JP2009077259A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影対象の画質が劣化することなく、圧縮により発生する符号量を低減する。
【解決手段】マイコン5はステップS1において発生符号量と基準値を比較して発生符号量が基準値より増加したことを検知すると、ステップS2でアイリスが開放又は感度が最小の場合はそのままの状態を保つが、そうでなければアイリスを所定量開けるとともに、アイリスを開けた分だけカメラ部1の出力レベルが増加しないように感度を低下させ(ステップS3)、次いでステップS1に戻る。また、アイリスを開けた分だけカメラ部1の出力レベルが増加しないように感度を低下させる代わりに、シャッタスピードを早くする。
【選択図】図2
【解決手段】マイコン5はステップS1において発生符号量と基準値を比較して発生符号量が基準値より増加したことを検知すると、ステップS2でアイリスが開放又は感度が最小の場合はそのままの状態を保つが、そうでなければアイリスを所定量開けるとともに、アイリスを開けた分だけカメラ部1の出力レベルが増加しないように感度を低下させ(ステップS3)、次いでステップS1に戻る。また、アイリスを開けた分だけカメラ部1の出力レベルが増加しないように感度を低下させる代わりに、シャッタスピードを早くする。
【選択図】図2
Description
本発明は、撮像して得た動画像のデータを圧縮して記録媒体に記録するビデオカメラ、デジタルカメラなどの撮像装置に関し、特に圧縮により発生するデータの符号量を低減させる撮像装置に関する。
圧縮により発生する符号量を低減する従来技術の撮像装置として、下記の特許文献1にはズーム操作、パン操作、チルト操作を行っている場合にフィルタリング処理を行う手法が開示されている。この手法では、ズーム操作中、パン操作中、チルト操作中の画像は、動きが大きく人間の知覚特性上画像劣化が認識しにくいことを利用している。また、フィルタリング処理では、高域成分を減少させることで発生符号量が減少するので、発生符号量をプリフィルタにフィードバックし、フィルタリングの係数を動的に変化させることで発生符号量を一定に保っている。
特開平11−4361号公報(請求項3、4)
しかしながら、上記の従来技術では、いずれも画像全体に作用するため、主たる撮影対象に割り当てられるビットレートが減少して撮影対象の画質が劣化し、また、主たる撮影対象にボケが生じるなどの弊害が生じるという問題点がある。
本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、撮影対象の画質が劣化することなく、圧縮により発生する符号量を低減することができる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、絞りを開閉する絞り機構を有するカメラ部と、
前記カメラ部により撮像して得られた動画像のデータを圧縮符号化する圧縮手段と、
前記圧縮手段により圧縮符号化されたデータの符号量を基準値と比較し、前記符号量が前記基準値より多い場合に前記絞り機構が前記絞りを開くように制御するとともに、前記絞りを開いた分、前記カメラ部の出力レベルが増加しないように前記カメラ部の出力レベルを制御する制御手段とを、
備えた。
前記カメラ部により撮像して得られた動画像のデータを圧縮符号化する圧縮手段と、
前記圧縮手段により圧縮符号化されたデータの符号量を基準値と比較し、前記符号量が前記基準値より多い場合に前記絞り機構が前記絞りを開くように制御するとともに、前記絞りを開いた分、前記カメラ部の出力レベルが増加しないように前記カメラ部の出力レベルを制御する制御手段とを、
備えた。
本発明によれば、絞りを開くと、被写体(前景)はぼけずに背景のみがぼけるので、背景の高周波成分が減少することから、撮影対象の画質が劣化することなく、圧縮により発生する符号量を低減させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明に係る撮像装置の第1の実施の形態を示すブロック図、図2は図1のマイコンの動作例を説明するためのフローチャート、図3は図1の撮像装置の動作例を示す説明図である。
<第1の実施の形態>
図1は本発明に係る撮像装置の第1の実施の形態を示すブロック図、図2は図1のマイコンの動作例を説明するためのフローチャート、図3は図1の撮像装置の動作例を示す説明図である。
図1において、カメラ部1で撮影された画像信号は、エンコーダ部2でMPEG(Moving Picture Experts Group)などの周波数変換方式で圧縮符号化され、圧縮データはメディアインタフェース(I/F)部3を介してHDD(Hard Disc Drive)、フラッシュメモリ、テープ、光ディスクなどの記憶媒体4に記録される。カメラ部1は不図示の撮像素子の他、絞り(アイリス)機構部11、感度調整部12、シャッタスピード調整部13などを有し、マイクロコンピュータ(マイコン)5はカメラ部1から入力される明るさや、対象物までの距離、ズーム倍率などの撮像情報に応じて、絞り制御信号、感度制御信号、シャッタスピード制御信号により、それぞれ絞り(アイリス)機構部11、感度調整部12、シャッタスピード調整部13を制御している。またマイコン5は、後述するようにエンコーダ部2において圧縮により発生する符号量に応じて、絞り(アイリス)機構部11、感度調整部12、シャッタスピード調整部13を制御している。なお、マイコン5は、すべてのブロックと何らかのデータを送受しているが、本件と直接関係無い信号は省略した。
