JP2009081701A - 受信制御方法および受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動局が高速移動する場合でも受信信号を適切に増幅してデジタル信号に変換して復調できる受信制御方法および受信装置を提供する。
【解決手段】アンテナ1で受信された基地局からのアナログ信号を、可変ゲインアンプ7により増幅した後、デジタル信号に変換して復調する移動局における受信制御方法であって、デジタル信号に基づいて、基地局との伝搬路の変動に関する値を検出する伝搬路変動検出ステップと、検出した値が所定の閾値以上である場合には、アナログ信号に基づく第1ゲイン制御信号により可変ゲインアンプ7のゲインを制御し、検出した値が所定の閾値未満である場合には、デジタル信号に基づく第2ゲイン制御信号により可変ゲインアンプ7のゲインを制御する制御ステップと、を含むことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナで受信された基地局からのアナログ信号を、ゲイン制御可能な受信アンプで増幅した後、デジタル信号に変換して復調する移動局における受信制御方法および受信装置に関するものである。
従来、アンテナで受信したアナログ信号をデジタル信号に変換して復調する受信装置として、例えば、図10および図11に示す構成のものが知られている。
図10に示す受信装置は、ダイレクトコンバーション方式のもので、アンテナ100からの入力信号は、バンドパスフィルタ101およびアンプ102を経て直交復調器103I,103Qに供給される。直交復調器103Iに供給された信号は、局発信号源104からπ/2移相器105を経て供給されるコサイン波の局発信号と乗算されて、Ichのベースバンド信号にダウンコンバートされる。また、直交復調器103Qに供給された信号は、局発信号源104からのサイン波の局発信号と乗算されて、Qchのベースバンド信号にダウンコンバートされる。
直交復調器103I,103QでそれぞれダウンコンバートされたIch,Qchの信号は、ローパスフィルタ106I,106Qを経てゲイン制御可能な可変ゲインアンプ107I,107Qで増幅された後、A/Dコンバータ(A/D)108I,108Qでデジタル信号に変換されて、受信ベースバンド部(RXBB)110に供給され、該受信ベースバンド部110で復調処理される。また、受信ベースバンド部110は、A/D変換されて入力するベースバンド信号の受信レベルを示すRSSI(Received Signal Strength Indicator)レベルを計測し、その計測値に基づいて制御部(CONT)111からD/Aコンバータ(D/A)112を経て可変ゲインアンプ107I,107Qにゲイン制御信号を送信して、可変ゲインアンプ107I,107Qのゲインを制御し、これによりA/Dコンバータ108I,108Qに入力する信号を適正なレベルに増幅するようにしている。
図11に示す受信装置は、スーパーへテロダイン方式のもので、アンテナ120からの入力信号は、バンドパスフィルタ121を経てアンプ122で増幅された後、ミキサ123に供給され、ここで局発信号源124からの局発信号と乗算されて1次IF信号に変換される。ミキサ123で変換された1次IF信号は、ローパスフィルタ125を経てゲイン制御可能な可変ゲインアンプ126で増幅された後、アンプ127を経て、ミキサ128に供給され、ここで局発信号源129からの局発信号と乗算されて2次IF信号に変換される。
ミキサ128で変換された2次IF信号は、バンドバスフィルタ130を経て、A/Dコンバータ(A/D)131でデジタル信号に変換されて受信ベースバンド部部132に供給され、該受信ベースバンド部132においてIch,Qchのベースバンド信号に変換されて復調処理される。また、受信ベースバンド部部132は、A/D変換されて入力する2次IF信号のRSSIレベルを計測し、その計測値に基づいて制御部133からD/Aコンバータ(D/A)134を経て可変ゲインアンプ126にゲイン制御信号を送信して、可変ゲインアンプ126のゲインを制御し、これによりA/Dコンバータ131に入力する信号を適正なレベルに増幅するようにしている。
図10および図11に示したように、A/Dコンバータでデジタル信号に変換した受信信号に基づいて、A/Dコンバータに入力するアナログ信号を増幅する可変ゲインアンプのゲインを制御する自動利得制御技術は、従来種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−98343号公報
