JP2009065542A - 画像再生装置及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像内にある顔の差別表示の精度を向上させることができる画像再生装置及びそのプログラムを実現する。
【解決手段】 画像データの再生時に、再生表示している画像データに対して顔検出処理を行い(S10)、該顔検出処理により顔が検出されると(S11)、該検出された顔に対して個人認識処理を行う(S12)。そして、該顔検出処理により検出されたか顔を他の部分と区別できるように該検出された顔を識別表示させるとともに、個人認識された顔を、個人認識されてない顔と区別できるように区別表示を行う(S14)。これにより、画像内にある顔の差別表示を向上させることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像再生装置及びそのプログラムに係り、詳しくは、検出した顔を差別表示させる機能を有した画像再生装置及びそのプログラムに関する。
近年、表示している画像内にある人の顔を検出し、該検出した顔に枠(以下、顔検出枠)を表示させるという技術がある(特許文献1)。
公開特許公報 特開平10−334213号
しかしながら、検出した顔に表示させるので、ユーザは、画像内のどこに顔があるかを簡単に認識することができるが、たとえば、集合写真のように沢山の人が写っている場合は、どこにある人物が写っているかということをわざわざ探さなくてならず、面倒であるという問題がある。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、画像内にある顔の差別表示の精度を向上させることができる画像再生装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による画像再生装置は、記録手段に記録されている画像データを表示手段に再生表示させる再生表示制御手段と、
前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データ内にある顔を個人認識する個人認識手段と、
この個人認識手段により個人認識されない顔であって、前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データ内にある顔を検出する顔検出手段と、
前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データ上に、前記個人認識手段により個人認識された顔と、前記顔検出手段により検出された顔とを区別可能な態様で各々識別表示させる差別化表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項2に記載されているように、前記顔検出手段は、
前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データのうち、前記個人認識手段により認識された顔領域以外の領域に対して顔検出を行うようにしてもよい。
また、例えば、請求項3に記載されているように、前記顔検出手段は、
前記個人認識手段により認識された顔の有無にかかわらず、前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データ内にある顔を検出するようにしてもよい。
また、例えば、請求項4に記載されているように、前記差別化表示制御手段は、
顔差別表示モードがオンの場合に、前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データ上に前記顔検出手段により検出された顔と、前記個人認識手段により個人認識された顔とを区別可能な態様で各々識別表示させ、顔差別表示モードがオフの場合は、識別表示をさせないようにしてもよい。
また、例えば、請求項5に記載されているように、前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データ上と共に、前記顔検出手段により検出された顔の数、前記個人認識手段により個人認識された顔の数のどちらか一方を少なくとも表示させる表示制御手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項6に記載されているように、前記顔検出手段により検出された顔の数、又は、前記個人認識手段により個人認識された顔の数を、前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データの印刷枚数として設定する印刷枚数設定手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項7に記載されているように、前記顔検出手段により検出された顔、前記個人手段により個人認識された顔の中から何れかの顔を指定する指定手段と、
前記指定手段により指定された顔が、前記個人認識手段により個人認識された顔の場合は、該指定された顔を含む画像データを前記記録手段の中から検索し、前記指定手段により指定された顔が、前記個人認識手段により個人認識された顔でない場合は、単に顔を含む画像データを前記記録手段の中から検索する画像検索手段と、
を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項8に記載されているように、前記顔検出手段により検出された顔、前記個人認識手段により個人認識された顔の中から何れかの顔を指定する指定手段と、
前記指定手段により指定された顔を含む画像データを、前記記録手段の中から検索する画像検索手段と、
を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項9に記載されているように、前記画像再生表示制御手段は、
前記画像検索手段により検索された画像データを、順々に切り替えて再生表示させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項10に記載されているように、前記画像検索手段により検索された画像データを一覧表示させる一覧表示制御手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項11に記載されているように、前記一覧表示制御手段は、
前記画像検索手段により検索された各画像データの顔領域の画像データを一覧表示させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項12に記載されているように、前記画像検索手段により検索された全ての画像データを印刷するように設定する印刷設定手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項13に記載されているように、前記画像検索手段により検索された全ての画像データに、所定の画像補正処理、又は/及び、所定の画像編集処理を施す画像処理手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項14に記載されているように、前記画像処理手段による画像補正処理は、
少なくとも美肌処理、皺取り処理、美顔処理、痩せ顔処理のうち何れかの処理であるようにしてもよい。
また、例えば、請求項15に記載されているように、前記画像処理手段は、
画像処理による処理前の画像と処理後の画像とを比較できるように表示させる手段を備えるようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項16記載の発明によるプログラムは、コンピュータを、
記録手段に記録されている画像データを表示手段に再生表示させる再生表示制御手段と、
前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データ内にある顔を個人認識する個人認識手段と、
この個人認識手段により個人認識されない顔であって、前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データ内にある顔を検出する顔検出手段と、
