JP2009081047A - 白熱電球および照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィラメント断線時アウターリード線部における放電の生起を確実に防ぐことができるとともにこの放電防止手段を容易に、かつ、経済的に設けることのできる白熱電球およびこの白熱電球を用いた照明器具を提供することを目的とする。
【解決手段】端部に封止部11が設けられたガラスバルブ1と、このバルブ1の内部に封装され一対のインナーリード線3a,3bに継線したコイル状フィラメント4および不活性ガスと、上記インナーリード線3a,3bに電気的に接続され封止部11外に延出した少なくとも一方の線がヒューズ作用を有するアウターリード線5a,5bと、開口部61を有しこの開口部61から挿入された上記バルブ1の封止部11が接着剤7を介し接合されアウターリード線5a,5bを内包する口金6と、アウターリード線5a,5bを覆うように口金6内に充填された電気絶縁性の発泡剤8とを備えた白熱電球L1およびこの白熱電球L1を用いた照明器具9である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コイル状フィラメントの断線時にアークが継続するのを防止した白熱電球およびこの白熱電球を用いた照明器具に関する。
白熱電球は、ガラスバルブ内に発光源として高融点金属のタングステン線をコイル状に巻回したフィラメントが設けられている。
そして、白熱電球は所定の寿命に達したり、強い衝撃を受けた場合にコイル状フィラメントが断線して点灯しなくなる。この断線が通電時の場合、断線した個所がフィラメントの中間部やフィラメント端部とインナーリード線との間などの電圧が印加されている断線端部間において瞬時に放電などが起って過電流が流れ、通常はヒューズを兼ねるアウターリード線が溶融飛散してフィラメントへの通電が停止し電球は不点となる。
しかし、この通電時にフィラメントの断線が起きた際、極めて稀ではあるがアウターリード線を兼ねる溶融したヒューズ線材の金属蒸気が、内容積が小さくほぼ密閉状態にある口金内において充満して、反対の電位がかかる他方のアウターリード線と短絡現象を起すことがある。
この短絡はヒューズ線材を用いていない他方のアウターリード線をも溶融して放電をさらに大きくしたり継続させたりして、口金の金属シェル部を溶融してシェルに穴をあけたり、甚だしいときには口金が装着されたソケットの受け金具まで溶融して電球の交換ができず照明器具のソケットまで交換を要することがあった。また、ガラスステム管を用いている電球では、アウターリード線を封着しているステム管に溶融したリード線材が飛び散り熱的衝撃によりステム管を破壊してしまうなどのこともあった。
さらに、上記現象は電球を交流ではなく一定方向に電流が流れる直流で点灯するときに発生が顕著であり、非常用の照明装置などバッテリーを電源とする場合に早期に電池容量の低下を招いたり電源装置を損傷するなどの問題がある。
そして、このアウターリード線間の短絡を防止する手段として、アウターリード線間の間隔を拡げることやアウターリード線を絶縁チューブで被覆するなどのことが考えられる。
しかし、前者のアウターリード線間の間隔を拡げることは、電球の大形化を来たし、また、後者の絶縁を施すことは、細径であるとともにヒューズ線など柔らかいものであるため被覆に非常に手間を要し生産性がよいものではなかった。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、フィラメント断線時アウターリード線部における放電の生起を確実に防ぐことができるとともにこの放電防止手段を容易に、かつ、経済的に設けることのできる白熱電球およびこの白熱電球を用いた照明器具を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の白熱電球は、端部に封止部が設けられたガラスバルブと、このバルブの内部に封装され一対のインナーリード線に継線したコイル状フィラメントおよび不活性ガスと、上記インナーリード線に電気的に接続され封止部外に延出した少なくとも一方の線がヒューズ作用を有するアウターリード線と、開口部を有しこの開口部から挿入された上記バルブの封止部が接着剤を介し接合されアウターリード線を内包する口金と、アウターリード線を覆うように口金内に充填された電気絶縁性の発泡剤とを具備していることを特徴とする。
