JP2009064390A - 計画作成条件取得装置、計画作成条件取得方法、および計画作成条件取得プログラム - Google Patents

計画作成条件取得装置、計画作成条件取得方法、および計画作成条件取得プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】計画作成作業の際、同じような状況下で利用できる制約条件とその適用基準を得ることができる計画作成条件取得装置を提供する。
【解決手段】計画作成条件取得装置200は、計画対象の属性と計画対象間の関係を表現したネットワーク表現を作成するネットワーク表現作成部203と、ネットワーク表現と記憶部に格納した計画対象間の制限を基に計画対象間の関係の状態情報を計算する状態計算部204と、状態情報に基づいて状態図を作成する状態図作成部208と、状態図を表示手段に提示し計算された計画対象間の関係を基に利用者から作成条件の指定を受付ける条件受付部209と、受付けた作成条件をネットワーク表現のリンク操作に変換して記憶手段に格納し受付けた作成条件をネットワーク表現に反映する条件作成部211とを具備する。同じような状況下で利用できる制約条件を取得できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、計画作成作業の際、同じような状況下で利用できる制約条件とその適用基準を得ることができる計画作成条件取得装置、計画作成条件取得方法、および計画作成条件取得プログラムに関する。
計画作成作業は、計画対象となる物や設備などの組合せを考慮する必要がある。それらの組合せパターン数は、数十の計画対象であっても数百パターン以上におよぶため、人手による作業だけでは多くの所要時間や経験が必要となっている。これに対処するため、予め入力された制約条件に基づき計画を自動作成し、計画者に計画案を提示する装置が提案されている。しかし、計画者の計画作成ノウハウを予め聞きだし、制約条件として装置に取り込んでおくことは難しいため、自動提案した計画結果が必ずしも計画者の満足いく結果となるとは限らない。
このため、自動作成した計画に計画者の意図を反映させるよう、特許文献1、特許文献2に示されるように、装置が作成した計画結果を利用者に評価してもらい、利用者から計画対象のパラメータ変更を受付け、計画を再作成する機能を有するものがある。また、特許文献3、非特許文献1に示されるように、装置が提案した計画結果を利用者に評価してもらい、改善案を利用者から受付ける機能を有するものがある。これらの技術では、計画結果の評価機能として、複数の評価指標での計画の評価や計画対象となる施設の稼動状況や作業の進行状況を利用者に提示し、提示した計画に対して利用者から一部修正を受付ける。
特開2005−32011号公報 特開2001−340475号公報 特開平7−285440号公報 井上一朗、冬木正彦著:"ノウハウ活性化シミュレーション法に基づく生産スケジューリング業務支援",オペレーションズ・リサーチ40巻3号,159頁〜164頁(1995).
背景技術では、計画の自動作成結果と計画者が作成する計画との乖離を縮めるため、利用者から計画対象の属性値の変更や計画結果の修正を受付けている。しかし、この修正結果は、その時点では計画に反映されるが、次回以降の計画作成には反映されない。このため、制約条件が同じ状況での計画作成においても、利用者は以前と同じ修正を実行する必要がある。また、計画作成作業の際、熟練した利用者のノウハウが蓄積できない問題があった。
本発明は、前記の課題を解決するための発明であって、計画の自動作成結果と計画者が作成する計画との乖離を効率よく縮めるため、その場限りの知識ではなく同じような状況下で利用できる制約条件とその適用基準を得ることができる計画作成条件取得装置、計画作成条件取得方法、および計画作成条件取得プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、予め記憶装置に格納された、計画対象をノードとし、計画対象間の割振り可否の関係や実施順序をノード間のリンクで表し、制約条件をリンクの属性やリンク数の制限で表したネットワーク表現の情報を基にネットワーク表現を作成し、作成したネットワーク上のリンクの接続状態を制約条件と条件適用基準を基に変化させ、制約条件に適用可能な条件がない場合または条件の矛盾が生じる場合に、利用者へ変化させた計画対象間の割当て可否の関係や実施順序を提示し、提示した結果を基に利用者から新たな制約条件と条件適用基準を受付け、受付けた前記制約条件と前記条件適用基準を計画作成条件として記憶部に追加し、追加した作成条件も含む記憶部に格納した作成条件を基にネットワーク上のリンクの接続状態を変化させ、変化させた結果を提示し、計画作成条件を受付けることを繰返すことを特徴とする。
本発明によれば、計画の自動作成結果と計画者が作成する計画との乖離を効率よく縮めるため、その場限りの知識ではなく同じような状況下で利用できる制約条件とその適用基準を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、計画作成条件取得装置の構成を示すブロック図である。計画作成条件取得装置200は、表示部213、入力部214、中央演算処理装置(CPU)215、通信部216、記憶部212、メモリ201、およびこれらを接続するバス217から構成される。表示部213は、ディスプレイなどであり、計画作成条件取得装置200による処理の実行状況や実行結果などの利用者への情報を表示する。入力部214は、キーボードやマウスなどのコンピュータに指示を入力するための装置であり、利用者からの入力を受付ける。中央演算処理装置(CPU)215は、メモリ201に格納される各種プログラムを実行する。通信部216は、LAN(Local Area Network)などを介して、他の装置と各種データやコマンドを交換する。記憶部212は、計画作成条件取得装置200が処理を実行するための各種データを保存する。メモリ201は、計画作成条件取得装置200が処理を実行する各種のプログラム202および一時的なデータを保持する。
記憶部212には、リンク状態情報3(図3参照)、作業者ノードの属性情報4(図4参照)、作業ノードの属性情報5(図5参照)、リンク数の制限値情報6(図6参照)、条件情報7(図7参照)、計画の評価基準情報8(図8参照)、リンク変更履歴情報9(図9参照)、およびリンク操作関数情報10(図10参照)が格納される。
メモリ201には、プログラム202として、ネットワーク表現作成部203、状態計算部204、状態図作成部208、条件受付部209、状態検索部210、および条件作成部211が格納される。また、状態計算部204は、条件検索部205、条件反映部206、およびネットワーク形状の制限反映部207を有している。
ネットワーク表現作成部203は、記憶部212に格納されたネットワークのノード情報とリンク情報を基にネットワーク表現を作成する。
状態計算部204は、ネットワーク表現を基に計画対象間の関係を計算する。条件検索部205は、ネットワーク状態に応じて適用可能な計画作成条件を記憶部212から検索する。条件反映部206は、計画作成条件をネットワーク表現へ反映する。ネットワーク形状の制限反映部207は、リンク数の制限などのネットワークの形状の制限をネットワーク表現へ反映する。
状態図作成部208は、計算した計画対象間の関係を表現する図を作成する。条件受付部209は、利用者から計画作成条件を受付ける。状態検索部210は、過去の計画対象間の関係を記憶部212から検索する。条件作成部211は、入力部214を介して受付けた利用者からの入力を基に計画作成条件を作成する。
図2は、計画作成条件取得装置の基本的な動作手順を示すフローチャートである。まず、動作手順について、フローチャートの概要を説明する。
ネットワーク表現作成部203は、計画対象の属性と計画対象間の関係を表現したネットワーク表現を作成する(ステップS11)。状態計算部204は、作成したネットワーク表現と記憶部212に格納した計画対象間の制限を基に計画対象間の関係の変化を計算する(ステップS12)。そして、状態図作成部208は、状態図を作成する(ステップS13)。
条件受付部209は、計算した計画対象間の関係を基に利用者から計画作成条件と計画対象間の関係の指定を受付ける(ステップS14、ステップS15、ステップS17)。
条件作成部211は、受付けた計画作成条件をネットワークのリンク操作に変換して記憶部212に格納し、受付けた計画作成条件をネットワーク表現に反映する(ステップS18)。
そして、状態計算部204は、計画対象間の関係の指定を反映したネットワーク表現と記憶部に格納された計画作成条件を基に計画対象間の関係の変化を計算する(ステップS12)。なお、条件受付部209は、ステップS17において、計画作成条件の構成要素の入力がなく、かつ、入力の終了指示を受理すると、一連の処理を終了する(ステップS19)。
一方、条件受付部209が、計算した計画対象間の関係または計画作成条件の代わりに戻る指示を受付けた場合には、過去の計画対象間の関係を基に計画作成条件を利用者から受付ける(ステップS14、ステップS15、ステップS16)。
以上の処理を繰り返して、計画作成作業の際、利用者からの計画作成条件を取得する。
ここで、計画作成条件とは、計画対象間の関係を制限する制約条件とその適用基準である。また、計画対象間の関係とは、計画対象間のつながりを表したものである。
具体的には、作業者に作業を割振る問題を例として説明すると、計画対象間の関係は作業者への作業の割振り関係と作業間の実施順序関係を表す。本実施形態では、作業者に作業を割振る問題の中でも、決められた作業者数で決められた作業数をこなす作業計画を作成する問題を扱い、初期状態で得られている制約条件を基に作成される計画を人が作成する作業計画に近くなるよう最適化するための計画作成条件を取得する場合を例として挙げる。
