JP2009080494A - 携帯通信端末 - Google Patents

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Yasuto Kurokawa
康人 黒川
Shigeru Ota
茂 太田
Kunihiko Tani
邦彦 谷
Goro Sakamaki
五郎 坂巻
Yoshikazu Yokota
善和 横田
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Abstract

【課題】比較的サイズの大きな表示パネルを有するPDAのような小型で低消費電力の携帯通信端末に好適な表示駆動方式を提供すること。
【解決手段】携帯通信端末は、表示パネル140、表示駆動制御装置100、ベースバンドプロセッサ115、アプリケーションプロセッサ116、RFユニット(図10:110)を含む。装置100の内部表示メモリ20の記憶容量は、表示パネル140の1画面分のデータ量よりも小さい。ベースバンドプロセッサ115は、装置100のレジスタ12に表示パネル140に表示される画素の階調を設定する指定ビット数を格納する。指定ビット数を小さなビット数とすることによって、表示メモリ20から静止画データを読み出して表示パネル140に静止画を表示する際に、大きなサイズの表示を可能とする一方、階調電圧生成回路36の複数のバッファ回路の一部を非活性状態に制御する。
【選択図】図1

Description

この発明は、液晶パネルのような表示装置とこの表示装置を駆動する表示駆動制御装置等を含む携帯電話機等の小型で低省電力の携帯通信端末に好適な表示駆動方式に関する。
近年、携帯電話機やPDA(パーソナル・デジタル・アシスタンツ)などの携帯用電子機器の表示装置としては、一般に複数の表示画素がマトリックス状に2次元配列されたドットマトリックス型液晶パネルが用いられており、機器内部にはこの液晶パネルの表示制御を行なう半導体集積回路化された液晶表示制御装置(液晶コントローラ)や液晶パネルを駆動するドライバもしくはドライバを内蔵した液晶表示駆動制御装置(液晶コントローラドライバIC)が搭載されている。
かかる携帯用電子機器に設けられている液晶パネルを表示駆動する液晶コントローラドライバICは、携帯端末に搭載されるという性質上、チップ面積が小さく消費電力の低いものが求められる。従来、携帯電話機などの小型の液晶パネルを有するシステムに用いられる液晶コントローラドライバは、一般に、表示パネルの1画面分の表示データ量より大きな容量を有する表示メモリを内蔵し、表示データを一旦この表示メモリに蓄えた後、1水平ライン毎に読み出して階調電圧に変換し表示パネルへ出力するように構成されている。
なお、表示メモリを内蔵した液晶コントローラドライバに関する発明としては、例えば特許文献1に開示されている発明がある。
特開平9−281933号公報
ところで、近年、携帯電話機においては、その表示パネルの表示サイズや表示色の数などはますます増加する傾向にある。従って、液晶コントローラドライバをこれまでと同様の構造で液晶パネルに対応させると、内蔵される表示メモリの容量は膨大な量となるため、液晶コントローラドライバのチップ面積や消費電力は著しく増加し、またコストも高騰してしまう。
また、従来、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタンツ)などの携帯情報端末に設けられている液晶パネルは携帯電話機の液晶パネルよりも画面サイズが大きいので、液晶コントローラドライバに1画面分の表示画像データを記憶することができるような大容量の表示メモリを内蔵させることは困難であった。そのため、外付けのフレームバッファと呼ばれる外付けのメモリに画像データを格納しておいて、マイクロプロセッサがその都度フレームバッファから画像データを読み出して液晶コントローラドライバへ転送する方式が一般的であった。
この発明の目的は、表示サイズや色数が比較的大きな表示パネルの駆動を適宜に行うことが可能であり、且つ、チップ面積の削減、消費電力やコストの低減が図れる表示駆動制御装置を提供することにある。
この発明の他の目的は、PDAのような比較的サイズの大きな表示パネルを有する電子機器小型化に好適な表示駆動制御装置を提供することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添附図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、内部表示メモリの容量を駆動対象の表示パネルの1画面分のデータ量よりも小さく構成するとともに、表示データの送り方として、外部から入力された表示データを一旦表示メモリに蓄えた後に出力ドライバ側に送って駆動信号を出力する方式と、表示メモリを介さずに直接出力ドライバ側に送って駆動信号を出力する方式との両方を可能とし、さらに、これら両方の方式を時分割で実行することを可能としたものである。
このような手段によれば、例えば、変化の少ない画像表示の際には表示メモリを使用し、動画のように変化の多い画像表示の際には表示メモリを介さずに表示データを転送するなど、表示内容に適した表示メモリの使い分けが可能となる。その結果、表示メモリの容量を必要以上に大きくする必要がなくなり、これを内蔵する液晶コントローラドライバICのチップサイズを低減することができる。
