JP2009078734A - 無線列車制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
列車の位置に依存しない移動体の通信制御を実現し、装置構成及び制御を簡潔にした列車制御システムを提供する。
【解決手段】
中央制御装置31に接続された複数の基地局21(AP1,AP2,・・・,APn)と、定められた軌道41上を走行する列車11中に搭載された移動局12(STA)とが存在する列車制御システムにおいて、複数の基地局21は中央制御装置31から送信される停止点目標などの制御情報をそれぞれ異なる通信チャネル(f1,f2,・・・,fn)で移動局12に向けて送信し、移動局12は通信周期毎に列車制御システムに所属する全ての基地局のそれぞれが使用可能な通信チャネルの全てであるf1,f2,・・・,fnを探索し、通信可能と判定した通信チャネルを用いて基地局21の送信した制御情報を受信し、列車制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、予め定められた経路を移動する移動体の制御を無線で行うものであり、特に、無線列車制御システムに関する。
近年、鉄道信号システムでは、地上設備数の削減のため無線通信の利用が考案されており、列車を移動体とする移動体通信制御を実施している。
基地局と、移動体が搭載する移動局とが通信する移動体通信システムにおいては、移動局の位置が変化するため、一般に1つの基地局で全ての移動局と通信することは出来ない。このため、移動体の移動範囲に分布して配置された複数の基地局で、移動体と通信することとなる。従って、移動体の移動に伴い、移動体が通信先の基地局を切り替えるハンドオーバーと呼ばれる動作が必要となる。そして制御システムではリアルタイム性を確保するために遅滞の無い確実なハンドオーバーを実現しなければならない。
遅滞の無い確実なハンドオーバーを実現するために、例えば、特許文献1記載の方法のように、列車上にハンドオーバー位置とハンドオーバー後の周波数を記憶したデータベースを持ち、列車に搭載された位置検知装置が出力する列車位置がハンドオーバー位置を越えたときに、列車上の無線機の通信周波数をデータベースで示された周波数に変更する通信制御を行う。この方法により、遅滞の無い確実なハンドオーバーが可能となる。
特開2000−229571号公報
しかし、特許文献1記載の方法では、通信制御のために列車上に位置検知装置とデータベースを搭載する必要があり、検知した列車位置とデータベースを照合して通信周波数を求める制御も必要であるため、装置および制御の構成が複雑となる。また、列車が位置検出を誤ったり、基地局の通信範囲がデータベースに記憶した位置と異なっていた場合に、ハンドオーバーを行い通信周波数を変更すると通信が不可能となる。
更に、環境の変化や基地局の追加などをした場合には、全列車のデータベースを変更しなければならず、保守に大きな手間とコストが必要となる。
本発明は、通信制御及び装置構成を簡潔にすると共に、外乱に強い安定した通信が可能な無線列車制御システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、通信機能を有する複数の基地局と、列車内に設けられ、その複数の基地局と通信を行う移動局と、を有し、複数の基地局の各基地局は、異なる通信周波数を有し、異なる通信周波数が示された認識情報を出力し、移動局は、異なる通信周波数の全てに対応する複数の通信チャネルを有し、複数の基地局から出力された通信周波数を示した認識情報に対して、複数の通信チャネルを切り替えて通信可能な通信周波数を探索する構成とする。
また、通信機能を有する移動局を有する列車と、列車を制御する中央制御装置と、中央制御装置と通信可能な複数の基地局と、を有し、移動局は、異なる通信周波数の全てに対応する複数の通信チャネルを有し、複数の基地局から出力された通信周波数を示した認識情報に対して、複数の通信チャネルを切り替えて通信可能な通信周波数を探索し、通信可能な通信周波数を探索した中から、予め定めた基準に基づいて通信周波数を選択し、中央制御装置は、各基地局に対して、全列車に送信すべきすべての通信データを送信し、基地局は、中央制御装置から送信されたすべて通信データを全列車に送信し、移動局は、選択された通信周波数を用いている基地局から送信されたすべて通信データの中で、自列車に対応する通信データを受信する構成とする。