作業計画の作成問題には、本実施形態で取り上げる例の他に、決められた作業数をこなせるよう作業者を追加する場合や、決められた作業者数で作業をこなせるよう作業数を減らす場合が考えられる。これらの場合に対しては、計画作成条件の受付画面に作業者の追加指示や作業の削除指示を受付け、該当するネットワーク上のノードとリンクを追加または削除することで対応可能となる。
作業の割振り問題を表すネットワーク表現は、事前に決まっている条件や計画対象の属性によって異なるが、本実施形態では、作業者の労働可能時間数と作業実施時刻と作業の実施コストが決まっているものとする。
よって、本実施形態で例として扱うネットワーク表現は、作業と作業者をそれぞれノードとし、作業ノードと作業者ノードの間に作業ノードをリンク先ノード、該作業を実施可能な作業者を表す作業者ノードをリンク元ノードとするリンクを定義し、作業ノードと作業ノードの間には実施時刻が早い作業ノードをリンク元ノード、実施時刻が遅い作業ノードをリンク先ノードとするリンクを定義し、リンクの流量は作業者に割振られた作業量に応じて計算し、リンクの重みはリンク先の作業ノードが表す作業を行う際にかかるコストを表すことで計画問題を表現したネットワークとする。
計画作成条件取得装置200の各処理部の詳細と動作を説明する前に、本実施形態で取扱う情報を、図3〜図10を参照して説明する。
図3は、リンク状態情報のレコード構成と各レコードに対応するデータの一例を示す図である。リンク状態情報3は、計画対象間の関係を表現したネットワークのリンク状態を示す。図3において、リンク状態情報3は、計画問題を表現したネットワーク上のリンク状態に関する情報を格納する「リンク状態情報」であり、計画対象間の関係が変化するごとに追加されていく情報である。以下、例えば、「状態ID31のレコード」を、「のレコード」を省略して適宜、「状態ID31」という。
リンク状態情報3は、状態ID31、リンクID32、リンク元ノード33、リンク先ノード34、状態確定35、流量36、重み37から構成されている。状態ID31は、
属性情報を適用するネットワーク状態を一意に識別する「状態ID」のレコードである。リンクID32は、状態ID31と組合せて、リンクを一意に識別するためのIDを格納する「リンクID」のレコードである。
リンク元ノード33およびリンク先ノード34は、状態ID31とリンクID32で識別されるリンクを形成するノードに関するレコードであり、それぞれ順に、リンク元ノードを一意に識別するためのIDを格納する「リンク元ノード」のレコード、「リンク先ノード」のレコードである。
状態確定35は、状態ID31とリンクID32で識別されるリンクの接続または切断状態が確定しているかを判断するIDを格納する「状態確定」のレコードであり、本実施形態では「0」が状態が確定していないことを表し、「1」が状態が確定していることを表すものとする。
流量36は、状態ID31とリンクID32で識別されるリンクの流量を格納する「流量」のレコードである。この流量36が表す内容は、計画問題を表現するネットワークの形態に応じて異なり、本実施形態では、作業者ノードと作業ノード間のリンクの場合は作業者が割振られた作業を実施するために必要な作業時間の合計値を表し、作業ノード間のリンクの場合はリンク先ノードが表す作業とそれ以降に同一の作業者が実施する全作業の作業時間の合計値を表す。
重み37は、状態ID31とリンクID32で識別されるリンクの重みを格納する「重み」のレコードである。リンクの重み37が表す内容は、計画問題を表現するネットワークの形態に応じて異なり、本実施形態ではリンク先のノードが表す作業を行うためのコストを表す。本実施形態では重みを格納するレコードを一つとしたが、一つのリンクに対して異なる意味を表す重みを複数設定する場合は設定する重みの数だけレコードを作成する。
図4は、作業者ノードの属性情報のレコード構成と各レコードに対応するデータの一例を示す図である。作業者ノードの属性情報4は、計画対象である作業者の属性情報を示す。作業者ノードの属性情報4は、状態ID41、ノードID42、名称43、労働開始時刻44、労働終了時刻45、容量46、余裕度47、実施可能作業数48、および割当て量49から構成される。
状態ID41は、属性情報を適用するネットワーク状態を一意に識別する「状態ID」のレコードである。ノードID42は、状態ID41と組合せてノードを一意に識別するためのIDを格納する「ノードID」のレコードである。名称43は、状態ID41とノードID42で識別されるノードが表す作業者の名称を格納する「名称」のレコードである。労働開始時刻44および労働終了時刻45は、状態ID41とノードID42で識別されるノードが表す作業者が作業に従事する時間帯に関するレコードであり、それぞれ順に、作業に従事する時間帯の開始時刻を格納する「労働開始時刻」のレコード、作業に従事する時間帯の終了時刻を格納する「労働終了時刻」のレコードである。
容量46は、状態ID41とノードID42で識別されるノードの容量を格納する「容量」のレコードである。この容量46が表す内容は、計画問題を表現するネットワークの形態に応じて異なり、状態ID41とノードID42で識別されるノードが表す作業者が提供できる図3における流量36で表される内容の最大値である。本実施形態では、ネットワークを流れる流量で作業の所要時間を表すため、容量46は、状態ID41とノードID42で識別されるノードが表す作業者の労働可能時間数となる。
余裕度47、実施可能作業数48、割当て量49は、計画作成条件取得装置200の処理が進むごとに更新される情報を計算するための関数を格納するレコードである。余裕度47は、状態ID41とノードID42で識別されるノードが表す作業者の余裕度を計算するための関数を格納する「余裕度」のレコードである。この余裕度47は、状態ID41とノードID42で識別されるノードが表す作業者が、割当てられている作業に加えて請負うことが可能な作業量を表す。実施可能作業数48は、状態ID41とノードID42で識別されるノードが表す作業者の実施可能作業数を計算するための関数を格納する「実施可能作業数」のレコードである。割当て量49は、状態ID41とノードID42で識別されるノードが表す作業者に割当てられた作業量を計算するための関数を格納する「割当て量」のレコードである。
図5は、作業ノードの属性情報のレコード構成と各レコードに対応するデータの一例を示す図である。作業ノードの属性情報5は、作業者ノードの属性情報4とは異なるもう一つの計画対象である作業の属性情報を示す。作業ノードの属性情報5は、状態ID51、ノードID52、名称53、作業開始時刻54、作業終了時刻55、容量56、および実施可能作業者数57から構成される。
状態ID51は、属性情報を適用するネットワーク状態を一意に識別するためのIDを格納する「状態ID」のレコードである。ノードID52は、状態ID51と組合せてノードを一意に識別するためのIDを格納する「ノードID」のレコードである。名称53は、状態ID51とノードID52で識別されるノードが表す作業の名称を格納する「名称」のレコードである。作業開始時刻54は、状態ID51とノードID52で識別されるノードが表す作業の作業開始時刻を格納する「作業開始時刻」のレコードである。作業終了時刻55は、状態ID51とノードID52で識別されるノードが表す作業の作業終了時刻を格納する「作業終了時刻」のレコードである。
容量56は、状態ID51とノードID52で識別されるノードの容量を格納する「容量」のレコードである。実施可能作業者数57は、計画作成条件取得装置200の処理が進むごとに更新される情報を計算するための関数を格納するレコードであり、状態ID51とノードID52で識別されるノードで表される作業を実行できる作業者数を計算するための関数を格納する「実施可能作業者数」のレコードである。
図6は、リンク数の制限値情報のレコード構成と各レコードに対応するデータの一例を示す図である。図3〜図5を適宜参照して説明する。リンク数の制限値情報6は、ネットワーク上のリンク数の制限に関する情報を示す。リンク数の制限値情報6は、状態ID61、対象リンクID62、および合計リンク数の制限63から構成される。
状態ID61は、状態IDを一意に識別するためのIDを格納する「状態ID」のレコードある。対象リンクID62は、リンク数の制限対象となるリンクを一意に識別するためのIDを格納する「対象リンクID」のレコードである。この対象リンクID62に格納された個々のリンクIDは、状態ID61と組合せてリンクを識別できるIDであり、図3における状態ID31とリンクID32を組合せて識別できるリンクと同一のものとする。
合計リンク数の制限63は、状態ID61と対象リンクID62により一意に識別されるリンクのリンク数の制限を格納する「合計リンク数の制限」のレコードである。ここでのリンク数の制限とは、対象リンクID62に格納されたリンクIDのうち、接続状態が確定したリンクの数の合計数に対する制限である。接続状態の確定とは、リンク状態情報3における状態確定35の値が「1」であり、流量36の値が0より大きい状態で表す。
例えば、リンク数の制限値情報6の第一レコード64は、リンク状態情報3における状態ID31が「0」で、リンクID32が「1」,「2」,「3」,「4」,「5」のリンクのうち(図3に示すように、リンクID32が「1」,「2」,「3」,「4」,「5」は、リンク元ノード33が「1」で共通であり、リンク先ノード34が「4」,「5」,「6」,「7」,「8」と異なる。)、合計リンク数の制限63が1本と制限されている。すなわち、図3において、状態確定35の値が「1」で、流量36の値が0より大きいリンクは、1本のみとする制限を意味する。
リンク数の制限値情報は、リンクの本数によって表される制約条件と計画問題をネットワークで表現するためのリンクの張り方の制限を示しており、本実施形態では、作業者ノードをリンク元とするリンクの本数の制限は、作業者が同時に実施可能な作業数を表し、作業ノードをリンク先とするリンクの本数は作業の実施に必要な作業者数を表す。
