JP2009071633A - 給電レール装置および通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】セキュリティを確保しつつ、容易にネットワークを管理する。
【解決手段】タップ装置60の制御部67は、第1通信IF部65を介してパケットデータを受信すると、データバッファ69に記憶させる。そして、制御部67は、ID記憶部68にレールIDが記憶されているか否かに応じて、読取部53にレールIDの生成を指示する。制御部67はデータバッファ69かパケットデータを読み出し、そのヘッダにレールIDを付加すると、第2通信IF部66を介して送信させる。また、フィルタ部62が設けられているので、電力端子61や電力線6,7を流れる給電電流に重畳された信号と、電力線5を流れる給電電流に重畳された信号とが混在することはない。これにより、レールIDに基づいて、これを供給した給電レール装置30を容易に知ることができるから、これを認証として通信を許可してもセキュリティを確保することができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、給電レールを用いて通信システムを構築する技術に関する。
会社や学校等の組織内で使用される複数の通信端末どうしが通信する場合、LAN(Local Area Network)によって構築されたネットワークを用いることが一般的である。LANによって接続された通信端末どうしは公衆回線を経由することなく通信するので、ネットワークの状態が安定し、かつ高速にデータの遣り取りを行うことができる、というメリットがある。-
また同じ組織内の通信においては、機密性の高い情報を遣り取りする機会がしばしばあり、セキュリティ面の確保も重要な課題となる。そこで、特許文献1には、セキュリティの向上のために、LANに接続された装置の利用者が簡単に特定でき、かつ他人へのなりすましが防止できる集合住宅用ネットワークシステムが開示されている。
特開2001−186141号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、サーバ装置はセキュリティ確保のために、ネットワークを使用する者を特定する処理を行うなど、認証のために行うべき処理量が多くなってしまう。さらには、有線でLANを構築するとなれば、多数の通信端末が設置されると電源コードやLANケーブルなどの配線が複雑になるし、美観も損なってしまう。また、通信端末の設置場所を変更するに際しては、改めて複雑な配線をし直す必要があるため、通信を開始するまでに相当の手間と時間を要してしまう、という問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、セキュリティを確保しつつ、容易にネットワークを管理することのできる技術を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明は、識別情報を備えたレール本体と、前記レール本体に伸長方向に沿って設けられる給電用導体と、前記給電用導体に電力線を介して接続された電力端子を有し、前記電力端子に接続された装置に電力を供給する給電レール装置において、前記レール本体に備えられた識別情報を読み取る読取手段と、前記電力端子に接続された装置によって前記電力線に給電電流に重畳して出力された信号を抽出する信号抽出手段と、前記信号抽出手段によって抽出された信号に、前記読取手段が読み取った識別情報に対応する読取情報を生成して付加する付加手段と、前記付加手段によって前記読取情報が付加された信号を給電電流に重畳して前記給電用導体に出力する出力手段とを備えることを特徴とする給電レール装置を提供する。
この給電レール装置において、前記装置によって前記電力線に出力された信号が前記給電用導体に流れないように遮断するフィルタ手段を備えることを特徴とする。
また、この給電レール装置において、前記電力端子に装置が接続されたことを検出する検出手段と、前記検出手段によって前記装置が接続されたことが検出されると、前記読取手段に前記識別情報を読み取らせることを指示する読取指示手段とを備え、前記読取手段は、前記読取指示手段による指示に応じて前記識別情報を読み取るようにしてもよい。
また、この給電レール装置において、前記信号抽出手段によって信号が抽出されてから所定時間が経過した後に受け取った信号に前記読取情報を付加するよう指示し、前記所定時間が経過する前に受け取った信号には前記読取情報を付加しないよう指示する付加指示手段を備え、前記付加手段は、前記付加指示手段による指示に応じて前記読取情報を前記信号に付加するようにしてもよい。
また、前記識別情報は、前記レール本体の前記伸長方向の位置を表す位置情報を含むようにしてもよい。
また、本発明は、識別情報を備えたレール本体と、前記レール本体に伸長方向に沿って設けられる給電用導体と、前記給電用導体に電力線を介して接続された電力端子を有し、前記電力端子に接続された装置に電力を供給する給電レール装置と、前記給電レール装置の前記給電用導体を介して接続されたサーバ装置とを備える通信システムにおいて、前記給電レール装置は、前記レール本体に備えられた識別情報を読み取る読取手段と、前記電力端子に接続された装置によって前記電力線に給電電流に重畳して出力された信号を抽出する信号抽出手段と、前記信号抽出手段によって抽出された信号に、前記読取手段が読み取った識別情報に対応する読取情報を生成して付加する付加手段と、前記付加手段によって前記読取情報が付加された信号を給電電流に重畳して前記給電用導体に出力する出力手段とを有し、前記サーバ装置は、前記出力手段によって前記給電用導体に出力された信号を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された信号に付加された前記読取情報に基づいて、前記電力端子に接続された装置との通信の許可の可否を決定する制御手段とを有することを特徴とする通信システムを提供する。
この通信システムにおいて、前記識別情報は、前記レール本体の前記伸長方向の位置を表す位置情報を有し、前記給電用導体と前記電力端子との間に介挿された前記電力線を流れる給電電流から消費電力情報を生成する電力情報生成手段を備え、前記出力手段は、前記消費電力情報を前記位置情報に関連付けて出力し、前記制御手段は、前記消費電力情報と該消費電力情報に関連付けられた前記位置情報とに応じて、前記装置による消費電力に関する情報を出力するようにしてもよい。
本発明によれば、セキュリティを確保しつつ、容易にネットワークを管理することができる。
以下、本発明の実施形態の構成について図面を参照しつつ説明する。
(A)実施形態の構成
まず、図1を参照して、本発明に係る通信システムについて説明する。
