JP2009080667A - スケジュール管理サーバ、スケジュール管理システム及びスケジュール管理方法 - Google Patents

スケジュール管理サーバ、スケジュール管理システム及びスケジュール管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】作業に遅延が発生した場合に、遅延を確実に認識して支援を行うこと。
【解決手段】無線通信ネットワークにより複数の携帯端末と接続されたスケジュール管理サーバ109であって、携帯端末101から携帯端末101のユーザの作業状態を表すステータス、携帯端末の位置情報、又は連絡先を含むスケジュール管理情報を取得するサーバ側メッセージ送受信部102と、スケジュール管理情報を格納するスケジュールテーブル103と、を備え、サーバ側メッセージ送受信部102は、スケジュールテーブル103に格納されたステータスに基づいて、ユーザの作業状態が遅延している遅延端末があるか否かを抽出し、遅延端末が抽出された場合、他の携帯端末101のステータスに基づいて、作業が終了しており、次に予定している作業との関係で遅延端末のユーザの作業を支援することが可能な代理端末を抽出して、当該代理端末へ支援を要請するメッセージを送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スケジュール管理サーバ、スケジュール管理システム及びスケジュール管理方法に関し、特に、作業状況に応じて作業員を臨機応変に配置するスケジュール管理サーバ、スケジュール管理システム及びスケジュール管理方法に関する。
従来、例えば特許文献1に記載されているように、工場現場などでの作業状況を把握するため、インターネットを用いて進捗状況を報告するシステムが検討されている。特許文献1に記載されている工事進捗状況管理方法は、インターネットを介して各工事現場の進捗状況を入力させ、情報端末上で管理できるというものである。
特開2006−331021号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたシステムでは、ある作業員の、ある現場での作業に送れが発生した場合、別の現場にいる作業員を無理なく再配置させるためには、人員配置の工数が必要になるという問題がある。
また、上記特許文献1に記載されたシステムは、工事現場のように複数の作業員が作業を行うときの進捗を対象としており、単独で作業する作業員に突発的な問題が発生した場合に、進捗の把握と人員の再配置が行えないという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、作業に遅延が発生した場合に、遅延を確実に認識して支援を行うことが可能な、新規かつ改良されたスケジュール管理サーバ、スケジュール管理システム及びスケジュール管理方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、無線通信ネットワークにより複数の携帯端末と接続されたスケジュール管理サーバであって、スケジュール管理のためのスケジュール管理情報を前記携帯端末から取得するサーバ側メッセージ送受信部と、前記スケジュール管理情報を格納するスケジュールテーブルと、を備え、前記サーバ側メッセージ送受信部は、前記スケジュールテーブルに格納されたスケジュール管理情報のうち、ユーザの作業状態を表すステータスに基づいて、ユーザの作業状態が遅延している遅延端末があるか否かを抽出し、前記遅延端末が抽出された場合、他の携帯端末のユーザの作業状態を表すステータスに基づいて、作業が終了しており、且つ、次に予定している作業との関係で前記遅延端末のユーザの作業を支援することが可能な代理端末を抽出して、当該代理端末へ支援を要請するメッセージを送信するスケジュール管理サーバが提供される。
上記構成によれば、無線通信ネットワークにより複数の携帯端末と接続されたスケジュール管理サーバにおいて、携帯端末から前記携帯端末のユーザの作業状態を表すステータス、携帯端末の位置情報、又は連絡先を含むスケジュール管理情報が取得され、スケジュール管理情報はスケジュールテーブルに格納される。そして、スケジュールテーブルに格納されたステータスに基づいて、ユーザの作業状態が遅延している遅延端末があるか否かが抽出され、遅延端末が抽出された場合、他の携帯端末のステータスに基づいて、作業が終了しており、且つ、次に予定している作業との関係で遅延端末のユーザの作業を支援することが可能な代理端末が抽出される。代理端末に対しては、支援を要請するメッセージが送信される。従って、遅延が生じている作業に対して代わりの人員を割り当てることが可能となり、作業の効率を向上することができる。
また、前記サーバ側メッセージ送受信部は、前記遅延端末を抽出した後の他の携帯端末の作業終了時の位置情報に基づいて、他の携帯端末の中から前記代理端末を抽出するものであってもよい。かかる構成によれば、遅延端末を抽出した後の他の携帯端末の作業終了時の位置情報に基づいて、他の携帯端末の中から効率良く代理端末を抽出することができる。
また、前記サーバ側メッセージ送受信部は、前記遅延端末を抽出した時点での他の携帯端末の位置情報に基づいて、他の携帯端末の中から前記代理端末を抽出するものであってもよい。かかる構成によれば、遅延が発覚した際の位置情報に基づいて、代理端末を精度良く抽出することが可能となる。
