JP2009067033A - 化粧板及び化粧板の製造方法 - Google Patents

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Yasushi Oyama
靖 大山
Akinori Akiyama
明功 秋山
Mitsuru Harada
充 原田
Hironori Ishii
寛典 石井
Yasuhito Terada
泰人 寺田
Tatsuya Ito
達哉 伊東
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Abstract

【課題】生産性に優れ、かつ汎用性のある化粧板を得る。
【解決手段】基材に熱硬化特性又は湿気硬化特性と紫外線硬化特性とを兼ね備えた接着剤を塗布する。基材上に木質薄単板を積層し、これらをプレスにより積層一体化する。接着剤を紫外線照射により半硬化した状態で基材上に木質薄単板を積層する、このことで、接着剤により基材と木質薄単板との間に一定厚みの接着層が形成される。
【選択図】なし

Description

本発明は、化粧板及びその製造方法に関するものである。
化粧シートが貼着される化粧板の製造方法として、例えば、特許文献1に示す方法が提案されている。特許文献1では、多孔質基材に接着剤を塗布し、接着剤が半硬化状態のときに多孔質基材に含浸用樹脂を塗布し、次いで化粧シートを含浸用樹脂層上に積層し、加圧及び加熱することにより、多孔質基材と化粧シートとを積層一体化している。
上記特許文献1では、乾燥により接着剤を半硬化させており、接着剤は熱風または遠赤外線により5分以内に乾燥され、半硬化状態となる。このように乾燥させるためには、大きな熱風乾燥炉が必要であり、生産性がよくない。
そこで、特許文献2に示すように、ホットメルト系の接着剤を用いることで、基材と化粧シートとを熱圧接着する際に化粧シート裏面に溶融含浸させ、接着剤を乾燥させておく工程を不要とする方法がある。
また、特許文献3に示すように、合成ゴム系の接着剤を用いることで、すぐに接着及び積層ができ、乾燥を不要とする方法もある。
特開平5−116111号公報 特開2006−69044号公報 実開平6−42152号公報
しかし、上記特許文献2及び3のような、ホットメルト系や合成ゴム系の接着剤は、化粧シートとして紙や樹脂シート等を使用する場合には問題ないが、いわゆる木質薄単板を貼着するための接着剤として使用する場合には、生産性や製品の安定性に問題がある。特に、木質薄単板のうち、生単板といわれる含水性の極めて高いものには、上記ホットメルト系や合成ゴム系の接着剤を使用することができず、汎用性に欠けるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、生産性に優れ、かつ汎用性のある化粧板を得ることができるようにすることにある。
第1の発明に係る化粧板は、熱硬化特性又は湿気硬化特性と紫外線硬化特性とを兼ね備えた接着剤が塗布された基材と、上記基材上に積層される木質薄単板とがプレスにより積層一体化されてなり、上記接着剤が紫外線照射により半硬化した状態で基材上に木質薄単板が積層されることで、接着剤により基材と木質薄単板との間に一定厚みの接着層が形成されている。
上記の構成によると、紫外線照射により接着剤を半硬化状態とするので生産性がよく、基材上に一定の厚みの接着層が形成されてクッション層として機能するとともに、木質薄単板を用いても接着剤の染み上がり量が抑制される。
第2の発明に係る化粧板は、第1の発明に係る化粧板において、上記接着剤の木質薄単板への染み上がりが、該木質薄単板の厚さの50%以下とされている。
上記の構成によると、木質薄単板の表面にまで接着剤が染み上がって化粧板の意匠性が劣ってしまうことがなく、また、ショットブラスト法により浮造り加工を施した場合でも、少なくとも木質薄単板の厚みの上半分には接着剤が染み上がっていないので、浮造り加工にムラが生じない。このショットブラスト法とは、硬質で微細なブラスト研磨材を木質薄単板の表面に衝突させて、表面に微細な傷をつける加工のことであり、木質薄単板の軟らかい部分が少しずつ研削され、硬い部分が残る。