また、本発明は、1画素のデータのビット数が異なる場合にもビット数に応じた表示駆動を行なえるように階調電圧生成回路を構成するとともに、表示データのビット変換回路等を設けたものである。これにより、1画素のデータのビット数が減ることにより表示可能な色数は減少するものの、フルカラー表示では1画面分の表示データを格納できない内部表示メモリに1画面分の表示データを格納するようなことが可能になる。また、このとき階調電圧生成回路を構成するバッファアンプのうち不要な電圧用のアンプの動作を停止させるようにする。これにより、消費電力を減らすことができる。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、本発明に従うと、表示パネルの表示サイズや色数が増加しても、表示メモリの容量を適宜小さくすることが出来るので、それにより、チップサイズやコストの削減ならびに消費電力の低減が図れるという効果がある。この効果は特に小型携帯型の電子機器に採用する場合に有用である。
また、変化の少ない表示と動画のように頻繁に変化する表示との両方が混在された表示を行う場合に、表示メモリを介した表示データの転送方式と、表示メモリを介さない転送方式の2種類の方式を表示内容に応じて使い分けることが可能であるので、それにより無駄な転送処理が省けて消費電力の低減を図れるという効果がある。また、上記効果に付随して透過表示を実現することが可能となるという効果がある。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の表示駆動制御装置の実施例である液晶コントローラドライバの概略構成を示すブロック図である。
この実施例の液晶コントローラドライバ100は、特に制限されるものでないが、公知の半導体製造技術によって単結晶シリコンのような一つの半導体チップ上に形成される。
図1において、10はチップ外部のベースバンドプロセッサ115やアプリケーションプロセッサ116のような装置と接続され信号の送受信を行う入力インターフェース、20は表示データを格納するSRAMなどからなる表示RAMである。
入力インターフェース10は、ベースバンドプロセッサ115やアプリケーションプロセッサ116から入力された表示データをラッチするライトデータラッチ回路11や、各種コマンドや表示データの送り先を示すコードなどが設定されるコマンドレジスタ12、表示RAM20の表示データに基づく画面上での表示の位置が設定されるアロケーションレジスタ13などを有する。
15は表示データの書込み先を選択する選択手段としてのセレクタ、21は表示データが格納される表示RAM20の水平方向のデータ書込みアドレスを生成するXアドレスカウンタ、22は生成されたXアドレスをデコードするXアドレスデコーダ、23は表示RAM20の垂直方向のデータ書込みアドレスを生成するYアドレスカウンタ、24はアロケーションレジスタ13の設定値に基づき表示RAM20のデータ読出しタイミングを制御する表示アクセス制御回路、25はこの表示アクセス制御回路の制御を受けてYアドレスカウンタ23からのアドレス値をシフトしたり間引いたりするアドレス制御回路、26はこのYアドレスをデコードするYアドレスデコーダである。上記表示アクセス制御回路24とアドレス制御回路25とにより表示位置制御手段が構成されている。
さらに、30はベースバンドプロセッサ115からの表示データの入力タイミングや表示RAM20からの表示データの出力タイミングなどを同期させるタイミング制御回路、31は表示RAM20から読み出された表示データまたは入力インターフェース10から直接送られた表示データのうち何れかのデータを選択するデータセレクタ、32はデータセレクタ31により選択されたデータをラッチ回路33のどのアドレスへラッチするか選択するラッチアドレスセレクタ、33および34は液晶パネル140の1水平ライン分の表示データが保持される第1ラッチ回路および第2ラッチ回路、36は表示データに応じて選択される階調電圧を生成する階調電圧生成回路、35はラッチされた表示データに対応した階調電圧を選択する階調選択回路、37は液晶パネル140の垂直電極(TFT液晶パネルの場合はソース線もしくはデータ線と呼ばれる)を駆動する出力ドライバとしての駆動回路である。これらのうち、上記データセレクタ31とラッチアドレスセレクタ32とによりデータ供給手段が構成されている。
本実施例の液晶コントローラドライバ100は、外部から入力された表示データまたは表示RAM20から読み出された表示データに基づいて液晶パネル140のデータ線駆動信号を1水平ライン分ずつ順次生成し出力するとともに、それに同期して、図示しないコモンドライバ(TFT液晶パネルの場合はゲートドライバとも呼ばれる)が液晶パネル140のコモン線(ゲート線)を、例えば上端から下端に向かって順次選択していくことを繰り返すことで、画像の表示を行う。コモンドライバは、液晶コントローラドライバ100と同一のチップ上に形成されていてもよいし、別個の半導体集積回路として構成されていてもよい。
この実施例の液晶コントローラドライバ100においては、液晶パネル140を駆動するために用いられる表示データはベースバンドプロセッサ115から送られてくるが、この表示データを一旦表示RAM20に蓄えた後にラッチ回路33に読み出す動作と、入力インターフェース10から表示RAM20を介さずに直接ラッチ回路33に転送する動作とが可能に構成されている。