前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データ上に、前記個人認識手段により個人認識された顔と、前記顔検出手段により検出された顔を区別可能な態様で各々識別表示させる差別化表示制御手段と、
として機能させることを特徴とする。
本願発明によれば、画像内にある顔の差別表示を向上させることができ、検出された顔と個人認識された顔がどこにあるか一目瞭然にユーザは認識することができる。
以下、本実施の形態について、本発明の画像再生装置をデジタルカメラに適用した一例として図面を参照して詳細に説明する。
[実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本実施の形態における発明の画像再生装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り4、CCD5、ドライバ6、TG(timing generator)7、ユニット回路8、画像生成部9、CPU10、キー入力部11、メモリ12、DRAM13、フラッシュメモリ14、画像表示部15、バス16を備えている。
撮影レンズ2は、図示しない複数のレンズ群から構成されるフォーカスレンズ、ズームレンズ等を含む。そして、撮影レンズ2にはレンズ駆動ブロック3が接続されている。レンズ駆動ブロック3は、フォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に沿って駆動させるフォーカスモータ、ズームモータと、CPU10から送られてくる制御信号にしたがって、フォーカスモータ、ズームモータを駆動させるフォーカスモータドライバ、ズームモータドライバから構成されている(図示略)。
絞り4は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU10から送られてくる制御信号にしたがって絞り4を動作させる。
絞り4とは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいう。
CCD5は、ドライバ6によって駆動され、一定周期毎に被写体像のRGB値の各色の光の強さを光電変換して撮像信号としてユニット回路8に出力する。このドライバ6、ユニット回路8の動作タイミングはTG7を介してCPU10により制御される。なお、CCD5はベイヤー配列の色フィルターを有しており、電子シャッタとしての機能も有する。この電子シャッタのシャッタ速度は、ドライバ6、TG7を介してCPU10によって制御される。
ユニット回路8には、TG7が接続されており、CCD5から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行なうAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD5から出力された撮像信号はユニット回路8を経てデジタル信号として画像生成部9に送られる。
画像生成部9は、ユニット回路8から送られてきた画像データに対してγ補正処理、ホワイトバランス処理などの処理を施すとともに、輝度色差信号(YUVデータ)を生成し、該生成された輝度色差信号の画像データはDRAM13(バッファメモリ)に記憶される。つまり、画像生成部9は、CCD5から出力された画像データに対して画像処理を施す。
CPU10は、CCD5への撮像制御、フラッシュメモリ14への記録処理、画像データの表示処理を行う機能を有するとともに、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。また、CPU10はクロック回路を含み、タイマーとしての機能も有する。
特に、CPU10は、画像データ内に人の顔があるか否かを検出する顔検出手段101、該検出された顔が登録されている顔であるかを個人認識する個人認識手段102を有する。また、画像データを画像表示部15に表示させたり、検出された顔の識別表示や個人認識された顔の区別表示、画像データの一覧表示等を行う表示制御手段103、画像データを検索する検索制御手段104も有する。
キー入力部11は、シャッタボタン、モード切替キー、顔差別表示キー、十字キー、SETキー、印刷キー、コマ/ページ送りキー、インデック表示キー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU10に出力する。
メモリ12には、CPU10が各部を制御するのに必要な制御プログラム、及び必要なデータが記録されており、CPU10は、該プログラムに従い動作する。なお、このメモリ12は書き換え可能な不揮発性メモリである。
DRAM13は、CCD5によって撮像された後、CPU10に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU10のワーキングメモリとして使用される。
フラッシュメモリ14は、画像データを保存する記録媒体である。
画像表示部15は、カラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態にあるときには、CCD5によって撮像された被写体をスルー画像として表示し、記録画像の再生時には、フラッシュメモリ14から読み出され、記録画像を表示させる。
B.デジタルカメラ1の動作
実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図2乃至図4のフローチャートに従って説明する。
ユーザのキー入力部11のモード切替キーの操作により、再生モードに設定されると、CPU10は、フラッシュメモリ14に記録されている画像データの中から所定の画像データ(ここでは、撮影日時が一番新しい画像データ)を選択し(ステップS1)、CPU10は、表示制御手段103に、該選択した画像データの再生表示を開始させる(ステップS2)。つまり、該選択した画像データをフラッシュメモリ14から読みだし、該読みだした画像データを画像表示部15に単体表示させる。
そして、CPU10は、ユーザによって顔差別表示キーが操作されたか否かを判断する(ステップS3)。この判断は、顔差別表示キーの操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS3で、顔差別表示キーが操作されたと判断すると、CPU10は、現在顔差別表示モードがOnであるか否かを判断し(ステップS4)、現在顔差別表モードがOnでない、つまり、Offであると判断すると、CPU10は、顔差別表示モードをOffからOnに切り替えて(ステップS5)、ステップS7に進み、現在顔差別表示モードがOnであると判断すると、CPU10は、顔差別表示モードをOnからOffに切り替えて(ステップS6)、ステップS7に進む。
一方、ステップS3で、顔差別表示木キーが操作されていないと判断するとそのままステップS7に進む。
ステップS7に進むと、CPU10は、現在顔差別表示モードがOnであるか否かを判断し、顔差別表示モードがOnであると判断すると、CPU10は、表示制御手段103により現在顔の差別表示(識別表示や区別表示の総称)が行われているか否かを判断する(ステップS8)。この識別表示は、顔検出処理により検出された顔と他の被写体とを識別させるための表示であり、この区別表示は、個人認識処理により個人認識された顔と個人認識されなかった顔(単に検出のみされた顔)とを区別させるための表示である。このステップS8の判断は、顔の識別表示又は区別表示のどちらか一方が行われている場合は、顔の識別、区別表示が行われていると判断する。
ステップS8で、顔の差別表示が行われていると判断すると図3のステップS21に進み、ステップS8で、顔の差別表示が現在行われていないと判断すると、CPU10は、現在表示している画像に対して顔検出処理や個人認識処理を既に行ったか否かを判断し(ステップS9)、顔検出処理や個人認識処理を行っていないと判断すると、CPU10は、顔検出手段101に、該再生している画像データに対して顔検出処理を行わせる(ステップS10)。