第3の発明に係る化粧板は、第1又は第2の発明に係る化粧板において、上記木質薄単板の表面に、上記接着剤の木質薄単板裏面からの染み上がり部分に至る深さまでショットブラスト法による浮造り加工が施されている。
上記の構成によると、ショットブラスト法により、木質薄単板の軟らかい部分を研削して凹部を形成する。このショットブラスト法による浮造り加工を施すとき、木質薄単板に接着剤が染み上がっている部分は研削されにくいが、木質薄単板への接着剤の染み上がり部分まで浮造り加工を施すことで、接着剤の染み上がり量を調整することにより浮造り加工の凹凸深さが決定される。
第4の発明に係る化粧板の製造方法は、熱硬化特性又は湿気硬化特性と紫外線硬化特性とを兼ね備えた接着剤を基材に塗布する接着剤塗布工程と、上記接着剤を半硬化させて一定厚みの接着層を形成するために紫外線照射を行う紫外線照射工程と、上記接着層上に化粧シートを積層して積層体を得る積層工程と、上記積層体を加圧状態で積層一体化するためにプレスするプレス工程とを含む。
まず、基材上に接着剤を塗布し、紫外線照射により接着剤を半硬化状態として一定厚みの接着層を形成する。
次に、接着層上に化粧シートを積層した積層体をプレスして積層一体化するとともに、接着剤を硬化させて化粧材を得る。
紫外線照射により接着剤を半硬化状態とするので、生産性がよく、基材上に一定厚みの接着層が形成されてクッション層として機能するとともに、木質薄単板を用いても接着剤の染み上がり量が抑制される。
第5の発明に係る化粧板の製造方法は、第4の発明に係る化粧板の製造方法において、上記接着剤塗布工程における接着剤は熱硬化特性と紫外線硬化特性とを兼ね備え、上記積層工程における化粧シートは木質薄単板であり、上記プレス工程では積層体を熱圧プレスし、上記接着剤の上記木質薄単板への染み上がりを木質薄単板の厚さの50%以下にする。
上記の構成によると、積層体を熱圧プレスして接着剤を硬化させ、接着剤を木質薄単板の上半分には染み上がらないようにしているので、化粧板の意匠性が劣ってしまうことがない。また、ショットブラスト法により浮造り加工を施した場合でも、ムラが生じず効果的に浮造り加工を施すことができる。
第6の発明に係る化粧板の製造方法は、第5の発明に係る化粧板の製造方法において、上記熱圧プレス工程の後、上記木質薄単板の表面に、上記接着剤の木質薄単板裏面からの染み上がり部分に至る深さまでショットブラスト法による浮造り加工を施す浮造り加工工程をさらに含む。
上記の構成によれば、木質薄単板への接着剤の染み上がり部分まで浮造り加工を施すことで、接着剤の染み上がり量を調整することにより浮造り加工の凹凸深さが決定される。
本発明によれば、生産性に優れ、かつ汎用性のある化粧板を得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
[化粧板]
本発明の実施形態に係る化粧板は、少なくとも基材と、基材上に積層される化粧シートと、基材と化粧シートとの間に介装される接着層とを備えている。
(基材)
基材には、無機質基材や木質基材を使用することができる。
上記無機質基材としては、例えば、火山性ガラス質複層板、ケイ酸カルシウム板、ロックウール繊維板、グラスウール繊維板等が挙げられる。
上記木質基材としては、少なくとも表面が木質である木質板であれば、例えば木材でもよいし、インシュレーションボードやMDF、ハードボード等の木質繊維板でもよいし、合板、パーティクルボードでもよい。また、木粉や木質繊維、木質切片等を主体とし、これらを各種樹脂とともに混練成形した硬質の人工樹脂木材や、MDF、ハードボード等の木質繊維板等の硬質な木質基材で表面強化してもよい。