また、通信機能を有する複数の基地局と、列車内に設けられ、複数の基地局と通信を行う移動局と、を有し、複数の基地局の各基地局は、1つの通信チャネルグループとして複数の通信周波数を有し、基地局に隣接する基地局は、基地局が有する複数の通信周波数とは干渉しない複数の通信周波数を有し、移動局は、異なる通信周波数の全てに対応する複数の通信チャネルを有し、全ての複数の通信チャネルを切り替えて通信可能な基地局の通信周波数を探索する構成とする。
通信制御及び装置構成を簡潔にできると共に、外乱に強い安定した通信が可能な無線列車制御システムを提供できる。
以下各実施例を図面を用いて説明する。
図1は本発明の1つ目の実施例である無線列車制御システムの構成を示した図である。
図1の無線列車制御システムは、通信機能を有する複数の基地局21(AP1,AP2,・・・,APn)と、予め定められた軌道41上を走行する列車11中に搭載された移動局12(STA)との間で通信する。複数の基地局は全て中央制御装置31に接続しており、中央制御装置31から送信される停止点目標などの制御情報である通信データをそれぞれ異なる通信チャネル、本実施例では異なる通信周波数(f1,f2,・・・,fn)で移動局12に向けて送信する。列車11上の移動局12には制御器13が接続されている。移動局12が受信した通信データは制御器13に送られる。制御器13は送られた通信データである自列車の停止目標点などを利用してブレーキ制御を実施する。
ここで、通信チャネルとは何らかの方法で他の通信回線と区別されるものであり、例えば周波数分割多重方式,符号分割多重方式,時分割多重方式,空間分割多重方式、およびそれらの組み合わせで実装され得るものである。本実施例では基本的に周波数による通信チャネル区分である周波数多重方式を前提としている。
また、本実施例では、各基地局の通信周波数は互いに異なっているが、基地局間の距離が干渉しない程度長ければ、通信周波数として同じものでも良い。
また、本実施例では1つの基地局に対して、1つの通信周波数を設けたが、1つではなく、1つの通信チャネルグループとして、複数の通信周波数を有してもよい。この場合、ある基地局の1つの通信チャネルグループ内の複数の通信周波数は、隣接する基地局が有する1つの通信チャネルグループ内の複数の通信周波数と干渉しない周波数に設定することが望ましい。
このように1つの基地局内に複数の通信周波数が有する場合、基地局は、その中から1つの通信周波数を設定する手段と、その設定された通信周波数を通信チャネルグループ内の複数の通信周波数から変更する手段と、を有する必要がある。その設定された、また変更された通信周波数を基地局は列車へ送信するとしてもよい。
図2に移動局12の一構成例を示す。
移動局12は、複数の基地局が持つすべての通信チャネル(すべての通信周波数)を有し、複数の基地局21から出力された通信周波数を示した認識情報に対して、複数の通信チャネルを切り替えて通信可能な通信周波数を探索することが特徴である。
移動局12は内部に、基地局21からの無線信号(通信周波数を示した認識情報など)と列車上の制御器13からのベースバンド信号を相互に変換し、受信信号401として出力する送受信機51と、送受信機51から出力された無線の受信信号401を受信し、その受信された受信信号401から信号電力402を検出する信号電力検出器52と、検出された信号電力402を記憶し、その記憶された中から最も強い信号電力を示した信号周波数を選択し、選択された信号周波数を周波数設定信号403として出力し、送受信機51の通信周波数を変更するなど移動局12を制御する移動局制御器53とを持つ。
図3は本発明に係る無線列車制御システムの基地局−移動局間通信の通信フローを示した図である。
