JP2009072221A - 眼科用手術器具 - Google Patents

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健司 染谷
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Abstract

【課題】硝子体手術の際等に眼球内に刺し込まれる挿入部材の眼外にある部位の剛性を補強し、眼内に挿入される部分の細径化によって低侵襲手術を可能にするとともに、操作性の向上や術者の負担軽減を可能にする。
【解決手段】硝子体手術の際等に眼球内に挿入される挿入部材としての管状部材の眼外に位置する部分の剛性を強化する補強部材7を有し、この補強部材は、挿入部材の眼内への挿入量に応じて剛性を強化する長さを変化させるために補強部材の少なくとも一部が挿入部材としての管状部材2軸方向に沿って移動可能となるように構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、硝子体手術の際等に眼球内に刺し入れる細管状もしくは針状の挿入部材を備えた器具に関し、例えば、黄斑上膜、糖尿病網膜症、白内障、緑内障、硝子体混濁等の治療に使用されるものに関する。
近年、眼科手術分野においては低侵襲手術が主流になりつつある。この低侵襲手術の試みについて、硝子体手術を例にとって説明する。硝子体手術の適応としては、先進諸国における中途失明原因の多くを占める糖尿病網膜症や加齢黄斑変性などがある。硝子体手術に際しては、一般的に3ポートを作成する。この3ポートとは、(1)灌流カニューラ、(2)ライトガイド、(3)硝子体セッシ、硝子体カッター等の器具を出し入れするポートである。
実際の手術では、器具を出し入れするポートに細管状の器具を入れ、この器具の先端にある作業部を眼底付近の患部に近づけ、顕微鏡で観察しながら硝子体剥離や膜処理を行う。
硝子体手術器具を挿入するポートは強角膜に作成されるが、これまでの20G(器具の直径:0.9mm)の器具を使用する場合、結膜切開を行った後、強膜に穿孔するため、手術後に強膜及び結膜を縫合する必要があった。このため、手術には多くの出血が伴った。また、結膜切開を行うので、手術中または手術後に強膜と結膜の間に雑菌が入りやすく、感染症や炎症の原因となることが考えられる。
上記のような手術を低侵襲で行うため、近年では、20G(直径:0.9mm)よりも径の小さい23G(直径0.65mm)や25G(直径0.5mm)といったような細径化された器具が用いられつつあり、また術式の工夫もなされている。
23Gや25Gといった手術器具では、器具の外径が小さいために、一般的には、図12に示すように、トロカール41と呼ばれる器具(貫通ガイド)を用いて眼(眼球)10の内外を連絡するトンネルを作成し、そのトンネルを通じて手術器具20を出し入れする。
手術器具20はその先端に作業部21を有し、この作業部21がある先端側を眼10内に挿入し、眼10外の基端側を手動で移動操作することにより、作業部21を所定の目的部位に誘導し、所定の処置(あるいは検査)を行う。器具20は、図示するように、眼10内への挿入口を支点Pにして移動操作される。
トロカール41を設置するための穿孔は、結膜上から行うため、結膜の温存が可能である。また、穿孔の際、結膜をややずらして穿孔することにより、手術終了後にトロカールを抜去すると、ずらした結膜が復元して強膜の穿孔口を保護することができる。このため、術後の感染症や炎症を抑制する効果がある。
しかし、23Gや25Gといった細径化された手術器具では、細径化にともなって器具の剛性が低下する。このため、図13に示すように、器具20の先端を眼10内の目的部位に移動させるために、眼10外の基端側を手動で移動操作すると、たとえば図中に破線で示すように、器具20に大きな撓みが生じやすい。
このような細径化された器具20を使って目的部位を処置するためには、その器具20の撓みを考慮しながら経験勘を頼りに手術を行う必要があった。このため、眼内で細かい処置を行うためには、非常に高度に熟練した技術が必要であった。
なお、把持部側(基端側)の外径に比べて先端の作業部側の外径を細くすることによって、眼内での視認性及び操作性をよくし、デリケートな動きを達成し、緻密な処理を可能にした眼科用手術器具として、特許文献1に開示のものが知られている(特許文献1の段落0005乃至0007)。この特許文献1に開示された眼科用手術器具によれば、径の細い先端の作業部側の外径に比較して、把持部側(基端側)の外径が太くなっているので、結果的にその部分の剛性が強化されている。
実用新案登録第3101460号
