JP2009063715A - 撮影レンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 マクロ撮影が容易で、手ぶれによる像ブレを光学的に容易に補償することができる撮影レンズを得ること。
【解決手段】 物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群から構成され、第4レンズ群は、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第4aレンズ群、正の屈折力の第4bレンズ群で構成され、該第4aレンズ群を光軸と垂直方向の成分を持つように移動させることで画像の位置を変移させており、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して、該第2レンズ群は像側へ移動し、該第3レンズ群は物体側へ移動しており、該第2レンズ群の焦点距離f2、該第4aレンズと該第4bレンズ群の焦点距離各々f4a、f4b、全系の焦点距離fを各々適切に設定すること。
【選択図】図1

Description

本発明は写真用カメラ、ビデオカメラ、電子スチルカメラ等に好適な撮影レンズに関する。この他、本発明は、撮影倍率が等倍程度の近距離撮影(マクロ撮影)が可能で、又、手ぶれ等における像ブレを光学的に補償し得る機能を有した撮影レンズに関する。
従来、マクロ撮影を主目的とした撮影レンズにマクロレンズがある。マクロレンズは、無限遠物体から撮影倍率が等倍程度の近距離物体までの撮影のうち、特に近距離物体の撮影時(マクロ撮影時)に高い光学性能が得られるようにレンズ系が構成されている。
又、一般に、マクロレンズを含む撮影レンズにおいては、フォーカシングをして、撮影倍率が大きくなるにつれて(物体距離が近距離になるにつれて)、即ちマクロ撮影に近くなるにつれて諸収差の変動が大きくなってくる。
このため従来よりマクロレンズでは、諸収差の変動を少なくし、良好なる光学性能を得るため、フォーカシングに際して1つのレンズ群でなく複数のレンズ群を独立に移動させ、諸収差の変動を補正するようにした、フローティング方式を採用しているものが多い。
フローティング方式のうち物体側の第1レンズ群を含む複数のレンズ群を独立に移動させてフォーカスを行うフローティングフォーカス方式は、一般に第1レンズ群が大型で高重量であるため、迅速なピント合わせが困難となる。又、被写体との距離(ワーキングディスタンス)が短くなる傾向がある。
そこでマクロ撮影でのフォーカシングの際に第1レンズ群を不動とし、他の複数のレンズ群を移動させてフォーカスを行うインナーフォーカス式を用いたマクロレンズが種々と提案されている。
マクロレンズとして、物体側から像側へ順に、正、負、正、負の屈折力の第1〜第4レンズ群を有し、近距離物体への(マクロ撮影時の)フォーカスを第2、第3レンズ群を移動して行ったマクロレンズが知られている(特許文献1)。
特開2004−061680号公報
撮影倍率の高いマクロ撮影においては、一般に被写界深度を確保するために絞りを絞り込んで(Fナンバーを大きくして)撮影を行うことが行われている。このためマクロレンズではシャッタースピードが遅くなる傾向がある。シャッタースピードが遅いと、撮影時に手振れがあると、像ブレが生じ、画質が低下してくる。
特に撮影倍率が等倍程度になると、Fナンバーを暗くしてシャッタースピードをより遅くするため、手ブレによる画像ブレが多く発生し、撮影画像に与える影響が大きくなってくる。
そのため、マクロレンズでは、防振レンズ群を用いてマクロ撮影領域において像ブレを補償することが必要となってくる。
最近の撮影装置は全体が小型化され、それに用いる撮影レンズも小型化されている。
このためマクロレンズに防振レンズ群を用いるとき、防振レンズ群が小型、軽量でないと駆動部分が大型化し、それにつれてレンズ系全体が大型化してくるので良くない。
本発明はマクロ撮影が容易で、手ぶれによる像ブレを光学的に容易に補償することができる撮影レンズ及びそれを有する撮像装置の提供を目的とする。