図3に示すように、複数の基地局21(AP1,AP2,・・・,APn)はある定められた通信周期を持っており、その1通信周期内に認識期間と通信期間の2つの期間を持つ。
認識期間では、各基地局がそれぞれの使用している通信周波数(f1,f2,・・・,fn)を示す認識信号101を認識期間が終了するまで繰り返し送信している。
また通信期間では、基地局21が列車に対して通信データを列車毎に送信している。基地局21は中央制御装置31から同期信号を受信することで基地局間の同期を取る。
同じく図3に示すように、移動局12も1通信周期内に認識期間と通信期間を持つ。
移動局12は認識期間において、複数の通信チャネルを切替えて通信可能な周波数を探索する。このとき探索する通信周波数の範囲は、列車制御システムに所属する全ての基地局のそれぞれが使用可能な通信周波数の全てである。認識期間は、予め定めた期間であるが、移動局が全通信周波数の探索を少なくとも1回は実施可能な長さとする。本実施例では複数の基地局21(AP1,AP2,・・・,APn)が使用する通信周波数f1,f2,・・・,fnが通信周波数の探索範囲である。
基地局21と移動局12は例えば認識信号で認識期間終了までの時間も伝送し、その時間に合わせて認識期間を終了することで同期を取る。移動局12の通信期間終了のタイミングは予め定めたタイムアウトに従うか、自列車宛の通信データを受信し列車位置を返信した後に終了し認識期間に移行しても良い。
移動局12は、同一の通信周期の認識期間内に発見した通信可能な通信周波数の中から最も通信に適した通信周波数を選択する。選択基準は例えば最も信号電力の強い周波数とする。
図3の例では、前半の通信周期では基地局AP1の通信周波数f1の認識信号を受信し、他の認識信号を受信できなかったために、通信周波数f1を通信期間で使用する周波数として選択している。後半の通信周期では基地局AP1の通信周波数f1と基地局AP2の通信周波数f2の2つの通信周波数で認識信号を受信したが、通信周波数f2の信号電力の方が大きいと判定し、通信周波数f2を通信周期で使用する通信周波数として選択している。移動局12は、通信期間で選択した通信周波数を使用している基地局からの通信データを待ち受け、通信データを受信するとその通信データを送信した基地局へ自列車の位置情報を返信する。よって、通信期間とは、予め定めた基準に基づいて選択された通信周波数を用いている基地局から通信データが送信されてくる期間とも言える。本実施例で、この予め定めた基準とは、最も信号電力が強い信号周波数かどうかの基準であり、また、信号電力が予め定めた閾値より大きいか否かの基準である。
図3では移動局12は、前半の通信周期では周波数f1を使用するAP1と、後半の通信周期では周波数f2を使用するAP2と通信している。
上記において、システム内の基地局AP1,AP2,・・・,APnはそれぞれ異なる1つの通信チャネルを用いるものとなっているが、各APが互いに干渉しない複数の通信チャネルを用いても良い。
また、上記における最も通信に適した周波数の選択基準として、認識期間にて最も始めに通信可能と判定した周波数を用いても良い。
図4は本発明の移動局が最も通信に適した通信周波数を選択する手法の処理フローを示した図である。
移動局12は認識期間が開始すると移動局制御器53にて周波数の選択処理を開始する。図4では最も通信に適した周波数として、最も信号電力の大きな周波数を選択する処理フローを説明する。
ステップ301:周波数を指定する変数iをi=1に初期化する。
ステップ302:移動局制御器53が送受信器51に周波数設定信号403を送信し、移動局12の周波数をfiに設定する。
ステップ303:送受信器51が出力する受信信号401の信号強度402を信号電力検出器52が検出し、移動局制御器53に入力する。移動局制御器53は信号強度402が予め定めた閾値を越えた場合に、周波数fiにて認識信号を受信したと判定する。受信した場合はステップ304を実行する。受信しなかった場合はステップ304をスキップしてステップ305を実行する。
ステップ304:認識信号を受信した周波数fiの信号電力402を移動局制御器53が記録する。
