JP2009068878A - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両が危険地帯を走行する際に、ユーザが直ちに非常事態の発生を通報できるように準備する。
【解決手段】自車両が地図上に予め設定された危険地帯21に接近しているか否かを判定し、自車両が危険地帯21に接近していると判定された場合に、通信端末が接続されているか否かを判定する。通信端末が接続されていないと判定された場合は、警告表示22を表示して、通信端末を接続するようにユーザに対して要求する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用のナビゲーション装置に関する。
従来、車両が危険地帯に進入したか否かをナビゲーション装置により判断し、危険地帯に進入したと判断した場合、車両のドアロック制御を行う車両制御システムが知られている(特許文献1参照)。
特開2004−45291号公報
車両が危険地帯を走行すると、事故や各種トラブルなどの非常事態が発生する可能性が高い。このような非常事態が生じた場合、ユーザは直ちにそのことを通報して救助の要請などを行う必要がある。したがって、車両が危険地帯を走行する際には、ユーザが直ちに非常事態の発生を通報できるように準備しておくことが好ましい。しかし、特許文献1に開示される車両制御システムでは、これを実現することができない。
請求項1の発明によるナビゲーション装置は、通信手段と接続され、ユーザの操作に応じて、通信手段を介して非常事態の発生を通報するナビゲーション装置であって、自車両の位置を検出する自車位置検出手段と、自車位置検出手段により検出された自車両の位置に基づいて、地図上に予め設定された危険地帯に自車両が接近しているか否かを判定する接近判定手段と、接近判定手段により危険地帯に自車両が接近していると判定された場合に、通信手段が接続されているか否かを判定する接続判定手段と、接続判定手段により通信手段が接続されていないと判定された場合に、通信手段の接続をユーザに要求する接続要求手段とを備えるものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、自車両の位置に基づいて、危険地帯内を自車両が走行しているか否かを判定する走行判定手段と、走行判定手段により危険地帯内を自車両が走行していると判定された場合に、非常事態の発生を通報するための操作画面を表示手段に表示する操作画面表示制御手段と、操作画面表示制御手段により表示手段に表示された操作画面において、ユーザにより所定の操作が行われると、その操作に応じて、通信手段に無線信号を送信させることにより非常事態の発生を通報する通報手段とをさらに備えるものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載のナビゲーション装置において、走行判定手段により危険地帯内を自車両が走行していると判定された場合に、その危険地帯から自車両が脱出するための脱出経路を探索する探索手段と、探索手段により探索された脱出経路を示した地図を表示手段に表示する地図表示制御手段とをさらに備えるものである。
請求項4の発明は、請求項2または3に記載のナビゲーション装置において、危険地帯内を自車両が走行する際にユーザに対して注意を喚起するための情報が通信手段により受信されると、その情報を表示手段に表示する情報表示制御手段をさらに備えるものである。
請求項5の発明は、請求項2〜4いずれか一項に記載のナビゲーション装置において、走行判定手段により危険地帯内を自車両が走行していると判定された場合に、自車両のドアロックを施錠または開錠するように制御するドアロック制御手段をさらに備えるものである。
請求項6の発明によるナビゲーション装置は、通信手段と接続され、ユーザの操作に応じて、通信手段を介して非常事態の発生を通報するナビゲーション装置であって、自車両の位置を検出する自車位置検出手段と、自車位置検出手段により検出された自車両の位置に基づいて、地図上に予め設定された危険地帯内を自車両が走行しているか否かを判定する走行判定手段と、走行判定手段により危険地帯内を自車両が走行していると判定された場合に、非常事態の発生を通報するための操作画面を表示手段に表示する操作画面表示制御手段と、操作画面表示制御手段により表示手段に表示された操作画面において、ユーザにより所定の操作が行われると、その操作に応じて、通信手段に無線信号を送信させることにより非常事態の発生を通報する通報手段とを備えるものである。
本発明によれば、車両が危険地帯を走行する際に、ユーザが直ちに非常事態の発生を通報できるように準備することができる。
