JP2009065309A - ヘッドマウントディスプレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】映像表示装置1に対するケーブル3の重量負荷を軽減し、長時間使用時の観察者の使用負担を軽減するとともに、安定した装着を可能にする。
【解決手段】駆動電力および映像信号がケーブル3を介して映像表示装置1に供給されることにより、映像表示装置1は映像を表示して観察者に提供することが可能となる。上記のケーブル3は、支持手段2のフレーム22で支持されるテンプル21Rの内部を通り、テンプル21Rにおいてフレーム22で支持される位置とは異なる高さ位置に設けられている露出面21RSから引き出されて映像表示装置1と接続されている。このような接続方式では、ケーブル3がテンプル21Rで一旦支持された状態で映像表示装置1と接続されるので、ケーブル3の重量が映像表示装置1に直接加わることがない。しかも、ケーブル3は、観察者の側頭部と当接するテンプル21Rによって安定した状態で支持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、観察者の頭部に搭載され、表示素子(例えばLCD)に表示された映像を観察者に観察させるヘッドマウントディスプレイ(以下、HMDとも称する)に関するものである。
従来から、いわゆるHMDと呼ばれる頭部搭載型の映像表示装置が種々提案されている。このようなHMDは、例えば特許文献1に記載のように、映像表示部を収納する外装体の左右に固定された各支持フレームを、観察者の側頭部に当接させることによって使用される。
特開平11−352904号公報
ところで、HMDの上記の映像表示部には、通常、外部の制御手段からの駆動電力や映像信号がケーブルを介して供給されるが、特許文献1では、このケーブルが観察者の眼前に位置する外装体の側方に直接接続された構成となっている。この構成では、ケーブルの重量が外装体の側方に直接加わるため、観察者がHMDを長時間使用する際に、HMDの前方(例えば鼻当て部分)が重く感じされ、疲労感や不快感が増大するとともに、左右前後の重量バランスの崩れによって観察者はHMDを安定して装着することができなくなるという問題が生ずる。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、映像表示装置に対するケーブルの重量負荷を軽減することができ、これによって、長時間使用時の観察者の使用負担を軽減するとともに、安定した装着を可能にし得るHMDを提供することにある。
本発明のHMDは、映像を表示する映像表示装置と、上記映像表示装置を観察者の眼前で支持する支持手段と、少なくとも駆動電力および映像信号を上記映像表示装置に供給するケーブルとを有するHMDであって、上記支持手段は、観察者の側頭部に当接する左右一対のテンプルと、上記各テンプルを回動可能に支持するとともに、上記映像表示装置を支持するフレームとを有しており、上記各テンプルは、上記フレームで支持される位置とは異なる高さ位置で前方に露出した面を有しており、上記ケーブルは、各テンプルの少なくとも一方の内部を通り、上記露出面から引き出されて上記映像表示装置と接続されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、(例えば制御手段から)少なくとも駆動電力および映像信号がケーブルを介して映像表示装置に供給され、映像表示装置にて映像が表示される。この映像表示装置は、支持手段によって観察者の眼前で支持される。
ここで、上記のケーブルは、支持手段のフレームで支持される左右一対のテンプルの少なくとも一方の内部を通り、テンプルにおいてフレームで支持される位置とは異なる高さ位置に設けられている露出面から引き出されて映像表示装置と接続されている。つまり、上記のケーブルは、テンプルで一旦支持された状態で映像表示装置と接続される。
これにより、ケーブルが映像表示装置に直接接続される場合のように、ケーブルの重量が映像表示装置に直接加わることがなく、観察者の使用負担を軽減することができる。つまり、観察者がHMDを長時間使用しても、疲労感や不快感が増大するのを回避することができる。
また、テンプルは、それ自身の観察者の側頭部との当接により、安定した状態でケーブルを支持することができる。したがって、たとえ左右の一方のテンプルでケーブルを支持する場合でも、観察者は安定してHMDを装着することが可能となる。
本発明のHMDにおいて、上記各テンプルは、フレームに対して回動可能に連結される第1テンプル部と、上記露出面を有し、上記第1テンプル部と高さ方向に並べて配置される第2テンプル部とを有しており、上記ケーブルは、第2テンプル部の内部を通り、上記露出面から引き出されて上記映像表示装置と接続されていてもよい。
