JP2009077056A - 画像処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】両面読み取り画像について裏映りの影響による特徴量及び彩度を正確に検出し、高品質の画像を提供する。
【解決手段】原稿の双方の面を読み取る第一及び第二画像読取部と、読み取られた原稿画像の読取特性を補正するフィルタ処理部73を含むスキャナ補正部7とを備えた画像処理装置において、前記フィルタ処理部73は、強調部735と平滑部736とを備え、前記フィルタ処理部73は、原稿の一方のフィルタ処理を行う際に、当該面の読み取り画像情報及びその反対面の画像情報の双方を用いる。
【選択図】図6

Description

本発明は、原稿面の表面及び裏面の双方を同時に読み取る読み取り手段を備え、画像データ中の特徴量、彩度を検出して適切な画像処理を施す画像処理装置、及びこの画像処理装置を備えた画像形成装置に関する。
従来から原稿画像を読み取りその画像データの特性に基づいてフィルタ処理を行う画像処理装置は公知である。例えば、そのような画像処理装置では、フィルタ処理内の特徴量検出結果及び彩度検出結果に基づいて画素ごとに適切な画像処理を行うことにより、入力原稿の特徴に応じて強調処理を行い、また、原稿の彩度に応じて彩度変換を行うことによって画像品質の向上を図っている。一方、表面、裏面ともに情報が描かれている両面原稿を読み取って画像処理する技術も公知である。このような両面読み取りを行う読み取り装置として、例えば特許文献1及び2に記載された発明が知られている。
このうち特許文献1記載の発明は、原稿の表裏両面に形成された画像を読み取ることのできる両面同時読み取りにおいて、読み取られた表裏面の画像データにおける画質差の発生を抑制することを目的とし、原稿の一方の側から当該原稿における第一面の画像を読み取る第一の読み取り手段と、前記原稿の他方の側から当該原稿における第二面の画像を読み取る第二の読み取り手段と、前記第一の読み取り手段にて読み取られた前記第一面の画像データを、当該第一の読み取り手段に起因する特性を加味して第一の画像データに補正する第一の前処理手段と、前記第二の読み取り手段にて読み取られた前記第二面の画像データを、当該第二の読み取り手段に起因する特性を加味して第二の画像データに補正する第二の前処理手段と、前記第一の前処理手段にて前処理された第一の画像データ及び前記第二の前処理手段にて前処理された第二の画像データに後処理を施す後処理手段とを含む画像読み取り装置を特徴としている。
また、特許文献2記載の発明は、複数の受光チップを並べて構成したラインセンサのギャップにおける画像データの補間を的確に行うことを目的とし、複数の光電変換素子が一列に配設された第一の受光チップを直線状に複数並べて構成され、原稿上の画像を読み取る第一のラインセンサと、複数の光電変換素子が一列に配設された第二の受光チップを直線状に複数並べて構成されると共に、前記第一のラインセンサに対して長手方向にずらして取り付けられ、前記原稿上の画像を読み取る第二のラインセンサと、前記第一のラインセンサの前記第一の受光チップ間に形成されるギャップ領域における画像データを、前記第二のラインセンサにおける所定の第二の受光チップにて読み取られた当該ギャップ領域に対応する画像データを用いて補間する処理部とを含む画像読み取り装置を特徴としている。
特開2006−013924号公報 特開2005−217467号公報
前述のように、読み取った原稿画像の画像データの特性に基づいてフィルタ処理を行う場合、フィルタ処理内の特徴量検出結果及び彩度検出結果に基づいて画素ごとに適切な画像処理、すなわち、入力原稿の特徴に応じた強調処理、原稿の彩度に応じた彩度変換を行って画像品質の向上を図っている。
しかしながら、読み取り原稿が両面原稿である場合、片方の面の特徴量検出、彩度検出を行う際に、他方の面からの裏映りの影響を受けて本来の特徴量、彩度を検出できないことがある。例えば、図11(a)に示すように原稿の表面に文字が書かれ、かつ、図11(b)に示すように原稿の裏面が濃度の高い絵柄の場合、画像読取装置で読み取った表面の画像は、裏映りの影響を受けて図12に示すように図11(a)の画像が濃度の薄い図11(b)の画像と合成されたものとなっている。すなわち、表面には、文字しか描かれていないにもかかわらず、裏面の絵柄が映った画像も読み込まれ、両者の合成画像として認識されている。その結果、表面で本来大きな特徴量(大きな画像の変化)が検出される画素において、裏写りとの階調差が縮小され、小さな特徴量として検出されてしまう。裏面の影響度は、紙厚が薄いほど、裏面の絵柄の濃度が高いほど大きくなる。