この顔検出処理は、周知技術であり、例えば、予め記憶されている一般的な人の顔の特徴データ(目、眉毛、鼻、口、耳、顔全体の輪郭等の特徴データ)と再生表示している画像データとを比較照合することにより、該再生表示している画像データの中に人の顔の画像データがあるか否かを検出する。なお、この検出は、人の顔があるかを検出できれば十分なので、人の顔の輪郭、目や口など、大まかに人の顔であると認識する程度の画像認識でよい。つまり、その顔が誰の顔であるかを具体的に認識する必要は全くない。また、他の方法によって顔を検出するようにしてもよい。
顔検出処理を行うと、CPU10は、該顔検出処理により人の顔を検出することができたか否かを判断し(ステップS11)、顔を検出することができたと判断すると、CPU10は、個人認識手段102に、該検出された顔に対して個人認識処理を行わせる(ステップS12)。つまり、該検出された顔が誰の顔であるか具体的に認識する処理を開始する。
この個人認識処理は、単に人の顔が画像内にあるかどうかを検出するだけでなく、被写体の顔が誰の顔であるかを具体的に認識する処理を行う。個人認識処理は周知技術であるが、簡単に説明すると、該検出した顔の領域の画像データから顔の各パーツ(目や鼻などの各パーツ)の特徴点を複数抽出し、それら特徴点の座標位置や相対位置関係の数値データ(顔の特徴データ)を算出し、該算出した顔の特徴データと、メモリ12に記録(登録)されている人物の顔特徴データ(登録顔特徴データ)と比較照合し、両者が所定値以上で一致する場合は、該算出した顔の特徴データの顔が、該登録顔特徴データの人物の顔であると個人認識する。なお、他の方法によって顔を個人認識してもよい。
この人物の顔の登録は、予め登録モードなどにおいて、登録したい人物の顔が写っている画像データを指定すると、該画像データから登録したい人物の顔の各パーツの特徴点を複数抽出し、それら特徴点の座標位置や相対位置関係の数値データを算出し、該算出した数値データ(登録顔特徴データ)とユーザによって入力された該登録する人物の名称(略称であってもよい)と関連付けてメモリ12に記録する。このようにして、人物の顔を登録することができる。この登録する人物の顔は幾つであってもよい。つまり、複数の人物の顔を登録することができる。本実施の形態でいう、個人認識とは、登録されている人物の顔が画像データ内にあるかを認識する。これに対して、顔検出とは、単に人の顔を検出することをいう。
また、この登録されている人物が複数いる場合は、算出された顔の特徴データと所定値以上で一致すると判断されるまで、登録顔特徴データと順次比較照合し、何れの登録顔特徴データとも所定値以上で一致しない場合は、顔を個人認識できないと判断することになる。なお、登録されている人物が複数いる場合は、算出された顔の特徴データと、全ての登録顔特徴データとを比較照合するようにしてもよい。この場合は、所定値以上で一致する登録顔特徴データが2つ以上ある場合は、最も一致度が高くなる登録顔特徴データの人物の顔であると個人認識する。
また、検出された顔が複数ある場合も、該検出された全ての顔の特徴データと登録顔特徴データとを比較照合する。このとき、ある顔の特徴データと所定値以上で一致すると判断された登録顔特徴データを、検出された他の顔の特徴データとの比較照合に用いないようにする。同じ人物の顔が2人同時に写っていることはないからである。なお、ある顔の特徴データと所定値以上で一致すると判断された登録顔特徴データも、検出された他の顔の特徴データとの比較照合に用いるようにしてもよい。この場合は、該登録顔特徴データと最も一致度が高くなる顔の特徴データを、該登録顔特徴データの顔であると個人認識するようにしてもよいし、該登録顔特徴データと所定値以上で一致すると判断された全ての顔の特徴データを、該登録顔特徴データの顔であると個人認識するようにしてもよい。
ステップS12で、該検出された顔に対して個人認識処理を行うと、CPU10は、表示制御手段103に、現在再生表示している画像データ上に重ねて該検出された顔の識別表示、該個人認識された顔の区別表示を行わせる(ステップS14)。この識別表示は、顔検出処理により検出された顔を他の被写体とは区別させるための表示であり、この区別表示は、個人認識処理により個人認識された顔と個人認識されなかった顔(単に検出のみされた顔)とを区別させるための表示である。つまり、顔検出された顔と個人認識された顔とを区別可能な態様で識別表示させる。
図5は、再生表示されている画像データ上に重ねて検出された顔を識別表示させたとき、個人認識された顔を区別表示させたときの様子の一例を示す図である。
図5を見ると、図2のステップS2で再生表示された画像には、4人の人物(人物21、人物22、人物23、人物24)が写っており、ここでは、4人の人の顔が検出されたので、該検出された各顔の位置に顔検出枠31が重ねて表示されているのがわかる。これにより、ユーザは実際に検出された顔を認識することができる。
また、ここでは、個人認識された顔は、人物22と人物23の顔であるので、該個人認識された顔は、個人認識されていない顔(人物21の顔と人物24の顔)と比べ顔検出枠31が太枠表示されているのがわかる。これにより、ユーザは顔検出のみされた顔と個人認識された顔を区別することができる。つまり、予め特定の人物の顔を登録しておくことにより、該登録した人物がどこにいるのかを簡単に認識することができる。
このとき、識別表示させる顔検出枠31の表示位置、区別表示させる顔検出枠31の表示位置をCPU10はバッファメモリに記憶させておく。これにより、既に顔検出処理や個人認識処理を行った画像データに対しては、顔検出処理や個人認識処理を再び行うことなく、検出された顔の位置、個人認識された顔の位置がわかる。
なお、この顔識別表示は、顔検出枠31を表示させることにより、該検出された顔を識別させるようにしたが、他の方法によって識別表示させるようにしてもよい。また、区別表示は、顔検出枠31を太枠表示させることにより、顔検出のみされた顔と個人認識された顔を区別させるようにしたが他の方法によって区別表示させるようにしてもよい。たとえば、顔検出枠31の色を変えることにより区別表示させるようにしてもよい。
また、個人認識処理により顔が個人認識されない場合は、ステップS14で顔の区別表示は行われないことになる。つまり、識別表示のみが行われることになる。また、検出された顔が全て個人認識された場合は、すべての顔が区別表示(ここでは、太枠表示)されることになる。
一方、ステップS9で、再生表示している画像データに対して既に顔検出処理や個人認識処理を行ったと判断すると、CPU10は、既に行った顔検出処理により顔が検出されたか、個人認識処理により顔が個人認識されたか否かを判断する(ステップS13)。
ステップS13で、顔が検出されたと判断した場合、顔が個人認識されたと判断した場合は、CPU10は、表示制御手段103に、既に検出されている顔の識別表示、既に個人認識されている顔の区別表示を開始させる(ステップS14)。
ステップS14で顔の識別表示、顔の区別表示を行うと、CPU10は、表示制御手段103に、該検出した顔の数と、個人認識した顔の数をステップS3で再生表示した画像データの上に重ねて表示させる処理を開始させて(ステップS15)、図3のステップS21に進む。これにより、ユーザは、何人の顔が検出されたのか、何人の顔が個人認識されたのかが一目瞭然にわかる。
図5に示す場合を例にとると、検出された顔は4つなので、表示させる検出された顔の数は「4」となり、個人認識された顔は2つなので、表示される個人認識された数は「2」ということになる。
従来は、何人の顔が顔検出処理により検出されたか、何人の顔が個人認識処理により個人認識されたかをわざわざ数えなくてはならず、簡単に知ることができなかったが、このように、検出された顔の数、個人認識された顔の数を表示するので簡単に知ることができる。
なお、この「検出した顔の数」は、単に検出した全ての顔の数ではなく、検出した顔であって個人認識されなかった顔の数であってもよい。つまり、顔検出のみされた顔の数であってもよい。たとえば、図5の場合は、検出した顔であって個人認識されなかった顔の数は「2」であるので、検出された顔の数は「2」ということになり、個人認識された顔の数は「2」ということになる。
そして、図3のステップS21に進むと、CPU10は、検出された顔のうち、何れかの顔がユーザによって指定されたか否かを判断する。