しかしながら、特許文献1に開示されたものでは、図14に示すように、器具20の作業部21を眼10の内部の所定位置に挿入するには、器具20の把持部側(基端側)の大きな外径を有する部位22も眼10内に挿入されることになり、そのための大きな創口が必要になる。つまり、特許文献1に記載のものは、従来の外径の太いものを用いたものと同じであって、その先端側の作業部の近傍のみを細くしたものに過ぎず、術後感染症や炎症のリスクが増大して低侵襲手術とならない点では、従来の太いタイプのものとなんらかわらないものである。
上述したように、従来の眼科用手術器具は、低侵襲手術を行うために器具を細径化すると、器具が撓みやすくなって手術での操作性が低下し、これによって術者の負担が大きくなり、また処置可能範囲が狭くなるといった問題があるものであり、これを解決できるものは未だ考えられていなかった。
本発明は以上のような問題を鑑みたものであって、その目的は、眼内に挿入される部分を細径化して低侵襲手術を可能にするとともに、眼内の処置可能範囲を広く確保でき、さらにその操作性を向上させて、細かい手術も術者の負担を増すことなく可能にした眼科用手術器具を提供することにある。
上述の課題を解決するための手段として、本発明は次のような解決手段を提供する。
(1)硝子体手術の際等に眼球内に挿入される細管状もしくは針状の挿入部材を備えた眼科用手術器具であって、
前記挿入部材の眼外に位置する部分の剛性を強化する補強部材を有し、
前記補強部材は、前記挿入部材の眼内への挿入量に応じて前記剛性を強化する長さを変化させるために前記補強部材の少なくとも一部が前記挿入部材の軸方向に沿って移動可能に構成されていることを特徴とする眼科用手術器具。
(2)前記補強部材は、前記挿入部材に嵌合される管状部材であることを特徴とする(1)記載の眼科用手術器具。
(3)前記挿入部材を取り付け固定する固定部材であって、その中心軸に沿って設けた取り付け孔に前記挿入部材を嵌めて取り付け固定するようにした固定部材を有し、
前記固定部材には、前記管状の補強部材の少なくとも一部を収納する補強部材収納孔が形成され、
前記挿入部材の眼内への挿入量に応じて前記補強部材の少なくとも一部が補強部材収納孔に収納されることによって、前記剛性を強化する長さを変化させるように構成されていることを特徴とする(2)記載の眼科用手術器具。
(4)前記補強部材に対して眼球の方向に働く付勢力を加えるばね手段が設けられていることを特徴とする(3)記載の眼科用手術器具。
(5)前記補強部材は、前記挿入部材に嵌合される嵌合部を有し、前記挿入部材の軸方向に沿って自らの長さが伸縮自在に構成されていることを特徴とする(1)記載の眼科用手術器具。
前記挿入部材の眼内への挿入量に応じて前記剛性を強化する長さを変化させるために前記補強部材の少なくとも一部が前記挿入部材の軸方向に移動可能に構成されていることから、挿入部材の眼内への挿入量にかかわらず、前記挿入部材の眼外に位置する部分が補強部材によってその剛性が強化されるようにすることが可能になる。これによって、眼内に挿入される部分を細径化して低侵襲手術を可能にするとともに、眼内の処置可能範囲を広く確保でき、さらにその操作性を向上させて、細かい手術も術者の負担を増すことなく行わせることができる。
図1は本発明の一実施の形態にかかる眼科用手術器具の要部断面図であり、図2は図1のA部拡大図、図3は一実施の形態にかかる眼科用手術器具の使用状態を示した図、図4及び図5は補強部材の下部フランジ部72の変形例を示す図,図6乃至図11は補強部材の変形例を示す図である。
図1に示される眼科用手術器具は、硝子体セッシに本発明を適用した例である。この眼科用手術器具は、本体把持部5と、この本体把持部5に対して移動自在に取り付けられたピストン部材3と、このピストン部材3の中心軸に沿って形成された取り付け穴31に嵌合されて該ピストン部材3に固定された管状部材2と、この管状部材2が軸方向に移動自在なようにこの管状部材2の管部に嵌挿された芯部材であって、基端部が本体操作部5に固定され、先端部に作業部としてのセッシ61が設けられた芯部材6とを有する。そして、さらに、前記管状部材2に、軸方向に移動自在に嵌挿された筒状の補強部材7が設けられているものである。
本体把持部5は、この部分を手で把持・操作することにより、管状部材2を眼内に挿入し、管状部材2の先端部から露出されて設けられたセッシ61を眼内の所定の部位、例えば、網膜の表面に位置させ、ピストン部材3を移動させて管状部材2を芯部材6に対して図の下方に移動させることにより、セッシ61を狭めて網膜表面の組織を剥ぎ取る等の作業を遂行するものである。なお、本実施の形態においては、管状部材2が本発明における挿入部材に相当し、ピストン部材3が固定部材に相当する。
本体把持部5は、基部51と、この基部51に対し、図中下方に向かう途中から縦方向に切り込みを入れて3つの部位に分割したような構造を有し、図中左右に形成された2枚の板ばね部52,53と、中央支柱部54と、この中央支柱部54の下部から連続して設けられているピストン受け部55とが一体に設けられたものである。