ところで、例えば、iBurst(登録商標)のようなTDMA/TDD方式を採用する無線システムにおける移動局の従来の受信装置においては、図10または図11に示したように、デジタル信号を処理する受信ベースバンド部において受信レベルを計測したら、その計測した受信レベルに基づいて、次の受信スロットにおける可変ゲインアンプのゲインを制御するようにしている。すなわち、順次の受信スロットにおいて、前の受信スロットで計測した受信レベルに基づいて、次の受信スロットにおける可変ゲインアンプのゲインを制御するようにしている。
このため、移動局が高速移動している場合には、受信レベルを計測した受信スロットの次の受信スロットまでに受信レベルが変動してしまう。したがって、次の受信スロットにおいて、直前の受信スロットで計測した受信レベルに基づいて可変ゲインアンプのゲインを制御しても、可変ゲインアンプの出力信号が、A/Dコンバータのダイナミックレンジから外れて、適正に復調できなくなるおそれがある。また、一つの受信スロット内では、可変ゲインアンプのゲインが同一の値に設定されるため、同一受信スロット内での受信レベル変動に対応することができない。
このように、従来の受信装置は、受信スロット間や受信スロット内で受信レベルが変動した場合には、その内容をフィードバックループに反映させることができないため、受信レベルの変動の周期が早くなり、受信スロット内での受信レベルの変動があった場合には、アナログ信号からデジタル信号への適切な信号変換処理を行うことができず、受信性能の劣化を招くおそれがある。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、移動局が高速移動する場合でも受信信号を適切に増幅してデジタル信号に変換して復調できる受信制御方法および受信装置を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に係る発明は、アンテナで受信された基地局からのアナログ信号を、可変ゲインアンプにより増幅した後、デジタル信号に変換して復調する移動局における受信制御方法であって、
前記デジタル信号に基づいて、前記基地局との伝搬路の変動に関する値を検出する伝搬路変動検出ステップと、
検出した前記値が所定の閾値以上である場合には、前記アナログ信号に基づく第1ゲイン制御信号により前記可変ゲインアンプのゲインを制御し、前記値が前記所定の閾値未満である場合には、前記デジタル信号に基づく第2ゲイン制御信号により前記可変ゲインアンプのゲインを制御する制御ステップと、
を含むことを特徴とするものである。
さらに、上記目的を達成する請求項2に係る発明は、アンテナで受信された基地局からのアナログ信号を、可変ゲインアンプにより増幅した後、デジタル信号に変換して復調する移動局における受信制御方法であって、
前記デジタル信号に基づいて、前記基地局との伝搬路の変動に関する値を検出する伝搬路変動検出ステップと、
前記アナログ信号に基づく第1ゲイン制御信号と、前記デジタル信号に基づく第2ゲイン制御信号とを、前記伝搬路変動検出ステップで検出した前記値に基づいて重み付けして加算し、その加算して得た第3ゲイン制御信号により前記可変ゲインアンプのゲインを制御する制御ステップと、
を含むことを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の受信制御方法において、
前記伝搬路変動検出ステップは、
前記基地局から送信される同報信号を受信する同報信号受信ステップと、
受信した同報信号の周波数の変動状態を示す値を把握する把握ステップとを含み、
該把握ステップで把握した値を、前記伝搬路の変動に関する値として検出する、ことを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の受信制御方法において、
前記同報信号受信ステップは、
前記同報信号のスロット長に対応する前記デジタル信号に基づいて前記同報信号の受信区間を特定し、該特定された受信区間で受信した前記デジタル信号を前記同報信号として取得する、ことを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項3または4に記載の受信制御方法において、
前記移動局は、前記基地局からマルチキャリアで送信されるアナログ信号を受信し、
前記同報信号受信ステップは、
前記マルチキャリアのうち、一つのキャリアにより送信される同報信号を受信する、ことを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の受信制御方法において、
前記制御ステップは、
前記デジタル信号のレベル変動を検出し、その検出したレベル変動に基づいて、前記アナログ信号に基づく前記可変ゲインアンプのゲイン制御ループの時定数を制御する、ことを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、請求項1に記載の受信制御方法において、
前記制御ステップは、