本発明によれば、点灯中に寿命に達したコイル状のフィラメントが断線し、同時にアウターリード線のヒューズ線が溶断してその金属蒸気が口金内に飛散しても、ヒューズ線などの一対のアウターリード線の露出した外面部分を含む口金内には電気絶縁性の発泡剤が充填されているので、口金内の異電位間におけるアーク放電などによる短絡の発生を確実に抑制できる。
本発明の請求項2に記載の白熱電球は、口金内の開口部側には接着剤が、空間部内には発泡剤がそれぞれ充填されていることを特徴とする。
口金内に配設されたバルブの封止部、接着剤部およびアウターリード線を除くほぼ全域の空間部内には発泡剤が充填されていて、溶断した金属蒸気の口金内での拡散を阻止できる。また、バルブと口金との接合は接合専用の接着剤で行い、発泡剤は接着とは全く別の材料を用いているので、口金の接合強度の低下はない。
本発明の請求項3に記載の白熱電球は、口金がセラミックからなり、口金内部に連通する透孔が形成されていることを特徴とする。
バルブと口金との接合が終わった後、透孔を通じて粉末状の未発泡の発泡剤を口金内部に注入して作業を行うことが可能な、形成作業を容易にすることができる。
本発明の請求項4に記載の照明器具は、器具本体と、この器具本体に設けられたソケットと、このソケットに装着された請求項1ないし3のいずれか一記載の白熱電球とを具備していることを特徴とする。
ソケットに口金が装着された白熱電球が点灯中に寿命に達してコイル状のフィラメントが断線し、同時にアウターリード線のヒューズ線が溶断しても、口金内にはアーク放電などによる短絡が発生せず、口金やソケットなどを損傷から防ぐことができる。
本発明の請求項5に記載の照明器具は、白熱電球を装着したソケットが、直流電源に接続されていることを特徴とする。
本発明は直流点灯される非常灯用装置などにおいて好適する。すなわち、バッテリーなどの直流電源装置が用いられる器具において、寿命末期に電球の口金内にて起る異常放電(高電流)が持続されると、バッテリーなどの電源装置に早期に容量低下や故障を招き、また、他の照明器具や電気機器などと共用している場合は、他機器への影響も生じていたがこれを解消することができる。
請求項1記載の発明によれば、ヒューズ線などのアウターリード線の露出した外面部分を含む口金内には電気絶縁性の発泡剤が充填されているので、口金内の異電位間におけるアーク放電などによる短絡の発生を確実に抑制して、口金シェル部の破損などの不具合の発生防止がはかれる、製造が容易で安全性の向上した白熱電球を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、口金内のほぼ全域の空間部内には発泡剤が充填されていて、溶断した金属蒸気の口金内での拡散を阻止できる。また、バルブと口金との接合は接合専用の接着剤で行い、発泡剤は接着とは全く別の材料を用いているので、口金の接合強度の低下はない。
請求項3記載の発明によれば、バルブと口金との接合が終わった後、透孔を通じて粉末状の未発泡の発泡剤を口金内に注入する、製造が容易で安全性の向上した白熱電球を提供することができる。
請求項4記載の発明によれば、上記請求項1ないし3に記載の効果を奏する白熱電球を備えているので、口金やソケット受金などの損傷が防げる照明器具を提供することができる。
請求項5記載の発明によれば、バッテリーなどの直流電源装置が用いられる器具において、バッテリーなどの電源装置に早期に容量低下や故障を招いたり、他の照明器具や電気機器などと共用している場合に他機器への影響を低減がはかれる照明器具を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態を示す白熱電球の一部を切欠して示す正面断面図である。
図においてL1はハロゲン電球で、図中、1は石英ガラス管からなる透光性のバルブ、このバルブ1の一方の端部には横断面が略長方形状の圧潰封止部11が形成されこの封止部11内には一対のモリブデン箔からなる封止部材2a,2bが気密封止されている。なお、12はバルブ1の他方の端部に形成された排気管部である。