本通信システムは、サーバ装置10と、複数のクライアント装置20,20…と、複数のPLC専用アダプタ1,1…と、電力線2とを備える。本通信システムはLANであり、LAN規格としてイーサネット(登録商標)を用いる。従って、通信においては、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)やUDP(User Datagram Protocol)/IP等の各種のプロトコルに基づいて、ヘッダ部とペイロード部とからなるパケットデータが遣り取りされる。
サーバ装置10は、本通信システムを管理するためコンピュータ装置(CPU、メモリ、インタフェースなどから構成される)を有している。クライアント装置20,20…は、電力線2を介してサーバ装置10と通信したり、サーバ装置10の管理の下、クライアント装置20同士で相互に通信したり、通信ケーブル3を介してインターネット等のネットワーク4に接続された通信端末と通信する。PLC専用アダプタ1,1…は、サーバ装置10およびクライアント装置20に、USB(Universal Serial Bus)ケーブルを介して接続されている。各PLC専用アダプタ1は電力線2に接続され、PLC専用アダプタ1同士でPLC(Power Line Communications)方式でデータの授受を行う。具体的には、PLC専用アダプタ1は、電力線2を流れる給電電流に信号を重畳させたり、給電電流から信号を抽出したりする。
次に、会社100内における本通信システムの設置態様の一例について、図2を参照しつつ説明する。
図2において、会社100は3階建ての建造物であり、会社100には管理室200と、複数の部屋300,300…とが設けられている。管理室200は、会社100の3階に設けられている。この管理室200には、会社100内の通信システムを管理するサーバ装置10が設置される。部屋300は、会社100の1階、2階および3階の各階に複数設けられており、例えば営業部や経理部などの各部署の部屋である。部屋300には、複数のクライアント装置20が設置されている。
また、管理室200および部屋300の天井には、給電レール装置30が設置されており、各給電レール装置30は電力線を介して接続されている。給電レール装置30内には図1に示す電力線2が設けられており、サーバ装置10とクライアント装置20は、PLC専用アダプタ1を介して給電レール装置30内の電力線2に接続されている。また、サーバ装置10は、通信ケーブル3を介して管理室200の壁面に設けられた接続端子と接続される。この接続端子を介してネットワーク4経由の通信を行う。
ここで、図3は、サーバ装置10の構成を示すブロック図である。図3に示したように、サーバ装置10は、制御部11と、表示部12と、操作部13と、記憶部14と、第1通信インタフェース(以下、「第1通信IF部」という)15と、第2通信インタフェース(以下、「第2通信IF部」という)16とを備える。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備え、ROM又は記憶部14に記憶されているコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、バスを介してサーバ装置10の各部を制御する。表示部12は、液晶パネルなどを備え、制御部11の制御の下で、サーバ装置10を操作するためのメニュー画面等を表示する。操作部13は、サーバ装置10を管理するユーザ(以下、「管理者」という)による操作に応じた操作信号を制御部11に出力する。記憶部14は、制御部11によって実行されるコンピュータやその実行時に使用されるデータを記憶するための記憶手段であり、例えばハードディスク装置である。第1通信IF部15および第2通信IF部16は、例えばモデム等を備える通信手段である。制御部11は、第1通信IF部15を介してデータを遣り取りすることによりクライアント装置20と通信する一方で、第2通信IF部16を介してネットワーク4経由の通信を行う。
また、記憶部14には、ID管理テーブル141が記憶されている。
図4は、ID管理テーブル141の一例を示した図である。このID管理テーブル141においては、給電レール装置30の名称である「レール名」と、給電レール装置30が設置されている階数および部屋の名称である「部屋名」と、給電レール装置30を識別するための識別情報である「レールID」とが対応付けられて書き込まれている。図4の第1行に注目すると、レール名のフィールドには「RA1」、部屋名のフィールドには「1階、営業部」、レールIDのフィールドには「ID10001」と書き込まれている。すなわち、「RA1」という名称の給電レール装置30は、会社100の1階にある営業部の部屋300に設置され、レールID「ID10001」が割り当てられていることを示している。また、第2行を参照すると、「RA2」という名称の給電レール装置30は1階の営業部の部屋300に設置されており、そのレールIDは「ID10002」であることを示している。第3行を参照すると、「RA3」という名称の給電レール装置30は、2階の経理部の部屋300に設置されており、そのレールIDは「ID20001」であることを示している。サーバ装置10はこのID管理テーブル141に基づいて、各給電レール装置30を管理する。新たな給電レール装置30が管理室200や部屋300に設置される際には、管理者は操作部13を操作してID管理テーブル141の内容を書き換えることができる。
次に、図5は、クライアント装置20の構成を示すブロック図である。
クライアント装置20は、制御部21と、表示部22と、操作部23と、記憶部24と、通信IF部25とを備える。記憶部24には、クライアント装置20がサーバ装置10と通信するために必要なコンピュータプログラムPRGが記憶されている。クライアント装置20には、給電線26を介して給電が行われ、その先端にはコンセントに差し込むためのプラグ27が設けられている(図6参照)。その他の各部の機能はサーバ装置10と同様であり、その詳細な説明を省略する。
続いて、図6は給電レール装置30およびクライアント装置20の概観を示す斜視図である。
図6に示したように、給電レール装置30は、レール本体40と、レール本体40内にレールの伸長方向に沿って設けられる給電導体42(図7参照)とを有している。また、レール本体40には、支持装置となる移動体50と、タップ装置60とが設けられている。なお、図に示したように直交する3軸をそれぞれX,Y,Z軸とする。タップ装置60は、移動体50に接着または又は所定の固定具によって固定されている。タップ装置60の内部には、電力端子61が設けられており、下面に設けられたプラグ用の差込孔にクライアント装置20のプラグ27が差し込まれると、給電レール装置30とクライアント装置20とが電気的に接続される。移動体50は、図の矢印a方向(x軸方向に平行する軸線)に移動可能に構成されており、どの位置に移動しても、給電導体42との電気的接続は維持されるようになっている。また、移動体50を移動させる場合は、操作者がタップ装置60を持って移動させるようにする。
サーバ装置10と給電レール装置30との電気的接続も上述と同様になっている。