本発明の一実施の形態によるナビゲーション装置の構成を図1に示す。ナビゲーション装置1は、制御部10、振動ジャイロ11、車速センサ12、ハードディスク(HDD)13、GPS(Global Positioning System)受信部14、表示モニタ15および入力装置16を備える。ナビゲーション装置1は、有線あるいは無線接続により、通信端末2と接続される。なお、ナビゲーション装置1は、車両に搭載されて使用される。
制御部10は、マイクロプロセッサや各種周辺回路、RAM、ROM等によって構成されており、HDD13に記録されている制御プログラムや地図データに基づいて、各種の処理を実行する。この制御部10が行う処理により、自車両を目的地まで案内するための様々な処理が実行される。たとえば、目的地を設定する際の目的地の探索処理、設定された目的地までの推奨経路の探索処理、自車両の現在位置の検出処理、各種の画像表示処理、ルート案内時の音声出力処理などが実行される。
また、ナビゲーション装置1と通信端末2が接続されることにより、制御部10は、通信端末2を制御して、図示しない通信センターとの間で無線通信を行う。この無線通信により、自車両に事故や各種トラブルなどの非常事態が発生したときには、ユーザの操作に応じて、ナビゲーション装置1から通信センターへ非常事態発生の通報が行われる。さらに、通信センターから送信される注意喚起情報が通信端末2において受信されると、その情報が通信端末2から制御部10へ出力される。すると、制御部10は、通信端末2から出力された注意喚起情報の内容を表示モニタ15に表示する。なお、注意喚起情報は、地図上に設定された危険地帯内を自車両が走行する際にユーザに対して注意を喚起するための情報であり、たとえば、事故の発生状況などを表している。
振動ジャイロ11は、自車両の角速度を検出するためのセンサである。車速センサ12は、自車両の車速を検出するためのセンサである。これらのセンサを用いて自車両の運動状態を所定の時間間隔ごとに検出することにより、自車両の位置移動量が求められ、それによって自車両の現在位置が検出される。
HDD13は、記録されたデータを記憶保持することができる不揮発性の記録媒体である。HDD13には、上記の制御プログラムおよび地図データを含む各種のデータが記録されている。HDD13に記録されているこれらのデータは、必要に応じて制御部10の制御により読み出され、制御部10が実行する様々な処理や制御に利用される。
HDD13に記録された地図データは、経路計算データと、道路データと、背景データとを含む。経路計算データは、目的地までの推奨経路を探索する際などに用いられるデータである。道路データは、道路の形状や種別などを表すデータである。なお、地図データにおいて各道路の最小単位はリンクと呼ばれている。すなわち、地図データにおいて各道路は複数のリンクにより構成される。背景データは、地図の背景を表すデータである。なお、地図の背景とは、地図上に存在する道路以外の様々な構成物である。たとえば、河川、鉄道、緑地帯、各種構造物などが背景データによって表される。
GPS受信部14は、GPS衛星から送信されるGPS信号を受信して制御部10へ出力する。GPS信号には、自車両の位置と現在時刻を求めるための情報として、そのGPS信号を送信したGPS衛星の位置と送信時刻に関する情報が含まれている。したがって、所定数以上のGPS衛星からGPS信号を受信することにより、これらの情報に基づいて自車両の現在位置と現在時刻を算出することができる。
表示モニタ15は、ナビゲーション装置1において様々な画面表示を行うための装置であり、液晶ディスプレイ等を用いて構成される。この表示モニタ15により、通常の地図や前述の絵地図などが表示される。なお、表示モニタ15に表示される画面の内容は、制御部10が行う画面表示制御によって決定される。表示モニタ15は、たとえば自車両のダッシュボード上やインストルメントパネル内など、ユーザが見やすいような位置に設置されている。
入力装置16は、ナビゲーション装置1を動作させるための様々な入力操作をユーザが行うための装置であり、各種の入力スイッチ類を有している。ユーザは入力装置16を操作することにより、たとえば、目的地に設定したい施設や地点の名称等を入力したり、予め登録された登録地の中から目的地を選択したり、地図を任意の方向にスクロールしたりすることができる。この入力装置16は、操作パネルやリモコンなどによって実現することができる。あるいは、入力装置16を表示モニタ15と一体化されたタッチパネルとしてもよい。