前記第1ゲイン制御信号により前記可変ゲインアンプのゲインを制御する間、前記第1ゲイン制御信号のレベル変動を検出し、その検出したレベル変動に基づいて該第1ゲイン制御信号を生成するゲイン制御ループの時定数を制御する、ことを特徴とするものである。
さらに、上記目的を達成する請求項8に係る発明は、アンテナで受信された基地局からのアナログ信号を、可変ゲインアンプにより増幅した後、デジタル信号に変換して復調する移動局における受信装置において、
前記デジタル信号に基づいて、前記基地局との伝搬路の変動に関する値を検出する伝搬路変動検出手段と、
前記アナログ信号に基づいて前記可変ゲインアンプのゲインを制御する第1ゲイン制御手段と、
前記デジタル信号に基づいて前記可変ゲインアンプのゲインを制御する第2ゲイン制御手段と、
前記伝搬路変動検出手段により検出した前記値が所定の閾値以上である場合には、前記第1ゲイン制御手段を選択し、前記値が前記所定の閾値未満である場合には、前記第2ゲイン制御手段を選択するゲイン制御切替手段と、
を備えることを特徴とするものである。
さらに、上記目的を達成する請求項9に係る発明は、アンテナで受信された基地局からのアナログ信号を、可変ゲインアンプにより増幅した後、デジタル信号に変換して復調する移動局における受信装置において、
前記デジタル信号に基づいて、前記基地局との伝搬路の変動に関する値を検出する伝搬路変動検出手段と、
前記アナログ信号に基づく第1ゲイン制御信号と、前記デジタル信号に基づく第2ゲイン制御信号とを、前記伝搬路変動検出手段で検出した前記値に基づいて重み付けして加算し、その加算して得た第3ゲイン制御信号により前記可変ゲインアンプのゲインを制御するゲイン制御手段と、
を備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、基地局との伝搬路の変動に関する値を検出し、その検出した値が所定の閾値以上である場合には、アナログ信号に基づく第1ゲイン制御信号により、所定の閾値未満である場合には、デジタル信号に基づく第2ゲイン制御信号により、可変ゲインアンプのゲインを制御するようにしたので、移動局が高速移動する場合でも、受信信号を適切に増幅してデジタル信号に変換して復調することが可能となる。また、本発明によれば、基地局との伝搬路の変動に関する値を検出し、その検出した値に基づいて、アナログ信号に基づく第1ゲイン制御信号と、デジタル信号に基づく第2ゲイン制御信号とを重み付けして加算して、可変ゲインアンプのゲインを制御するようにしたので、移動局が高速移動する場合でも、また、高速に速度変動する場合でも、受信信号をスムースにフィードバック制御でき、これにより受信信号を適切に増幅してデジタル信号に変換して復調することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本発明の第1実施の形態に係る移動局における受信装置の要部の構成を示すブロック図である。この受信装置は、図11に示した受信装置と同様に、スーパーへテロダイン方式のもので、アンテナ1からの入力信号は、バンドパスフィルタ2を経てアンプ3で増幅した後、ミキサ4に供給し、ここで局発信号源5からの局発信号とミキシングして1次IF信号に変換する。ミキサ4で変換された1次IF信号は、ローパスフィルタ6を経てゲイン制御可能な可変ゲインアンプ7で増幅した後、ミキサ8に供給し、ここで局発信号源9からの局発信号とミキシングして2次IF信号に変換する。
ミキサ8で変換された2次IF信号は、バンドバスフィルタ10を経て、A/Dコンバータ(A/D)11によりデジタル信号に変換して受信ベースバンド部(RXBB)12に供給し、該受信ベースバンド部12においてIch,Qchのベースバンド信号に変換して復調処理する。
本実施の形態では、バンドバスフィルタ10の出力をログアンプ(Log AMP)21で対数増幅してループフィルタ22に供給することにより、このループフィルタ22から、アナログ信号に基づいて可変ゲインアンプ7のゲインを制御する第1ゲイン制御信号を得る。したがって、ログアンプ21およびループフィルタ22は、第1ゲイン制御信号を生成する第1ゲイン制御手段を構成している。
また、図11の場合と同様に、受信ベースバンド部部12において、A/D変換されて入力する2次IF信号のRSSIレベルを計測し、その計測値に基づいて制御部(CONT)23からD/Aコンバータ(D/A)24を経て、デジタル信号に基づいて可変ゲインアンプ7のゲインを制御する第2ゲイン制御信号を得る。したがって、受信ベースバンド部部12、制御部23およびD/Aコンバータ24は、第2ゲイン制御信号を生成する第2ゲイン制御手段を構成している。
第1ゲイン制御信号および第2ゲイン制御信号は、スイッチ(SW)25に供給して、該スイッチ25によりいずれか一方を選択して可変ゲインアンプ7に供給し、これにより可変ゲインアンプ7のゲインをフィードバック制御して、A/Dコンバータ11に入力するアナログ信号を適正なレベルに増幅するようにする。