原稿画像の片面を読み取ったとき、中間濃度から低濃度の範囲で読み取られた画像は裏映りの影響である可能性があるが、それが裏映りの影響で読み取られたものであるのか、それとも表面に元々存在するものであるのかを判断することはできない。特に紙が薄いものである場合には、裏映りの影響が大きく、誤判定の可能性が高くなる。
なお、前記特許文献1記載の発明は、原稿の表裏両面に形成された画像を読み取ることのできる両面同時読み取りにおいて、読み取られた表裏面の画像データにおける画質差の発生を抑制するもので、表面のデータを補正するために裏面のデータを使用してはいない。
また、特許文献2記載の発明は、CCDイメージセンサとCISとを用いて、搬送路への原稿の一度の搬送で、この原稿における表裏両面の画像を読み取るもので、その際、CISのように複数の受光チップを並べて構成したラインセンサのギャップにおける画像データの補間を的確に行う発明であり、表裏の双方を用いて画像処理を行ってはいない。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので、解決すべき課題は、両面読み取り画像について裏映りの影響による特徴量及び彩度を正確に検出し、高品質の画像を提供することにある。
前記課題を解決するため、第1の手段は、原稿の双方の面を読み取る画像読取装置と、読み取られた原稿画像の読取特性を補正するフィルタ処理装置とを有する画像処理装置において、前記フィルタ処理装置は強調処理手段と平滑処理手段とを備え、前記フィルタ処理装置は原稿の一方のフィルタ処理を行う際に、当該面の読み取り画像情報及びその反対面の画像情報の双方を用いることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、特徴量を抽出する特徴量抽出部を更に備え、前記フィルタ処理装置は、前記強調処理手段により前記強調処理を行う際、当該面及びその反対面の画像の濃度情報を読み取り、前記濃度情報に基づいて前記特徴量抽出部により特徴量を算出することを特徴とする。
第3の手段は、第2の手段において、前記特徴量抽出部によって当該面の特徴量を抽出する際に、反対面の濃度情報を用いて当該面の特徴量を変更することを特徴とする。
第4の手段は、第3の手段において、前記特徴量抽出部が、当該面の特徴量を変更する際、反対面の濃度が所定の値よりも高いときには、当該面の特徴量が多く算出されるように特徴量抽出基準を変更することを特徴とする。
第5の手段は、第1の手段において、彩度を検出する彩度検出部を更に備え、前記フィルタ処理装置は、前記強調処理を行う際に、当該面及び、その反対面の画像の濃度情報を読み取り、前記濃度情報に基づいて前記彩度検出部により彩度を算出することを特徴とする。
第6の手段は、第5の手段において、前記彩度検出部が、当該面の彩度を抽出する際、反対面の濃度情報を用いて当該面の彩度を変更することを特徴とする。
第7の手段は、第6の手段において、前記彩度検出部が、当該面の彩度を変更する際、反対面の濃度が所定の値よりも高いときには、当該面の彩度が高く算出されるように彩度抽出基準を変更することを特徴とする。
第8の手段は、第1ないし第7のいずれかの手段に係る画像処理装置と、前記画像処理装置から出力された画像データに基づいて作像する作像手段とを画像形成装置が備えていることを特徴とする。
なお、後述の実施形態において、画像読取装置は第一画像読取部2及び第二画像読取部3に、フィルタ処理装置はフィルタ処理部73に、強調処理手段は強調部735に、平滑処理手段は平滑部736に、特徴量抽出部は特徴量算出部732に、彩度検出部は彩度算出部734に、作像手段はプロッタ14に、それぞれ対応する。
本発明によれば、両面読み取り画像について裏映りの影響による特徴量及び彩度を正確に検出し、高品質の画像を提供することができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るデジタル式のフルカラー画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。図1はフルカラー画像処理装置がフルカラー複写機として動作する場合の例である。同図において、フルカラー複写機1は、読み取り側として第一画像読取部2、第二画像読取部3、画像受取部4、フィルタ前処理部6、メモリ制御部7、圧縮処理部8を備え、書き込み側として伸長処理部12、プリンタ補正部13及びプロッタ14を備え、汎用バス9を介して前記読み取り側と書き込み側とが接続されるとともに、当該汎用バス9を介してコントローラ10とNIC15に接続されている。また、コントローラ10にはHDD11が接続されている。
