JP2009068600A - ステージ装置、露光装置及び表示用パネルの製造方法 - Google Patents

ステージ装置、露光装置及び表示用パネルの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】分割されたステージ間の結合部分に発生する歪みの影響を排除し、パッシブ除振部材を用いて有効に床振動を除去する。
【解決手段】ステージ手段は、少なくとも2分割された第1及び第2のステージで構成され、それぞれが結合されることによって一つのステージ装置を構成している。第1及び第2のステージのそれぞれの4隅にアクティブ除振手段を設けると共に、第1及び第2のステージ手段の総重量の半分以上の荷重を支持(負担)するためのパッシブ除振手段を設ける。これによって、分割されたステージ間の結合部分に発生する歪みの影響を排除し、パッシブ除振部材を用いて有効に床振動を除去する。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶ディスプレイ装置などの表示用パネルを製造する工程で使用されるステージ装置、露光装置及び表示用パネルの製造方法に係り、特に表示用パネルの大型化に伴って複数のステージをつなぎ合わせることによって大ストロークの大型ステージを構成するようにしたステージ装置、露光装置及び表示用パネルの製造方法に関する。
表示用パネルとして用いられる液晶ディスプレイ装置のTFT(Thin Film Transistor)基板やカラーフィルタ基板、プラズマディスプレイパネル用基板、有機EL(Electroluminescence)表示パネル用基板等の製造は、露光装置を用いて、フォトリソグラフィー技術により基板上にパターンを形成して行われる。そして、パターン形成後、検査装置を用いて、基板の表面に異物や欠陥等が無いか検査が行われる。液晶ディスプレイ装置のTFT基板又はカラーフィルタ基板では、さらに、測定装置を用いて、基板の表面に形成されたフォトスペーサの高さ測定などが行われる。
この様な基板に対する処理、検査又は測定において、基板用のステージ装置は、基板を搭載するテーブルを処理、検査、又は測定の各ステージに移動している。従来、テーブルを移動する機構としては、ボールねじ等の送りねじが使用されていた。また、ステージ装置には、床振動をテーブルに伝達させないように、除振装置を備えている。一方、表示用パネルの大型化に伴って液晶ディスプレイ装置などの表示用パネルを製造する工程で使用されるステージ装置の総重量は40〜50[ton]程度と重くなり、テーブルだけでも1〜3[ton]近くの重量を有している。このような重量物であるステージ装置に除振装置を設ける場合、安価なパッシブアイソレータ(パッシブ除振部材)を設ける場合が多い。
なお、半導体素子製造プロセス等で用いられる露光装置の振動を防止するために除振装置を採用したものとして、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。引用文献1に記載の露光装置は、エアベアリングとピエゾ素子との組み合わせからなるアクティブアイソレート(アクティブ除振装置)を振動防止に用いたものである。
特開平2−201913号公報
近年、表示用パネルの大画面化に伴って基板が大型化すると共に基板の処理、検査又は測定の各ステージも大型化し、その搬送ストロークも大きくなり、テーブルを高速かつ高精度に移動させたいという要求も強くなって来た。一方、ステージ装置の大型化及び大ストローク化を実現するために、ステージ装置を複数に分割した分割ステージ装置が採用されるようになってきた。この分割ステージ装置に対して、安価なパッシブ除振部材からなる除振機構を付加するのは困難であった。それは、パッシブ除振部材からなる除振機構を分割ステージ装置の各ステージに設けた場合、テーブルの移動によってその荷重が移動することとなり、テーブルの沈み込み、浮き上がり等の歪みが発生するからである。また、このような沈み込み、浮き上がり等の歪みは、分割ステージの各結合部分で、互いのズレを発生させる原因ともなり、その影響でテーブル自体にも歪みが生じることとなり、テーブルの位置決め精度等を悪化させてしまうという問題があった。