例えば、第一レコード64は、上記例より、ノードID「1」から出るリンクの本数を1本と制限している。作業者ノードの属性情報4より、ノードID「1」は、作業者Aを表しているので、第一レコード64は「作業者Aが同時に実施可能な作業数は1つまで」という条件を表す。
また、第十一レコード65は、リンク状態情報3における状態ID31が「0」で、リンクID32が「5」,「9」,「11」,「14」,「15」,「16」のリンクのうち(図3に示すように、リンクID32が「5」,「9」,「11」,「14」,「15」,「16」は、リンク元ノード33が「1」,「2」,「3」,「4」,「6」,「7」と異なるが、リンク先ノード34が「8」と共通である。)、合計リンク数の制限63が1本と制限されている。作業ノードの属性情報5よりノードID「8」は、作業eを表しているので、第十一レコード65は、「作業eは作業者一人で実施する」という条件を表す。
図7は、条件情報のレコード構成と各レコードに対応するデータの一例を示す図である。条件情報7は、計画作成条件取得装置200が受付けた条件に関する情報を示す。条件情報7は、条件ID71、条件の種類72、対象ノード73、基準状態ID74、状態基準75、および制約条件76から構成される。
条件ID71は、条件を一意に識別するためのIDを格納する「条件ID」のレコードである。条件の種類72、対象ノード73は、条件ID71で識別される条件に関するレコードであり、それぞれ順に、条件の種類を格納する「条件の種類」のレコード、条件の適用対象となるノードのIDを格納する「対象ノード」のレコードである。
対象ノードID73と基準状態ID74を組合せて識別されるノードは、対象ノードが作業者ノードである場合は、図4における状態ID41とノードID42で識別されるノードと同一であり、対象ノードが作業ノードの場合は、図5における状態ID51とノードID52で識別されるノードと同一である。
基準状態ID74、状態基準75、制約条件76は、条件ID71で識別される条件を構成する情報に関するレコードであり、それぞれ順に、計画作成条件取得装置200が条件を受付けた際に表示していた状態を一意に識別するIDを格納する「基準状態ID」のレコード、条件を適用する状態を識別する際に基準となる項目を格納する「状態基準」のレコード、条件を格納する「制約条件」のレコードである。
制約条件76は、条件の種類72で識別される条件の種類によって格納する内容が異なる。本実施形態では、条件の種類72が「リンク指定」である場合は、接続または切断するリンクのリンク元となるノードとリンク先となるノードの特徴をそれぞれ表す情報および接続または切断の指定を格納する。条件の種類72が「計画の評価基準」である場合は、計画の評価基準に基づくリンク同士の比較基準情報および接続または切断の指定を格納する。条件の種類72が「属性値変更」である場合は、変更する属性を識別する項目と項目に格納する値を必要分だけ格納する。条件の種類72が「テキスト入力」である場合は、計画作成条件取得装置200が条件として受付けた文字列をそのまま格納する。例えば、図7に示す第一レコード77の制約条件76は、実施可能作業数が少ないノードと該ノードとリンクを持つ任意のノードを接続することを意味する。第五レコード78の制約条件76は、作業者Aを表すノードの労働終了時刻レコードの値を「16:30」に変更することを表す。
図8は、計画の評価基準情報のレコード構成と各レコードに対応するデータの一例を示す図である。計画の評価基準情報8は、作成された計画を評価する基準に関する情報を示す。計画の評価基準情報8は、評価基準名81、関数82から構成される。
評価基準名81は、計画の評価基準を一意に識別するための評価基準名を格納する「評価基準名」のレコードである。関数82は、評価基準名81で識別された評価基準の値をネットワークの状態を基に計算するための関数を格納する「関数」のレコードである。
関数82は、計画問題を表現したネットワークの形態に応じて異なる。本実施形態ではリンクの重みをコストとしたため、コストの合計値は、リンクの重みを基に計算し、作業者への作業の割振りをリンクの流量で表現したため、作業量の偏りはリンクの流量を基に計算する。例えば、第一レコード83は、評価基準名81が「コスト」であり、関数82は、「コストの合計」で表す。「コストの合計」は、「(リンクの流量が0より大きいリンクの重みの合計)」という関数で計算することを表している。
本実施形態において、リンクの流量が0より大きいリンクは、割当てが決定したリンクを表すので、第一レコード83の関数で計算される値は、計算対象のネットワーク状態が表す割当てに基づいて作業を実施する際の作業コストを表す。第二レコード84は、評価基準名81が「作業量」は「作業量の偏り」で表し、「作業量の偏り」は「(作業者ノードから作業ノードへのリンクの流量の偏差)」という関数で計算することを表している。
本実施形態において、作業者ノードから作業ノードへのリンクの流量は、計算対象のネットワーク状態が表す割当て状態において、作業者が割当てられた作業を全て実施する際の合計作業量を表す。よって、第二レコード84で計算される値は、各作業者に割当てられた作業量の偏りを表す。
図9は、リンク変更履歴情報のレコード構成と各レコードに対応するデータの一例を示す図である。リンク変更履歴情報9は、計画条件を基にネットワークの状態を変化させる過程で属性や制限に変更を加えたリンクの情報を示す。リンク変更履歴情報9は、状態ID91、リンクID92、変更操作93、適用条件94から構成される。
状態ID91は、変更を加えたネットワーク状態を一意に識別するためのIDを格納する「状態ID」のレコードである。リンクID92は、状態ID91において変更が加えられたリンクを識別するためのIDを格納する「リンクID」のレコードである。状態ID91とリンクID92で識別されるリンクは、図3において状態ID31とリンクID32で識別されるリンクと同一のものとする。変更操作93は、状態ID91とリンクID92で識別されたリンクに対して実施した変更内容を格納する「変更操作」のレコードである。適用条件94は、状態ID91とリンクID92で識別されたリンクを変更する際に適用した条件を識別するための情報を格納する「適用条件」のレコードである。
適用条件94には、リンクの属性や制限を変更するために適用できる条件を識別できる情報を格納するものとし、本実施形態では、図6におけるリンク数の制限値情報6を示す文字列「リンク数の制限値」、または条件情報7における条件ID71、または利用者からのリンクの接続指定を示す文字列「ユーザ指定」を格納する。
例えば、第一レコード95は、状態ID「0」においてリンクID「1」で識別されるリンクを、リンク数の制限値情報6(図6参照)に基づいて接続したことを表す。第二レコード96は、第一レコード95の変更を実施後のネットワーク状態において、条件ID「0」に基づいてリンクID「10」を接続したことを表す。条件ID「0」は、条件情報7(図7参照)を参照すると「実施可能作業数が少ないノードを任意のノードに接続する」という制約条件を表しているので、第二レコード96のリンク変更は、状態ID「1」で表される割当て状態において、実施可能作業数が最も少ない作業者に作業を割振る処理を表している。また、第二レコード96は、第一レコード95の状態IDからIDが一つ大きな番号となっているため、第一レコードの変更後に計画作成条件の矛盾が生じた、または適用可能な計画作成条件がない状態となり、利用者から計画作成条件の入力を受付けたことが読取れる。
第三レコード97は、第二レコード96のリンク変更を反映後の割当て状態に対して加えた変更を表し、第四レコード98は、第三レコード97のリンク変更を反映後の割当て状態に対して加えた変更を表す。第二レコード96、第三レコード97、第四レコード98は、全て状態ID「1」におけるリンク変更となっているので、状態ID「1」が表す割当て状態では、計画作成条件の矛盾が生じたり、適用可能な計画作成条件がなくなることなく、合計三ステップの処理が進んだことを表している。
図10は、リンク操作関数情報のレコード構成と各レコードに対応するデータの一例を示す図である。リンク操作関数情報10は、ネットワーク上のリンク状態を変更させる操作を、ネットワーク表現作成部203で作成したネットワーク表現に反映させるための関数を格納する「リンク操作関数情報」を示す。リンク操作関数情報10は、操作名101、関数102から構成される。
操作名101は、リンク状態に対して行う操作の名称を格納する「操作名」のレコードである。関数102は、操作名101で表される操作をネットワーク表現へ反映させるための関数を格納する「関数」のレコードである。関数102のレコードの内容は、計画問題を表現したネットワークの形態に応じて異なる。
以下に、本実施形態の処理の手順を、図2を参照して詳細に説明する。
まず、ステップS11において、ネットワーク表現作成部203は、記憶部212に格納されたリンク状態情報3、作業者ノードの属性情報4、および作業ノードの属性情報5を基にネットワーク表現を作成する。
ステップS12において、状態計算部204は、ネットワーク表現を基に計画対象間の関係を計算する。ここで計算の基となるネットワーク表現は、ステップS12の前に実行された処理(ステップS11またはステップS18)に依存する。すなわち、ステップS12の前にステップS11を実行した場合はステップS11で作成したネットワーク表現を基に計算を実行し、ステップS12の前にステップS18を実行した場合はステップS18において作成した計画作成条件を反映させたネットワーク表現を基に計算を実行する。