また、木質基材として、表面が強化されたインシュレーションボードや合板等の軟質木質板を用いてもよい。この軟質木質板の表面の強化方法としては、上記硬質の木質基材を軟質木質板の表面に積層してもよいし、軟質木質板の表層にメラミン系樹脂、フェノール系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂やイソシアネート系樹脂等を含浸させてもよいし、メラミン樹脂含浸紙、フェノール樹脂含浸紙等の各種樹脂含浸紙による強化層を表層に設けてもよい。
また、MDFやハードボードが樹脂含浸強化されていてもよい。硬質な木質基材を使用すると、連続的にキャスターを使用した場合でも全体的な凹み量が小さくなるので好ましい。
さらには、基材は、上記無機質基材と木質基材とを積層したものであってもよい。
(接着層)
上記基材に塗布される接着剤は、熱硬化特性と紫外線硬化特性とを兼ね備えているか、又は湿気硬化特性と紫外線硬化特性とを兼ね備えている。この接着剤を紫外線照射により半硬化状態にして一定厚みの接着層を形成した後に、基材に化粧シートを積層して積層体を得て、この積層体をプレスにより積層一体化して化粧板を得る。この接着剤の紫外線照射による半硬化工程はオンラインで瞬時に行うことができる。
上記のような硬質の木質基材を使用した場合、得られる化粧板がキャスターの使用に耐えうる耐キャスター性を有するために、基材と化粧シートとの間の接着層は、少なくとも30〜75μmの厚みでかつ、タイプAデュロメーターで30°以下の硬度を有して弾性を有することが好ましい。この接着層がクッション層として機能して耐キャスター性に優れた化粧板を得ることができる。
また、接着剤を紫外線照射により半硬化状態とした後に化粧シートを積層することで、一定厚みの接着層を安定的に生産性よく設けることができるようになっている。
また、上記積層体のプレス時に接着剤が化粧シートに染み上がる接着剤の染み上がり量は、化粧シートの厚みの50%以下であることが好ましく、接着剤を半硬化状態とした後に木質薄単板を積層することにより、接着剤の染み上がり量を50%以下に抑えることができ、後述するショットブラスト法による化粧板への浮造り加工を効果的に行うことができるようになっている。
上記接着剤としては、例えば、アクリル系樹脂、酢ビ系樹脂、ラテックス系樹脂、ゴム系樹脂、ビニルウレタン系樹脂、ウレタン系樹脂やこれらの各種変形樹脂、また、これらの樹脂と尿素メラミン系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、イソシアネート系樹脂等が好適に用いられる。樹脂を混合する際は、少なくとも紫外線硬化特性を有する樹脂と熱硬化特性と有した樹脂とを混合し、それぞれの樹脂に対応した光開始剤を添加する。また、紫外線硬化特性を有する樹脂と、湿気硬化特性を有する樹脂とを混合してもよい。
上記熱硬化特性を有する樹脂の選定にあたっては、紫外線照射により化粧板が60〜80℃程度の温度にさらされる可能性があるため、比較的高い反応温度の熱反応硬化剤を選定する必要がある。
具体的に紫外線硬化特性のある樹脂としては、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエーテルアクリレートなどのオリゴマーやポリマーを単独又は混合させたものに、反応性モノマーを適宜加えたものを主成分とする。さらに、活性エネルギー線を紫外線とするため、光重合開始剤が添加される。
単官能モノマーの例としては、ラウリルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、1,6−ヘキサンジオールモノアクリレート、ジシクロペンタジエンアクリレート、2−ヒドロキシルプロピルアクリレート、フェノキシジエチレングリコールアクリレート、イソボロニルアクリレート、β−カルボキシエチルアクリレート、アクリロイルモルフォリン、2−ヒドロキシエチルアクリロイルホスフェート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、N,N−ジエチルアミノエチルアクリレート、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート、グリシジルアクリレート、ベンジルアクリレート等が挙げられる。