図7は、レール本体40および移動体50の構成をより詳細に説明する図である。
図7に示すように、レール本体40は、その外形は下側に開口する断面略「コ」字状に形成されてX軸方向に伸長する。開口部には折り返し部が伸長方向に延びるように形成され、この各折り返し部には後述する凸部51が挿嵌される凹部41が伸長方向に形成される。レール本体40の側面には、給電導体42,42がレール本体40の伸長方向に設けられる。この給電導体42は、給電レール装置30内において電力線2として機能する。本実施形態においては、給電導体42,42の表面は、レール本体40に対して十分に短い曲率半径の円弧形状が伸長方向に連続した形状をなしている。この給電導体42は、商用電源(いずれも図示せず)に接続される。
移動体50の下面には、レール本体40の凹部41に挿入される凸部51,51が形成される。移動体50の側面には、レール本体40の各給電導体42に電気的に接触する受電端子52が設けられている。この受電端子52は、移動体50の側面50Aおよび対向する側面に設けられている。受電端子52は、これらの側面に設けられた挿入穴に設けられた図示せぬ端子部と、この端子部を外側に付勢する図示せぬバネとを有する。この受電端子52の端子部がバネの弾性力によって押し出され、給電導体42の各円弧形状の境界となる部位に挿嵌されることにより、移動体50は適宜なピッチで位置決めされるようになっている。
また、給電レール装置30は読取部53を有する。読取部53は、レール本体40に設けられた識別情報を有するマークに対応する読取情報を生成し、これをレールIDとして出力する。
ここで、読取部53について具体的に説明する。
読取部53は、図7に示した移動体50側に設けられた受発光部531と、図8に示したレール本体40側に設けられたバーコード532とからなる。バーコード532は、ず7、図8に示すように、レール本体40の内側面に所定間隔毎に複数設けられる。これらのバーコード532は、同じ識別情報を示す。この場合、バーコード532は、給電導体42の下側で、かつ移動体50が位置決めされた位置で、受発光部531が正確にコード情報を読み取ることができる位置に設けられている。
本実施形態においては、レール本体40ごとに異なる識別情報を表示するバーコードが設けられている。したがって、読取部53が生成するレールID(読取情報)によって、どのレール本体40からの情報であるかを知ることができる。
次に、タップ装置60の構成の一例について、図9を参照しつつ説明する。図9は、タップ装置60の構成の一例を示すブロック図である。図9において、矢印はデータの流れを示したものであり、二重線は商用電力を供給する電力線5,6,7を示している。電力線5は、図7に示した受電端子52と電気的に接続されている。
図9に示す電力端子61は、電力線6,7を介してフィルタ部62およびPLC専用アダプタ63と接続されている。フィルタ部62は、電力線5を介して給電導体42とPLC専用アダプタ64とに接続されている。フィルタ部62は、LPF(Low Pass Filter)であり、設定された遮断周波数以上の周波数帯域を遮断し、遮断周波数以下の周波数帯域の信号を通過させる。PLC方式で遣り取りされる信号においては、その周波数帯域としておよそ4MHz〜28MHzが用いられる。一方で、商用電力の周波数帯域はおよそ50Hz〜60Hzである。つまり、本実施形態においては、パケットデータに対応する信号はフィルタ部62によって遮断されるが、商用電力用の給電電流はフィルタ部62を通過する。したがって、電力端子61に外部装置であるクライアント装置20のプラグ27が差し込まれると、給電線26を介して給電が行われる。フィルタ部62によって、電力端子61に供給されたパケットデータがそのまま電力線6,5を介して給電導体42に流れてしまわないよう遮断される。
なお、本実施形態では、クライアント装置20とPLC専用アダプタ1とはUSBケーブルを介して接続されており、給電線26およびプラグ27は通信用の電源コードとして用いられる。よって、クライアント装置20の受電用の電源コードが別途、タップ装置60や会社100内の壁面に設けられた図示せぬコンセントに接続されている。
制御部67は、CPUやROM、RAM、記憶手段であるメモリを備え、ROMに記憶されているコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、タップ装置60の各部を制御する。PLC専用アダプタ63,64は、上述したPLC専用アダプタ1と同等の機能を有する。第1通信IF部65,第2通信IF部66は、通信を行うためのインタフェース装置である。制御部67は、第1通信IF部65,第2通信IF部66を介してデータを遣り取りする。ID記憶部68は、読取部53によって生成されるレールIDを記憶する記憶手段である。制御部67は、所定のタイミングで読取部53にレールIDを生成させる。制御部67は、レールIDを取得すると、ID記憶部68に記憶させる。データバッファ69は、パケットデータを一時的に記憶する記憶手段である。
(B)実施形態の動作
次に、実施形態の動作の一例について説明する。なお、サーバ装置10に給電するための電源コードのプラグは、部屋300にあるタップ装置60の差込孔に差し込まれており、サーバ装置10はすでに立ち上がった状態であるとする。
ここでは、クライアント装置20がサーバ装置10にパケットデータを送信する処理の手順について、図10に示すシーケンス図を参照しつつ説明する。以下の説明においては、クライアント装置20が、サーバ装置10との通信の開始を試みる場合について説明する。
まず、ユーザはクライアント装置20を起動させるべく、プラグ27をタップ装置60の差込孔に差し込む。そして、ユーザによってクライアント装置20の電源スイッチがオンされると、クライアント装置20は起動する。そして、ユーザが操作部23を操作することによりサーバ装置10との通信を指示すると、これに応じて、制御部21はサーバ装置10と通信するための処理を開始する。
まず、制御部21は記憶部24からプログラムPRGを読み出す。そして、制御部21はプログラムPRGを実行し、サーバ装置10のIPアドレスをヘッダ部に付加して、通信要求を含むパケットデータを送信する。制御部21が送信したパケットデータは、通信IF部25を介し、給電電流に重畳されてタップ装置60へ供給される。
タップ装置60の電力端子61にパケットデータが供給されると、制御部67は,PLC専用アダプタ63によって抽出されたパケットデータを、第1通信IF部65を介して受信する。このパケットデータは、電力線6,7には流れるが、フィルタ部62によって遮断されるので、電力線5には流れない。制御部67は、受信したパケットデータをデータバッファ69に記憶させる(ステップSB1)。続いて、制御部67は、ID記憶部68にレールIDが記憶されているか否かを判断する(ステップSB2)。制御部67は、ID記憶部68にレールIDが記憶されていないと判断すると(ステップSB2;NO)、読取部53にレールIDの生成を指示する(ステップSB3)。読取部53によってレールIDが生成されると、制御部67はこれを取得し、ID記憶部68に記憶させ(ステップSB4)、ステップSB5に進む。一方、ID記憶部68にレールIDが記憶されている場合は、ステップSB2の判定は「YES」となり、ただちにステップSB5に進む。