各テンプルを第1テンプル部と第2テンプル部との2段構成とすることにより、各テンプルにおいてフレームで支持される位置(連結位置)と、上記露出面の位置とは、高さ方向に確実に異なることになる。これにより、フレームとテンプル(第1テンプル部)とを回動可能に連結した状態で、ケーブルをテンプル(第2テンプル部)の内部から露出面を介して外部に引き出すことが確実に可能となる。つまり、ケーブルをテンプル(第2テンプル部)で確実に支持した状態で映像表示装置と接続することが可能となる。
本発明のHMDにおいて、上記第1テンプル部および上記第2テンプル部は、前後方向に長尺状に形成されており、かつ、上記第1テンプル部が上記第2テンプル部に対して前方にずれた状態で互いに連結されていてもよい。
第1テンプル部および第2テンプル部を、必要最小限の厚さ(高さ)でそれぞれ細く形成しながら、これらを高さ方向に並べて配置することができる。これにより、テンプル全体を小型で軽量にすることができる。また、第1テンプル部が第2テンプル部に対して前方にずれた状態で連結されているので、フレームに対して第1テンプル部を回動させたときに、第2テンプル部が第1テンプル部よりも内側に折りたたまれ、コンパクトな収納形態となる。
本発明のHMDにおいて、上記第1テンプル部は、上記第2テンプル部よりも上方に位置していることが望ましい。
例えば、第2テンプル部を観察者の耳の上部に位置させた状態では、第2テンプル部よりも上方に位置する第1テンプル部は、観察者の眼よりも上方に位置することになる。したがって、少なくとも観察者の前方から側方にかけて、第1テンプル部と連結されるフレームを観察者の眼よりも上方に位置させることができ、観察者の視界を広く確保することが可能となる。また、観察者が眼鏡をかけた状態でも、HMDのフレームが眼鏡のテンプルやフレームと干渉しにくくなり、HMDと眼鏡との併用が容易となる。
本発明のHMDにおいて、上記ケーブルは、第2テンプル部において観察者の耳と接触する位置よりも後方の位置から、第2テンプル部の内部に進入していることが望ましい。
例えば、第2テンプル部を観察者の耳の上部に位置させた状態では、ケーブルが第2テンプル部において観察者の耳と接触する位置よりも後方の位置から内部に進入し、そして、その内部を通り(観察者の耳の上部を通り)、映像表示装置に向かう。このようにケーブルを配線したときには、ケーブルが観察者の耳よりも後方で垂れ下がるので、観察者の耳を基準とした前後方向の重量バランスを良好にすることができ(ケーブルの重みで前方に重量が偏ることがなく)、観察者の使用負担の増大を確実に低減することができる。また、観察者の耳の前方でケーブルが垂れ下がることがないので、ケーブルが観察者の側方の視界を遮って邪魔になることもなくなる。
本発明のHMDにおいて、上記第2テンプル部において、観察者の側頭部と当接する面は、平面または略平面であることが望ましい。
この場合、第2テンプル部は、線接触する場合と比べて大きな接触面積で観察者の側頭部と当接するので、観察者はHMDを安定して装着することが可能となり、また、左右の第2テンプル部によって頭部を挟む力が分散し、観察者は違和感なくHMDを長時間使用することが可能となる。
本発明のHMDにおいて、上記第2テンプル部は、音声を出力するイヤホンを保持するイヤホン保持部を有していてもよい。
この場合、例えば、第2テンプル部を観察者の耳の上部に位置させた状態では、観察者は第2テンプル部のイヤホン保持部にてイヤホンを保持させたまま(イヤホンを耳に差し込まなくても)、音声を聞くことができる。
本発明のHMDにおいて、上記映像表示装置は、光源と、光源からの光を変調して映像を表示する表示素子と、表示素子に表示された映像の光を光学瞳に導く接眼光学系とを有しており、上記接眼光学系は、体積位相型で反射型のホログラム光学素子を含み、上記ホログラム光学素子は、表示素子からの映像光を回折反射させて光学瞳に導く構成であってもよい。
上記構成では、光源からの光は表示素子にて変調され、映像光として接眼光学系を介して光学瞳に導かれる。したがって、光学瞳の位置では、観察者は表示素子にて表示された映像の虚像を観察することが可能となる。
ここで、接眼光学系に用いられる体積位相型で反射型のホログラム光学素子は、回折効率が高く、しかも、回折効率ピークの半値波長幅が狭い。したがって、このようなホログラム光学素子を用い、表示素子からの映像光をホログラム光学素子にて回折反射させて光学瞳に導く構成とすることにより、明るく、色純度の高い映像を観察者に観察させることができる。