大略、このような構成要素を備えたフルカラー複写機1では、第一画像読取部2及び第二画像読取部3は原稿からR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)に色分解した画像データを読み取り、当該画像データ(アナログ信号)をデジタルデータに変換して出力する。ここで生成したそれぞれの画像データは、画像データ受け取り部4に入力される。
受け取られた画像データは、メモリ制御部5とフィルタ前処理部6に入力される。フィルタ前処理部6では、後述するスキャナ補正部7に含まれるフィルタ処理部73でフィルタ処理する際に参照するデータを生成する。
メモリ制御部5では、フィルタ前処理部6で生成したデータと第一画像読取2部及び第二画像読取部3で読み取った画像データを同期させつつメモリに蓄積する。ここでは、大量に画像データを扱う目的で図示しないストレージを持つ。そのストレージに画像データ及びフィルタ前処理部6で生成したデータを蓄え、次の入力画像を受け取り、あるいはハードコピーを行うために蓄積してあった画像データをスキャナ補正部7に送出する。このとき図示しない画像メモリコントロールを用いて、画像データの蓄積処理とストレージからの画像データの取り出しをコントロールする。本実施形態では、第一画像読取部2からの画像データを先に処理し、次に第二画像読取部3からの画像データを処理する。連続して読み取りを行う場合は、第一画像読取部2で読み取られた画像データと第二画像読取部3で読み取られた画像データを交互にスキャナ補正部7に送出することになる。
スキャナ補正部7は、スキャナで読み取ったRGB画像データ(デジタルデータ)について、スキャナY補正処理を行い、画像領域を文字・線画や絵柄などに分類(像域分離)し、像域分離の判定結果に応じて画像の文字部は強調して絵柄部は平滑化するフィルタ処理を行うなどの画像処理を施してスキャナの特性を補正する。
圧縮処理部8は、スキャナ補正後の多値画像データを圧縮処理して汎用バス9にデータを送出する。圧縮後の画像データは汎用バス9を通って、コントローラ10に送られる。コントローラ10は図示しない半導体メモリを持ち、送られたデータを蓄積するようになっている。蓄積されたデータは随時大容量の記憶装置であるハードディスクドライブ(HDD)11に書き込まれる。これはプリントアウト時に用紙がつまり、出力が正常に終了しなかった場合でも再び原稿を読み直すのを避け、あるいは、複数の原稿画像データを並べ替える電子ソートを行うため、さらには、読み取った原稿を蓄積しておき、必要なときに再出力するためである。なお、ここでは画像データに対し圧縮を施すとしたが、汎用バス9の帯域が十分に広く、蓄積するHDD11の容量が大きければ、非圧縮の状態でデータを扱っても良いことは言うまでもない。
次にコントローラ10は、HDD11に蓄積された画像データを、汎用バス9を介して伸張処理部12に送出する。伸張処理部12は圧縮処理されていた画像データを元の多値データに伸張し、プリンタ補正部13に送出する。プリンタ補正部13では、プリンタY補正処理及び階調処理が行われ、プロッタの明暗特性の補正処理、プロッタの階調特性及び像域分離結果に応じた誤差拡散処理、ディザ処理等による画像データが量子化される。プロッタ14はレーザビーム書き込みプロセスを用いた転写紙印字ユニットで、画像データを感光帯に潜像として描画し、トナーによる作像/転写処理後、転写紙にコピー画像を形成する。
ネットワークを介してPCに画像データを配信する配信スキャナとして動作する場合は、圧縮処理されるまでは複写機として動作する場合と同様の処理手順で処理される。その後、コントローラ10に画像が送られる。コントローラ10ではフォーマット処理が行われ、フォーマット処理では、JPEGやTIFF、B肝形式への汎用画像フォーマット変換を行う。その後、画像データは汎用バス9を介してNIC(ネットワークインターフェース・コントローラ)15に送られ、当該NIC15から外部のPC端末に配信される。