そして、ステップSB5において、制御部67は、ID記憶部68に記憶されたレールIDを読み出し、これをパケットデータのヘッダ部に付加する。
続いて、制御部67は、ヘッダ部に付加されたIPアドレスに対応する通信端末(本動作例ではサーバ装置10)にパケットデータを送信する。このとき、制御部67は、第2通信IF部66を介してパケットデータを送信する。この場合、PLC専用アダプタ64によって電力線5を流れる給電電流にパケットデータが重畳される。この電力線5を流れるパケットデータは、フィルタ部62によって遮断されるので電力端子61側(電力線6,7)には流れない。このパケットデータは、給電レール装置30の給電導体42に出力され、サーバ装置10へ供給される。このとき、パケットデータは、サーバ装置10が接続されたタップ装置60を経由する。タップ装置60の第2通信IF部66を介してパケットデータを受信するので、この場合、制御部67はレールIDを付加せずに、第1通信IF部65を介して送信する。
そして、サーバ装置10の制御部11は、PLC専用アダプタ1によって給電電流から抽出されたパケットデータを、第1通信IF部15を介して受信する。これに応じて、制御部11は、記憶部14からID管理テーブル141を読み出す(ステップSC1)。続いて、制御部11は、図4に示したID管理テーブル141の「レールID」のフィールドに記述された内容と、パケットデータのヘッダ部に付加されたレールIDとを照合し(ステップSC2)、これらが一致するレールIDに基づいて給電レール装置30を特定する(ステップSC3)。例えば、パケットデータのヘッダ部に「ID10001」というレールIDが付加されていると、制御部11は、ID管理テーブル141に基づいて、1階の営業部の部屋300に設置された名称「RA1」の給電レール装置30を介してパケットデータが送信されたと判断する。それとともに、制御部11は、この給電レール装置30が1階の営業部の部屋300に設置されていることを特定する。そして、制御部11は、このパケットデータに付加されたレールIDがステップSC2において照合されたことに基づいて、クライアント装置20との通信を許可する(ステップSC4)。
このとき、制御部11が通信を許可するのは、レールIDを照合する処理がクライアント装置20の認証に相当する処理とみなせるからである。その理由を説明すると、サーバ装置10は、受信したパケットデータが給電レール装置30を介したものであれば、レールIDに基づいて、それが設置されている部屋を特定することができるからである。よって、通信を要求してきたクライアント装置20は、給電レール装置30に接続されたものであることが明らかになり、会社100の外部からのアクセスではなく、正当なアクセスとみなすことができる。
以上のようにして、サーバ装置10によって認証が行われると、その認証が行われた旨(パケットデータ)がクライアント装置20に送信される。なお、送信の経路はクライアント装置20からサーバ装置10へのアクセスの経路の逆順であるので、その説明を省略する。
以上のように、クライアント装置20とサーバ装置10との間の通信リンクが確立すると、クライアント装置20は送信すべきパケットデータを順次サーバ装置10に送信する。このときの送信手順は、前述した図10のステップSB1〜SB5と同様となっている。ただし、既にID記憶部68にはレールIDが記憶されているので、ステップSB1、SB2およびSB5の処理が行われる。この処理により、クライアント装置20が出力する全てのパケットデータのヘッダ部には、制御部67によってレールIDが付加される。このように全てのパケットにレールIDが付加されると、サーバ装置10においては全てのパケットデータについて正当性の照合を行うことができる。
また、タップ装置60の制御部67は、パケットデータを受信してから所定時間内に別のパケットデータを受信しないと、ID記憶部68に記憶されているレールIDをクリアする。制御部67が所定時間内にパケットデータを受信しない場合とは、例えばこのタップ装置60を介した通信リンクが解消された場合である。よって、この所定時間を経過すればレールIDをクリアすることにより、通信リンクを確立するタイミングでレールIDを生成することができる。このようにして、レールIDがクリアされた後に、クライアント装置20からパケットデータが出力された場合には、制御部67によるステップSB2の判定が「NO」となり、レールIDの読み取りや記憶が行われる(ステップSB3,4)。
ここで、上述した通信において送受信されるパケットデータの詳細について説明する。図11は、パケットデータのデータ構造とタイムチャートとを示した図である。同図(a)は、タップ装置60によってパケットデータが受信される様子を示すタイムチャートを表す。同図(b)は、タップ装置60によってパケットデータが送信される様子を示すタイムチャート(同図(b))を示す図である。
同図(a)に示したようなデータ構造のパケットデータが、例えば、時刻t=t0に、制御部67によって受信が開始され、時刻t=t2で完了する。そして、制御部67によってレールIDが付加されて、同図(b)に示したデータ構造のパケットデータが送信される。よって、同図(b)に示したようにパケットデータの送信が開始される時刻はt1(ただし、t1>t0)となる。つまり、制御部67がパケットデータを受信してから送信するまでに、t1−t0に相当する時間を要する。したがって、制御部67は、クライアント装置20からパケットデータを受信すると、これらをデータバッファ69に記憶させておく。そして、制御部67は、先にデータバッファ69に記憶されたものから順にパケットデータを読み出して上記処理を実行する。
次に、サーバ装置10がクライアント装置20にパケットデータを送信する場合の処理の手順について説明する。
まず、サーバ装置10の制御部11は、クライアント装置20のIPアドレスをパケットデータのヘッダ部に付加し、第1通信IF部15を介して送信する。タップ装置60の制御部67は、第2通信IF部66を介してこのパケットデータを受信すると、レールIDを付加するための処理を実行する(図10のステップSB1〜SB5と同じ)。続いて、制御部67は、ヘッダ部に記述されたIPアドレスに対応する通信端末(本動作例では、クライアント装置20)にパケットデータを送信する。クライアント装置20の制御部21は、通信IF部25を介してパケッデータを受信すると、パケットデータに応じた制御を行う。
このような手順に従って、クライアント装置20は送信すべきパケットデータを順次サーバ装置10に送信する。
