JP2009079856A - 連続式冷凍装置 - Google Patents
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Abstract
【目的】
ベルトコンベアの下方からベルトコンベア上の被冷却物を冷却する際、従来のブラインを用いてなる液体冷却器に代えて装置に備える空気冷却用の冷却器を用いて冷却できるようにして、液体冷却器を用いたことで生じている例えば消費電力量の増加、ブライン管理の必要、洗浄性の低下等の問題を解決でき、しかも被冷却物の凍結おける身割れを防止できる連続式冷凍装置を提供する。
【解決手段】
連続式冷凍装置1に備える冷却器6で冷却した冷気を、ベルトコンベア3の上下両方向からこのベルトコンベア3に向けて吹き付けるとともに、ベルトコンベア3下方に配設した配管5cの噴射口5dの配設ピッチよりもベルトコンベア3上方の陽圧室5に設けた噴出口5bの配設ピッチを大にして、ベルトコンベア3の上方から吹き付けられる冷気Aの風量よりもベルトコンベア3の下方から吹き付けられる冷気AAの風量を大にする。
【選択図】 図1
ベルトコンベアの下方からベルトコンベア上の被冷却物を冷却する際、従来のブラインを用いてなる液体冷却器に代えて装置に備える空気冷却用の冷却器を用いて冷却できるようにして、液体冷却器を用いたことで生じている例えば消費電力量の増加、ブライン管理の必要、洗浄性の低下等の問題を解決でき、しかも被冷却物の凍結おける身割れを防止できる連続式冷凍装置を提供する。
【解決手段】
連続式冷凍装置1に備える冷却器6で冷却した冷気を、ベルトコンベア3の上下両方向からこのベルトコンベア3に向けて吹き付けるとともに、ベルトコンベア3下方に配設した配管5cの噴射口5dの配設ピッチよりもベルトコンベア3上方の陽圧室5に設けた噴出口5bの配設ピッチを大にして、ベルトコンベア3の上方から吹き付けられる冷気Aの風量よりもベルトコンベア3の下方から吹き付けられる冷気AAの風量を大にする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ベルトコンベアなどの搬送手段によって冷却室内を通過する生鮮食料品等の被冷却物に冷気を吹き付けて冷凍する連続式冷凍装置に関し、より詳しくは、高含水の被冷却物を冷凍する場合に発生する凍結膨張による被冷却物の身割れを低減できるようにした連続式冷凍装置に関する。
従来、連続式冷凍装置は、冷却室内を水平移動するベルトコンベア上の被冷却物に、装置に備える冷却器で冷却した空気をベルトコンベアの上方から吹き付け被冷却物を冷凍している(例えば、特許文献1参照)。
そして、ホタテ貝や豆腐等の高含水物を冷凍する場合は、凍結時の凍結膨張により生じる身割れを低減させるため、図3に示すように、連続式冷凍装置8に備える空気冷却用の冷却器9に加えてベルトコンベア10の下方にブライン(ブライン冷却部11a)を用いてなる液体冷却器11を配設し、ベルトコンベア10の下方からもこのベルトコンベア10のベルトを冷却してこの冷却されて低温になったベルトコンベア10でベルトコンベア10上のホタテ貝や豆腐等の被冷却物12を冷却している。
すなわち、ベルトコンベア10上のホタテ貝や豆腐等の被冷却物12は、装置に備える冷却器9で冷却された空気すなわち冷気Bがベルトコンベア10の上方から吹き付けられて被冷却物12の上部が冷却され、また、ベルトコンベア10の下方に配設した液体冷却器11のブライン冷却部11aで低温に冷却されたベルトコンベア10で被冷却物12の下部が冷却されるために被冷却物12の上下両部分における凍結進行速度に差が生じ、これにより、凍結時の凍結膨張による応力が凍結進行速度が遅いためにまだ凍結していない部分から逃げることができて、被冷却物12に身割れが生じ難くなる。
しかしながら、装置に備える空気冷却用の冷却器に加えてベルトコンベアの下方にブラインを用いてなる液体冷却器を配設することでベルトコンベア上の被冷却物における上下両部分に凍結進行速度による差を生じさせるようにしているため、以下のような問題が生じていた。
すなわち、同一装置内に冷却器を2基設けているので装置稼動時における消費電力量が増加し、また、液体冷却器におけるブラインの濃度/水素イオン指数(pH)/温度等の管理が必要となり、さらに、液体冷却器のブラインが接触するベルトコンベアにおけるベルトの腐食や錆等の点検も必要になり、そして、液体冷却器がベルトコンベアに沿ってこの下方に密着して配設されるため、装置内の洗浄時に液体冷却器が邪魔となってベルトコンベアの下方部分が洗浄し難くい等の問題があった。
