JP2009077844A - 光走査プローブ - Google Patents

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Abstract

【課題】光走査するための光学部材の安定した回転を確保しつつ、簡略化・簡便化した製造工程で得ることができ、コストダウンを図ることのできる光走査プローブを提供する。
【解決手段】外筒に挿入され、基端が回転駆動源に接続された中空のシャフトと、シャフトの先端に固定され、シャフトの回転に伴って回転するスリーブと、シャフトを貫通し、スリーブに固定されてスリーブの回転に伴って回転する光ファイバと、光ファイバの先端に固定され、光ファイバと共に回転しながら、光ファイバにより伝達された測定光を測定対象に向けて走査し、かつ、測定対象からの測定光の反射光を受けて光ファイバへ送る光走査部材とを有することにより、上記課題を解決する。
【選択図】図2

Description

本発明は、被検体内に挿入して測定対象に光を走査する光走査プローブに関する。
生体組織等の測定対象を切断せずに断層画像を取得する方法として、OCT(Optical Coherence Tomography)計測を利用する方法がある。このOCT計測は、光干渉計測の一種であり、光源から射出された光を測定光と参照光との2つに分け、測定光と参照光との光路長が光源のコヒーレンス長以内の範囲で一致したときにのみ光干渉が検出されることを利用した計測方法である。
このOCT計測を用いて断層画像を得る光断層画像化装置では、被検体に挿入して測定対象に測定光を走査するための光走査プローブが用いられる。この光走査プローブとして、特許文献1には、挿入部材の内部に、光ファイバを内蔵するフレキシブルシャフトを挿通させ、フレキシブルシャフトの先端部分を軸受けで回転自在に支持し、さらに、フレキシブルシャフトの先端に45度の傾斜角を有するミラーおよびミラーからの反射光を配光するレンズを設けたものが記載されている。このプローブは、フレキシブルシャフトの基端側がギアを介してモータに接続されており、モータの回転によって、フレキシブルシャフトとミラーおよびレンズとが同時に回転する構成となっている。また、光ファイバをフレキシブルシャフトに固定し、光ファイバとフレキシブルシャフトとを同時に回転させるようにしてもよいとしている。
特許文献2には、プローブ外筒の内部に、その外筒の軸方向に延びる状態に配設された支持部材と、支持部材と並んで配設され、支持部材に固定された光ファイバと、支持部材に固定され、光ファイバの先端から出射した光を外筒の周方向に偏向させるプリズムミラー(光偏向素子)とを備え、支持部材と光ファイバおよびプリズムミラーとを共に回転させる光走査プローブが記載されている。
特許第3104984号公報 特開2007−97713号公報
上記特許文献1では、フレキシブルシャフトの先端にミラーを固定しており、モータの駆動力をフレキシブルシャフトによって直接ミラーに伝達しているが、ミラーや光ファイバをどのようにフレキシブルシャフトに固定し、あるいは保持しているかは記載されていない。また、上記特許文献2にも、光偏向素子や光ファイバがどのように支持部材に固定されているかは記載されていない。しかし、実際には、ミラーをフレキシブルシャフトに固定するための部材や、光ファイバをフレキシブルシャフト内で保持する部材、光偏向素子や光ファイバを支持部材に固定するための部材が必要となる。
光走査を行うために、光走査プローブの先端の光学部材にフレキシブルシャフトの駆動力を伝達して、光学部材を回転させる構成としては、例えば、図5に示すものが考えられる。図5に示す光走査プローブ100は、円筒状のシース102と、シース102の先端を塞ぐキャップ104と、シース102に挿入されたフレキシブルシャフト106と、フレキシブルシャフト106の先端部に固定された第1スリーブ108と、第1スリーブ108のフレキシブルシャフト106とは反対側の端部(先端側の端部)に固定された第2スリーブ110とを有している。
基端が処理装置内の光源に接続された光ファイバ112は、フレキシブルシャフト106を貫通し、先端が第1フェルール114に保持され、この第1フェルール114と、半球レンズ116を保持する第2フェルール118とが、突合せた状態で第2スリーブ110によって保持されることにより、光ファイバ112と半球レンズ116が接触して接続されている。
