JP2009134087A - 映像表示装置およびヘッドマウントディスプレイ - Google Patents

映像表示装置およびヘッドマウントディスプレイ Download PDF

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Yoshie Shimizu
佳恵 清水
Yasushi Tanijiri
靖 谷尻
Takeshi Endo
毅 遠藤
Tetsuya Noda
哲也 野田
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Abstract

【課題】照明光学系12をコンパクトに構成して装置全体をコンパクトに構成する。観察者の使用負担を軽減する。
【解決手段】照明光学系12には、第1の反射面としての面21aが配置されており、接眼光学系4には、第2の反射面としての面31b・31cが配置されている。したがって、光源11から光学瞳Eに向かう光の光路は、照明光学系12の面21aと、接眼光学系4の面31b・31cとで折り曲げられる。このとき、面21aおよび面31b・31cのそれぞれに対して、入射する中心画角主光線と射出する中心画角主光線とで作られる第1の平面P1と第2の平面P2とは交差しているので、これらの面により、中心画角主光線の光路は3次元的に折りたたまれる。これにより、光源11および照明光学系12を1つの系と考えたときの重心と接眼光学系4の重心とを3次元的に近づけることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示素子にて表示された映像を虚像として観察者に提供する映像表示装置と、その映像表示装置を備えたヘッドマウントディスプレイ(以下、HMDとも称する)とに関するものである。
従来から、表示素子よりも光源側にある照明光学系の光路を折りたたみながら表示素子を照明し、表示素子からの映像光を接眼光学系を介して観察者の瞳に導く映像表示装置が種々提案されている。例えば特許文献1〜3では、中心画角主光線の光路が、照明光学系と接眼光学系とで同一面内で折りたたまれている。なお、中心画角主光線とは、光源から表示素子の中心を通り、接眼光学系(例えばプリズム)によって形成される光学瞳の中心に入射する光線を指すものとする。
特開2003−140080号公報 特開2001−235705号公報 特開2000−39582号公報
ところが、上記のように中心画角主光線の光路を照明光学系と接眼光学系とで同一面内で折りたたむ構成では、例えば、光源に対する光学瞳の倍率を小さくするなど、照明光学系の焦点距離を比較的長く確保する必要がある場合には、光源が表示素子から遠く離れたり、照明光学系における反射面の法線方向の幅が大きくなる。その結果、光源が上下方向や前後方向に大きく飛び出るレイアウトとなったり、照明光学系自体が大型化することによって、映像表示装置が大型化するという問題が生ずる。また、光源が上下方向や前後方向に大きく飛び出る構成となると、装置のバランスが崩れて、装置を不安定に使用することになり、観察者への使用負担が増大するという問題も生ずる。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、照明光学系での光路の折りたたみ方を工夫することにより、装置全体をコンパクトに構成することができるとともに、観察者の使用負担を軽減することができる映像表示装置と、その映像表示装置を備えたHMDとを提供することにある。
本発明の映像表示装置は、光源と、映像を表示する表示素子と、光源からの光を表示素子に導く照明光学系と、表示素子からの映像光を光学瞳に導く導光部材を有する接眼光学系とを備えた映像表示装置であって、光源から光学瞳に向かう光の光路を折り曲げる第1の反射面および第2の反射面を備えており、第1の反射面は照明光学系中に配置されている一方、第2の反射面は接眼光学系中に配置されており、光源の中心から射出されて表示素子の表示面の中心を通り、光学瞳の中心に入射する光線を中心画角主光線とし、第1の反射面に入射する中心画角主光線と第1の反射面から射出される中心画角主光線とを含む平面を第1の平面とし、第2の反射面に入射する中心画角主光線と第2の反射面から射出される中心画角主光線とを含む平面を第2の平面とすると、第1の平面と第2の平面とは、交差していることを特徴としている。
上記の構成によれば、光源からの光は、照明光学系を介して表示素子に入射し、映像光として表示素子から射出される。その映像光は、接眼光学系の導光部材に入射し、光学瞳まで導光される。したがって、光学瞳の位置では、観察者は表示素子に表示された映像(虚像)を観察することが可能となる。
