JP2009075438A - 光走査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光走査装置における光学系の曲がりのプロファイルデータを光走査装置に持たせる場合、そのメモリなどの配置を考慮しないと、基板サイズや配線のために必要となるスペースが大きくなってしまう。
【解決手段】 第1の発光源と光検出手段は第1の基板に実装され第2の発光源と記憶手段は第1の基板とは異なる第2の基板に実装する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光走査装置及び画像形成装置に関し、さらに詳しくは、デジタル複写機およびレーザプリンタ等の書込系に用いられる光走査装置に適用され、特に複数色のトナー像を重ね合わせてカラー画像を形成する多色画像形成装置に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置においては、画像形成部で感光体ドラムの回転に従って潜像形成、現像、転写が行われる。また多色画像形成装置(カラー画像形成装置)においては、例えばブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、の色毎に設けられた複数の画像形成部が転写体の搬送方向に沿って配列したタンデム型の画像形成装置が知られている。尚、転写体とは、例えば中間転写体や記録媒体を搬送する搬送ベルトのことである。この各色の画像形成部で形成したトナー像を転写体上で重ねるタンデム型の多色画像形成装置においては、例えば下記のような画像品質を劣化させる要因がある。
1.画像形成部の各取り付け位置の誤差により各色の感光体ドラムの間隔が相違する。
2.各画像形成部の周速誤差、つまり、感光体ドラムの偏心や径のばらつきにより潜像形成から転写までに要する時間が異なったり転写対象に対する露光位置が違ったりする。
3.中間転写体や搬送ベルトの厚みむらや搬送駆動の際の速度変動や蛇行による線速の変化等による各トナー像の副走査方向(転写体の搬送方向)のレジストずれや傾きがおこる。
同様に、光走査装置においても、反射ミラーやf−θレンズ等の光学部品の組み立て誤差や精度により感光体ドラムに形成する潜像の書込み位置および走査ラインの傾きや湾曲を正確に合わせなければ、色ずれや色変わりの要因となる。
このような色ずれや色変わりを補正するために特許文献1または特許文献2には、ミラーやレンズの位置をモーター等のアクチュエータで制御して機械的に光学素子の位置を可変することにより光学的に色ずれや色変わりの補正を行った例が開示されている。このような機械的に光学素子の位置を可変する方式は、アナログ的に走査ラインの軌跡を可変できるので補正範囲が広く精度も良い反面、短時間で動作することは困難である。また折返しミラーやレンズを高精度に位置制御するために高価なアクチュエータや複雑なメカ構成が必要となり、装置のコストアップにもつながっていた。
しかしながら昨今の多色画像形成装置においては高速化、高画質化への要求とともに、色ずれや色変わりに対する見方が厳しくなり、かつ高速化に伴ってプリント中の温度変動による位置ずれが発生し易い状況となっている。
このため、特許文献3または、特許文献4のように傾きや湾曲のプロファイルに応じてあらかじめ画像データを逆補正することにより、補正範囲が狭くても、より高速で傾きや曲がりを補正できる電気的な補正を行う例が開示されている。
この傾きや湾曲のプロファイルデータは、光走査装置固有のものであるので、光走査装置の故障による交換等のことを考えると、光走査装置側に持つことが合理的である。特許文献5では、多色画像形成装置における各画像形成部がそれぞれ備える光走査装置がLEDヘッドで構成され、そのプロファイルデータ(湾曲補正情報)を格納する記憶手段(メモリ)を光走査装置に持たせる例が開示されている。
特公昭63−300261公報 特開平02−308213公報 特開2001−309139公報 特開2006−289749公報 特開2000−177170公報