表示データを表示RAM20に書き込むか、それともラッチ回路33に供給するかの選択は、コマンドレジスタ12の設定値に基づきセレクタ15が切り換わることで行われる。また、コマンドレジスタ12の設定はベースバンドプロセッサ115により行うことができる。表示RAM20への静止画像のような表示データの書込みはベースバンドプロセッサ115により行い、高速データ転送を必要とする動画像のような表示データのラッチ回路33への転送はアプリケーションプロセッサ116により行うようにすることができる。
図2は、実施例の液晶コントローラドライバの表示メモリの容量と液晶パネルの表示領域との関係を説明する図である。
表示RAM20は、そのデータ容量が液晶パネル140の1画面分の表示データ量すなわち(全画素数×1画素当りのビット数)よりも少なく、例えば1画面の1/2のデータを記憶可能な容量を有するように構成されている。そのため、表示RAM20の各アドレスに対応づけられた表示領域は、図3に示すように、液晶パネル140の表示領域の一部の領域(以下、固定表示領域と称する)142とされる。
ただし、この表示RAM20に対応づけられる表示領域142は固定されたものではなく、アロケーションレジスタ13の設定値により様々な配置を取ることが出来る。対応づけることのできる表示領域の形は、図2(b)のように、矩形領域や横に長い長方形、縦に長い長方形の領域など種々に変形可能である。また、アロケーションレジスタ13に複数のアドレスを設定可能にすることにより1つのまとまった領域や複数に分断された領域など、種々に設定可能である。
このような対応付けは、アロケーションレジスタ13の設定値に基づき、液晶パネル140の水平ラインの表示データの読出しタイミングに合わせた表示RAM20のYアドレスのデータの読み出しと云ったYアドレス方向の制御と、その際に、ラッチ回路33のどの位置に表示RAM20から読み出された表示データを格納するかと云ったXアドレス方向の制御とにより実現される。前者の制御は表示アクセス制御回路24とアドレス制御回路25とにより行われ、後者の制御は表示アクセス制御回路24とラッチアドレスセレクタ32およびデータセレクタ31により行われる。
本実施例では、上記表示RAM20の表示データに基づく表示(以下、固定表示と称する)と表示RAM20を介さない直接書込み表示とを混在して動作させることができるようにされている。この機能を利用して、図3の固定表示領域142の周りの領域に直接書込みにより転送した画像データを表示させることができる。
次に、固定表示と直接書込み表示が混在している場合の動作について、図4〜図6を参照しながら説明する。なお、本明細書で固定表示とは、常に固定されている表示のことではなく、あくまでも表示RAM20の表示データに基づく表示のことを意味している。
図4(a)〜(d)は、上記固定表示領域142の一部に直接書込み表示が存在している場合の表示動作の説明図である。なお、表示RAM20の表示データに基づく表示を行なう固定表示領域142は、後述のように1画素を示すビット数を減らした場合には液晶パネル140全体に拡大させることができる。図4においては、固定表示領域142が液晶パネル140の画面全体である場合を表している。1画素が何ビットで構成されているかは、コントロールレジスタ12内にビット数指定レジスタもしくは既にあるレジスタの空きフィールドにビット数指定フィールドを設けて、ベースバンドプロセッサ115等が予めそのレジスタを設定しておくことにより指定できるように構成することができる。
図4(a),(b)ではベースバンドプロセッサ115からの静止画データがドライバ内の表示RAM20に書き込まれ、そのデータが表示RAM20から読み出されて液晶パネル140に表示される様子を示している。図4(c),(d)では、アプリケーションプロセッサ116から転送された直接書込みデータ(動画像データ)または既に表示RAM20に書き込まれている画像データのいずれかを、セレクタ31で選択して液晶パネル140に表示する様子を示している。
かかる表示を行なう際には、アプリケーションプロセッサ116からタイミング制御回路30へ水平方向(ライン方向)の表示有効期間を示すイネーブル信号EN(H)と垂直方向の表示有効期間を示すイネーブル信号EN(V)とが出力され、タイミング制御回路30がこれらのイネーブル信号が有効レベル(ハイレベル)を示している間だけ表示アクセス制御回路24を介してデータセレクタ31をセレクタ15側へ切り替えるとともに、ラッチ回路33に対してデータの取り込みを許可する制御信号をラッチアドレスセレクタ回路32へ出力して、ラッチ回路33が許可された期間だけアプリケーションプロセッサ116からの直接表示データをラッチするように制御され、それ以外は表示RAM20から読み出された表示データをラッチするように制御される。
一方、図5および図6には、図3のように、固定表示領域142の外側に直接書込み表示が存在している場合の表示データの転送のタイミングが示されている。このうち、図5は図3の(A)の範囲のように直接書込みのみの表示のときのラッチ回路33,34への表示データのラッチ動作を示すタイムチャート、図6は図3の(B)の範囲のように固定表示と直接書込み表示とが混在しているときのラッチ回路33,34への表示データのラッチ動作を示すタイムチャートである。図5,図6において、ラッチクロッφ1は外部から供給されるドットクロックDOTCLKに同期したクロック信号、ラッチクロックφ2は外部から供給される水平同期信号HSYNCに同期したクロック信号である。