また、前記携帯端末の位置情報に基づいて、前記携帯端末のユーザが移動する際の所要時間を計算する所要時間計算部を更に備え、前記サーバ側メッセージ送受信部は、前記遅延端末以外の他の携帯端末の中から代理候補端末を選定し、前記代理候補端末が次の作業を開始するまでの時間と、前記代理候補端末が前記遅延端末の位置に移動する時間と前記遅延端末の位置から次の作業を行う地点まで移動する時間の合計時間とを比較し、前記代理候補端末が次の作業を開始するまでの時間が前記合計時間以上である場合に前記代理候補端末を前記代理端末として抽出するものであってもよい。かかる構成によれば、代理候補端末が次の作業を開始するまでの時間と、代理候補端末が遅延端末の位置に移動する時間と次の作業を行う地点まで移動する時間の合計時間とに基づいて、最適な代理端末を抽出することが可能となる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、無線通信ネットワークにより携帯端末とスケジュール管理サーバとが接続されたスケジュール管理システムであって、前記スケジュール管理サーバは、スケジュール管理のためのスケジュール管理情報を前記携帯端末から取得するサーバ側メッセージ送受信部と、前記スケジュール管理情報を格納するスケジュールテーブルと、前記携帯端末の位置情報に基づいて、前記携帯端末のユーザが移動する際の所要時間を計算する所要時間計算部と、を備え、前記サーバ側メッセージ送受信部は、前記スケジュールテーブルに格納されたスケジュール管理情報のうち、ユーザの作業状態を表すステータスに基づいて、ユーザの作業状態が遅延している遅延端末があるか否かを抽出し、前記遅延端末が抽出された場合、他の携帯端末のユーザの作業状態を表すステータスに基づいて、作業が終了しており、且つ、次に予定している作業との関係で前記遅延端末のユーザの作業を支援することが可能な代理端末を抽出して、当該代理端末へ支援を要請するメッセージを送信し、前記携帯端末は、表示画面を有し、ユーザから前記作業ステータスの入力を受ける表示入力部と、前記位置情報を取得する位置情報取得部と、前記作業ステータス、及び前記位置情報を前記スケジュール管理サーバのサーバ側メッセージ送受信部に送信する端末側メッセージ送受信部と、を備えるスケジュール管理システムが提供される。
上記構成によれば、無線通信ネットワークにより携帯端末とスケジュール管理サーバとが接続されたスケジュール管理システムにおいて、スケジュール管理サーバでは、携帯端末から前記携帯端末のユーザの作業状態を表すステータス、携帯端末の位置情報、又は連絡先を含むスケジュール管理情報が取得され、スケジュール管理情報はスケジュールテーブルに格納される。そして、スケジュールテーブルに格納されたステータスに基づいて、ユーザの作業状態が遅延している遅延端末があるか否かが抽出され、遅延端末が抽出された場合、他の携帯端末のステータスに基づいて、作業が終了しており、且つ、次に予定している作業との関係で遅延端末のユーザの作業を支援することが可能な代理端末が抽出される。代理端末に対しては、支援を要請するメッセージが送信される。従って、遅延が生じている作業に対して代わりの人員を割り当てることが可能となり、作業の効率を向上することができる。
また、前記サーバ側メッセージ送受信部は、前記遅延端末を抽出した後の他の携帯端末の作業終了時の位置情報に基づいて、他の携帯端末の中から前記代理端末を抽出するものであってもよい。かかる構成によれば、かかる構成によれば、遅延端末を抽出した後の他の携帯端末の作業終了時の位置情報に基づいて、他の携帯端末の中から効率良く代理端末を抽出することができる。
また、前記サーバ側メッセージ送受信部は、前記遅延端末を抽出した時点での他の携帯端末の位置情報に基づいて、他の携帯端末の中から前記代理端末を抽出するものであってもよい。かかる構成によれば、遅延が発覚した際の位置情報に基づいて、代理端末を精度良く抽出することが可能となる。
また、前記サーバ側メッセージ送受信部は、前記遅延端末以外の他の携帯端末の中から代理候補端末を選定し、前記代理候補端末が次の作業を開始するまでの時間と、前記代理候補端末が前記遅延端末の位置に移動する時間と前記遅延端末の位置から次の作業を行う地点まで移動する時間の合計時間とを比較し、前記代理候補端末が次の作業を開始するまでの時間が前記合計時間以上である場合に前記代理候補端末を前記代理端末として抽出するものであってもよい。かかる構成によれば、代理候補端末が次の作業を開始するまでの時間と、代理候補端末が遅延端末の位置に移動する時間と次の作業を行う地点まで移動する時間の合計時間とに基づいて、最適な代理端末を抽出することが可能となる。