さらに、パッシプ除振部材の固有振動数は約5[Hz]程度であり、設置される工場などの床振動は3〜5[Hz]程度であり、パッシブ除振部材を設けただけでは、有効に床振動を除去することは困難であった。従って、分割ステージに除振機構を設けなかった場合でも、パッシブ除振部材からなる除振機構を設けたとしても、3〜5[Hz]程度の床振動を有効に除去できないこととなり、テーブルの絶対的な位置決め精度が困難なものとなり、問題であった。仮に、引用文献1に記載のピエゾ素子などを用いた除振装置を分割ステージの各ステージに設けた場合、床振動を有効に除去することは可能となっても、除振装置自体が高価であることからステージ装置の全体的な価格も高価なものとなり、実用的ではなかった。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、分割されたステージ間の結合部分に発生する歪みの影響を排除し、パッシブ除振部材を用いて有効に床振動を除去することのできるステージ装置、露光装置及び表示用パネルの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、基板を搭載するテーブル手段と、第1及び第2のステージを結合することによって一体的に構成されたステージ手段と、前記テーブル手段を前記第1及び第2のステージ間で移動させるガイド手段と、前記第1及び第2のステージ手段のそれぞれの4隅に少なくとも設けられ、前記第1及び第2のステージ手段間を前記テーブル手段が移動することによって発生する荷重変動による浮き沈みの発生を防止すると共に床振動を打ち消し、前記第1及び第2のステージ手段に床振動を伝達させないように構成された複数のアクティブ除振手段と、前記第1及び第2のステージ手段の床面側に設けられ、前記第1及び第2のステージ手段の総重量の半分以上の荷重を負担する複数のパッシブ除振手段とを備えたことにある。
表示用パネルの大画面化に伴って基板が大型化し、その基板の処理、検査又は測定のためのステージも大型化し、その搬送ストロークも大きくなる。これに伴って、この発明に係るステージ手段も少なくとも2分割された第1及び第2のステージで構成され、それぞれが結合されることによって一つのステージ装置を構成している。このステージ装置を構成する第1及び第2のステージのそれぞれの4隅にアクティブ除振手段を設ける。通常は、4隅に設けたアクティブ除振手段だけではステージ装置の総重量を支持(負担)することができないので、この発明では、第1及び第2のステージ手段の総重量の半分以上の荷重を支持(負担)するためのパッシブ除振手段を設けた。これによって、分割されたステージ間の結合部分に発生する歪みの影響を排除し、パッシブ除振部材を用いて有効に床振動を除去することができる。
本発明の第2の特徴は、前記第1の特徴に記載のステージ装置において、前記アクティブ除振手段が、前記第1及び第2のステージ手段の結合部を挟む対向位置に隣接して設けられることにある。
これは、分割された第1及び第2のステージ間の結合部分に顕著に歪みが発生するので、アクティブ除振手段を各ステージの結合部を挟む対向位置に隣接して設けることによって、その影響を効率的に排除するようにしたものである。
本発明の第3の特徴は、基板を搭載する第1及び第2のテーブル手段と、第1、第2及び第3のステージを結合することによって一体的に構成されたステージ手段と、前記第1のテーブル手段を前記第1及び第2のステージ間で移動させ、前記第2のテーブル手段を前記第2及び第3のステージ間で移動させるガイド手段と、前記第1、第2及び第3のステージ手段のそれぞれの4隅に少なくとも設けられ、前記第1、第2及び第3のステージ手段間を前記第1及び第2のテーブル手段が移動することによって発生する荷重変動による浮き沈みの発生を防止すると共に床振動を打ち消し、前記第1、第2及び第3のステージ手段に床振動を伝達させないように構成された複数のアクティブ除振手段と、前記第1、第2及び第3のステージ手段の床面側に設けられ、前記第1、第2及び第3のステージ手段の総重量の半分以上の荷重を負担する複数のパッシブ除振手段とを備えたことにある。
これは、ステージ手段が3分割された第1、第2及び第3のステージで構成され、それぞれが結合されることによって一つのステージ装置を構成している。この発明では、第2のステージが露光用光源等を備えた露光部であり、第1及び第3ステージは、露光前の基板を受け取って第1及び第2のテーブル手段にロードし、露光後の基板をアンロードするロード/アンロード部として機能するものであり、それぞれのステージの4隅にアクティブ除振手段が設けられる。なお、第2のステージは、第1及び第3のステージよりも大きいので、この場合には、4隅以外にその中間部付近にもアクティブ除振手段及びパッシブ除振手段を設けることが好ましい。
本発明の第4の特徴は、前記第3の特徴に記載のステージ装置において、前記アクティブ除振手段が、前記第1、第2及び第3のステージ手段のそれぞれの結合部を挟む対向位置に隣接して設けられることにある。
これは、分割された第1、第2及び第3のステージ間の各結合部分に顕著に歪みが発生するので、アクティブ除振手段を各ステージの結合部を挟む対向位置に隣接して設けることによって、その影響を効率的に排除するようにしたものである。