本発明は、ベルトコンベアの下方からベルトコンベア上の被冷却物を冷却する際、従来のブラインを用いてなる液体冷却器に代えて装置に備える空気冷却用の冷却器を用いて冷却できるようにして、液体冷却器を用いた際に生じる上述の問題を解決できる連続式冷凍装置を提供できるようにした。
上述した課題を解決するために、本発明に係る連続式冷凍装置は、スチールベルトからなるベルトコンベアにより冷却室内を移動させられている被冷却物を、この冷却室内に送風される冷気によって凍結させる連続式冷凍装置であって、ベルトコンベアの上下両方向からこのベルトコンベアの搬送側ベルトに向けて冷気を吹き付けるとともに、ベルトコンベアの上方向から吹き付ける冷気よりもベルトコンベアの下方向から吹き付ける冷気の風量または風速を大にして、ベルトコンベア上の被冷却物が、この被冷却物における下方部分より凍結が進行するように構成したものとしてある。
また前記ベルトコンベアの上下両部に、このベルトコンベアの搬送方向に所定のピッチで配設した複数の噴出口から冷気を噴出させるとともに、ベルトコンベアの上方部に配設した噴出口の配設ピッチをベルトコンベアの下方部に配設した噴出口の配設ピッチよりも大に構成したものとしてある。
さらに前記噴出口をスリット状に形成して、長手方向を搬送手段の進行方向に対して略直交させ、少なくともこの搬送手段の幅と略同じとなるように構成したものとしてある。
本発明の連続式冷凍装置によれば、ベルトコンベア上の被冷却物をベルトコンベアの上下両方から冷却する際、従来のように、装置に備える空気冷却用の冷却器とブラインを用いてなる液体冷却器の2基で冷却するのではなく、装置に備える空気冷却用の冷却器1基でベルトコンベア上の被冷却物をベルトコンベアの上下両方から冷却できるようにしたので、装置稼動時における消費電力量を大に低減できて省エネルギー化できる。
しかも、空気冷却方式は液体冷却器方式よりも冷媒の蒸発温度が高くなるので高効率で冷却できる。
そして、液体冷却器を使用しないので、従来実施していた液体冷却器におけるブラインの濃度/水素イオン指数(pH)/温度等の管理も必要がなく、また、ベルトコンベアにおけるベルトの腐食や錆等の点検回数も、液体冷却器を使用していた従来に比して点検回数を減じることができるので、装置のメンテナンス性を向上できて省力化できる。
また、装置内を洗浄する際も、ベルトコンベアの下方に配設されるのは冷気をベルトコンベアの下面に向かって噴射するための噴射ノズルや配管であるため、従来のように、液体冷却器がベルトコンベアに沿ってこの下方に密着して配設されるのとは異なり、ベルトコンベアと冷気の噴射ノズルや配管との間に適当な隙間があくので、ベルトコンベアの下面やこの下方部分も容易に洗浄できる。
そして、冷気が噴出するベルトコンベアの上下にそれぞれ配設している噴射口の配設ピッチを調整することで簡単にベルトコンベア上の被冷却物における上下両部分からの凍結進行速度を変えることができ、したがって凍結進行速度の調整を簡単かつ容易に行える。
さらに凍結進行速度の変化は、噴射口の開口径や形状等を変えることで噴出する冷気の風量を変えて行うこともできるためベルトコンベア上の被冷却物における上下両部分からの凍結進行速度をきめ細かく調整できるので、凍結の際に生じる被冷却物の身割れを大に生じ難くできる。
以下、本発明の連続式冷凍装置を添付図面に基づいて説明する。
本発明に係る連続式冷凍装置は、図1に示すように、連続式冷凍装置1内の上方に陽圧室5が設けられ、この陽圧室5内の左右には送風用のファン6aを設けた冷却器6をそれぞれ配設している。
本発明に係る連続式冷凍装置は、図1に示すように、連続式冷凍装置1内の上方に陽圧室5が設けられ、この陽圧室5内の左右には送風用のファン6aを設けた冷却器6をそれぞれ配設している。
そして、陽圧室5を構成する下方の隔壁5aには、後述するベルトコンベア3における上段のベルト面に対向する多数の噴射口5bを配設している。
陽圧室5における隔壁5aの下方には冷却室2が設けられ、この冷却室2内に被冷却物4を載せて水平移動する搬送手段たるベルトコンベア3が配設されていて、このベルトコンベア3は伝熱性に優れるスチールベルトで構成してある。
さらに、この冷却室2内には、前記ベルトコンベア3における搬送側ベルトたる上段のベルト面に対向させて、多数の噴出口5dを配設した管材5cをベルトコンベア3における上段のベルトと下段のベルトの間に配設している。
そして、本発明の連続式冷凍装置は、陽圧室5内に配設している冷却器6において冷却した空気すなわち冷気をファン6aによって陽圧室5内に噴き出させ、この冷気Aを、陽圧室5内における下方の隔壁5aに設けている多数の噴射口5bから冷却室2内を水平に移動するベルトコンベア3上の被冷却物4に向かって吹き付けるとともに、ベルトコンベア3における上段のベルトと下段のベルトの間に設けている多数の噴出口5dから冷却室2内を水平に移動するベルトコンベア3の下面に向かって吹き付けている(冷気AA)。