このとき、ユーザは、十字キーを操作することにより任意の顔検出枠31にカーソルを合わせることができ、該カーソルが合わさっている顔検出枠31の顔でOKと思う場合にSETキーの操作を行うことにより、ユーザは検出された顔を指定することができる。
ステップS21で検出された顔が指定されていないと判断した場合、ステップS7で顔差別表示モードがOnでないと判断した場合、ステップS11で顔を検出することができなかったと判断した場合、ステップS13で既に行った顔検出処理等により顔を検出等することができなったと判断した場合は、ステップS22に進み、CPU10は、ユーザによって印刷キーの操作が行われたか否かを判断する。この判断は、印刷キーの操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS22で、印刷キーの操作が行われていないと判断するとそのままステップS26に進み、印刷キーの操作が行われたと判断すると、CPU10は、再生表示している画像内に顔があるか否かを判断する(ステップS23)。この顔とは、検出された顔、個人認識された顔のことを意味する。
ステップS23で、再生表示している画像内に顔があると判断すると、CPU10は、該検出した顔の数、又は、個人認識した顔の数を印刷枚数として、DPOFファイルなどの印刷設定ファイルに印刷設定し、該印刷設定情報をフラッシュメモリ14に記録して(ステップS24)、ステップS26に進む。これにより、このフラッシュメモリ14をプリンタに接続することにより、簡単に該画像データを設定枚数分だけ印刷することができる。このとき、デジタルカメラ1とプリンタとが接続されている状態の場合はそのまま印刷を実行するようにしてもよい。
また、このとき、ユーザが印刷枚数として設定する数を、検出した顔の数にするか、個人認識した顔の数にするかを自由に指定することができるようにしてもよい。
図5に示す場合を例にとると、検出された顔は4つ、個人認識された顔は2つなので、検出された顔の数を印刷枚数に設定する場合は「4枚」となり、個人認識された顔の数を印刷枚数として設定する場合は「2枚」ということになる。
従来においては、ユーザが撮影枚数をわざわざ入力しなければならなかったが、検出された顔の数、又は個人認識されたか顔の数に自動的に印刷枚数を設定するようにしたので、ユーザの手間が省ける。
なお、検出した顔の数、又は個人認識した顔の数を印刷枚数として自動的に設定するのではなくて、検出した顔の数、又は個人認識した顔の数を印刷枚数の候補として表示させ、ユーザが印刷枚数の数を調整することができるようにしてもよい。これによっても、検出した顔の数、又は個人認識した顔の数を候補として挙げるので、従来に比べユーザの手間を省くことができる。
また、この「検出した顔の数」は、単に検出した全ての顔の数ではなく、検出した顔であって個人認識されなかった顔の数であってもよい。つまり、顔検出のみされた顔の数であってもよい。たとえば、図5の場合は、検出した顔であって個人認識されなかった顔の数は「2」であるので、検出した顔の数を印刷枚数に設定する場合は「2枚」となり、個人認識された顔の数は「2」なので、個人認識された顔の数を印刷枚数として設定する場合は「2枚」ということになる。
一方、ステップS23で、再生表示している画像内に顔がないと判断すると、CPU10は、ユーザによって指定された印刷枚数をDPOFファイルなどの印刷設定ファイルに印刷設定し、該印刷設定情報をフラッシュメモリ14に記録して(ステップS25)、ステップS26に進む。なお、このときも、デジタルカメラ1とプリンタとが接続されている状態の場合はそのまま印刷するようにしてもよい。
ステップS26に進むと、CPU10は、ユーザによってコマ送り操作が行われたか否かを判断する。この判断は、コマ/ページ送り操作キーの操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かを判断する。
ステップS26で、コマ送り操作が行われたと判断すると、CPU10は、該操作にしたがって次の画像データを選択して(ステップS27)、図2のステップS2に戻る。
ここで、コマ/ページ送りキーは、「↑」キー、と「↓」キーとを有し、「↓」キーが操作された場合は、フラッシュメモリ14に記録されている画像データのうち、現在表示している画像データの次に1つ前に撮影された画像データ(現在表示している画像データの撮影日時の次に撮影日時が新しい画像データ)を選択し、「↑」キーが操作された場合は、現在表示している画像データの1つ後に撮影された画像データ(現在表示している画像データの撮影日時より1つ撮影日時が新しい画像データ)を選択する。
一方、ステップS26で、コマ送り操作が行われていないと判断すると、図2のステップS3に戻る。
また、図3のステップS21で、検出された顔のうち、何れかの顔がユーザによって指定されたと判断すると、図4のステップS31に進み、CPU10は、該指定された顔は個人認識された顔であるか否かを判断する。
ステップS31で、該指定された顔は個人認識された顔であると判断すると、CPU10は、該指定された個人認識された人物の顔を検索対象として特定して(ステップS32)、ステップS34に進む。
一方、ステップS31で、該指定された顔は個人認識された顔でないと判断すると、つまり、顔検出のみされた顔であると判断すると、CPU10は、該指定された人の顔を検索対象として特定し、該特定した顔の顔特徴データを算出して(ステップS33)、ステップS34に進む。この顔特徴データの算出は、該検出された顔の画像データから、顔の各パーツの特徴点を複数抽出し、それら特徴点の座標位置や相対位置関係の数値データ(顔特徴データ)を算出することにより行われる。この算出された顔特徴データはバッファメモリに記憶される。
ステップS34に進むと、CPU10の検索制御手段104は、該検索対象として特定された顔がある画像データを、フラッシュメモリ14に記録されているすべての画像データの中から検索する処理を行う。この検索処理は、後で説明する。
この検索処理により、個人認識された人物の顔が検索対象として特定された場合は、該特定した顔の個人認識の元となった登録顔特徴データを用いて、該特定した人物の顔が写っている画像データをフラッシュメモリ14の中から検索する。たとえば、図5の人物22の顔を検索対象として特定した場合は、該人物22の顔が写っている画像データを検索することになる。
また、個人認識されていない顔が検索対象として特定された場合は、ステップS33で算出した顔特徴データを用いて、該特定した顔が写っている画像データをフラッシュメモリ14の中から検索する。たとえば、図5の人物21の顔を検索対象として特定した場合は、該人物21の顔が写っている画像データを検索することになる。
この検索処理により検索された画像データの所在情報が検索結果としてバッファメモリに記憶されることになる。
従来においては、個人認識処理により登録されている人物の顔が写っている画像を検索するという技術はあったが、登録されている人物の顔が写っている画像しか検索することができず、不便であった。これに対して、登録されていない顔も検索することができるようにしたので、検索の使い勝手、精度が向上する。また、再生している画像データに対して顔検出処理を行い、該検出された顔の中から顔を指定するので、登録されていない顔の指定が楽になる。
そして、CPU10は、ユーザによってコマ送り操作が行われたか否かを判断する(ステップS35)。
ステップS35で、コマ送り操作が行われていないと判断するとそのままステップS37に進み、ステップS35でコマ送り操作が行われたと判断すると、CPU10は、該検索された画像データのうち、該操作にしたがって次の画像データを選択し、表示制御手段103に、該選択した画像データの再生表示を開始して(ステップS36)、ステップS37に進む。
ここで、コマ/ページ送りキーの「↓」キーが操作された場合は、検索された画像データのうち、現在表示している画像データの1つ前に撮影された画像データ(現在表示している画像データの撮影日時の次に撮影日時が新しい画像データ)を選択し、「↑」キーが操作された場合は、現在表示している画像データの1つ後に撮影された画像データ(現在表示している画像データの撮影日時より1つ撮影日時が新しい画像データ)を選択する。この画像データの選択は、バッファメモリに検索結果として記憶されている画像データの所在情報に基づいて行われる。