フレキシブルシャフト106の基端部は、継手120によって、ギア122が固定された回転軸に接続されており、ギア122がモータ126に接続されたギア124と噛み合っている。この構成により、モータ126の回転が、ギア124、ギア122、フレキシブルシャフト106、第1スリーブ108、第1スリーブ108に固定された第2スリーブ110の順に伝達されて、第2スリーブ110に保持された半球レンズ116が回転する。光ファイバ112は、第2スリーブ110の回転に伴って回転する。第1フェルール114の基端側端面と、光ファイバ112とは、接着剤128により補強されている。また、キャップ104とシース102の内周との間には、Oリング等のシール材130が設けられている。
図5の構成により、フレキシブルシャフト106と、第1スリーブ108と、第2スリーブ110とを一体的な構成とし、これらを同時に回転させることで、第2スリーブに保持された半球レンズ116を回転させて光走査することができる。しかし、図5の構成では、第1スリーブ108と第2スリーブ110とを強く固定する必要がある。そのため、第1スリーブ108の内径と第2スリーブ110の外径とを高い精度で加工して嵌め合わせ、さらに接着剤を用いて接着させたり、あるいは、第1スリーブ108の内周と第2スリーブ110の外周とにねじを切ったり、といった、手間の掛かる工程が必要となる。特に、第1スリーブ108および第2スリーブ110が金属製の場合には、接着剤のみでは十分な固定力が得られず、また融着もできないため、固定のための手間の掛かる工程が避けられない。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、光走査するための光学部材の安定した回転を確保しつつ、簡略化・簡便化した製造工程で得ることができ、コストダウンを図ることのできる光走査プローブを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、被検体内に挿入されて測定対象を光走査する光走査プローブであって、
先端が封じられた長尺な外筒と、
前記外筒に挿入され、基端が回転駆動源に接続された中空のシャフトと、
前記シャフトの先端に固定され、前記シャフトの回転に伴って回転するスリーブと、
前記シャフトを貫通し、前記スリーブに固定されて前記スリーブの回転に伴って回転するとともに、光源からの測定光および測定対象からの測定光の反射光を伝達する光ファイバと、
前記光ファイバの先端に固定され、前記光ファイバと共に回転しながら、前記光ファイバにより伝達された測定光を測定対象に向けて走査し、かつ、測定対象からの測定光の反射光を受けて前記光ファイバへ送る光走査部材と、を有する光走査プローブを提供する。
ここで、前記スリーブは、その回転軸を中心とする穴が形成された支持部を有し、
前記光ファイバは、前記スリーブの前記支持部の前記穴に挿通された箇所で固定されるのが好ましい。また、固定は、接着剤を用いて行われるのが好ましい。
また、前記光走査部材は、前記光ファイバによって伝達された光を回転軸と直交する方向に反射させるとともに、測定対象へ集光する半球レンズを有するのが好ましい。
本発明によれば、光ファイバが、シャフトに固定されたスリーブに固定されて、シャフトの回転に伴って回転し、その回転駆動力を、光ファイバの先端に固定された光走査部材(半球レンズ)を含む光走査ユニットに伝達する構成としたことにより、シャフトに固定された第1スリーブと、光走査部材を保持する第2スリーブとの固定が不要となり、簡略・簡便な製造工程で光走査プローブを得ることができ、コストダウンすることができる。
本発明に係る光走査プローブを、添付の図面に示す好適実施例に基づいて以下に詳細に説明する。
図1は、本発明の光走査プローブを用いる光断層画像化装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示す光断層画像化装置10は、光源ユニット12と、光の分岐/合波部14と、光走査プローブ16と、光路長調整部18と、干渉光検出部20と、画像処理部22と、画像出力部24とを有している。光断層画像化装置10の光走査プローブ16以外の部分は、1または複数の処理装置に搭載されている。
