JP2009078691A - ステアリング装置におけるヨーク及び回転軸の結合構造 - Google Patents

ステアリング装置におけるヨーク及び回転軸の結合構造 Download PDF

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Abstract

【課題】高トルクの回転を伝達する自在継手に疲労強度が低下する部位が存在しないステアリング装置のヨーク及び回転軸の結合構造を提供する。
【解決手段】軸方向にスリット32bを形成し、内周面に雌セレーション32aを形成した切欠き筒形状のヨークのハブ32と、端部外周に雄セレーション14aを形成した回転軸14をセレーション嵌合する際に、ハブの雌セレーションが回転軸の雄セレーションに、締め代を持ちながらセレーション嵌合することで、ヨーク及び回転軸が結合している。
【選択図】図3

Description

本発明は、ステアリング装置に組み込まれている自在継手のヨーク及び回転軸の結合構造に関し、特に、高トルクの回転が伝達する際に好適な構造である。
自動車のステアリング装置に組み込み、ステアリングシャフトの回転をステアリングギヤに伝達する自在継手として、従来からカルダン継手と呼ばれる十字軸自在継手が広く知られている。
この十字軸自在継手は、図5〜図7に示すように、ステアリングシャフト(不図示)及びステアリングギヤ(不図示)の間に配置した一対の回転軸50,52の端部にそれぞれ結合される一対のヨーク54,56と、これら一対のヨーク54,56同士を揺動変位自在に結合する十字軸58とを備えている。
一方のヨーク54は、筒体の内周面にセレーション64aを形成し、筒体の軸方向にスリット64bを形成した切欠き筒形状のハブ64と、ハブ64のスリット62を挟んだ位置から互いに平行に突出している一対のフランジ66,68と、これら一対のフランジ66,68の互いに対応する位置に形成したボルト通過孔70及びねじ孔72と、ハブ64の軸方向端部から軸に沿って平行に形成され、十字軸58を連結する軸受孔74を有する一対のフォーク76,78とを備えている。
また、一方のヨーク54が結合する回転軸50の端部外周にはセレーション50aが形成されており、ヨーク54のハブ64を回転軸50の端部外周に外嵌してハブ64のセレーション64aを、回転軸50のセレーション50aに隙間を設けながらセレーション嵌合する。そして、一方のフランジ66のボルト通過孔70に挿入した締結ボルト80を、他方のフランジ68のねじ孔72にねじ込んで締結することで一対のフランジ66,68を互いに近接させ、セレーション50a及びセレーション64aが密着するようにハブ64の内径を縮径させてヨーク54を回転軸50に結合している。また、他方のヨーク56も回転軸52に、同様の構造で結合している。
ところで、近年、ステアリングギヤに操舵補助力を伝達する電動パワーステアリング装置を備えたステアリング装置が開発されており、このステアリング装置のステアリングシャフト及びステアリングギヤの伝達経路にも高トルクの回転が伝達されるので、自在継手には高トルクの回転に耐え得る強度が要求される。
ここで、ヨーク54を回転軸50に(ヨーク56を回転軸52に)結合する際に締結ボルト80を強く締結すると、一対のフランジ66,68が非平行状態となって締結ボルト80に曲げ荷重が作用するので、図6に示すように、締結ボルト80が湾曲する。
また、ヨーク54と回転軸50間に高トルクの回転が伝達する際には、図7に示すように、一対のフランジ66,68にスラスト荷重が交互に入力するので締結ボルト80に繰り返し曲げ荷重が作用する。
このように、締結ボルト80には、ヨーク54と回転軸50(ヨーク56と回転軸52)の結合時に曲げ荷重が平均応力として作用し、回転時には高トルクが応力振幅として作用するので、締結ボルト80の疲労強度が低下するおそれがある。
ここで、締結ボルトの強度低下を防止する構造として、例えば特許文献1に示すように、ヨークと回転軸の結合時に、締結ボルトの頭部の座面から、フランジに係合するナットとボルトねじ部までの距離を所定長さに設定することで、締結ボルトが湾曲する程度(曲率)を小さくする技術が知られている。
特許3480109号公報