また、前記携帯端末は、前記スケジュール管理サーバから前記代理端末として支援を要請するメッセージを受信した場合にアラームを発動するアラーム部を更に備えるものであってもよい。かかる構成によれば、アラームの発信により、作業者が代理端末であることを明確に認識することが可能となる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、無線通信ネットワークにより複数の携帯端末と接続されたスケジュール管理システムにおけるスケジュール管理方法であって、スケジュール管理のためのスケジュール管理情報を前記携帯端末から取得するステップと、前記スケジュール管理情報をスケジュールテーブルに格納するステップと、前記スケジュールテーブルに格納されたスケジュール管理情報のうち、ユーザの作業状態を表すステータスに基づいて、ユーザの作業状態が遅延している遅延端末があるか否かを抽出するステップと、前記遅延端末が抽出された場合、他の携帯端末のユーザの作業状態を表すステータスに基づいて、作業が終了しており、且つ、次に予定している作業との関係で前記遅延端末のユーザの作業を支援することが可能な代理端末を抽出するステップと、抽出した前記代理端末へ支援を要請するメッセージを送信するステップと、を備えるスケジュール管理方法が提供される。
上記構成によれば、携帯端末から前記携帯端末のユーザの作業状態を表すステータス、携帯端末の位置情報、又は連絡先を含むスケジュール管理情報が取得され、スケジュール管理情報はスケジュールテーブルに格納される。スケジュールテーブルに格納されたステータスに基づいて、ユーザの作業状態が遅延している遅延端末があるか否かが抽出され、遅延端末が抽出された場合、他の携帯端末の前記ステータスに基づいて、作業が終了しており、且つ、次に予定している作業との関係で遅延端末のユーザの作業を支援することが可能な代理端末が抽出され、当該代理端末へ支援を要請するメッセージが送信される。従って、遅延が生じている作業に対して代わりの人員を割り当てることが可能となり、作業の効率を向上することができる。
本発明によれば、作業に遅延が発生した場合に、遅延を確実に認識して支援を行うことが可能なスケジュール管理サーバ、スケジュール管理システム及びスケジュール管理方法を提供することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る作業管理システムの構成を示す模式図である。図1に示すように、本実施形態に係る作業管理システムは、スケジュール管理部109と携帯端末部101により構成され、スケジュール管理部109と携帯端末部101は無線通信ネットワークなどのネットワークを介して接続されている。
携帯端末部101は、端末側メッセージ送受信部105、GUI部106、位置情報取得部107、アラーム部108を有して構成される。また、スケジュール管理部109は、サーバ側メッセージ送受信部102、スケジュールテーブル103、経路所要時間計算部104を有して構成されている。
以下、端末側メッセージ送受信部105、GUI部106、位置情報取得部107、アラーム部108の各機能、構成について説明する。
端末側メッセージ送受信部105が扱うデータとしては、作業ステータス、位置情報、連絡先などがある。作業ステータスとして、“start”, “working”, “end”, “moving”の値がある。位置情報は、GPSなどを介して取得できる位置情報で、例として緯度、経度などが挙げられる。また、連絡先の例として、メールアドレスなどが挙げられる。
端末側メッセージ送受信部105は、サーバ側にメッセージ送受信部102からメッセージを受信したときに以下の動作をする機能を備えている。
1.アラーム部108のアラームを起動する機能
2.メッセージステータス=“confirm”のメッセージを受信したときに、GUI部106に作業ステータス確認画面起動の命令をする機能
3.メッセージステータス=“order”のメッセージを受信したときに、GUI部106に追加作業画面起動の命令をする機能。
また、端末側メッセージ送受信部105は、GUI部106からメッセージを受け取ったとき、「作業ステータス」の値に応じて次のような動作をする機能を備えている。
1.作業ステータス=“start”または“end”のとき
(ア)位置情報取得部107に位置情報取得の命令を出して、現在位置情報を取得する機能
(イ)作業ステータス、現在位置情報、連絡先をスケジュール管理部102へ送信する機能
2.作業ステータス=“working”または“moving”のとき
(ア)アラーム部108に対して発動しているアラーム機能を停止させる機能
(イ)作業ステータス、連絡先のデータをまとめて、メッセージとしてサーバ側メッセージ送受信部102に送信する機能
GUI部106は、以下の機能を備えている。
1.作業ステータス入力画面を表示する機能
2.端末側メッセージ送受信部105に対して作業ステータスの値を送る機能
3.端末側メッセージ送受信部105より作業ステータス確認画面、および追加作業画面それぞれの起動命令を受けたときに各画面を表示する機能
GUI部106に表示される各表示画面について以下に説明する。
・作業ステータス入力画面
図2は、作業ステータス入力画面の一例を示している。作業ステータス入力画面は、作業ステータスを選択できる機能を有する。選択できる作業ステータスは「作業開始」、「作業終了」がある。
作業ステータス入力画面の打刻ボタンを押下すると、作業ステータスが「作業開始」/「作業終了」それぞれの時に、GUI部106は端末側メッセージ送受信部105に作業ステータス=“start”/“end”を送る。
・作業ステータス確認画面