このバルブ1内には封止部材2a、2bに一端側を接続したモリブデン線からなるインナーリード線3a,3bが延在していて、他端側の先端部にタングステン線をコイル状(ここでは二重コイル状)に巻回したフィラメント4端部の足部が溶接、フックや巻き付け継線などの手段で接続されている。なお、図中31は両インナーリード線3a,3bを支持するガラスなどの電気絶縁性の材料で形成したビード、32はこのビード31に一端を植設し他端側で上記フィラメント4の中間部を支承するモリブデン線などで形成したアンカである。
また、このバルブ1内にはアルゴン(Ar)などの不活性ガスと微量のハロゲン(I、Br、Clなど)有機化合物との混合ガスが所定圧封入されている。
また、上記封止部材2a,2bの他端側にはモリブデン線などからなる一対のアウターリード線5a,5bが接続されバルブ1外へと導出している。この一対のアウターリード線5a,5bの一方のリード線5aはモリブデン線からなる第1のアウター部材51とコンスタンタンやモネルメタルなどからなるヒューズ作用を呈する第2のアウター部材(ヒューズ線)52とを直列して溶接したものからなる。また、他方のリード線5bはモリブデン線からなる第1のアウター部材53とニッケル線などからなる第2のアウター部材54とを直列して溶接したものからなる。
6はバルブ1の端部に接合された例えばE11形の有底筒状の口金であって、アルミナなどの耐熱性のセラミックスで形成した筒状の筐体6a、この筐体6aに固定された導電性の金属で成形したシェル6bおよびこのシェル6bの底部端子を形成するアイレット6cからなる。
そして、この口金6は、筐体6aの開口部61にシリコン系などの耐熱性の接着剤7を介して上記バルブ1端部の封止部11に接合させているとともに、一方のアウターリード線5aの第2のアウター部材52を筐体6aに形成した透孔62を通しシェル6bの壁面に、また、他方のリード線5bは第2のアウター部材54をアイレット6cにそれぞれ溶接やろう付けなどの手段で接合して電気的接続をしている。
また、8は口金6の筐体6a内およびシェル6b内の封止部11、接着剤7、アウターリード線5a,5bの存在部分を除く空間部に充填されたジニトロソペンタメチレンテトラミン(DPT)からなる電気絶縁性の発泡剤である。
つぎに、このハロゲン電球L1の組立て手順(製造方法)について説明する。なお、この組立て手順の一部が前後することは構わない。まず、バルブ1の封止および排気作業が終了した、内部に一対のインナーリード線3a,3bに継線したコイル状フィラメント4および不活性ガスを封装するとともに端部に形成された封止部11から少なくとも一方がヒューズ線からなる一対のアウターリード線5a,5bを延出した封止済み電球を用意する。
この電球のバルブ1の封止部11を口金6の筐体6aの開口部61内に挿入配置させるとともに一方のアウターリード線5aの第2のアウター部材52を筐体6aに形成した透孔62を通し、また、他方のリード線5bは第2のアウター部材54をアイレット6cに通す。(なお、このとき完成電球の規格(電球全長やフィラメント位置など)に適合するよう封止済み電球と口金6との相対位置を合わせておく。)
ついで、封止部11と口金6筐体6aの開口部61との間の間隙(空間部)内にシリコン系などの耐熱性の接着剤7を充填し、口金6を周囲から加熱して(約200℃−約10分)接着剤7を固化して両者を接合する。
つぎに、口金6筐体6aの透孔62を通した第2のアウター部材52の先端部をシェル6bの外壁面に、また、アイレット6cを通した第2のアウター部材54をアイレット6cにそれぞれ溶接やろう付けなどの手段で電気的な接続をする。
つぎに、平均粒径が約70μ程度の粉末状のジニトロソペンタメチレンテトラミン(DPT)を、口金6筐体6aの透孔62を通し筐体6aおよびシェル6bが形成する空間内容積の約1/6〜1/8の容量を注入する。この注入量は未発泡の発泡剤の膨脹量を予め計測しておき透孔62などから膨出しないよう調整しておく。
この後、口金6を周囲から加熱して(約200℃−約1分)ジニトロソペンタメチレンテトラミン(DPT)を発泡させることにより筐体6aおよびシェル6bが形成する封止部11、接着剤7およびアウターリード線5a,5bを除く空間部内のほぼ全域に発泡剤8を充満させてハロゲン電球L1が完成される。