ステップS37に進むと、CPU10は、ユーザによって印刷キーが操作されたか否かを判断する。
ステップS37で、印刷キーが操作されていないと判断するとそのままステップS39に進み、ステップS37で、印刷キーが操作されたと判断すると、CPU10は、該検索されたすべての画像データを印刷するように、DPOFファイルなどの印刷設定ファイルに設定し、該印刷設定情報をフラッシュメモリ14に記録して(ステップS38)、ステップS39に進む。これにより、このフラッシュメモリ14をプリンタに接続することにより、簡単に該検索された画像データを印刷することができる。このとき、デジタルカメラ1とプリンタとが接続されている状態の場合は、そのまま印刷するようにしてもよい。
この印刷の設定も、検索結果としてバッファメモリに記憶されている画像データの所在情報に基づいて行われる。
ステップS39に進むと、CPU10は、ユーザによってインデック表示キーの操作が行われたか否かを判断する。この判断は、インデックス表示キーの操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS39で、インデックス表示キーの操作が行われていないと判断すると、ステップS35に戻り、上記した動作を繰り返す。
一方、ステップS39で、インデックス表示キーの操作が行われたと判断すると、CPU10は、表示制御手段103に、該検索された画像データのうち、現在再生表示している画像データが属する組の画像データを一覧表示させる(ステップS40)。この画像データの一覧表示も、検索結果としてバッファメモリに記憶されている画像データの所在情報に基づいて行われる。
このとき、CPU10は、一覧表示させている画像データの中で所定の画像データ(ここでは一番撮影日時が新しい画像データ)にカーソルを合わせておく。
ここで、組とは、一度に一覧表示に表示させることができる枚数毎に分割したものであり、例えば、一覧表示できる画像の枚数が12枚とすると、12枚の画像データが1組となり、12枚毎に組が変わることになる。つまり、検索された画像のうち撮影日時が一番新しい画像データから12番目までに撮影日時が新しい画像データが1組目に属し、撮影日時が13番目から24番目までに新しい画像データが2組目に属することになる。
画像の一覧表示を行うと、CPU10は、ユーザによって印刷キーの操作が行われたか否かを判断する(ステップS41)。
ステップS41で、印刷キーが操作されていないと判断するとそのままステップS43に進み、ステップS41で、印刷キーが操作されたと判断すると、CPU10は、該検索されたすべての画像データを印刷するように、DPOFファイルなどの印刷設定ファイルに設定し、該設定した印刷設定情報をフラッシュメモリ14に記録して(ステップS42)、ステップS43に進む。これにより、このフラッシュメモリ14をプリンタに接続することにより、簡単に該検索された画像データを印刷することができる。このとき、デジタルカメラ1とプリンタとが接続されている状態の場合は、そのまま印刷するようにしてもよい。
ステップS43に進むと、CPU10は、ユーザによってページ送り操作が行われたか否かを判断する。この判断は、コマ/ページ送りキーが操作されたか否かを判断する。
ステップS43で、ページ送り操作が行われていないと判断するとそのままステップS45に進み、ステップS43で、ページ送り操作が行われたと判断すると、CPU10は、表示制御手段103に、該検索された画像データのうち、該操作にしたがって次の組の画像データを一覧表示させて(ステップS44)、ステップS45に進む。
このとき、CPU10は、新たに一覧表示させた画像データの中で所定の画像データ(ここでは一番撮影日時が新しい画像データ)にカーソルを合わせておく。
ここで、コマ/ページ送りキーの「↓」キーが操作された場合は、検索された画像データのうち、現在一覧表示されている組の次の組に属する画像データを一覧表示させ、「↑」キーが操作された場合は、現在一覧表示されている組の1つ前の組に属する画像データを一覧表示させる。
例えば、現在表示されている組が2組目の場合に「↓」キーが操作されると3組目に属する画像データを一覧表示させ、現在表示されている組が2組目の場合に「↑」キーが操作されると1組目に属する画像データを一覧表示させる。
ステップS45に進むと、CPU10は、ユーザによって画像データの指定が行われたか否かを判断する。この判断は、SETキーの操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS45で、画像データの指定が行われていないと判断するステップS41に戻り、ステップS45で、画像データの指定が行われたと判断すると、CPU10は、該指定された画像データを選択し、該選択した画像データの再生表示を開始して(ステップS46)、ステップS35に戻る。
ここで、ユーザは、十字キーの操作を行うことにより、一覧表示されている画像データの中の任意の画像データにカーソルを合わせることができ、該カーソルが合わさっている画像データを再生表示させたいと思う場合にSETキーの操作を行うことにより、ユーザは任意の画像データを指定することができる。
C.画像データの検索処理
次に画像データの検索処理の動作を図6に示すフローチャートにしたがって説明する。
図4のステップS34に進むと、図6のステップS51に進み、CPU10の検索制御手段104は、現在再生表示されている画像データを選択し、該選択した画像データの所在情報を検索結果としてバッファメモリに記憶させる。
そして、CPU10の検索制御手段104は、未だ選択されていない画像データを選択し(ステップS52)、CPU10の検索制御手段104は、顔検出手段101に該選択した画像データに対して顔検出処理を行わせる(ステップS53)。
なお、ここで言う「未だ選択されていない画像データ」とは、図2のステップS1、図3のステップS27で選択されていない画像データのことではなく、図6の検索処理内で選択されていない画像データのことをいう。つまり、ステップS51、ステップS52で未だ選択されていない画像データのことをいう。
該顔検出処理を行うと、CPU10の検索制御手段104は、該顔検出処理により人の顔を検出することができたか否かを判断する(ステップS54)。
ステップS54で、顔を検出することができたと判断すると、CPU10の検索制御手段104は、検索対象として特定された顔が個人認識された顔であるか否かを判断する(ステップS55)。つまり、図4のステップS32で、個人認識された顔が検索対象として特定されたか否かを判断する。
ステップS55で、検索対象として特定された顔が個人認識された顔であると判断すると、CPU10の検索制御手段104は、個人認識手段102に、該検索対象として特定された顔を個人認識した元となるメモリ12に記録されている登録顔特徴データに基づいて、該検出された顔に対して個人認識処理を行わせて(ステップS56)、ステップS58に進む。
つまり、該検出した顔の領域の画像データから顔の各パーツの特徴点を複数抽出し、それら特徴点の座標位置や相対位置関係の数値データ(顔の特徴データ)を算出し、該算出した顔の特徴データと、メモリ12に記録(登録)されている人物の登録顔特徴データのうち、検索対象として特定された人物の登録顔特徴データとを比較照合することにより、個人認識処理を行う。
一方、ステップS575で、検索対象として特定された顔が個人認識された顔でないと判断すると、CPU10の検索制御手段104は、顔検出手段101に、該特定された顔の顔特徴データ(図4のステップS33で算出した顔特徴データ)に基づいて、該検出された顔に対して顔認識処理を行わせて(ステップS57)、ステップS58に進む。
つまり、該検出した顔の領域の画像データから顔の各パーツの特徴点を複数抽出し、それら特徴点の座標位置や相対位置関係の数値データ(顔の特徴データ)を算出し、該算出した顔の特徴データと、バッファメモリに記憶されている図4のステップS33で算出した顔特徴データとを比較照合することにより、顔認識処理を行う。これにより、該特定された顔を顔認識することができる。