また、照明光学系中には第1の反射面が配置されており、接眼光学系中には第2の反射面が配置されているので、光源から光学瞳に向かう光の光路は、照明光学系(第1の反射面)と接眼光学系(第2の反射面)とで折り曲げられる。ここで、入射する中心画角主光線と射出する中心画角主光線とで作られる第1の平面と第2の平面とは交差しているので、結局、第1の反射面および第2の反射面により、中心画角主光線の光路は3次元的に折りたたまれる。
これにより、光源および照明光学系を1つの系(以下では、照明系と称する)と考えたときの重心と、接眼光学系の重心とを3次元的に(3次元空間を利用して)近づけることが可能となる。したがって、例えば照明光学系の焦点距離を長く確保する必要がある場合でも、光源が接眼光学系に対して例えば上下方向や前後方向に飛び出る構成となるのを回避することができる。その結果、照明系をコンパクトに構成して、装置全体をコンパクトにすることができる。
また、照明系と接眼光学系の重心同士を3次元的に近づけてその距離を短くできるので、本発明の映像表示装置をHMDに適用したときでも、映像表示装置のバランスが安定する。したがって、観察者はHMDを長時間安定して使用することができ、観察者への使用負担を軽減することができる。
本発明の映像表示装置は、第1の平面と第2の平面とのなす角をθとすると、
45°≦θ≦90°
であることが望ましい。
この場合、照明光学系のNAが大きい場合でも(照明光学系の焦点距離が短い場合でも)、θが45°以上となるように中心画角主光線の光路を折りたためば、照明系と接眼光学系の重心同士を3次元的に近づけることが可能であり、上述の本発明の効果を十分に得ることができる。
本発明の映像表示装置において、第1の平面と第2の平面とのなす角θは、90°であってもよい。この場合、照明系の重心と接眼光学系の重心とを3次元的に最も近づけることができ、上述の本発明の効果を最大限に得ることができる。
本発明の映像表示装置において、光源は、光学瞳と共役な位置関係となるように配置されていることが望ましい。この場合、光源からの光を効率よく光学瞳に導くことができ、観察者は明るい映像を観察することができる。
本発明の映像表示装置において、第2の平面は、表示素子の表示面の短辺に平行な平面であることが望ましい。この場合、接眼光学系において、第2の平面内、つまり、表示素子の表示面の短辺に平行な平面内で中心画角主光線が折り曲げられるので、導光部材を薄くすることが可能となる。
本発明の映像表示装置において、照明光学系は、光源から光学瞳に向かう光の光路を折り曲げる第3の反射面をさらに備えていてもよい。そして、第3の反射面に入射する中心画角主光線と第3の反射面から射出される中心画角主光線とを含む平面を第3の平面とすると、第3の平面は、第2の平面と平行であってもよい。
照明光学系内では、第1の平面内で光路が折りたたまれるのみならず、接眼光学系での光路の折りたたみ面(第2の平面)と平行な面(第3の平面)でも光路が折りたたまれるので、例えば照明光学系の焦点距離が長い場合でも、照明系と接眼光学系との重心ずれを極力小さくすることができ、光路分離をうまく図りながら、照明系をコンパクトに構成することが可能となる。
本発明の映像表示装置において、第1の反射面は、平面であってもよい。この場合、平面反射面と回転対称光学系(例えば集光レンズ)とで照明光学系を構成することができる。つまり、簡易な光学構成で照明光学系を構成することができる。
本発明の映像表示装置において、第1の反射面は、光学パワーを有していてもよい。この場合、照明光学系をよりコンパクトにすることができる。
本発明の映像表示装置において、第1の反射面は、第1の平面内でのみ光学パワーを有していてもよい。このような第1の反射面を用いることにより、簡単な照明構成で、光学瞳を例えば横長(長方形、楕円)にすることができる。この場合、横方向には瞳が大きいので映像を観察しやすくなり、縦方向には瞳が小さいので明るい映像を観察することが可能となる。
本発明の映像表示装置において、接眼光学系は、体積位相型の反射型ホログラム光学素子を含んでおり、上記ホログラム光学素子は、表示素子からの映像光を回折反射させて光学瞳に導くと同時に、外光を透過させて光学瞳に導く構成であってもよい。体積位相型の反射型ホログラム光学素子は、反射波長域が狭く、外光の透過率が高いので、表示映像(虚像)を観察しながら、外界像をシースルーで観察することが可能となる。
本発明のヘッドマウントディスプレイは、上述した本発明の映像表示装置と、上記映像表示装置を観察者の眼前で支持する支持手段とを有していることを特徴としている。この構成では、映像表示装置が支持手段にて支持されるので、観察者は映像表示装置から提供される映像をハンズフリーで長時間安定して観察することができる。