図3は、作業ステータス確認画面の一例を示している。作業ステータス確認画面は、作業ステータスを選択できる機能を備える。選択できる作業ステータスは、「作業中」、「作業終了」がある。作業ステータス確認画面の打刻ボタンを押下すると、作業ステータスが「作業中」/「作業終了」のそれぞれのときに、GUI部106は端末側メッセージ送受信部105に作業ステータス=“working”/“end”を送る。
・追加作業画面
図4は、追加作業画面の一例を示している。追加作業画面は、サーバ側メッセージ送受信部102より送られてきた位置情報と次作業予定地点名を反映した情報を表示する機能を備える。追加作業画面のOKボタンを押下すると、GUI部106は端末側メッセージ送受信部105に作業ステータス=“moving”を送る。
位置情報取得部107は、端末側メッセージ送受信部105より位置情報取得の命令を受けたときに現在位置情報を取得し、端末側メッセージ送受信部105に現在位置情報を渡す機能を備えている。
アラーム部108は、端末側メッセージ送受信部105によりアラームの起動、またはアラームの停止命令を受けたときに、アラームを起動、停止する機能を備えている。アラームの例として、着信音、バイブレータなどが挙げられる。
次に、スケジュール管理部109のサーバ側メッセージ送受信部102、スケジュールテーブル103、経路所要時間計算部104について説明する。
スケジュールテーブル103は、以下のデータより構成されるデータベースである。以下の表1〜表3は、スケジュールテーブル103の具体例を示している。スケジュールテーブル103では、各携帯端末部101に対応する以下のデータが、携帯端末部101毎に1行に記載されている。
1.連絡先
2.現在地点
3.現作業終了予定時刻
4.次作業開始予定時刻
5.作業ステータス
6.次作業予定地点
7.次作業予定地点名
8.次作業所要時間
Figure 2009080667
Figure 2009080667
Figure 2009080667
なお、連絡先は、各携帯端末部101への連絡先であり、例としてメールアドレスなどが挙げられ、ユニークな値であるとする。また、現在地点及び次作業予定地点で使われるデータは抽象的な位置情報であり、例として緯度、経度が挙げられる。
以下、サーバ側メッセージ送受信部102、経路所要時間計算部104の機能、構成について説明する。
サーバ側メッセージ送受信部102では、以下のデータを取り扱う。
1.連絡先
2.作業ステータス
3.現在位置情報
4.アラームタイム
5.次作業予定地点
6.次作業予定地点名
7.次作業開始予定時刻
8.臨時作業予定地点
9.全経路所要時間
10.片道経路所要時間
サーバ側メッセージ送受信部102は、以下の機能を備えている。
1.時計機能
2.ネットワークを介して携帯端末部101とデータ通信をし、また経路所要時間計算部104とデータ通信をする機能
3.携帯端末部101からメッセージを受け取ったとき、メッセージに含まれるデータを基にスケジュールテーブル103を更新する機能
4.携帯端末部101から作業ステータス=“start”のメッセージを受け取ったときに、スケジュールテーブル103の全ての行の中から、作業ステータスが“start”である行の現作業終了予定時刻から一番古い時刻を取得し、それをアラームタイムとして記録する機能
5.現在時刻がアラームタイムに記録されている時刻を超えると、スケジュールテーブル103の全ての行から、「現作業終了予定時刻」が現在時刻以前であり、かつ「作業ステータス」が“start”である行をひとつずつ選出し、その連絡先を取得する機能
6.取得した連絡先の携帯端末部101に対してメッセージステータス=confirmのメッセージを送信する機能
7.後述する全経路所要時間と遅延行の「次作業所要時間」の和、および代理候補行の次作業予定開始時刻と現在時刻の差を計算する機能
8.携帯端末部101から、連絡先、「作業ステータス」=“working”のデータを受信したとき、以下の動作をする機能
a.スケジュールテーブル103において、受信した連絡先に該当する行(遅延行と称する)の次作業予定地点の位置情報、次作業予定時間、及び次作業予定地点名を取得する。
b.遅延行以外の行から、「作業ステータス」=“end”の行(以降代理候補行とする)をひとつずつ選出し、その現在地点の位置情報、次作業予定地点の位置情報、次作業開始予定時刻、連絡先を取得する。なお、以降の説明において、遅延行の「次作業予定地点」の位置情報をP_late_nextとし、代理候補行のn番目の「現在地点」をP_other_last(n)とし、、代理候補行のn番目の「次作業予定地点」をP_other_next(n)とする。
c.取得した位置情報P_late_next、P_other_last(n)、P_other_next(n)を経路所要時間計算部104に送信し、経路所要時間計算部104から計算結果(全経路所要時間と称する)を受信する機能
d.全経路所要時間と遅延行の「次作業所要時間」の和が、代理候補行の次作業予定開始時刻と現在時刻の差より小さければ、再度b.〜d.の作業を行い、代理候補行を選定する。そうでなければ、取得した代理候補行の連絡先に対してメッセージステータス=orderのメッセージを送信する。