この動作によれば、クライアント装置20が受信するパケットデータにもレールIDが付加されるが、クライアント装置20はレールIDを用いた制御を行わない。よって、タップ装置60の制御部67は、サーバ装置10が出力したパケットデータにはレールIDを付加しないようにしてもよい。制御部67が、必要な場合にのみレールIDを付加するようにするために、例えばタップ装置60に、レールIDを付加するか否かを切り替えるためのスイッチを設ける。この場合、サーバ装置10が接続されるタップ装置60のスイッチをオフにし、これに応じて制御部67がレールIDを付加しない。一方、クライアント装置20が接続されるタップ装置60のスイッチはオンされ、これに応じて制御部67はレールIDを付加する。
以上説明したように、本通信システムにおいては、認証のために多数のパケットデータの遣り取りを行うことなく迅速に通信を開始することができるし、認証のための煩雑な操作をクライアント装置20のユーザに強いることもない。よって、本実施形態によれば、セキュリティを確保しつつ、迅速に通信を開始することができる。
(C)変形例
上述した実施形態を以下のように変形してもよい。これらの変形は、各々を適宜に組み合わせることも可能である。
(1)上述した実施形態では、タップ装置60の制御部67は、受信したすべてのパケットデータにレールIDを付加していたが、一部のパケットデータのみにレールIDを付加するようにしてもよい。ここで、図12は、パケットデータの遣り取りの様子を示すタイムチャートを示した図である。図12に示したように、クライアント装置20によって送信される複数のパケットデータPa1、Pa2、・・・Pa,nは、それぞれの送信の時間間隔が短い。また、サーバ装置10によって応答のパケットデータPb1、Pb2、・・・Pb,mにおいても、これらの送信の時間間隔は短い。一方で、図示したように、Pa,nとPb1との送信の時間間隔T1は、上記の時間間隔に比べてかなり長い。これは、サーバ装置10やクライアント装置20は、受信したパケットデータに対する応答のパケットデータを送信するまでにその内容を判断して、それに応じたパケットデータを生成する、という処理を経ているためである。
このような理由により、複数のパケットデータが比較的短い時間間隔で送信される場合、これらのパケットデータの送信元は同じ(すなわち、付加されるレールIDが同じ)と判断することができる。これに基づいて、タップ装置60の制御部67は、パケットデータを受信しない時間が所定時間T2以上経過した後に受信したパケットデータのみにレールIDを付加し、所定時間T2が経過する前に受信したパケットデータにはレールIDを付加しないようにする(図10のステップSB5を省略)。図12の例では、レールIDが付加されるパケットデータはハッチングで示したPa1およびPb1であり、これら以外のパケットデータにはレールIDは付加されない。このようにすれば、サーバ装置10はレールIDが付加されていないパケットデータについても、その正当性を判断することができる。
また、制御部67は、受信したパケットデータのヘッダ部にレールIDを付加するのではなく、別途レールIDを付加したパケットデータを生成してもよい。
(2)上述した実施形態では、制御部67はID記憶部68にレールIDが記憶されていないと判断したら、読取部53にレールIDの生成を指示していた。この指示のタイミングは、これに限らない。たとえば、電源コードのプラグがタップ装置60の差込孔に差し込まれたときであってもよい。この具体的な検出方法として、例えば、タップ装置60内の差込孔付近で、プラグが接触しない位置にフォトトランジスタ等の光量検出手段を設ける構成とし、プラグが差し込まれると、この光量検出手段によって検出される光量が遮断もしくは低下する。これにより、制御部67はこの光量検出手段からの光量を監視することにより、プラグが差し込まれたことを判断することができる。
また、図13(a)に示したように、タップ装置60の内部の差込孔付近に、差込センサPDを設ける構成を用いる構成でもよい。差込センサPDは、プラグPを周回するコイルLを有しており、差込孔にプラグが差し込まれてプラグに給電電流が流れると、この電流による誘起電力がコイルLに発生するようになっている。差込センサPDは、コイルLの誘起電力により、電源プラグPが接続されたことを検出すると、検出信号Sを制御部67に供給する。制御部67は、この検出信号Sを取得すると、プラグが差し込まれたと判断する。
また、図13(b)は、電源コードとタップ装置60の差込孔付近を側面から見た図である。同図(b)に示したように、タップ装置60の差込孔にプラグPが差し込まれたときに、電力端子61と電気的接続がなされるよう、これらが確実に密着するように構成されている。つまり、プラグの幅の長さに対して、プラグと接触する電力端子61の部位(接触部位)61a,61a間の幅が狭くなっている。したがって、プラグPが差し込まれると、プラグPと接触部位61a,61aが図の矢印方向に開き、歪が生じる。そこで、この歪みを検出する歪ゲージ等の歪計をタップ装置60内に設けておき、制御部67はこの歪計によって測定される接触部位61aの歪が閾値以上になると、プラグが差し込まれたと判断するようにしてもよい。
また、制御部67がレールIDの生成を指示するタイミングは、通信の開始時でなくてもよく、例えば一定時間が経過するたびや、管理者の操作に応じてサーバ装置10によって指示されたときでもよい。
(3)上述した実施形態では、タップ装置60の差込孔に電源コードのプラグが差し込まれると、サーバ装置10はこれを介して通信を試みる装置に対しても通信を許可していた。このようにしたのは、タップ装置60は社内に設置されていることが明らかであるから、そのタップ装置60を使用する装置は、会社100内にある装置であり、セキュリティが保障されるという前提からである。
これに加えて、パスワード等を用いるユーザ認証処理を行ってもよい。例えば、PC等の情報処理装置においては、ユーザ管理のために、ユーザにユーザIDやパスワード等の認証情報を入力させ、この認証に成功すれば装置へのログインを許可するという機能が一般的に備わっている。そこで、これを利用し、サーバ装置10が各クライアント装置20のログイン用のパスワードを管理しておく。そして、通信開始時に、サーバ装置10は、クライアント装置20にログイン用のパスワードを送信させ、この認証に成功すると、クライアント装置20との通信を許可する。このように、タップ装置60による認証とパスワード等による認証を加え合わせることでより高いセキュリティを実現することもできる。
