JP2009074969A - 6軸力センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単で、高い信頼性が得られる6軸力センサを提供すること。
【解決手段】環状のアウタ部材2と、その内側に配置されたインナ部材3と、アウタ部材2の外側素子設置面24とインナ部材3の内側素子設置面34との間に挟持された荷重センサ素子5とを有する。第1内側素子設置面34(a)は、Z軸上に頂点710を有する第1多角錐71の側面の少なくとも一部に相当し、第2内側素子設置面34(b)は、第1多角錐71と反対方向に向いた同形状の第2多角錐72の側面の少なくとも一部に相当するよう設けられている。第1外側素子設置面24(a)は第1内側素子設置面34(a)と平行に配置され、第2外側素子設置面24(b)は第2内側素子設置面34(b)と平行に配置されており、1組の内側素子設置面34と外側素子設置面24との間に存在する1つのセンサ設置領域には2個以上の荷重センサ素子5が配設されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、センサの原点に作用するX軸、Y軸、Z軸の座標軸方向の3つの力成分と、その各軸回りの3つのモーメント成分を検出可能な6軸力センサに関する。
自動車、産業用ロボット、その他の機械装置は、より多機能なものへと日々進歩を続けているが、その構成部品として高精度のセンサ類が必要不可欠になっている。特に、1つのセンサによって力の大きさと方向を正確に検出することができれば、非常に精密な制御を実現することができる。
そのため、これまでも、例えば特許文献1〜10にあるような、多軸力センサの開発がなされてきた。
従来の多軸力センサは、実際に荷重等を受ける起歪体と、これに付与された剪断力等を検出する歪みゲージなどを組み合わせた構造よりなるものが主流であった。しかし、この歪みゲージを複数組み合わせたセンサは、構造が複雑で小型化が難しく、大量生産にも適さず、また、信頼性にも問題があった。
また、歪みゲージの使用を避けた構成も提案されてきてはいるが、いわゆる6軸力センサとしては、非常に構成が複雑で小型化が困難な場合が多い。
特開平7−12664号公報 特開平7−72026号公報 特開平2−268240号公報 特開2007−108079号公報 特開2006−275650号公報 特開2003−254843号公報 特開2003−207405号公報 特開2002−221459号公報 特開平9−318469号公報 特開平8−122178号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、構造が簡単で、高い信頼性が得られる6軸力センサを提供しようとするものである。
本発明は、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸方向に作用する座標軸方向の力と、上記X軸、上記Y軸及び上記Z軸回りのモーメントを検出可能な6軸力センサであって、
上記X軸及び上記Y軸を含む基準平面上において座標原点を中心とする環状のアウタ部材と、
該アウタ部材の内周面の内側に隙間を設けて配置された外周面を有するインナ部材と、
上記アウタ部材の内周面に設けられた外側素子設置面と上記インナ部材の上記外周面に設けられた内側素子設置面との間に挟持された複数の荷重センサ素子とを有し、
上記インナ部材の上記内側素子設置面は、上記X軸及び上記Y軸を含む基準平面を挟んで両側に対向して凹所を形成するよう設けられ、かつ、上記内側素子設置面のうち、上記基準平面を挟んで一方の側に存在する複数の第1内側素子設置面は、上記基準平面における上記Z軸上に頂点を有する第1多角錐の側面の少なくとも一部に相当し、上記基準平面を挟んで他方の側に存在する複数の第2内側素子設置面は、上記基準平面における上記Z軸上に頂点を有し上記第1多角錐と反対方向に向いた同形状の第2多角錐の側面の少なくとも一部に相当するよう設けられており、