ステップ305:周波数fiにおける認識信号の受信待ち時間が修了したかを移動局制御器53が判定する。終了した場合ステップ306を実行する。終了していない場合はステップ303に戻り再度実行する。
ステップ306:変数iを1つ大きくし、次の周波数を選択可能にする。
ステップ307:変数iを数値n(=列車制御システムに所属する全ての基地局のそれぞれが使用可能な全ての周波数の数)と大きさを比較する。i>nの場合システム内で使用可能な全周波数を探索したと判断しステップ308を実行する。i≦nの場合未だ探索していない周波数が存在すると判断しステップ302に戻り再度実行する。
ステップ308:認識期間が終了したか移動局制御器53が判定する。終了した場合ステップ309を実行する。終了していない場合ステップ301に戻り再度実行する。
ステップ309:ステップ301〜308で繰り返し測定し記録した周波数fi(i=1,2,・・・,n)の信号電力を移動局制御器53が比較し、最も信号電力の大きな周波数fiを算出する。
ステップ310:移動局制御器53が送受信器51に周波数設定信号403を送信し、ステップ309にて算出した周波数fiを通信期間で使用する周波数に設定する。
このように、本発明では、通信システムが使用する通信チャネルの全て(通信システム内の全基地局が使用する通信チャネルの全て)を探索することで、通信システム内のどの位置にいようともその位置で通信可能な通信チャネルを発見することが出来る。よって、通信チャネルと現在の列車位置を対応づける制御が不要となり、通信制御が簡潔になる。また、装置構成においても列車に搭載していた位置検知装置とデータベースが不要となり、簡潔になる。
また、列車位置に応じて通信チャネルを切替えることで通信の連続性を確保するハンドオーバーが不要となり、ハンドオーバー処理による通信途絶を回避できる。また、毎通信周期で通信可能な通信チャネルを探索するため、通信途絶時における速やかな復旧が可能となり、外乱に強い安定した通信を実現できる。
図5は本発明の2つ目の実施例である無線列車制御システムの一構成例を示した図である。
図5の無線列車制御システムは、列車を制御する中央制御装置31および中央制御装置31に接続し、中央制御装置31と通信可能な複数の基地局21(AP1,AP2,・・・,APn)と、定められた軌道41上を走行する複数の列車11(Tr1,Tr2,・・・,Trm)が存在し、各列車のそれぞれに搭載された通信機能を有する移動局12(STA1,STA2,・・・,STAm)が基地局21と通信する。
ここで、列車11,基地局21,中央制御装置31は実施例1と同一のものである。
中央制御装置31はシステム内の全ての基地局21(AP1〜APn)に対して、システム内の全列車(Tr1〜Trm)分の通信データ210を送信する。つまり各基地局に対して、全列車に送信すべきすべての通信データを送信する。
基地局21(AP1〜APn)は中央制御装置31から送信されたシステム内の全列車(Tr1〜Trm)分のすべての通信データ210を1通信周期内の通信期間で全て列車内の移動局12に向けて送信する。
移動局12は、実施例1に記載した方法(図4)で選択された通信周波数を用いている基地局から送信されたすべて通信データの中で、自列車に対応する通信データを受信する。
列車11上の移動局12は、実施例1の図3,図4に示したものと同様の方法で通信周波数を決定し、その周波数を使用する基地局と通信する。
図6は本発明の2つ目の実施例が行う基地局−移動局間通信の通信フローを示した図である。
通信期間での挙動を除き、実施例1の図3と同様である。システム内の全ての基地局21(AP1〜APn)へは中央制御装置31からシステム内の全列車(Tr1〜Trm)分の通信データ210が共通で送信されている。システム内の各基地局21は中央制御装置31から受信した全列車分の通信データ210を同一通信周期内の通信期間内で任意の移動局12(STA1〜STAm)に対して送信する。図6では移動局12の例として列車Tr2の移動局STA2を示している。移動局12は任意の基地局から自列車宛の通信データ210を受信可能であるが、実施例1と同様の方法にて通信期間で使用する周波数を選択し、その周波数を使用する基地局21から自列車宛の通信データ210を受信する。