しかしながら、複数の画像形成部に対して、その画像形成部の数よりも少ない数の光走査装置で構成した画像形成装置の場合、光走査装置に搭載する光源ユニットを分割、つまり複数にして構成しなければならない場合がある。一例として、4つの画像形成部に対し、1つの光走査装置で構成した場合で説明する。4つの画像形成部のそれぞれに潜像を形成するため、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)用に個別の光源(半導体レーザ)であることを必要とする。この各光源から射出された光ビームを例えば1つの回転多面鏡で走査させるには、構成上2つの光源づつ(ブラック(K)、イエロー(Y)用の2つとマゼンタ(M)、シアン(C)用の2つをそれぞれ)回転多面鏡に対して対向した位置から入射させる構成となる。このような構成の場合、ブラック(K)、イエロー(Y)用の2つの半導体レーザが実装された光源ユニットとマゼンタ(M)、シアン(C)用の2つの半導体レーザが実装された光源ユニットを分割して構成する。また一般的には、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の感光体ドラムの主走査方向の書き込み基準となる水平同期(BD)信号を検出するビームディテクトセンサ(BDセンサ)を各色毎に配備しているものが一般的である。
しかしながら、ある色、例えばブラック用の半導体レーザ575でのみ検出し、シアン、マゼンタ、イエローについてはBDセンサを設けずにブラックのBD信号に基づいて各々の主走査方向の書き込み開始タイミングを決める画像形成装置も考え出されている。
この場合、主走査の基準信号となるBD信号を検出する回路が一方の光源ユニット(基板)のみに実装されることになる。また上述のようなプロファイルデータ(湾曲補正情報)を格納する記憶手段(メモリ)を実装することを考慮すると、光走査装置での光源ユニットにおける電装の実装配置が重要となる。例えば、BDセンサのある基板に更に上記メモリを実装すると、BDセンサのない光源ユニットにおける基板とのサイズの差、及びその基板に接続するための信号線数の差が大きくなる。このため、光走査装置における基板を置くためのスペースや束線の配線領域は大きい方の基板によって規制されるため、光走査装置のサイズが大きくなることが余儀なくされることになる。
そこで、本発明は、第1の発光源と光検出手段は第1の基板に実装され、第2の発光源と記憶手段は第1の基板とは異なる第2の基板に実装する。これにより、基板を置くためのスペースや束線の配線領域を小さくした光走査装置を提供することを目的とする。
本発明はかかる課題を解決するために、画像情報に基づいて変調される第1と第2の発光源を有し、前記第1の発光源から出射されて回転多面鏡にて偏向された光ビームが第1の像担持体上を走査し、前記第2の発光源から出射されて前記回転多面鏡にて偏向された光ビームが前記第1の像担持体とは異なる第2の像担持体上を走査する光走査装置において、
前記光走査装置の光学特性を記憶する記憶手段と、前記第1の発光源から出射された光ビームを検出する光検知手段とを備え、前記第1の発光源と前記光検出手段は第1の基板に実装され、前記第2の発光源と前記記憶手段は前記第1の基板とは異なる第2の基板に実装されることをすることを特徴とする。
本発明によれば、光走査装置に複数の光源ユニットを有し、その一方にBD検出回路を持つ場合、他方にプロファイルデータ格納用のメモリを実装するので、基板サイズの差を最小にすることができ、各基板に接続される信号線の本数の差も小さくできる。
以下に本発明の一実施形態を示す。もちろん以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念及び下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。また、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
[第1の実施形態]
図1及び図2は、本発明の実施形態に係る4つのステーション(画像形成部)を走査する光走査装置の構成図である。本実施形態は、1つの光走査装置で4つのステーションそれぞれを主走査方向(感光体ドラムの軸方向(長手方向)を主走査方向と呼ぶ)に走査する方式を示す。図2において、4つの感光体ドラム230、231、232、233はそれぞれブラック用、シアン用、マゼンタ用、イエロー用の感光体ドラムである。また、4つの感光体ドラム230、231、232、233は、各感光体ドラムの更に上側にあり、ここでは図示しない中間転写ベルト(図12の600)の移動方向Aに沿って等間隔で配列される。各感光体ドラムは、中間転写ベルトに順次異なる色のトナー像を転写し重ね合わせることでカラー画像を形成する。この各感光体ドラムの下側の部分が、光走査装置である。この光走査装置について、図1を参照して説明する。
図1に示すように各感光体ドラムを走査する光走査装置100は一体的に構成される。第1の光源ユニット500は、ブラック用の光源である半導体レーザ574(第1の発光源であり図3に示す)とシアン用の光源である半導体レーザ575(図3に示す)を駆動するためのレーザドライバ基板130を含む。また第2の光源ユニット501は、マゼンタ用の光源である半導体レーザ555(第2の発光源であり図3に示す)とイエロー用の光源である半導体レーザ554(図3に示す)を駆動するためのレーザドライバ基板131を含む。