上記アウタ部材の上記外側素子設置面は、上記X軸及び上記Y軸を含む基準平面を挟んで両側に互いに逆方向を向いて上記凹所に収容される凸部を形成するよう設けられ、かつ、上記外側素子設置面のうち、上記基準平面を挟んで一方の側に存在する複数の第1外側素子設置面は、それぞれ上記第1内側素子設置面と略平行に配置され、上記基準平面を挟んで他方の側に存在する複数の第2外側素子設置面は、それぞれ上記第2内側素子設置面と略平行に配置されており、
対向する1組の上記内側素子設置面と上記外側素子設置面との間に存在する1つのセンサ設置領域には、それぞれ2個以上の上記荷重センサ素子が配設されていることを特徴とする6軸力センサにある(請求項1)。
本発明の6軸力センサは、上記のごとく、アウタ部材、インナ部材及びこれらの間に挟持された上記複数の荷重センサ素子により構成されており、構造が非常に簡単である。そして、さらに注目すべき点は、上記インナ部材に設けた上記内側素子設置面が、上記X軸及び上記Y軸を含む基準平面における上記Z軸上に頂点を有する上記第1多角錐及び第2多角錐の側面の少なくとも一部に相当する平面よりなり、かつ、上記外側素子設置面も上記内側素子設置面と略平行で、同様に多角錐の側面の少なくとも一部に相当する平面よりなることである。
そして、上記多角錐をn角錐(nは3以上の自然数)とすると、上記第1内側素子設置面及び第2内側素子設置面、並びに上記第1外側素子設置面及び第2外側素子設置面は、いずれもn個の平面により構成されることとなる。そして、1つの上記6軸力センサにおいては、対向する1組の上記内側素子設置面と上記外側素子設置面との間に存在する上記センサ設置領域が、Z軸方向においては2箇所存在し、周方向にはn箇所、合計2n箇所存在することとなる。
また、上記のごとく、1つの上記センサ設置領域には、それぞれ2個以上の上記荷重センサ素子が配設されるので、合計4n個以上の荷重センサ素子が配設される。
また、上記各素子設置面のすべては、上記多角錐の側面の一部に相当することから、上記Z軸方向に対して必ず所定角度傾斜し、かつ、X軸方向又はY軸方向の少なくとも一方に対して必ず所定角度傾斜した状態で配置される。そのため、各荷重センサ素子の配設位置と出力との関係を幾何学的見地から演算することによって、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸方向に作用する座標軸方向の力と、上記X軸、上記Y軸及び上記Z軸回りのモーメント、つまり6軸力を検出可能となる。
そして、上記6軸力センサは、従来のような起歪体を用いる必要が無く上記荷重センサ素子の出力を直接的に利用することができ、非常に構造が簡単で精度のよい測定が可能で、部品点数も少なくて済み、信頼性、耐久性にも優れたものとなる。
したがって、本発明によれば、構造が簡単で、高い信頼性が得られる6軸力センサを提供することができる。
本発明の6軸力センサにおいては、上述したごとく、上記インナ部材に設けた上記内側素子設置面が上記第1多角錐及び第2多角錐の側面の少なくとも一部に相当する平面よりなり、かつ、上記外側素子設置面も上記内側素子設置面と略平行で、同様に多角錐(第3多角錐及び第4多角錐とする)の側面の少なくとも一部に相当する平面よりなる。
上記第1多角錐と第2多角錐とは、同じ形状で頂点のある方向を180°逆方向に向けたものである。そして、両者が互いに重なり合わないように頂点を対向させるか、頂点だけを重ね合わせるか、或いは、両者が互いに重なり合って一方の頂点が他方の多角錐内部に入り込んだ状態とするかは、選択可能である。また、上記第3多角錐は上記第1多角錐と同じ姿勢で、第1内側素子設置面と第1外側素子設置面との間の距離分だけずらして配置され、同様に、上記第4多角錐は上記第2多角錐と同じ姿勢で、第2内側素子設置面と第2外側素子設置面との間の距離分だけずらして配置されたものとなる。
また、上記荷重センサ素子は、電気絶縁性の一対の受圧体の間に感圧体を介在させて一体的に積層した積層体よりなり、上記感圧体は、ピエゾ抵抗効果を有していることが好ましい(請求項2)。