9.連絡先と「作業ステータス」=“moving”のメッセージを受信すると、メッセージに含まれる連絡先に対応する行の「作業ステータス」を“moving”にし、「現作業終了予定時刻」を現在時刻にP_other_last(n)からP_late_nextまでの所要時間(片道経路所要時間)と遅延行の次作業所要時間を足したものに上書きする機能
経路所要時間計算部104は、サーバ側メッセージ送受信部102から複数の携帯端末部101の位置情報を受け取ったとき、それらを基にして実空間における歩行、電車、自動車などによるトータル移動時間を算出し、サーバ側メッセージ送受信部102に渡す機能を備えている。なお、算出するデータは、P_other_last(n)→P_late_next→P_other_next(n)の移動時間である全経路所要時間と、P_other_last(n)→P_late_nextの移動時間である片道経路所要時間の両方である。
次に、スケジュールテーブル103の具体例として表1〜表3中の値を示し、また、図5〜図9のシーケンス図を用いて本実施形態の動作を説明する。但し、以下に説明する具体例において、作業員A, B, Cの所有する携帯端末部101の「連絡先」は、各々alpha, beta, gammaとする。
先ず、図5に基づいて、作業開始に対するシステムのシーケンスを説明する。各作業員は、携帯端末部101のGUI部106の作業ステータス入力画面を起動し、「作業ステータス」=「作業開始」にして、打刻ボタンを押下する(ステップS1〜S4)。GUI部106は、端末側メッセージ送受信部105に「作業ステータス」=“start”のデータを渡す(ステップS5)。
端末側メッセージ送受信部105は、GUI部106からのメッセージを受けると、位置情報取得部107を介して現在地点の位置情報を取得する(ステップS6,S7)。端末側メッセージ送受信部105は、位置情報を取得すると、位置情報、連絡先、および作業ステータス=“start”のデータをまとめて、ネットワークを介してメッセージとしてサーバ側メッセージ送受信部102に送信する(ステップS8)。サーバ側メッセージ送受信部102は、各携帯端末101からメッセージを受け取る。スケジュール管理部102は、受け取った携帯端末部101の連絡先をプライマリキーとしてスケジュールテーブル103の位置情報と作業ステータスを更新する(ステップS9)。
ここで、具体例として、このときの時刻は8:00であり、スケジュールテーブル103は表1のような状態になったとする。
サーバ側メッセージ送受信部102は、スケジューラテーブル103の全ての行の「現作業終了予定時刻」の中から一番古い時刻を要求し(ステップS10)、「現作業終了予定時刻」の中から一番古い時刻を取得し(ステップS11)、取得した時刻をアラームタイムに記録する(ステップS12)。表1の例の場合、アラームタイムには9:00が記録される。
次に、図6に基づいて、作業終了に対するシステムのシーケンスを説明する。先ず、作業員bが作業を終了すると、携帯端末部101のGUI部106の作業ステータス入力画面を起動し(ステップS21)、作業ステータス入力画面が表示される(ステップS22)。作業員bは、表示画面上で「作業ステータス」=「作業終了」に設定して(ステップS23)、打刻ボタンを押下する(ステップS24)。
携帯端末部101は、図5のステップS5〜S9と同様の処理を経て、位置情報、連絡先、および作業ステータス=“end”のデータをまとめて、ネットワークを介してメッセージとしてサーバ側メッセージ送受信部102に送信する。サーバ側メッセージ送受信部102は、連絡先をプライマリキーとしてスケジュールテーブル103の位置情報と作業ステータスを更新する。(ステップS25〜S29)
表1の例において、作業員bと作業員cのみが作業を終了したとすると、このときのスケジュールテーブル103は表2のような状態となる。
次に、図7に基づいて、現作業終了予定時刻を過ぎても作業が終了していない携帯端末部101に対するシステムのシーケンスを説明する。サーバ側メッセージ送受信部102は、サーバ側メッセージ送受信部102の時計がアラームタイムに記録されている時刻(表2の例の場合は9:00)を超えたことを確認する(ステップS31)。サーバ側メッセージ送受信部102は、スケジュールテーブル103において、「現作業終了予定時刻」が現在時刻以前であり、かつ「作業ステータス」が“start”である行をスケジュールテーブル103の複数の行の中から抽出し、抽出した行から対応する携帯端末部101の連絡先を取得する(ステップS32,S33)。表2の例では「連絡先」=alphaが取得される。ここで抽出された携帯端末部101は、現在時刻において作業が終了していないことが想定される作業員の携帯端末部101である。
サーバ側メッセージ送受信部102は、ステップS32で取得した「連絡先」の携帯端末部101の端末側メッセージ送受信部105に対して、「メッセージステータス」=“confirm”のメッセージを送信する(ステップS34)。端末側メッセージ送受信部105が「メッセージステータス」=“confirm”のメッセージを受信すると、アラーム部108の着信音やバイブレーションなどのアラーム機能を発動させる(ステップS35)と同時に、GUI部106に作業ステータス確認画面の入力を促す(ステップS37)。アラーム部108は、ステップS35の指示を受けて、アラームを発動させる(ステップS36)。