この顔認識処理は、顔検出処理の一種と言えることもでき、顔検出処理は単に人の顔を検出するが、顔認識処理は、ある特定の顔のみを検出する。
ステップS58に進むと、CPU10の検索制御手段104は、ステップS56で個人認識処理により該検索対象として特定された人物の顔を個人認識できたか、又は、ステップS57で顔認識処理により該検索対象として特定された人物の顔を顔認識できたか否かを判断する。
ステップS58で、該検索対象として特定された人物の顔を認識できたと判断すると、CPU10の検索制御手段104は、現在選択している画像データの所在情報を検索結果としてバッファメモリに記憶させて(ステップS59)、ステップS6に進む。
一方、ステップS54で顔検出処理により顔が検出することができなかったと判断した場合、ステップS58で特定された顔を認識することができないと判断した場合は、そのままステップS60に進む。
ステップS59に進むと、CPU10は、フラッシュメモリ14に記録されているすべての画像データを選択したか否かを判断する。
なお、ここで判断する「すべての画像データを選択したか」とは、図2のステップS1、図3のステップS27での選択は含まれず、図6の検索処理内ですべての画像データを選択したかである。つまり、ステップS51、ステップS52で未だ選択されていない画像データがある場合は、すべての画像データを選択していないことになる。
ステップS60で、すべての画像データを選択していないと判断すると、ステップS512に戻り、ステップS60で、すべての画像データを選択したと判断すると検索処理を終了する。
この検索終了時にバッファメモリに検索結果として記憶されている画像データのすべての所在情報に基づいて、検索された画像データを特定することができる。
以上のように、実施の形態においては、画像データの再生時に顔検出処理、個人認識処理を行い、検出された顔を識別表示させるとともに、個人認識された顔を区別表示させるようにしたので、画像内にある顔の差別表示を向上させることができ、ユーザは簡単にどこに顔があるかを認識することができるとともに、登録している人物の顔がどこにあるのかも簡単に認識することができる。たとえば、集合写真などのたくさんの人が写っている画像であっても、予め特別な人物(たとえば、自分の子供)の顔を登録しておくことにより、自分の息子がどこにいるのかを簡単に見つけることができる。
また、顔差別表示モードがOnのときに、検出された顔を識別表示させるとともに、個人認識させた顔を区別表示させるので、不必要に顔を差別表示させることがなく、ユーザは顔を差別表示させたいときに顔を差別表示させることができる。
また、顔検出した顔の数、個人認識した顔の数を表示させるようにしたので、ユーザは簡単に検出された顔の数、個人認識された顔の数を簡単に知ることができる。
また、検出された顔の数、又は、個人認識された顔の数を、該表示している画像データの印刷枚数として設定するので、ユーザの手間を省くことができ、簡単に写真を配る人数分だけの枚数を印刷することができる。
また、該再生表示された画像データの中で検出された顔を指定すると、該指定された顔を含む画像データを検索するので、検索の精度、使い勝手を向上させることができる。また、指定された顔が個人認識された顔の場合は、該個人認識の元となった登録顔特徴データを用いて画像データを検索するので、指定された顔の画像データから顔特徴データを算出しなくて済み、処理負担を軽減させることができる。
また、検索された画像データを切り替えて再生表示させたり、一覧表示させたりするので検索された画像データの内容をユーザが視認することができる。
また、検索された画像データを印刷するように印刷設定するので、ユーザの手間が省け、簡単にプリントを行なうことができる。
[変形例]
D.上記実施の形態は以下のような態様でもよい。
(01)上記実施の形態において、ステップS31で、指定された顔が個人認識された顔でないと判断すると、該指定された顔を処理対象として特定し(ステップS32)、該特定した顔の顔特徴データを算出するようにしたが、指定された顔が個人認識された顔でないと判断すると、単に人の顔を処理対象として特定するようにしてもよい。つまり、誰の顔というように具体的に特定するのではなく、単に顔を特定する。これにより、検索の精度、使い勝手を向上させることができる。
この単に顔が特定された場合のステップS34の検索処理(図6に示す処理)は、ステップS54で顔が検出できたと判断し、ステップS55で検索対象として特定された顔が個人認識された顔でないと判断すると、そのままステップS59に進む。つまり、ステップS57の動作は不要ということになる。これにより、指定された顔が個人認識されていない場合は(単に顔が特定された場合は)、単に顔を含む画像データをすべて検索するということになる。
このとき、該検索された画像データに対して、個人認識処理を行い、ステップS36の再生表示、ステップS40での一覧表示は、登録されている人物が写っている画像データ順に再生表示、一覧表示させるようにしてもよい。
(02)上記実施の形態において、ステップS31で、該指定された顔が個人認識された顔であると判断すると、該指定された個人認識された顔を検索対象として特定し、ステップS34の検索処理(図6の検索処理)のステップS56の動作は、該指定された顔を個人認識した元となった登録顔特徴データを用いて個人認識処理を行うようにしたが、ステップS32の動作も、ステップS33の動作と同様に、該指定された顔の画像データから顔特徴データを算出し、ステップS56の動作は、ステップS57の動作と同様に該算出された顔特徴データに基づいて顔認識処理を行うようにしてもよい。
(03)上記実施の形態においては、図2のステップS15で検出された顔、個人認識された顔の数を表示させるようにしたが、どちらか一方、又は両方とも表示させないようにしてもよい。
また、図2のステップS15の顔の個数表示は、再生表示された画像データに基づいて、顔検出処理、個人認識処理を行うことを前提とし、該検出された顔の数、該個人認識された顔の数を表示させるようにしたが、顔検出処理を行い、検出された場合は個人認識処理を行うことを前提としない技術においても、検出された顔の数、個人認識された顔の数を表示させるようにしてもよい。つまり、単に顔検出処理のみを行う技術において該検出された数を表示させるようにしてもよいし、単に個人認識処理のみを行う技術において該個人認識された数を表示させるようにしてもよい。
(04)上記実施の形態においては、検出された顔の識別表示、個人認識された顔の区別表示を行うようにしたが、どちらか一方、又は両方とも行わないようにしてもよい。
(05)上記実施の形態においては、図43のステップS22で印刷キーが押されると、印刷設定を行うようにしたが(ステップS24、ステップS25)、送信キーの操作を行うと、メールに現在表示させている画像データを添付ファイルとして設定するようにしてもよい。
この場合は、送信キーの操作が行われると、ステップS23で個人認識された顔があるか否かを判断し、個人認識された顔があると判断すると、メールの宛先を該個人認識された人物のメールアドレスに設定するとともに、再生表示している画像データを添付ファイルとして設定するようにしてもよい。このときは、予め人物の登録の際には、登録顔特徴データと人物の名称、さらにメールアドレスを関連づけて登録させておく。
また、ステップS23で個人認識された顔がないと判断すると、メールに現在表示させている画像データを添付ファイルとして設定するようにしてもよい。このときは、メールアドレスは設定されない。
(06)上記実施の形態においては、図4のステップS34の画像データの検索処理は、再生表示された画像データに基づいて、顔検出処理、個人認識処理を行うことを前提とし、該検索された顔を指定することにより該指定された顔に基づいて検索処理を行うようにしたが、顔検出処理を行い、顔が検出された場合は個人認識処理を行うことを前提としないでもよい。単に、登録されている人物を指定することにより(複数であってもよい)、該指定された人物の顔を検索するようにしてもよい。この場合は、指定された登録されている人物の顔が全て写っている画像の検索を行ってもよいし、指定された登録されている人物の顔の何れかが写っている画像の検索を行ってもよい。また、登録顔検索モードというものを設け、登録顔検索モードに設定されると登録されている顔を含む画像データを検索するようにしてもよい。この場合は、登録されている人物の顔が全て写っている画像の検索を行ってもよいし、登録されている人物の顔の何れかが写っている画像の検索を行ってもよい。