本実施の形態では、当該移動局と基地局との伝搬路の変動に関する値として、受信ベースバンド部12において、入力するデジタル信号に基づいて当該移動局の移動速度を推定し、その推定速度に基づいて制御部23からスイッチ25にループ切替信号を供給して、第1ゲイン制御信号または第2ゲイン制御信号を可変ゲインアンプ7に供給する。
すなわち、制御部23は、受信ベースバンド部12において推定された移動速度が、所定の閾値以上である場合には、アナログ信号に基づく第1ゲイン制御信号を選択し、移動速度が所定の閾値未満である場合には、デジタル信号に基づく第2ゲイン制御信号を選択するループ切替信号をスイッチ25に供給する。したがって、制御部23およびスイッチ25は、ゲイン制御切替手段を構成している。なお、本実施の形態において、スイッチ25は、デフォルトでは、第2ゲイン制御信号を選択するものとする。
また、制御部23は、推定された移動速度に基づいて、第1ゲイン制御信号を生成するループフィルタ22に時定数制御信号を供給して時定数を制御する。すなわち、移動速度が速い場合には、フィードバックループが速く収束するため、時定数を小さく設定し、推定速度が比較的遅い場合には、時定数を大きく設定して、フィードバックループを安定に制御する。
さらに、制御部23は、当該移動局が基地局との間で適応変調方式を採用して通信を行っている場合には、変調方式に応じてループフィルタ22に時定数制御信号を供給して時定数を制御することにより、各変調方式で安定した受信性能を確保する。具体的には、QAM等の振幅変調方式を適用している場合には、QPSKやFSK等の位相変調や周波数変調方式を適用した場合と比較して振幅変動が大きいため、時定数を大きく設定して積分時間を長くすることにより、基地局からの信号を安定に受信できるようにする。
次に、受信ベースバンド部12による移動局の移動速度の推定方法について説明する。本実施の形態の移動局は、基地局との間で、初期設定のための同期フェーズと、データ通信を行う通信フェーズとを有する通信シーケンスにより通信を行う。すなわち、移動局は、同期フェーズにおいて、通信を開始する前に、基地局からの信号を受信して、基地局と周波数および時間の同期をとり、基地局が要求する周波数および時間でバースト通信路を確定し、その後、通信フェーズに移行して、データの通信を開始する。
ここで、同期フェーズにおいては、一般に、基地局からブロードバンドチャネル(同報信号)を、前もって決められている周波数のトーン信号(F burst)で送信する。移動局では、受信したトーン信号の周波数を検知して、移動局自身が保有するローカル周波数の周波数を調整することにより、基地局側と周波数およびフレームタイミングを同期させる。本実施の形態は、この周波数同期を行うための回路を利用して、移動局自身の移動速度を推定する。
図2は、図1に示す受信ベースバンド部12の要部の構成を示す機能ブロック図である。受信ベースバンド部12は、A/Dコンバータ11でデジタル信号に変換された受信信号を、ミキサ31I,31Qに供給し、ここで数値制御発振器(NCO:Numerically Controlled Oscillator)32I,32Qからのデジタルのコサイン波およびサイン波の局発信号とそれぞれ乗算して、IchおよびQchの2系統の信号を得る。
ミキサ31I,31Qから得られたIch,Qchの信号は、CIC(Cascade Integration-Comb)フィルタ33I,33Qによりデシメーションした後、SRRC(Squire Root Raised Cosin)フィルタ34I,34Qにより帯域制限して、周波数同期回路(f search)35および時間同期回路(Time recovery)36に供給することにより、同期フェーズにおいては、周波数同期回路35から周波数情報を得、通信フェーズにおいては、時間同期回路36から受信データを得る。
本実施の形態は、同期フェーズにおいて、周波数同期回路35から周波数情報とともに、当該移動局の推定移動速度を示す速度推定情報を得る。
このため、周波数同期回路35には、図3に要部の機能ブロック図を示すように、CICフィルタ41、スライディングウインドウRSSI(SWRSSI)42、スライディングウインドウDFT(SWDFT)43、および周波数検出回路44を有する一般的な構成の他に、伝搬路変動検出手段である速度推定回路45を設ける。