図5に示すように、直接書込みのみの表示のときは、1水平期間中に表示パネルの1ライン分の表示データがラッチクロックφ1に同期して順次第1ラッチ回路33に取り込まれ、第1ラッチ回路33に格納された1水平ライン分の表示データは1水平期間毎に1個のラッチクロックφ2に同期して第2ラッチ回路34に一度に移される。そして、第2ラッチ回路34にラッチされた表示データが駆動回路37へ転送されてセグメント駆動信号が生成されて出力される。ラッチクロックφ1,φ2はタイミング制御回路30から供給される。
なお、図5の直接書込みのみ表示の場合には、コントロールレジスタ12の設定値に基づいてセレクタ15が外部からの表示データをセレクタ31側へ伝達するように、またデータセレクタ31が外部からの表示データを選択する側に切り替えがなされ、表示データはセレクタ15および31を介して順次ラッチ回路33に書き込まれていく。
一方、図6に示すように直接書込み表示と固定表示とが混在する期間の場合には、先ず図5の場合と同様に表示タイミングに同期して外部から表示データが転送されてラッチ回路33に書き込まれていくとともに、アロケーションレジスタ13に設定された1水平ライン上の固定表示位置に来たときに、表示アクセス制御回路24の制御によりデータセレクタ31の選択パスが切り換えられて、内蔵RAM20の表示データがラッチ回路33の固定表示位置に対応するアドレスにラッチされるようになっている。
なお、内蔵RAM20への表示データの書込みは、直接書込み表示が行われていない期間に行ったり、直接書込み表示が行われている期間であってもその垂直帰線期間内に行うことができる。
以上のように、この実施例の液晶コントローラドライバ100によれば、表示RAM20の表示データを用いた固定表示と、表示RAM20を介さない直接書込み表示との両方を混在させた表示駆動が可能であるため、液晶パネル140の画面サイズすなわち1画面分の表示データ量が大きくなっても、表示RAM20の容量は適宜小さくすることが出来る。
図8には、実施例の液晶コントローラドライバ100における表示RAM20内の表示データと液晶パネルの表示画面との対応付けのその他の例を示す。
表示RAM20と画面との対応付けの方法は、図2で示したように画面の一部を対応づけると云った方法だけでなく、液晶パネル140の1画素の階調数を下げることで、表示RAM20の表示データを液晶パネルの全画素に対応づけることも可能である。例えば、図7に示すように、液晶パネル140が1画素当たり16(4ビット)階調の表示が可能であり、この16階調表示を標準モードとしたときに、1画素当たり4(2ビット)階調で表示する低階調モードを設けることで、表示RAM20の容量が標準モードの1画面分の表示データ量の半分である場合にも、低階調モードに切り替えることにより表示RAM20に格納されている表示データを液晶パネル140の全画素に対応づけることが出来る。
但し、このような低階調モードを設ける場合には、表示RAM20から読み出した表示データをラッチ回路33へ書き込む際に、4ビットのリードデータを上位2ビットと下位2ビットに分け、これらの2ビットを例えば各々下位2ビットがマスクされた隣接する2つの4ビットラッチの上位2ビットにそれぞれ書き込むようにして、4ビットデータの書込みから2ビットデータの書込みに切り換える構成が必要となる。
図7には、1画素が標準で4ビットの場合を示したが、同様にして1画素が18ビットで構成されている表示データに基づく階調表示が可能な液晶パネルを駆動可能な前記実施例の液晶コントローラドライバにおいては、表示RAM20の1画素当たりのデータのビット数を変える事によって、例えば図8の(1)〜(5)のように表示パネル140の表示領域と表示RAM20内の表示データとの関係を変えることができる。
図8(1)は1画素が18ビットで表される標準モード、図8(2)は1画素が16ビットで表される準高階調モード、図8(3)は1画素が12ビットで表される中間階調モード、図8(4)は1画素が8ビットで表される中間階調モード、図8(5)は1画素が3ビットで表される低階調モードである。図8(5)の低階調モードを選択することにより、図8(6)に示すように、表示RAM20に2画面分の画像データを記憶させることができる。図8より、1画素あたりの色数が少なくなるにしたがって、対応する表示領域が拡大することが分かる。
図9に、フルカラー表示を行う場合に液晶パネルの1画面の表示データの半分のデータを記憶可能な容量を有する表示RAM20の構成の仕方と該表示RAM20からラッチ回路130(図1では表示RAM20内にある)へのデータの読出し方法並びに1画素当たりの画像データのビット数が切り替わった場合のラッチ回路130へのデータの読出し方法を示す。
図9において、垂直期間に合わせたRAM構成とは、例えば垂直方向の画素数が320ドットで水平方向の画素数が240ドットで1画素あたり16ビットすなわち約6万5千色のカラー表示が可能な液晶パネルに表示するデータを記憶する表示RAM20のメモリ行の数を液晶パネルの垂直方向の画素数に合わせて320本とすることを意味する。また、水平期間に合わせたRAM構成とは、同様に縦横320×240ドットの液晶パネルに表示するデータを記憶する表示RAM20のメモリ列の数を液晶パネルの水平方向の画素数に合わせて240本とすることを意味する。