上記荷重センサ素子としては、自己が受けた荷重を電気的な特性として出力できるものであれば採用可能である。多数の荷重センサ素子の中でも、上記ピエゾ抵抗効果を有する感圧体を上記電気絶縁性の一対の受圧体の間に挟持した構成のものが特に有効である。
上記感圧体としては、例えば、電気的絶縁性を有するセラミックスよりなる母材中に、圧力抵抗効果又は磁気抵抗効果を有する材料を電気的につながるように分散させた複合セラミックスを採用することが可能である。その他、受圧した応力に応じて電気的特性を変化しうる材料であれば、上記以外の構成の感圧体を採用することができることは言うまでもない。
また、上記感圧体の両面には、電気的絶縁性を有するセラミックス等よりなる絶縁材料よりなる上記受圧体を設けることが好ましい。これにより、アウタ部材およびインナ部材と荷重センサ素子との間の電気的絶縁性を容易に確保することができる。
また、上記受圧体としては、例えば、ジルコニア等のセラミックス等を採用することができる。
また、上記荷重センサ素子は、圧縮応力のみを検知するよう構成されていることが好ましい。すなわち、圧縮応力のみを検知し、せん断応力を検知しない荷重センサ素子を使用することにより、せん断応力が入力された場合でも、精度よく6軸力を求めることができる。
また、上記多角錐は四角錐であり、上記インナ部材及び上記アウタ部材は、それぞれ上記Z軸周りの周方向4箇所に上記内側素子設置面及び上記外側素子設置面を有していることが好ましい(請求項3)。四角錐の場合には、八箇所の上記センサ設置領域を形成することができ、少なくとも合計16個の荷重センサ素子を用いることができる。そのため、実用上十分な種類の出力が得られ、精度よい検出ができる。さらに、コスト的にも有利である。
なお、後述するごとく、上記多角錐が三角錐でも可能であり、実用上十分な検出精度が得られるが、荷重センサ素子の数及び形状的な安定感において四角錐の場合の方がより有利である。
また、五角錐以上の多角錐でも勿論よく、センサ設置領域の数が増えるほど理論上精度が高くなると考えられるが、製造コストや部品点数の増加によるデメリットも考慮する必要がある。実用的には、3〜8角錐の範囲が好ましく、最も好ましくは上記の四角錐であると考えられる。
ここで、多角錐とは、「平面上の多角形(底面)の周上の各点と、その平面上にない1点(頂点)とを結ぶ線分(母線)を引いたとき、それらの線分および底面で囲まれる多面体」と定義できるものであり、本発明では上記「1点」が上記Z軸上に存在する「頂点」に該当し、上記底面は基準平面に平行な任意の位置の平面となる。
また、本発明での多角錐は、最も好ましくは「正多角錐」であって、上記底面が正多角形であることが好ましく、構造的安定性の向上及び演算の容易化を図ることができる。
また、上記内側素子設置面及び上記外側素子設置面の上記Z軸となす角度は、10°〜80°の範囲にあることが好ましい(請求項4)。上記角度が10°未満の場合には、Z軸方向の力、すなわち後述するFzを精度よく検出できないという問題が生じるおそれがあり、一方、80°を超える場合にはX軸方向の力(後述するFx)、もしくはY軸方向の力(後述するFy)を精度よく検出できないという問題が生じるおそれがある。
また、上記インナ部材の軸方向一端部にはインナ固定部が設けられており、該インナ固定部は、上記アウタ部材と接触することなく該アウタ部材の内径よりも大径化した外径を有する鍔状に形成されていることが好ましい(請求項5)。
この場合には、上記インナ部材を外部入力部材に固定する際の安定性を高めることができる。
また、上記インナ部材は、上記第1内側素子設置面を備えた第1インナ部と上記第2内側素子設置面を備えた第2インナ部とを別部材で作製し、両者を合体させて構成してあることが好ましい(請求項6)。
この場合には、上記インナ部材の作製が容易であると共に、アウタ部材及び荷重センサ素子の組付けを容易に行うことができる。
また、上記インナ部材の厚さを調整すること、若しくは該インナ部材を第1インナ部と第2インナ部とにより構成し両者の間に配設したスペーサ部材の厚さを調整することによって、荷重センサ素子に加える予圧を調整可能に構成されていることが好ましい(請求項7)。この場合には、予圧条件を容易に調整することができ、さらに測定精度を高めることができる。