図3において、図2に示したSRRCフィルタ34I,34Qからの信号は、CICフィルタ41でデシメーションして有効帯域を低下した後、SWRSSI42およびSWDFT43に供給する。SWRSSI42は、スライディングウインドウで取り込まれた入力信号のRSSIレベルを、F burstのスロット長で移動平均することにより、F burstの受信タイミング(受信区間)を検出し、その検出したF burstの受信タイミングを、周波数検出回路44および速度推定回路45に供給する。また、SWDFT43は、入力信号に対してスライディングウインドウDFT(Discrete Fourier Transform:離散フーリエ変換)処理を実施して、入力信号の周波数成分を検出して、周波数検出回路44および速度推定回路45に供給する。
周波数検出回路44は、SWRSSI42で検出されたF burstの受信タイミングにおいて、SWDFT43で検出された入力信号の周波数成分に基づいて、F burstの周波数を検出して周波数情報を出力する。また、速度推定回路45は、SWRSSI42で検出されたF burstの受信タイミングにおいて、SWDFT43で検出された入力信号の周波数成分に基づいて、当該移動局の移動速度を推定して速度推定情報を出力する。
ここで、同期フェーズにおいて、SWDFT43で検出されるF burst信号の周波数成分は、当該移動局の移動速度が遅い場合には、フェージング周波数が低いので、図4(a)に示すように、周波数変動は小さい。しかし、移動局が高速移動した場合には、フェージング周波数が高くなるため、図4(b)に示すように、周波数変動は大きくなる。なお、図4(a)は、フェージング周波数(Fm)が100Hzの場合のSWDFT43の出力信号波形を示しており、図4(b)は、Fmが1kHzの場合のSWDFT43の出力信号波形を示している。
したがって、速度推定回路45において、F burst受信区間におけるSWDFT43の出力信号の周波数変動を観測することにより、フェージング周波数が高い場合には、移動速度が大きいと推定し、フェージング周波数が低い場合には、移動速度が小さいと推定することが可能となる。なお、SWDFT43は、入力信号がない場合には雑音の周波数成分を検出するため、速度推定回路45は、上述したように、SWRSSI42からのF burstの受信タイミング(受信区間)におけるSWDFT43の出力に基づいて移動速度を推定する。
図5は、本実施の形態に係る受信装置の概略動作を示すフローチャートである。本実施の形態は、同期フェーズにおいて、まず、基地局からのF burst信号を受信し(ステップS1)、その受信信号に基づいて受信ベースバンド部(RXBB)12の周波数同期回路(f search)35により、当該移動局の速度推定を行って速度推定情報を取得する(ステップS2)。なお、F burst信号は、基地局から定期的に送信されるので、好ましくは、基地局との周波数同期が確立している場合においても、F burst信号を受信して移動速度を検出する。
受信ベースバンド部12で取得した速度推定情報は、制御部(CONT)23に供給し、ここで推定速度が所定の閾値以上(高速)であるか否かを判定する(ステップS3)。その結果、所定の閾値未満(低速)の場合には、スイッチ25によりデフォルトであるデジタルフィードバック(デジタルFB)を選択して(ステップS4)、デジタル信号に基づく第2ゲイン制御信号により可変ゲインアンプ7のゲインを制御し、これにより、その後に通信フェーズで受信した通信バースト(burst)を増幅する(ステップS5)。
これに対し、速度推定情報が、所定の閾値以上(高速)の場合には、スイッチ25によりアナログフィードバック(アナログFB)を選択する(ステップS6)。また、この際、ループフィルタ22の時定数を、速度推定情報に応じて推定速度が高速になるほど小さくなるように段階的に設定するとともに、適応変調方式を採用している場合には、振幅変調方式では位相変調や周波数変調方式と比較して時定数を大きく設定する(ステップS7)。これにより、バンドパスフィルタ10の出力であるアナログ信号に基づく第1ゲイン制御信号により可変ゲインアンプ7のゲインを制御して、その後の通信フェーズで受信した通信バーストを増幅する(ステップS8)。
以上のように、本実施の形態では、受信信号のA/D変換後のデジタル信号に基づくデジタルフィードバックループに加えて、受信信号のA/D変換前のアナログ信号に基づくアナログフィードバックループを設け、移動局において移動速度を推定して、推定した移動速度が所定の閾値以上の場合には、時定数の小さいアナログフィードバックループに切り替えるとともに、その時定数を移動速度に応じて設定するようにしたので、移動速度に応じて最良の性能を確保することが可能となる。また、受信レベルを検出する際に、一定の積分時間である場合には、変調方式によって検出レベルの精度が異なるため、適応変調方式を採用する場合には、変調方式によってアナログフィードバックループの時定数を切り替えるようにしたので、変調方式が異なっても、同一の検出レベル精度を確保することが可能となる。さらに、移動局の移動速度は、本来、移動局に設けられている周波数同期回路を利用して、F burst信号(同報信号)の変動(フェージング周波数)に基づいて検出するようにしたので、最小限のハード回路追加で移動速度を推定することができる。