ユーザが入力装置16を操作して目的地を設定すると、ナビゲーション装置1は、自車両の現在位置を出発地として、前述の経路計算データに基づいて所定のアルゴリズムの演算を行うことにより、出発地から目的地までのルート探索を行う。このルート探索により求められた経路が、目的地までの推奨経路として設定される。こうして推奨経路が設定されると、他の道路とは異なる色を使用するなどの方法により、他の道路とは区別して推奨経路が地図上に表示される。これにより、ユーザは表示モニタ15に表示される地図において、推奨経路を容易に認識することができる。また、この推奨経路に従って自車両が走行できるよう、ナビゲーション装置1は、ユーザに対して画像や音声などによる進行方向指示を行うことにより、自車両を誘導する。このようにして、目的地までのルート案内が行われる。
次に、自車両が危険地帯を走行する際にナビゲーション装置1において実行される処理の内容について説明する。地図上に予め設定された危険地帯に自車両が接近すると、ナビゲーション装置1は、通信端末2が接続されているか否かをチェックする。もし通信端末2が接続されていなかったら、ナビゲーション装置1は、所定の警告画面を表示することにより、通信端末2の接続をユーザに要求する。自車両が危険地帯に入る前は、このような処理を行うことにより、危険地帯において自車両に事故や各種トラブルなどの非常事態が発生したときに、ユーザの操作に応じて、ナビゲーション装置1から通信センターへ直ちに非常事態の発生を通報できるように準備しておく。
なお、上記の危険地帯には、たとえば、過去に事故が多発している事故多発地帯や、天候不良地帯などを設定することができる。このような危険地帯は、地図データにおいて予め設定されていてもよいし、ユーザが設定できるようにしてもよい。あるいは、通信端末2を用いた無線通信により、危険地帯を設定するための情報を通信センターから受信するようにしてもよい。さらに、所定の交通情報通信システムにより提供される交通情報に基づいて危険地帯を設定することもできる。このような交通情報通信システムには、たとえばVICS(Vehicle Information and Communication System)(登録商標)がある。
その後、危険地帯内に自車両が進入すると、ナビゲーション装置1は、非常事態が発生したことの通報を直ちに行うための操作画面を表示する。この操作画面では、複雑な操作を必要とせずに、ユーザが簡単な操作を行うだけで通報センターへ非常事態の発生を通報することができる。自車両が危険地帯に入った後は、このような処理を行うことにより、危険地帯において自車両に事故や各種トラブルなどの非常事態が発生したときに、ユーザの操作に応じて、ナビゲーション装置1から通信センターへ直ちに非常事態の発生を通報できるように準備しておく。
図2は、自車両が危険地帯に接近する前に、ナビゲーション装置1において表示モニタ15に表示される画面例を示している。この画面において、符号20に示すマークは、自車両の位置を示す自車位置マークである。また、符号21に示す範囲は、地図上に設定されている危険地帯を表している。なお、危険地帯21は、表示形態を変えたりすることで他の地域と区別して表示してもよいし、他の地域と区別せずに表示してもよい。
自車両が危険地帯21に接近すると、図2の画面に替えて図3のような画面が表示モニタ15に表示される。この画面では、通信端末2を接続するようにユーザに対して要求するための警告表示22が表示されている。なお、通信端末2が既に接続されている場合、警告表示22は表示されない。あるいは、このような警告表示22を表示モニタ15において表示する代わりに、音声出力などによって通信端末2の接続をユーザに要求することとしてもよい。
自車両が危険地帯21内に進入すると、図4のような画面が表示モニタ15に表示される。この画面では、危険地帯21から脱出するための脱出経路23が表示されている。なお、脱出経路23は、たとえば、現在の自車位置から危険地帯21を抜けるまでの距離や時間が最短となる経路として探索される。このとき、複数の脱出経路を同時に探索して表示することとしてもよい。このようにすれば、いずれかの脱出経路が通行困難または通行不可能な場合であっても、自車両は他の脱出経路を通って危険地帯21から脱出することができる。
図4の画面には、さらに通報スイッチ24と注意喚起情報25が表示されている。通報スイッチ24は、自車両に事故や各種トラブルなどの非常事態が発生した場合に、ユーザが非常事態の発生を通報するための操作用のスイッチである。この通報スイッチ24がタッチパネル操作等によってユーザに選択されると、制御部10はその操作に応じて、通信端末2を制御して所定の無線信号を通信センターに対して送信させる。これにより、ナビゲーション装置1から通信センターへ非常事態の発生が通報され、必要に応じて救助の要請などが行われる。すなわち、自車両が危険地帯21内を走行しているときには、ユーザが非常事態の発生を通報するための操作画面として、図4のような画面が表示モニタ15に表示される。
