JP2009062279A - 幾何異性体の優先的製造方法 - Google Patents

幾何異性体の優先的製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アクロリニトリル誘導体の、通常の方法ではマイナー成分として生成する幾何異性体を主生成物として得る方法の提供。
【解決手段】
Figure 2009062279

式(1)[Qはフェニル又は複素環特に4−チアゾリル等を表し、Aはチアゾリル等を表しそしてBはアルキルカルボニル等を表す。]で表される化合物に式(2)[Rはジメチルアミノ基等を表す。]で表される化合物の存在下、式(3)[Bはアルキルカルボニル等を表す。]または式(4)で表される化合物を時間をかけて滴下することにより、式(5)で表される化合物を得る。
【選択図】なし

Description

本発明は、2種類の幾何異性体のうち、通常は少量しか生成しない異性体を優先的に製造する方法に関する。
分子内に二重結合を有する化合物にはシス異性体及びトランス異性体、あるいはE異性体及びZ異性体と呼ばれる幾何異性体が存在しうる。そのような化合物は、生理活性、安全性、物性面などにおいて、その性質が異性体間で異なる場合が多い。この為、農薬や医薬などの生理活性物質の開発においては、有用な一方のみを選択的に製造する必要があることが多い。
この幾何異性体を選択的に製造する方法としては、望む異性体を選択的に製造できる技術を構築することが望ましい。しかしながら、通常の反応では幾何異性体の混合物となり、どちらか一方のみを選択的に製造することは困難である。幾何異性体の混合物となった場合はどちらか一方が優先的に生成することが多く、望まない異性体が優先的に生成した場合には更に、望む異性体へと変化させることが必要である。
この望む異性体へ変化させる方法として、メジャーだった異性体に触媒を処理することにより、マイナーだった異性体に変化させて製造する方法が知られている(特許文献1)。しかし、この方法では、望まないメジャーな異性体を製造した後に、異性化の操作を行わなくてはならず、設備面や作業効率面から工業的には不利である。
幾何異性体の一方を良い選択性で得る方法としては、アルキルピリジン化合物を触媒とした、エノール化合物のアシル化方法が知られている(特許文献2)。しかし、この方法は通常の方法で主生成物として得られる異性体をより選択的に得るものにすぎない。
特開2004−182601号公報 国際特許出願公開2003/031421号パンフレット
本発明は、アクリロニトリル誘導体の望む幾何異性体、特に医薬や農薬などの生理活性、毒性及び物性などの観点から、より有用な幾何異性体を優先的に製造する方法を提供することを課題とする。
本発明者らは、このような状況に鑑み、鋭意検討した結果、ジアルキルアミノピリジン化合物存在下でアクリロニトリル誘導体を製造することにより、2種の幾何異性体のうち
通常は主生成物として得られない異性体を優先的に製造する方法を見出した。
すなわち、本発明は、式(1):
Figure 2009062279

[式中、A及びQは各々独立に、Gで置換されていてもよいフェニル基、Gで置換されていてもよいナフチル基又はGで置換されていてもよい複素環基(但し、この複素環基は、チエニル、フリル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,3,4−テトラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、1,3,5−トリアジニル、1,2,4−トリアジニル、1,2,4,5−テトラジニル、ピラゾリニル、イミダゾリニル、オキサゾリニル、イソキサゾリニル、チアゾリニル、イミダゾリジノン−イル、イミダゾリノン−イル、3(2H)−ピリダジノン−イル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイミダゾリル、インダゾリル、ベンゾオキサゾリル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、フタラジニル、シンノリニルまたはキナゾリニルである。)であり、