本発明の撮影レンズは、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群から構成され、第4レンズ群は、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第4aレンズ群、正の屈折力の第4bレンズ群で構成され、該第4aレンズ群を光軸と垂直方向の成分を持つように移動させることで画像の位置を変移させており、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して、該第2レンズ群は像側へ移動し、該第3レンズ群は物体側へ移動しており、該第2レンズ群の焦点距離をf2、該第4aレンズと該第4bレンズ群の焦点距離を各々f4a、f4b、全系の焦点距離をfとするとき
1.0<|f2/f|<5.0
0.1<|f4a/f4b|<0.3
なる条件式を満足することを特徴としている。
本発明によれば、マクロ撮影が容易で、手ぶれによる像ブレを光学的に容易に補償することができる撮影レンズが得られる。
以下、本発明の撮影レンズ及びそれを有する撮像装置の実施例について説明する。
本発明の撮影レンズは、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群から構成されている。第4レンズ群は、物体側より像側へ順に、光軸と垂直方向の成分を持つように移動させることで画像の位置を変移させる防振用の負の屈折力の第4aレンズ群と正の屈折力の第4bレンズ群で構成されている。
無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングは、第2レンズ群を像側へ移動し、第3レンズ群を物体側へ移動している。
図1(A)は、本発明の実施例1の無限遠物体合焦状態のレンズ断面図である。図1(B)は本発明の実施例1の撮影倍率が等倍状態のレンズ断面図である。
図2(A)は本発明の実施例1の基準状態(防振を行わないとき)で無限遠物体合焦状態での収差図である。図2(B)は本発明の実施例1の基準状態で撮影倍率が等倍状態(−1倍)での収差図である。
図3(A)は本発明の実施例1において、無限遠物体合焦状態で基準状態から光軸が0.3°傾いた状態での収差図である。図3(B)は本発明の実施例1において、撮影倍率が等倍状態(−1倍)で基準状態から光軸が0.3°傾いた状態での収差図である。
図4(A)は、本発明の実施例2の無限遠物体合焦状態のレンズ断面図である。図4(B)は本発明の実施例2の撮影倍率が等倍状態のレンズ断面図である。
図5(A)は本発明の実施例2の基準状態で無限遠物体合焦状態での収差図である。図5(B)は本発明の実施例2の基準状態で撮影倍率が等倍状態(−1倍)での収差図である。
図6(A)は本発明の実施例2において、無限遠物体合焦状態で基準状態から光軸が0.3°傾いた状態での収差図である。図6(B)は本発明の実施例2において、撮影倍率が等倍状態(−1倍)で基準状態から光軸が0.3°傾いた状態での収差図である。
図7(A)は、本発明の実施例3の無限遠物体合焦状態のレンズ断面図である。図7(B)は本発明の実施例3の撮影倍率が等倍状態のレンズ断面図である。
図8(A)は本発明の実施例3の基準状態で無限遠物体合焦状態での収差図である。図8(B)は本発明の実施例3の基準状態で撮影倍率が等倍状態(−1倍)での収差図である。
図9(A)は本発明の実施例3において、無限遠物体合焦状態で基準状態から光軸が0.3°傾いた状態での収差図である。図9(B)は本発明の実施例3において、撮影倍率が等倍状態(−1倍)で基準状態から光軸が0.3°傾いた状態での収差図である。
図10(A)は、本発明の実施例4の無限遠物体合焦状態のレンズ断面図である。図10(B)は本発明の実施例4の撮影倍率が等倍状態のレンズ断面図である。
図11(A)は本発明の実施例4の基準状態で無限遠物体合焦状態での収差図である。図11(B)は本発明の実施例4の基準状態で撮影倍率が等倍状態(−1倍)での収差図である。
図12(A)は本発明の実施例4において、無限遠物体合焦状態で基準状態から光軸が0.3°傾いた状態での収差図である。図12(B)は本発明の実施例4において、撮影倍率が等倍状態(−1倍)で基準状態から光軸が0.3°傾いた状態での収差図である。