本発明によれば、第1の平面と第2の平面とは交差しているので、第1の反射面および第2の反射面により、中心画角主光線の光路は3次元的に折りたたまれる。これにより、光源と照明光学系とからなる照明系の重心と、接眼光学系の重心とを3次元的にさらに近づけることが可能となり、光源が上下方向や前後方向に飛び出ることがなくなる。その結果、照明系ひいては装置全体をコンパクトにすることができるとともに、本発明の映像表示装置をHMDに適用したときでも、観察者はHMDを長時間安定して使用することができ、観察者への使用負担を軽減することができる。
〔実施の形態1〕
本発明の実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
(1.HMDの構成)
図2は、本実施形態に係るHMDの概略の構成を示す斜視図である。HMDは、映像表示装置1と、支持手段2とで構成されている。
映像表示装置1は、観察者に外界像をシースルーで観察させるとともに、映像を表示して観察者にそれを虚像として提供するものである。この映像表示装置1は、後述する光源11や表示素子13(ともに図1参照)などを収容する筐体3に接眼光学系4を一体化させて構成されている。光源11や表示素子13を制御するための信号や各部の駆動電力は、筐体3を貫通するケーブル5を介して各部に供給される。接眼光学系4は、全体として眼鏡の一方のレンズ(図2では右眼用レンズ)のような形状をなしている。なお、眼鏡の左眼用レンズに相当するレンズ6は、ダミーレンズである。
支持手段2は、映像表示装置1を観察者の眼前で支持する支持部材であり、例えば眼鏡のフレーム、テンプル、鼻当てに相当する部材の集合で構成されている。なお、本実施形態では、支持手段2は、観察者の右眼に対応して1個の映像表示装置1を支持しているが、観察者の両眼に対応して2個の映像表示装置1を支持してもよい。以下、映像表示装置1の詳細について説明する。
(2.映像表示装置について)
図1は、本実施形態の映像表示装置1の概略の構成を示す斜視図である。また、図3は、映像表示装置1の上面図であり、図4は、映像表示装置1の側面図である。これらの図に示すように、映像表示装置1は、光源11と、照明光学系12と、表示素子13と、接眼光学系4とを有している。
なお、以下での説明の便宜上、光源11の中心から射出されて表示素子13の表示面の中心を通り、接眼光学系4によって形成される光学瞳Eの中心に入射する光線(図1では一点鎖線で示す光線)を、中心画角主光線(中心画角の主光線)と称することとする。そして、光源11から光学瞳Eまでの光路を展開したときに中心画角主光線が進行する方向をZ方向とする。また、接眼光学系4の後述するホログラム光学素子33の入射面に垂直な方向をX方向とし、ZX平面に垂直な方向をY方向とする。したがって、光学瞳Eの位置では、Z方向、X方向、Y方向は、それぞれ観察者の前後方向、左右方向、上下方向に対応する。なお、ホログラム光学素子33の入射面とは、ホログラム光学素子33に入射する中心画角主光線とホログラム光学素子33から射出される中心画角主光線とを含む平面、すなわち、YZ平面を指す。また、X、Y、Zの各方向の正負は問わないものとする。
光源11は、例えば、RGBの3原色に対応する波長の光を出射するRGB一体型のLEDで構成されている。RGBの各発光部は、例えばX方向に沿って配置されている。光源11は、光学瞳Eと共役な位置関係となるように配置されている。これにより、光源11からの光を効率よく光学瞳Eに導くことができ、観察者は明るい映像を観察することができる。言い換えれば、低消費電力の映像表示装置1を実現することができる。
照明光学系12は、光源11から射出された光を表示素子13に導くものであり、反射ミラー21と、集光レンズ22とで構成されている。反射ミラー21は、光源11から光学瞳Eに向かう光の光路を折り曲げる反射面としての面21aを有している。面21aは、例えば平面となっており、照明光学系12の中に配置されて上記光路を折り曲げる第1の反射面を構成している。集光レンズ22は、光源11から反射ミラー21を介して得られる光を集光して表示素子13に導くものである。
なお、照明光学系12は、入射光を一方向(例えばX方向)に拡散する一方向拡散板をさらに備えていてもよい。一方向拡散板を配置することにより、光源11からのRGBの各色光をX方向で混ぜることができるので、各発光部の位置が異なることに起因する色ムラを低減することができるとともに、一方向拡散板での拡散によって光学瞳Eを一方向に拡大することができる。
なお、一方向拡散板を配置した場合、光源11と光学瞳Eとは、位置関係が共役であっても、X方向では光学的に共役とはならないが、Y方向では依然として光学的に共役である。したがって、Y方向については、光源11からの光を効率よく光学瞳Eに導くことができる。