ステップS13において、状態図作成部208は、ネットワーク状態が示す計画対象間の関係を表す図(状態図)を作成する。作成する図は、計画問題を表したネットワーク表現に依存する。本実施形態では、作業者への作業の割振り関係は、ネットワークの作業者ノードと作業ノードとのリンクの有無を表形式で表し、作業間の実施順序はネットワークの作業ノード間のリンクの有無で表現する。図を作成する際に元となるネットワーク状態は、ステップS13の前に実行した処理(ステップS12またはステップS16)に依存する。すなわち、ステップS13の前にステップS12を実行した場合は、ステップS12で計算された計画対象間の関係を基に状態図を作成し、ステップS13の前にステップS16を実行した場合はステップS16で読込んだ過去の計画対象間の関係を基に状態図を作成する。
ステップS14において、条件受付部209は、ステップS13で作成した状態図を基に利用者から計画作成条件を受付ける。
ステップS15において、条件受付部209は、利用者から計画対象間の関係を変更前の状態に戻す指示が入力されたか判断する。戻る指示が入力された場合は(ステップS15,Yes)、ステップS16へ進み、戻る指示以外が入力された場合は(ステップS15,No)ステップS17へ進む。
ステップS16において、状態検索部210は、利用者に表示した状態よりも一つ前の状態を、該状態を示す状態ID31を検索キーとして記憶部212に格納したリンク状態情報3(図3参照)からリンクID32、リンク元ノード33、リンク先ノード34、流量36、重み37を取得する。例えば、利用者に表示した状態の状態ID「1」を例にとると、状態ID「0」で識別される、リンクID「1」、リンク元ノード「1」、リンク先ノード「4」、流量「0」、重み「2」であるリンクと、リンクID「2」、リンク元ノード「1」、リンク先ノード「5」、流量「0」、重み「3」であるリンクというように、計16行分のリンク情報を取得する。そして、ステップS13へ戻る。
ステップS17において、条件受付部209は、利用者から計画作成条件の構成要素の入力を受付けたかを判断し、計画作成条件の構成要素の入力を受付けた場合は(ステップS17,Yes)、ステップS18へ進み、計画作成条件の構成要素以外の入力を受付けた場合は(ステップS17,No)、ステップS19へ進む。
ステップS18において、条件作成部211は、ステップS14で受付けた計画作成条件の構成要素を基に計画作成条件を作成する。そして、ステップS12へ戻る。
ステップS19において、条件受付部209は、利用者から装置の実行を終了する指示を受付けたかを判断する。終了指示を受付けた場合は(ステップS19,Yes)、一連の処理を終了し、終了指示を受付けていない場合は(ステップS19,No)、ステップS12へ戻る。
図11は、計画対象間の状態の計算の詳細な手順を示すフローチャートである。図11のフローチャートを用いて、状態計算部204がネットワーク表現を基に計画対象間の状態の計算する手順(ステップS12)の詳細を説明する。
ステップS111において、条件検索部205は、ネットワーク表現に適用可能な計画作成条件を取得する。ステップS112において、状態計算部204はステップS111で計画作成条件が取得できたかを判断する。計画作成条件が取得できた場合は(ステップS112,Yes)、ステップS113へ進む。計画作成条件が取得できなかった場合は(ステップS112,No)、ステップS114へ進む。
ステップS113において、条件反映部206は、ステップS111で取得した計画作成条件に基づいてネットワーク上のリンク状態を変化(更新)させる。そして、ステップS114へ進む。ステップS114において、ネットワーク形状の制限反映部207は、ネットワーク形状に対する制限を基に現在読みこんでいるネットワーク状態を変化(更新)させる。そしてステップS115へ進む。
ステップS115において、状態計算部204は、記憶部212に格納されたリンク数の制限値情報6における状態ID61と対象リンクID62を検索キーとして合計リンク数の制限63を取得し、取得した合計リンク数の制限にステップS114で更新されたネットワーク上のリンク状態が違反しないかを検査する。
利用者から入力されたリンクの選択や条件自体がリンク数の制限値に反する場合は、利用者からの入力を優先し、違反としては検出しない。例えば検査対象となるネットワーク上のリンク状態が状態ID「0」である場合、リンク数の制限値情報6(図6参照)から対象リンクID「1,2,3,4,5」と合計リンク数の制限「1に等しい」、対象リンクID「6,7,8,9」と合計リンク数の制限「1に等しい」、というようにリンク数制限値情報を計7個取得する。このうち対象リンクID「1,2,3,4,5」のリンク数の制限を例にとると、リンク状態情報3から状態ID「0」とリンクID「1」で識別されるリンクと、状態ID「0」とリンクID「2」で識別されるリンクと、状態ID「0」とリンクID「3」で識別されるリンクと、状態ID「0」とリンクID「4」で識別されるリンクと、状態ID「0」とリンクID「5」で識別されるリンクのうち、流量が0より大きいリンクは0個であるため、流量が0より大きいリンク数が「1に等しい」という制限に違反すると判断する。
ステップS116において、状態計算部204は、ステップS115で違反が検出されたかを判断する。違反が検出された場合は(ステップS116,Yes)、ステップS117へ進む。違反が検出されなかった場合は(ステップS116,No)、ステップS111へ戻る。
ステップS117において、状態計算部204は、ネットワーク状態の状態IDを更新し、記憶部212に格納する。格納する情報はリンクの属性情報とノードの属性情報であり、本実施形態ではリンク状態情報3(図3参照)、作業者ノードの属性情報4(図4参照)、作業ノードの属性情報5(図5参照)である。例えば、状態ID「0」で識別されるネットワーク状態を基に、ステップS12やステップS18の各処理を実施した場合は、状態ID「1」としてリンク状態情報3に現在のネットワーク上のリンクを表すリンク元ノードIDとリンク先ノードIDと流量と重みを追加し、状態ID「1」として現在のネットワークにおける作業者ノードに基づいて作業者ノードの属性情報4を追加し、状態ID「1」として現在のネットワークにおける作業ノードに基づいて作業ノードの属性情報5を追加する。
図12は、適用可能な条件を検索の詳細な手順を示すフローチャートである。図12のフローチャートを用いて、条件検索部205がネットワーク表現に適用可能な条件を検索する手順(ステップS111)の詳細を説明する。
ステップS121において、条件検索部205は、記憶部212に格納されている条件情報7から条件ID71を検索キーとして、条件の種類72、対象ノード73、基準状態ID74、状態基準75、および制約条件76を取得する。ただし、条件の種類のレコードが「テキスト入力」の場合は除く。例えば、条件ID「0」とした場合を例にとると、条件情報7から条件の種類「リンク指定」、対象ノード「1,2,3」、基準状態ID「0」、状態基準「実施可能作業数,割当て量」を取得する。
ステップS122において、条件検索部205は、ステップS121で取得した条件に条件を適用する状態の指定があるかを判断する。状態の指定がある場合は(ステップS122,Yes)、ステップS123へ進み、状態の指定がない場合は(ステップS122,No)、ステップS126へ進む。本実施形態では、ステップS121で取得した条件の状態基準75に値が指定されている場合に状態の指定があるものとみなす。
ステップS123において、条件検索部205は、ステップS121で取得した条件の適用基準を得るため、ステップS121で取得した条件の対象ノード73、基準状態ID74、および状態基準75を検索キーとして、記憶部212に格納された作業者ノードの属性情報4(図4参照)、作業ノードの属性情報5(図5参照)、および計画の評価基準情報8(図8参照)を検索し、状態基準値を取得する。ここで取得した状態基準値が関数であった場合は、基準状態ID74を検索キーとして、記憶部212に格納されたリンク状態情報3(図3参照)からリンク情報を取得し、取得したリンク情報を上記で状態基準値として取得した関数に代入し、値を算出する。
例えば、ステップS121において条件ID「0」で取得した条件を例にとると、この条件情報の基準状態IDは「0」、状態基準は「実施可能作業数,割当て量」、対象ノードは「1,2,3」であるため、状態基準の一つである「実施可能作業数」レコードを保持する作業者ノードの属性情報4から状態ID「0」とノードID「1」を検索キーとして、実施可能作業数「(実施可能作業数)=(ノードID1とつながっているノードの数)」を取得する。同様にノードID「2」と「3」の実施可能作業数48もそれぞれ取得する。また、状態基準のもう一方である「割当て量」レコードを保持する作業者ノードの属性情報4から状態ID「0」とノードID「1」を検索キーとして、割当て量「(割当て量)=(ノードID1とつながっている流量が0より大きいリンクの数)」を取得する。同様にノードID「2」と「3」の割当て量レコード49もそれぞれ取得する。ここで取得した実施可能作業数と割当て量は関数であるので、基準状態ID「0」を検索キーとしてリンク状態情報3からリンク情報を取得し、取得したリンク情報を基に対象ノードの実施可能作業数と割当て量をそれぞれ算出する。
また、例えば、条件の対象ノードの一つであるノードID「1」の実施可能作業数を例にとると、実施可能作業数「(実施可能作業数)=(ノードID1とつながっているノードの数)」であるので、取得したリンク情報のうちリンク元ノード33が「1」、流量36が0以上であるリンクの数と、該リンクのリンク先ノード34の値がリンク元ノード33の値と同一であり、かつ、流量36が0以上のリンクの数、というように、他のノードを介してでもつながっている流量36が0以上のリンクの数を合計した値を算出する。