図1で述べた第一画像読取部2及び第二画像読取部3は、前記特許文献2(特開2005−27467号公報)に開示されている原稿送り装置及び画像読取装置のCCDイメージセンサによって読み取る機構と、CISによって読み取る機構を適用することにより実施することができる。この装置を用いれば、CCDイメージセンサにより原稿の第一面の読み取りを行う原稿の搬送時に、同時(時間の完全一致ではなく、同一の原稿搬送時程度の意味)にCISによって、原稿の第二面の読み取りを行うことが可能である。すなわち、CCDイメージセンサとCISとを用いて、搬送路への原稿の一度の搬送で、この原稿における表裏両面の画像を読み取ることを可能にすることができる。
ここでは、CCDイメージセンサにより原稿の第一面の読み取りを行う部分が第一画像読取部2に相当し、CISを用いて第二面の読み取りを行う部分が、第二画像読取部3に相当する。ここで用いられているCISとは、近年装置の小型化を目的として、形状の小さいLED(LightEmittingDiode:発光ダイオード)を光源に利用し、レンズを介してリニアセンサで画像を直接読み取るCIS(Contact lmage Sensor)と呼ばれるものである。カラー画像を読み込む場合には、LEDにR(レッド)G(グリーン)B(ブルー)の三色のLED光源を組み合わせ、ラインセンサユニットとしてRGB三色用の三列一組のセンサを用いれば良い。
図2は第一画像読取部2及び第二画像読取部3で画像を読み取った後、メモリ制御部5に至るまでの画像データの流れを示す図である。同図において、第一画像読取部2及び第二画像読取部3によってフルカラー(RGB)画像が読み取られる。ここでは、第一画像読取部2で読み取られたデータを(r1,g1,b1)、第二画像読取部で読み取られた画像データを(r2,g2,b2)とする。これらの画像データが画像受け取り部4に入ってくる。これらの画像データは、メモリ制御部5に送出されるが、フィルタ前処理部6にも送出される。フィルタ前処理部6においては、後工程に存在するフィルタ処理部73が参照するデータが生成される。フィルら前処理部6において第一画像読取部2で読み取られたデータを元に生成されるデータをX1、第二画像読取部3で読み取られたデータを元に生成されるデータをX2とする。フィルタ処理部73では、第一画像読取部2で読み取られたデータに対しフィルタを行う際にX2を参照し、第二画像読取部3で読み取られたデータのフィルタを行う際にX1を参照する。これにより、原稿の片側の面のフィルタ処理を行う際に、その反対側の面の情報を参照することができるようになる。
図3はフィルタ前処理部6の詳細を示す図である。以下、画像データの数値が大きいほど、濃い画像であるとして説明を進める。図3において、フィルタ前処理部6は、裏面用2値化部61、高濃度パターンマッチング部62、及び膨張部63からなる。裏面用2倍化部61では、RGB信号(r1.g1.b1)全てが閾値r_th1よりも大きいときにアクティブ信号r_h1を発生する。また、RGB信号(r2,g2,b2)全てが閾値r_th2よりも大きいときにアクティブ信号r_h2を発生する。高濃度パターンマッチング部62では、図4に示すような5×5画素を参照し、r_th1が参照する5×5画素内で全てONになっているときに、注目画素(図6の中央の画素)にアクティブ信号R_H1を発生する。r_th2が参照する5×5画素内で全てONになっているときに、注目画素にアクティブ信号R_H2を発生する。膨張部63では、注目画素でアクティブ信号R_Hlが発生している場合に、それを中心として7×7画素の範囲にアクティブ信号X1を発生させる。また、注目画素でアクティブ信号R_H2が発生している場合に、それを中心として7×7画素の範囲にアクティブ信号X2を発生させる。X1,X2は原稿の高濃度領域を検出する。高濃度部分の反対面では裏映りが発生する確率が高いので、そのような領域を後述するフィルタ処理部73で参照することになる。
図5はスキャナ補正部7の詳細を示す図である。同図において、スキャナ補正部7は、スキャナから入力したRGB画像データに基づき、原稿の画像領域(像域)が文字領域か、網点領域か、絵柄領域か、などを判定する像域分離部71と、スキャナの特性によるRGB画像データのデジタル値を明度に比例するデジタル値に変換するスキャナY補正部72と、像域分離の結果に基づいて画像データに強調処理をかけ、あるいは平滑化処理をかるフィルタ処理部73と、RGBに色分解された画像データを、それとは異なる色空間であるC(シアン)、…(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の記録色情報を含むカラー画像データに変換する色補正部74と、入力画像における量走査方向の大きさを拡大縮小して出力する変倍処理部75とから構成される。