しかし、特許文献1に記載の技術は、ヨークと回転軸の結合時に締結ボルトが湾曲する程度が小さくなるものの、ヨークと回転軸の結合時及びヨーク及び回転軸の間に高トルクの回転が伝達する時には、常に締結ボルトに曲げ荷重が作用するので、締結ボルトの疲労強度の低下を防止することはできない。
そこで、本発明は、前記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、ステアリングギヤに操舵補助力を伝達する電動パワーステアリング装置をステアリング装置に組み込んでも、高トルクの回転を伝達する自在継手に疲労強度が低下する部位が存在しないステアリング装置におけるヨーク及び回転軸の結合構造を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、請求項1に係るステアリング装置におけるヨーク及び回転軸の結合構造は、軸方向にスリットを形成し、内周面に雌セレーションを形成した切欠き筒形状のハブと、このハブの軸方向の一端側に一体に形成した一対のフォークとを備えたヨークを、端部外周に雄セレーションを形成した回転軸にセレーション嵌合しながら結合するステアリング装置におけるヨーク及び回転軸の結合構造において、前記ハブの雌セレーションが前記回転軸の雄セレーションに締め代を持ちながらセレーション嵌合することで、前記ヨーク及び回転軸が結合している。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のステアリング装置におけるヨーク及び回転軸の結合構造において、前記ハブは、前記スリットを挟んだ位置から互いに平行に延在する一対のフランジが形成されており、前記ハブの雌セレーションを前記回転軸の雄セレーションにセレーション嵌合する際に、前記スリットの幅が大きくなって前記ハブの内径が増大するように、ハブ拡径手段を用いて前記一対のフランジを互いに離間させるようにした。
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載のステアリング装置におけるヨーク及び回転軸の結合構造において、前記ハブ拡径手段は、前記一対のフランジの一方に、前記一対のフランジの他方の内面に向けて貫通するねじ孔と、このねじ孔にねじ込まれ、ねじ先端が前記一対のフランジの他方の内面に当接する拡径用ボルトとで構成されている。
さらに、請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載のステアリング装置におけるヨーク及び回転軸の結合構造において、前記ハブの雌セレーションが前記回転軸の雄セレーションに締め代を持ちながらセレーション嵌合している際に、前記一対のフランジが互いに離間する方向に移動するのを拘束するフランジ拘束手段を備えている。
さらにまた、請求項5の発明は、請求項2乃至4の何れか1項に記載のステアリング装置におけるヨーク及び回転軸の結合構造において、前記フランジ拘束手段は、一対のフランジに連通したねじ締結部材である。
本発明のステアリング装置におけるヨーク及び回転軸の結合構造によると、ハブの雌セレーションが回転軸の雄セレーションに締め代を持ちながらセレーション嵌合することでヨーク及び回転軸が結合していることから、従来のようにハブの内径を縮径させて回転軸に結合させる曲げ荷重が作用する締結ボルトが不要となり、ステアリングギヤに操舵補助力を伝達する操舵補助手段をステアリング装置に組み込み、高トルクの回転がヨーク及び回転軸の間で伝達されても疲労強度が低下する部位が存在せず、確実にヨーク及び出力軸を結合することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という。)を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1から図4は本発明に係るステアリング装置を示す図であり、図1は本発明の一実施形態を示す全体構成図、図2はステアリング装置に組み込まれている自在継手を示す図、図3は図2のB−B矢視断面図、図4はヨークと回転軸の結合途中の状態を示す図である。