一方、表示RAM20から読み出されたデータを保持するラッチ回路130は、いずれの場合にも液晶パネルの水平方向の全画素の画像データを保持可能な240×16ビットであるとする。この場合、垂直期間に合わせたRAM構成では表示RAM20から読み出された表示データは、図9(A)のように奇数行の120画素分をラッチ回路130の片側半分に格納し、偶数行の120画素分をラッチ回路の残りの半分に格納し、240画素揃ったところでデータセレクタ31へ出力させるようにすればよい。
また、水平期間に合わせたRAM構成では表示RAM20から読み出された表示データは、図9(B)のように一行分(240画素)ごとにラッチ回路130に格納し、データセレクタ31へ出力させるようにすればよい。
上記のような縦横320×240ドットで6万5千色のカラー表示が可能な液晶パネルを駆動可能な液晶コントローラドライバを用いて縦横320×240ドットで256色(8ビット階調)のカラー表示が可能な液晶パネルを駆動する場合、垂直期間に合わせたRAM構成では、表示RAM20の各行に液晶パネルの1ライン分の240画素×8ビット(ただし外部からの書き込みデータは16ビット単位)の表示データが格納される。従って、この場合には、図9(C)のように表示RAM20から1行分ずつ表示データを読み出し、それをラッチ回路に一括保持させてからデータセレクタ31へ出力させるようにすればよい。
また、水平期間に合わせたRAM構成では、表示RAM20の各行に液晶パネルの2ライン分の480画素×8ビットの表示データが格納される。従って、この場合には、図9(D)のように表示RAM20から読み出された一行分の表示データの半分(240画素)を第1ラッチ回路に格納し、その後それを第2ラッチへ転送して残りの半分のデータを第1ラッチ回路に読み出してから順次データセレクタ31へ出力させるようにすればよい。
このように、液晶パネルのサイズと階調表示に必要な1画素当たりのビット数に応じて表示RAM20の構成とラッチ回路のビット長とを決定することにより、チップコストを最小にするような最適なレイアウトを選択できるようにすることができる。
次に、上記実施例の液晶コントローラドライバにおける階調電圧生成回路36の構成例について、図13を用いて説明する。
この実施例の階調電圧生成回路36は、例えば図13のように電源電圧端子Vcc−Vss間に接続されたラダー抵抗361と、該ラダー抵抗361で抵抗分割された任意の電圧をインピーダンス変換して出力する複数のバッファアンプBFF0〜BFF63とからなり、最大64段階の階調電圧V63〜V0を生成して出力できるように構成されている。ラダー抵抗361は、使用する液晶パネルのγ特性を補正するような階調電圧V63〜V0を発生することができるように抵抗比が設定、もしくはγ特性を補正するのに必要な階調電圧が取り出せるようにバッファアンプBFF0〜BFF63の入力端子が接続されるノードが決定されている。
また、この実施例の階調電圧生成回路36には、コントロールレジスタ12内のビット数指定レジスタに設定された画素ビット数をデコードするデコーダ362が設けられているとともに、バッファアンプBFF0〜BFF63にそれぞれ電源スイッチSW0〜SW63が設けられており、上記デコーダ362の出力により指定画素ビット数に応じてバッファアンプBFF0〜BFF63のうち有効化されるものを切り替えることができるように構成されている。すなわち、例えば指定画素ビット数が6ビットのときはすべてのアンプを活性化させ、指定画素ビット数が6ビットから5ビットになった場合には64個のバッファアンプBFF0〜BFF63のうち半分の32個をオフさせ、指定画素ビット数が4ビットになった場合には64個のバッファアンプBFF0〜BFF63のうち3/4の48個をオフさせることができる。これにより、階調電圧生成回路36の消費電力を大幅に減らすことができる。
さらに、上記階調電圧生成回路36は、例えば画素ビット数が5ビットに減ったときはバッファアンプBFF0〜BFF63を一つおきに有効化させ、画素ビット数が4ビットのときバッファアンプを3つおきに有効化させるというようにすることにより出力される電圧を間引くとともに、画素ビット数が減った場合にも最大階調電圧V63と最小階調電圧V0は出力させるように構成されている。このようにV63とV0を出力させることにより、背景色に白色または黒色のいずれを用いた場合にもコントラストが低下するおそれがなくなる。ただしこの場合には、最大階調電圧V63と最小階調電圧V0のほぼ中間では間引きの間隔が他よりも少し広くなる。
一方、階調選択回路35は、RGBそれぞれに対応して最大6ビットの画像データに基づいて前記階調電圧生成回路36からの階調電圧V63〜V0のいずれかを選択するセレクタ351,352,353から構成されている。さらに、この実施例では、第2ラッチ回路34と階調選択回路35との間に画素データのビットの並びを入れ替えることにより、上記のように生成する階調電圧を減らすのに応じて生成されなくなった電圧を選択させないようにするためのビット変換回路391,392,393が設けられている。
このビット変換回路391〜393は、1画素がRGBそれぞれ6ビットで構成されている場合にはラッチ回路34のデータをそのまま伝達し、1画素がRGBそれぞれ5ビット(例えばB5,B4,B3,B2,B1)で構成されている場合には、無効である最下位ビットB0に最上位ビットB5を入れてB5,B4,B3,B2,B1,B5なるデータに変換する。