ステップS124において、条件検索部205は、ステップS121で取得した条件の状態基準75に格納された項目の値を基に、ステップS123で取得したリンク情報と現在のネットワーク上のリンク情報の類似度を算出する。例えば、ステップS121で条件ID「0」として取得した条件を例にとると、状態基準「実施可能作業数,割当て量」となるので、ステップS123で取得した実施可能作業数48の値と同じくステップS123で取得した割当て量レコード49の値を、現在のネットワーク上のリンク情報を用いて計算した実施可能作業数48の値と割当て量レコード49の値と比較し、類似度合いを計算する。
ステップS125において、条件検索部205は、ステップS124で計算した類似度合いが閾値以上であるか判断する。閾値以上である場合は(ステップS125,Yes)、ステップS126へ進み、それ以外の場合は(ステップS125,No)、ステップS121へ戻る。
ステップS126において、条件検索部205は、ステップS125で状態基準との類似度が閾値以上であると判断された条件の条件情報を選別し、保持する。
ステップS127において、条件検索部205は、記憶部212に格納されている条件情報7のレコードを全て検索したかを判別する。全ての情報を検索済みである場合は(ステップS127,Yes)、処理手順111を終了とし、検索済みでない場合は(ステップS127,No)、ステップS121へ戻る。
図13は、条件に基づくネットワーク状態の更新の詳細な手順を示すフローチャートである。図13のフローチャートを用いて、条件反映部206が条件に基づいてネットワーク状態を更新する手順(ステップS113)の詳細を説明する。
ステップS131において、条件反映部206は、ステップS111で検索した条件情報のうちの一つを選択する。
ステップS132において、条件反映部206は、ステップS131で選択した条件を適用する対象を取得する。取得手順は条件の種類72に応じて異なり、条件の種類が「リンク指定」である場合は現在読込んでいる作業者ノードの属性情報4(図4参照)または作業ノードの属性情報5(図5参照)から、条件の対象ノード73に格納されたIDをノードID42またはノードID52に対する検索キーとし、条件の制約条件76に記述されている属性名を各レコード名に対する検索キーとして、該属性名をレコードとしてもつノードの属性情報を取得し、取得した属性情報を基に制約条件76に記述されている条件に適合するノードを選択する。
制約条件76に属性名ではなくノードIDが記述されている場合は、ノードIDを検索キーとしてノードを取得する。また、条件の種類72の値が「計画の評価基準」である場合は、制約条件76に記述されている評価基準名を基に、計画の評価基準情報8から評価基準名81を検索キーとして評価値を計算する関数を取得し、取得した関数の値を制約条件76に記述されている条件に適合させるようなリンクを、現在のネットワーク上のリンクのうち条件の対象ノード73をリンク元ノードまたはリンク先ノードとするリンクの中から選択する。
条件の種類が「属性値の変更」である場合は、現在読込んでいる情報のうち、制約条件76に記述された対象名で識別されるノードを取得する。例えば、現在読みこんでいるネットワークが状態ID「0」であり、条件ID「0」を選択した場合を例とすると、対象ノード「1,2,3」のうちの一つである対象ノード「1」と制約条件76に記述された「実施可能作業数」を検索キーとして作業者ノードの属性情報4から実施可能作業数「(実施可能作業数)=(ノードID1とつながっているノードの数)」を取得する。
同様に、対象ノード「2」と「実施可能作業数」、対象ノード「3」と「実施可能作業数」をそれぞれ検索キーとして作業者のノード属性情報を取得する。取得した実施可能作業数48は関数なので、取得した個々の関数と現在読みこんでいるネットワーク上のリンク状態を基に個々の値を計算すると、対象ノード「1」、「2」、「3」それぞれ、計「5」、「4」、「2」となり、計算した値を比較することで制約条件「実施可能作業数が少ないノード」を満たすノードID「3」を取得する。
また、制約条件76のリンク先ノードを構成するノードは「任意」となっているため、現在読みこんでいるネットワーク上において上記で取得したノードID「3」と直接リンクが存在するノード「7」を選択する。また、現在読みこんでいるネットワークが状態ID「0」であり、条件ID「3」であった場合を例とすると、制約条件「((コストの合計),小,接続)」のリンク選択基準の基準値を記述する「コストの合計」を検索キーとして計画の評価基準情報8から関数「(コストの合計)=(リンクの流量が0より大きいリンクの重みの合計)」を取得する。現在のネットワーク状態を基に、取得した関数の値が制約条件のリンク選択基準「((コストが小さい),接続)」つまり、コストの合計を小さくするという基準に適合するように、対象ノードを含むリンクからリンクを選択する。また、現在読みこんでいるネットワークが状態ID「0」であり、条件ID「4」であった場合を例とすると、現在読込んでいる情報から制約条件「(作業者A,労働終了時刻, 16:30)」に記述された計画対象名「作業者A」を取得する。
ステップS133において、条件反映部206は、ステップS131で取得した条件を基にネットワーク状態を変更する。変更手順は条件の種類72に応じて異なり、条件の種類が「リンク指定」または「計画の評価基準」である場合は、制約条件76に記述された操作名を検索キーとしてリンク操作関数情報10から関数102を取得し、取得した関数を基にステップS132で取得した条件の適用対象に変更を加えることで、現在読込んでいるネットワークの状態を変化させ、変化させたリンクの情報を記憶部212に格納されたリンク変更履歴情報9に追加する。
条件の種類が「属性値の変更」である場合は、ステップS132で取得した計画対象名で識別されるノードの、ステップS131で取得した条件に記述された属性値を、制約条件76に記述された値に変更する。例えば、条件ID「0」である場合、条件情報7の制約条件「接続」を検索キーとしてリンク操作関数情報10から関数「(リンクの流量)=(リンク先の作業ノードの容量)」を取得する。現在読込んでいるネットワーク状態を状態ID「0」とすると、ステップS132の例で取得したノードID「3」をリンク元ノードとし、同じくステップS132で取得したノードID「7」をリンク先ノードとするリンクの流量レコードを「0」からリンク先ノード「7」の容量である「45」に変更し、該リンクの状態確定レコードを「1」に変更する。また、条件ID「4」である場合、作業者Aを表す作業ノードの労働終了時刻レコードを16:30に変更する。
ステップS134において、条件反映部206は、ステップS133で変更したネットワーク状態に対して、リンク操作関数情報10の操作名「更新」を検索キーとし、関数102を取得し、取得した関数を基にネットワーク状態を更新する。例として、ステップS133の例で取り上げた状態ID「0」におけるリンクID「10」のリンク情報の更新を例に説明する。
リンク操作関数情報10から「更新」を検索キーとして関数「作業者ノードと作業ノードのリンクの場合:(リンクの流量)=(作業者ノードとつながっている作業ノードの流量の合計)、作業ノード間のリンクの場合:(リンクの流量)=(リンク先の作業ノードの容量)」を取得する。状態ID「0」、リンクID「10」で識別されるリンクは作業者ノードと作業ノードとのリンクにあたるので、関数「(リンクの流量)=(作業者ノードとつながっている作業ノードの流量の合計)」を適用し、ネットワーク上の該リンクの流量をノードID「3」とつながる作業ノードの流量の合計値「45」とする。
ステップS135において、条件反映部206は、ステップS111で検索した全ての条件を処理したか判断する。全ての条件を処理した場合は(ステップS135,Yes)、ステップS113の処理を終了し、全ての条件を処理していない場合は(ステップS135,No)、ステップS131へ戻る。
図14は、ネットワーク形状に基づく状態の更新の詳細な手順を示すフローチャートである。図14のフローチャートを用いて、ネットワーク形状の制限反映部207がネットワーク形状の制限を基にネットワーク状態を変更する手順(ステップS114)の詳細を説明する。
ステップS141において、ネットワーク形状の制限反映部207は、記憶部212に格納されたリンク数の制限値情報6(図6参照)から、現在読込んでいるネットワーク状態の状態IDを状態ID61に対する検索キーとして、対象リンクID62と合計リンク数の制限63を取得する。
ステップS142において、ネットワーク形状の制限反映部207は、ステップS141で取得したリンク数の制限値情報と現在のネットワーク上のリンク状態を基に、リンクの接続または切断が一意に決まるリンクを抽出する。リンクの状態が一意に決まるかどうかは、リンク数の制限値情報6の対象リンクID62に含まれるリンクのうち、状態が確定しているリンクの接続状態と合計リンク数の制限63によって判断する。
例えば、現在読込んでいるネットワーク状態が状態ID「0」であり、リンクID「10」のみが状態確定、つまり状態確定35が「1」であり、流量36が「45」であった場合を例にとると、状態ID「0」で識別されるリンク数の制限値情報6のうち、リンクID「10」を対象リンクID62に含むものは、図6の第三レコード(3行目)と第十レコード(10行目)の情報である。3行目の対象リンクIDは、他にリンクID「11」を含んでおり、合計リンク数の制限63は「1に等しい」とある。この制限は接続状態のリンク数が1本のみであることを表しており、リンクID「10」は状態が確定しており、流量レコードが0より大きいので接続状態が確定している。よって、リンクID「11」は切断が確定となる。10行目も同様に、対象リンクIDに格納されているリンクID「4」、リンクID「8」、リンクID「13」の切断が確定となる。