「メッセージステータス」=“confirm”が送信された携帯端末部101を保有する作業員aは、作業がまだ完了していない場合、GUI部106の作業ステータス確認画面において、「作業ステータス」=「作業中」を選択し、入力する(ステップS38,S39)。GUI部106は、端末側メッセージ送受信部105に作業ステータス=“working”のデータを渡す(ステップS40)。
端末側メッセージ送受信部105は、連絡先、および「作業ステータス」=“working”のデータをまとめて、ネットワークを介してメッセージとしてサーバ側メッセージ送受信部102に送信する(ステップS41)。同時にアラーム部102で発動したアラーム機能を停止させる(ステップS42)。アラーム部108は、ステップS42の指示を受けてアラームを停止させる(ステップS43)。
次に、図8に基づいて、代理候補行の情報を取得するシーケンスを説明する。サーバ側メッセージ送受信部102は、「連絡先」=alphaの行(以降、遅延行Aと称する)の携帯端末部101の作業ステータス、現在位置情報を更新する(ステップS51)。サーバ側メッセージ送受信部102は、スケジュールテーブル103の遅延行Aの「作業ステータス」を“working”に更新し、遅延行Aの次作業予定地点(表2の例の場合A_next)および次作業予定時間を取得する(ステップS52,S53)。
サーバ側メッセージ送受信部102は、遅延行A以外の全ての行から、「作業ステータス」=“end”である行の1つ(代理候補行と称する)を選択する。そして、サーバ側メッセージ送受信部102は、選択した代理候補行の「現在地点」の値(n番目の代理候補行での現在地点をP_other_last(n)とする)、「次作業予定地点」の値(n番目の代理候補行での次作業予定地点をP_other_next(n)とする)、次作業開始予定時刻、連絡先を取得する。(ステップS54,S55)ここでは、表2において、2行目を代理候補行として、「現在地点」=“B_last”、「次作業予定地点」=“B_next”、連絡先=“beta”が取得される。
次に、図9に基づいて、代理候補行の携帯端末部101に追加作業を依頼するシーケンスを説明する。先ず、サーバ側メッセージ送受信部102は、遅延行Aの次作業開始地点の値(表2の例の場合A_next)を「臨時作業予定地点」として、経路所要時間計算部104に渡す(ステップS61)。経路所要時間計算部104は、サーバ側メッセージ送受信部102より送られたデータより、P_other_last(n)→A_next→P_other_next(n)の経路に対して所要する時間を算出し(ステップS62,S63)、算出した時間(全経路所要時間、片道経路所要時間)をサーバ側メッセージ送受信部102に返す(ステップS64)。ここでは、全経路所要時間と片道経路所要時間が算出されて、サーバ側メッセージ送受信部102へ送信される。
サーバ側メッセージ送受信部102は、図8のステップS54,S55で選出した代理候補行の「次作業開始予定時刻」と現在時刻の差が、ステップS62,S63で算出した全経路所要時間と遅延行Aの「次作業所要時間」の和より小さければ、他の代理候補行を選択して図8のステップS55〜図9のステップS65の処理を再度実行する。そうでなければ該当する代理候補行の連絡先に対して遅延行Aの次作業予定地点名、P_last_nextとともに「メッセージステータス」=“order”のメッセージを送信する(ステップS66)。
表2の例の場合、サーバ側メッセージ送受信部102は、図8のステップS54,S55において、連絡先=betaを選択し、その携帯端末に「メッセージステータス」=“order”のメッセージを送信する。この場合、P_other_last(n)=B_last,
P_other_next(n)=B_next, P_last_next=A_nextとなる。
端末側メッセージ送受信部105が「メッセージステータス」=“order”のメッセージを受信すると、アラーム部108の着信音やバイブレーションなどのアラーム機能を発動させる(ステップS67,S68)と同時に、GUI部106に追加作業画面を表示することで、作業員に追加作業画面の閲覧を促す(ステップS69)。なお、追加作業画面には、送られてきた遅延行Aの次作業予定地点名とP_last_next(例の場合はA_next)を反映した臨時作業地点の情報を表示する。
作業員bがGUI部106の追加作業画面上で「OK」ボタンを押下すると(ステップS70)、携帯端末部101は図7のステップS40〜S42と同様の過程を経て、連絡先、および「作業ステータス」=“moving”のデータをまとめて、ネットワークを介してメッセージとしてサーバ側メッセージ送受信部102に送信する。同時にアラーム部108で発動したアラーム機能を停止させる。(ステップS71〜S74)
サーバ側メッセージ送受信部102は、メッセージを受信すると、連絡先をプライマリキーとしてスケジュールテーブル103の「連絡先」=betaの行の作業ステータスを“moving”に変更する(ステップS74)。そして、現作業終了予定時刻を、現在時刻にB_last→A_nextの経路で所要する時間(片道経路所要時間)と、遅延行Aの次作業所要時間を足したものに変更する(ステップS75)。このときのスケジュールテーブル103は表3のような状態になる。