注意喚起情報25は、危険地帯21内を自車両が走行する際にユーザに対して注意を喚起するための情報である。たとえば、過去における事故や各種トラブル等の発生情報、現在の気象情報などが、注意喚起情報25として提供される。この注意喚起情報25の内容は、通信センターが通信端末2との間で行う無線通信により送信される。通信端末2において注意喚起情報25が受信されると、その情報が制御部10へと出力され、制御部10が行う表示制御処理により、表示モニタ15に表示される。このようにして、注意喚起情報25が表示される。
以上説明したような処理の際にナビゲーション装置1において実行されるフローチャートを図5に示す。このフローチャートは、ナビゲーション装置1の制御部10において実行される。
ステップS10において、制御部10は、前述のように振動ジャイロ11、車速センサ12およびGPS受信部14を用いて、現在地すなわち現在の自車両の位置を検出する。ステップS20において、制御部10は、ステップS10で検出した現在位置周辺の地図データをHDD13から読み出し、その地図データに基づいて、表示モニタ15に地図を表示する。これにより、図2のような画面が表示される。
ステップS30において、制御部10は、ステップS10で検出された現在地に基づいて、地図上に設定された危険地帯21に自車両が接近しているか否かを判定する。ここでは、自車両が危険地帯21に向かって進んでおり、さらに危険地帯21から現在地までの距離が所定距離以内である場合に、危険地帯21に自車両が接近していると判定する。このような条件を満たす場合は、ステップS40へ進む。一方、上記の条件を満たさない場合は、危険地帯21に自車両が接近していないと判定してステップS60へ進む。
ステップS40において、制御部10は、通信端末2が接続されているか否かを判定する。通信端末2が有線あるいは無線接続により既にナビゲーション装置1に接続されている場合は、ユーザに対して通信端末2の接続を要求する必要がないため、ステップS50を実行せずにステップS60へ進む。一方、通信端末2が接続されていない場合、制御部10はステップS50へ進み、ステップS50において、ユーザに対して通信端末2の接続要求を行う。ここでは、図3のように警告表示22を表示したり、あるいは音声を表示したりすることで、通信端末2の接続要求を行う。
ステップS60において、制御部10は、ステップS10で検出された現在地に基づいて、危険地帯21内を自車両が走行しているか否かを判定する。危険地帯21内を自車両が走行している場合、すなわち現在の自車両の位置が危険地帯21内にある場合は、ステップS70へ進む。一方、危険地帯21内を自車両が走行していない場合、すなわち現在の自車両の位置が危険地帯21の外にある場合は、ステップS10へ戻る。
ステップS70において、制御部10は、危険地帯21から自車両が脱出するための脱出経路を探索する。ここでは、HDD13に記録された地図データに基づいて、前述したような経路が脱出経路として探索される。ステップS80において、制御部10は、ステップS70で探索された脱出経路を表示モニタ15に表示する。これにより、図4のような画面が表示され、探索された脱出経路23が地図上に示される。
ステップS90において、制御部10は、図4の通報スイッチ24を表示モニタ15に表示する。これにより、危険地帯21内を自車両が走行しているときに事故や各種トラブルなどの非常事態が発生した場合に、ユーザがその非常事態の発生を通報するための操作画面が表示モニタ15において表示される。
ステップS100において、制御部10は、ステップS90で表示された通報スイッチ24がユーザの操作によって選択されたか否かを判定する。通報スイッチ24が選択された場合、制御部10はステップS110へ進み、ステップS110において、非常事態発生の通報を行う。このとき、制御部10は前述のように通信端末2を制御して、通信端末2から通信センターへ所定の無線信号を送信させる。これにより、ステップS90の処理によって表示モニタ15に表示された操作画面において、ユーザにより所定の操作が行われると、その操作に応じて非常事態の発生が通報される。一方、通報スイッチ24が選択されない場合は、ステップS110を実行せずに次のステップS120へ進む。
ステップS120において、制御部10は、通信センターから送信された注意喚起情報が通信端末2において受信されたか否かを判定する。注意喚起情報が受信された場合、制御部10はステップS130へ進み、ステップS130において、その注意喚起情報を表示モニタ15に表示する。これにより、図4に示すように、受信された注意喚起情報25が表示される。一方、注意喚起情報が通信端末2において受信されない場合は、ステップS130を実行せずに次のステップS140へ進む。