これにより、最大電圧V63と最小電圧V0を出力しかつオフ状態になったバッファアンプの出力を選択させないようにすることができる。なお、本実施例では最大階調電圧V63と最小階調電圧V0を出力させることによって、V63とV0の中間で間引きの間隔が他よりも少し広くなっているが、V63とV0の中間の階調電圧を間引かずに残しかつこの電圧が選択されるようにビット変換回路39を構成するようにしてもよい。
また、本実施例では1画素がRGBそれぞれ5ビットで構成されている場合のビットの入れ替え方法を説明したが、1画素がRGBそれぞれ4ビットや3ビットで構成されている場合にも同様の考え方で、階調電圧V63〜V0の中から所定の間隔でとびとびに電圧を選択するとともに、最大階調電圧V63と最小階調電圧V0は出力させるようにRGBコードのビット入れ替えを行うとよい。
また、ラダー抵抗361とバッファアンプBFF0〜BFF63との間にラダー抵抗361が抵抗分割された電圧を選択するセレクタを、またコントロールレジスタ12内には液晶パネルのγ特性を設定するためのレジスタを設け、該レジスタの設定値に応じて各セレクタを切り替えて所望のレベルの電圧を出力させることにより、使用する液晶パネルに応じてそのγ特性を補正するような階調電圧を出力できるように構成しても良い。
さらに、実施例では階調電圧生成回路36で64段階の階調電圧V63〜V0を生成しているが、64段階の階調電圧を生成する代わりに32段階の階調電圧V31〜V0を生成させ、生成された32段階の階調電圧V31〜V0を用いて階調選択回路35においていずれか隣接する2つの電圧(例えばV21とV22)を例えば2フレームのうち,1フレーム目にV21,2フレーム目にV22と交互に表示させることで、実効的に中間の電圧(V21+V22)/2が液晶に印加されることにより、実質的に64段階の階調表示を行うことも可能である。
次に、上記実施例の液晶コントローラドライバを応用したシステムについて説明する。図10には、上記実施例の液晶コントローラドライバを採用した携帯電話システムの回路構成の一例を示す。
同図において、100は前述の液晶コントローラドライバ、110は無線信号の送受信と無線信号およびベースバンド信号間の変換とを行う高周波用RFユニット、115は音声信号や送受信信号に係る信号処理やシステム全体の制御等を行なうシステム制御装置としてのベースバンドプロセッサ、116はMPEG方式等に従った動画処理等のマルチメディア処理機能や解像度調整機能、ジャバ高速処理機能等を有するアプリケーションプロセッサ、117は着信音出力や受話音声の信号処理を行う音声処理ユニット、118は住所録データなどユーザの設定データが格納される不揮発性メモリ、119は液晶パネルの1画面分の静止画データを格納するフレームバッファとして使用されたり動画再生時の表示データのバッファメモリなどとして使用されるSRAM(Static Random Access Memory)で、これらの回路はプリント配線基板などからなるシステムボード150に搭載される。
ベースバンドプロセッサ115は、自己宛ての受信データを識別して音声データを取り出したり送信データを無線送信用のフォーマットに変換したりするDSP(Digital Signal Processor)121、ユーザの操作内容に基づくシステム制御や送受信データのデータ処理および表示制御などを行うMCU(マイクロコントローラユニット)120などからなる。アプリケーションプロセッサ116は、システム全体の性能に合わせて搭載されることがあるLSIであり、MPEG(Moving Picture Experts Group)データの符号化・復号処理を行うコーデック回路123や、ジャバ言語の処理回路などからなる。また、これを省略したシステムも可能である。140は液晶コントローラドライバ100によって表示駆動されるカラー液晶パネルであり、液晶コントローラドライバ100として前記実施例の液晶コントローラドライバを使用したシステムでは、液晶パネル140として1画面の表示データ量が液晶コントローラドライバ内蔵の表示RAM20の容量よりも大きいサイズのものを使用して全画面表示を行なわせるようにすることができる。
なお、液晶コントローラドライバ100と高周波用RFユニット110とベースバンドプロセッサ115とアプリケーションプロセッサ116とメモリ118およびSRAM119は、ボード上に形成されたシステムバスS−BUSにより互いにデータ転送可能に接続される。前記実施例の液晶コントローラドライバを使用したシステムでは、あまり表示が変化しない画像に関してはベースバンドプロセッサ115が液晶コントローラドライバ100内の表示RAM20に画像データを書き込んでおくことにより、従来のように毎回メモリ119から画像データを読み出して液晶コントローラドライバ100へ転送しなくても表示を行わせることが可能であり、これによってベースバンドプロセッサ115の負担を軽減することができる。
また、前記実施例の液晶コントローラドライバを使用したこの携帯電話システムは、液晶パネル140に通話相手の電話番号や名前などの固定表示の他、受信した動画データをデコーダ回路123で復号して一旦SRAM119に蓄えた後、表示タイミングに合わせてベースバンドプロセッサ115が該復号データを液晶コントローラドライバ100に送ることで、内蔵の表示RAM20を介さない直接書込み表示により動画再生が可能である。
図11には、図10の携帯電話システムにおける液晶パネル140への表示画像の例を示す。