第1の光源ユニット500が備える半導体レーザ574から射出された2本の光ビーム140と半導体レーザ575から射出された2本の光ビーム141は、モータ115により駆動される回転多面鏡(ポリゴンミラー)116に入射される。その際、半導体レーザ毎に射出位置が副走査方向に異なる部位、図1では半導体レーザ574と575との射出位置が所定高さ、実施例では5mmだけ異なるようにレーザドライバ基板130に実装される。
同様に、第2の光源ユニット501が備える半導体レーザ554からの光ビーム143と半導体レーザ575からの光ビーム142もモータ115により駆動される回転多面鏡(ポリゴンミラー)116に入射される。その際、第1の光源ユニット500と同様、半導体レーザ毎に射出位置が副走査方向に異なる部位、図1では半導体レーザ554と555との射出位置が所定高さだけ異なるように実装される。
レンズ110〜114は、各々、主走査方向にはポリゴンミラーの回転に伴って感光体ドラム面上で光ビームが等速に移動するようにパワーを持たせた非円弧面形状となし各光ビームを感光体ドラム面上にスポット状に結像し、潜像を記録する。
各色ステーションは、ポリゴンミラー116から感光体ドラム面に至る各々の光路長が一致するように、また、等間隔で配列された各感光体ドラムに対する入射位置、入射角が等しくなるように複数枚の反射ミラー101〜108が配置される。
次に各色ステーション毎に光路を追って説明する。半導体レーザ575からの2本の光ビーム141は、ポリゴンミラー116で偏向された後、レンズ109の上層及びレンズ110を通過する。更に反射ミラー101で進行方向を感光体ドラム方向に反射させ、ブラック用の感光体ドラム230(第1の像担持体上)にレーザ光が導かれ、第1のステーションとしてブラック画像を形成する。また半導体レーザ574からの光ビーム140は、ポリゴンミラー116で偏向された後、レンズ109の下層を通過し、反射ミラー102、103で反射される。更にレンズ111で集光され、反射ミラー104で進行方向を感光体ドラム方向に反射させ、シアン用の感光体ドラム231にレーザ光が導かれ、第2のステーションとしてシアン画像を形成する。
他の二色(マゼンタ、イエロー)についても同様な構成で、説明は省くが、半導体レーザ555からの光ビーム142は感光体ドラム232(第2の像担持体上)に導かれ、第3のステーションとしてマゼンタ画像を形成する。半導体レーザ554からの光ビーム143は感光体ドラム233に導かれ、第4のステーションとしてイエロー画像を形成する。
次に感光体ドラムの主走査方向の書き込み基準となる水平同期(BD)信号を検出する仕組みについて説明する。なお、本実施例においてはブラック用の半導体レーザ575のみで水平同期信号を検出する。半導体レーザ575からの光ビーム141はモータ115により駆動されるポリゴンミラー116により主走査方向に走査される。その際、走査線上にあるビームディテクトセンサ(BDセンサ)120(光検知手段)に光ビームが照射されたタイミングで、主走査方向の書き込み基準となる水平同期信号(BD信号)を発生し、画像処理部(図9の901)に出力する。この水平同期信号を基準にして、画像処理部より画像信号が出力される。また本実施例ではBD信号をブラック用の半導体レーザ575でのみ検出する。シアン、マゼンタ、イエローについてはBDセンサを設けずに、ブラックのBD信号からの位置関係(=時間関係)によりブラックのBD信号に基づいてシアン、マゼンタ、イエロー各々の主走査方向の書き込み開始のタイミングを決めている。
図3は、本発明の第1の光源ユニット500の斜視図である。図3Aは半導体レーザの発光側から見た図であり、図3Bは反対側から見た図である。
半導体レーザ574と半導体レーザ575は同一のレーザドライバ基板130上に実装され、レーザドライバ基板130には半導体レーザを駆動する制御回路(レーザドライバIC122、123)が形成され、ホルダ部材121に保持される。またBDセンサ120もレーザドライバ基板130に実装されている。
また第1の光源ユニット500は光走査装置に対してホルダ部材121にある取り付け部124、125、126の3箇所をビスで固定して取り付けられる。これにより、第1の光源ユニット500ごと、光走査装置から着脱可能な構成となっており、不具合が発生した時には第1の光源ユニット500を交換することが可能である。