また、ホログラム光学素子を用いて接眼光学系を構成することにより、接眼光学系ひいては映像表示装置を小型軽量にすることができる。これにより、HMD装着時の安定性が向上し、さらに眼鏡併用時には眼鏡との干渉も起こりにくくなる。
本発明のHMDにおいて、上記ホログラム光学素子は、表示素子からの映像光と外光とを同時に観察者の瞳に導くコンバイナであってもよい。この場合、観察者は、ホログラム光学素子を介して、表示素子から提供される映像と外界像とを同時に観察することができる。
本発明のHMDにおいて、上記ホログラム光学素子は、軸非対称な正の光学パワーを有していることが望ましい。この場合、映像表示装置を構成する各光学部材の配置の自由度を高めることができ、映像表示装置を小型化することが容易となる。
本発明のHMDにおいて、上記接眼光学系は、表示素子からの映像光を内部で全反射させて観察者の瞳に導く一方、外光を透過させて観察者の瞳に導く第1の透明基板を有している構成であってもよい。この構成では、表示素子からの映像を観察可能としながらも、外光の透過率が高くなるので、明るい外界像を観察することができる。また、第1の透明基板での全反射を利用しているので、第1の透明基板を薄く形成することができる。
本発明のHMDにおいて、上記接眼光学系は、第1の透明基板での外光の屈折をキャンセルするための第2の透明基板を有していることが望ましい。この場合、観察者が接眼光学系を介して観察する外界像に歪みが生じるのを防止することができる。
本発明のHMDにおいて、第1の透明基板および第2の透明基板の前方に、半透明板がフレームに対して着脱可能に保持されていてもよい。
この構成では、外光が半透明板を介して観察者の瞳に導かれる際に、外光の透過率が減少するため、観察者は明るい場所でも表示素子にて表示された映像を観察しやすくなる。また、半透明板はフレームに対して着脱可能であるので、例えば外界の明るさによっては半透明板を外して使用したり、外界の明るさに応じて透過率の異なる透明板をフレームに装着して使用することも可能となる。
本発明によれば、ケーブルがテンプルで支持された状態で映像表示装置と接続されるので、映像表示装置に対するケーブルの重量負荷を軽減することができる。これにより、長時間使用時の観察者の使用負担を軽減することができ、また、観察者は安定してHMDを装着することが可能となる。
本発明の実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
(1.HMDについて)
図1は、本実施形態に係るHMDの概略の構成を示す斜視図であり、図2は、HMDを観察者が装着した状態でのHMDの側面図である。HMDは、映像表示装置1と、支持手段2と、ケーブル3とを有して構成されている。
映像表示装置1は、映像を表示して観察者に提供するものであり、支持手段2は、映像表示装置1を観察者の眼前で支持する。本実施形態では、支持手段2は、映像表示装置1を観察者の右眼の前に位置するように支持しているが、映像表示装置1を2つ設け、これらを両眼の前に位置するように支持してもよい。いずれにしても、映像表示装置1を支持手段2で支持することにより、観察者は映像表示装置1に表示される映像をハンズフリーで観察することが可能となる。ケーブル3は、外部の制御手段と映像表示装置1とを接続し、制御手段からの少なくとも駆動電力および映像信号を映像表示装置1に供給する。以下、映像表示装置1および支持手段2について詳細に説明する。
(2.映像表示装置について)
図3は、映像表示装置1の概略の構成を示す断面図であり、図4は、映像表示装置1の斜視図である。映像表示装置1は、光源11と、一方向拡散板12と、集光レンズ13と、表示素子14と、接眼光学系16とを有している。光源11、一方向拡散板12、集光レンズ13および表示素子14は、筐体15内に収容されており、接眼光学系16の一部(後述する接眼プリズム17の一部)も筐体15内に位置している。上記したケーブル3は、筐体15を貫通して設けられ(図4参照)、光源11や表示素子14に駆動電力や映像信号が供給される。
なお、以下での説明の便宜上、方向を以下のように定義しておく。まず、表示素子14の表示領域の中心と、接眼光学系16によって形成される光学瞳Eの中心とを光学的に結ぶ軸を光軸とする。そして、光源11から光学瞳Eまでの光路を展開したときの光軸方向をZ方向とする。また、接眼光学系16の後述するホログラム光学素子19への光軸の入射面に垂直な方向をX方向とし、ZX平面に垂直な方向をY方向とする。なお、ホログラム光学素子19への光軸の入射面とは、ホログラム光学素子19における入射光の光軸と反射光の光軸とを含む平面、すなわち、YZ平面を指す。以下、上記入射面を単に入射面または光軸入射面と称する。なお、本実施形態では、XYZの各方向において正負は問わないものとする。