(第2実施の形態)
本発明の第2実施の形態は、第1実施の形態において、アナログフィードバックループの第1ゲイン制御信号により可変ゲインアンプ7のゲインを制御する場合に、通信フェーズにおいても、ループフィルタ22の時定数を、受信レベルの変動に応じて制御する。
このため、図6にフローチャートを示すように、同期フェーズにおいてアナログフィードバック(アナログFB)が選択された後、通信フェーズで通信バーストを受信したら(ステップS8)、受信ベースバンド部12において、例えば、通信バーストのヘッドおよびテールに付加されたトレーニングシンボル区間のA/D変換された受信レベルをモニタして、通信チャネルのスロットの前後におけるレベル変動を検出する(ステップS9)。その後、検出したレベル変動量と所定の閾値とを制御部23において比較して(ステップS10)、変動量が閾値よりも少なければ、ループフィルタ22の時定数を上げて(ステップS11)、ループの安定を図り、変動量が大きければ、ループフィルタ22の時定数を下げて(ステップS12)、高速なレベル変動に対応する。その他の構成および動作は、第1実施の形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
このように、本実施の形態では、アナログフィードバックループによるゲイン制御では、通信フェーズにおいても、通信バーストの受信レベル変動に応じて、ループフィルタ22の時定数を制御するようにしたので、受信スロット内での受信レベル変動に、より適切に対応することができる。したがって、受信信号を、より適切に増幅してA/D変換することができる。
(第3実施の形態)
図7は、本発明の第3実施の形態に係る移動局における受信装置の要部の構成を示すブロック図である。この受信装置は、図1に示した構成において、マルチキャリアに対応する受信ベースバンド部(RXBB)、ここでは、4つのキャリアに対応する4つの受信ベースバンド部12−1〜12−4を有する。なお、図7において、図1と同様の構成要素には同一参照符号を付してその説明を省略する。
図7において、基地局からマルチキャリアで送信されるアナログ信号は、第1実施の形態と同様に、アンテナ1で受信してミキサ4で1次IF信号に変換した後、可変ゲインアンプ7で増幅してからミキサ8で2次IF信号に変換して、A/Dコンバータ11でデジタル信号に変換する。A/Dコンバータ11でデジタル信号に変換された受信信号は、キャリア毎の受信ベースバンド部12−1〜12−4に供給し、ここでベースバンド信号に変換して復調処理することにより、受信データ1〜4を得る。
本実施の形態では、1つのキャリアに対応する受信ベースバンド部12−4により、基地局から定期的に送信される周波数同期用のF burst信号を受信し、他の受信ベースバンド部12−1〜12−3では、F burst受信チャネルと異なる通信チャネルを受信する。
このようにして、受信ベースバンド部12−4で受信したF burst信号に基づいて、第1実施の形態または第2実施の形態と同様にして、当該移動局の移動速度を推定し、その推定移動速度と所定の閾値との比較に基づいて、デジタルフィードバックループまたはアナログフィードバックループを選択して、可変ゲインアンプ7のゲインを制御する。
本実施の形態によれば、マルチキャリアに対応する受信装置において、F burst信号を、1つの受信ベースバンド部で受信し、その他の受信ベースバンド部ではF burst受信チャネルと異なる通信チャネルを受信するようにして、F burst信号に基づいて、第1実施の形態または第2実施の形態と同様にして、当該移動局の移動速度を推定して、可変ゲインアンプ7のゲインを制御するようにしたので、マルチキャリアの通信スロットを効率的に使用しながら、各キャリアの受信信号を適切にデジタル信号に変換して復調することが可能となる。
(第4実施の形態)
図8は、本発明の第4実施の形態に係る移動局における受信装置の要部の構成を示すブロック図である。この受信装置は、第1実施の形態において、アナログフィードバックループの第1ゲイン制御信号により可変ゲインアンプ7のゲインを制御する場合に、可変ゲインアンプ7に入力される第1ゲイン制御信号を制御部23でモニタし、その第1ゲイン制御信号のレベル変動に基づいてループフィルタ22時定数を、変動が大きい場合には小さく、変動が小さい場合には大きくするように制御するようにしたものである。その他の構成および動作は、第1実施の形態と同様である。
したがって、本実施の形態によれば、第2実施の形態の場合と同様に、受信スロット内での受信レベル変動に、より適切に対応することができるので、受信信号を、より適切に増幅してA/D変換することができる。