図4は、本発明の第2の光源ユニット501の斜視図であり、図4Aは半導体レーザの発光側から見た図であり、図3Bは反対側から見た図である。半導体レーザ554と半導体レーザ555は同一のレーザドライバ基板131上に実装され、レーザドライバ基板131には半導体レーザを駆動する制御回路(レーザドライバIC132、133)が形成され、ホルダ部材122に保持される。また書き換え可能な不揮発性メモリ556もレーザドライバ基板131に実装されている。この不揮発性メモリ556は、本実施例におけるレーザースキャナの傾きや曲がりのプロファイルデータを格納している。なお、こちらの光源ユニットにはBDセンサは実装されていない。
また第2の光源ユニット501も光走査装置に対してホルダ部材122にある取り付け部127、128、129の3箇所をビスで固定して取り付ける。これにより、第2の光源ユニット501ごと、光走査装置から着脱可能な構成となっており、不具合が発生した時には第2の光源ユニット501を交換することが可能である。
図5は、本発明の第1の光源ユニット500の備えるレーザドライバ基板130の回路構成を示すブロック図である。つまり、ブラック用の光源である半導体レーザ574とシアン用の光源である半導体レーザ575とを駆動するレーザドライバ基板である。レーザドライバIC122は、VidC[1:0]入力に基づいてシアン用の光ビームを発光させる。また、光量切替C信号に対応して半導体レーザ574の発光光量を切り替えることが可能である。さらに、CTRL_CK[1:0]信号に基づいて、半導体レーザ574と半導体レーザ575の発光モードを制御することができる。
同様にして、ブラック用の光源である半導体レーザ575の発光制御をレーザドライバIC123で行なう。レーザドライバ基板130には下記で述べる光走査装置のプロファイルデータを格納するメモリ556が実装されておらず、代わりにBDセンサ120を含むBD検知回路が実装されている。BD検知回路は、光走査装置の主走査方向の基準位置を検出するための回路であり、本実施例の装置においてはブラック用の半導体レーザ575からの光ビーム141を検出している。
図6は、本発明の第2の光源ユニット501の備えるレーザドライバ基板131の回路構成を示すブロック図である。つまり、イエロー用の光源である半導体レーザ554とマゼンタ用の光源である半導体レーザ555とを駆動するレーザドライバ基板である。レーザドライバIC133は、VidY[1:0]入力に基づいてイエロー用の半導体レーザ554を発光させる。また、光量切替Y信号に対応して半導体レーザ554の発光光量を切り替えることが可能である。さらに、CTRL_YM[1:0]信号に基づいて、半導体レーザ554と半導体レーザ555の発光モードを制御することができる。
同様にして、マゼンタ用の光源である半導体レーザ555の発光制御をレーザードライバIC133で行なう。556は書き換え可能な不揮発性メモリであり、本実施例における光走査装置における光学系の傾きや曲がりのプロファイルデータを格納している。
以下に、メモリ556に格納しているデータについて説明する。
図7は、光走査装置における光学系の傾きや曲がりのプロファイルについての説明図である。光走査装置は、光学特性、つまり反射ミラーやレンズ(f−θレンズなど)の取り付け誤差や精度によって、感光体ドラムに形成される潜像が湾曲したり傾いたりする。このとき、主走査方向に直線の画像を感光体ドラムに走査させると、例えば図7に示した“補正前の走査線”のように曲がって走査されてしまう。カラー画像形成装置においては、各色でこのプロファイルが異なるため、色ずれや色変わりなどの画像不良を発生することになる。これを補正するために、あらかじめ画像の曲がりのプロファイルを取得して書き換え可能な不揮発性メモリ556に記憶し、1画素ずれるポイントで画像データの並べ替えを行なうことにより主走査方向の直線を水平になるような補正を行なう。(図7の“補正後の走査線”)。
本実施例においては、図7に示すように主走査方向のY_a,Y_b,Y_c,Y_d,Y_eの各位置で画像データを1画素づつずらし、Y_f,Y_g,Y_h,Y_iの位置では1画素づつ逆方向にずらすことで電気的に補正している。
図8は、書き換え可能な不揮発性メモリ556におけるプロファイルデータの格納方法を示したものである。アドレス“0000〜0FFF”はYレーザー用、“1000〜1FFF”はMレーザー用、“2000〜2FFF”はCレーザー用、“3000〜4FFF”はBkレーザー用に割り当てており、1画素だけ画像データをずらす位置とその方向を格納している。たとえば、アドレス“0000”にはY_aの位置が格納されており、アドレス“0006”にはY_gの位置と補正方向が逆方向になることを示す“−”の符号が格納されている。