(実施例1)
本発明の実施例に係る6軸力センサにつき、図1〜図15を用いて説明する。
本例の6軸力センサ1は、図1、図2に示すごとく、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸方向に作用する座標軸方向の力と、上記X軸、上記Y軸及び上記Z軸回りのモーメントを検出可能な6軸力センサである。
上記6軸力センサ1は、図1、図2に示すごとく、X軸及びY軸を含む基準平面P上において座標原点Oを中心とする環状のアウタ部材2と、該アウタ部材2の内周面の内側に隙間を設けて配置された外周面を有するインナ部材3と、上記アウタ部材2の内周面に設けられた外側素子設置面24と上記インナ部材3の上記外周面に設けられた内側素子設置面34との間に挟持された複数の荷重センサ素子5とを有する。
インナ部材3の上記内側素子設置面34は、上記X軸及び上記Y軸を含む基準平面Pを挟んで両側に対向して凹所39を形成するよう設けられ、かつ、上記内側素子設置面34のうち、上記基準平面Pを挟んで一方の側に存在する複数の第1内側素子設置面34(a)は、上記基準平面Pにおける上記Z軸上に頂点710を有する第1多角錐71(図2、図7)の側面の少なくとも一部に相当し、上記基準平面Pを挟んで他方の側に存在する複数の第2内側素子設置面34(b)は、上記基準平面Pにおける上記Z軸上に頂点720を有し上記第1多角錐71と反対方向に向いた同形状の第2多角錐72(図2)の側面の少なくとも一部に相当するよう設けられている。
アウタ部材2の上記外側素子設置面24は、上記X軸及び上記Y軸を含む基準平面Pを挟んで両側に互いに逆方向を向いて上記凹所39に収容される凸部29を形成するよう設けられ、かつ、上記外側素子設置面24のうち、上記基準平面Pを挟んで一方の側に存在する複数の第1外側素子設置面24(a)は、それぞれ上記第1内側素子設置面34(a)と略平行に配置され、上記基準平面Pを挟んで他方の側に存在する複数の第2外側素子設置面24(b)は、それぞれ上記第2内側素子設置面34(b)と略平行に配置されている。
そして、対向する1組の上記内側素子設置面34と上記外側素子設置面24との間に存在する1つのセンサ設置領域には、それぞれ2個の上記荷重センサ素子5が配設されている。
以下、さらに詳しく説明する。
図2に示すごとく、インナ部材3は、角部を曲面状に面取りした四角形状のその外周形状を有する2つの第1インナ部31と第2インナ部32を組み合わせて構成されている。第1インナ部31は、図3〜図6に示すごとく、Z軸から所定角度α分だけ傾斜した(図5)テーパ状の平面よりなる4つの第1内側素子設置面34(a)を有してなる。この第1内側素子設置面34(a)は、図7に示すごとく、第1多角錐(四角錐)71の側面711〜714の一部に相当するように設けられている。同様に、第2インナ部32は、Z軸から所定角度α分だけ傾斜したテーパ状の平面よりなる4つの第2内側素子設置面34(b)を有してなる(図2)。この第2内側素子設置面34(b)は、上記第1多角錐(四角錐)71と同形状の第2多角錐72(図2)の側面の一部に相当するように設けられている。
また、図4に示すごとく、第1インナ部31における隣り合う第1内側素子設置面34(a)の間は、滑らかに90°方向を変える曲面よりなる曲面部435によって接続されている。各第1内側素子設置面34(a)にはその両端に2つの素子設置予定領域Sがある。
また、第1インナ部31には、第2インナ部32と一体化するためのインナ締結ボルト挿入用のボルト穴315が4箇所に設けられ、中央部には、外径がアウタ部材2と略同じの鍔状のインナ固定部6と連結するための中央穴316が設けられている。これらの曲面部435、ボルト穴315、及び中央穴316を設ける構成は、第2インナ部32においても同様である(図示略)。
そして、図2に示すごとく、第2インナ部32を、後述するスペーサ部材81を介して一体的に連結することによって、インナ部材3の外周面に設けられた内側素子設置面34は、上記X軸及び上記Y軸を含む基準平面Pを挟んで両側に対向して凹所39を形成するよう設けられることとなる。