なお、照明光学系12は、上記の一方向拡散板の代わりに、入射光を全方向に拡散する通常の拡散板を備えていてもよい。この場合、拡散板の位置を光源位置(2次光源位置)と考え、その光源位置と光学瞳Eとを共役な位置関係に設定してもよい。
表示素子13は、入射光を画像データに応じて変調して映像を表示するものであり、例えば透過型のLCDで構成されている。表示素子13は、矩形の表示画面の長辺方向がX方向となり、短辺方向がY方向となるように配置されている。
接眼光学系4は、表示素子13からの映像光を光学瞳Eに導くとともに、外界像の光(外光)を光学瞳Eに導く光学系であり、YZ面に対して面対称に形成されている。この接眼光学系4は、接眼プリズム31と、偏向プリズム32とホログラム光学素子33(図2、図4参照)とを有して構成されている。
接眼プリズム31は、表示素子13からの映像光を内部で全反射させてホログラム光学素子33を介して光学瞳Eに導く一方、外光を透過させて光学瞳Eに導く導光部材であり、偏向プリズム32とともに、例えばアクリル系樹脂で構成されている。この接眼プリズム31は、平行平板の下端部を下端に近くなるほど薄くして楔状にした形状で構成されている。
接眼プリズム31の上端面は、映像光の入射面としての面31aとなっており、前後方向に位置する2面は、互いに平行な面31b・31cとなっている。面31b・31cは、接眼光学系31の中に配置されて光源11から光学瞳Eに向かう光の光路を折り曲げる第2の反射面をそれぞれ構成している。
偏向プリズム32は、平面視で略U字型の平行平板で構成されており(図2参照)、接眼プリズム31の下端部および両側面部(左右の各端面)と貼り合わされたときに、接眼プリズム31と一体となって略平行平板となるものである。偏向プリズム32は、ホログラム光学素子33を挟むように接眼プリズム31と接着して設けられている。これにより、観察者が接眼プリズム31を介して観察する外界像に歪みが生じるのを防止することができる。
つまり、例えば、偏向プリズム32を設けない場合、外光は接眼プリズム31の楔状の下端部を透過するときに屈折するので、接眼プリズム31を介して観察される外界像に歪みが生じる。しかし、接眼プリズム31に偏向プリズム32を接合して一体的な略平行平板を形成することで、外光が接眼プリズム31の楔状の下端部を透過するときの屈折を偏向プリズム32でキャンセルすることができる。その結果、シースルーで観察される外界像に歪みが生じるのを防止することができる。
ホログラム光学素子33は、表示素子13からの映像光を回折反射させて光学瞳Eに導くと同時に、外光を透過させて光学瞳Eに導く体積位相型の反射型ホログラム光学素子であり、接眼プリズム31において偏向プリズム32との接合面に設けられている。体積位相型の反射型ホログラム光学素子は、反射波長域が狭く、外光の透過率が高いので、これをホログラム光学素子33として用いることにより、観察者は、表示映像(虚像)を観察しながら、外界像をシースルーで観察することが可能となる。また、ホログラム光学素子33は、軸非対称な正の光学的パワーを有しており、正の光学的パワーを持つ非球面凹面ミラーと同様の機能を持っている。これにより、装置を構成する各光学部材の配置の自由度を高めて装置を容易に小型化することができるとともに、良好に収差補正された映像を観察者に提供することができる。
次に、上記構成の映像表示装置1の動作について説明する。光源11から射出された光は、照明光学系12の反射ミラー21の面21aで反射され、集光レンズ22で集光されて表示素子13に入射し、そこで変調されて映像光として出射される。表示素子13からの映像光は、接眼光学系4の接眼プリズム31の内部に面31aから入射し、面31b・31cの間で複数回全反射されて、ホログラム光学素子33に入射する。ホログラム光学素子33に入射した光は、そこで回折反射されて光学瞳Eに達する。光学瞳Eの位置では、観察者は、表示素子13に表示された映像の拡大虚像を観察することができる。
一方、接眼プリズム31、偏向プリズム32およびホログラム光学素子33は、外光をほとんど全て透過させるので、観察者は外界像を観察することができる。したがって、表示素子13に表示された映像の虚像は、外界像の一部に重なって観察されることになる。
(3.光路の折りたたみについて)
上記のように、光源11から光学瞳Eに向かう光は、照明光学系12では反射ミラー21の面21aで反射され、接眼光学系4では接眼プリズム31の面31b・31cで全反射されるので、上記光の光路は、照明光学系12および接眼光学系4のそれぞれで折りたたまれる。ただし、本実施形態では、照明光学系12での光路の折りたたみ方が従来とは大きく異なっている。以下、この点について図1に基づいて説明する。
