JP2009076208A - ケーブル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケーブル1は、複数本の同軸ケーブル10と、当該ケーブル群の両端間を結束する結束チューブ31とを備えている。結束チューブは、一側に複数の切込み部32が形成されている。これにより、結束チューブ内に同軸ケーブル群を通すのみで該ケーブル群の両端間を1つに束ねることができるので、簡易な結束作業となる。また、同軸ケーブル群が通された結束チューブは切込み部の分だけ柔らかくなっているので、該ケーブル群を細く束ねても、高い可撓性を得ることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、上記のような課題に鑑みなされたものであり、その目的は、複数の同軸ケーブルの結束が簡易で、かつ可撓性が高い結束チューブを有するケーブルを提供することにある。
これにより、結束チューブ内に同軸ケーブル群を通すのみで該ケーブル群の両端間を1つに束ねることができるので、簡易な結束作業となると共に、同軸ケーブル群の各同軸ケーブルは結束チューブ内で保持されながら好適に摺動できる。また、同軸ケーブル群が通された結束チューブは切込み部の分だけ柔らかくなっているので、該ケーブル群を細く束ねても、高い可撓性を得ることができる。
これにより、結束チューブ内に同軸ケーブル群を通すのみで該ケーブル群の両端間を1つに束ねることができるので、簡易な結束作業となると共に、同軸ケーブル群の各同軸ケーブルは結束チューブ内で保持されながら好適に摺動できる。また、同軸ケーブル群が通された結束チューブは両側の切込み部の分だけ柔らかくなっているので、該ケーブル群を細く束ねても、より一層高い可撓性を得ることができる。更に、該切込み部は交互に形成されているので、該切込み部の数が多くなっても結束チューブの強度を保つことができ、同軸ケーブル群をしっかりと束ねることができる。
これにより、結束チューブをU字状に曲げたときにU字状の湾曲部分の切込み部が閉じるので、同軸ケーブル群の両端間をU字状に湾曲させた状態でケーブル両端を互いにケーブル延伸方向に移動させる場合であっても、結束チューブのU字状の湾曲部分に掛かる軸方向の負荷を低減することができ、結束チューブの破断を防止することができる。
これにより、結束チューブをU字状に曲げたときにU字状の湾曲部分の切込み部の縁は重ならないので、結束チューブの傷付き等を防止することができる。
このように、同軸ケーブル10群を結束チューブ31内に通すのみで該ケーブル10群の両端間を1つに束ねることができる。よって、従来のように同軸ケーブル群の両端間をテープで巻回して1つに束ねた場合に比べ、結束作業が簡易となり、コストの増大を抑制することができる。
また、同軸ケーブル10群が通された結束チューブ31は切込み部32の分だけ柔らかくなっているので、同軸ケーブル10群を細く束ねても、高い可撓性を得ることができる。
更に、切込み部32がV字状であるので、該切込み部32の縁は重ならず、結束チューブ31の傷付き等を防止することができる。尚、切込み部32の形状は、U字状、円弧状もしくは矩形状等、該縁が重ならない形状であれば良い。
このように、同軸ケーブル10群を結束チューブ41内に通すのみで該ケーブル10群の両端間を1つに束ねることができる。よって、従来のように同軸ケーブル群の両端間をテープで巻回して1つに束ねた場合に比べ、結束作業が簡易となり、コストの増大を抑制することができる。
また、同軸ケーブル10群が通された結束チューブ41は両側の切込み部42、43の分だけ第1の実施形態の結束チューブ31よりも更に柔らかくなっているので、同軸ケーブル10群を細く束ねても、より高い可撓性を得ることができる。
更に、切込み部42、43は交互に形成されているので、該切込み部42、43の数が多くなっても結束チューブ41の強度を保つことができ、同軸ケーブル10群をしっかりと束ねることができる。
更に、切込み部42がV字状であるので、該切込み部42の縁は重ならず、結束チューブ41の傷付き等を防止することができる。尚、切込み部42、43の形状は、U字状、円弧状もしくは矩形状等、該縁が重ならない形状であれば良い。
このような携帯用電話機50に配線する本実施形態のケーブル1、2の実施例及び従来のケーブルを以下説明する。
直径16μmの銀メッキ軟銅線を7本撚った中心導体11Aの外周に約40μm厚のPFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)からなる誘電体層12Aを設け、この誘電体層12Aの外周に径が20μmの錫メッキ軟銅線からなる導体素線を20本巻回して外部導体層としての横巻のシールド層13Aを形成し、このシールド層13Aの外周に約25μm厚のPFAから成る外被14Aを設けた極細の同軸ケーブル10Aを20本、ケーブルコネクタ21、22にケーブルピッチが0.3mmとなるように接続した。そして、図1、図4に示すように、同軸ケーブル10A群の両端間をポリプロピレン(PP)製で肉厚が0.1mmの結束チューブ31、41により結束してケーブル1A、2Aを製作した。
[比較例]
上記同軸ケーブル10A群の両端間を多孔質フッ素樹脂テープにより巻回してケーブルを製作した。
スライド長:60mm
摺動スペース(隙間):2mm
摺動スペース(幅):20mm
この摺動繰り返し試験の結果、本実施形態のケーブル1A、1Bは、共に40万回の繰り返し回数においても断線は認められなかったが、フッ素樹脂テープを巻回したケーブルは、5万回〜6万回の繰り返し回数において断線が認められた。
尚、本発明の範囲は上述した実施形態や実施例に限定されることはなく、特許請求の範囲の記載に反しない限り、他の様々な実施形態に適用可能である。
Claims (4)
- 複数本の同軸ケーブルと、
当該ケーブル群の両端間を結束する結束チューブとを備えたケーブルであって、
前記結束チューブの一側に複数の切込み部が形成されていることを特徴とするケーブル。 - 複数本の同軸ケーブルと、
当該ケーブル群の両端間を結束する結束チューブとを備えたケーブルであって、
前記結束チューブの両側に複数の切込み部が交互に形成されていることを特徴とするケーブル。 - 前記結束チューブで結束された前記ケーブル群の両端間は、前記切込み部を内側とするU字状に湾曲配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブル。
- 前記切込み部は、V字状もしくはU字状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のケーブル。
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2007
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