また、ベルトコンベア3の下面に向かって噴出口5dから吹き付けられる冷気AAは、前記冷却器6から直接噴出口5dを配設する管材5cに案内したり、あるいはファン6aによって冷却器6から陽圧室5内に噴き出された冷気Aをこの陽圧室5内から噴出口5dを配設する管材5cに案内するようにしている。
そして、冷気AAを被冷却物4が載っているベルトコンベア3の下面に向かって吹き付ける場合は、図1に示したように、ベルトコンベア3の下方に配設した多数の噴出口5dにて吹き付ける他にも、図2に示すように、冷気AAをベルトコンベア3の下方に設けた陽圧室7の隔壁7aに多数配設した噴射口7bから被冷却物4が載っているベルトコンベア3の下面に向かって吹き付ける場合もある。
さらに、図1、図2におけるベルトコンベア3の下方に配設した噴出口5d、噴射口7bから冷却器6で冷却した冷気を被冷却物4が載っているベルトコンベア3の下面に向かって吹き付ける場合、この冷気をファン等の送風手段によって大にベルトコンベア3の下面に向かって吹き付ける場合もある。
そして、ベルトコンベア3の下方からこのベルトコンベア3の下面に向かって吹き付ける冷気AAの方を、ベルトコンベア3上方の陽圧室5における噴出口5bからベルトコンベア3上の被冷却物4に向かって吹き付ける冷気Aよりも大にしている。
したがって、ベルトコンベア3上の被冷却物4は、ベルトコンベア3の上方から吹き付けられる冷気Aよりも大に吹き付けられるベルトコンベア3の下方からの冷気AAで低温に冷却されたベルトコンベア3で被冷却物4の下部が冷却されるためにこの被冷却物4における下方部分から凍結が進行するので、被冷却物4の上下両部分における凍結進行速度に差が生じ、これにより凍結時の凍結膨張による応力が、凍結進行速度が遅い被冷却物4の上方部分から逃げることができて、被冷却物4に身割れを生じ難くしている。
また、前述するベルトコンベア3上方の陽圧室5における噴出口5bからベルトコンベア3上の被冷却物4に向かって吹き付ける冷気Aと、ベルトコンベア3の下方からこのベルトコンベア3の下面に向かって吹き付ける冷気AAとの風量比すなわち冷気A:冷気AAは、2:8乃至3:7の範囲で調整している。
この風量比は、ベルトコンベア3上方の陽圧室5に配設する噴出口5bと、ベルトコンベア3下方の管材5cに配設する噴出口5dの配設ピッチを変えることによって調整している。
また、噴出口(5b、5d)はスリット状にしていて、この噴出口(5b、5d)における長手方向をベルトコンベア3の進行方向に対して略直交させ、少なくともこの搬送手段の幅と略同じにしている。
さらに、図2に示す陽圧室7の隔壁7aに多数配設した噴射口7bも、その長手方向をベルトコンベア3の進行方向に対して略直交させ、少なくともこの搬送手段の幅と同じにしている。
そして、ベルトコンベア3上の被冷却物4における上下両部分の凍結進行速度に差を生じさせる場合、前述したようにベルトコンベア3上方の陽圧室5における噴出口5bからベルトコンベア3上の被冷却物4に向かって吹き付ける冷気Aと、ベルトコンベア3の下方からこのベルトコンベア3の下面に向かって吹き付ける冷気AAとの風量比で行う場合や、ファン等の送風手段により冷気風速の大小によって行う場合もある。
さらには、前述したベルトコンベア3上方の陽圧室5における噴出口5bからベルトコンベア3上の被冷却物4に向かって吹き付ける冷気Aと、ベルトコンベア3の下方からこのベルトコンベア3の下面に向かって吹き付ける冷気AAとの風量比(冷気A:冷気AA)を変えることで被冷却物4の上下両部分における凍結進行速度に差が生じさせる他にも、ベルトコンベア3上方の陽圧室5に配設する噴出口5bやベルトコンベア3下方の管材5cに配設する噴出口5d、また図2に示した連続式冷凍装置1の場合は陽圧室7の隔壁7aに多数配設した噴射口7bの開口径や形状等を変えることで噴出する冷気の風量を変えて、被冷却物4の上下両部分における凍結進行速度に差を生じさせる場合もある。
実施例における図1、図2中の符号1aはベルトコンベア3で移動する被冷却物4の冷却室2への入口、符号1bは冷却室2にて冷凍した被冷却物4の出口、符号1cは冷却室2の前後に設けている前室、符号3aはベルトコンベア3の駆動ローラ、符号3bはベルトコンベア3の従動ローラである。
1 連続式冷凍装置
1a 入口
1b 出口
1c 前室
2 冷却室
3 ベルトコンベア
3a 駆動ローラ
3b 従動ローラ
4 被冷却物
5 陽圧室
5a 隔壁
5b 噴射口
5c 管材
5d 噴射口
6 冷却器
6a ファン
7 陽圧室
7a 隔壁
7b 噴射口
8 連続式冷凍装置