上記携帯電話システムによれば、図11(a)に示すように、上記直接書込み表示による動画表示V1と、表示RAM20の表示データに基づく固定表示V2、V3とを混在して表示出力することが出来る。また、固定表示V2、V3の位置もベースバンドプロセッサ115によるアロケーションレジスタ13の設定値により、図11(b)に示すように適宜の位置に変化させることが出来る。
このように、表示RAM20の表示データに基づく固定表示方式を、電源マーク、アンテナマークおよび日時情報の表示など、変化の少ない表示に用いる一方、直接書込みの表示方式を動画再生など頻繁に変化する表示に用いることで、変化の少ない表示データについては同じ表示データを何度も液晶コントローラドライバに転送する処理が省けるとともに、頻繁に変化する表示データについては表示RAM20への迂回が省けるなど、表示内容に適した処理方式の使い分けが可能であり、この表示内容に適した処理により消費電力の低減を図ることが出来る。
以上、内蔵RAMのデータと外部からの直接データを選択して表示させる方法を説明してきたが、この方式を利用した応用例として透過表示の方法を図12に示す。透過表示機能とは指定した色をパネル上に表示させたり表示させないようにする機能をいう。構成として、色情報を保持するレジスタ(透過用レジスタ165)と、外部から入力されるデータを保持するラッチ回路(ライトデータラッチ11)と、上記レジスタの出力とラッチ回路の出力を比較する回路(コンペア回路166)とを有する。コンペア回路166の出力により、パネルに表示される色の種類が制御される。色情報は赤R・緑G・青Bの成分に分けて各数ビットのデータとして保持される。
図12(a)は、ライトデータラッチ11のデータがコンペア回路166を経由せず、直接データセレクタ31に出力されるモードでの状態を示す。図12(b)は、ライトデータラッチ11のデータがコンペア回路166を経由し、色情報を保持したレジスタ165との比較により透過制御回路167で特定の色が出力されない(透過される)モードの状態を示す。図12(a)と(b)のモードはチップ外からの制御信号により切り替えるか、あるいは色情報レジスタの値により切り替える構成としてもよい。
図12(a)においては(透過表示を行わないモードにおいて)は、ライトデータラッチ11の出力はコンペア回路166を経由することなく、データセレクタ31に直接出力され、内部RAM20の出力データと重ねてパネル140に表示されるデータセレクタ31の出力タイミングはアクセス制御回路24により制御される。図12(b)では、出力させない任意の表示色(白)が透過用レジスタ165に設定されている。透過用レジスタ165の出力とライトデータラッチ11の出力はコンペア回路166に入力される。
入力された出力の値はコンペア回路166により比較され、一致・不一致の結果が透過制御回路167に出力される。この透過制御回路167により指定色(例えば白)が透過される(出力されない)ことを示す信号が生成され、その結果がアクセス制御回路24に送られる。パネル140に表示されるデータセレクタ31の出力タイミングはこのアクセス制御回路24により制御され、データセレクタ31で内部RAM20からの読み出しデータと重ねられる。これにより、レジスタ165に入力された色情報がパネル上では透過して、背景の青データがパネル上に写る。尚、透過用レジスタ165に変えて透過させたくない色の情報を非透過用レジスタに設定し、ライトデータラッチ11の出力と一致した色のみを出力させる方式を用いてもよい。比較する対象を減らす構成とした方が有利となる。
以上の方法により、図12(b)のように直接書込みデータで矩形領域にある特定の図形(図では円)を、切り抜いてパネル140に表示させるようなことができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、実施例では表示RAM(表示メモリ)20をマーク表示や日時表示など変化の少ない表示データを格納するものとして説明したが、例えば、表示メモリを背景色など同一色で塗りつぶす部分の表示データ(色データ)のみ格納して、該表示メモリのデータにより背景表示を行い、その他の部分の表示を表示メモリを介さない直接書込みによる表示とするように構成しても良い。
また、表示データを入力インターフェースから表示メモリへ送るか表示メモリを介さずに出力ドライバ側へ送るかを選択する手段としてセレクタ15を例示したが、例えば表示RAM20の書込みコマンドのオン/オフとデータセレクタ31の切り換えにより上記選択手段としての機能を実現できるなど、その構成は種々に変形可能である。また、入力インターフェースに表示データの入力ポートを2つ設け、一方を表示メモリ側、他方を表示メモリを介さずに出力ドライバ側に接続する構成としても良い。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野である携帯電話システムの液晶コントローラドライバについて説明したがこの発明はそれに限定されるものでなく、小型携帯型の電子機器の表示パネルを駆動する表示駆動制御装置に広く利用することができる。