本実施例において、列車はシステム内の全基地局の全使用周波数を探索するため、システム内の任意の位置において通信接続が可能となる。位置に依存しない通信接続であるため、位置検知装置や任意位置での通信周波数を検索するデータベースが不要となり、列車上の装置構成を簡潔にすることが可能となる。また、地上側も全基地局が一様に全列車分の通信データを全列車へ送信する方式のため、中央制御装置は基地局と列車とを対応させて通信データを作成する処理と該データを対応基地局に配分する処理が不要となる。すなわち、列車追跡を必要とせず、追跡誤りによる通信途絶を回避可能で、外乱に強い安定な通信制御が可能となる。
本発明に係る無線列車制御システムの一実施例を示した図である。 本発明に係る無線列車制御システムの移動局の一構成例を示した図である。 本発明の一実施例の基地局−移動局間通信の通信フローを示した図である。 本発明の移動局が最も通信に適した周波数を選択する手法の処理フローを示した図である。 本発明に係る無線列車制御システムの他の実施例を示した図である。 本発明の他の実施例の基地局−移動局間通信の通信フローを示した図である。
符号の説明
11 列車
12 移動局
13 制御器
21 基地局
31 中央制御装置
41 軌道
51 送受信器
52 信号電力検出器
53 移動局制御器
401 受信信号
402 信号電力
403 周波数設定信号

Claims (20)

  1. 通信機能を有する複数の基地局と、
    列車内に設けられ、前記複数の基地局と通信を行う移動局と、を有し、
    前記複数の基地局の各基地局は、異なる通信周波数を有し、
    前記移動局は、前記異なる通信周波数の全てに対応する複数の通信チャネルを有し、全ての前記複数の通信チャネルを切り替えて通信可能な基地局の通信周波数を探索する無線列車制御システム。
  2. 請求項1記載の無線列車制御システムにおいて、
    前記移動局は、予め定められた周期毎に、前記通信可能な前記通信周波数を探索する無線列車制御システム。
  3. 請求項1記載の無線列車制御システムにおいて、
    前記移動局は、前記通信可能な前記通信周波数を探索した中から、予め定めた基準に基づいて通信周波数を選択する無線列車制御システム。
  4. 請求項3記載の無線列車制御システムにおいて、
    前記予め定めた基準は、最も信号電力が強い信号周波数かどうかである無線列車制御システム。
  5. 請求項3記載の無線列車制御システムにおいて、
    前記移動局は、選択された前記通信周波数を用いている前記基地局と通信する無線列車制御システム。
  6. 請求項3記載の無線列車制御システムにおいて、
    前記通信可能な前記通信周波数を探索する期間を認識期間とし、前記予め定めた基準に基づいて選択された前記通信周波数を用いている基地局から通信データが送信されてくる期間を通信期間とし、前記認識期間と前記通信期間を1つの通信周期として、前記基地局と前記移動局とで通信が行われる無線列車制御システム。
  7. 請求項3記載の無線列車制御システムにおいて、
    前記移動局は、前記選択された通信周波数を用いている基地局から通信データを受信した場合、自列車の位置情報を前記基地局へ送信する無線列車制御システム。
  8. 請求項1記載の無線列車制御システムにおいて、
    前記移動局は、
    前記基地局から出力された通信周波数に対する認識信号を受信し、受信信号として出力する送受信機と、
    前記受信信号から信号電力を検出する信号電力検出器と、
    前記信号電力検出器で検出された信号電力の中から最も強い信号電力の信号周波数を選択し、選択された信号周波数を周波数設定信号として出力する移動局制御器と、
    を有する無線列車制御システム。
  9. 通信機能を有する移動局を有する列車と、
    前記列車を制御する中央制御装置と、
    前記中央制御装置と通信可能な複数の基地局と、を有し、