光断層画像化装置10において、分岐/合波部14は、光源ユニット12から発せられた光を、測定光と参照光に分岐し、測定光を光走査プローブ16へ送るとともに、参照光を光路長調整部18へ送る。
光走査プローブ16は、その先端部分から測定対称Sに向けて測定光を走査し、測定対象Sからの測定光の反射光を受け取って、分岐/合波部14へ送る。
光路長調整部18は、測定対象Sの測定したい深度に応じて、測定光および測定対象Sからの反射光と光路長が同一になるように光路長を調整し、分岐/合波部14で分岐された参照光を、調整した光路長に導いて、再び分岐/合波部14へ送る。
分岐/合波部14は、また、光走査プローブ16から送られてきた測定対象Sからの反射光と、光路長調整部18から送られてきた光路長が調整された参照光とを合波して干渉光を生成し、生成した干渉光を干渉光検出部20へ送る。
干渉光検出部20は、分岐/合波部14から送られた干渉光を干渉信号として検出し、画像処理部22は、その干渉信号を処理して光断層画像の画像データを生成し、画像出力部24で光断層画像を可視的に、すなわちディスプレイへの表示や記録媒体への記録等により出力する。
図2は、光走査プローブ16の構成を示す部分断面図である。図2において、紙面左側が被検体に挿入される先端側であり、紙面右側が装置本体に接続される基端側である。
光走査プローブ16は、円筒状のシース(外筒)26と、シース26の先端を塞ぐキャップ28と、シース26に挿入された第1スリーブ32と、シース26を挿通し、その先端が第1スリーブ32の基端側に固定されたフレキシブルシャフト30と、基端側の外径が第1スリーブ32の先端側の内径にすきま嵌めされた第2スリーブ34と、光ファイバ36と、光ファイバ36を保持する第1フェルール38と、光走査部材である半球レンズ44と、半球レンズ44を保持する第2フェルール46とを有している。また、キャップ28のシース26に嵌合する部分とシース26の内周との間には、Oリング等のシール材48が設けられている。望ましい形態として、光ファイバ36は被覆材で覆われている。
第1スリーブ32は、中央部に、回転軸に直交する平面部分であって、その中心に光ファイバ36の被覆材の外径よりもわずかに大きい穴が形成された支持部32aを有している。
光ファイバ36は、フレキシブルシャフト30の内部に配置されている。光ファイバ36の基端は、分岐/合波部14を介して光源12に接続されている(図1参照。)。また、光ファイバ36は、第1スリーブ32の支持部32aの穴を挿通し、その穴の部分で、光ファイバ36の被覆材(外皮)と第1スリーブ32とが接着剤40により固定されている。したがって、第1フェルール38が回転することにより、光ファイバ36も第1フェルール38と共に回転する。
光ファイバ36と第1スリーブ32の支持部32aとの固定に用いる接着剤40には、光ファイバ36の被覆材の素材がポリアミド樹脂やシリコンゴムやUV被覆等で、第1スリーブ32の素材がSUS304等の金属の場合には、熱硬化性エポキシ接着剤等のエポキシ樹脂系接着剤を用いるのが望ましい。また、光ファイバ36の被覆材の素材がPFAやPTFE等のフッ素樹脂で、第1スリーブ32の素材がSUS304等の金属の場合には、テトラエッチ処理を施した後に、熱硬化性エポキシ接着剤等のエポキシ樹脂系接着剤を用いるのが望ましい。また、光ファイバ36の被覆材と第1スリーブ32とを機械的に、圧着などで固定してもよい。
光ファイバ36の先端は、第1フェルール38に保持されている。第1フェルール38の基端側端面(図2において右側端面)において、光ファイバ36と第1フェルール38との接部は、接着剤42により補強されている。なお、光ファイバ36は、第1フェルール38の手前までが、補強用の被覆材で覆われているのが望ましい。
第1フェルール38と光ファイバ36との補強の接着剤42は、光ファイバ36の被覆材の素材がポリアミド樹脂やシリコンゴムやUV被覆等で、第1フェルール38の素材がジルコニア等のセラミックの場合には、熱硬化性エポキシ接着剤等のエポキシ樹脂系接着剤を用いるのが望ましい。また、光ファイバ36の被覆材の素材がPFAやPTFE等のフッ素樹脂で、第1フェルール38の素材がジルコニア等のセラミックの場合には、テトラエッチ処理を施した後に、熱硬化性エポキシ接着剤等のエポキシ樹脂系接着剤を用いるのが望ましい。