2官能モノマーの例としては、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジメタアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジメタアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジメタアクリレート、ジプロピレングリコールジアクリレート、ジプロピレングリコールジメタアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、トリプロピレングリコールジメタアクリレート、ポリプロピレンジアクリレート、ポリプロピレンジメタアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジメタアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジメタアクリレート、1,9−ノナンジオールジアクリレート、1,9−ノナンジオールジメタアクリレート等が挙げられる。
3官能モノマーの例として、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパントリメタアクリレート、エトキシ化トリメチロールプロパントリアクリレート、エトキシ化トリメチロールプロパントリメタアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールトリメタアクリレート、グリセリンプロポキシトリアクリレート等が挙げられる。
4官能以上のモノマーの例としては、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、エトキシ化ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ポロポキシ化ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート等が挙げられる。
また、湿気硬化特性のある樹脂としては、主にイソシアネート系化合物が好適に使用される。このイソシアネート系樹脂は、空気中又は木材中の水分と反応し、活性エネルギー線の届きにくい深部の樹脂の硬化に寄与する。
イソシアネート系化合物の具体例としては、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ノルボルネンジイソシアネート等のイソシアネートモノマー、並びにこれらのビウレット体、イソシアヌレート体、トリメチロールプロパンのアダクト体等のポリイソシアネート誘導体、並びにこれらイソシアネートモノマーまたはポリイソシアネート誘導体のブロック体等が挙げられる。さらには、イソシアネート系化合物は、無黄変型または難黄変型のものを用いることが好ましい。これらのイソシアネート系化合物を単独で、またはこれらを複数混合して用いる。
本発明においては、特に硬化の遅い無黄変形や離黄変系のイソシアネート系樹脂を使った場合も、これらが紫外線硬化特性を有しており、この場合、初期接着強度に優れているので好ましい。
また、接着剤に添加される光重合開始剤としては、一般的に用いられるラジカル反応型のアセトフェノン系、ベンゾフェノン系、ベンジル系、ベンゾイン系等のカルボニル化合物、テトラアルキルチウラムモノサルファイド、チオキサンソン等のイオウ化合物を単独、またはこれらを複数混合して用いてもよい。
具体的には、光重合開始剤として、ビスアシルフォスフィンオキサイドやモノアシルフォスフィンオキサイド、又はこれらを混合してもよい。ビスアシルフォスフィンオキサイドまたはモノアシルフォスフィンオキサイドは、紫外線の波長領域が350〜400nm近辺である長波長に吸収極大がある。したがって、紫外線を発光する光源として、350nm以上400nm以下の長波長領域に発光スペクトルを持つ発光方式を用いることにより、接着剤をより効果的に硬化させることができる。具体的には、放電灯方式のメタルハライドランプ、無電極方式のDバルブ、Vバルブ、Qバルブ、Mバルブ、パルスUV方式等を使用する。