(第5実施の形態)
図9は、本発明の第5実施の形態に係る移動局における受信装置の要部の構成を示すブロック図である。この受信装置は、図1に示した構成において、アナログフィードバックループとデジタルフィードバックループとを切り替えるスイッチ25に代えて、重み付け加算回路51を設け、該重み付け加算回路51により、アナログフィードバックループの第1ゲイン制御信号とデジタルフィードバックループの第2ゲイン制御信号とを、制御部23による制御のもとに、当該移動局の移動速度に応じて重み付けして加算して、その加算して得た第3ゲイン制御信号により可変ゲインアンプのゲインを制御するようにしたものである。したがって、本実施の形態は、上述した第1ゲイン制御手段および第2ゲイン制御手段と、重み付け加算回路51とを含んでゲイン制御手段を構成している。
ここで、重み付け加算回路51は、アナログフィードバックループの第1ゲイン制御信号をSa、該Saに乗算する重み係数をaとし、デジタルフィードバックループの第2ゲイン制御信号をSb、該Sbに乗算する重み係数をbとして、H=a・Sa+b・Sb、を演算して第3ゲイン制御信号Hを得る。また、重み係数a、bは、受信ベースバンド部12で推定された移動速度に基づいて、移動速度が遅い場合には、係数bを大きくして、係数aを小さくし、逆に、移動速度が速い場合には、係数aを大きくして、係数bを小さくするように、制御部23により制御する。その他の構成および動作は、第1実施の形態と同様である。
このように、本実施の形態では、アナログフィードバックループの第1ゲイン制御信号とデジタルフィードバックループの第2ゲイン制御信号とを、当該移動局の移動速度に応じて重み付けして加算して、その加算して得た第3ゲイン制御信号により可変ゲインアンプのゲインを制御するようにしたので、移動局の高速移動や高速な速度変動に対して、受信信号をスムースにフィードバック制御することができる。したがって、受信信号を、より適切に増幅してA/D変換することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、図7に示した第3実施の形態と、図8に示した第4実施の形態や、図9に示した第5実施の形態とを組み合わせることもできる。また、上述した各実施の形態は、スーパーへテロダイン方式により受信信号を復調するようにしたが、本発明はダイレクトコンバージョン方式により受信信号を復調する場合にも有効に適用することができる。
本発明の第1実施の形態に係る受信装置の要部の構成を示すブロック図である。 図1に示す受信ベースバンド部の要部の構成を示す機能ブロック図である。 図2に示す周波数同期回路の要部の構成を示す機能ブロック図である。 図3に示すSWDFTの出力信号波形を示す図である。 第1実施の形態に係る受信装置の概略動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施の形態に係る受信装置の概略動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施の形態に係る受信装置の要部の構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施の形態に係る受信装置の要部の構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施の形態に係る受信装置の要部の構成を示すブロック図である。 ダイレクトコンバーション方式の従来の受信装置の要部の構成を示すブロック図である。 スーパーへテロダイン方式の従来の受信装置の要部の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 アンテナ
2 バンドパスフィルタ
3 アンプ
4,8 ミキサ
5,9 局発信号源
6 ローパスフィルタ
7 可変ゲインアンプ
10 バンドバスフィルタ
11 A/Dコンバータ(A/D)
12,12−1〜12−4 受信ベースバンド部(RXBB)
21 ログアンプ(Log AMP)
22 ループフィルタ
23 制御部(CONT)
24 D/Aコンバータ(D/A)
25 スイッチ(SW)
31I,31Q ミキサ
32I,32Q 数値制御発振器(NCO)
33I,33Q CICフィルタ
34I,34Q SRRCフィルタ
35 周波数同期回路(f search)
36 時間同期回路(Time recovery)
41 CICフィルタ
42 スライディングウインドウRSSI(SWRSSI)
43 スライディングウインドウDFT(SWDFT)
44 周波数検出回路
45 速度推定回路
51 重み付け加算回路

Claims (9)

  1. アンテナで受信された基地局からのアナログ信号を、可変ゲインアンプにより増幅した後、デジタル信号に変換して復調する移動局における受信制御方法であって、