なお、以下での説明の便宜上、面21aに入射する中心画角主光線と面21aから射出される中心画角主光線とを含む平面を、第1の平面P1とする。また、面31bに入射する中心画角主光線と面31bから射出される中心画角主光線とを含む平面を、第2の平面P2とする。なお、面31bの代わりに面31cを考えてもよい。
本実施形態では、第1の平面P1と第2の平面P2とが交差するように、照明光学系12の反射ミラー21が配置されている。本実施形態では、第1の平面P1と第2の平面P2とのなす角θは、90°となっている。
このように、第1の平面P1と第2の平面P2とが交差しているので、照明光学系12の反射ミラー21の面21a、および接眼光学系4の接眼プリズム31の面31b・31cにより、中心画角主光線の光路は3次元的に折りたたまれる。つまり、中心画角主光線の光路は、照明光学系12と接眼光学系4とで、平行でない異なる面内でそれぞれ折りたたまれる。これにより、中心画角主光線の光路を照明光学系12と接眼光学系4とで同一面内で折りたたむ構成よりも、光源11および照明光学系12を1つの照明系と考えたときの重心と、接眼光学系4の重心とを3次元的に、つまり、3次元空間を利用して近づけることが可能となる。
例えば、接眼光学系4は、YZ面に対して面対称であることから、接眼光学系4の重心は、第2の平面P2上に位置する。このとき、中心画角主光線の光路を照明光学系12と接眼光学系4とで同一面内で折りたたむ構成とすると、照明系の重心は、接眼光学系4の重心と同じ第2の平面P2上に位置し、照明光学系12での光路の折りたたみにより、照明系の重心は第2の平面P2内でのみ接眼光学系4の重心に近づく、すなわち、2次元の平面内で近づくだけである。
これに対して、本実施形態の構成では、第1の平面P1と第2の平面P2とが交差するレイアウトであることから、光源11が第2の平面P2に対して一方の側に配置されていることは明らかである(図1参照)。したがって、光源11および照明光学系12からなる照明系の重心は、第2の平面P2よりも光源11の配置方向にシフトしており、第2の平面P2上には位置していない。しかし、このようなレイアウトとすることにより、3次元的な光路の折り曲げによって、照明系の重心と接眼光学系4の重心とを3次元的に近づけることができ、照明光学系12の焦点距離を一定とした場合には、中心画角主光線の光路を照明光学系12と接眼光学系4とで同一面内で折りたたむ構成よりも、互いの重心の直線的な距離をさらに狭めることができる。
したがって、光源11が接眼光学系4に対して例えば上下方向や前後方向に飛び出る構成とはならず、照明光学系12自体の大型化も回避されるので、照明系をコンパクトに構成して、装置全体をコンパクトにすることができる。また、光源11が極端に飛び出ないので、視覚的にもデザイン性のよい装置を実現することができる。
また、照明系と接眼光学系4の重心同士を3次元的に近づけることができるので、本実施形態の映像表示装置1をHMDに適用したときでも、映像表示装置1のバランスが安定する。これにより、観察者はHMDを長時間安定して使用することができ、また、観察者への使用負担も軽減することができる。
つまり、第1の平面P1と第2の平面P2とを交差させるように映像表示装置1を構成することにより、小型、コンパクトで、デザイン性、装着性に優れた映像表示装置を実現することができる。
また、第1の平面P1と第2の平面P2とのなす角θを90°とすることにより、照明系の重心と接眼光学系4の重心とを3次元的に最も近づけることができる。その結果、装置全体をコンパクトにできる効果や、観察者の使用負担を軽減できる効果をはじめ、上述した本発明の効果を最大限に得ることができる。
また、本実施形態では、第2の平面P2は、接眼光学系4の接眼プリズム31の面31b・31cに垂直なYZ平面となるが、これは表示素子13の表示面の短辺に平行な平面でもある。接眼光学系4では、中心画角主光線の光路は上記平面内で折り曲げられるので、観察者の前後方向における接眼プリズム31の厚さを薄くすることができる。
また、本実施形態では、第1の反射面である反射ミラー21の面21aは平面であるので、このような単純な平面反射面と回転対称な光学系(例えば集光レンズ22)とを組み合わせて、簡単に照明光学系12を構成することができる。
ところで、第1の平面P1と第2の平面P2とのなす角θは、上記の90°に限定されるわけではない。図5は、上記のなす角θを45°とした映像表示装置1の構成を示す斜視図であり、図6は、その映像表示装置1の上面図であり、図7は、その映像表示装置1の側面図である。このように45°の角度で第1の平面P1と第2の平面P2とを交差させても(上記の角度で交差するように照明系を構成しても)、光路分離を行いながら中心画角主光線(図5で一点鎖線で示す)の光路を3次元的に折りたたむことができる。