図6は図5に示したフィルタ処理部73の詳細を示すブロック図である。図6において、フィルタ処理部7は、RGB→CMY変換&特徴量γ部731、特徴量算出部732、RGB−YUV変換部733、彩度算出部734、強調部735、平滑部736、及び彩度制限部737からなる。同図において、フィルタ前処理部6から入力される前記データXは特徴量算出部732と彩度算出部734に入力され、メモリ制御部5から入力されるRGBデータはRGB→CMY変換&特徴量γ部731及びRGB−YUV変換部733にそれぞれ入力され、各部でCMYデータとYUVデータに変換される。
前記CMYデータはさらに特徴量算出部732に入力され、特徴量算出部732で後述の処理を行った後、強調部735に入力される。また、YUVデータは彩度算出部734、強調部735及び平滑部736にパラレルに入力される。さらに、彩度算出部734からの出力は強調部735に入力され、強調部735と平滑部736の出力は彩度制限部737に入力され、RGBデータとして色補正部74側に出力される。
図7は特徴量算出部732の詳細な構成を示すブロック図である。同図において、特徴量算出部732は、一次微分(縦)回路7321、一次微分(横)回路7322、二次微分(縦)回路7323、二次微分(横)回路7324、二次微分(斜)回路7325、及び特徴量合成回路7326からなる。特徴量算出部732に入力された原稿の表裏の画像データに関係する前記データXは特徴量合成回路7326に入力される。一方、RGB→CMY変換&特徴量γ部731から入力されるCMYデータは、一次微分(縦)回路7321、一次微分(横)回路7322、二次微分(縦)回路7323、二次微分(横)回路7324、二次微分(斜)回路7325にそれぞれ入力され、一次微分(縦)回路7321及び一次微分(横)回路7322はそれぞれ二次微分(縦)回路7323、二次微分(横)回路7324にも入力されて二次微分が行われ、前記各回路からの出力が特徴量合成回路7326に入力されて特徴量が出力される。
特徴量合成回路7326は、図7に示すように、特徴量合成後の値を、X1またはX2信号がアクティブか否かによって切り替える。すなわち、第一画像読取部2で読み取ったRGB画像(r1,g1.b1)はフィルタ前処理部6で生成したX2信号と同期して送られてくるが、X2信号がアクティブな場合は、アクティブでないときよりも特徴量合成後の値を高くする。特徴量合成後の値は、大きいほど特徴量がとれやすくなり強調を強くかけられるものであるので、X2信号がアクティブなとき、すなわち、第二画像読取部3で読み取った画像が高濃度であるため、第一画像読取部2に裏映り画像として影響を与える可能性が高いときに、大きい特徴量を検出しやすいようにしている。従って、白地上の文字が裏移りの影響で強調できなくなる可能性を低減することができる。なお、第二画像読取部3で読み取ったRGB画像(r2,g2,b2)に対しては、X1信号がアクティブな場合に、アクティブでないときよりも特徴量の値を高くする。
彩度検出部731は、図8に示すように彩度検出後の値を、X1またはX2信号がアクティブか否かによって切り替える。すなわち、第一画像読取部2で読み取ったRGB画像(r1,g1,b1)はフィルタ前処理部6で生成したX2信号と同期して送られてくるが、X2信号がアクティブな場合は、アクティブでないときよりも彩度検出後の値を高くする。彩度検出後の値は、大きいほど色の濁りがとれやすくなるものであるので、X2信号がアクティブなとき、すなわち、第二画像読取部3で読み取った画像が高濃度であるため、第一画像読取部2に裏映り画像として影響を与える可能性が高いときに、大きい彩度を検出しやすいようにしている。従って、白地上の文字が裏移りの影響で強調できなくなる可能性を低減することができる。なお、第二画像読取部3で読み取ったRG画像(r2,g2,b2)に対しては、X1信号がアクティブな場合に、アクティブでないときよりも彩度の値を高くする。