但し、QがGに置換されていてもよいフェニル基、Gに置換されていてもよいピリジル基又はGに置換されていてもよいチエニル基の場合、Aは置換されていてもよいナフチル基又はGで置換されていてもよい複素環基(但し、この複素環基は、チエニル、フリル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,3,4−テトラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、1,3,5−トリアジニル、1,2,4−トリアジニル、1,2,4,5−テトラジニル、ピラゾリニル、イミダゾリニル、オキサゾリニル、イソキサゾリニル、チアゾリニル、イミダゾリジノン−イル、イミダゾリノン−イル、3(2H)−ピリダジノン−イル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイミダゾリル、インダゾリル、ベンゾオキサゾリル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、フタラジニル、シンノリニルまたはキナゾリニルである。)であり、
Gは、ハロゲン、C〜C10アルキル、C〜Cシアノアルキル、ハロゲンもしくはC〜Cアルキルで置換されていてもよいフェニルで置換されたC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルケニル、C〜Cハロアルキニル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルキルで置換されていてもよいC〜Cシクロアルキル、C〜C10アルコキシ、C〜Cアルケニルオキシ、C〜Cアルキニルオキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cハロアルケニルオキシ、C〜Cハロアルキニルオキシ、C〜Cアルキルスルフェニル、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルケニルスルフェニル、C〜Cアルケニルスルフィニル、C〜Cアルケニルスルホニル、C〜Cアルキニルスルフェニル、C〜Cアルキニルスルフィニル、C〜Cアルキニルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルフェニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cハロアルケニルスルフェニル、C〜Cハロアルケニルスルフィニル、C〜Cハロアルケニルスルホニル、C〜Cハロアルキニルスルフェニル、C〜Cハロアルキニルスルフィニル、C〜Cハロアルキニルスルホニル、CHO、NO、CN、OH、ナフチル、ハロゲンもしくはC〜Cアルキルで置換されていてもよいフェニルで置換されたメトキシ、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜Cアルコキシアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cハロアルキルカルボニル、C〜Cアルキルカルボニルオキシ、C〜Cハロアルキルカルボニルオキシ、C〜Cジアルキルアミノカルボニルオキシ、Zで置換されていてもよいフェニル、Zで置換されていてもよいフェノキシ、Zで置換されていてもよいベンゾイル、Zで置換されていてもよいピリジル、Zで置換されていてもよいピリジルオキシ、Zで置換されていてもよいチエニル、隣接した置換位置で結合したメチレンジオキシ、隣接した置換位置で結合した結合したハロメチレンジオキシ及び−N=CTT(但し、T及びTは各々独立に、H、フェニル、ベンジルまたはC〜Cアルキルであるか、TとTとが結合している炭素原子と共に5員環、6員環、7員環または8員環を形成してもよい。)の中から任意に選ばれる置換基(但し、その置換基が2個以上の場合は同一か相互に異なってもよい。)であって、その置換基の数は1、2、3、または4個であるか、または隣接した置換位置で結合したアルキレン基によって形成される5員環、6員環、7員環または8員環であり、
Zはハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルスルフェニル、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルケニルスルフェニル、C〜Cアルケニルスルフィニル、C〜Cアルケニルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、NO、CN、CHO、OH、−NUU、フェニル、フェノキシ又はC〜Cアルコキシカルボニルの中から任意に選ばれる置換基(ただし、その置換基が2個以上の場合は同一か相互に異なってもよい。)であってその置換基の数は1、2、3、4または5個であり、
U及びUは、各々独立に、H、C〜Cアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、フェニルまたはベンジルを表すか、UとUとが結合している炭素原子と共に5員環、6員環、7員環、8員環を形成してもよい。]
で表されるアクリロニトリル系化合物に式(2):