また、照明光学系12のNA(numerical aperture)が大きい場合でも、つまり、照明光学系12の焦点距離が短い場合でも、θが45°以上となるように中心画角主光線の光路を折りたためば、照明系と接眼光学系4の重心同士を3次元的に近づけることが可能である。以上のことから、少なくとも、45°≦θ≦90°であれば、上述した本発明の効果を十分に得ることができると言える。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、実施の形態1と同一の構成には同一の部材番号を付記し、その説明を省略する。
図8(a)は、本実施形態の映像表示装置41の概略の構成を示す上面図であり、図8(b)は、この映像表示装置41の、観察者とは反対側(外界側)からの正面図である。本実施形態の映像表示装置41は、接眼プリズム31を横置きとし、光源11からの光を接眼プリズム31内で水平方向に伝播して光学瞳Eに導く構成となっている。したがって、光学瞳Eの位置では、Z方向、X方向、Y方向は、それぞれ観察者の前後方向、上下方向、左右方向に対応する。以下、本実施形態の映像表示装置41について具体的に説明する。
本実施形態の映像表示装置41は、照明光学系12において、反射ミラー21の代わりに反射ミラー23を用い、この反射ミラー23を集光レンズ22に対して光源11とは反対側に配置し、反射ミラー23と表示素子13との間の光路中に別の反射ミラー24を配置した点で実施の形態1とは異なっている。なお、図8(a)では、便宜上、反射ミラー23よりも光源11側の光学部材の図示を省略している。
反射ミラー23は、例えばシリンドリカル形状の凹面反射面からなる面23aを有している。面23aは、XY平面内でのみ正の光学パワーを有しており、光源11から光学瞳Eに向かう光の光路をXY平面内で折り曲げる第1の反射面を構成している。一方、反射ミラー24は、平面反射面からなる面24aを有している。面24aは、XY平面と平行となるように配置されており、光源11から光学瞳Eに向かう光の光路をYZ平面内で折り曲げる第3の反射面を構成している。
上記の構成によれば、光源11から光が下方に射出されると、その光は集光レンズ22にて集光された後、反射ミラー23に入射し、面23aで反射されて水平方向に進行方向を変えて(XY平面内で光路が折り曲げられて)反射ミラー24に入射する。反射ミラー24に入射した光は、面24aでの反射によって水平面内で進行方向を変え(YZ平面内で光路が折り曲げられて)表示素子13に入射する。表示素子13に入射した光は、そこで変調されて映像光として出射され、面31aから接眼プリズム31の内部に入射する。接眼プリズム31内では、入射光が面31b・31c間での全反射により水平方向に導光され、ホログラム光学素子33にて回折反射されて光学瞳Eに導かれる。
ここで、反射ミラー24の面24aに入射する中心画角主光線と、面24aから射出される中心画角主光線とを含む平面を第3の平面P3とすると、第3の平面P3はYZ平面となる。したがって、結局、照明光学系12内では、中心画角主光線の光路は、XY平面からなる第1の平面P1内で折りたたまれた後、YZ平面からなる第3の平面P3でも折りたたまれることになる。また、第3の平面P3はYZ平面であるが、これは、接眼光学系4での光路の折りたたみ面である第2の平面P2と平行(同一を含む)である。
以上のように、本実施形態では、照明光学系12内では、第1の平面P1内で光路が折りたたまれるのみならず、第2の平面P2と平行な面からなる第3の平面P3でも光路が折りたたまれるので、例えば照明光学系12の焦点距離が長い場合でも、照明系と接眼光学系4との重心ずれを極力小さくすることができ、光路分離をうまく図りながら、照明系をコンパクトに構成することが可能となる。
また、本実施形態では、第1の反射面である面23aは、光学パワーを有しているので、照明光学系12をコンパクトに構成することが可能となる。特に、面23aは、XY平面、つまり、第1の平面P1内でのみ光学パワーを有しているので、簡単な照明構成で、例えば縦方向(X方向)に光学瞳Eを小さくして光学瞳Eを横長(長方形、楕円を含む)に構成することが可能となる。これにより、横方向には光学瞳Eが大きいので、観察者は映像を観察しやすくなり、縦方向には光学瞳Eが小さいので、光源11からの光が無駄なく集光し、観察者は明るい映像を観察することが可能となる。
なお、本実施形態では、面23aは、シリンドリカル形状となっているが、第1の平面P1内でのみ光学パワーを有する形状であればよく、例えば第1の平面P1と平行な断面内での形状が放物線形状、楕円形状、非球面形状であってもよい。