光源11は、表示素子14を照明するものであり、例えば、光強度のピーク波長および光強度半値の波長幅で462±12nm(B光)、525±17nm(G光)、635±11nm(R光)となる3つの波長帯域の光を発するRGB一体型のLEDで構成されている。このように、光源11が所定の波長幅の光を出射することにより、表示素子14を照明して得られる映像光に所定の波長幅を持たせることができ、後述するホログラム光学素子19にて映像光を回折させたときに、光学瞳Eの位置にて観察画角全域にわたって観察者に映像を観察させることができる。また、光源11の各色についてのピーク波長は、ホログラム光学素子19の後述する回折効率のピーク波長の近傍に設定されており、光利用効率の向上が図られている。
また、光源11は、RGBの光を出射するLEDで構成されているので、光源11を安価に実現することができるとともに、表示素子14を照明したときに、表示素子14にてカラー映像を表示することが可能となり、そのカラー映像を観察者に提供することが可能となる。また、各LEDは、発光波長幅が狭いので、そのようなLEDを複数用いることにより、色再現性が高く、明るい映像表示が可能となる。
一方向拡散板12は、光源11からの出射光を拡散させるものであるが、その拡散度は方向によって異なっている。より詳細には、一方向拡散板12は、X方向には入射光を約40゜拡散させ、Y方向には入射光を約0.5゜拡散させる。なお、一方向拡散板12の配置を省略することも可能である。
集光レンズ13は、一方向拡散板12にて拡散された光をY方向に集光するシリンダレンズで構成されており、その拡散光が効率よく光学瞳Eを形成するように配置されている。
表示素子14は、光源11からの出射光を画像データに応じて変調して映像を表示するものであり、光が透過する領域となる各画素をマトリクス状に有する透過型の液晶表示素子で構成されている。表示素子14は、矩形の表示領域の長辺方向がX方向となり、短辺方向がY方向となるように配置されている。なお、表示素子14は、反射型であってもよい。反射型の表示素子14としては、例えば反射型の液晶表示素子や、DMD(Digital Micromirror Device;米国テキサスインスツルメント社製)を用いることができる。
接眼光学系16は、表示素子14に表示された映像の光を光学瞳Eに導き、表示素子14の表示映像の拡大虚像を観察者に提供する拡大光学系であり、接眼プリズム17(第1の透明基板)と、偏向プリズム18(第2の透明基板)と、ホログラム光学素子19とを有して構成されている。
接眼プリズム17は、面17aを介して入射する表示素子14からの映像光を、対向する2つの面17b・17cで全反射させ、ホログラム光学素子19を介して観察者の瞳に導く一方、外光を透過させて観察者の瞳に導くものであり、偏向プリズム18とともに、例えばアクリル系樹脂で構成されている。この接眼プリズム17は、平行平板の下端部を下端に近くなるほど薄くして楔状にし、その上端部を上端に近くなるほど厚くした形状で構成されている。また、接眼プリズム17は、その下端部に配置されるホログラム光学素子19を挟むように、偏向プリズム18と接着剤で接合されている。
偏向プリズム18は、平面視で略U字型の平行平板で構成されており(図1、図4参照)、接眼プリズム17の下端部および両側面部(左右の各端面)と貼り合わされたときに、接眼プリズム17と一体となって略平行平板となるものである。この偏向プリズム18を接眼プリズム17に接合することにより、観察者が接眼光学系16を介して観察する外界像に歪みが生じるのを防止することができる。
つまり、例えば、接眼プリズム17に偏向プリズム18を接合させない場合、外光は接眼プリズム17の楔状の下端部を透過するときに屈折するので、接眼プリズム17を介して観察される外界像に歪みが生じる。しかし、接眼プリズム17に偏向プリズム18を接合させて一体的な略平行平板を形成することで、外光が接眼プリズム17の楔状の下端部を透過するときの屈折を偏向プリズム18でキャンセルすることができる。その結果、シースルーで観察される外界像に歪みが生じるのを防止することができる。
なお、接眼プリズム17および偏向プリズム18の互いに対向する2面は、平面であってもよいし、曲面であってもよい。後者の場合、接眼光学系16に矯正眼鏡レンズとしての機能を持たせることができる。
ホログラム光学素子19は、表示素子14から出射される映像光(3原色に対応した波長の光)を回折反射して光学瞳Eに導き、表示素子14に表示される映像を拡大して観察者の瞳に虚像として導く体積位相型の反射型ホログラムである。このホログラム光学素子19は、例えば、回折効率のピーク波長および回折効率半値の波長幅で465±5nm(B光)、521±5nm(G光)、634±5nm(R光)の3つの波長域の光を回折(反射)させるように作製されている。ここで、回折効率のピーク波長とは、回折効率がピークとなるときの波長のことであり、回折効率半値の波長幅とは、回折効率が回折効率ピークの半値となるときの波長幅のことである。