以上説明したように第1の実施形態によれば、スケジュールテーブル103で作業ステータスが“start”のままである作業員がいれば、その作業員の携帯端末部101に作業ステータスを入力するメッセージを表示させ、作業員が「作業中」と入力した場合には、その作業員が次に予定している現場に代理の作業員を向かわせることができる。この際、各現場で作業している他の作業員の中から、移動時間と予定作業時間を考慮した上で、最も無理なくスケジューリングできる作業員を自動的に選択して指示を出すことができ、人員配置の工数を大幅に軽減することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の基本的な処理は、第1の実施形態と同様である。
図10は、第2の実施形態において、作業終了に対するシステムのシーケンスを示す図である。図10は、第1の実施形態で説明した図6の処理に対応するものである。図6では、ステップS6、S7で代理候補行の「現在地点」の値を取得したが、図10ではこの処理は含まれていない。つまり、第2の実施形態では、作業ステータス=“end”のときに現在位置情報を取得しない。
また、図10に示すステップS28において、作業ステータス=“end”のときはサーバ側メッセージ送受信部102に送信するメッセージに現在位置情報は含まれない。
図11は、第2の実施形態において、代理候補行の情報を取得するシーケンスを説明するための図である。図11は、第1の実施形態で説明した図8の処理に対応するものである。図11では、図8の処理に対して、ステップS81、S82、S83、S84の処理が追加されている。
ステップS81では、サーバ側メッセージ送受信部102は、選択した代理候補行の連絡先に対して、その携帯端末部101の端末側メッセージ送受信部105にメッセージステータス=“location”のメッセージを送信する。
ステップS81において、端末側メッセージ送受信部105がメッセージステータス=“location”のメッセージを受信すると、位置情報取得部107を介して現在位置情報を取得する(ステップS82、S83)。
ステップS84において、端末側メッセージ送受信部105は、作業ステータス=“location”、現在位置情報、連絡先のデータをまとめてメッセージとしてサーバ側メッセージ送信部102に送信する。
第1の実施形態では代理の作業員を選択する際に、作業終了時点での位置情報に基づいているため、簡単に代理候補を選択することができる反面、作業終了後に作業員が作業終了時点の位置から移動してしまうことが想定される。第2の実施形態では、ある作業員の遅延発覚時にその他の作業員の位置情報を基準とするため、代理候補をより正確に判断することができる。
なお、第1、第2の実施形態は、その適用例として作業員の工事現場について説明したが、本発明は、サービスマン、店頭販売員、営業など多くの職種に適用できる。また、本発明は、第1、第2の実施形態ともに各現場における作業の進捗が個々の作業員による申告であるため、現場作業員の数が少数、あるいは単独であるような作業員の再配置に適している。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の一実施形態に係る作業管理システムの構成を示す模式図である。 作業ステータス入力画面の一例を示す模式図である。 作業ステータス確認画面の一例を示す模式図である。 追加作業画面の一例を示す模式図である。 作業開始に対するシステムのシーケンスを示す図である。 作業終了に対するシステムのシーケンスを示す図である。 現作業終了予定時刻を過ぎても作業が終了していない携帯端末部に対するシステムのシーケンスを示す図である。 代理候補行の情報を取得するシーケンスを示す図である。 代理候補行の携帯端末部に追加作業を依頼するシーケンスを示す図である。 第2の実施形態において、作業終了に対するシステムのシーケンスを示す図である。 第2の実施形態において、作業開始に対するシステムのシーケンスを示す図である。
符号の説明
101 携帯端末部
102 サーバ側メッセージ送受信部
103 スケジュールテーブル
104 経路所要時間計算部
105 端末側メッセージ送受信部
106 GUI部
107 位置情報取得部
108 アラーム部
109 スケジュール管理部

Claims (10)

  1. 無線通信ネットワークにより複数の携帯端末と接続されたスケジュール管理サーバであって、
    スケジュール管理のためのスケジュール管理情報を前記携帯端末から取得するサーバ側メッセージ送受信部と、
    前記スケジュール管理情報を格納するスケジュールテーブルと、を備え、
    前記サーバ側メッセージ送受信部は、
    前記スケジュールテーブルに格納されたスケジュール管理情報のうち、ユーザの作業状態を表すステータスに基づいて、ユーザの作業状態が遅延している遅延端末があるか否かを抽出し、
    前記遅延端末が抽出された場合、他の携帯端末のユーザの作業状態を表すステータスに基づいて、作業が終了しており、且つ、次に予定している作業との関係で前記遅延端末のユーザの作業を支援することが可能な代理端末を抽出して、当該代理端末へ支援を要請するメッセージを送信することを特徴とする、スケジュール管理サーバ。