また、インナ部材3に連結されるインナ固定部6は、図11、図12に示すごとく、円盤状の鍔部61と、上記インナ部材3の中央穴316に挿入されるパイプ状の軸部62を有している。また、鍔部61には、これを固定するためのインナ固定穴611を4つ有すると共に、ノックピン挿通穴612を2つ有している。
図1、図2、図8、図9に示すごとく、アウタ部材2は、外周形状が円形で、内周形状が角部を曲面状に面取りした四角形状となる環状に構成されている。そして、その内周面が上記インナ部材3の凹所39に間隔を空けて収容される凸部29を形成している。
凸部29は、その両面に、それぞれ、Z軸から所定角度α分だけ傾斜した(図9)テーパ状の平面よりなる4つの外側素子設置面24(a)、24(b)を有してなる。
アウタ部材2の外側素子設置面24のうち、上記基準平面Pを挟んで一方の側に存在する複数の第1外側素子設置面24(a)は、図2に示すごとく、それぞれ上記第1内側素子設置面34(a)と略平行に配置されている。つまり、第1外側素子設置面24(a)も、上記第1多角錐(四角錐)71と同形状の四角錐74(図9)の側面の一部に相当するように設けられている。
また、外側素子設置面24のうち、上記基準平面を挟んで他方の側に存在する複数の第2外側素子設置面24(b)は、それぞれ上記第2内側素子設置面34(b)と略平行に配置されている。つまり、第2外側素子設置面24(b)も、上記第2多角錐(四角錐)72と同形状の四角錐74(図9)の側面の一部に相当するように設けられている。
また、各外側素子設置面24は、いずれも、その周囲249よりも若干窪んだ状態で設けられており、その両端の外周側角部248は円弧状に形成されている。この円弧状の角部248は、後述する荷重センサ素子5を構成する一方の受圧体51の形状に対応させてあり、荷重センサ素子5の配設位置の位置決めが容易にできるようにしてある。
また、アウタ部材2の上記各外側素子設置面24よりも外周側には、アウタ固定穴23が表側に4つ設けられ、裏側には後述するノックピン85を挿入するノックピン挿入穴26が2つ設けられている。
上記荷重センサ素子5は、図13、図14に示すごとく、電気絶縁性の一対の受圧体51、52の間に感圧体50を介在させて一体的に積層した積層体よりなり、上記感圧体50は、ピエゾ抵抗効果を有している。
また、感圧体50は、図15に示すごとく、電気絶縁性を有するセラミックスよりなる母材509中に圧力抵抗効果を有するセンサ材料508が電気的につながるように分散してなる複合セラミックスよりなる。上記母材509となるセラミックスとしては様々な材料を使用することができるが、本例ではジルコニアを採用した。また、上記圧力抵抗効果を有するセンサ材料508としても様々な材料を使用することができるが、本例では(La,Sr)MnO3を採用した。この感圧体50を用いた荷重センサ素子5は、圧縮応力のみを検知するよう構成される。
なお、上記感圧体50としては、受圧した圧力に応じて電気的特性を変化しうる材料であれば、上記以外の構成のものを採用可能であることは勿論である。
また、図13に示すごとく、上記受圧体51、52は、いずれも電気絶縁性を有するセラミックスであるジルコニアにより作製した。また、一方の受圧体51は、上述した外側素子設置面24の円弧状の角部422の形状に対応するように円弧状に設けた角部512を有し、その外径が四角形の感圧体50及び他方の受圧体52よりも大きくなるように構成されている。
この荷重センサ素子5は、受圧体51、感圧体50及び受圧体52を積層して一体的に焼成してなる積層体を形成後、切削加工を施して、上記形状に仕上げたものを用いた。
次に、本例の6軸力センサ1を組み立てるに当たっては、まず、図10に示すごとく、上記アウタ部材2のすべての外側素子設置面24に、それぞれ2個ずつ荷重センサ素子5を接着する。本例では、4つの第1外側素子設置面24(a)と4つの第2外側素子設置面24(b)、合計8つの外側素子設置面24が存在するので、荷重センサ素子5の数は16個となる。