図9は、本発明の光走査装置及び画像処理部のブロック図である。動作について説明する。画像処理部901はDCコントローラ上にあり、システムコントローラなどの外部から送られてきた画像データ(画像情報)を記憶するメモリを備える。そしてメモリから不揮発性メモリ556におけるプロファイルデータ(メモリI/F[1,0])に基づいて画像データを読み出す。画像データ(VidY、idM,、VidC,、VidK)を画素クロックに基づいて変調されたデータを感光体ドラムに書き込む制御を行うレーザドライバ基板130、131とを備えて構成される。
図10は、本発明における光走査装置100、レーザドライバ基板130、レーザドライバ基板131の配置、およびDCコントローラ基板150との接続構成を示すブロック図である。第1の光源ユニット500と第2の光源ユニット501は光走査装置100に取り付けられている。つまり、ブラック用とシアン用のレーザドライバ基板130とイエロー用とマゼンタ用のレーザドライバ基板131が光走査装置100に取り付けられている。それぞれの基板からDCコントローラ150にFFC(フレキシブルフラットケーブル)502,503によって接続されている。ここで、FFC502で伝送している信号とFFC503で伝送している信号の差は、不揮発性メモリ556におけるプロファイルデータの信号とBD検知信号である。
図11は、本発明の実施における効果を説明するための接続ケーブル(FFC)の図である。図11Aはメモリ556とBD検知センサ120を一方の基板に実装した場合のFFCケーブルのサイズ比較である。この図に示すようにFFCの幅が4mm異なる。従って、配線領域としては18mm幅のFFCを通せるスペースを確保する必要がある。さらに、基板サイズも大きくなってしまう。図11Bは本実施例で説明した構成を実現するためのFFCケーブルの図である。FFCケーブルの幅の差異は1mmに縮小しており、太い方の幅は16mmとなる。従って、配線領域としては16mmの幅のFFCを通せる分のスペースを確保すればよく、前者と比較して2mmの幅分だけ少ないスペースで配線できるようになる。さらに、基板サイズは2種の基板ともほぼ同サイズにすることができるので、基板を配置するためのスペースも最小限にすることができる。
また、カラー画像形成装置においては、ブラック用、シアン用、マゼンタ用、イエロー用の半導体レーザの中で、ブラック用の半導体レーザは一番使用頻度が高く、このため劣化が激しい。そのため、故障の可能性も他の色の半導体レーザより高くなる。このため、ブラック用の半導体レーザ574を実装するレーザドライバ基板と他の色用のレーザドライバ基板とを分けることで交換の際のコストを低減させることが出来る。つまり、マゼンタ用、イエロー用は第2の光源ユニットにあるため不要な交換を防止すること可能となる。
また、プロファイルデータは、レンズや反射ミラーなどの光学系を交換しない限り変化しないため、ブラック用の半導体レーザ574を交換するために第1の光源ユニットを交換したとしても変化しない。よって、ブラック用の半導体レーザ574が実装されたレーザドライバ基板とは異なるレーザドライバ基板にプロファイルデータを記憶させるメモリを実装することで、無用な交換を避けることが出来る。交換の可能性がある第1の光源ユニットより第2の光源ユニットに実装したほうがより交換時の無駄な交換を避けることが出来る。
図12は、本発明の光走査装置を搭載した画像形成装置の例を示す図である。
この画像形成装置は、感光体ドラム230の周囲には感光体を高圧に帯電する帯電ローラ607、光走査装置100により記録された静電潜像に帯電したトナーを付着して顕像化する現像ローラ602が配置される。さらに感光体ドラム230に残ったトナーを掻き取り備蓄するクリーニングケース603が配置される。感光体ドラム230へは上記したようにポリゴンミラー116の1面毎の走査により1ラインだけ画像記録が行われる。上記した画像形成部は中間転写ベルト600の移動方向に並列され、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー画像が転写ベルト上にタイミングを合わせて順次転写され、重ね合わされてカラー画像が形成される。各画像形成部はトナー色が異なるだけで、基本的には同一構成である。
一方、記録紙は給紙カセット610から給紙コロにより供給され、レジストローラ601により副走査方向の記録開始のタイミングに合わせて送りだされる。更に中間転写ベルト600よりカラー画像が転写されて、定着ローラ604で定着して排紙ローラ605により排紙トレイ606に排出される。
カラー画像形成装置のエンジン部の画像形成動作について説明を行う。