ここで、一般的に、カメラのアイリスを絞るほど被写界深度が深く、開けるほど狭くなる。この特性を利用し、主たる撮影対象(前景)にピントを合わせておき、背景はわざとぼかして撮影する手法がある。このようにアイリスを開けて撮影すると、主たる撮影対象にはピントがあっているため高周波成分が多く存在するが、背景は光学的にボケているため、高周波成分が少なくなる。このような信号をMPEGなどの周波数変換方式の画像圧縮方式で符号化すると、背景に割り当てられる符号量は少なくなり撮影対象に相対的に多くの符号が割り当てられることになる。なお、MPEG以外の圧縮方法でも画像に含まれる高周波成分が発生符号量に影響を与える方式であれば同様に適用可能である。
なお、アイリスを開けると、カメラ部1の撮像素子(不図示)の入射光量が増加してカメラ部1の出力レベルが高くなり、撮像画像が明るくなるが、感度を低下させるかシャッタスピードを速くすることなどでカメラ部1の出力レベルを一定にすることができる。このようにすることで明るさやコントラストを変化させずに、主たる撮影対象に多くの符号量を割り当てることができ、総合的な画質が向上する。特にスポーツなどで特定の競技者を撮影する場合など大きな効果を発揮する。
また、アイリスが頻繁に変化すると見苦しくならないように、マイコン5にてエンコーダ部5から入力された符号量データを時間積分することで防止する。図2はアイリス制御と同時に感度制御を行なうことによりカメラ部の出力レベルが変化しないようにした場合の動作を示す。エンコーダ部2は常に生成した符号量をマイコン5に送信している。マイコン5はステップS1において発生符号量と基準値を比較して発生符号量が基準値より増加したことを検知すると、ステップS2でアイリスが開放又は感度が最小の場合はそのままの状態を保つ(ステップS1に戻る)が、そうでなければアイリスを所定量開けるとともに、アイリスを開けた分だけカメラ部の出力レベルが増加しないように感度を低下させ(ステップS3)、次いでステップS1に戻る。
また、ステップS1において発生符号量が基準値より減少したことを検知すると、ステップS4でアイリスが最小又は感度が最大の場合はそのままの状態を保つが、そうでなければアイリスを所定量閉じるとともに、アイリスを所定量閉じた分だけ感度を上げ(ステップS5)、次いでステップS1に戻る。また、ステップS1において発生符号量と基準値が同じの場合にはそのままの状態を保つ。
このような処理により、図3に示すように発生符号量が増加してアイリスを所定量ずつ開けていくと、背景が光学的にボケて高周波成分が少なくなり、また、ステップS1→S2→S3→S1のループにより発生符号量が徐々に減少して基準値に収束する。また、アイリスを開けた分だけカメラ部1の出力レベルが増加しないように感度を低下させるので、入射光量を一定にすることができ、明るさやコントラストが変化することを防止することができる。
<第2の実施の形態>
図4は第2の実施の形態として、感度の代わりにシャッタスピードを制御した動作例を示す。ステップS11において発生符号量と基準値を比較して発生符号量が基準値より増加したことを検知すると、ステップS12でアイリスが開放又はシャッタスピードが最小の場合はそのままの状態を保つが、そうでなければアイリスを所定量開けるとともに、アイリスを開けた分だけカメラ部1の出力レベルが増加しないようにシャッタスピードを速くし(ステップS13)、次いでステップS1に戻る。
図4は第2の実施の形態として、感度の代わりにシャッタスピードを制御した動作例を示す。ステップS11において発生符号量と基準値を比較して発生符号量が基準値より増加したことを検知すると、ステップS12でアイリスが開放又はシャッタスピードが最小の場合はそのままの状態を保つが、そうでなければアイリスを所定量開けるとともに、アイリスを開けた分だけカメラ部1の出力レベルが増加しないようにシャッタスピードを速くし(ステップS13)、次いでステップS1に戻る。
また、ステップS11において発生符号量が基準値より減少したことを検知すると、ステップS14でアイリスが最小又はシャッタスピードが最大の場合はそのままの状態を保つが、そうでなければアイリスを所定量閉じるとともに、アイリスを閉じた分だけシャッタスピードを遅くし(ステップS15)、次いでステップS11に戻る。また、ステップS11において発生符号量と基準値が同じの場合にはそのままの状態を保つ。
このような処理により、図3に示すように発生符号量が増加してアイリスを所定量ずつ開けていくと、背景が光学的にボケて高周波成分が少なくなり、また、ステップS11→S12→S13→S11のループにより発生符号量が徐々に減少して基準値に収束する。また、アイリスを開けた分だけカメラ部1の出力レベルが増加しないようにシャッタスピードを遅くするので、明るさやコントラストが変化することを防止することができる。