そして、上記のように形成されたハロゲン電球L1は、E形の口金6に対応するソケットに装着して点灯され、点灯経過とともにコイル状フィラメント4が損耗などして断線したとき、通常は同時にアウターリード線5a,5bを兼ねるヒューズ線52が同時に溶断して不点となる。
しかし、上述したように、万一、ヒューズ線52が溶断してその金属蒸気が飛散する現象が生じようとしても、本発明によれば、口金6内に内包されたヒューズ線52などの一対のアウターリード線5a,5bの露出した外面部分を含む口金6筐体6a内には電気絶縁性の発泡剤8が充填されているので、口金6内の異電位間におけるアーク放電などによる短絡の発生を確実に抑制できる。
また、本発明によればセラミックからなる口金6の筐体6aに形成した透孔62から粉末状の発泡前の発泡剤を所定量注入して作業を行うことができるので、形成作業が容易で生産性を向上できる。この透孔62はアウターリード線5aと兼用のもので説明したが、それぞれ専用の透孔であってもよい。
したがって、本発明によれば電球L1の寿命末期におけるフィラメント4断線時において、口金6内に内包されたリード線5a,5b間などにおいて発生する異常放電などを確実に抑制して口金6シェル6b部の破損などの不具合の発生防止がはかれる、製造が容易で安全性の向上したハロゲン電球L1を提供することができる。
そして、上記実施の形態に示すハロゲン電球L1は、例えば図2に示すダウンライトなどの照明器具9の光源として用いられる。この図2は照明器具9の説明図で、図において91は器具本体、92はこの本体91内に設けられたE形などの口金6に対応するソケット、93は反射体で、上記ソケット92にハロゲン電球L1の口金6が装着される。
このように本発明に関わるハロゲン電球L1は、高い発光特性が得られるとともに口金6内におけるアーク放電などによる短絡の発生を抑制できるので、器具9のソケット92を損傷する虞がない安全性の高い照明器具9を提供することができる。
また、本発明は直流点灯される非常灯用装置などにおいて好適する。すなわち、バッテリーなどの直流電源装置が用いられる器具において、寿命末期に電球L1の口金6内にて起る異常放電(高電流)が持続されると、バッテリーなどの電源装置に早期に容量低下や故障を招き、また、他の照明器具や電気機器などと共用している場合は、他機器への影響も生じていたがこれを解消して、高い安全性を有する器具などを提供することができる。
図3は本発明の白熱電球の他の実施の形態を示す。図3は白熱電球L2の一部を切欠して示す一部断面正面図であって、図中、図1と同一部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
この白熱電球L2は、非常灯用などに用いられるもので、軟質ガラスからなるS形バルブ1端部に一対のインナーリード線3a、3bを封着したステム管45が封着され、このインナーリード線3a、3bにコイル状のフィラメント4が継線されている。また、バルブ1内にはアルゴン(Ar)などの不活性ガスが封装され、バルブ1端部の封止部11を覆い、また、アウターリード線5cを内包するようにしてE形の口金6が接着剤7を介し接合されている。
また、口金6は金属製のシェル6bおよびアイレット6cからなるE形をなし、このシェル6b内およびステム管45内には、上述した材料からなる発泡剤8が充満されている。
この電球L2の場合の、発泡剤8の充填は粉末状の未発泡の発泡剤をプレスなどでリング状に押し固め成形し、この部材を口金6付け時に口金6内の封止部11やステム7と対応する位置に配設しておき、開口部61内に付着した接着剤7を加熱固化する際に同時に加熱して発泡充満させてある。
この白熱電球L2の場合も、寿命末期におけるフィラメント4の断線時において、アウターリード線5a、5bの溶断時に、万一、アーク放電が生起しかかっても、上記実施の形態と同様に発泡剤8が消弧作用をして電球L2の安全を確保する効果を奏することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に示す白熱電球L1、L2に限るものではない。例えばガラスバルブは硬質、軟質の材料からなるものに限らず、セラミックスからなる材料で形成されたバルブも含むもので、要するに本発明は可視光や紫外線を透過する材料で形成されたバルブを包含するもので、その形状も問わない。