第2フェルール46は、光走査部材である半球レンズ44を保持している。第2スリーブ34は、光ファイバ36を保持する第1フェルール38と、半球レンズ44を保持する第2フェルール46とを突合せた状態で保持することにより、光ファイバ36と半球レンズ44とを接触させて接続させる。
半球レンズ44は、光ファイバ36によって伝達された測定光を45度の斜面で反射させ、湾曲面で集光させて、光ファイバ36の光軸に直交する方向にある測定対象Sに向けて照射する。図2の状態では、右から入った測定光が、半球レンズ44で反射され集光されて下方へ照射される。半球レンズ44が軸回転することにより、半球レンズ44から発された測定光が光走査プローブ16の先端から周方向に回転しながら出射され、測定対象Sが走査される。また、半球レンズ44は、測定対象Sからの測定光の反射光を受けて、光ファイバ36へ送る。
フレキシブルシャフト36の基端部は、継手50によって、ギア52が固定された回転軸に接続されており、ギア52がモータ56に接続されたギア54と噛み合っている。モータ56が回転すると、その回転駆動力は、ギア54、ギア52、フレキシブルシャフト36、第1スリーブ32の順に伝達される。第1スリーブ32には、その支持部32aにおいて光ファイバ36が固定されている。したがって、第1スリーブ32の回転駆動力は、光ファイバ36に伝達される。
光ファイバ36は、先端が第1フェルール38に保持されており、さらに、第1フェルール38の基端側端面で接着剤42により接着されているので、光ファイバ36に伝達された回転駆動力によって、第1フェルール38、第2フェルール46、半球レンズ44、および第2スリーブ34の光走査ユニットが回転する。
ここで、第2スリーブ34は、第1スリーブ32にすきま嵌めされており、回転軸と直交する方向の動きが規制されている。第1スリーブ32と第2スリーブ34とは、ほぼ同じように回転する。
第1スリーブ32および第2スリーブ34は、シース26の内部に配置されるものであり、直接生体に接触するものではないが、光走査プローブ16が体内に挿入されるものであることを考慮して、生体適合性の材料とするのが好ましい。本実施形態においては第1スリーブ32および第2スリーブ34は、生体適合性のある金属であり、強度、汎用性の観点から、SUS304またはSUS316が好適に用いられる。第1スリーブ32と第2スリーブ34とは、同じ材料であっても異なる材料であってもよい。
次に、光走査プローブ16の製造工程を説明する。図3(a)〜(c)は、光走査プローブ16の製造過程を示す模式的断面図である。
まず、図3(a)に示すように、第2フェルール46に半球レンズ44を固定したものと、第1フェルール38に光ファイバ36を固定したものとを、第2スリーブ34に挿入し、第2スリーブ34内で付き合わせた状態で固定する。第1フェルール38は、光ファイバ36のみを保持し、その被覆材は、その先端側(図3(a)の左側)端面が第1フェルール38の基端側(図3(a)の右側)端面と、接着剤42で接着され、接続部が補強される。
次に、図3(b)に示すように、フレキシブルシャフト30の先端側端部が固定された第1スリーブ32の先端側(図3(b)の左側)から、図3(a)で組み立てた第2スリーブ34のユニットを挿入する。すなわち、第1スリーブ32の支持部32aの中央に開けられた穴に光ファイバ36の基端(図3(b)の右側端部)を通し、そのままフレキシブルシャフト30の内部を通していく。第2スリーブ34が第1スリーブ32に嵌め込まれる前に、光ファイバ36bの被覆材の、支持部32aに嵌入する部分に、接着剤40を塗布する。
その後、図3(c)に示すように、第2スリーブ34を第1スリーブ32に嵌め込む。第1スリーブ32と第2スリーブ34の軸方向の嵌め込み位置は、それほど厳密な精度は要求されない。例えば、第1スリーブ32の内周面と第2スリーブ34の外周面の少なくとも一方に段差を設け、他方の端面と突き当たるようにして決めればよい。接着剤40が塗布された光ファイバ36が第1スリーブ32の支持部32aの穴に挿入されるときに、接着剤40も支持部32aに引き込まれ、光ファイバ36の被覆材と支持部32aとの接触部分に接着剤40が満たされて、接着光ファイバ36と支持部32aとが接着され固定される。