また、活性エネルギー線が紫外線であるので、接着剤には、増感剤や、光安定剤、紫外線吸収剤、貯蔵安定剤等の助剤を添加してもよい。
また、接着剤に熱硬化特性を与えるために、一般的に使用される錫化合物、亜鉛化合物、アミン化合物などの触媒を添加してもよい。
さらに、基材の隠蔽性を上げるために、接着剤に各種顔料が添加されて任意に着色されていてもよい。基材の隠蔽性を上げるためには、接着剤が接着剤の固形成分中において、無機顔料を0.5〜10%の割合で含有する接着剤であることが望ましい。
接着剤の塗布量を上げるために各種増粘剤や増量剤を添加してもよい。増粘剤としては、例えば小麦粉やポバール等の各種増粘剤が使用される。増量剤としては、炭酸カルシウム、アルミナ、酸化チタン等が使用される。
(化粧シート)
化粧シートとしては、一般的な化粧板に使用されるものであれば、どのようなものでも使用することができる。例えば、天然木質薄単板、化粧紙、樹脂含浸紙、樹脂化粧シート等を用いることができる。
天然木質薄単板としては、広葉樹、針葉樹、早生樹等、どのようなものでも使用することができる。後の工程で、ショットブラスト法により、浮造り加工が行われるので、特に接着剤の染み上がりに配慮が必要であり、染み上がりを木質単板の厚みの50%以下に抑えることが好ましい。
樹脂含浸紙としては、例えば、チタン紙、コート紙、クラフト紙等の含浸用の紙に、例えば、メラミン系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、DAP(ジアリルフタレート)系樹脂等の樹脂を含浸させ、未硬化又は半硬化状態でシート成形されたものを使用する。
樹脂化粧シートとしては、例えば、オレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂等の表面に、印刷層を介して透明樹脂層を設けた0.15〜1.0mm程度のシートが用いられる。
化粧シートとして、天然木質薄単板や含浸紙を用いる場合は、後述する化粧シートを貼着するプレス工程後に、化粧シート上に着色や塗装等の化粧加工を行うことが望ましい。
[製造方法]
次に、上記化粧板の製造方法について説明する。
(接着剤塗布工程)
まず、上記基材に接着剤を塗布する。この接着剤を塗布する塗布手段は、特に限定されない。目的とする接着剤の塗布量に応じた塗布方法を選択すればよく、例えば、ロールコーターやフローコーター、スプレー塗布等が好適である。
また、2種類の異なる接着剤を併用してもよい。例えば、粘度の異なる2種類の接着剤を塗布する場合は、粘度の高い第1接着剤をロールコーターやスポンジコーターで塗布し、非接触方式で粘度の低い第2接着剤を塗布する。この場合、第1接着剤で接着層を構成するようにすればよい。
粘度の高い第1接着剤を塗布し、この上に粘度の低い第2接着剤を塗布して紫外線照射により第1及び第2接着剤を半硬化状態にさせてもよく、また第1接着剤を紫外線照射により半乾燥させた後、第2接着剤を塗布して、この第2接着剤も紫外線照射により半硬化状態にさせてもよい。
(紫外線照射工程)
次に、上記接着剤を半硬化状態にさせるために、紫外線照射を行う。紫外線の照射設備及び照射強度は、使用する接着剤の種類に合わせて適宜選択すればよい。なお、粘度の2種類の異なる接着剤を併用する場合には、少なくとも第1接着剤を紫外線照射により半硬化状態とする。
接着剤の半硬化状態とは、2つの状態のいずれかをさす。一方の状態は、紫外線照射により、接着剤のうち紫外線硬化特性を有する樹脂が完全に硬化し、熱硬化特性又は湿気硬化特性を有する樹脂が反応せずに保持されている状態をさす。他方の状態は、光開始剤の選定又は添加量の調整等、あるいは照射する紫外線量をコントロールすることにより、紫外線硬化特性を有する樹脂を完全に硬化させない状態をさす。