ステップS140において、制御部10は、自車両が危険地帯21から脱出したか否かを判定する。自車両が危険地帯21を脱出した場合は、ステップS150へ進む。ステップS150において、制御部10は、ステップS80で表示した脱出経路と、ステップS90で表示した通報スイッチと、ステップS130で表示した注意喚起情報とを表示モニタ15から消去する。ステップS150を実行したら、制御部10は、ステップS10へ戻る。これにより、別の危険地帯に接近するまでは、図2のように通常の地図を再び表示し続ける。
一方、ステップS140において自車両が危険地帯21を脱出していないと判定した場合、制御部10はステップS100へ戻って前述のような処理を繰り返す。これにより、自車両が危険地帯21内を走行している間は、図4のような画面が表示モニタ15に表示され続ける。
以上説明した実施の形態によれば、次の作用効果を奏する。
(1)ナビゲーション装置1は、通信端末2と接続され、ユーザの操作に応じて、通信端末2を介して非常事態の発生を通報する。このナビゲーション装置1は、制御部10が行う処理により、自車両の位置を検出し(ステップS10)、検出された自車両の位置に基づいて、地図上に予め設定された危険地帯21に自車両が接近しているか否かを判定する(ステップS30)。この判定により、危険地帯21に自車両が接近していると判定された場合は、通信端末2が接続されているか否かを判定し(ステップS40)、接続されていないと判定された場合に、通信端末2の接続をユーザに要求する(ステップS50)。このようにしたので、自車両が危険地帯21を走行する際に、ユーザが直ちに非常事態の発生を通報できるように、危険地帯21に入る前において準備することができる。
(2)ナビゲーション装置1は、ステップS10で検出された自車両の位置に基づいて、さらに危険地帯21を自車両が走行しているか否かを判定し(ステップS60)、走行していると判定された場合に、通報スイッチ24を表示することで、非常事態の発生を通報するための操作画面を表示モニタ15に表示する(ステップS90)。この操作画面において、ユーザにより通報スイッチ24を選択するための所定の操作が行われると、その操作に応じて、通信端末2に無線信号を送信させることにより、非常事態の発生を通報する(ステップS110)。このようにしたので、自車両が危険地帯21を走行する際に、ユーザが直ちに非常事態の発生を通報できるように、危険地帯21に入った後において準備することができる。
(3)また、ナビゲーション装置1は、ステップS60において危険地帯21内を自車両が走行していると判定された場合に、危険地帯21から自車両が脱出するための脱出経路を探索し(ステップS70)、探索された脱出経路を示した地図を表示モニタ15に表示する(ステップS80)こととした。このようにしたので、ユーザに対して自車両を迅速に危険地帯21から脱出させることができる。
(4)注意喚起情報25が通信端末2により受信されると、ナビゲーション装置1は、その注意喚起情報25を表示モニタ15に表示する(ステップS130)こととした。このようにしたので、危険地帯21を通る際に注意すべき情報をユーザに対して的確に伝えることができる。
なお、上記の実施の形態では、事故多発地帯や天候不良地帯を危険地帯として設定する例を説明したが、これらに加えて、犯罪多発地帯や政情不安地帯などを危険地帯として設定するようにしてもよい。この場合、図5のステップS60において危険地帯内を自車両が走行していると判定されると、他人が勝手に自車両に乗り込まないようにするため、制御部10において自車両のドアロックを施錠するような制御を実行してもよい。さらに、事故多発地帯や天候不良地帯においては、事故発生時などに乗員が自車両から脱出できるようにするため、制御部10において自車両のドアロックを開錠するような制御を実行してもよい。なお、このような危険地帯の種類に応じたドアロック制御を実現するためには、危険地帯を設定する際に、その危険地帯がどのような種類のものであるかをさらに設定しておくことが好ましい。
以上説明した実施の形態や各種の変形例はあくまで一例である。したがって、発明の特徴が損なわれない限り、本発明はこれらの内容に限定されない。
上記の実施の形態では、特許請求の範囲に記載された通信手段を通信端末2、表示手段を表示モニタ15によりそれぞれ実現し、その他の各手段をナビゲーション装置1の制御部10が実行する処理によりそれぞれ実現している。すなわち、ナビゲーション装置1の制御部10は、自車位置検出手段、接近判定手段、接続判定手段、接続要求手段、走行判定手段、操作画面表示制御手段、通報手段、探索手段、地図表示制御手段、情報表示制御手段およびドアロック制御手段として動作することができる。なお、発明を解釈する際、上記の実施の形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項との対応関係には何ら限定も拘束もされない。