図1の符号2は、車両後端(図1において右端)側にステアリングホイール1を装着したステアリングシャフトであって、このステアリングシャフト2が、車両後方に向けて上り傾斜を付けて配置されたステアリングコラム3に回転自在に保持されている。
ステアリングシャフト2の車両前端(図1において左端)側には、ステアリングシャフト2に操舵補助トルクを付与するウォーム減速機11と、このウォーム減速機11に操舵補助トルクを発生する電動モータ12とで構成される操舵補助機構4が連結されている。
ステアリングシャフト2は、アウタシャフト7とインナシャフト8とを有し、アウタシャフト7の前端部とインナシャフト8の後端部とがスプライン結合している。
ステアリングシャフト2を挿通している筒状のステアリングコラム3は、アウタコラム9とインナコラム10とをテレスコープ状に組み合わせてなり、軸方向に位置調整可能に嵌合している。
アウタコラム9の車両前方側には、インナコラム10の外周を包持する車幅方向に離間したクランプ部(不図示)が一体に形成されており、このクランプ部を、車体側部材16に固定したアッパブラケット26が車幅方向から挟み込んでいる。そして、アッパブラケット26には、クランプ部を介してインナコラム10をクランプするクランプ装置27が備えられている。
また、操舵補助機構4におけるウォーム減速機11のハウジング11aが、車体側部材16に取付けられたロアブラケット23に回動自在に支持されたピボットピン24を中心として上下方向に揺動可能に支持されている。
そして、インナコラム10の前端部を、ウォーム減速機11のハウジング11aの後端面に固定し、インナシャフト8をウォーム減速機11のハウジング11a内に挿通して、このインナシャフト8の前端部がウォーム減速機11のハウジング11aの前端面から突出する出力軸14に連結されている。
ウォーム減速機11の出力軸14には、自在継手17Aを介して中間シャフト18が連結され、この中間シャフト18が自在継手17Bを介してラック・ピニオン式のステアリングギヤ機構6のピニオン軸19に連結されている。中間シャフト18は、雄軸18aと雌軸18bとからなる伸縮軸が採用されている。
ステアリングギヤ機構6は、図示しないが、ギヤハウジング内に、ピニオン軸19に連結されたピニオンとこのピニオンに噛合するラックを有するラック軸とを配設したラックアンドピニオン形式に構成され、ピニオン軸19に伝達された回転運動をラック軸で直進運動に変換している。ラック軸(図示せず)は、タイロッド5を介して図示しない操舵輪に連結されている。
出力軸14及び中間シャフト18の雌軸18bを連結する自在継手17Aは、図2に示すように、出力軸14の端部に結合した第1ヨーク30と、雌軸18bの端部に結合した第2ヨーク31と、これら第1及び第2ヨーク30,31同士を揺動変位自在に結合する十字軸40とを備えている。
第1ヨーク30は、切欠き円筒形状のハブ32と、ハブ32の軸方向端部から軸に沿って平行に形成された一対のフォーク33,34とを備えている。
ハブ32は、図3に示すように、内周面に雌セレーション32aを形成し、軸方向にスリット32bを形成している。このハブ32には、スリット32bを挟んだ位置から互いに平行となるように一対のフランジ35,36が突出して形成されている。
一方のフランジ35には、他方のフランジ36に向けて貫通する第1ねじ孔37が形成されており、他方のフランジ36の第1ねじ孔37に対応する内面は平坦面とされている。
一方のフランジ35には、他方のフランジ36に向けてボルト通過孔(不図示)が形成されており、他方のフランジ36には、前記ボルト通過孔に対向する位置に第2ねじ孔(不図示)が形成されている。
また、図3に示すように、出力軸14の端部外周には雄セレーション14aが形成されており、第1ヨーク30のハブ32を出力軸14の端部外周に外嵌することで、ハブ32の内周面に形成した雌セレーション32a及び出力軸14の雄セレーション14aがセレーション嵌合している。
ここで、出力軸14の雄セレーション14aの外径寸法はハブ32の雌セレーション32aの内径寸法より僅かに大きく、出力軸14の雄セレーション14aの内径寸法はハブ32の雌セレーション32aの外径寸法より僅かに大きく設定されている。