次に、図2に示すごとく、アウタ部材2の凸部29を挟むように、第1インナ部31、第2インナ部32を対向させ、かつ、両者の間にスペーサ部材81を介在させて、4本のインナ締結ボルト82をボルト穴315に締結して、各荷重センサ素子5を、外側素子設置面24と内側素子設置面34との間に挟持させた。また、内側素子設置面34と荷重センサ素子5の受圧体52とは、両者の間に介在させた接着剤により接着した。なお、上記スペーサ部材81は、各荷重センサ素子5に対して予め所定の圧縮応力を加える予圧条件を、厚みの調整によって制御するためのものである。
次に、同図に示すごとく、インナ固定部6の軸部62をインナ部材3の中央穴316に挿入し、ワッシャ83を介して中央ボルト82をねじ込んで、インナ固定部6とインナ部材3とを締結する。
次に、ノックピン85を、インナ固定部6のノックピン挿通穴612を貫通させてアウタ部材2のノックピン挿入穴26に挿入する。このノックピン85は、6軸力の入力部であるインナ固定部6と、6軸力の出力部であるアウタ部材2とのZ軸回りの角度位相を合致させるという役割を果たす。
そして、このような構成の6軸力センサ1は、上記アウタ部材2のアウタ固定穴23とインナ固定穴611とを用いて、6軸力の測定対象である被測定物に固定することができる。
(実験1)
次に、実施例1の6軸力センサ1を用いて、その性能を評価する実験を行った。実施例1の6軸力センサ1の構成をわかりやすくするために、図16〜図18に示すごとく、荷重センサ素子5の配置を平面的にモデル化して示し、それぞれS1〜S16という符号を付した。各荷重センサ素子5の配置は、Fx入力角度を示すS1、S2、S5、S6、S9、S10、S13、S14に対する傾きとFy入力角度を示すS3、S4、S7、S8、S11、S12、S15、S16に対する傾きとはいずれも同じでα1とすると、α1は67.5°である。また、Fz入力角度を示すS1〜S16に対する傾きα2が22.5°である。また、基準平面上におけるX軸又はY軸からの長い距離L1が12.3mm、短い距離L2が6.8mm、Z軸からの距離L3が13.5mmである。そのため、X軸方向の応力をFx(出力)、Y軸方向の応力をFy(出力)、Z軸方向の応力をFz(出力)、X軸回りのモーメントをMx(出力)、Y軸回りのモーメントをMy(出力)、Z軸回りのモーメントをMz(出力)とし、各荷重センサ素子S1〜S16の出力値をF1〜F16とした場合、上記の幾何学的配置から、次のような演算式1(数1)を用いることができる。
Figure 2009074969
ここで、上式中のCは、補正マトリックスCであり、多軸干渉(クロストーク)が発生する場合に使用する補正項であり、適宜設けることができる。
そして、上記6軸力センサ1に対して、X軸方向の並進力Fx(入力)、Y軸方向の並進力Fy(入力)、Z軸方向の並進力Fz(入力)、X軸回りのモーメントMx(入力)、Y軸回りのモーメントMy(入力)、及びZ軸回りのモーメントMz(入力)をそれぞれ単独で加えて、16個すべての荷重センサ素子S1〜S16からの出力F1〜F16を測定して、上記演算式1によって、すべての出力値、つまり、Fx(出力)、Fy(出力)、Fz(出力)、Mx(出力)、My(出力)、及びMz(出力)を測定した。その結果を図19〜図22に示す。これらは、横列に入力の種類を、縦列に出力の種類をとってマトリックス状の枠を作り、その中に、横軸に入力の大きさ、縦軸に出力の大きさをとったものである。
これらの図より知られるごとく、本例の6軸力センサ1は、各軸方向に関する並進力又はモーメントの入力があった場合、その同じ軸に関する同じ種類の方向の出力がほぼ1:1の感度でリニアに反応したものとなっており、その他のもは、出力値がほぼ0であり、非常に精度のよい測定ができることが分かる。
(実験2)
次に、実施例1の6軸力センサ1の性能を客観的に評価するために、市販の歪みゲージ式の多軸力センサを準備して、比較した。
比較項目は、表1に示すごとく、形状、容積、並進力定格、モーメント定格、剛性、及び共振周波数である。
<形状>