板ばね部52,53は、図中下方にいくにしたがって左右に広がるように形成され、前記ピストン受け部55の手前で終端とされている。左右の板ばね部52,53は、互いの間隔を狭めるには力を入れて狭める必要がある。互いの間隔は、中央支柱部54に衝突するまで狭めることができるようになっている。この板ばね部52,53のそれぞれの下部には、クランク57,58の一端部が回転自在に取り付けられている。クランク57,58の他端部は、ピストン部材3の上端部にそれぞれ回転自在に取り付けられている。そしてピストン部材3は、ピストン受け部55のピストン受け孔56に移動自在に嵌挿されている。これにより、左右の板ばね部52,53を狭めることで、その動きをクランク57
,58によって軸方向の動きに変換してピストン部材3に伝え、ピストン部材3を軸方向に移動させることができ、このピストン部材3に固定された管状部材2を軸方向に移動させることによって、セッシ61の開閉が行われるようになっている。
前記補強部材7は、上・下端部にそれぞれ上部フランジ部71、下部フランジ部72が形成されている。ここで、前記ピストン部材3の下部には補強部材収納孔32が設けられている。そして、前記上部フランジ部71は前記補強部材収納孔32内に移動自在に収納されている。補強部材収納孔32内には、補強部材3の上部フランジ部71に常時外方への付勢力を加える圧縮ばね部材34が管状部材2に嵌挿されて設けられている。
また、図3に示されるように、下部フランジ部72は、管状部材2を眼内に所定以上刺し入れたとき、眼の表面組織、例えば、強膜や結膜表面に押し当てられる。これにより、補強部材7自体は眼内に刺し入れられることなく、補強部材収納孔32内への補強部材7の収納量を増やすことによって管状部材2のみが眼内に必要な距離だけ挿入できるようになる。したがって、管状部材2の眼内への挿入量にかかわらず常時管状部材2の眼外に出ている部分が補強部材7によってその剛性が補強されることになる。これにより、管状部材2の撓みによる操作性の低下を回避して、細かい手術も術者の負担を増すことなく行わせることができるようになる。
なお、上記実施の形態では、管状部材2をピストン部材3に固定し、このピストン部材3を移動することで管状部材2を移動させるようにしたが、これは、以下のようにしてもよい。すなわち、ピストン部材3を本体把持部5に固定してしまい、クランク57,58の一端部をピストン部材3に取り付けるかわりに管状部材2に取り付け、さらに、管状部材2をピストン部材3に摺動自在に取り付けるようにすることにより、管状部材2を直接移動できるようにしてもよい。
また、上記実施の形態ではピストン部材3を一体ものである例を掲げたが、これは必ずしも一体である必要はなく、クランク57,58が取り付けられる上部構造部と、補強部材収納孔32が形成される下部構造部とを分割し、ネジ留め等の方法で結合するようにしてもよい。これによれば、メンテナンスの際等の分解や組み立てを容易にすることが可能になる。ここで、管状部材2は、例えば、23Gや25Gといった細径に形成されている。また、管状部材2や補強部材7等は、ステンレス等の剛性の高い材質で構成し、補強部材7と管状部材2との接触部位は潤滑性の高い材料で構成することが好ましい。また、図3に示した使用態様は、トロカールを用いない場合の例であるが、トロカールを用いるとなお好ましい。図4及び図5に示したように、トロカールを用いる場合には、下部フランジ部72とトロカール41のフランジ部42とが接する部位の形状を、トロカールのフランジ部と嵌め合うような形状にするとなお好ましい。すなわち、図4に示すように、下部フランジ部72を下側に向かって小径となるテーパ状に形成し、トロカール41のフランジ部42の上側に上記下部フランジ部72のテーパ状部に嵌合するテーパ状の凹部を形成する。また、図5に示すように、下部フランジ部72に凹部を形成し、この凹部をトロカール41のフランジ部42に嵌合するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、補強部材として、上下にフランジ部71,72を設けた筒状部材からなる補強部材7を用いる例を掲げた。この場合、上記例では、補強部材7に常時外方への付勢力を加える手段として、管状部材2に嵌挿された圧縮ばね部材34を用いる例を掲げた。しかし、この付勢力を加える手段としては、図7に示したように、ピストン部材3にその一端を固定し他端部を補強部材7に固定したトーションばね34aを用いてもよい。また、例えば、補強部材収納孔32を所定の気密構造にし、補強部材7の上部フランジ部71をこの収納孔32内を摺動するピストン状部材にすることによってエアークッションの原理による付勢力が加わるようにしてもよい。さらには、補強部材収納孔