本発明の露光装置の特徴は、前記第1、第2、第3又は第4の特徴に記載されたステージ装置を用いて構成されたことにある。これは、前記ステージ装置を用いて構成された露光装置に関するものである。
本発明の表示用パネルの製造方法の特徴は、前記第1、第2、第3又は第4の特徴に記載されたステージ装置又は前記露光装置を用いた表示用パネルの製造方法に関するものである。
本発明によれば、分割されたステージ間の結合部分に発生する歪みの影響を排除し、パッシブ除振部材を用いて有効に床振動を除去することができるという効果がある。
図1は、本発明の一実施の形態に係るステージ装置を横方向から見た側面図である。図2は、本発明の一実施の形態に係る図1のステージ装置を床面から見た下面図である。本実施の形態は、露光装置に適用した例を示している。この実施の形態に係る露光装置は、分割された3つのステージ、第1サブステージ100、第2サブステージ200、メインステージ300から構成される。メインステージ300は、マスク、マスクホルダ、露光用光源及び照射光学系、マスクチェンジャ、ギャップセンサー、アライメント用センサー等を備えているが、これらの図示は省略してある。
第1サブステージ100及び第2サブステージ200上には、移動テーブル101,201が設けられている。移動テーブル101,201は、チャック、θステージ、X移動テーブル、Y移動テーブルなどを含んで構成されている。第1サブステージ100では、図示していないハンドリングアームが搬送ラインから露光前のガラス基板を受け取って移動テーブル101のチャックにロードし、またチャック上から露光後のガラス基板をアンロードして搬送ラインへ受け渡すという作業が行われる。第2サブステージ200でも同様に、図示していないハンドリングアームが搬送ラインから露光前のガラス基板を受け取って移動テーブル201上のチャックにロードし、またチャックから露光後のガラス基板をアンロードして搬送ラインへ受け渡すという作業が行われる。
移動テーブル101,201は、約2〜3[ton]程度の重さを有しており、第1サブステージ100、第2サブステージ200及びメインステージ300に渡って設けられたガイドレール10に沿って、各ステージ間を移動できるように構成されている。移動テーブル101は、第1サブステージ100とメインステージ300との間を往復し、移動テーブル201は、第2サブステージ200とメインステージ300との間を往復する。第1サブステージ100は、サブステージ本体部110と、サブベース部120と、PAフレーム部130とで構成され、第2サブステージ200は、サブステージ本体部210と、サブベース部220と、PAフレーム部230とで構成される。メインステージ300は、メインステージ本体部310と、トップフレーム320とから構成される。なお、サブステージ本体部110,210及びメインステージ本体部310は、それぞれコンクリート部を含んで構成されている。
第1サブステージ100及び第2サブステージ200は、約5[ton]のサブステージ本体部110,210と、約1[ton]のサブベース部120,220と、約3[ton]のコンクリート部と、約1[ton]のPAフレーム部130,230とから構成される。従って、第1サブステージ100及び第2サブステージ200の総重量は、これらの合計値、約10[ton]程度となる。メインステージ300は、約10[ton]のメインステージ本体部310と、約4[ton]のコンクリート部と、約7[ton]のトップフレーム部320とから構成される。従って、メインステージ300の総重量は、これらの合計値、約21[ton]程度となる。移動テーブル101,201は、前述のように約2〜3[ton]程度であり、これが第1サブステージ100、第2サブステージ200、メインステージ300間をそれぞれ往復移動するので、この移動に伴って第1サブステージ100及び第2サブステージ200の総重量は、約10[ton]から約13[ton]の間を変動し、メインステージ300の総重量は約21[ton]から約24[ton]の間を変動することとなる。
図2に示すように、第1サブステージ100の底面側には、3個のパッシブアイソレータ161〜163が設けられている。第1サブステージ100の側面であって、サブベース部120の下側には、アクティブアイソレータ(アクティブ除振部材)171,172が設けられている。また、第1サブステージ100の側面であって、第1サブステージ100とメインステージ300との結合部近傍の床面側には、アクティブアイソレータ173,174が設けられている。