Figure 2009062279
[式(2)中、Rは−NU(但し、U及びUは各々独立にHまたはC〜Cアルキルであるか、UとUが結合している窒素原子と共に5員環、6員環、7員環、8員環を形成していてもよい)を表す。]で表されるアミノピリジン化合物の存在下、
式(3):
Figure 2009062279
[式(3)中、BはC〜Cアルキルスルホニル、ハロゲンもしくはC〜Cアルキルで置換されていてもよいフェニルスルホニル、−SOCF、C〜Cモノアルキルスルホニル、C〜Cジアルキルアミノスルホニル、フェニルアミノスルホニル、C〜Cモノアルキルアミノチオカルボニル、C〜Cジアルキルアミノチオカルボニル、C〜Cシアノアルキル、C〜Cアルコキシカルボニルアルキル、−C(=O)Tであり、
TはC〜C20アルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、ハロゲンもしくはC〜Cアルキルで置換されていてもよいフェニルで置換されたC〜Cアルキル、C〜Cアルキルで置換されていてもよいフェニルで置換されたシクロアルキル、ハロゲンもしくはC〜Cアルキルで置換されていてもよいフェニルとC〜Cアルキルで置換されたシクロプロピル、ハロゲンもしくはC〜Cアルコキシで置換されていてもよいフェニルとハロゲンで置換されたC〜Cシクロアルキル基、ハロゲンで置換されていてもよいC〜CアルケニルとC〜Cアルキルで置換されたシクロプロピル基、ハロゲンもしくはC〜Cアルキル基で置換されていてもよいフェニルで置換されたC〜Cアルケニル、C〜C12アルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルケニルオキシ、C〜Cアルキルで置換されていてもよいC〜Cシクロアルコキシ、ベンジルオキシ、C〜Cアルコキシカルボニル、NUU、フェニルアミノ、Zで置換されていてもよいフェニル、Zで置換されていてもよい、Zで置換されていてもよいフェニルチオ、Zで置換されていてもよいナフチルまたはZで置換されていてもよい5員環もしくは6員環の複素環基(但し、これらの複素環基はチエニル、フリル、ピロリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、イミダゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,3,4−テトラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、1,3,5−トリアジニル、1,2,4−トリアジニル、ピラゾリニル、イミダゾリニル、オキサゾリニル、イソキサゾリニル、チアゾリニル及び3(2H)−ピリダジノン−イルの中から選ばれる。)であり、
Xはハロゲンであり、
Zはハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルスルフェニル、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルケニルスルフェニル、C〜Cアルケニルスルフィニル、C〜Cアルケニルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、NO、CN、CHO、OH、−NUU、フェニル、フェノキシ又はC〜Cアルコキシカルボニルの中から任意に選ばれる置換基(ただし、その置換基が2個以上の場合は同一か相互に異なってもよい。)であってその置換基の数は1、2、3、4または5個である]
で表される化合物または式(4):
Figure 2009062279
[式(4)中、Bは前記と同じ意味を表す]
で表される化合物を通常よりも時間をかけて添加して反応させることを特徴とする、
式(5):
Figure 2009062279
[式(5)中、A、B、Qは前記と同じ意味を表す]
で表される化合物の幾何異性体のうち、通常の反応ではマイナー成分として生成する異性体を、常に主生成物として得る事を特徴とする、アクリロニトリル誘導体の製造方法に関する。
式(5)で表される化合物の、通常の方法では主生成物として得られない幾何異性体は、下記反応式の方法により製造できる。
スキーム1
Figure 2009062279
[スキーム1中、Q、A、B及びRは前記と同じ意味を表す]
すなわち、式(1)で表される化合物に、式(2)で表されるアミノピリジン化合物存在下、式(3)で表される化合物または式(4)で表される化合物を時間をかけて添加することにより、幾何異性体である式(5a)及び式(5b)のうち、通常の反応では主生成物として得られない幾何異性体が、反応液中で常に主生成物として製造できる。