32内を弾性に富むスポンジ等で満たすことにより、この弾力によって上記付勢力が加わるようにしてもよい。
さらに、補強部材としては、自身が伸縮自在な構造をもったもの、例えば、図7に示したような蛇腹部材81や、図8及び図9に示したようなコイルスプリング82、83や、あるいは、図10及び図11に示したような台形状ばね部材84,85を用いるようにしてもよい。この場合には、ピストン部材3に補強部材収納孔32等を設ける必要もなくなり、構造を単純にできる。
なお、上記実施の形態は、本発明を硝子体セッシに適用した場合の例であるので、管状部材2をピストン部材3に固定してこのピストン部材3を本体把持部5に対して移動自在にして管状部材2を芯部材6に対して図中上下に移動できるようにし、先端部のセッシ61を開閉可能な構造にした。しかし、本発明は、セッシ類に限らず、硝子体手術の際等に眼球内に刺し込まれる細管状部材もしくは針状部材を用いる器具に対して広く適用できるものである。
例えば、カニューラの場合のように、単に管状部材等の挿入部材が眼内に差し込まれればよいような器具や、ライトガイド等の単なる針状の挿入部材が眼内に刺し込まれればよいような器具にも本発明を適用できる。そのような場合には、本体把持部に対してピストン部材を移動して管状部材等の挿入部材を移動させるような複雑な構造をとる必要はない。そのような場合には、ピストン部材に相当する部分を直接本体把持部に相当する部分に固定するだけでよい。あるいは、ピストン部材に相当する部分で本体把持部を兼ねることもできる。勿論、ピストン部材を上下移動させるための駆動機構等も必要ない。
本発明は、セッシ類のほかにも、硝子体手術の際等に眼球内に刺し込まれる細管状部材もしくは針状部材を用いる器具に広く適用できる。すなわち、例えば、カニューラ類、フック類、スパーテル類、ナイフ類、チョッパー類、ライトガイド類、カッター類、針類、イレーサー類にも適用できる。
本発明は、硝子体手術の際等に眼球内に刺し込まれる細管状もしくは針状の挿入部材を用いる器具に広く適用でき、この挿入部材の眼外にある部位の剛性を補強することにより、眼内に挿入される部分を細径化して低侵襲手術を可能にするとともに、眼内の処置可能範囲を広く確保でき、さらにその操作性を向上させて、細かい手術も術者の負担を増すことなく行わせることができる。
本発明の一実施の形態にかかる眼科用手術器具の要部断面図である。 図1のA部拡大図である。 一実施の形態にかかる眼科用手術器具の使用状態を示した図である。 補強部材の下部フランジ部72の変形例を示す図である。 補強部材の下部フランジ部72の変形例を示す図である。 補強部材の変形例を示す図である。 補強部材の変形例を示す図である。 補強部材の変形例を示す図である。 補強部材の変形例を示す図である。 補強部材の変形例を示す図である。 補強部材の変形例を示す図である。 従来技術の説明図である。 従来技術の説明図である。 従来技術の説明図である。
符号の説明
2 管状部材
3 ピストン部材
5 本体把持部
6 芯部材
7 補強部
10 眼球
32 補強部材収納孔
34 ばね部材
41 トロカール
61 セッシ

Claims (5)

  1. 硝子体手術の際等に眼球内に挿入される細管状もしくは針状の挿入部材を備えた眼科用手術器具であって、
    前記挿入部材の眼外に位置する部分の剛性を強化する補強部材を有し、
    前記補強部材は、前記挿入部材の眼内への挿入量に応じて前記剛性を強化する長さを変化させるために前記補強部材の少なくとも一部が前記挿入部材の軸方向に沿って移動可能に構成されていることを特徴とする眼科用手術器具。
  2. 前記補強部材は、前記挿入部材に嵌合される管状部材であることを特徴とする請求項1記載の眼科用手術器具。
  3. 前記挿入部材を取り付け固定する固定部材であって、その中心軸に沿って設けた取り付け孔に前記挿入部材を嵌めて取り付け固定するようにした固定部材を有し、
    前記固定部材には、前記管状の補強部材の少なくとも一部を収納する補強部材収納孔が形成され、
    前記挿入部材の眼内への挿入量に応じて前記補強部材の少なくとも一部が補強部材収納孔に収納されることによって、前記剛性を強化する長さを変化させるように構成されていることを特徴とする請求項2記載の眼科用手術器具。
  4. 前記補強部材に対して眼球の方向に働く付勢力を加えるばね手段が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の眼科用手術器具。
  5. 前記補強部材は、前記挿入部材に嵌合される嵌合部を有し、前記挿入部材の軸方向に沿って自らの長さが伸縮自在に構成されていることを特徴とする請求項1記載の眼科用手術器具。
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