第2サブステージ200の底面側には、3個のパッシブアイソレータ261〜263が設けられている。第2サブステージ200の側面であって、サブベース部220の下側には、アクティブアイソレータ271,272が設けられている。また、第2サブステージ200の側面であって、第2サブステージ200とメインステージ300との結合部近傍の床面側には、アクティブアイソレータ273,274が設けられている。
メインステージ300の底面側で図面左側には、パッシブアイソレータ361〜363が、同様に図面右側には、パッシブアイソレータ364〜366がそれぞれ設けられている。メインステージ300の側面で、その底面側には、アクティブアイソレータ371〜376が設けられている。アクティブアイソレータ371〜376は、メインステージ300の一方の側面に3個ずつ設けられている。
パッシブアイソレータ161〜163,261〜263,361〜366は、空気式であって、レギュレータ使用により一定圧力を供給可能な構造となっており、約3[ton]の負荷荷重を担当する。なお、パッシブアイソレータ161〜163,261〜263,361〜366は、弾性体であるばね部材あるいはばね部材と振動減衰部材とから構成されているものであれば、空気式以外のものでもよい。アクティブアイソレータ171〜174,271〜274,371〜376は、ピエゾ方式によって、除振を行うものであり、約2[ton]の負荷荷重を担当する。なお、アクティブアイソレータ171〜174は、X,Y,Z方向に駆動力を与えるアクチュエータと、検出した振動に基づいてこのアクチュエータを制御するコントローラとから構成されているものであれば、ピエゾ方式以外のものでもよい。
第1サブステージ100は、約10[ton]から13[ton]の間を変動するので、これを3個のパッシブアイソレータ161〜163と、4個のアクティブアイソレータ171〜174で担当する。3個のパッシブアイソレータ161〜163で約9[ton]、4個のアクティブアイソレータ171〜174で約8[ton]、全部で約17[ton]の負荷荷重を担当することができるようになっている。第2サブステージ200も同様に、約10[ton]から13[ton]の間を変動するので、これを3個のパッシブアイソレータ261〜263と、4個のアクティブアイソレータ271〜274で担当する。3個のパッシブアイソレータ261〜263で約9[ton]、4個のアクティブアイソレータ271〜274で約8[ton]、全部で約17[ton]の負荷荷重を担当することができるようになっている。メインステージ300の場合は、、約21[ton]から約24[ton]の間を変動するので、これを6個のパッシブアイソレータ361〜366と、6個のアクティブアイソレータ371〜376で担当する。6個のパッシブアイソレータ361〜366で約18[ton]、6個のアクティブアイソレータ371〜376で約12[ton]、全部で約30[ton]の負荷荷重を担当することができるようになっている。
第1サブステージ100、第2サブステージ200及びメインステージ300の総重量は、約47[ton]程度(メインステージ21[ton]+サブステージ13[ton]×2)である。14個のアクティブアイソレータ171〜174,271〜274,371〜376で、約11[ton](総重量47[ton]−パッシブ負荷荷重36[ton])の負荷荷重を担当し、12個のパッシブアイソレータ161〜163,261〜263,361〜366で、約36[ton](3[ton]×12)の負荷荷重(パッシブ負荷荷重)を担当するようになっている。このとき、アクティブアイソレータ171〜174,271〜274,371〜376は、ピエゾ方式なので、移動テーブル101,201の移動に起因する荷重変動による浮き沈みを発生させることがなく。また、アクティブアイソレータ171〜174,271〜274,371〜376は、内蔵の加速度センサによって床振動を測定し、逆位相の振動を発生させるので、床振動は有効に打ち消され、第1サブステージ100、第2サブステージ200及びメインステージ300のステージに床振動を伝達させないようにすることができる。一方、パッシプアイソレータ161〜163,261〜263,361〜366は、空気式で一定圧力が供給されているため、支持荷重は常に一定となる。また、工場などの固有振動は2[Hz]程度で、これ以上の床振動を第1サブステージ100、第2サブステージ200及びメインステージ300にそれぞれ伝達させることがなくなる。なお、ここでは、パッシブアイソレータは、全ての個所で約3[ton]の負荷荷重を担当している。また、アクティブアイソレータは、移動テーブルの有無で負荷荷重が変動する。