この方法を用いることにより、望まない幾何異性体を中間体として製造してから異性化を行って望む異性体を得るという必要が無いため、工程数が短くなり、設備面及び作業効率面から工業的に有利になる。
本発明により、通常の方法ではマイナー成分となる幾何異性体を主生成物として製造することで、マイナー成分の異性化工程を省略して製造工程数を減少させることが出来、特に工業的に有効である。
本発明は、アクリロニトリル化合物の幾何異性体のうち、通常の反応では少量しか生成しない異性体を主生成物とする製造法に関する。
式(1)で表される化合物は、例えば、下記反応式のようなWO97/40009号公報に記載の方法により製造することが出来る。
スキーム2
Figure 2009062279
[スキーム2中、Q、A及びBは前記と同じ意味を表し、Lは良好な脱離基例えば塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、炭素数1〜4のアルコキシ、フェノキシ、炭素数1〜4のアルキルスルホニルオキシ、ベンゼンスルホニルオキシ、トルエンスルホニルオキシ、フェノキシ、1−ピラゾリルまたは1−イミダゾリルなどである]
すなわち、一般式(6)で表されるアセトニトリル誘導体と一般式(7)で表される酸クロライド類、エステル類またはアミド類あるいは一般式(8)で表される酸無水物を反応させることにより、一般式(1)で表される化合物を得ることが出来る。
本発明におけるQ、A、B、G、T、U、U、U、U、XまたはZの好ましい範囲を示す。
Q、AまたはBにおける複素環基は以下の意味を表す。
即ち、チエニルはチオフェン−2−イルまたはチオフェン−3−イルであり、フリルはフラン−2−イルまたはフラン−3−イルであり、ピロリルはピロール−1−イル、ピロール−2−イル、ピロール−3−イルであり、オキサゾリルはオキサゾール−2−イル、オキサゾール−4−イルまたはオキサゾール−5−イルであり、チアゾリルはチアゾール−2−イル、チアゾール−4−イルまたはチアゾール−5−イルであり、イミダゾリルはイミダゾール−1−イル、イミダゾール−2−イルまたはイミダゾール−4−イルであり、イソキサゾリルはイゾキサゾール−3−イル、イソキサゾール−4−イルまたはイソキサゾール−5−イルであり、イソチアゾリルはイソチアゾール−3−イル、イソチアゾール−4−イルまたはイソチアゾール−5−イルであり、ピラゾリルはピラゾール−1−イル、ピラゾール−3−イル、ピラゾール−4−イルまたはピラゾール−5−イルであり、1,3,4−オキサジアゾリルは1,3,4−オキサジアゾール−2−イルであり、1,3,4−チアジアゾリルは1,3,4−チアジアゾール−2−イルであり、1,2,4−オキサジアゾリルは1,2,4−オキサジアゾール−3−イルまたは1,2,4−オキサジアゾール−5−イルであり、1,2,4−チアジアゾリルは1,2,4−チアジアゾール−3−イルまたは1,2,4−チアジアゾール−5−イルであり、1,2,4−トリアゾリルは1,2,4−トリアゾール−1−イル、1,2,4−トリアゾール−3−イルまたは1,2,4−トリアゾール−4−イルであり、1,2,3−チアジアゾリルは1,2,3−チアジアゾール−4−イルまたは1,2,3−チアジアゾール−5−イルであり、1,2,3−トリアゾリルは1,2,3−トリアゾール−1−イル、1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは1,2,3−トリアゾール−4−イルであり、1,2,3,4−テトラゾリルは1,2,3,4−テトラゾール−1−イル、1,2,3,4−テトラゾール−2−イルまたは1,2,3,4−テトラゾール−5−イルであり、ピリジニルはピリジン−2−イル、ピリジン−3−イルまたはピリジン−4−イルであり、ピリミジニルはピリミジン−2−イル、ピリミジン−4−イルまたはピリミジン−5−イルであり、ピラジニルはピラジン−2−イルであり、ピリダジニルはピリダジン−3−イルまたはピリダジン−4−イルであり、1,3,5−トリアジニルは1,3,5−トリアジン−2−イルであり、1,2,4−トリアジニルは1,2,4−トリアジン−2−イル、1,2,4−トリアジン−3−イル、1,2,4−トリアジン−5−イルまたは1,2,4−トリアジン−6−イルであり、1,2,4,5−テトラジニルは1,2,4,5−テトラジン−3−イルであり、ピラゾリニルは3−ピラゾリン−イル、3−ピラゾリン−3−イル、3−ピラゾリン−4−イルまたは3−ピラゾリン−5−イルであり、イミダゾリニルは1−イミダゾリン−3−イル、1−イミダゾリン−2−イル、1−イミダゾリン−4−イルまたは4−イミダゾリン−2−イルであり、オキサゾリニルは2−オキサゾリン−2−イル、2−オキサゾリン−4−イルまたは2−オキサゾリン−5−イルであり、イソキサゾリニルは2−イソキサゾリン−3−イル、2−イソキサゾリン−4−イルまたは2−イソキサゾリン−5−イルであり、チアゾリニルは2−チアゾリン−2−イル、2−チアゾリン−4−イルまたは3−チアゾリン−2−イルであり、イミダゾリジノン−イルはイミダゾリジン−2−オン−1−イルであり、イミダゾリノン−イルは2−イミダゾリノン−1−イルであり、3(2H)−ピリダジノン−イルは3(2H)−ピリダジノン−2−イル、3(2H)−ピリダジノン−4−イル、3(2H)−ピリダジノン−5−イルまたは3(2H)−ピリダジノン−6−イルである。