ステップS143において、ネットワーク形状の制限反映部207は、ステップS142でリンクが抽出されたか判断する。リンクが抽出された場合は(ステップS143,Yes)、ステップS144へ進み、抽出されない場合は(ステップS143,No)、ステップS114の処理を終了する。
ステップS144において、ネットワーク形状の制限反映部207は、ステップS142において抽出されたリンクの状態を変更し、変更したリンクのリンク情報と適用条件を記憶部212に格納されたリンク変更履歴情報9に追加する。このとき、適用条件94にはリンク数の制限による変更であることが判別できる内容を格納する。リンク状態の変更は、ステップS142で一意に決まると判断したリンク状態、つまり「接続」または「切断」を検索キーとして、記憶部212に格納されたリンク操作関数情報10から関数102を取得し、取得した関数と現在のネットワーク状態を基に流量を計算することで実行する。
例えば、リンクID「11」はステップS142において切断状態が確定すると判断されたので、「切断」を検索キーとしてリンク操作関数情報10から関数「(リンクの流量)=0」を取得し、取得した関数に基づいて現在のネットワーク上のリンクID「11」で識別されるリンクの流量を0として格納し、状態確定レコードに「1」を格納する。
ステップS145において、ネットワーク形状の制限反映部207は、ステップS144で変更したネットワーク状態に対して、リンク操作関数情報10の操作名「更新」を検索キーとし、関数102を取得し、取得した関数を基にネットワーク状態を更新する。そして、ステップS141へ戻る。
図15は、計画作成条件の受付の詳細な手順を示すフローチャートである。図15のフローチャートを用いて、条件受付部209がネットワーク状態を基に利用者から計画作成条件を受付ける手順(ステップS14)の詳細を説明する。
ステップS151において、条件受付部209は、ステップS13で作成した計画対象間の状態図と計画対象の属性情報と表示した状態に至るまでに適用した計画作成条件の履歴情報を、表示部213を用いて利用者に表示する。表示画面の例を図16と図17に示す。
図16は、計画対象間の状態図画面を示す説明図である。図16(a)は計画対象間の関係図と各操作を受付けるための画面である。画面(またはウィンドウ)1601には、「作業者と作業の関係」のラベル1603、作業者への作業の割振り状況を表形式で表現した図1602、「作業間の関係」のラベル1605、作業間の実施順序をネットワーク形式で表現した図1604、計画対象の属性値を確認するためのボタン1606、表示している計画対象間の関係を作成するまでに適用した計画作成条件(適用条件)の履歴を確認するボタン1607、表示している状態の一つ前に表示した状態を表示するための戻るボタン1608、表示している状態から一つ先の状態を表示するための次へボタン1609、条件を作成する(条件を生成する)ための画面を表示する条件生成ボタン1610、および終了ボタン1611を有している。
図1602の見方は、表中の無地の黒いマス(網掛けのマス)が割当て候補を表し、斜線のマスは割当てが確定状態であること、表中の無地の白いマスは割当て不可であることを表している。
例えば、1行2列目のマスは、作業者Aは作業bの割当て候補であることを表し、1行1列目のマスは作業者Aへの作業aの割当てが確定しことを表している。2列目は2行目のマスも黒いマスであるので、図16(a)に表示した状態においては、作業bに作業者Aと作業者Bが割当て候補としてあがっていることを表している。
図1604の見方は、各ノードが作業を表し、ノードの近くに表示された文字列がそのノードが現している計画対象の名称である。ノード間のリンクは、作業の実施順序を表しており、リンク元のノードが表す作業を先に実施し、リンク先のノードが表す作業をその後に実施することを表している。
例えば、図16(a)に示した図においては、作業aを先に実施し、その後に実施する作業の候補として作業b、作業c、作業d、作業eがあがっていることを示している。
戻るボタン1608は、表示している状態を利用者が気に入らず、手動で計画作成をやり直す場合に利用するためのものである。次へボタン1609は、表示している状態から一つ先の状態を表示するためのボタンであり、このボタンは利用者が計画対象間の関係の選択や条件の入力をせずに、計画作成条件取得装置200に次の計画対象の関係の選択を任せる場合に使用するためのものである。
図16(a)に示した画面中の図1602、図1604は、計画作成条件取得装置200が計画作成条件を取得しながら計画を作成していく過程を示す図であるため、計画作成条件取得の実行が進行するうちに、変化していく。
例として、図16(a)の1602の変化の例を図16(b)および図16(c)に示す。図16(b)は、図16(a)の状態に対して、利用者から制約条件「実施可能作業数が少ない作業者に作業を割当てる」をネットワーク表現で表した「実施可能作業数が少ないノードに任意のノードを接続する」という条件を受付け、任意の作業として作業dを選択した場合を示している。図16(a)の状態では、作業者Cが最も実施可能作業数が少ないので、状態計算部204は作業者Cへ任意の作業、ここでは作業dを割当てる。リンク数の制限値情報6からリンクの本数の制限を参照し、リンク数の制限値情報6で指定されているリンクの構成ノードをリンク状態情報3から特定すると、作業dを表すノードID「8」へのリンク数の制限値が「1に等しい」となっている。よって、状態計算部204は作業dへの割当て候補であった作業者Aと作業者Bそれぞれのノードから、作業dのノードへのリンクを切断する。他に適用可能な計画作成条件がない場合、条件受付部209は状態計算部204の処理結果を基にした状態図として図16(b)を表示する。
図16(c)は、図16(b)の状態に対して、利用者から制約条件「作業者Cへ作業eは割当てない」をネットワーク表現で表した、「ノードID3からノードID8へのリンクを切断する」という条件を受付けた場合を示している。状態計算部204は、ノードID3からノードID8へのリンクを切断する処理を行い、条件受付部209は状態計算部204の処理結果を基にした状態図として図16(c)を表示する。
図17は、計画対象間の属性値画面および条件適用履歴画面を示す説明図である。図17(a)は、計画対象の属性値を表示する画面である。画面(またはウィンドウ)1701には、ラベル1702,1703、属性値を表示した表1704,1705を有している。
ラベル1702,1703は、それぞれ「作業者の属性値」と「作業の属性値」のラベルであり、属性値を表示する計画対象の種類を識別できるラベルを表示する。表1704、1705は、それぞれ、異なる種類の計画対象の属性値を表示した表であり、同じ種類の計画対象をまとめながら、その種類に属する計画対象の属性値を全て表示する。本実施形態では、計画対象の種類は作業者と作業となるので、記憶部212に格納された作業者の属性情報4(図4参照)、作業の属性情報5(図5参照)をそれぞれ表示する。表示にあたっては、属性情報の項目に関数が格納されている場合は画面に表示しているネットワーク状態を基に関数値を計算し、計算した値を表示する。
図17(b)は、表示している状態を作成する過程で適用した計画作成条件の履歴を表示する画面である。画面(またはウィンドウ)1710には、ラベル1711、履歴を表示した表1712を有している。
ラベル1711は、「条件適用履歴」のラベルであり、表1712は、条件適用履歴情報である。この条件適用履歴は、記憶部212に格納されたリンク変更履歴情報9を基に表示する。表示にあたっては、条件を適用したリンクと適用した条件を判別できるよう、リンクID92を、状態ID91とリンクID92で識別されるリンクのリンク元ノードの名称とリンク先ノードの名称に置き換えて表示し、適用条件94に条件IDを格納している場合は条件情報7から該条件IDで識別される条件の制約条件76の内容に置き換えて表示する。
図15に戻り、ステップS152において、条件受付部209は、ステップS151で表示した画面を開始画面とし、利用者の知識の受付けとして、入力部214を介して利用者から計画対象間の関係の選択または計画作成条件またはその両方を受付ける。計画対象間の関係の選択の受付け方法と計画作成条件の受付け方法を説明する。
計画対象間の関係の選択は、計画対象間の関係を表す図を介して受付ける。本実施形態では、図16(a)に示す図1602の表形式の図、または、図1604のネットワーク形式の図を介して選択を受付ける。例えば、作業者Aへの作業aの割振りを入力する場合は、図1602の作業者Aの行と作業aの列が交差するマスを利用者に選択してもらい、作業aの後に作業bを実施するという作業の実施順序を入力する場合は、図1604の作業aノードをリンク元とし、作業bノードをリンク先とするリンクを利用者に選択してもらう。
計画作成条件の入力は、制約条件の入力と共に、制約条件を適用する状態の判別基準となる情報を受付ける。制約条件を適用する状態の判別基準とは、IF−ThenルールのIFの部分に相当し、制約条件を適用するかどうかを判別する基準を計画対象の状態で表したものである。制約条件を適用する状態の判別基準と制約条件の受付け画面の例を図18に示し、それぞれの受付け方法を説明する。
図18は、制約条件を適用する状態の判別基準と制約条件の受付け画面を示す説明図である。図18において、画面(またはウィンドウ)1801には、ラベル1802,1803,1804,1805で示される状態判別基準の選択、リンク選択基準の選択、属性値の変更、テキスト入力、および登録ボタン1831を有する。
ラベル1803,1804,1805は、それぞれ、「状態判別基準」のラベル、「リンク選択基準」のラベル、「属性値の変更」のラベル、「テキスト入力」のラベルである。
条件を適用する状態の判別基準は、計画対象の状態で表すので、判別基準となるノードの選択と、選択されたノードの属性のうち、基準とする属性の選択を受付ける。または、個々の計画対象の選択基準ではなく、計画対象全体で表現される基準を受付ける。