なお、感度とアイリス、シャッタスピードとアイリスを制御する例を示したが、アイリスの制御とともに、感度とシャッタスピードの両方を制御する方法も可能である。また、上記の動作例では、発生符号量が基準値より減少すると、ステップS1→S4→S5→S1、ステップS11→S14→S15→S11のループにより発生符号量が徐々に増加して基準値に収束するようにしているが、この処理は省略してもよい。
1 カメラ部
2 エンコーダ部
3 メディアI/F部
4 記憶媒体
5 マイクロコンピュータ(マイコン)
11 絞り(アイリス)機構
12 感度調整部
13 シャッタスピード調整部
2 エンコーダ部
3 メディアI/F部
4 記憶媒体
5 マイクロコンピュータ(マイコン)
11 絞り(アイリス)機構
12 感度調整部
13 シャッタスピード調整部
Claims (3)
- 絞りを開閉する絞り機構を有するカメラ部と、
前記カメラ部により撮像して得られた動画像のデータを圧縮符号化する圧縮手段と、
前記圧縮手段により圧縮符号化されたデータの符号量を基準値と比較し、前記符号量が前記基準値より多い場合に前記絞り機構が前記絞りを開くように制御するとともに、前記絞りを開いた分、前記カメラ部の出力レベルが増加しないように前記カメラ部の出力レベルを制御する制御手段とを、
備えた撮像装置。 - 前記カメラ部は、前記カメラ部の出力レベルを制御する感度調整部を有し、
前記制御手段は、前記絞りを開いた分、前記カメラ部の出力レベルが増加しないように前記感度調整部を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記カメラ部は、シャッタスピードを調整するシャッタスピード調整部を有し、
前記制御手段は、前記絞りを開いた分、前記カメラ部の出力レベルが増加しないように前記シャッタスピード調整部が前記シャッタスピードを速くするよう制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007245588A JP2009077259A (ja) | 2007-09-21 | 2007-09-21 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007245588A JP2009077259A (ja) | 2007-09-21 | 2007-09-21 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009077259A true JP2009077259A (ja) | 2009-04-09 |
Family
ID=40611792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007245588A Withdrawn JP2009077259A (ja) | 2007-09-21 | 2007-09-21 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009077259A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8452131B2 (en) | 2009-09-25 | 2013-05-28 | International Business Machines Corporation | Iris recognition system and method |
US9483696B2 (en) | 2009-09-25 | 2016-11-01 | International Business Machines Coproation | System and method for generating and employing short length iris codes |
-
2007
- 2007-09-21 JP JP2007245588A patent/JP2009077259A/ja not_active Withdrawn
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US9483696B2 (en) | 2009-09-25 | 2016-11-01 | International Business Machines Coproation | System and method for generating and employing short length iris codes |
US10176376B2 (en) | 2009-09-25 | 2019-01-08 | International Business Machines Corporation | System and method for generating and employing short length iris codes |
US10216995B2 (en) | 2009-09-25 | 2019-02-26 | International Business Machines Corporation | System and method for generating and employing short length iris codes |
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