このように、光走査プローブ16は、第2スリーブ34のユニット(第2スリーブ34、半球レンズ44、第2フェルール46、第1フェルール38、光ファイバ36)と第1スリーブ32のユニット(第1スリーブ32、フレキシブルシャフト30)とのアセンブリ工程、すなわち、図3(b)および(c)に示す工程を、簡易な固定治具で行うことができ、工程を簡易化することができる。
上記のように、光走査プローブ16は、光ファイバ36と光学部材である半球レンズ44を含む光走査ユニットが固定されて、光ファイバ36によって回転駆動力を半球レンズ44に伝達し、また、半球レンズ44を保持する第2スリーブ34を第1スリーブ32にすきま嵌めして回転軸に直交する方向の動きを規制しているので、半球レンズ44を安定して回転させることができる。それとともに、光走査プローブ16の製造工程が、簡略かつ簡便であることにより、コストダウンを図ることができる。
さらに、光走査プローブ16において、図4に示すように、第1スリーブ32の先端側にキー溝58を形成し、第2スリーブ34の第1スリーブ32に嵌入れされる部分にキー60を設けて、第2スリーブ34の回転方向の動きを規制するのも好ましい。これにより、高速度回転にも対応でき、また、回転速度ムラが生じる場合にもそれを抑制することができる。また、上述の図2および図3の構成の光走査プローブ16は、十分な回転伝達力を有するが、キー60およびキー溝58を設けることにより、さらに、高負荷および高追従性を達成できる。キー60およびキー溝58を設けることにより、部品コストがわずかに上がり、その取り付け工程が必要とはなるものの、光走査プローブ16の組立性は、図2および図3に示すものとほとんど変わらない。
以上、本発明の光走査プローブについて詳細に説明したが、本発明は、上記実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよいのは、もちろんである。
本発明の光走査プローブを用いる光断層画像化装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の光走査プローブの構成を示す部分断面図である。 (a)〜(c)は、光走査プローブの製造過程を示す模式的断面図である。 光走査プローブの変形例を説明する部品図である。 比較例としての光走査プローブの構成を示す部分断面図である。
符号の説明
10 光断層画像化装置
12 光源ユニット
14 分岐/合波部
16、100 光走査プローブ
18 光路長調整部
20 干渉光検出部
22 画像処理部
24 画像出力部
26、102 シース
28、104 キャップ
30、106 フレキシブルシャフト
32、108 第1スリーブ
34、110 第2スリーブ
36、112 光ファイバ
38、114 第1フェルール
40、42、128 接着剤
44、116 半球レンズ
46、118 第2フェルール
48、130 シール材
50、120 継手
52、54、122、124 ギア
56、126 モータ
58 キー溝
60 キー

Claims (3)

  1. 被検体内に挿入されて測定対象を光走査する光走査プローブであって、
    先端が封じられた長尺な外筒と、
    前記外筒に挿入され、基端が回転駆動源に接続された中空のシャフトと、
    前記シャフトの先端に固定され、前記シャフトの回転に伴って回転するスリーブと、
    前記シャフトを貫通し、前記スリーブに固定されて前記スリーブの回転に伴って回転するとともに、光源からの測定光および測定対象からの測定光の反射光を伝達する光ファイバと、
    前記光ファイバの先端に固定され、前記光ファイバと共に回転しながら、前記光ファイバにより伝達された測定光を測定対象に向けて走査し、かつ、測定対象からの測定光の反射光を受けて前記光ファイバへ送る光走査部材と、を有する光走査プローブ。
  2. 前記スリーブは、その回転軸を中心とする穴が形成された支持部を有し、
    前記光ファイバは、前記スリーブの前記支持部の前記穴に挿通された箇所で固定される請求項1に記載の光走査プローブ。
  3. 前記光走査部材は、前記光ファイバによって伝達された光を回転軸と直交する方向に反射させるとともに、測定対象へ集光する半球レンズを有する請求項1または2に記載の光走査プローブ。
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