反射型のホログラム光学素子19は、高い波長選択性を有しており、上記波長域(露光波長近辺)の波長の光しか回折反射しないので、回折反射される波長以外の波長を含む外光はホログラム光学素子19を透過することになり、高い外光透過率を実現することができる。
また、ホログラム光学素子19は、軸非対称な正の光学パワーを有している。つまり、ホログラム光学素子19は、正のパワーを持つ非球面凹面ミラーと同様の機能を持っている。これにより、装置を構成する各光学部材の配置の自由度を高めて装置を容易に小型化することができるとともに、良好に収差補正された映像を観察者に提供することができる。
次に、上記構成の映像表示装置1の動作について説明する。光源11から出射された光は、一方向拡散板12にて拡散され、集光レンズ13にて集光されて表示素子14に入射する。表示素子14に入射した光は、画像データに基づいて各画素ごとに変調され、映像光として出射される。つまり、表示素子14には、カラー映像が表示される。
表示素子14からの映像光は、接眼光学系16の接眼プリズム17の内部にその上端面(面17a)から入射し、対向する2つの面17b・17cで複数回全反射されて、ホログラム光学素子19に入射する。ホログラム光学素子19に入射した光は、そこで反射され、面17bを透過して光学瞳Eに達する。光学瞳Eの位置では、観察者は、表示素子14に表示された映像の拡大虚像を観察することができる。
一方、接眼プリズム17、偏向プリズム18およびホログラム光学素子19は、外光をほとんど全て透過させるので、観察者はこれらを介して外界像を観察することができる。したがって、表示素子14に表示された映像の虚像は、外界像の一部に重なって観察されることになる。
このように、映像表示装置1では、表示素子14から出射される映像光を接眼プリズム17内での全反射によって導光し、ホログラム光学素子19を介して観察者の瞳に導くので、通常の眼鏡レンズと同様に、接眼プリズム17および偏向プリズム18の厚さを3mm程度にすることができ、映像表示装置1を小型化、軽量化することができる。また、表示素子14からの映像光を内部で全反射させる接眼プリズム17を用いることにより、高い外光の透過率を確保して、明るい外界像を観察者に提供することができる。
また、体積位相型の反射型のホログラム光学素子19は、回折効率半値の波長幅が狭く、回折効率が高いので、このようなホログラム光学素子19を用いることにより、色純度が高く、明るい映像を提供することができるとともに、外光の透過率が高くなるので、観察者は明るい外界像を観察することができる。
また、上記の説明からもわかるように、ホログラム光学素子19は、表示素子14からの映像光と外光とを同時に観察者の瞳に導くコンバイナとして機能している。これにより、観察者は、ホログラム光学素子19を介して、表示素子14から提供される映像と外界像とを同時に観察することができる。
ところで、図5は、本実施形態のHMDの他の構成例を模式的に示す分解斜視図である。同図に示すように、接眼プリズム17および偏向プリズム18の前方に半透明板20を配置するようにしてもよい。この半透明板20は、例えば、支持手段2の後述するフレーム22に対して着脱可能に保持される。
この構成では、半透明板20によって外光の透過率が落ちるので、観察者は明るい場所でも表示素子14にて表示された映像を容易に観察することが可能となる。また、半透明板20はフレーム22に対して着脱可能であるので、例えば外界の明るさに応じた透過率の半透明板20を選択して使用したり、外界の明るさに応じて半透明板20の着脱自体を自由に決めることが可能となる。
(3.支持手段について)
次に、支持手段2について、図1および図2に基づいて説明する。
支持手段2は、テンプル21と、フレーム22とを有している。テンプル21は、観察者の側頭部に当接する左右一対のテンプル21R・21Lからなっている。フレーム22は、各テンプル21R・21Lを回動可能に支持するとともに、上記した映像表示装置1を支持するものであり、略T字形で形成されている。テンプル21およびフレーム22は、例えば樹脂で構成されており、可撓性を有している。また、フレーム22には、観察者の鼻と当接する左右一対の鼻当て23が設けられている。