9 冷却器
10 ベルトコンベア
11 液体冷却器
11a ブライン冷却部
12 被冷却物
A 冷気
AA 冷気
B 冷気
1a 入口
1b 出口
1c 前室
2 冷却室
3 ベルトコンベア
3a 駆動ローラ
3b 従動ローラ
4 被冷却物
5 陽圧室
5a 隔壁
5b 噴射口
5c 管材
5d 噴射口
6 冷却器
6a ファン
7 陽圧室
7a 隔壁
7b 噴射口
8 連続式冷凍装置
9 冷却器
10 ベルトコンベア
11 液体冷却器
11a ブライン冷却部
12 被冷却物
A 冷気
AA 冷気
B 冷気
Claims (3)
- スチールベルトからなるベルトコンベアにより冷却室内を移動させられている被冷却物を、この冷却室内に送風される冷気によって凍結させる連続式冷凍装置であって、ベルトコンベアの上下両方向からこのベルトコンベアの搬送側ベルトに向けて冷気を吹き付けるとともに、ベルトコンベアの上方向から吹き付ける冷気よりもベルトコンベアの下方向から吹き付ける冷気の風量または風速を大にして、ベルトコンベア上の被冷却物が、この被冷却物における下方部分より凍結が進行するように構成してなる連続式冷凍装置。
- 前記ベルトコンベアの上下両部に、このベルトコンベアの搬送方向に所定のピッチで配設した複数の噴出口から冷気を噴出させるとともに、ベルトコンベアの上方部に配設した噴出口の配設ピッチをベルトコンベアの下方部に配設した噴出口の配設ピッチよりも大に構成してなる請求項1に記載の連続式冷凍装置。
- 前記噴出口をスリット状に形成して、長手方向を搬送手段の進行方向に対して略直交させ、少なくともこの搬送手段の幅と略同じとなるように構成してなる請求項2に記載の連続式冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007250730A JP2009079856A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 連続式冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007250730A JP2009079856A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 連続式冷凍装置 |
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ID=40654734
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007250730A Pending JP2009079856A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 連続式冷凍装置 |
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---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020034264A (ja) * | 2018-08-31 | 2020-03-05 | 株式会社前川製作所 | 連続冷却装置 |
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---|---|---|---|---|
JPS63259366A (ja) * | 1987-04-14 | 1988-10-26 | 株式会社 前川製作所 | ジエツト気流による冷凍、加熱または乾燥等の伝熱促進方法 |
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-
2007
- 2007-09-27 JP JP2007250730A patent/JP2009079856A/ja active Pending
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JP2020034264A (ja) * | 2018-08-31 | 2020-03-05 | 株式会社前川製作所 | 連続冷却装置 |
JP7240838B2 (ja) | 2018-08-31 | 2023-03-16 | 株式会社前川製作所 | 連続冷却装置 |
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090929 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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