形状は、最大外径(Φ)×高さ(h)mmにより表した。
<容積>
容積は、上記の((最大外径)/2)2×πにより求めて(cc)の単位に揃えたものである。
<剛性>
剛性は、定格Fz入力時におけるZ軸方向に生じた変形量を測定したものである。
<共振周波数>
共振周波数は、ハンマリング法による振動測定により求めたものである。
Figure 2009074969
表1より知られるごとく、実施例1の6軸力センサ1は、ほぼ同格の定格値を有する従来の歪みゲージ式多軸力センサに比べて、小型であり、かつ、高い剛性を発揮することが分かる。また、共振周波数の違いからも速い応答性を有するということが分かる。
(実施例2)
本例は、図23〜図25に示すごとく、上記第1内側素子設置面、第2内側素子設置面、第1外側素子設置面、及び第2外側素子設置面の基となる基本多角錐を、三角錐に変更した例である。その他の構成は、実施例1と同様である。
この場合、図23〜図25に示すごとく、荷重センサ素子5の配置を平面的にモデル化して示した場合、12個の荷重センサ素子S1〜S12は、それぞれ同図に示す位置に配置される。この場合にも、上述した演算式1を変形した式によって、各センサからの出力値F1〜F12に基づいて、X軸方向の応力Fx(出力)、Y軸方向の応力Fy(出力)、Z軸方向の応力Fz(出力)、X軸回りのモーメントMx(出力)、Y軸回りのモーメントMy(出力)、及びZ軸回りのモーメントMz(出力)を求めることができる。
また、同様に、上記の基本多角錐を、三角錐、四角錐以外の五角錐以上の多角錐に変更することも可能である。ただし、実質上、コストその他の関係から、3〜8角錐が実用可能な範囲と言える。特に、実施例1の四角錐を基本多角錐とすることが最も実用的である。
実施例1における、6軸力センサの平面図。 実施例1における、6軸力センサの縦断面図(図1のA−A線矢視断面及びB−B線矢視断面図)。 実施例1における、第1インナ部の平面図。 実施例1における、第1インナ部の裏面図。 実施例1における、第1インナ部の縦断面図(図4のC−C線矢視断面図)。 実施例1における、第1インナ部の縦断面図(図4のD−D線矢視断面図)。 実施例1における、第1多角錐と第1内側素子設置面との関係を示す説明図。 実施例1における、アウタ部材の平面図。 実施例1における、アウタ部材の縦断面図(図8のE−E線矢視断面図)。 実施例1における、アウタ部材の外側素子設置面に荷重センサ素子を配設した状態を示す説明図。 実施例1における、インナ固定部の平面図。 実施例1における、インナ固定部の縦断面図(図11のF−F線矢視断面図)。 実施例1における、荷重センサ素子の側面図。 実施例1における、荷重センサ素子の平面図。 実施例1における、荷重センサ素子の感圧体の内部構成を示すモデル図。 実施例1における、基準平面よりも上方に位置する8つの荷重センサ素子の配置を示す説明図。 実施例1における、縦断面から見た荷重センサ素子の配置角度を示す説明図。 実施例1における、基準平面よりも下方に位置する8つの荷重センサ素子の配置を示す説明図。 実施例1における、Fx入力、Fy入力、及びFz入力に対する、Fx出力、Fy出力、及びFz出力の測定結果を示す説明図。 実施例1における、Mx入力、My入力、及びMz入力に対する、Fx出力、Fy出力、及びFz出力の測定結果を示す説明図。 実施例1における、Fx入力、Fy入力、及びFz入力に対する、Mx出力、My出力、及びMz出力の測定結果を示す説明図。 実施例1における、Mx入力、My入力、及びMz入力に対する、Mx出力、My出力、及びMz出力の測定結果を示す説明図。 実施例2における、基準平面よりも上方に位置する6つの荷重センサ素子の配置を示す説明図。 実施例2における、縦断面から見た荷重センサ素子の配置角度を示す説明図。 実施例2における、基準平面よりも下方に位置する6つの荷重センサ素子の配置を示す説明図。
符号の説明
1 6軸力センサ
2 アウタ部材
24(a) 第1外側素子設置面
24(b) 第2外側素子設置面
3 インナ部材
31 第1インナ部
32 第2インナ部