また、顔検索モードというものを設け、顔検索モードに設定されると、顔を含む画像データを検索するようにしてもよい。
また、顔検出処理のみを行い、該顔検出処理により検出された顔のうち、何れかの顔が指定されると、該指定された顔を含む画像データの検索を行うようにしてもよい。
また、個人認識処理のみを行い、該個人認識処理に個人認識された顔のうち、何れかの顔が指定されると、該指定された個人認識された顔を含む画像データの検索を行うようにしてもよい。
(07)上記実施の形態においては、個人認識処理は、顔検出処理により検出された顔に基づいて(顔の画像データに基づいて)、個人認識処理を行うようにしたが(図2のステップS12)、顔検出処理により検出された顔の画像データに基づかない画像データに基づいて個人認識処理を行うようにしてもよい。たとえば、顔検出処理は、画像データの全領域に対して行うとともに、個人認識処理も画像データの全領域又は所定の領域(たとえば、中央領域、ユーザによって指定された領域)に基づいて行うようにしてもよい。
また、図6の検索処理においても、検索対象として特定された顔が個人認識された顔である場合は、顔検出処理を行うことなく個人認識処理を行い、検索対象として特定された顔が個人認識されていない顔の場合は顔検出処理を行うことなく顔認識処理を行うようにしてもよい。
つまり、図6のステップS52で画像データを選択すると、ステップS55に進むようにしてもよい。
(08)上記実施の形態においては、個人認識処理は、顔検出処理により検出された顔に基づいて(顔の画像データに基づいて)、個人認識処理を行うようにしたが(図2のステップS12)、まず、個人認識処理を行い、その後顔検出処理を行うようにしてもよい。この場合の顔検出処理は、個人認識処理により個人認識されなかった顔のみを検出するようにしてもよい。具体的には、個人認識処理により認識された顔領域以外の領域に対して顔検出処理を行う。
これにより、同じ顔に対して顔検出処理と個人認識処理を行うことがなくなり、処理負担を軽減させることができる。
(09)上記実施の形態においては、顔検出処理は、画像データに全領域ではなく、画像データの所定の領域(たとえば、中央領域、ユーザによって指定された領域)に対して行うようにしてもよい。これにより、顔検出処理の負担を軽減さえることができる。
(10)上記実施の形態においては、顔検出処理(図2のステップS10)と個人認識処理(ステップS12)とを行うようにしたが、個人認識処理で顔も検出することができるようにする場合は、個人認識処理のみでよい。
この個人認識処理のみで顔検出を行うことができる方法の例として、たとえば、登録顔特徴データと第1の所定値以上で一致する場合は、該登録顔特徴データに対応する人物であると個人認識し、登録顔特徴データと第1の所定値以上では一致しないが第2の所定値(第1の所定値よりは小さい)以上で一致する場合は顔であると検出する。
この場合の動作は、ステップS10で、個人認識処理を行い、ステップS11で顔が検出できたと判断するとステップS14に進む。このとき、ステップS14では、個人認識された顔がない場合は、顔の識別表示のみを行うことになる。
(11)上記実施の形態においては、図4のステップS31で、指定することができる顔を1つとしたが、複数の顔を指定することができるようにしてもよい。このときは、ステップS34の検索処理は、指定された顔の何れか1つが含む画像データを検索するようにしてもよいし、指定された全ての顔を含む画像データを検索するようにしてもよい。
(12)上記実施の形態においては、図4のステップS40で、検索された画像データを一覧表示させるようにしたが、検索された各画像データのうち、検索対象となった顔の領域の画像データをそれぞれトリミングし、該トリミングした画像データを一覧表示させるようにしてもよい。これにより、一覧表示される個々の画像は小さいが、顔領域の画像データを表示させるので、検索した顔画像をユーザは確認しやすくなる。
(13)上記実施の形態においては、検索された画像データを表示させたり、印刷設定するようにしたが、検索された画像データを一括してメールの添付ファイルとして設定するようにしてもよい。この場合は、検索対象として特定された顔が個人認識された顔の場合は、宛先を該個人認識された人物のメールアドレスに設定する。このときは、予め人物の登録の際には、登録顔特徴データと人物の名称、さらにメールアドレスを関連づけて登録させておく。
(14)上記実施の形態においては、検索された画像データを表示させたり、印刷設定するようにしたが、該検索された画像データに対して一括して画像補正や、画像編集を施すことができるようにしてもよい。これにより、ユーザの手間が省け、簡単に画像補正や画像編集等の画像処理を行なうことができる。
この画像補正としては、美肌処理(肌が美しく見えるようにする画像補正)、皺取り処理(皺がなくなるようにする画像補正)、美顔処理(顔が美しく見えるようにする画像補正)、痩せ顔処理(顔が痩せているように、引き締まっているように見える画像補正)等を行うようにしてもよい。この画像補正処理は、検索対象として特定された顔に対してのみ行うようにしてもよいし、検索処理の中で検出された顔全ての顔に対して行うようにしてもよい。
また、画像編集の例としては、検索された全ての画像データに対して、検索対象として特定された顔を、予め決められた人物の顔画像に置き換えるようにしてもよい。
また、該検索された全ての画像データを所定のフォルダに移動させたり(移動処理)、削除したり(削除処理)するようにしてもよい。
また、この画像処理による処理前の画像と処理後の画像とを比較できるように、処理前と処理後画像データを再生表示させたり、一覧表示させたりするようにしてもよい。これにより、画像処理前と処理後をユーザは比較することができる。
また、この場合は、処理前と処理後の画像のどちらを記録するかを選択できるようにしてもよいし、処理後の画像のみを記録するようにしてもよいし、両方記録するようにしてもよい。これにより、気に入った方の画像データを記録することができる。
(15)上記実施の形態及び上記変形例(12)及び(13)においては、検索された画像データを表示させた後、該検索された画像データを印刷するように印刷設定したり(図4のステップS38、ステップS42)、メールの設定(メールの添付ファイルの設定、メールアドレスの設定)、画像補正、画像編集、移動処理、削除処理を行うようにしたが、検索された画像データを表示させずに、そのまま検索された画像データを印刷設定、画像補正等することができるようにしてもよい。
(16)上記実施の形態においては、検索対象として特定された顔を含むすべての画像データをフラッシュメモリ14から検索するようにしたが(ステップS34)、コマ送り操作が行われたときに(ステップS35でY)、次に表示させる画像データのみを検索して、ステップS36で表示させるようにしてもよい。これにより、検索処理時間を短くすることができ、迅速に次の画像データを表示させることができる。
また、インデックス表示も同様に、ステップS39でインデックス表示キーの操作が行われたと判断すると、最初に一覧表示させる画像データのみを検索して、ステップS40で、一覧表示させる。このときは、現在表示させている画像データから一覧表示される画像データの枚数分(たとえば、12枚分)だけの画像データを検索する。そして、ステップS43でページ送り操作が行われたと判断すると、次に一覧表示させる画像データを検索して、ステップS44で表示させるようにしてもよい。
(17)上記実施の形態においては、コマ送り操作が行なわれると、該検索された画像データのうち、次の画像データを再生表示させるようにしたが(図4のステップS35でY、ステップS36)、つまり、コマ送り操作が行なわれると検索された画像データを順々に切り替えて表示させるようにしたが、自動的に検索された画像データを順々に切り替え表示させるようにしてもよい。これにより、ユーザの手間が省ける。