基材及び接着剤と、接着剤及び化粧シートとのそれぞれの密着性、あるいは、基材及び第1接着剤と、第1接着剤及び第2接着剤と、第2接着剤及び化粧シートとのそれぞれの密着性を確認しながら紫外線の照射量を調整すればよい。
紫外線照射のために使用する設備は、使用する光開始剤の種類により適宜選択すればよい。具体的には、メタルハライドランプ、無電極方式のDバルブ、Vバルブ、Qバルブ、Mバルブ、パルスUV方式等を使用すればよい。
(積層工程)
上記接着剤を半硬化状態とした基材上に化粧シートを積層して積層体を得る。こうすることで、一定厚みの接着層を介して化粧シートを積層することができるとともに、特に化粧シートとして天然木質薄単板を使用した場合に、化粧シートへの接着剤の染み上がりを抑えることができる。
また、接着層を30〜75μmの厚みでかつ、タイプAデュロメーターで30°以下の弾性を有するものとして、接着層をクッション層として機能させて化粧板に耐キャスター性を付与するためには、通常3〜10分のドライヤー乾燥が必要である。紫外線照射では、数秒程度で半硬化状態とすることができるので生産性がよく、半硬化状態とすることで、後述するプレス工程において、接着層の厚みを保持しつつ、接着剤と化粧シート(天然木質薄単板)とを接着することができる。
(プレス工程)
次に、基材、半硬化状態の接着剤及び化粧シートが積層された積層体をプレスして積層一体化する。プレスは、一般的なロールプレスや平板プレス等、様々な方法により行うことができるが、平板プレスによりプレスすることが好ましい。
平板プレスには、熱圧プレス法又は冷圧プレス法が採用される。
熱圧プレス法によりプレスする場合、接着剤としては、熱硬化特性又は湿気硬化特性と、紫外線硬化特性とを有する接着剤を使用する。熱圧プレスの条件としては、100〜130℃でかつ0.2〜1.0MPaの条件で、30〜90秒程度の条件が設定される。この熱圧プレス工程により、半硬化状態の接着剤が完全硬化し、接着剤と化粧シートが結合一体化される。化粧シートとして天然木質薄単板を使用する場合は、平板プレスによる熱圧プレス法でプレスすると生産効率に優れているので好ましい。
冷圧プレス法によりプレスする場合には、湿気硬化特性と紫外線硬化特性とを有する接着剤を使用する。化粧シートの積層後、積層部について任意の枚数を順積み堆積又は面併せ堆積して、0.2〜0.8MPa程度で、45〜90分押圧養生する。その後、12〜24時間放置することで初期接着することができる。
特に、化粧シートとして天然木質薄単板を使用する場合は、平板プレスによる熱圧プレス法でプレスすると生産効率に優れているので好ましい。
(浮造り加工工程)
化粧シートとして天然木質薄単板を使用する場合、木質薄単板の表面に浮造り加工を施すことが好ましい。接着剤の染み上がりを木質薄単板の厚みの50%以下とすることで、特にショットブラスト法による浮造り加工を行う場合に好適な結果が得られる。
ショットブラスト法とは、硬質で微細なブラスト研磨材を木質薄単板の表面に衝突させて、表面に微細な傷をつける加工のことであり、木質薄単板の軟らかい部分が少しずつ研削され凹部が形成され、硬い部分が残る。
このショットブラスト法による浮造り加工を施すとき、木質薄単板に接着剤が染み上がっている部分は研削されにくいので、接着剤の染み上がりをできるだけ抑えることが好ましく、接着剤の染み上がりを木質薄単板の厚みの50%以下とすることで、浮造り加工を効果的に施すことができる。
また、木質薄単板への接着剤の染み上がり部分まで浮造り加工を施すことで、接着剤の染み上がり量を調整することにより浮造り加工の凹凸深さが決定される。
上記ブラスト用研磨材としては、ガラスビーズ、ガラスパウダー、ケイ素質等の無機質粒子、アルミナ等の金属粒子、胡桃や桃の種等を粉砕した硬質有機粒子、あるいはドライアイスを細かく粉砕したドライアイス粒子等が用いられる。このようなブラスト用研磨材をノズルから噴出させ、木質薄単板の表面に衝突させて浮造り加工を施す。
ワイヤーブラシで浮造り加工を施す場合には、染み上がりが多少ある場合でも加工が可能であるが、表面の硬軟の差が小さい樹脂には適用しにくいので、木質薄単板としては、例えば、オークやタモのような環孔材系の樹種や、マツやヒノキのような針葉樹系の樹種に限定される。