本発明の一実施形態によるナビゲーション装置の構成を示す図である。 自車両が危険地帯に接近する前に表示される画面例を示す図である。 自車両が危険地帯に接近すると表示される画面例を示す図である。 自車両が危険地帯に進入すると表示される画面例を示す図である。 自車両が危険地帯を走行する際に実行されるフローチャートを示す図である。
符号の説明
1:ナビゲーション装置、2:通信端末、10:制御部、11:振動ジャイロ、
12:車速センサ、13:HDD、14:GPS受信部、15:表示モニタ、
16:入力装置

Claims (6)

  1. 通信手段と接続され、ユーザの操作に応じて、前記通信手段を介して非常事態の発生を通報するナビゲーション装置であって、
    自車両の位置を検出する自車位置検出手段と、
    前記自車位置検出手段により検出された自車両の位置に基づいて、地図上に予め設定された危険地帯に前記自車両が接近しているか否かを判定する接近判定手段と、
    前記接近判定手段により前記危険地帯に前記自車両が接近していると判定された場合に、前記通信手段が接続されているか否かを判定する接続判定手段と、
    前記接続判定手段により前記通信手段が接続されていないと判定された場合に、前記通信手段の接続を前記ユーザに要求する接続要求手段とを備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 請求項1に記載のナビゲーション装置において、
    前記自車両の位置に基づいて、前記危険地帯内を前記自車両が走行しているか否かを判定する走行判定手段と、
    前記走行判定手段により前記危険地帯内を前記自車両が走行していると判定された場合に、前記非常事態の発生を通報するための操作画面を表示手段に表示する操作画面表示制御手段と、
    前記操作画面表示制御手段により前記表示手段に表示された操作画面において、前記ユーザにより所定の操作が行われると、その操作に応じて、前記通信手段に無線信号を送信させることにより前記非常事態の発生を通報する通報手段とをさらに備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 請求項2に記載のナビゲーション装置において、
    前記走行判定手段により前記危険地帯内を前記自車両が走行していると判定された場合に、前記危険地帯から前記自車両が脱出するための脱出経路を探索する探索手段と、
    前記探索手段により探索された脱出経路を示した地図を前記表示手段に表示する地図表示制御手段とをさらに備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  4. 請求項2または3に記載のナビゲーション装置において、
    前記危険地帯内を前記自車両が走行する際に前記ユーザに対して注意を喚起するための情報が前記通信手段により受信されると、その情報を前記表示手段に表示する情報表示制御手段をさらに備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  5. 請求項2〜4いずれか一項に記載のナビゲーション装置において、
    前記走行判定手段により前記危険地帯内を前記自車両が走行していると判定された場合に、前記自車両のドアロックを施錠または開錠するように制御するドアロック制御手段をさらに備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  6. 通信手段と接続され、ユーザの操作に応じて、前記通信手段を介して非常事態の発生を通報するナビゲーション装置であって、
    自車両の位置を検出する自車位置検出手段と、
    前記自車位置検出手段により検出された自車両の位置に基づいて、地図上に予め設定された危険地帯内を前記自車両が走行しているか否かを判定する走行判定手段と、
    前記走行判定手段により前記危険地帯内を前記自車両が走行していると判定された場合に、前記非常事態の発生を通報するための操作画面を表示手段に表示する操作画面表示制御手段と、
    前記操作画面表示制御手段により前記表示手段に表示された操作画面において、前記ユーザにより所定の操作が行われると、その操作に応じて、前記通信手段に無線信号を送信させることにより前記非常事態の発生を通報する通報手段とを備えることを特徴とするナビゲーション装置。
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