(18)上記変形例(01)乃至(17)を矛盾しない範囲内で任意に組み合わせた態様であってもよい。
(19)また、本発明の上記実施形態は、何れも最良の実施形態としての単なる例に過ぎず、本発明の原理や構造等をより良く理解することができるようにするために述べられたものであって、添付の特許請求の範囲を限定する趣旨のものでない。
したがって、本発明の上記実施形態に対してなされ得る多種多様な変形ないし修正はすべて本発明の範囲内に含まれるものであり、添付の特許請求の範囲によって保護されるものと解さなければならない。
最後に、上記実施の形態においては、本発明の画像再生装置をデジタルカメラ1に適用した場合について説明したが、上記の実施の形態に限定されるものではなく、要は、画像を再生することができる機器であれば適用可能である。
本発明の実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 検出された顔を識別表示させたとき、個人認識された顔を区別表示させたときの様子の一例を示す図である。 画像データの検索処理の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り
5 CCD
6 ドライバ
7 TG
8 ユニット回路
9 画像生成部
10 CPU
11 キー入力部
12 メモリ
13 DRAM
14 フラッシュメモリ
15 画像表示部
16 バス

Claims (16)

  1. 記録手段に記録されている画像データを表示手段に再生表示させる再生表示制御手段と、
    前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データ内にある顔を個人認識する個人認識手段と、
    この個人認識手段により個人認識されない顔であって、前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データ内にある顔を検出する顔検出手段と、
    前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データ上に、前記個人認識手段により個人認識された顔と、前記顔検出手段により検出された顔とを区別可能な態様で各々識別表示させる差別化表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像再生装置。
  2. 前記顔検出手段は、
    前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データのうち、前記個人認識手段により認識された顔領域以外の領域に対して顔検出を行うことを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。
  3. 前記顔検出手段は、
    前記個人認識手段により認識された顔の有無にかかわらず、前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データ内にある顔を検出することを特徴とする請求項2記載の画像再生装置。
  4. 前記差別化表示制御手段は、
    顔差別表示モードがオンの場合に、前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データ上に前記顔検出手段により検出された顔と、前記個人認識手段により個人認識された顔とを区別可能な態様で各々識別表示させ、顔差別表示モードがオフの場合は、識別表示をさせないことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の画像再生装置。
  5. 前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データ上と共に、前記顔検出手段により検出された顔の数、前記個人認識手段により個人認識された顔の数のどちらか一方を少なくとも表示させる表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像再生装置。
  6. 前記顔検出手段により検出された顔の数、又は、前記個人認識手段により個人認識された顔の数を、前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データの印刷枚数として設定する印刷枚数設定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の画像再生装置。
  7. 前記顔検出手段により検出された顔、前記個人手段により個人認識された顔の中から何れかの顔を指定する指定手段と、
    前記指定手段により指定された顔が、前記個人認識手段により個人認識された顔の場合は、該指定された顔を含む画像データを前記記録手段の中から検索し、前記指定手段により指定された顔が、前記個人認識手段により個人認識された顔でない場合は、単に顔を含む画像データを前記記録手段の中から検索する画像検索手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の画像再生装置。
  8. 前記顔検出手段により検出された顔、前記個人認識手段により個人認識された顔の中から何れかの顔を指定する指定手段と、
    前記指定手段により指定された顔を含む画像データを、前記記録手段の中から検索する画像検索手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の画像再生装置。
  9. 前記画像再生表示制御手段は、
    前記画像検索手段により検索された画像データを、順々に切り替えて再生表示させることを特徴とする請求項7又は8記載の画像再生装置。
  10. 前記画像検索手段により検索された画像データを一覧表示させる一覧表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項71乃至9の何れかに記載の画像再生装置。
  11. 前記一覧表示制御手段は、
    前記画像検索手段により検索された各画像データの顔領域の画像データを一覧表示させることを特徴とする請求項10記載の画像再生装置。
  12. 前記画像検索手段により検索された全ての画像データを印刷するように設定する印刷設定手段を備えたことを特徴とする請求項7乃至11の何れかに記載の画像再生装置。
  13. 前記画像検索手段により検索された全ての画像データに、所定の画像補正処理、又は/及び、所定の画像編集処理を施す画像処理手段を備えたことを特徴とする請求項7乃至612の何れかに記載の画像再生装置。
  14. 前記画像処理手段による画像補正処理は、
    少なくとも美肌処理、皺取り処理、美顔処理、痩せ顔処理のうち何れかの処理であることを特徴とする請求項13記載の画像再生装置。
  15. 前記画像処理手段は、
    画像処理による処理前の画像と処理後の画像とを比較できるように表示させる手段を備えたことを特徴とする請求項13又は14記載の画像再生装置。
  16. コンピュータを、
    記録手段に記録されている画像データを表示手段に再生表示させる再生表示制御手段と、
    前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データ内にある顔を個人認識する個人認識手段と、
    この個人認識手段により個人認識されない顔であって、前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データ内にある顔を検出する顔検出手段と、
    前記再生表示制御手段により再生表示されている画像データ上に、前記個人認識手段により個人認識された顔と、前記顔検出手段により検出された顔を区別可能な態様で各々識別表示させる差別化表示制御手段と、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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