〔実施の形態3〕
本発明のさらに他の実施の形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、実施の形態1・2と同一の構成には同一の部材番号を付記し、その説明を省略する。
図9は、本実施形態の映像表示装置51の概略の構成を示す側面図であり、図10は、この映像表示装置51の光学瞳E側からの正面図を示している。映像表示装置51は、表示素子13の代わりに表示素子13’を用い、照明光学系12および接眼光学系4の構成を若干異ならせた以外は、実施の形態1と同様である。
なお、説明の便宜上、本実施形態においては、表示素子13’の表示面の長辺方向および短辺方向をそれぞれX方向、Y方向とし、全体の光路を展開したときの中心画角主光線の進行方向をZ方向とする。
表示素子13’は、反射型の表示素子である。このような表示素子13’としては、例えば反射型のLCDや、DMD(Digital Micromirror Device;米国テキサスインスツルメント社製)を考えることができる。
照明光学系12は、実施の形態1の反射ミラー21の代わりに反射ミラー25を備え、さらにプリズム26および偏光板27・28を備えている。反射ミラー25は、集光レンズ22に対して光源11とは反対側に配置されている。反射ミラー25の反射面である面25aは、平面からなり、光源11から光学瞳Eに向かう光の光路を照明光学系12にてXY平面内で折り曲げる第1の反射面を構成している。
プリズム26は、反射ミラー25と表示素子13’との間の光路中に配置され、入射面26a、反射面兼射出面26bおよび表示素子13’との対向面26cを有している。特に、反射面兼射出面26bは、平面からなり、光源11から光学瞳Eに向かう光の光路を照明光学系12にてYZ平面内で折り曲げる第3の反射面を構成している。偏光板27・28は、偏光方向が互いに直交しており、プリズム26の入射面26a側、反射面兼射出面26b側にそれぞれ配置されている。
接眼光学系4は、自由曲面プリズム34で構成されている。自由曲面プリズム34は、入射面34a、全反射面兼射出面34bおよび反射面34cを備えており、これらの各面が回転非対称な自由曲面で構成されたものである。
上記の構成によれば、光源11から水平方向に射出された光は集光レンズ22にて集光された後、反射ミラー25に入射し、面25aで反射されてほぼ下方に進行方向を変え、(XY平面内で光路が折り曲げられ)、偏光板27に入射する。偏光板27に入射した光のうち、所定の偏光方向の光のみが偏光板27を透過し、入射面26aよりプリズム26の内部に入射し、反射面兼射出面26bで反射された後(YZ平面内で光路が折り曲げられた後)、対向面26cを介して表示素子13’に入射する。表示素子13’では入射光が変調されて映像光として出射され、再び対向面26cを介してプリズム26に入射する。そして、その映像光は、反射面兼射出面26bから射出されて偏光板28を透過し、接眼光学系4の自由曲面プリズム34に入射面34aから入射する。自由曲面プリズム34に入射した映像光は、全反射面兼射出面34bおよび反射面34cで反射された後、全反射面兼射出面34bを介して射出され、光学瞳Eに導かれる。
ここで、第1の反射面である面25aに入射する中心画角主光線と、面25aから射出される中心画角主光線とを含む平面を第1の平面とすると、面25aに入射した光はXY平面内で光路が折り曲げられることから、第1の平面はXY平面となる。一方、第3の反射面である反射面兼射出面26bに入射する中心画角主光線と、反射面兼射出面26bで反射されて射出される中心画角主光線とを含む平面を第3の平面とすると、反射面兼射出面26bに入射した光はYZ平面内で光路が折り曲げられることから、第3の平面はYZ平面となる。また、接眼光学系4の接眼プリズム34の全反射面兼射出面34bまたは反射面34cに対して、入射する中心画角主光線と射出する中心画角主光線とを含む平面を第2の平面とすると、第2の平面は、図9および図10より、YZ平面であることは明らかである。
したがって、本実施形態でも、実施の形態2と同様に、照明光学系12内では、中心画角主光線の光路は、XY平面(第1の平面)内で折りたたまれた後、YZ平面(第2の平面と平行な面である第3の平面)でも折りたたまれることになる。よって、反射型の表示素子13’を用いる本実施形態の構成においても、照明系と接眼光学系4との重心ずれを極力小さくすることができ、光路分離をうまく図りながら、照明系をコンパクトに構成することが可能となる。
本発明は、HMDに利用可能である。