また、化粧シートとして、天然木質薄単板、含浸紙やシーラー処理した樹脂シート等を用いる場合は、プレス工程や浮造り加工工程の後に、化粧シート上に着色や塗装等の化粧加工を行ってもよい。この場合、着色や塗装には、一般的に採用されているものを採用することができる。
[実施形態の効果]
このように、本発明の実施形態に係る化粧板は、接着剤が熱硬化特性又は湿気硬化特性と紫外線硬化特性とを兼ね備え、接着剤を半硬化状態とした後に化粧シート(木質薄単板)を積層する。このため、基材と化粧シート(木質薄単板)との間に一定厚みの接着層が形成され、接着層がクッション層として機能して耐キャスター性に優れた化粧板を得ることができるとともに、紫外線照射により接着剤を瞬時に半硬化状態とするので、生産性のよい化粧板を得ることができる。
また、化粧シートとして木質薄単板を用いても、接着剤を半硬化状態とした後に積層することで、接着剤の木質薄単板への染み上がりを木質薄単板の厚みの50%以下とすることで、木質薄単板の表面への接着剤の染み上がりが抑制されるので汎用性に優れるとともに、ショットブラスト法による浮造り加工の際、確実にムラの発生を抑制することができ、意匠性により一層優れた化粧板を得ることができる。
また、木質薄単板への接着剤の染み上がり部分まで浮造り加工を施すことによって、接着剤の染み上がり量を調整することで浮造り加工の凹凸深さを決定することができるので、効果的に浮造り加工を施すことができる。
(実施例1)
厚さ9mmの針葉樹合板の表面に、厚さ2.7mmのMDFをビニルウレタン系接着剤で、コールドプレスによって貼着して基材を得た。
上記基材のMDFの表面に、第1接着剤を15g/尺の塗布量で塗布した。この第1接着剤は、ポリエーテルグリコールジアクリレートを75重量部、MDIプレポリマー(分子量約1500)を25重量部、熱反応開始剤を1.5重量部、紫外線反応開始剤を2.0重量部の組成とした。
上記第1接着剤を塗布した基材の表面に、メタルハライドを140mJ/cmの強度で照射すると、第1接着剤が半硬化状態となった。
さらに、上記基材の表面に第2接着剤を塗布した。第2接着剤の塗布量は、10g/尺とした。第2接着剤は、アクリル系樹脂を45重量部、メラミン系樹脂を45重量部、ポバール(増粘剤)を5重量部、水を100重量部の組成とした。
そして、上記基材の表面に、厚さ0.35mmの化粧シートとしてのホワイトオーク生単板を積層して積層体を得た。そして、この積層体を120℃で0.8MPa圧力下で60秒のプレススケジュールで熱圧プレスして化粧基材を得た。
上記のようにして得られた化粧基材の表面には、全く接着剤の染み上がりがなかった。
上記化粧基材の表面を均一に厚さ0.05mmだけワイドベルトサンダーで研削し、透明性樹脂塗料を塗布して透明性樹脂塗膜を形成し、化粧板を得た。
上記のようにして得た化粧板の断面を顕微鏡観察すると、接着層の厚さは約30μmであった。
上記化粧板に対して耐キャスター試験を行った。耐キャスター試験とは、直径50mmの鉄製の単輪キャスター上に25kgの荷重を載せ、300mm長さを500回往復させる試験である。キャスターの移動速度は、約2秒/往復とし、試験後の化粧板表面の凹み量の測定と、状態の目視確認とを行う。
上記耐キャスター試験の試験結果は、化粧板表面の凹み量は最大で0.08mmであり、単板の剥離等の問題も確認されなかった。
また、JASの合板の規格に基づき、化粧板を一類浸漬剥離試験(沸騰水中に4時間浸漬後、60℃±3℃で20時間乾燥させ、さらに、化粧板を沸騰水中に4時間浸漬後、60℃±3℃で3時間乾燥させる)を行ったが、単板剥離等の問題はなかった。
(実施例2)
上記実施例1で得られた化粧基材の表面に、ショットブラスト法により浮造り加工を施した。この浮造り加工により、柔らかい導管以外の部分が優先的に研削され、硬い導管部分が残り、凹凸感に優れた外観を持つ化粧基材を得ることができた。この化粧基材の表面を研磨剤が含まれたスポンジで研磨した後、透明樹脂塗料を塗布して透明樹脂塗膜を形成し、美麗な化粧板を得た。
