JP2009076302A - 近接スイッチ - Google Patents

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Kazuo Takashige
和男 高重
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Tokin Corp
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NEC Tokin Corp
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Abstract


【課題】 ガラス管にストレスが加わり損傷させることがなく、リード端子にバリが発生するようなことがなく、容易に製作することが可能なケースを用いた近接スイッチを提供する。
【解決手段】 ガラス管1と、ガラス管1の両端から引き出されたリード端子2を有するリードからなるリードスイッチ3を、熱可塑性樹脂を同一形状に成形した半割箱体状ケース14、24に収納し、半割箱体状ケース接合面の突出部114、124に設けられた溝部214、224にてリード端子2を挟持し、突出部114、124を熱溶着する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ドア、蓋などの開閉や、ガスなどの流量を検出するセンサとして基板に実装して使用される近接スイッチに関するものである。
一般に近接スイッチは、検出対象物、或いは検出対象物に連動する物体に磁石を取り付け、この磁石の磁力によりリードスイッチを作動させて位置検出を行う。リードスイッチは、ガラス管とガラス管内に封入された接点部と、ガラス管の両端から引き出されたリード端子部からなるリードとで構成されている。
従来の近接スイッチとしては、リードスイッチの取り扱いを容易にするためにガラス管をケースで覆うのが一般的である。このケースをインサート成形にて製造する技術が特許文献1に開示されている。
図4は、従来の近接スイッチの斜視図である。ガラス管(図示せず)を覆うようにインサート成形によってケース4が製造され、リード端子2がケース4から延びた構造となっている。
特開2003−62859号公報
従来の近接スイッチにおいてガラス管をインサート成形によりケースで覆うと、図4に示したように、型合わせ部からの樹脂流出によるバリ5がリード端子2の所に発生してしまうことがあった。このままでは、外観不良等となるため、成形後にバリ取りの後処理を行う必要があり、コストアップになるという問題があった。
また、インサート成形の場合には樹脂注入の際に生じる成形圧によりガラス管が破損してしまうことがあった。さらに、ガラス管が破損した場合には、樹脂で覆われているため外観による確認が困難であるという問題があった。
本発明の課題は、ガラス管に成形圧力によるストレスが加わり損傷させることがなく、リード端子にバリが発生するようなことがなく、容易に製造することが可能な、ケースを用いた近接スイッチを提供することである。
本発明は、ガラス管と、前記ガラス管内に封入され接点を有し、前記ガラス管の両端から引き出されたリード端子を有するリードからなるリードスイッチと、前記ガラス管を保護するためのケースからなる近接スイッチにおいて、前記ケースは、熱可塑性樹脂を同一形状に成形した半割箱体状ケースを接合して構成された中空箱体状容器からなり、前記半割箱体状ケースの接合面に溝部を有する突出部を設け、前記溝部にて前記リード端子を挟持し、前記突出部を熱溶着したことを特徴とする近接スイッチである。
本発明による近接スイッチによれば、インサート成形でケースを製造するのではないので、成形圧力によるストレスによりガラス管を破損することが無い。
本発明では、半割箱体状ケースに設けた突出部同士を熱溶着する構造としているので、ガラス管に熱ストレスが加わり破損させることも無い。
また、インサート成形ではないので、リード端子部等にバリが発生することは無く、発生してもバリ取り等の後処理は簡略化できるのでコストダウンが可能である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明による近接スイッチの構成部品の斜視図である。本発明の近接スイッチは、ガラス管1とガラス管1の両端から延びたリード端子2を有するリードからなるリードスイッチ3と熱可塑性樹脂を同一形状に成形した半割箱体状ケース14、24から構成されている。
半割箱体状ケース14、24は、同一形状の成形金型から製作された同一材料で同一形状のものである。半割箱体状ケースの材料としては、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂材料を用いることが望ましい。
半割箱体状ケース14、24は、ガラス管1を収納するので、無理なく収納できるように、内寸法の長さはガラス管1の長さよりもやや長く、幅はガラス管1の直径よりもやや広く、高さはガラス管1の半径よりもやや長い寸法とすることが望ましい。
一方の半割箱体状ケース14の接合面には溝部214を有する突出部114が、同様に、もう一方の半割箱体状ケース24の接合面には溝部224を有する突出部124が設けられている。溝部214、224は、リード端子2を挟持させるので、幅は、リード端子2の直径よりもやや広く、深さは、リード端子2の半径よりもやや深い寸法が望ましい。溝の中心位置は、半割箱体状ケース14、24の幅の中点と一致していることが望ましい。
図2は、本発明による近接スイッチの分解斜視図であり、リード端子2を半割箱体状ケース14の突出部114に設けた溝214(図示せず)に合わせて架設し、ガラス管1が半割箱体状ケース14に収納された形態と、半割箱体状ケース24を示している。
図3は、本発明による近接スイッチの斜視図であり、図3(a)は、中空箱体状容器の熱溶着前の斜視図であり、図3(b)は、中空箱体状容器の熱溶着後の斜視図である。
図3(a)は、図2に示したガラス管1が収納された半割箱体状ケース14に、半割箱体状ケース24の突出部124の溝部をリード端子2に合わせて、挟持した形態を示している。
図3(b)は、図3(a)に示した半割箱体状ケース14の突出部114と、半割箱体状ケース24の突出部124を熱溶着し、固着部6を形成した形態を示している。
このように、突出部114,124を熱溶着することにより、リードスイッチと中空箱体状容器間を固定することができる。また、この熱溶着する部分はリード端子のみで直接ガラス管と接触していないので、熱応力等でガラス管が破損するおそれはない。
ここで、熱溶着は、接合部分などを加熱して樹脂を溶かし、冷却して固着することで、装置としてはスポット溶着機を用いることが望ましい。スポット溶着機は、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂を熱溶着でき、本発明の半割箱体状ケースの接合面に設けた突出部のような一部分の熱溶着に好適な装置である。
本発明による近接スイッチの構成部品の斜視図。 本発明による近接スイッチの分解斜視図。 本発明による近接スイッチの斜視図。図3(a)は中空箱体状容器の熱溶着前の斜視図。図3(b)は中空箱体状容器の熱溶着後の斜視図。 従来の近接スイッチの斜視図。
符号の説明
1 ガラス管
2 リード端子
3 リードスイッチ
4 ケース
5 バリ
6 固着部
14、24 半割箱体状ケース
114 124 突出部
214、224 溝部

Claims (1)

  1. ガラス管と、前記ガラス管内に封入され接点を有し、前記ガラス管の両端から引き出されたリード端子を有するリードからなるリードスイッチと、前記ガラス管を保護するためのケースからなる近接スイッチにおいて、前記ケースは、熱可塑性樹脂を同一形状に成形した半割箱体状ケースを接合して構成された中空箱体状容器からなり、前記半割箱体状ケースの接合面に溝部を有する突出部を設け、前記溝部にて前記リード端子を挟持し、前記突出部を熱溶着したことを特徴とする近接スイッチ。
JP2007243894A 2007-09-20 2007-09-20 近接スイッチ Withdrawn JP2009076302A (ja)

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