  2. 前記サーバ側メッセージ送受信部は、前記遅延端末を抽出した後の他の携帯端末の作業終了時の位置情報に基づいて、他の携帯端末の中から前記代理端末を抽出することを特徴とする、請求項1に記載のスケジュール管理サーバ。
  3. 前記サーバ側メッセージ送受信部は、前記遅延端末を抽出した時点での他の携帯端末の位置情報に基づいて、他の携帯端末の中から前記代理端末を抽出することを特徴とする、請求項1に記載のスケジュール管理サーバ。
  4. 前記携帯端末の位置情報に基づいて、前記携帯端末のユーザが移動する際の所要時間を計算する所要時間計算部を更に備え、
    前記サーバ側メッセージ送受信部は、前記遅延端末以外の他の携帯端末の中から代理候補端末を選定し、前記代理候補端末が次の作業を開始するまでの時間と、前記代理候補端末が前記遅延端末の位置に移動する時間と前記遅延端末の位置から次の作業を行う地点まで移動する時間の合計時間とを比較し、前記代理候補端末が次の作業を開始するまでの時間が前記合計時間以上である場合に前記代理候補端末を前記代理端末として抽出することを特徴とする、請求項1に記載のスケジュール管理サーバ。
  5. 無線通信ネットワークにより携帯端末とスケジュール管理サーバとが接続されたスケジュール管理システムであって、
    前記スケジュール管理サーバは、
    スケジュール管理のためのスケジュール管理情報を前記携帯端末から取得するサーバ側メッセージ送受信部と、
    前記スケジュール管理情報を格納するスケジュールテーブルと、
    前記携帯端末の位置情報に基づいて、前記携帯端末のユーザが移動する際の所要時間を計算する所要時間計算部と、を備え、
    前記サーバ側メッセージ送受信部は、
    前記スケジュールテーブルに格納されたスケジュール管理情報のうち、ユーザの作業状態を表すステータスに基づいて、ユーザの作業状態が遅延している遅延端末があるか否かを抽出し、
    前記遅延端末が抽出された場合、他の携帯端末のユーザの作業状態を表すステータスに基づいて、作業が終了しており、且つ、次に予定している作業との関係で前記遅延端末のユーザの作業を支援することが可能な代理端末を抽出して、当該代理端末へ支援を要請するメッセージを送信し、
    前記携帯端末は、
    表示画面を有し、ユーザから前記作業ステータスの入力を受ける表示入力部と、
    前記位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記作業ステータス、及び前記位置情報を前記スケジュール管理サーバのサーバ側メッセージ送受信部に送信する端末側メッセージ送受信部と、
    を備えることを特徴とする、スケジュール管理システム。
  6. 前記サーバ側メッセージ送受信部は、前記遅延端末を抽出した後の他の携帯端末の作業終了時の位置情報に基づいて、他の携帯端末の中から前記代理端末を抽出することを特徴とする、請求項5に記載のスケジュール管理システム。
  7. 前記サーバ側メッセージ送受信部は、前記遅延端末を抽出した時点での他の携帯端末の位置情報に基づいて、他の携帯端末の中から前記代理端末を抽出することを特徴とする、請求項5に記載のスケジュール管理システム。
  8. 前記サーバ側メッセージ送受信部は、前記遅延端末以外の他の携帯端末の中から代理候補端末を選定し、前記代理候補端末が次の作業を開始するまでの時間と、前記代理候補端末が前記遅延端末の位置に移動する時間と前記遅延端末の位置から次の作業を行う地点まで移動する時間の合計時間とを比較し、前記代理候補端末が次の作業を開始するまでの時間が前記合計時間以上である場合に前記代理候補端末を前記代理端末として抽出することを特徴とする、請求項5に記載のスケジュール管理システム。
  9. 前記携帯端末は、前記スケジュール管理サーバから前記代理端末として支援を要請するメッセージを受信した場合にアラームを発動するアラーム部を更に備えることを特徴とする、請求項5に記載のスケジュール管理システム。
  10. 無線通信ネットワークにより複数の携帯端末と接続されたスケジュール管理システムにおけるスケジュール管理方法であって、
    スケジュール管理のためのスケジュール管理情報を前記携帯端末から取得するステップと、
    前記スケジュール管理情報をスケジュールテーブルに格納するステップと、
    前記スケジュールテーブルに格納されたスケジュール管理情報のうち、ユーザの作業状態を表すステータスに基づいて、ユーザの作業状態が遅延している遅延端末があるか否かを抽出するステップと、
    前記遅延端末が抽出された場合、他の携帯端末のユーザの作業状態を表すステータスに基づいて、作業が終了しており、且つ、次に予定している作業との関係で前記遅延端末のユーザの作業を支援することが可能な代理端末を抽出するステップと、
    抽出した前記代理端末へ支援を要請するメッセージを送信するステップと、
    を備えることを特徴とする、スケジュール管理方法。
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