また、バルブ端部に形成される封止部は、圧潰封止部、フレアステムを用いた焼き落としや衝合封止などであってもよい。
また、本発明でいう有底筒状の口金は、アルミナなどの耐熱性のセラミックスで形成した筒状の筐体、この筐体に固定された導電性金属からなるシェルおよびこのシェルの底部端子を形成するアイレットの三者の部品からなるもの、導電性金属で成形したシェルおよびアイレットの二者の部品からなるものなどその構成部品点数は問わないし、シェルが筐体を兼ねるものであってもよく、この場合は、シェルに発泡剤注入用の透孔が設けられていてもよい。また、口金の形式はE形(捻じ込み形)、Ba形やP形など(差し込み形)に適用できる。
また、発泡剤としては、上記のジニトロソペンタメチレンテトラミン(DPT)に限らず、アゾビスイソブチロニトリル(AZDN)やP−トルエンスルフォニルヒドラジッド(TSH)などであってもよい。
また、本発明で適用できるアウターリード線の構成は実施の形態に示すものに限らず、金属箔やジュメット線などからなる封止部材に直接ヒューズ部材を接続するなど、一部材で形成しても、二部材で形成してもあるいは中間にヒューズ部材を接続するなど封止部材や端子部との良好な接続を考慮した三部材などからなるものであってもよい。
また、口金内で生じるアーク放電は比較的低電圧では起りにくく、本発明は定格電圧が24V以上の電球に適用して効果がみられ、また、交流点灯に比べアーク放電が生起し易い直流点灯に適用して高い効果が得られた。
さらに、本発明が適用できる器具本体は天井直付形、天井吊下形または壁面取付形などの各種であって、本体に制光体としてグローブ、セード、反射かさなどが取付けられるものであっても、電球が露出するものであってもよく、器具は交流点灯用であっても直流点灯用であっても差し支えない。
本発明の実施の形態を示す白熱電球の一部を切欠して示す一部断面正面図である。 照明器具の説明図である。 本発明の他の実施の形態の白熱電球の一部を切欠して示す一部断面正面図である。
符号の説明
L1、L2:白熱電球、 6a:筐体、
1:ガラスバルブ、 61:開口部、
3a,3b:インナーリード線、 62:透孔、
4:コイル状フィラメント、 7:接着剤、
5a,5b,5c:アウターリード線、 9:照明器具、
52:ヒューズ線、 91:器具本体、
6:口金、 92:ソケット、

Claims (5)

  1. 端部に封止部が設けられたガラスバルブと;
    このバルブの内部に封装され一対のインナーリード線に継線したコイル状フィラメントおよび不活性ガスと;
    上記インナーリード線に電気的に接続され封止部外に延出した少なくとも一方の線がヒューズ作用を有するアウターリード線と;
    開口部を有しこの開口部から挿入された上記バルブの封止部が接着剤を介し接合されアウターリード線を内包する口金と;
    アウターリード線を覆うように口金内に充填された電気絶縁性の発泡剤と;
    を具備していることを特徴とする白熱電球。
  2. 口金内の開口部側には接着剤が、空間部内には発泡剤がそれぞれ充填されていることを特徴とする請求項1に記載の白熱電球。
  3. 口金はセラミックからなり、口金内部に連通する透孔が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の白熱電球。
  4. 器具本体と;
    この器具本体に設けられたソケットと;
    このソケットに装着された請求項1ないし3のいずれか一記載の白熱電球と;
    を具備していることを特徴とする照明器具。
  5. 白熱電球を装着したソケットは、直流電源に接続されていることを特徴とする請求項4に記載の照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101957410B1 (ko) * 2018-07-31 2019-03-12 주식회사 한신조명 Led 전원 연결 소켓 및 기존에 설치된 등기구의 램프를 led로 교체하는 방법

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