本発明の実施の一形態に係る映像表示装置の概略の構成を示す斜視図である。 上記映像表示装置を有するHMDの概略の構成を示す斜視図である。 上記映像表示装置の上面図である。 上記映像表示装置の側面図である。 他の映像表示装置の構成を示す斜視図である。 上記映像表示装置の上面図である。 上記映像表示装置の側面図である。 (a)は、本発明の他の実施の形態に係る映像表示装置の概略の構成を示す上面図であり、(b)は、上記映像表示装置の外界側からの正面図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係る映像表示装置の概略の構成を示す側面図である。 上記映像表示装置の光学瞳側からの正面図である。
符号の説明
1 映像表示装置
2 支持手段
4 接眼光学系
11 光源
12 照明光学系
13 表示素子
13’ 表示素子
21a 面(第1の反射面)
23a 面(第1の反射面)
24a 面(第3の反射面)
25a 面(第1の反射面)
26b 反射面兼射出面(第3の反射面)
31 接眼プリズム(導光部材)
31b 面(第2の反射面)
31c 面(第2の反射面)
33 ホログラム光学素子
E 光学瞳
P1 第1の平面
P2 第2の平面
P3 第3の平面

Claims (11)

  1. 光源と、
    映像を表示する表示素子と、
    光源からの光を表示素子に導く照明光学系と、
    表示素子からの映像光を光学瞳に導く導光部材を有する接眼光学系とを備えた映像表示装置であって、
    光源から光学瞳に向かう光の光路を折り曲げる第1の反射面および第2の反射面を備えており、
    第1の反射面は照明光学系中に配置されている一方、第2の反射面は接眼光学系中に配置されており、
    光源の中心から射出されて表示素子の表示面の中心を通り、光学瞳の中心に入射する光線を中心画角主光線とし、第1の反射面に入射する中心画角主光線と第1の反射面から射出される中心画角主光線とを含む平面を第1の平面とし、第2の反射面に入射する中心画角主光線と第2の反射面から射出される中心画角主光線とを含む平面を第2の平面とすると、
    第1の平面と第2の平面とは、交差していることを特徴とする映像表示装置。
  2. 第1の平面と第2の平面とのなす角をθとすると、
    45°≦θ≦90°
    であることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 第1の平面と第2の平面とのなす角θは、90°であることを特徴とする請求項2に記載の映像表示装置。
  4. 光源は、光学瞳と共役な位置関係となるように配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の映像表示装置。
  5. 第2の平面は、表示素子の表示面の短辺に平行な平面であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の映像表示装置。
  6. 照明光学系は、光源から光学瞳に向かう光の光路を折り曲げる第3の反射面をさらに備えており、
    第3の反射面に入射する中心画角主光線と第3の反射面から射出される中心画角主光線とを含む平面を第3の平面とすると、
    第3の平面は、第2の平面と平行であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の映像表示装置。
  7. 第1の反射面は、平面であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の映像表示装置。
  8. 第1の反射面は、光学パワーを有していることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の映像表示装置。
  9. 第1の反射面は、第1の平面内でのみ光学パワーを有していることを特徴とする請求項8に記載の映像表示装置。
  10. 接眼光学系は、体積位相型の反射型ホログラム光学素子を含んでおり、
    上記ホログラム光学素子は、表示素子からの映像光を回折反射させて光学瞳に導くと同時に、外光を透過させて光学瞳に導くことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の映像表示装置。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載の映像表示装置と、
    上記映像表示装置を観察者の眼前で支持する支持手段とを有していることを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
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