また、一方のフランジ35には、他方のフランジ36に向けてボルト通過孔(不図示)が形成され、他方のフランジ36には、前記ボルト通過孔に対向する位置に第2ねじ孔(不図示)が形成されており、一方のフランジ35のボルト通過孔に挿入したボルト38が、他方のフランジ36のねじ孔にねじ込まれている。
そして、雌軸18bの端部に結合している第2ヨーク31も、前述した出力軸14の端部に結合した第1ヨーク30と同一構造で結合されている。
次に、第1ヨーク30を出力軸14に結合する手順について、図2から図4を参照して説明する。
ハブ32の一方のフランジ35に形成した第1ねじ孔37に、拡径用ボルト39を螺合していき、拡径用ボルト39のねじ先端39aを他方のフランジ36の内面に当接する。そして、拡径用ボルト39のねじ込み量を増大させていき、ねじ先端39aが他方のフランジ36を押圧することで、図4に示すように、スリット32bの幅が大きくなるようにハブ32を弾性変形させていく。
そして、出力軸14の雄セレーション14aの外径寸法に対して雌セレーション32aの内径寸法が大きくなるようにスリット32bの幅が大きくなって弾性変形したハブ32内に、出力軸14の端部を挿入する。
次に、第1ねじ孔37に対する拡径用ボルト39のねじ込み量を減少させていき、スリット32bの幅が元に戻るようにハブ32を弾性復帰させる。
この際、出力軸14の雄セレーション14aの外径寸法はハブ32の雌セレーション32aの内径寸法より僅かに大きく、雄セレーション14aの内径寸法は雌セレーション32aの外径寸法より僅かに大きく設定しているので、弾性復帰したハブ32の雌セレーション32aは出力軸14の雄セレーション14aに対して締め代を持ちながらセレーション嵌合し、これにより、第1ヨーク30は出力軸14に結合される。
そして、一方のフランジ35のボルト通過孔に挿入した抜け止めボルト38を、他方のフランジ36のねじ孔にねじ込み、一対のフランジ35,36を締結する。
また、第2ヨーク31も、第1ヨーク30と出力軸14の結合と同様の手順で雌軸18bに結合されている。
ここで、本発明のハブ拡径手段が第1ねじ孔37及び拡径用ボルト39に対応し、本発明のねじ孔が第1ねじ孔37に対応し、本発明のねじ締結部材が抜け止めボルト38に対応している。
次に、本実施形態の効果について説明する。
図5から図7で示した従来技術は、一対のフランジ66,68を互いに近接させてハブ64の内径を縮径させる締結ボルト80を使用することで、ヨーク54を回転軸50に結合していた。
しかし、本実施形態は、第1ヨーク30のハブ32の雌セレーション32aが、出力軸14の雄セレーション14aに対して締め代を持ちながらセレーション嵌合することで、第1ヨーク30が出力軸14に結合されており、従来技術で使用した締結ボルト80を使用していない。
ここで、本実施形態の抜け止めボルト38は、第1ヨーク30と出力軸14との間に回転が伝達される際に、一対のフランジ35,36が互いに離間してハブ32が拡径し、出力軸14から抜けるのを防止するボルトである。
このため、抜け止めボルト38には、第1ヨーク30を出力軸14に結合する際の曲げ荷重が作用せず、操舵補助機構4から出力軸14に高トルクの回転が入力する際に、一対のフランジ35,36に入力するスラスト荷重により繰り返し曲げ荷重が作用するだけなので、抜け止めボルト38の疲労強度は低下しない。
したがって、本実施形態は、ステアリングギヤ機構6に操舵補助力を伝達する操舵補助機構4をステアリング装置に組み込んでも、高トルクの回転を伝達する自在継手17Aに疲労強度が低下する部位が存在せず、しかも、確実に第1ヨーク及び出力軸14を結合することができる。
また、本実施形態は、ハブ32の一方のフランジ35の第1ねじ孔37に螺合した拡径用ボルト39のねじ込み量を増大することでねじ先端39aが他方のフランジ36を押圧し、スリット32bの幅が大きくなるようにハブ32を弾性変形させて出力軸14の端部を挿入し、第1ねじ孔37に対する拡径用ボルト39のねじ込み量を減少してスリット32bの幅が元に戻るようにハブ32を弾性復帰させることで、第1ヨーク30を出力軸14に結合させているので、第1ヨーク30及び出力軸14の結合動作を簡単に行うことができる。