(4)さらに高度にセキュリティを確保するために、図6に示したタップ装置60の差込孔を、電源コードのプラグが直接差し込めないような特殊な形状にしてもよい。例えば、差込孔を図14(a)に示したような「S」型の形状にする。そして、このようなタップ装置60と接続するために、管理者が管理するアダプタ400を用意しておく。管理者は、図14(b)に斜視図で示した構成のアダプタ400を適宜貸し出す。このアダプタ400の背面には、同図(c)に示したような、図6に示した形状と同じ差込孔を設けられている。この差込孔内に設けられた図示せぬ電力端子は、端子部401に電気的に接続されている。このアダプタ400を受け取ったユーザは、電源コードのプラグをアダプタ400の背面の差込孔に差し込み、アダプタ400の端子部401をタップ装置60の差込孔に差し込む。これによりタップ装置60とクライアント装置20とが電気的に接続される。このようにすれば、管理者がアダプタ400を貸し出したユーザを管理するので、物理的にサーバ装置10との通信を許可するユーザを管理でき、さらに高度にセキュリティを確保することができる。
(5)上述した実施形態では、クライアント装置20の通信IF部25と、PLC専用アダプタ1とはUSBケーブルを介して接続されていた。したがって、クライアント装置20が動作するための受電手段として、別途電源コードをタップ装置60や別のコンセントに接続したり、または内部バッテリや電池を備える必要があった。これらを回避するために、以下のような構成としてもよい。
電力端子61にはパケットデータが重畳された給電電流が供給され、電源コードを介してPLC専用アダプタ1に供給される。よって、クライアント装置20は、このPLC専用アダプタ1から受電するようにしてもよい。このために、PLC専用アダプタ1の背面等に差込孔を設けておく。クライアント装置20の受電用の電源コードのプラグをこの差込孔に差し込むと、図示せぬ電力端子と電気的に接続され、クライアント装置20が受電する、という具合である。
また、通信用および受電用の電源コードを1本で実現することができれば、さらに必要な電源コードの数を減らせるというメリットがある。そのために、PLC専用アダプタ1をクライアント装置20に内蔵させてもよい。このようにすると、クライアント装置20において、電源コードを介して給電電流がPLC専用アダプタ1に供給される一方で、この給電電流を受電用として用いることもできる。
(6)上述した実施形態では、レールIDはレール本体40を識別するための識別情報として用いていたから、レール本体40に設けられる複数のバーコード532はすべて同じ識別情報を有するものであった。このレール本体40に設けられる各バーコードの識別情報を異なるものにすると、バーコードの読取情報に、レールIDとレール本体40の伸長方向の位置を表す位置情報とを含めることができる。よって、サーバ装置10はこの識別情報に応じて、タップ装置60の位置を識別することもできる。これを利用すれば、以下のように本発明を適用することができる。
例えば、変形例(5)のように、クライアント装置20が一つのタップ装置60を通信用と受電用として用いる場合、サーバ装置10はクライアント装置20ごとの消費電力量を管理することができる。
会社等においては、クライアント装置20は社員毎に1台ずつ割り当てられ、それぞれの社員のデスクに設置される。この場合、各クライアント装置20は同じタップ装置60に接続された状態が維持され、そのタップ装置60が移動されることもない。この場合、タップ装置60の位置を特定することは、それを使用するクライアント装置20を特定することと同等とみなすことができる。
タップ装置60は、給電電流の電流値を測定するために、図9に示した破線500の位置に電流計500を有する。この電流計500は、給電導体42とフィルタ部62(およびPLC専用アダプタ64)との間に介挿され、電力線5に流れ込む給電電流の電流値を測定する。電流計500は定期的に電流値を測定し、制御部67はこの電流値を順次メモリに記憶していく。そして、管理者によってサーバ装置10を介して、各タップ装置60による消費電力の表示が指示されると、制御部11は各タップ装置60に電流値の送信を要求し、タップ装置60の制御部67はバーコードの読取情報と電流値とを関連付けて送信する。このとき制御部67によって送信される電流値は、所定期間における給電電流の平均の電流値であるとする。所定期間内における消費電力量を把握するために、タップ装置60の制御部67は、サーバ装置10からの指示に応じてメモリに記憶しておいた電流値をクリアする。
サーバ装置10の制御部11は、受信した電流値と使用電圧の電圧値とに基づいて各タップ装置60の消費電力を算出する。そして、制御部11は、これを図15に示したような電力管理テーブル142に書き込む。図15においては、所定期間における消費電力量を表す「電力量(W・h;ワット時)」が書き込まれる。そして、制御部11は、この電力管理テーブル142に基づいて、表示部12にタップ装置60ごとの消費電力量を一覧表示させる。
図15は、電力管理テーブル142の一例を示した図である。この電力管理テーブル142においては、給電レール装置30の名称である「レール名」と、給電レール装置30が設置されている階数および部屋の名称である「部屋名」と、給電レール装置30を識別するための識別情報である「レールID」と、レール本体40に設けられた各バーコードに対応する位置情報に対応する「位置ID」と、「電力量(W・h)」とが対応付けられて書き込まれている。図16の第1行に注目すると、レール名のフィールドには「RA1」、部屋名のフィールドには「1階、営業部」、レールIDのフィールドには「ID10001」、位置IDのフィールドには「#001」、「電力量(W・h)」のフィールドには、「2800」と書き込まれている。これは、「RA1」という名称の給電レール装置30は、会社100の1階にある営業部の部屋300に設置され、レールID「ID10001」が割り当てられ、位置ID「#001」の位置にあるタップ装置60を介して「2800ワット時」が消費されたことを示している。電力管理テーブル142を参照すれば、制御部11はタップ装置60ごとに消費電力量を把握することができる。また、位置IDに基づいて、各タップ装置60に接続されるクライアント装置20を特定できるようにしておけば、サーバ装置10はクライアント装置20ごとの消費電力量を容易に把握することができる。
また、サーバ装置10は、各タップ装置60の電流計500に給電電流の電流値を測定することを指示し、これに応じて測定された電流値(瞬時電流の電流値)を送信させてもよい。このようにすると、この電流値に応じて、サーバ装置10はタップ装置60に接続されている各クライアント装置20が起動しているか否かをリアルタイムで判断することができる。また、サーバ装置10が起動中のクライアント装置20を特定すると、残業中の社員を容易に把握することもできる。
また、制御部67が送信する電流値は、所定の期間における最大の電流(ピーク電流)を表す電流値であってもよい。
また、所定期間内における消費電力量を管理するために、タップ装置60が時刻情報を管理しておいてもよい。この場合、タップ装置60が計時するためのタイマを内蔵し、制御部67は時刻情報(あるいは時間情報)と関連付けて電流値を記憶しておけばよい。