本発明の実施例の液晶コントローラドライバの概略構成を示すブロック図である。 実施例の液晶コントローラドライバの表示メモリの容量と液晶パネルの表示領域の関係を説明する図である。 表示メモリのデータに基づく固定表示と表示メモリを介さない直接書込み表示とが混合された表示例を示す図である。 表示メモリのデータに基づく固定表示と表示メモリを介さない直接書込み表示とが混合された場合の表示動作を示す図である。 図3の水平期間(A)における表示データの転送動作を説明するタイムチャートである。 図3の水平期間(B)における表示データの転送動作を説明するタイムチャートである。 表示メモリのその他の使用例を説明する図である。 1画素の階調数を変えた場合の表示メモリの具体的な使用例を示す図である。 表示メモリから第1ラッチ回路への表示データの転送方式について表示メモリのアレイ構成と画素の階調数とを変えた場合のそれぞれの例を説明する図である。 実施例の液晶コントローラドライバを採用した携帯電話システムの構成例を示すブロック図である。 図10の携帯電話システムにおける表示例を示す画像図である。 透過制御を可能とする液晶コントローラドライバの主要構成とその動作例を説明する図である。 階調電圧生成回路の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10 入力インターフェース
13 アロケーションレジスタ
15 セレクタ
20 表示RAM(表示メモリ)
23 Yアドレスカウンタ
24 表示アクセス制御回路
25 アドレス制御回路
26 Yアドレスデコーダ
30 タイミング制御回路
31 データセレクタ
32 ラッチアドレスセレクタ
33 第1ラッチ回路
34 第2ラッチ回路
35 階調電圧選択回路
36 階調電圧生成回路
37 駆動回路
110 高周波用RFユニット
115 BBP(ベースバンドプロセッサ)
116 APP(アプリケーションプロセッサ)
117 音声処理ユニット
120 MCU(マイクロコントローラユニット)
140 液晶パネル
BFF0〜BFF63 バッファアンプ

Claims (4)

  1. 画面を表示する表示パネルと、
    前記表示パネルを駆動するドライバと、
    無線信号を送受信する高周波ユニットと、
    前記ドライバと前記高周波ユニットとを制御する第1のプロセッサと、
    画像データ処理を行う第2のプロセッサと、
    を含む携帯情報端末であって、
    前記ドライバは、
    前記第1のプロセッサから供給された静止画データを格納する表示メモリと、
    前記表示メモリに接続され前記表示メモリから読み出される静止画データと前記第2のプロセッサから供給される動画データとを選択するデータセレクタと、
    複数の階調電圧を生成して、生成された前記複数の階調電圧を出力する複数のバッファ回路を含む階調電圧生成回路と、
    前記データセレクタと前記階調電圧生成回路とに接続され前記データセレクタによって選択された前記静止画データまたは前記動画データに応じて前記表示パネルを駆動するための階調電圧を前記階調電圧生成回路により生成される前記複数の階調電圧から選択する階調電圧選択回路と、
    前記階調電圧生成回路および前記階調電圧選択回路に接続され前記階調電圧生成回路および前記階調電圧選択回路によって前記表示パネルに表示される画素の階調を設定する指定ビット数を格納するレジスタとを有するものであり、
    前記第1のプロセッサが、前記レジスタに格納される前記指定ビット数を設定するものであり、
    前記表示メモリから読み出されて前記前記データセレクタによって選択された前記静止画データに応じて前記階調電圧生成回路および前記階調電圧選択回路によって前記表示パネルに静止画を表示する際に、前記第1のプロセッサにより前記レジスタに小さなビット数の前記指定ビット数を設定することによって、前記表示パネルでの大きなサイズの前記静止画の表示を可能とする一方、前記階調電圧生成回路の前記複数のバッファ回路の一部を非活性状態に制御することを特徴とする携帯通信端末。
  2. 前記第1のプロセッサによって前記レジスタに大きなビット数の前記指定ビット数を設定する場合には、前記表示メモリから読み出され前記表示パネルで表示される前記静止画のサイズは前記表示パネルの1画面分の表示サイズよりも小さいものとなることを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  3. 前記ドライバは、
    前記第1のプロセッサから供給される前記静止画データおよび前記第2のプロセッサから供給される前記動画データが入力されるインターフェース回路と、
    前記インターフェース回路に接続され、入力される前記静止画データを前記表示メモリへ供給する一方、入力される前記動画データを前記データセレクタに供給するセレクタ回路とを更に含み、
    前記セレクタ回路によって前記静止画データが前記表示メモリへ供給されるか前記動画データが前記データセレクタへ供給されるかは、前記第1のプロセッサによって前記レジスタに設定される値に基づき切り換え可能とされることを特徴とする請求項2に記載の携帯通信端末。
  4. 前記データセレクタと前記階調電圧選択回路とに接続され、前記レジスタに格納される前記指定ビット数によって制御され、前記データセレクタによって選択される前記静止画データまたは前記動画データのビットを変換するビット変換回路を前記ドライバが更に含み、
    前記レジスタに設定される前記小さなビット数の前記指定ビット数に応じて、前記ビット変換回路からの変換ビット信号は前記階調電圧生成回路で非活性状態に制御されるバッファ回路の出力を非選択とし前記階調電圧生成回路で活性状態に制御されるバッファ回路の出力を選択することを特徴とする請求項2に記載の携帯通信端末。
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