    前記中央制御装置は、各基地局に対して、全列車に送信すべきすべての通信データを送信し、
    前記基地局は、前記中央制御装置から送信された前記すべて通信データを全列車に送信し、
    前記移動局は、前記基地局から送信された前記すべて通信データの中で、自列車に対応する通信データを受信する無線列車制御システム。
  10. 請求項9記載の無線列車制御システムにおいて、
    前記移動局(12)は、前記異なる通信周波数の全てに対応する複数の通信チャネルを有し、全ての前記複数の通信チャネルを切り替えて通信可能な基地局の通信周波数を探索し、前記通信可能な前記通信周波数を探索した中から、予め定めた基準に基づいて通信周波数を選択する無線列車制御システム。
  11. 請求項9記載の無線列車制御システムにおいて、
    前記移動局は、予め定められた周期毎に、前記通信可能な前記通信周波数を探索する無線列車制御システム。
  12. 請求項9記載の無線列車制御システムにおいて、
    前記予め定めた基準は、最も信号電力が強い信号周波数かどうかである無線列車制御システム。
  13. 請求項9記載の無線列車制御システムにおいて、
    前記通信可能な前記通信周波数を探索する期間を認識期間とし、前記予め定めた基準に基づいて選択された前記通信周波数を用いている基地局から通信データが送信されてくる期間を通信期間とし、前記認識期間と前記通信期間を1つの通信周期として、前記基地局と前記移動局とで通信が行われる無線列車制御システム。
  14. 請求項9記載の無線列車制御システムにおいて、
    前記移動局は、
    前記基地局から出力された通信周波数に対する認識信号を受信し、受信信号として出力する送受信機と、
    前記受信信号から信号電力を検出する信号電力検出器と、
    前記信号電力検出器で検出された信号電力の中から最も強い信号電力の信号周波数を選択し、選択された信号周波数を周波数設定信号として出力する移動局制御器と、
    を有する無線列車制御システム。
  15. 通信機能を有する複数の基地局と、
    列車内に設けられ、前記複数の基地局と通信を行う移動局と、を有し、
    前記複数の基地局の各基地局は、1つの通信チャネルグループとして複数の通信周波数を有し、
    前記基地局に隣接する基地局は、前記基地局が有する複数の通信周波数とは干渉しない複数の通信周波数を有し、
    前記移動局は、前記異なる通信周波数の全てに対応する複数の通信チャネルを有し、全ての前記複数の通信チャネルを切り替えて通信可能な基地局の通信周波数を探索する無線列車制御システム。
  16. 請求項15記載の無線列車制御システムにおいて、
    前記基地局は、前記通信チャネルグループ内の複数の通信周波数から1つの通信周波数を設定する手段と、設定された通信周波数を前記通信チャネルグループ内の複数の通信周波数から変更する手段と、を有する無線列車制御システム。
  17. 請求項15記載の無線列車制御システムにおいて、
    前記移動局は、予め定められた周期毎に、前記通信可能な前記通信周波数を探索する無線列車制御システム。
  18. 請求項15記載の無線列車制御システムにおいて、
    前記移動局は、前記通信可能な前記通信周波数を探索した中から、予め定めた基準に基づいて通信周波数を選択する無線列車制御システム。
  19. 請求項18記載の無線列車制御システムにおいて、
    前記通信可能な前記通信周波数を探索する期間を認識期間とし、前記予め定めた基準に基づいて選択された前記通信周波数を用いている基地局から通信データが送信されてくる期間を通信期間とし、前記認識期間と前記通信期間を1つの通信周期として、前記基地局と前記移動局とで通信が行われる無線列車制御システム。
  20. 請求項18記載の無線列車制御システムにおいて、
    前記移動局は、前記選択された通信周波数を用いている基地局から通信データを受信した場合、自列車の位置情報を前記基地局へ送信する無線列車制御システム。
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