また、電流計500の代わりに電力計を用いてもよい。この場合、タップ装置60の制御部67は、電力計の測定値に応じて、瞬時電力の電力値を送信してもよいし、最高の消費電力(ピーク電力)の電力値を送信してもよい。また、積算電力計を用いて、制御部67は、所定期間における消費電力量を送信してもよい。
以上のように、制御部67は電力線5に流れる給電電流の電流に基づいて決まる消費電力量に関する情報(消費電力情報)を生成し、これをサーバ装置10に送信する。そして、サーバ装置10は、この消費電力情報と、これに関連付けられた読取情報とに基づいて、クライアント装置20による消費電力に関する情報(一覧表やグラフ等)を表示部12に表示させたり、記憶部14に記憶させたりする。
また、この読取情報は、例えば通信リンクの確立時にも利用できる。この場合、サーバ装置10は、読取情報に基づいてパケットデータを送信したタップ装置60の位置を特定し、これに応じてクライアント装置20のユーザを特定する。そして、サーバ装置10は、会社100の社長等の重役がユーザであると特定する読取情報を検出すると、直ちに通信リンクを確立させ、その他の読取情報を検出すると、パスワード等の認証情報を行ってから通信リンクの確立させる、ということにも利用できる。このように、サーバ装置10は、読取情報に基づいて、どの情報がどこから送信されたものであるかを容易に特定することができる。
(7)上述した実施形態では、タップ装置60がパケットデータに付加するレールIDに基づいて、サーバ装置10はパケットデータを供給した給電レール装置30を特定していた。これと同等の機能を実現するために、各給電レール装置にルータ等の中継装置600を接続し、中継装置600がレールIDの付加に係る処理を行ってもよい。
この方法について、以下に具体的に説明する。
図16は、ある部屋300を上方から見た図で、この部屋300内における給電レール装置30および中継装置600の設置態様の一例を示した図である。同図において、この部屋300内には3つの給電レール装置30aが設置され、各給電レール装置30aは電力線8a,8bを介して接続されている。また、中継装置600は電力線8cを介して、給電レール装置30aの給電導体と接続されている。中継装置600は、電力線9を介して別の給電レール装置の給電導体と接続されている。これらの給電レール装置30aのレール本体には識別情報を表示するバーコード等は設けられていない。また、タップ装置60aは、電力端子に給電電流を供給する機能があればよく、上述した実施形態において備えていた構成を省略してもよい。
図17は、中継装置600の構成を示すブロック図である。
制御部601は、CPUやROM、RAMを備え、ROMに記憶されているコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、バスを介して中継装置600の各部を制御する。記憶部602は、処理の実行時に使用されるデータを記憶するための記憶手段であり、例えばハードディスク装置である。第1通信IF部603および第2通信IF部604は、例えばモデム等を備える通信手段である。PLC専用アダプタ605,606は、上述したPLC専用アダプタ1と同等の機能を有する。第1通信IF部603および第2通信IF部604は、通信を行うためのインタフェース装置である。制御部601は、第1通信IF部603または第2通信IF部604を介してデータを遣り取りする。具体的には、制御部601は、第1通信IF部603を介して給電レール装置30aの給電導体にパケットデータを送信したり、そこかパケットデータを受信したりする。一方、制御部601は、第2通信IF部604を介してサーバ装置10とデータを遣り取りする。データバッファ607は、実施形態のデータバッファ69と同等の機能を有する。
また、中継装置600の記憶部602には、その設置時において、中継装置600ごとに割り当てられたレールIDが記憶される。このレールIDにおいては、サーバ装置10による制御に応じてレールIDは更新することもできる。
ここで、中継装置600の制御部601が実行する処理の手順について、図18に示すフローチャートを参照しつつ説明する。以下の動作例では、制御部601が第1通信IF部603を介してパケットデータを受信する場合について説明する。
まず、制御部601は、第1通信IF部603を介してパケットデータを受信すると、これを、データバッファ607に記憶させる(ステップSD1)。制御部601が第1通信IF部603を介して受信されるパケットデータは、クライアント装置20によって送信されたものである。続いて、制御部601は、先にデータバッファ607に記憶されたものから順にパケットデータを読み出す。制御部601は、記憶部602からレールIDを読み出し、受信したパケットデータのヘッダ部にこれを付加する(ステップSD2)。そして、制御部601は、ヘッダ部に付加された送信先を示すIPアドレスに対応する送信先(すなわち、サーバ装置10)に、第2通信IF部604を介してパケットデータを送信する(ステップSD3)。この構成においても、サーバ装置10は、レールIDに基づいてパケットデータを供給した部屋300を特定できるから、実施形態と同様の理由により、レールIDの照合を認証とみなすことができる。
一方、制御部601は、サーバ装置10から第2通信IF部604を介してパケットデータを受信した場合は、ヘッダに付加された送信先を示すIPアドレスに対応する装置(クライアント装置20)に、第1通信IF部603を介して給電レール装置30aにパケットデータを送信することになる。
以上が、中継装置600が実行する動作の説明である。
以上のように、中継装置600がレールIDを付加するための機能を有していても、サーバ装置10はレールIDを照合することができる。また、給電レール装置30aの各タップ装置60aが給電手段としての機能のみを有するものであればよいから、通信システムの設置にかかるコストダウンの効果を期待することもできる。
また、給電レール装置30および中継装置600の設置態様を以下のようにしてもよい。図19(a)に示したように、給電レール装置30a,30a,30aのそれぞれに対して中継装置600,600,600が設けられてもよい。この場合、各中継装置600は、電力線8a,8b,8cを介して各給電レール装置30aの給電導体に接続される。また、図19(b)に示したように、部屋300に中継装置600が1台のみ設置され、電力線8a,8b,8cを介して3つの給電レール装置30aと接続してもよい。この場合、第1通信IF部603にはこの接続数に応じた数のポートが必要となる。この構成によれば、中継装置600がそれぞれの給電レール装置30aに対してレールIDを割り当てることができるから、サーバ装置10はパケットデータを供給した給電レール装置30aをも特定することができる。
また、PLC専用アダプタ605,606は中継装置600の外部装置として設けられてもよい。