本実施形態では、テンプル21Rは、第1テンプル部21R1と、第2テンプル部21R2とが一体化されて構成されている。同様に、テンプル21Lは、第1テンプル部21L1と、第2テンプル部21L2とが一体化されて構成されている。第1テンプル部21R1・21L1および第2テンプル部21R2・21L2は、それぞれ、前後方向に長尺状に形成されており、第2テンプル部21R2・21L2は、第1テンプル部21R1・21L1よりも若干長く形成されている。
第1テンプル部21R1・21L1は、フレーム22の左右端において、フレーム22に対してそれぞれ回動可能に連結されているとともに、第2テンプル部21R2・21L2に対して前方にずれた状態でその上方に位置するように連結されている。
第2テンプル部22R2・21L2は、第1テンプル部21R1・21L1を介してフレーム22に支持されている。第2テンプル部21R2は、前後方向に移動可能にイヤホン25を保持するイヤホン保持部24を有しており、観察者はイヤホン保持部24にイヤホン25を保持させたまま(イヤホン25を耳に差し込まなくても)、音声を聞くことが可能となっている。
また、第2テンプル部22R2・21L2は、フレーム22に対する第1テンプル部21R1・21L1の支持位置とは異なる高さ位置で前方に露出する露出面21RS・21LSを有している。そして、上述したケーブル3は、例えば第2テンプル部21R2の内部を通り、露出面21RSから引き出されて映像表示装置1と接続されている。このような接続方式により、以下の第1〜第4の効果を得ることができる。
第1に、ケーブル3は、テンプル21R(第2テンプル部21R2)で一旦支持された状態で映像表示装置1と接続されるので、ケーブル3が映像表示装置1に直接接続される場合のように、ケーブル3の重量が映像表示装置1に直接加わることがない。その結果、観察者がHMDを長時間使用しても、疲労感や不快感が増大するのを回避することができ、長時間使用における観察者の使用負担を軽減することができる。
特に、本実施形態では、テンプル21Rが第1テンプル部21R1と第2テンプル部21R2との2段構成であるので、テンプル21Rにおいてフレーム22で支持される位置(第1テンプル部21R1とフレーム22との連結位置)と、露出面21RSの位置とを高さ方向に確実に異ならせることができる。これにより、フレーム22と第1テンプル部21R1とを回動可能に連結した状態で、ケーブル3を第2テンプル部21R2の内部から露出面21RSを介して外部に引き出すことが確実に可能となり、上記の接続方式を採用することが確実に可能となる。
第2に、テンプル21Rは、観察者の側頭部との当接により、安定した状態でケーブル3を支持することができるので、本実施形態のように一方のテンプル21Rでケーブル3を支持する場合でも、観察者は安定してHMDを装着することが可能となる(HMDが前後左右にぐらつくことはない)。
第3に、ケーブル3は、テンプル21Rの露出面21RSを介してフレーム22とは異なる高さ位置を通ることになるので、フレーム22に対するテンプル21Rの回動時に、ケーブル3が回動部分に巻き付き、テンプル21Rの回動を阻害することはない。したがって、テンプル21Rを容易に折りたたむことが可能となる。
第4に、ケーブル3がフレーム22の内部を通らないので、フレーム22を必要以上に太く形成しなくても済む。これにより、フレーム22が観察者の頭部の大きさに合わせて変形しやすくなり、観察者はHMDを安定して違和感なく装着することが可能となる。
また、ケーブル3は、図2に示すように、第2テンプル部21R2において観察者の耳と接触する位置よりも後方の位置から、第2テンプル部21R2の内部に進入している。これにより、ケーブル3は観察者の耳よりも後方で垂れ下がるので、観察者の耳を基準とした前後方向の重量バランスを良好にすることができ、観察者の使用負担を確実に軽減することができる。また、ケーブル3が観察者の側方の視界を遮って邪魔になることもなくなる。
また、第1テンプル部21R1および第2テンプル部21R2は、前後方向に長尺状に形成されており、かつ、第1テンプル部21R1が第2テンプル部21R2に対して前方にずれた状態で互いに連結されているので、第1テンプル部21R1および第2テンプル部21R2を、必要最小限の厚さ(高さ)でそれぞれ細く形成して、テンプル21R全体を小型で軽量にすることができる。それに加えて、フレーム22に対して第1テンプル部21R1を回動させたときに、第2テンプル部21R2が第1テンプル部21R1よりも内側に折りたたまれ、第2テンプル部21R2が外に張り出すことがなく、HMDをコンパクトに収納することが可能となる。