図13は本発明の撮像装置の要部概略図である。
各実施例の撮影レンズはデジタルスチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置に用いられる撮影レンズである。
又、各実施例の撮影レンズは撮影倍率が等倍程度の近距離物体の撮影(マクロ撮影)が可能なマクロレンズである。
レンズ断面図において、左方が物体側(前方)で、右方が像側(後方)である。
レンズ断面図において、L1は正の屈折力(光学的パワー=焦点距離の逆数)の第1レンズ群、L2は負の屈折力の第2レンズ群、L3は正の屈折力の第3レンズ群、L4は負の屈折力の第4レンズ群である。第4レンズL4は物体側から像側へ順に、負の屈折力の第4aレンズ群L4aと正の屈折力の第4bレンズ群L4bより構成されている。
第4aレンズ群L4aは、物体側から像側へ順に負レンズと正レンズの接合レンズを有している。
第4aレンズ群L4aは、光軸と垂直方向の成分を持つように移動させることで撮影レンズが振動した時の像ぶれの補正を行っている。即ち、防振を行っている。
SPは絞り(主開口絞り)、SP2は副絞り(副開口絞り)であり、いずれも第2レンズ群L2と第3レンズ群L3との間に配置している。
IPは像面であり、デジタルスチルカメラやビデオカメラの撮影レンズとして使用する際には、CCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面が置かれる。
収差図において、FnoはFナンバーである。d、g、C、Fは各々d線、g線、C線、F線である。M、Sはd線のメリディオナル像面、サジタル像面である。倍率色収差はg線、F線、C線によって表している。Yは像高である。
無限遠物体から近距離物体へのフォーカシング(フォーカス)に際して、第1レンズ群L1と第4レンズ群は不動であり、第2レンズ群L2は像側へ移動し、第3レンズ群L3は物体側へ移動する。
以上のように各実施例では、フォーカスを第2、第3レンズ群L2、L3を移動させて行うインナーフォーカス方式でフローティング方式を用いている。
一般にマクロ撮影が可能な撮影レンズにおいては、無限遠物体合焦時のFナンバーをFnoとするとき撮影倍率βの変化に伴い、有効FナンバーFaは、
Fa=(1−β)・Fno
の式に従って変化していく。
各実施例では、その軸上光線の変化に伴い、副絞りSP2の開口径を変化させることで、絞り径を小さくするとともに、不要な光線をカットしている。
更に、第4レンズ群L4中、防振のために光軸と垂直方向の成分を持つように移動する第4aレンズ群L4aが接合レンズを含むようにしている。これによって、防振時の色収差の発生が少なくなるようにしている。
具体的には、第4aレンズ群L4aは、物体側から像側へ順に、両凹形状の負レンズと正レンズとの接合レンズより構成している。
又、第4レンズ群L4は、少なくとも1面の非球面を有している。
具体的には第4bレンズ群L4bに少なくとも1つの非球面を採用することでフォーカスによる像面湾曲の変動を少なくしている。
又、第4bレンズ群L4bは2つの正レンズより、又は負レンズと正レンズより構成している。これにより画面全体にわたり諸収差を良好に補正している。
各実施例において、第2レンズ群L2の焦点距離をf2とする。
第4aレンズ群L4aと第4bレンズ群L4bの焦点距離を各々f4a、f4b、全系の焦点距離をfとする。このとき
1.0<|f2/f|<5.0 ‥‥‥(1)
0.1<|f4a/f4b|<0.3 ‥‥‥(2)
なる条件式を満足している。
条件式(1)は、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングの際に像側へ移動する第2レンズ群の屈折力に関し、フォーカシング時の収差変動の低減を図るための条件式である。
条件式(1)の下限を超えて第2レンズ群L2の負の屈折力が強くなりすぎると、フォーカシングに伴う収差の変動を低減すること、特にコマ収差の変動を抑制することが困難になる。