    前記デジタル信号に基づいて、前記基地局との伝搬路の変動に関する値を検出する伝搬路変動検出ステップと、
    検出した前記値が所定の閾値以上である場合には、前記アナログ信号に基づく第1ゲイン制御信号により前記可変ゲインアンプのゲインを制御し、前記値が前記所定の閾値未満である場合には、前記デジタル信号に基づく第2ゲイン制御信号により前記可変ゲインアンプのゲインを制御する制御ステップと、
    を含むことを特徴とする受信制御方法。
  2. アンテナで受信された基地局からのアナログ信号を、可変ゲインアンプにより増幅した後、デジタル信号に変換して復調する移動局における受信制御方法であって、
    前記デジタル信号に基づいて、前記基地局との伝搬路の変動に関する値を検出する伝搬路変動検出ステップと、
    前記アナログ信号に基づく第1ゲイン制御信号と、前記デジタル信号に基づく第2ゲイン制御信号とを、前記伝搬路変動検出ステップで検出した前記値に基づいて重み付けして加算し、その加算して得た第3ゲイン制御信号により前記可変ゲインアンプのゲインを制御する制御ステップと、
    を含むことを特徴とする受信制御方法。
  3. 前記伝搬路変動検出ステップは、
    前記基地局から送信される同報信号を受信する同報信号受信ステップと、
    受信した同報信号の周波数の変動状態を示す値を把握する把握ステップとを含み、
    該把握ステップで把握した値を、前記伝搬路の変動に関する値として検出する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の受信制御方法。
  4. 前記同報信号受信ステップは、
    前記同報信号のスロット長に対応する前記デジタル信号に基づいて前記同報信号の受信区間を特定し、該特定された受信区間で受信した前記デジタル信号を前記同報信号として取得する、ことを特徴とする請求項3に記載の受信制御方法。
  5. 前記移動局は、前記基地局からマルチキャリアで送信されるアナログ信号を受信し、
    前記同報信号受信ステップは、
    前記マルチキャリアのうち、一つのキャリアにより送信される同報信号を受信する、ことを特徴とする請求項3または4に記載の受信制御方法。
  6. 前記制御ステップは、
    前記デジタル信号のレベル変動を検出し、その検出したレベル変動に基づいて、前記アナログ信号に基づく前記可変ゲインアンプのゲイン制御ループの時定数を制御する、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の受信制御方法。
  7. 前記制御ステップは、
    前記第1ゲイン制御信号により前記可変ゲインアンプのゲインを制御する間、前記第1ゲイン制御信号のレベル変動を検出し、その検出したレベル変動に基づいて該第1ゲイン制御信号を生成するゲイン制御ループの時定数を制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の受信制御方法。
  8. アンテナで受信された基地局からのアナログ信号を、可変ゲインアンプにより増幅した後、デジタル信号に変換して復調する移動局における受信装置において、
    前記デジタル信号に基づいて、前記基地局との伝搬路の変動に関する値を検出する伝搬路変動検出手段と、
    前記アナログ信号に基づいて前記可変ゲインアンプのゲインを制御する第1ゲイン制御手段と、
    前記デジタル信号に基づいて前記可変ゲインアンプのゲインを制御する第2ゲイン制御手段と、
    前記伝搬路変動検出手段により検出した前記値が所定の閾値以上である場合には、前記第1ゲイン制御手段を選択し、前記値が前記所定の閾値未満である場合には、前記第2ゲイン制御手段を選択するゲイン制御切替手段と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  9. アンテナで受信された基地局からのアナログ信号を、可変ゲインアンプにより増幅した後、デジタル信号に変換して復調する移動局における受信装置において、
    前記デジタル信号に基づいて、前記基地局との伝搬路の変動に関する値を検出する伝搬路変動検出手段と、
    前記アナログ信号に基づく第1ゲイン制御信号と、前記デジタル信号に基づく第2ゲイン制御信号とを、前記伝搬路変動検出手段で検出した前記値に基づいて重み付けして加算し、その加算して得た第3ゲイン制御信号により前記可変ゲインアンプのゲインを制御するゲイン制御手段と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
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