また、第1テンプル部21R1は、第2テンプル部21R2よりも上方に位置しているので、観察者の頭部へのHMDの装着時には(第2テンプル部21R2が観察者の耳の上部に位置するときには)、第1テンプル部21R1は、観察者の眼よりも上方に位置することになる。したがって、少なくとも観察者の前方から側方にかけて、第1テンプル部21R1と連結されるフレーム22を観察者の眼よりも上方に位置させることができ、観察者の視界を広く確保することが可能となる。また、観察者が一般の眼鏡をかけた状態でも、HMDのフレーム22が眼鏡のテンプルやフレームと干渉しにくくなり、HMDと眼鏡との併用が容易となる。
ところで、第2テンプル部21R2・21L2において、観察者の側頭部と当接する面は、平面または略平面であることが望ましい。本実施形態では、図1に示すように、第2テンプル部21R2・21L2の外形に沿って縁取られた面が平面となっている。これにより、第2テンプル部21R2・21L2は、線接触の場合に比べて、観察者の側頭部との接触面積が大きくなるので、観察者はHMDを安定して装着することが可能となる。また、左右の第2テンプル部21R2・21L2によって頭部を挟む力が分散し、観察者は違和感なくHMDを長時間使用することが可能となる。
なお、テンプル21の形状は、図1および図2に示した形状に限定されるわけではない。例えば、図6(a)〜図6(e)は、テンプル21Rの他の形状を模式的に示す側面図である。なお、テンプル21Lの形状は、テンプル21Rと対称な形状にすればよいため、ここではその説明を省略し、以下ではテンプル21Rの形状について説明する。
図6(a)では、第1テンプル部21R1と第2テンプル部21R2とを連結部21RPで連結してクランク状にテンプル21Rを構成している。つまり、連結部21RPは、第1テンプル部21R1および第2テンプル部21R2の長尺方向(水平方向)に対して垂直に延びている。この構成によれば、第1テンプル部21R1を第2テンプル部21R2に対してさらに上方に位置させることができるので、観察者の視界を広く確保したり、HMDと眼鏡との併用が容易になる効果をさらに高めることができる。
図6(b)は、連結部21RPを、第1テンプル部21R1および第2テンプル部21R2の長尺方向(水平方向)に対して斜めに延ばした例である。図6(b)の構成は、図6(a)と技術的な効果は同じであるが、視覚的な効果が若干増す。
図6(c)および図6(d)は、第1テンプル部21R1の後端(フレーム22側とは反対側の端部)を第2テンプル部21R2の後端まで延ばした例を示しており、図6(c)は第1テンプル部21R1および第2テンプル部21R2を個別に製造して、その後、接着した例を、図6(d)は第1テンプル部21R1および第2テンプル部21R2を一体的に形成した例をそれぞれ示している。このような形状であっても、上記した本実施形態と同様の効果を得ることができる。
図6(e)は、テンプル21Rを、第1テンプル部21R1、第2テンプル部21R2、第3テンプル部21R3の3段構成とした例を示している。なお、テンプル21Rを4段以上の個別のテンプル部で構成することも勿論可能である。この場合であっても、上記した本実施形態と同様の効果を得ることができる。また、テンプル21Rをn段(n≧3)で構成する場合は、ケーブル3を引き出す露出面21RSが高さ方向に(n−1)個現れるため、ケーブル3を引き出す高さ位置の選択肢が広がる利点がある。
なお、以上では、映像表示装置1を観察者の右眼の前に配置することを前提としてケーブル3を配線する場合について説明したが、映像表示装置1を観察者の左眼の前に配置する場合には、ケーブル3をテンプル21Lの露出面21LSから引き出して各映像表示装置1と接続すればよい。また、2つの映像表示装置1を観察者の両眼の前に配置する場合には、支持手段2を左右対称に構成するとともに、右眼用および左眼用の映像表示装置1のそれぞれに対応するケーブル3を、テンプル21R・21Lの露出面21RS・21LSから引き出して各映像表示装置1と接続すればよい。
本発明の実施の一形態に係るHMDの概略の構成を示す斜視図である。 観察者が装着した状態での上記HMDの側面図である。 上記HMDが有する映像表示装置の概略の構成を示す断面図である。 上記映像表示装置の斜視図である。 上記HMDの他の構成例を模式的に示す分解斜視図である。 (a)〜(e)は、テンプルの形状を模式的に示す側面図である。
符号の説明
1 映像表示装置
2 支持手段
3 ケーブル
11 光源
14 表示素子
16 接眼光学系
17 接眼プリズム(第1の透明基板)
18 偏向プリズム(第2の透明基板)
19 ホログラム光学素子
20 半透明板
21 テンプル
21R テンプル
21R1 第1テンプル部
21R2 第2テンプル部
21RS 露出面
21L テンプル
21L1 第1テンプル部
21L2 第2テンプル部
21LS 露出面
22 フレーム
24 イヤホン保持部
25 イヤホン

Claims (13)