上記のようにしてられた化粧板に対しても耐キャスター試験を行った。500回往復させた後には、木質薄単板の剥離等の問題は確認されなかった。
また、実施例1と同じ一類浸漬剥離試験を行ったが、単板剥離等の問題はなかった。
(比較例1)
比較例1の化粧板は、第1接着剤塗布後に照射するメタルハライドの照射強度が240mJ/cmである点で上記実施例1の化粧板と異なり、他は同じ構成、同じ製造方法により化粧板を得た。
比較例1の化粧板では、紫外線照射により第1接着剤が完全に硬化し、第1接着剤と第2接着剤とが密着せず、単板が十分に接着されていなかった。
(比較例2)
比較例2の化粧板は、第1接着剤を半硬化させずにホワイトオーク生単板を積層して積層体を得て、この積層体を120℃で0.8MPaの圧力下で120秒間熱圧プレスして化粧基材を得ている点で異なる。
上記の条件で得た化粧基材では、単板とMDFとの間から接着剤がはみ出しているだけでなく、単板表面に、かなりの量の接着剤の染み上がりが確認された。
さらに、上記化粧基材の表面を均一に0.05mmだけワイドベルトサンダーで研削し、透明性樹脂塗料を塗布して透明性樹脂塗膜を形成し、化粧板を得た。
上記化粧板の断面を顕微鏡で観察したところ、接着層は厚みが均等でなく、また平均した厚みは7μmであった。
また、上記化粧板に対して耐キャスター試験を行った。試験結果は500回往復させた後で、表面の凹みは最大で0.15mm程度であった。また、接着層と透明性樹脂塗膜との間の木質薄単板の剥離が発生していた。
(比較例3)
上記比較例2で得られた化粧基材の表面に、ショットブラスト法により浮造り加工を施した。単板の接着剤が染み上がっている部分がほとんど研削されず、浮造り加工にムラが生じていた。
以上説明したように、本発明は、化粧板及びその製造方法について有用である。

Claims (6)

  1. 熱硬化特性又は湿気硬化特性と紫外線硬化特性とを兼ね備えた接着剤が塗布された基材と、
    上記基材上に積層される木質薄単板とがプレスにより積層一体化されてなり、
    上記接着剤が紫外線照射により半硬化した状態で基材上に木質薄単板が積層されることで、接着剤により基材と木質薄単板との間に一定厚みの接着層が形成されていることを特徴とする化粧板。
  2. 請求項1の化粧板において、
    上記接着剤の木質薄単板への染み上がりが、該木質薄単板の厚さの50%以下とされていることを特徴とする化粧板。
  3. 請求項1又は2の化粧板において、
    上記木質薄単板の表面に、上記接着剤の木質薄単板裏面からの染み上がり部分に至る深さまでショットブラスト法による浮造り加工が施されていることを特徴とする化粧板。
  4. 熱硬化特性又は湿気硬化特性と紫外線硬化特性とを兼ね備えた接着剤を基材に塗布する接着剤塗布工程と、
    上記接着剤を半硬化させて一定厚みの接着層を形成するために紫外線照射を行う紫外線照射工程と、
    上記接着層上に化粧シートを積層して積層体を得る積層工程と、
    上記積層体を加圧状態で積層一体化するためにプレスするプレス工程とを含むことを特徴とする化粧板の製造方法。
  5. 請求項4の化粧板の製造方法において、
    上記接着剤塗布工程における接着剤は熱硬化特性と紫外線硬化特性とを兼ね備え、
    上記積層工程における化粧シートは木質薄単板であり、
    上記プレス工程では積層体を熱圧プレスし、上記接着剤の上記木質薄単板への染み上がりを木質薄単板の厚さの50%以下にすることを特徴とする化粧板の製造方法。
  6. 請求項5の化粧板の製造方法において、
    上記プレス工程の後、上記木質薄単板の表面に、上記接着剤の木質薄単板裏面からの染み上がり部分に至る深さまでショットブラスト法による浮造り加工を施す浮造り加工工程をさらに含むことを特徴とする化粧板の製造方法。
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