第1サブステージ100、第2サブステージ200及びメインステージ300には、移動テーブル101,201の移動に起因する荷重変動が生じるが、この荷重変動は、全てアクティブアイソレータ171〜174,271〜274,371〜376で負荷することができる。また、荷重変動が各ステージの結合部分に移動した場合には、その結合部分の近隣に位置するアクティブアイソレータによって、変動荷重を負荷することができる。また、アクティブアイソレータ173,174,371,373,374,376,273,274は、各ステージの結合部分の最近傍に配置してあるので、荷重変動による結合部のずれは発生しない。従って、この実施の形態のように、アクティブアイソレータとパッシプアイソレータを配置することによって、第1サブステージ100、第2サブステージ200及びメインステージ300を床にしっかりと固定した状態と同じ状態でありながら、床振動の除去を可能とした。さらに、アクティブアイソレータとパッシプアイソレータを用いることによって、安価な除振機構部を提供することが可能となる。
本発明の基板用ステージは、基板の測定装置に限らず、基板の露光を行う露光装置や基板の検査を行う検査装置等の様に、基板と光学ユニットとの相対的な移動が必要な装置に適用することができる。
本発明の一実施の形態に係るステージ装置を横方向から見た側面図である。 本発明の一実施の形態に係る図1のステージ装置を床面から見た下面図である。
符号の説明
100…第1サブステージ
200…第2サブステージ
300…メインステージ
101,201…移動テーブル
110…サブステージ本体部
120…サブベース部
130…PAフレーム部
210…サブステージ本体部
220…サブベース部
230…PAフレーム部
310…メインステージ本体部
320…トップフレーム
161〜163,261〜263,361〜366…パッシブアイソレータ
171〜174,271〜274,371〜376…アクティブアイソレータ

Claims (6)

  1. 基板を搭載するテーブル手段と、
    第1及び第2のステージを結合することによって一体的に構成されたステージ手段と、
    前記テーブル手段を前記第1及び第2のステージ間で移動させるガイド手段と、
    前記第1及び第2のステージ手段のそれぞれの4隅に少なくとも設けられ、前記第1及び第2のステージ手段間を前記テーブル手段が移動することによって発生する荷重変動による浮き沈みの発生を防止すると共に床振動を打ち消し、前記第1及び第2のステージ手段に床振動を伝達させないように構成された複数のアクティブ除振手段と、
    前記第1及び第2のステージ手段の床面側に設けられ、前記第1及び第2のステージ手段の総重量の半分以上の荷重を負担する複数のパッシブ除振手段と
    を備えたことを特徴とするステージ装置。
  2. 請求項1に記載のステージ装置において、前記アクティブ除振手段は、前記第1及び第2のステージ手段の結合部を挟む対向位置に隣接して設けられることを特徴とするステージ装置。
  3. 基板を搭載する第1及び第2のテーブル手段と、
    第1、第2及び第3のステージを結合することによって一体的に構成されたステージ手段と、
    前記第1のテーブル手段を前記第1及び第2のステージ間で移動させ、前記第2のテーブル手段を前記第2及び第3のステージ間で移動させるガイド手段と、
    前記第1、第2及び第3のステージ手段のそれぞれの4隅に少なくとも設けられ、前記第1、第2及び第3のステージ手段間を前記第1及び第2のテーブル手段が移動することによって発生する荷重変動による浮き沈みの発生を防止すると共に床振動を打ち消し、前記第1、第2及び第3のステージ手段に床振動を伝達させないように構成された複数のアクティブ除振手段と、
    前記第1、第2及び第3のステージ手段の床面側に設けられ、前記第1、第2及び第3のステージ手段の総重量の半分以上の荷重を負担する複数のパッシブ除振手段と
    を備えたことを特徴とするステージ装置。
  4. 請求項3に記載のステージ装置において、前記アクティブ除振手段は、前記第1、第2及び第3のステージ手段のそれぞれの結合部を挟む対向位置に隣接して設けられることを特徴とするステージ装置。
  5. 請求項1、2、3又は4に記載されたステージ装置を用いて構成されたことを特徴とするを特徴とする露光装置。
  6. 請求項1、2、3若しくは4に記載されたステージ装置、又は請求項5に記載の露光装置を用いて表示用パネルを製造することを特徴とする表示用パネルの製造方法。
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