前者の基準は、基準1806,1807,1808を介して入力を受付け、後者の基準は、基準1809を介して受付ける。基準1806は、計画対象の名称を全て表示し、基準1807,1808には、計画対象の属性情報を全て表示し、基準1809には、計画の評価基準を全て表示する。本実施形態では、基準1806には、記憶部212に格納された作業者ノードの属性情報4の名称43と作業ノードの属性情報5の名称53を表示する。基準1807には、作業者ノードの属性情報4の属性情報を全て表示し、基準1808には作業ノードの属性情報5の属性情報を全て表示する。基準1809には、計画の評価基準情報8の評価基準名81を全て表示する。
条件の入力方法には、条件の種類に応じて3種類ある。一つは計画対象間の関係を制限する条件であり、計画問題をネットワーク表現として表した場合、接続または切断するリンクを選択するための条件である。本実施形態では、選択するリンクを構成するリンク元ノードの選択条件とリンク先ノードの選択条件の入力を受付ける(前者)。またはリンク同士の比較に基づく選択条件を受付ける(後者)。前者は項目1810,1812,1813,1814,1816,1817を介して受付け、後者は項目1818,1819を介して受付ける。
計画対象の選択条件は、計画対象の属性値の比較で表される。このため、項目1810は、計画対象の属性情報、ノードを指定しない「任意」、個々のノードを指定する計画対象の名称を列挙する。スクロールバー1811は、項目1810に列挙した項目が表示範囲に表示し切れなかった場合に隠れている部分を表示するためのスクロールバーである。項目1812は、項目1810で指定した属性値の比較関係を表し、属性値が大きいものを選択するか小さいものを選択するかの入力を受付ける。項目1813は、項目1810と項目1812の組合せで表現されるリンク元ノードの選択条件を複数入力する場合に、条件間の関係である論理和「または」と論理積「かつ」を受付ける。
同様に、項目1814、スクロールバー1815、項目1816、項目1817は、リンク先のノードの選択条件を受付け、それぞれ、項目1810、スクロールバー1811、項目1812、項目1813に同じであるので説明を省略する。
項目1818は、計画対象の選択ではなく計画対象間の関係を選択する条件の入力を受付ける項目であり、リンクの属性情報を表示する。ただし、リンクを識別するための情報は除くため、本実施形態ではリンク状態情報3の流量36と重み37を表示するものとし、表示内容はそれぞれのレコードで表現している内容を示す文字列「作業量」と「コスト」とする。この表示内容は計画問題のネットワーク表現によって異なる。
項目1819は、項目1818で選択した属性値が大きいものを選択するか小さいものを選択するかの入力を受付ける。項目1820は、項目1810,1812,1813,1814,1816,の入力で表された条件、または、項目1818,1819で表された条件によって選択されるリンクを、接続するか切断するかの入力を受付ける。なお、接続は、作業者に作業を割当てるまたは作業間の実施順序をつけることを意味し、切断はその逆を意味する。
項目1821は、リンク選択条件を固定するための入力を受付ける項目群であり、項目1822とボタン1823で構成される。項目1822は、複数の条件を組合せてリンク選択条件を作成する場合に選択する項目であり、条件の論理和「かつ」を受付ける。ボタン1823は、入力されたリンク選択条件を計画作成条件の構成要素として保持するためのボタンである。項目1822を指定し、ボタン1823を選択した(押下した)場合は、図18の画面が更新され、新たにリンク選択条件が入力可能となり、最終的に作成される条件はそれまでに入力された条件を論理和で結合した条件となる。
二つ目の条件の入力方法は、計画対象の属性値を変更する条件の入力である。ラベル1824は、入力欄1825に入力する内容を表す「対象」ラベルであり、入力欄1825は、属性値を変更する対象名の入力を受付ける。ラベル1826は、入力欄1827に入力する内容を表す「属性名」ラベルであり、入力欄1827は、属性値を変更する属性名の入力を受付ける。ラベル1828は、入力欄1829に入力する内容を表す「値」ラベルであり、入力欄1829は、変更した後の属性値の入力を受付ける。
三つ目の条件の入力方法は、前記二つの条件には当てはまらない条件の入力であり、入力欄1830を介して受付ける。入力欄1830は、テキスト形式で条件の自由な記述を受付ける。この形式で入力された条件は履歴として計画作成条件取得装置200に記憶されるが、計画対象間の関係の変化には反映されない。
登録ボタン1831は、条件の入力を終了し、計画作成条件取得装置200が入力された条件の処理を開始するためのボタンである。
図19は、計画作成条件の作成の詳細な手順を示すフローチャートである。図19のフローチャートを用いて、条件作成部211がステップS14で受付けた計画作成条件の構成要素を基に計画作成条件を作成する手順(ステップS18)の詳細を説明する。
ステップS191において、条件作成部211は、制約条件が入力されたかを判断する。制約条件が入力された場合は(ステップS191,Yes)、ステップS192へ進み、制約条件が入力されない場合は(ステップS191,No)、ステップS196へ進む。
ステップS192において、条件作成部211は、状態判別基準が入力されたか判断する。状態判別基準が入力された場合は(ステップS192,Yes)、ステップS193へ進み、状態判別基準が入力されていない場合は(ステップS192,No)、ステップステップS194へ進む。
ステップS193において、条件作成部211は、現在保持している計画対象の属性値やリンク状態を基に、利用者から状態判別基準として入力された属性の値を抽出する。入力された状態判別基準が計画の評価基準である場合は、計算が必要なため、記憶部212に格納された計画の評価基準情報8を基に計算する。
ステップS194において、条件作成部211は、利用者から入力された制約条件と状態判別基準を基に計画作成条件を作成する。本実施形態では、状態判別基準を対象レコード、基準状態IDレコード、状態基準レコードで表す。対象レコードは、図18に示した画面を介して基準1806に入力された内容を格納し、基準状態IDレコードは、図16(a)に示した画面に表示した計画対象間の関係を示す状態IDを格納し、状態基準レコードは、図18に示した画面を介して、基準1807,1808,1809に入力された内容を格納する。制約条件は、条件の種類に応じて参照しやすいような定形に変換する。
本実施形態では、条件の種類がリンク選択基準であり、リンク元ノードとリンク先ノードの選択条件により入力された場合は、「(リンク先元ノードの選択条件,リンク先ノードの選択条件,操作)」で表現する。リンク選択基準の条件がリンクの選択条件により入力された場合は、「(リンクの選択条件,操作)」で表現する。操作の部分は接続または切断が入るものとする。また、条件の種類が属性値の変更である場合は、「(対象名,属性名,値)」で表現する。条件がテキスト入力の場合は、入力された内容を文字列としてそのまま表現する。
ステップS195において、条件作成部211は、ステップS194で作成された計画作成条件を記憶部212に格納された条件情報7へ追加する。
ステップS196において、条件受付部209は、計画作成を進めるための計画対象間の関係の指定が利用者から入力されたかを判断する。計画対象間の関係の指定が入力された場合は(ステップS196,Yes)、ステップS197へ進み、計画対象間の関係の指定が入力されていない場合は(ステップS196,No)、ステップS18の処理を終了する。
ステップS197において、条件作成部211は、入力された計画対象間の関係の指定を記憶部212に格納されたリンク変更履歴情報9(図9参照)へ追加する。
ステップS198において、条件作成部211は、入力された計画対象間の関係の指定を、記憶部212に格納されたリンク操作関数情報10(図10参照)を用いてネットワーク上のリンク状態に反映させる。例えば、「接続」指定であった場合は操作名「接続」を検索キーに記憶部212に格納されたリンク操作関数情報10から関数を取得し、取得した関数を基に指定された計画対象間の関係に該当するリンクの流量を算出し、算出した値を該リンクの流量とし、該リンクの状態確定を「1」とする。
本実施形態の計画作成条件取得装置200は、計画対象の属性と計画対象間の関係を表現したネットワーク表現を作成するネットワーク表現作成部203と、ネットワーク表現と記憶手段に格納した計画対象間の制限を基に計画対象間の関係の状態情報を計算する状態計算部204と、状態情報に基づいて状態図を作成する状態図作成部208と、状態図を表示手段に提示し、計算された計画対象間の関係を基に利用者から作成条件の指定を受付ける条件受付部209と、受付けた作成条件をネットワーク表現のリンク操作に変換して記憶手段に格納し、受付けた作成条件をネットワーク表現に反映する条件作成部211と、計画対象間の関係の指定を反映したネットワーク表現と記憶手段に格納された作成条件を基に計画対象間の関係の状態情報を修正して計算する修正状態計算手段(例えば、状態計算部204)と、を具備する。
本実施形態の計画作成条件取得装置200は、記憶手段に格納された計画対象をノードとし、計画対象間の割振り可否の関係および実施順序をノード間のリンクで表し、計画対象間の関係を制限する制約条件をリンクの属性およびリンクの数の制限で表したネットワーク表現を作成するネットワーク表現作成部203と、ネットワーク表現のリンクの接続状態を、制約条件に基づいて更新し、制約条件に適用可能な条件がない場合または条件の矛盾が生じる場合に利用者へ提示するために、更新させた計画対象間の割当て可否の関係や実施順序を計算する状態計算部204と、計算された結果を基に利用者から新たな制約条件とその制約条件の適用の是非を判断するための基準となる計画対象の属性や計画対象の割当て関係や実施順序の項目指定を条件適用基準として受付ける条件受付部209と、受付けた新たな制約条件と条件適用基準を作成条件として記憶手段に追加する条件作成部211と、記憶手段に格納した作成条件に基づいてネットワーク表現上のリンクの接続状態を修正して計算する修正状態計算手段(例えば、状態計算部204)と、修正して計算させた結果を提示し、新たに作成条件を受付ける修正条件受付手段(例えば、条件受付部209)と、を具備する。