また、絞りSPよりも物体側のレンズ群の負の屈折力が強くなりすぎて、防振用の第4aレンズ群L4aの径の大型化を招き、第4aレンズ群L4aを駆動するための駆動系が大型化してくる。
条件式(1)の上限を超えて第2レンズ群L2の負の屈折力が弱くなりすぎると、
全系の大型化につながる。
更に良好な光学性能を得るには、条件式(1)の数値範囲を、
2.0 < |f2/f|<3.5 ‥‥‥(1a)
の如く設定することが望ましい。
条件式(2)は、第4レンズ群を構成する第4aレンズ群L4aと第4bレンズ群L4bの焦点距離の比に関し、防振を行なわない基準状態での光学性能と防振時の光学性能をいずれも良好に維持するための条件式である。
条件式(2)の下限を超えて第4aレンズ群L4aの負の屈折力が強くなると、マクロ領域における適切な防振敏感度の確保が困難になる。又、上限を超えて第4aレンズ群L4aの負の屈折力が弱くなると防振時の良好なる光学性能の確保が困難になる。
更に良好な光学性能を得るには、条件式(2)の数値範囲を、
0.15 < |f4a/f4b|<0.3 ‥‥‥(2a)
の如く設定することが望ましい。
以上のように各実施例の撮影レンズによれば振動時の像ぶれの補償を光学的に良好に行い、かつ無限遠物体から等倍領域の近距離物体までの広い物体距離範囲において良好な光学性能が得られる。
尚、各実施例において、更に好ましくは次の諸条件のうち1以上を満足するのが良い。これによれば各条件式に相当する効果を得ることができる。
第1レンズ群L1の焦点距離をf1、第3レンズL3の焦点距離をf3とする。このとき
0.6 < f1/f <2.0 ‥‥‥(3)
0.6 < f3/f <1.0 ‥‥‥(4)
なる条件式のうち1以上を満足するのが良い。
条件式(3)は、第1レンズ群L1の屈折力に関し、レンズ全長と光学性能を適切に設定する条件式である。条件式(3)の下限を超えて第1レンズ群L1の屈折力が強くなると、後続レンズ群、特に第2レンズ群の屈折力が強くなり、フォーカシングに伴う収差変動が増大してくる。
又、条件式(3)の上限を超えて第1レンズ群L1の屈折力が弱くなると、全系が大型化してくるので良くない。
条件式(4)は、第3レンズ群L3の屈折力に関し、適切な長さのレンズ全長(第1レンズ面から像面までの長さ)と防振時の光学性能を良好に維持するための条件式である。
条件式(4)の下限を超えて第3レンズ群L3の正の屈折力が強くなりすぎると、第4レンズ群L4の屈折力もそれに伴って強くなり、防振時を含めて諸収差の補正が困難になる。
条件式(4)の上限を超えて第3レンズ群L3の屈折力が弱くなりすぎると、フォーカシング時に第3レンズ群L3の移動量が大きくなり、全系が大型化してくるので良くない。更に第4レンズ群L4の負の屈折力が弱くなり、適切な防振敏感度を得ることが困難になる。
更に好ましくは条件式(3)、(4)の数値範囲を次の如く設定するのが望ましい。
0.7 < f1/f <1.5 ‥‥‥(3a)
0.7 < f3/f <0.9 ‥‥‥(4a)
尚、各実施例では、4つのレンズ群より成る場合を示しているが、第1レンズ群L1の物体側又は第4レンズ群L4の像側に必要に応じて屈折力のあるレンズ群やコンバーターレンズ群等を設けても良い。
次に本発明の数値実施例を示す。各数値実施例において、iは物体側から面の順序を示し、riはi番目のレンズ面(第i面)の曲率半径、diは第i面と第(i+1)面との間のレンズ肉厚および空気間隔、ndi、νdiはそれぞれd線を基準とした屈折率、アッベ数を示す。
非球面形状は面の中心部の曲率半径(近軸曲率半径)をR、光軸からの高さYの位置での光軸方向の変位を面頂点を基準としてXとするとき、以下の条件式で与えられる。
式中のA4、A6、A8、A10は非球面係数である。kは円錐係数である。
又、「e−0X」は「×10−X」を意味している。又、前述の各条件式と各数値実施例との関係を表−1に示す。BFはバックフォーカスである。
次に実施例1〜4に示した撮影レンズを撮影光学系として用いたデジタルスチルカメラの実施例を図13を用いて説明する。
図13において、20はカメラ本体、21は実施例1〜4で説明したいずれかの撮影レンズによって構成された撮影光学系である。