図9はプリンタ補正部13の詳細な構成を示すブロック図である。同図に示すように、プリンタ補正部13は、伸張処理部12を経たCHYKの画像データに対して、プロッタの周波数特性に応じてY補正を行うプリンタY補正部131とディザ処理・誤差拡散処理などの量子化を行う階調処理部132を備えており、プリンタ特性が補正されたCHYK画像データを出力する。このデータがプロッタ14に送られ、プロッタ14は送られてきた画像データに基づいて作像を行い、作像された画像を用紙上に転写することによって画像形成を行う。
プリンタY補正部131は像域分離の判定結果が文字判定領域である場合は、コントラストをつけるようなY補正を行い、像域分離の判定結果が絵柄である場合は、階調性の再現を重視するようなY補正を行う。階調処理部132は、像域分離の判定結果が文字判定領域である場合は、文字先鋭性を重視するような中間調処理を行い、像域分離の判定結果が絵柄である場合は、画像の滑らかさを重視するような中間調処理を行う。
これまで本実施例は、CCDイメージセンサにより原稿の第一面の読み取りを行う原稿の搬送時に、同時にCISによって、原稿の第二面の読み取りを行っている。即ち、CCDイメージセンサとCISとを用いて、搬送路への原稿の一度の搬送で、この原稿における表裏両面の画像を読み取る例を挙げているが、本発明は、必ずしもそのように二つの読取手段を用いる必要はない。例えば前述の特許文献2記載の原稿送り装置及び画像読取装置を用い、当該公報に記載されている方法によりスイッチバック方式で読み取れば、CCDイメージセンサのみで原稿の表裏両面を読み取ることができる。
このときのフルカラー画像処理装置の概略構成を示したブロック図は、図10のようになる。スキャナ補正部7以降は、図1とまったく同一の構成となっているが、そこに至るまでの処理に相違点がある。両面画像読取部2’は、スイッチバック方式の画像読取装置であり、両面原稿の双方の面を交互に読み取り、フィルタ前処理部6にRGBデジタル画像データを送出する。フィルタ前処理部6では、片方の面の画像データが入力され、実施例と同様の処理がなされる。その後、Xデータはメモリ制御部5に出力される。Xデータがアクティブであるとき、原稿の濃度が高い部分であることを示す。
スイッチバック方式の画像読取装置を用いた場合は、原稿の第一面に関するRGBデータに第二面のXデータを同期させてスキャナ補正部に出力するため、第一面のRGBデータ及びXデータを一時的に図示しないストレージに蓄積しておくことになる。その後、原稿の第二面に関するRGBデータが読み取られ、フィルタ前処理部6で第二面のXデータが生成され、メモリ制御部5に出力される。メモリ制御部5では、図示しない画像メモリコントロールを用いて、画像データの蓄積処理と、ストレージからの画像データの取り出しをコントロールする。そこで第一面をRGBデータと第二面のXデータを同期させスキャナ補正部7に出力する。続いて、第二面のRGBデータと第一面のXデータを同期させ、スキャナ補正部7に出力する。スキャナ補正部7への出力はシーケンシャルに行われるので、スキャナ補正部7以降の処理は、前記図1に示したフルカラー画像処理装置と同様のものになる。また、図10に示したフルカラー画像処理装置ではスキャナ補正部への出力はシーケンシャルとしたが、スキャナ補正処理部を二つ備え、パラレルに処理を行っても良い。
なお、本発明の目的は、これまで記述してきた実施形態の機能を有するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し、実行することによっても、達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステムなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
以上のように本実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
1)原稿の双方の面を読み取る画像読取装置を備えた画像処理装置において、原稿の片方の面のフィルタ処理を行う際に、当該面及び、その反対面の画像情報の双方を用いることにより、裏映りの影響による特徴量及び彩度の正確な検出を行い、高画質な画像を提供することができる。
2)特徴量検出装置を備え、特徴量を検出する際に、原稿の双方の面を読み取った結果を用いることにより、裏映りの影響による特徴量検出の精度を向上させ、高画質な画像を提供することができる。
3)彩度検出装置を備え、彩度を検出する際に、原稿の双方の面を読み取った結果を用いることにより、裏映りの影響による彩度検出の精度を向上させ、高画質な画像を提供することができる。
