すようにMPEGデコーダ14に渡されるデータストリームはz=1、z=2、z=3のデータから組み立てられる。結果として、冗長で送信したパケットにより、パケットロスの影響なく、元のデータストリームへの再組み立てが成功している。
本実施例ではnおよびTpgの値について、送信装置11、受信装置13間で同じ値を共有している。この値を共有するための手段については、事前にIPネットワークを経由して折衝する、あるいは人手により設定する等の方法があり、いずれにしろ従来技術を用いて容易に実現する事ができる。しかし、ネットワークのトラフィックの状況、あるいは運用上の理由から、nまたはTpgの値を送信装置11、あるいは受信装置13が運用中に変更する必要がある事も考えられる。この場合を考慮し本実施例では、マイクロコントローラ113が処理するパケットの種類に送信回数レジスタ1161、送信間隔レジスタ1162の設定を指示するものを定義し、当該パケットの受信によりnまたはTpgの値を変える事を可能としている。図1でマイクロコントローラ113より送信回数レジスタ1161、送信間隔レジスタ1162に引かれている破線はこの機能を示している。
前記実施例では、IPネットワークに接続されるシステムについて説明したが、一部または全てに専用線を用いたネットワークに対しても本発明を利用する事もできる。また、実施例ではイーサネット(登録商標)、RTPを前提としたネットワークを用いたが、他のプロトコル、ネットワークへ本発明を適用する事は容易である。特にIEEE802.11規格の無線LANに代表される無線ネットワークへ適用する事により、ビットエラー率の高い無線ネットワークでのパケットロスの問題を解決することができる。さらに実施例では送信、受信が1対1の構成としたが、本発明は受信側から送信側への応答を必要としないため、マルチキャストによるインターネット放送のような1対nの用途、あるいはTV会議のようなn対nの用途にも適している事は言うまでもない。また、本実施例のMPEGデータは一例であり他の種類のデータストリームに本発明を適用する事に障害はない。また、前記実施例での送信装置、受信装置は同様な機能を持つLSI、ボードに置き換え可能な事は明らかである。また、前記実施例での送信装置、および受信装置内の各回路については、同等な機能を果たすソフトウエアとマイクロプロセッサの組み合わせに置き換える事が可能である。また、前記実施例での、送信回数レジスタ、送信間隔レジスタはソフトウエアにより扱われるメモリ内の情報で置き換えることが可能である。
本発明は、動画像のデータ転送システムに限られず、例えば、デジタルデータの読出しや書込みを行う端末装置間で通信を行うシステムや、ファクトリオートメーション(FA)システム等のデジタルデータに係る種々の信号処理を行う端末装置間で通信を行うシステムに適用しても有用である。
10・・・カメラ
11・・・送信装置
12・・・IPネットワーク
13・・・受信装置
111・・・MPEGエンコーダ
112・・・送信装置のPHY回路
113・・・送信装置のマイクロコントローラ
114・・・RTPパケット生成回路
115・・・送信用メモリ
116・・・送信用DMA回路
1161・・・送信回数レジスタ
1162・・・送信間隔レジスタ
117・・・送信装置のMAC回路
131・・・受信装置のMAC回路
132・・・RTPパケット処理回路
133・・・受信装置のマイクロコントローラ
134・・・MPEGデコーダ
135・・・ストリーム再組み立て回路
1351・・・シーケンスナンバー比較回路
1352・・・再組み立て制御回路
1353・・・シーケンスナンバーメモリ
1354・・・再組み立てメモリ
136・・・受信装置のPHY回路
14・・・ビデオモニタ
11・・・送信装置
12・・・IPネットワーク
13・・・受信装置
111・・・MPEGエンコーダ
112・・・送信装置のPHY回路
113・・・送信装置のマイクロコントローラ
114・・・RTPパケット生成回路
115・・・送信用メモリ
116・・・送信用DMA回路
1161・・・送信回数レジスタ
1162・・・送信間隔レジスタ
117・・・送信装置のMAC回路
131・・・受信装置のMAC回路
132・・・RTPパケット処理回路
133・・・受信装置のマイクロコントローラ
134・・・MPEGデコーダ
135・・・ストリーム再組み立て回路
1351・・・シーケンスナンバー比較回路
1352・・・再組み立て制御回路
1353・・・シーケンスナンバーメモリ
1354・・・再組み立てメモリ
136・・・受信装置のPHY回路
14・・・ビデオモニタ
Claims (9)
- データストリームをパケット化しパケット群としてネットワークに送信する送信装置と、当該パケット群を伝送するネットワークと、当該パケット群をネットワークより受信し前記データストリームへ組み立て直す受信装置より成るネットワークシステムにおいて、前記送信装置が1つのデータストリームからパケット化したパケット群を前記ネットワークに対して複数回送信するという冗長性を有し、前記受信装置が前記ネットワークより受信する複数の前記パケット群のなかの冗長なパケットを廃棄し前記1つのデータストリームに組み立て直す事により、前記ネットワークでのパケットロスが前記受信装置で組み立て直すデータストリームへ与える影響を低減し、前記冗長性に基づき信頼性を向上する事を特徴とするネットワークシステム。
- 前記送信装置が1つのデータストリームからパケット化したパケット群を前記ネットワークに対して複数回送信する時に、複数回の送信の間に時間差を設ける事により、前記ネットワークにおいて輻輳が発生した場合に、前記複数のパケット群内でデータストリームの同じデータを含むパケットが同時にパケットロスとなる事を防ぐ事を特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
- パケットのなかにパケットの順序の情報を含み、前記複数のパケット群内でデータストリームの同じデータを含むパケットは当該パケットの順序の情報により識別可能とする事により、前記受信装置が当該順序の情報を用いて前記冗長なパケットを廃棄する事を特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
- 前記ネットワークがIPネットワークである事を特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
- 前記パケットは、IETF RFC(Internet Engineering Task Force Request For Comments)1889で規定されているRTP(Real−time Transport Protocol)にしたがって前記送信装置から前記ネットワークに伝送されるものであることを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
- 前記送信装置が1つのデータストリームからパケット化したパケット群を前記ネットワークに対して送信する回数を設定可能とする事を特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
- 前記送信装置が1つのデータストリームからパケット化したパケット群を前記ネットワークに対して複数回送信する時の送信の間の時間間隔を設定可能とする事を特徴とする請求項2記載のネットワークシステム。
- 前記送信装置が1つのデータストリームからパケット化したパケット群を前記ネットワークに対して送信する回数を、ネットワークから受信したパケットの指示により設定可能とする事を特徴とする請求項6記載のネットワークシステム。
- 前記送信装置が1つのデータストリームからパケット化したパケット群を前記ネットワークに対して複数回送信する時の送信の間の時間間隔を、ネットワークから受信したパケットの指示により設定可能とする事を特徴とする請求項7記載のネットワークシステム。
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