  1. 映像を表示する映像表示装置と、
    上記映像表示装置を観察者の眼前で支持する支持手段と、
    少なくとも駆動電力および映像信号を上記映像表示装置に供給するケーブルとを有するヘッドマウントディスプレイであって、
    上記支持手段は、
    観察者の側頭部に当接する左右一対のテンプルと、
    上記各テンプルを回動可能に支持するとともに、上記映像表示装置を支持するフレームとを有しており、
    上記各テンプルは、上記フレームで支持される位置とは異なる高さ位置で前方に露出した面を有しており、
    上記ケーブルは、各テンプルの少なくとも一方の内部を通り、上記露出面から引き出されて上記映像表示装置と接続されていることを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  2. 上記各テンプルは、
    フレームに対して回動可能に連結される第1テンプル部と、
    上記露出面を有し、上記第1テンプル部と高さ方向に並べて配置される第2テンプル部とを有しており、
    上記ケーブルは、第2テンプル部の内部を通り、上記露出面から引き出されて上記映像表示装置と接続されていることを特徴とする請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  3. 上記第1テンプル部および上記第2テンプル部は、前後方向に長尺状に形成されており、かつ、上記第1テンプル部が上記第2テンプル部に対して前方にずれた状態で互いに連結されていることを特徴とする請求項2に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  4. 上記第1テンプル部は、上記第2テンプル部よりも上方に位置していることを特徴とする請求項2または3に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  5. 上記ケーブルは、第2テンプル部において観察者の耳と接触する位置よりも後方の位置から、第2テンプル部の内部に進入していることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載のヘッドマウントディスプレイ。
  6. 上記第2テンプル部において、観察者の側頭部と当接する面は、平面または略平面であることを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載のヘッドマウントディスプレイ。
  7. 上記第2テンプル部は、音声を出力するイヤホンを保持するイヤホン保持部を有していることを特徴とする請求項2から6のいずれかに記載のヘッドマウントディスプレイ。
  8. 上記映像表示装置は、
    光源と、
    光源からの光を変調して映像を表示する表示素子と、
    表示素子に表示された映像の光を光学瞳に導く接眼光学系とを有しており、
    上記接眼光学系は、体積位相型で反射型のホログラム光学素子を含み、
    上記ホログラム光学素子は、表示素子からの映像光を回折反射させて光学瞳に導くことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のヘッドマウントディスプレイ。
  9. 上記ホログラム光学素子は、表示素子からの映像光と外光とを同時に観察者の瞳に導くコンバイナであることを特徴とする請求項8に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  10. 上記ホログラム光学素子は、軸非対称な正の光学パワーを有していることを特徴とする請求項8または9に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  11. 上記接眼光学系は、表示素子からの映像光を内部で全反射させて観察者の瞳に導く一方、外光を透過させて観察者の瞳に導く第1の透明基板を有していることを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載のヘッドマウントディスプレイ。
  12. 上記接眼光学系は、第1の透明基板での外光の屈折をキャンセルするための第2の透明基板を有していることを特徴とする請求項11に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  13. 第1の透明基板および第2の透明基板の前方に、半透明板がフレームに対して着脱可能に保持されていることを特徴とする請求項12に記載のヘッドマウントディスプレイ。
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