22はカメラ本体に内蔵され、撮影光学系21によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。
23は固体撮像素子22によって光電変換された被写体像に対応する情報を記録するメモリである。24は液晶ディスプレイパネル等によって構成され、固体撮像素子22上に形成された被写体像を観察するためのファインダである。
このように本発明の撮影レンズをデジタルスチルカメラ等の撮像装置に適用することにより、小型で高い光学性能を有する撮像装置が実現できる。
尚、発明の撮影レンズは一眼レフカメラにも同様に適用することができる。
本発明の実施例1のレンズ断面図 本発明の実施例1の基準状態での収差図 本発明の実施例1の防振状態での収差図 本発明の実施例2のレンズ断面図 本発明の実施例2の基準状態での収差図 本発明の実施例2の防振状態での収差図 本発明の実施例3のレンズ断面図 本発明の実施例3の基準状態での収差図 本発明の実施例3の防振状態での収差図 本発明の実施例4のレンズ断面図 本発明の実施例4の基準状態での収差図 本発明の実施例4の防振状態での収差図 本発明の撮像装置の要部概略図
符号の説明
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
L4a 第4aレンズ群
L4b 第4bレンズ群
SP 絞り
SP2 副絞り
IP 像面
Y 像高
実線 d線
倍率色収差図における2点鎖線 g線
倍率色収差図における1点鎖線 C線
倍率色収差図における鎖線 F線
M メリディオナル像面
S サジタル像面

Claims (7)

  1. 物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群から構成され、第4レンズ群は、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第4aレンズ群、正の屈折力の第4bレンズ群で構成され、該第4aレンズ群を光軸と垂直方向の成分を持つように移動させることで画像の位置を変移させており、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して、該第2レンズ群は像側へ移動し、該第3レンズ群は物体側へ移動しており、該第2レンズ群の焦点距離をf2、該第4aレンズと該第4bレンズ群の焦点距離を各々f4a、f4b、全系の焦点距離をfとするとき
    1.0<|f2/f|<5.0
    0.1<|f4a/f4b|<0.3
    なる条件式を満足することを特徴とする撮影レンズ。
  2. 前記第4aレンズ群は、物体側より像側へ順に、負レンズと正レンズの接合レンズを含むことを特徴とする請求項1の撮影レンズ。
  3. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第3レンズの焦点距離をf3とするとき
    0.6 < f1/f <2.0
    0.6 < f3/f <1.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2の撮影レンズ。
  4. 前記第4aレンズ群は、物体側から像側へ順に、両凹形状の負レンズと正レンズとの接合レンズより構成され、前記第4bレンズ群は2つの正レンズより構成されていることを特徴とする請求項1、2又は3の撮影レンズ。
  5. 前記第4aレンズ群は、物体側から像側へ順に、両凹形状の負レンズと正レンズとの接合レンズより構成され、前記第4bレンズ群は負レンズと正レンズより構成されていることを特徴とする請求項1、2又は3の撮影レンズ。
  6. 固体撮像素子に像を形成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮影レンズ。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の撮影レンズと該撮影レンズによって形成される像を受光する固体撮像素子とを有していることを特徴とする撮像装置。
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