本発明によれば、計画作成者が計画作成途中に用いている制約条件と制約条件を適用した際の割当て状態と制約条件の適用可否の判断基準の履歴を取得できる。これにより、計画作成者が意図する計画に近い計画となるよう最適化した計画を自動提案する装置を作成するための、制約条件と条件適用基準で表された計画作成条件を取得することができる。
計画作成条件取得装置の構成を示すブロック図である。 計画作成条件取得装置の基本的な動作手順を示すフローチャートである。 リンク状態情報のレコード構成と各レコードに対応するデータの一例を示す図である。 作業者ノードの属性情報のレコード構成と各レコードに対応するデータの一例を示す図である。 作業ノードの属性情報のレコード構成と各レコードに対応するデータの一例を示す図である。 リンク数の制限値情報のレコード構成と各レコードに対応するデータの一例を示す図である。 条件情報のレコード構成と各レコードに対応するデータの一例を示す図である。 計画の評価基準情報のレコード構成と各レコードに対応するデータの一例を示す図である。 リンク変更履歴情報のレコード構成と各レコードに対応するデータの一例を示す図である。 リンク操作関数情報のレコード構成と各レコードに対応するデータの一例を示す図である。 計画対象間の状態の計算の詳細な手順を示すフローチャートである。 適用可能な条件を検索の詳細な手順を示すフローチャートである。 条件に基づくネットワーク状態の更新の詳細な手順を示すフローチャートである。 ネットワーク形状に基づく状態の更新の詳細な手順を示すフローチャートである。 計画作成条件の受付の詳細な手順を示すフローチャートである。 計画対象間の状態図画面を示す説明図である。 計画対象間の属性値画面および条件適用履歴画面を示す説明図である。 制約条件を適用する状態の判別基準と制約条件の受付け画面を示す説明図である。 計画作成条件の作成の詳細な手順を示すフローチャートである。
符号の説明
200 計画作成条件取得装置
201 メモリ
202 プログラム
203 ネットワーク表現作成部(ネットワーク表現手段)
204 状態計算部(状態計算手段、または、修正状態計算手段)
205 条件検索部
206 条件反映部
207 ネットワーク形状の制限反映部
208 状態図作成部(状態図作成手段)
209 条件受付部(条件受付手段、または、修正条件受付手段)
210 状態検索部
211 条件作成部(条件作成手段)
212 記憶部
213 表示部
214 入力部
215 CPU
216 通信部
217 データバス

Claims (11)

  1. 計画を作成する際に該計画の作成条件を取得する計画作成条件取得装置において、
    計画対象の属性と前記計画対象間の関係を表現したネットワーク表現を作成するネットワーク表現作成手段と、
    前記ネットワーク表現と記憶手段に格納した前記計画対象間の制限を基に前記計画対象間の関係の状態情報を計算する状態計算手段と、
    前記状態情報に基づいて状態図を作成する状態図作成手段と、
    前記状態図を表示手段に提示し、計算された前記計画対象間の関係を基に利用者から作成条件の指定を受付ける条件受付手段と、
    前記受付けた作成条件を前記ネットワーク表現のリンク操作に変換して前記記憶手段に格納し、前記受付けた作成条件をネットワーク表現に反映する条件作成手段と、
    前記計画対象間の関係の指定を反映したネットワーク表現と前記記憶手段に格納された作成条件を基に前記計画対象間の関係の状態情報を修正して計算する修正状態計算手段と、を具備する
    ことを特徴とする計画作成条件取得装置。
  2. 計画を作成する際に該計画の作成条件を取得する計画作成条件取得装置において、
    記憶手段に格納された計画対象をノードとし、前記計画対象間の割振り可否の関係および実施順序を前記ノード間のリンクで表し、前記計画対象間の関係を制限する制約条件を前記リンクの属性および前記リンクの数の制限で表したネットワーク表現を作成するネットワーク表現作成手段と、
    前記ネットワーク表現のリンクの接続状態を、前記制約条件に基づいて更新し、前記制約条件に適用可能な条件がない場合または条件の矛盾が生じる場合に利用者へ提示するために、更新させた前記計画対象間の割当て可否の関係や実施順序を計算する状態計算手段と、
    前記計算された結果を基に利用者から新たな制約条件とその制約条件の適用の是非を判断するための基準となる前記計画対象の属性や前記計画対象の割当て関係や実施順序の項目指定を条件適用基準として受付ける条件受付手段と、
    受付けた前記新たな制約条件と条件適用基準を作成条件として記憶手段に追加する条件作成手段と、
    前記記憶手段に格納した作成条件に基づいて前記ネットワーク表現上のリンクの接続状態を修正して計算する修正状態計算手段と、
    前記修正して計算させた結果を提示し、新たに作成条件を受付ける修正条件受付手段と、を具備する
    ことを特徴とする計画作成条件取得装置。
  3. 前記条件受付手段は、表示手段に、前記計画対象間の割振り可否の関係および実施順序を図で表示し、表示した図を利用して利用者から特定の計画対象間の割振り関係や実施順序の指定を受付ける
    ことを特徴とする請求項2に記載の計画作成条件取得装置。
  4. 前記ネットワーク表現作成手段は、作業者への作業の割振りを計画する際、作業者と作業をノードとして表し、作業者への作業の割振り可否の関係と作業実施順序をリンクで表し、作業者が割振られた作業を実行するために要する作業時間をリンクの流量で表し、作業者が割振られた作業を実行するためにかかるコストをリンクの重みで表す
    ことを特徴とする請求項2に記載の計画作成条件取得装置。
  5. 前記状態計算手段は、前記流量を、前記作成条件を基に計算する
    ことを特徴とする請求項4に記載の計画作成条件取得装置。
  6. 計画を作成する際に該計画の作成条件を取得する計画作成条件取得方法において、
    ネットワーク表現作成手段が、計画対象の属性と前記計画対象間の関係を表現したネットワーク表現を作成し、
    状態計算手段が、前記ネットワーク表現と記憶手段に格納した前記計画対象間の制限を基に前記計画対象間の関係の状態情報を計算し、
    状態図作成手段が、前記状態情報に基づいて状態図を作成し、
    条件受付手段が、前記状態図を表示手段に提示し、計算された前記計画対象間の関係を基に利用者から作成条件の指定を受付けし、
    条件作成手段が、前記受付けた作成条件を前記ネットワーク表現のリンク操作に変換して前記記憶手段に格納し、前記受付けた作成条件をネットワーク表現に反映し、
    修正状態計算手段が、前記計画対象間の関係の指定を反映したネットワーク表現と前記記憶手段に格納された作成条件を基に前記計画対象間の関係の状態情報を修正して計算する
    ことを特徴とする計画作成条件取得方法。
  7. 計画を作成する際に該計画の作成条件を取得する計画作成条件取得方法において、
    ネットワーク表現作成手段が、記憶手段に格納された計画対象をノードとし、前記計画対象間の割振り可否の関係および実施順序を前記ノード間のリンクで表し、前記計画対象間の関係を制限する制約条件を前記リンクの属性および前記リンクの数の制限で表したネットワーク表現を作成し、
    状態計算手段が、前記ネットワーク表現のリンクの接続状態を、前記制約条件に基づいて更新し、前記制約条件に適用可能な条件がない場合または条件の矛盾が生じる場合に利用者へ提示するために、更新させた前記計画対象間の割当て可否の関係や実施順序を計算し、
    条件受付手段が、前記計算された結果を基に利用者から新たな制約条件とその制約条件の適用の是非を判断するための基準となる前記計画対象の属性や前記計画対象の割当て関係や実施順序の項目指定を条件適用基準として受付けし、
    条件作成手段が、受付けた前記新たな制約条件と条件適用基準を作成条件として記憶手段に追加し、
    修正状態計算手段が、前記記憶手段に格納した作成条件に基づいて前記ネットワーク表現上のリンクの接続状態を修正して計算し、
    修正条件受付手段が、前記修正して計算させた結果を提示し、新たに作成条件を受付ける
    ことを特徴とする計画作成条件取得方法。
  8. 前記条件受付手段は、表示手段に、前記計画対象間の割振り可否の関係および実施順序を図で表示し、表示した図を利用して利用者から特定の計画対象間の割振り関係や実施順序の指定を受付ける
    ことを特徴とする請求項7に記載の計画作成条件取得方法。
  9. 前記ネットワーク表現作成手段は、作業者への作業の割振りを計画する際、作業者と作業をノードとして表し、作業者への作業の割振り可否の関係と作業実施順序をリンクで表し、作業者が割振られた作業を実行するために要する作業時間をリンクの流量で表し、作業者が割振られた作業を実行するためにかかるコストをリンクの重みで表す
    ことを特徴とする請求項7に記載の計画作成条件取得方法。
  10. 前記状態計算手段は、前記流量を、前記作成条件を基に計算する
    ことを特徴とする請求項9に記載の計画作成条件取得方法。
  11. 請求項6から請求項10のいずれか1項に記載の計画作成条件取得方法をコンピュータに実行させることを特徴とする計画作成条件取得プログラム。
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