34(a) 第1内側素子設置面
34(b) 第2内側素子設置面
5 荷重センサ素子
71 第1多角錐
72 第2多角錐

Claims (7)

  1. 互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸方向に作用する座標軸方向の力と、上記X軸、上記Y軸及び上記Z軸回りのモーメントを検出可能な6軸力センサであって、
    上記X軸及び上記Y軸を含む基準平面上において座標原点を中心とする環状のアウタ部材と、
    該アウタ部材の内周面の内側に隙間を設けて配置された外周面を有するインナ部材と、
    上記アウタ部材の内周面に設けられた外側素子設置面と上記インナ部材の上記外周面に設けられた内側素子設置面との間に挟持された複数の荷重センサ素子とを有し、
    上記インナ部材の上記内側素子設置面は、上記X軸及び上記Y軸を含む基準平面を挟んで両側に対向して凹所を形成するよう設けられ、かつ、上記内側素子設置面のうち、上記基準平面を挟んで一方の側に存在する複数の第1内側素子設置面は、上記基準平面における上記Z軸上に頂点を有する第1多角錐の側面の少なくとも一部に相当し、上記基準平面を挟んで他方の側に存在する複数の第2内側素子設置面は、上記基準平面における上記Z軸上に頂点を有し上記第1多角錐と反対方向に向いた同形状の第2多角錐の側面の少なくとも一部に相当するよう設けられており、
    上記アウタ部材の上記外側素子設置面は、上記X軸及び上記Y軸を含む基準平面を挟んで両側に互いに逆方向を向いて上記凹所に収容される凸部を形成するよう設けられ、かつ、上記外側素子設置面のうち、上記基準平面を挟んで一方の側に存在する複数の第1外側素子設置面は、それぞれ上記第1内側素子設置面と略平行に配置され、上記基準平面を挟んで他方の側に存在する複数の第2外側素子設置面は、それぞれ上記第2内側素子設置面と略平行に配置されており、
    対向する1組の上記内側素子設置面と上記外側素子設置面との間に存在する1つのセンサ設置領域には、それぞれ2個以上の上記荷重センサ素子が配設されていることを特徴とする6軸力センサ。
  2. 請求項1において、上記荷重センサ素子は、電気絶縁性の一対の受圧体の間に感圧体を介在させて一体的に積層した積層体よりなり、上記感圧体は、ピエゾ抵抗効果を有していることを特徴とする6軸力センサ。
  3. 請求項1又は2において、上記多角錐は四角錐であり、上記インナ部材及び上記アウタ部材は、それぞれ上記Z軸周りの周方向4箇所に上記内側素子設置面及び上記外側素子設置面を有していることを特徴とする6軸力センサ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、上記内側素子設置面及び上記外側素子設置面の上記Z軸となす角度は、10°〜80°の範囲にあることを特徴とする6軸力センサ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、上記インナ部材の軸方向一端部にはインナ固定部が設けられており、該インナ固定部は、上記アウタ部材と接触することなく該アウタ部材の内径よりも大径化した外径を有する鍔状に形成されていることを特徴とする6軸力センサ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項において、上記インナ部材は、上記第1内側素子設置面を備えた第1インナ部と上記第2内側素子設置面を備えた第2インナ部とを別部材で作製し、両者を合体させて構成してあることを特徴とする6軸力センサ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項において、上記インナ部材の厚さを調整すること、若しくは該インナ部材を第1インナ部と第2インナ部とにより構成し両者の間に配設したスペーサ部材の厚さを調整することによって、荷重センサ素子に加える予圧を調整可能に構成されていることを特徴とする6軸力センサ。
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