(8)上述した実施形態では、受発光部531とバーコード532によって読取部53が構成されていたが、レールIDを取得する手段の構成はこれに限らない。例えば、磁気センサを用いて読取部を構成してもよい。この場合、検出部には半導体ホール素子、半導体磁気抵抗素子等を用い、被検出部を磁性材料の部位に施された着磁部位とする。被検出部となる着磁部位は、所定間隔毎に着磁させ、その着磁部位における磁場を給電レール装置30ごとに異なるようにする。これにより、検出部からの検出信号に基づき、識別情報を検出することができる。この他にも、光学センサ等の、レール本体40に設けられた読取情報に応じた情報を読み取る(検出する)ものであれば、これらの手段はいかなるものでもよい。
本発明の実施形態に係る通信システムの構成を説明する図である。 会社内における通信システムの設置態様の一例を説明する図である。 サーバ装置の構成を示すブロック図である。 ID管理テーブルの一例を示した図である。 クライアント装置の構成を示すブロック図である。 給電レール装置およびクライアント装置の概観を示す斜視図である。 レール本体および移動体の構成をより詳細に説明する図である。 レール本体側に設けたバーコードを模式的に表した図である。 タップ装置の構成の一例を示すブロック図である。 通信システムの動作の手順を示すシーケンス図である。 パケットデータのデータ構造とタイムチャートとを表した図である。 パケットデータの遣り取りの様子を示すタイムチャートを示した図である。 プラグの差込を検出する検出手段の一例を示した図である。 特殊形状の差込孔を有するタップ装置とアダプタの構成を説明する図である。 電力管理テーブルの一例を示した図である。 部屋内における給電レール装置および中継装置の設置態様の一例を示した図である。 中継装置の構成を示すブロック図である。 中継装置の動作の手順を示すフローチャートである。 部屋内における給電レール装置および中継装置の設置態様の一例を示した図である。
符号の説明
1,63,64,605,606…PLC専用アダプタ、10…サーバ装置、100…会社、11,21,67,601…制御部、12,22…操作部、13,23…表示部、14,24,602…記憶部、141…ID管理テーブル、142…電力管理テーブル、15,65,603…第1通信IF部,16,66,604…第2通信IF部、2,5,6,7,8,8a,8b,8c,9…電力線、20…クライアント装置、200…管理室、21…制御部、25…通信IF部、26…給電線、27…プラグ、3…通信ケーブル、30,30a…給電レール装置、300…部屋、4…ネットワーク、40…レール本体、400…アダプタ、401…端子部、42…給電導体、50…移動体、500…電流計、52…受電端子、53…読取部、531…受発光部、532…バーコード、60,60a…タップ装置、600…中継装置、607,69…データバッファ、61…電力端子、62…フィルタ部、67…制御部、68…ID記憶部。

Claims (7)

  1. 識別情報を備えたレール本体と、前記レール本体に伸長方向に沿って設けられる給電用導体と、前記給電用導体に電力線を介して接続された電力端子を有し、前記電力端子に接続された装置に電力を供給する給電レール装置において、
    前記レール本体に備えられた識別情報を読み取る読取手段と、
    前記電力端子に接続された装置によって前記電力線に給電電流に重畳して出力された信号を抽出する信号抽出手段と、
    前記信号抽出手段によって抽出された信号に、前記読取手段が読み取った識別情報に対応する読取情報を生成して付加する付加手段と、
    前記付加手段によって前記読取情報が付加された信号を給電電流に重畳して前記給電用導体に出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする給電レール装置。
  2. 前記装置によって前記電力線に出力された信号が前記給電用導体に流れないように遮断するフィルタ手段
    を備えることを特徴とする請求項1記載の給電レール装置。
  3. 前記電力端子に装置が接続されたことを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって前記装置が接続されたことが検出されると、前記読取手段に前記識別情報を読み取らせることを指示する読取指示手段と
    を備え、
    前記読取手段は、前記読取指示手段による指示に応じて前記識別情報を読み取ることを特徴とする請求項1記載の給電レール装置。
  4. 前記信号抽出手段によって信号が抽出されてから所定時間が経過した後に受け取った信号に前記読取情報を付加するよう指示し、前記所定時間が経過する前に受け取った信号には前記読取情報を付加しないよう指示する付加指示手段
    を備え、
    前記付加手段は、前記付加指示手段による指示に応じて前記読取情報を前記信号に付加することを特徴とする請求項1記載の給電レール装置。
  5. 前記識別情報は、前記レール本体の前記伸長方向の位置を表す位置情報を含むことを特徴とする請求項1記載の給電レール装置。
  6. 識別情報を備えたレール本体と、前記レール本体に伸長方向に沿って設けられる給電用導体と、前記給電用導体に電力線を介して接続された電力端子を有し、前記電力端子に接続された装置に電力を供給する給電レール装置と、前記給電レール装置の前記給電用導体を介して接続されたサーバ装置とを備える通信システムにおいて、
    前記給電レール装置は、
    前記レール本体に備えられた識別情報を読み取る読取手段と、
    前記電力端子に接続された装置によって前記電力線に給電電流に重畳して出力された信号を抽出する信号抽出手段と、
    前記信号抽出手段によって抽出された信号に、前記読取手段が読み取った識別情報に対応する読取情報を生成して付加する付加手段と、
    前記付加手段によって前記読取情報が付加された信号を給電電流に重畳して前記給電用導体に出力する出力手段と
    を有し、
    前記サーバ装置は、
    前記出力手段によって前記給電用導体に出力された信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された信号に付加された前記読取情報に基づいて、前記電力端子に接続された装置との通信の許可の可否を決定する制御手段と
    を有することを特徴とする通信システム。
  7. 前記識別情報は、前記レール本体の前記伸長方向の位置を表す位置情報を有し、
    前記給電用導体と前記電力端子との間に介挿された前記電力線を流れる給電電流から消費電力情報を生成する電力情報生成手段
    を備え、
    前記出力手段は、前記消費電力情報を前記位置情報に関連付けて出力し、
    前記制御手段は、前記消費電力情報と該消費電力情報に関連付けられた前記位置情報とに応じて、前記装置による消費電力に関する情報を出力することを特徴とする請求項6記載の通信システム。
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