また、第2ヨーク31も、第1ヨーク30と出力軸14の結合と同様の手順で雌軸18bに結合されているので、第1ヨーク30と出力軸14の結合構造と同様の効果を、第2ヨーク31と雌軸18bの結合構造も得ることができる。
なお、中間シャフト18の雄軸18aとステアリングギヤ機構6のピニオン軸19とを連結する自在継手17Bも、上述した自在継手17Aと同一の結合構造にすると、同様の効果を奏することができる。
また、上記実施形態では、ハブ32の一方のフランジ35に形成した第1ねじ孔37に、拡径用ボルト39を螺合していき、拡径用ボルト39のねじ先端39aを他方のフランジ36の内面に当接するようにしたが、他方のフランジ36に第1ねじ孔37を形成し、この第1ねじ孔37に螺合した拡径用ボルト39を、一方のフランジ35の内面に当接するようにしてもよい。
本発明に係るステアリング装置の全体を示す構成図である。 本発明に係るステアリング装置に組み込まれている自在継手を示す図である。 図2のB−B矢視断面図である。 ヨークと回転軸の結合途中の状態を示す図である。 ステアリング装置に組み込まれている従来の自在継手を示す図である。 図5のA−A線矢視図である。 従来の自在継手に高トルクの回転が伝達するときにヨークに入力する外力を示す図である。
符号の説明
1…ステアリングホイール、2…ステアリングシャフト、3…ステアリングコラム、4…操舵補助機構、5…タイロッド、6…ステアリングギヤ機構、7…アウタシャフト、8…インナシャフト、9…アウタコラム、10…インナコラム、11…ウォーム減速機、11a…ハウジング、12…電動モータ、14…出力軸、14a…雄セレーション、16…車体側部材、17A…自在継手、17B…自在継手、18…中間シャフト、18a…雄軸、18b…雌軸、19…ピニオン軸、23…ロアブラケット、24…ピボットピン、26…アッパブラケット、27…クランプ装置、30…第1ヨーク、31…第2ヨーク、32…ハブ、32a…雌セレーション、32b…スリット、33,34…フォーク、35,36…フランジ、37…第1ねじ孔、38…抜け止めボルト、39…拡径用ボルト、39a…拡径用ボルトの先端、40…十字軸

Claims (5)

  1. 軸方向にスリットを形成し、内周面に雌セレーションを形成した切欠き筒形状のハブと、このハブの軸方向の一端側に一体に形成した一対のフォークとを備えたヨークを、端部外周に雄セレーションを形成した回転軸にセレーション嵌合しながら結合するステアリング装置におけるヨーク及び回転軸の結合構造において、
    前記ハブの雌セレーションが前記回転軸の雄セレーションに締め代を持ちながらセレーション嵌合することで、前記ヨーク及び回転軸が結合していることを特徴とするステアリング装置におけるヨーク及び回転軸の結合構造。
  2. 前記ハブは、前記スリットを挟んだ位置から互いに平行に延在する一対のフランジが形成されており、前記ハブの雌セレーションを前記回転軸の雄セレーションにセレーション嵌合する際に、前記スリットの幅が大きくなって前記ハブの内径が増大するように、ハブ拡径手段を用いて前記一対のフランジを互いに離間させることを特徴とする請求項1記載のステアリング装置におけるヨーク及び回転軸の結合構造。
  3. 前記ハブ拡径手段は、前記一対のフランジの一方に、前記一対のフランジの他方の内面に向けて貫通するねじ孔と、このねじ孔にねじ込まれ、ねじ先端が前記一対のフランジの他方の内面に当接する拡径用ボルトとで構成されていることを特徴とする請求項2記載のステアリング装置におけるヨーク及び回転軸の結合構造。
  4. 前記ハブの雌セレーションが前記回転軸の雄セレーションに締め代を持ちながらセレーション嵌合している際に、前記一対のフランジが互いに離間する方向に移動するのを拘束するフランジ拘束手段を備えていることを特徴とする請求項2又は3記載のステアリング装置におけるヨーク及び回転軸の結合構造。
  5. 前記フランジ拘束手段は、一対のフランジに連通したねじ締結部材であることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載のステアリング装置におけるヨーク及び回転軸の結合構造。
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