本発明の実施形態に係るデジタル式のフルカラー画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。 第一画像読取部及び第二画像読取部で画像を読み取った後、メモリ制御部に至るまでの画像データの流れを示す図である。 フィルタ前処理部の詳細を示す図である。 パターンマッチング部で参照する画素マトリクスを示す図である。 スキャナ補正部の詳細を示す図である。 図5に示したフィルタ処理部73の詳細を示すブロック図である。 特徴量算出部の詳細な構成を示すブロック図である。 彩度検出部の構成を示すブロック図である。 プリンタ補正部の詳細な構成を示すブロック図である。 スイッチバック方式で原稿の両面を読み取るデジタル式のフルカラー画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。 原稿の表面が文字で、裏面が絵柄の原稿の状態を示す図である。 図11の原稿を読み取って出力したときの状態を示す図である。
符号の説明
1 フルカラー複写機
2 第一画像読取部
2’ 両面画像読取部
3 第二画像読取部
4 画像受取部
5 メモリ制御部
6 フィルタ前処理部
7 スキャナ補正部
8 圧縮処理部
9 汎用バス
10 コントローラ
11 HDD
12 伸張処理部
13 プリンタ補正部
14 プロッタ
15 NIC

Claims (8)

  1. 原稿の双方の面を読み取る画像読取装置と、
    読み取られた原稿画像の読取特性を補正するフィルタ処理装置と、
    を有する画像処理装置において、
    前記フィルタ処理装置は、強調処理手段と平滑処理手段とを備え、
    前記フィルタ処理装置は、原稿の一方のフィルタ処理を行う際に、当該面の読み取り画像情報及びその反対面の画像情報の双方を用いることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置において、
    特徴量を抽出する特徴量抽出部を更に備え、
    前記フィルタ処理装置は、前記強調処理手段により前記強調処理を行う際、当該面及びその反対面の画像の濃度情報を読み取り、前記濃度情報に基づいて前記特徴量抽出部により特徴量を算出することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2記載の画像処理装置において、
    前記特徴量抽出部によって当該面の特徴量を抽出する際に、反対面の濃度情報を用いて当該面の特徴量を変更することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項3記載の画像処理装置において、
    前記特徴量抽出部は、当該面の特徴量を変更する際、反対面の濃度が所定の値よりも高いときには、当該面の特徴量が多く算出されるように特徴量抽出基準を変更することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1記載の画像処理装置において、
    彩度を検出する彩度検出部を更に備え、
    前記フィルタ処理装置は、前記強調処理を行う際に、当該面及び、その反対面の画像の濃度情報を読み取り、前記濃度情報に基づいて前記彩度検出部により彩度を算出することを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項5記載の画像処理装置において、
    前記彩度検出部は、当該面の彩度を抽出する際に、反対面の濃度情報を用いて、当該面の彩度を変更することを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項6記載の画像処理装置において、
    前記彩度検出部は、当該面の彩度を変更する際、反対面の濃度が所定の値よりも高いときには、当該面の彩度が高く算出されるように彩度抽出基準を変更することを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    前記画像処理装置から出力された画像データに基づいて作像する作像手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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