画像形成装置に接続されたパソコンなどから画像形成開始信号が発せられると、選択されたカセットもしくは手差しトレイから給紙動作を開始する。たとえばカセットから給紙された場合について説明すると、まずピックアップローラにより、カセットから転写材Pが一枚ずつ送り出される。そして記録媒体Pが給紙ガイド18の間を案内されてレジストローラ601まで搬送される。その時レジストローラは停止されており、紙先端はニップ部に突き当たる。その後、画像形成部が画像の形成を開始するタイミング信号に基づいてレジストローラ601は回転を始める。この回転時期は、記録媒体Pと画像形成部より中間転写ベルト600上に一次転写されたトナー画像とが二次転写領域においてちょうど一致するようにそのタイミングが設定されている。
一方、画像形成部では画像形成動作開始信号が発せられると、各色のドラム上に静電潜像が形成される。副走査方向の画像形成タイミングは中間転写ベルト600の回転方向において一番上流にある感光体ドラム233(本特許の場合はY)から順に各画像形成部間の距離に応じて決定され、制御される。また各ドラムの主走査方向の書き出しタイミングについては図示しない回路動作により1つのBDセンサ信号(本特許ではBKに配置されている)を用いて、所定の間隔で他の色のBD信号(擬似BD信号)を生成し制御する。形成された静電潜像は、前述したプロセス制御により現像される。そして前記一番上流にある感光体ドラム233上に形成されたトナー画像が、高電圧が印加された一次転写用帯電器によって一次転写領域において中間転写ベルト600に一次転写される。一次転写されたトナー像は次の一次転写領域まで搬送される。そこでは前記したタイミング信号により、各画像形成部間をトナー像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行われており、前画像の上にレジストを合わせて次のトナー像が転写される事になる。以下も同様の工程が繰り返され、結局4色のトナー像が中間転写ベルト600上において一次転写される。
その後、記録媒体Pが二次転写領域(二次転写ローラ12)に進入し中間転写ベルト600に接触すると、記録媒体Pの通過タイミングに合わせて二次転写ローラ12に、高電圧を印加させる。そして前述したプロセスにより中間転写ベルト600上に形成された4色のトナー画像が記録媒体Pの表面に転写される。二次転写後、記録媒体Pは搬送ガイド34によって定着ローラニップ部まで正確に案内される。そして定着ローラ604によってトナー画像が記録媒体表面に定着される。その後、排紙ローラ605により排紙トレイ606に排出され一連の画像形成動作を終了する。
本実施の形態では、上流側からイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に配置したが、これは装置の特性で決定されるものでこの限りではない。
また、本発明の実施形態では、4つのステーション(画像形成部)を1つの光走査装置で構成した画像形成装置で説明を行ったが、4つのステーションを2つの光走査装置で構成した画像形成装置でも同様の効果をなすことは言うまでもない。
本発明の実施形態に係る4ステーションを走査する光走査装置の構成図である。 本発明の光走査装置の各色の感光ドラムとの位置関係を示す図である。 本発明の第1の光源ユニットの斜視図である。 本発明の第2の光源ユニットの斜視図である。 本発明の第1の光源ユニットにおけるレーザードライバ基板の回路ブロック図である。 本発明の第2の光源ユニットにおけるレーザードライバ基板の回路ブロック図である。 光走査装置における傾き、曲がりのプロファイルについての説明図である。 プロファイルデータを格納するメモリ内のデータを示すメモリマップである。 本発明の光走査装置及び画像処理部のブロック図である。 本発明の光走査装置、レーザドライバ基板の配置、およびDCコントローラ基板との接続構成を示すブロック図である。 本発明における接続ケーブルの図である。 本発明におけるカラー画像形成装置の模式断面図

Claims (1)

  1. 画像情報に基づいて変調される第1と第2の発光源を有し、前記第1の発光源から射出されて回転多面鏡にて偏向された光ビームが第1の像担持体上を走査し、前記第2の発光源から射出されて前記回転多面鏡にて偏向された光ビームが前記第1の像担持体とは異なる第2の像担持体上を走査する光走査装置において、
    前記光走査装置の光学特性を記憶する記憶手段と、
    前記第1の発光源から射出された光ビームを検出する光検知手段とを備え、
    前記第1の発光源と前記光検出手段は第1の基板に実装され、前記第2の発光源と前記記憶手段は前記第1の基板とは異なる第2の基板に実装されることを特徴とする光走査装置。
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