Q、A、B、G、T、T、T、U、U、U、U、X、Zの例を示す。
Gの定義におけるハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子があげられる。
Xの定義におけるハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子があげられ、塩素原子が好ましい。
B、G、T、T、T、U、U、U、UまたはZの定義におけるアルキルとしては、直鎖または分岐状のアルキルとしてメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、sec−ブチル、ペンチル−1、ペンチル−2、ペンチル−3、2−メチルブチル−1、2−メチルブチル−2、2−メチルブチル−3、3−メチルブチル−1、2,2−ジメチルプロピル−1、ヘキシル−1、ヘキシル−2、ヘキシル−3、1−メチルペンチル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、4−メチルペンチル、1,1−ジメチルブチル、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、1−エチルブチル、2−エチルブチル、1,1,2−トリメチルプロピル、1,2,2−トリメチルプロピル、1−エチル−1−メチルプロピル、1−エチル−2−メチルプロピル、n−ヘプチル、n−オクチル、n−ノニル、n−ウンデシル、n−ドデシル、n−トリデシル、n−テトラデシル、n−ペンタデシル、n−ヘキサデシル、n−ヘプタデシル、n−オクタデシル、n−ノナデシル、n−イコシル等があげられ、各々の指定の炭素数の範囲内で選択され、C〜Cのアルキルが好ましい。
GまたはTの定義におけるアルケニルとしては、直鎖または分岐状のアルケニルとしてエテニル、1−プロペニル、2−プロペニル、1−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル、1−メチル−2−プロペニル、2−メチル−2−プロペニル、1−ペンテニル、2−ペンテニル、3−ペンテニル、4−ペンテニル、1−メチル−2−ブテニル、2−メチル−2−ブテニル、3−メチル−2−ブテニル、1−メチル−3−ブテニル、2−メチル−3−ブテニル、3−メチル−3−ブテニル、1,1−ジメチル−2−プロペニル、1,2−ジメチル−2−プロペニル、1−エチル−2−プロペニル、1−ヘキセニル、2−ヘキセニル、3−ヘキセニル、4−ヘキセニル、5−ヘキセニル、1−メチル−2−ペンテニル、2−メチル−2−ペンテニル、3−メチル−2−ペンテニル、4−メチル−2−ペンテニル、1−メチル−3−ペンテニル、2−メチル−3−ペンテニル、3−メチル−3−ペンテニル、4−メチル−3−ペンテニル、1−メチル−4−ペンテニル、2−メチル−4−ペンテニル、3−メチル−4−ペンテニル、4−メチル−4−ペンテニル、1,1−ジメチル−2−ブテニル、1,1−ジメチル−3−ブテニル、1,2−ジメチル−2−ブテニル、1,2−ジメチル−3−ブテニル、1,3−ジメチル−2−ブテニル、1,3−ジメチル−3−ブテニル、2,3−ジメチル−2−ブテニル、2,3−ジメチル−3−ブテニル、3,3−ジメチル−2−ブテニル、1−エチル−2−ブテニル、1−エチル−3−ブテニル、2−エチル−2−ブテニル、2−エチル−3−ブテニル、1,1,2−トリメチル−2−プロペニル、1−エチル−1−メチル−2−プロペニル等があげられ、各々の指定の炭素数の範囲から選択される。
Gの定義におけるアルキニルとしては、直鎖または分岐状のアルキニルとしてエチニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニル、3−ブチニル、1−メチル−2−プロピニル、1−ペンチニル、2−ペンチニル、3−ペンチニル、4−ペンチニル、1−メチル−2−ブチニル、1−メチル−3−ブチニル、2−メチルー3−ブチニル、ヘキシニル、1−メチル−3−ペンチニル、1−メチル−4−ペンチニル、2−メチル−3−ペンチニル、2−メチル−4−ペンチニル、3−メチル−4−ペンチニル、4−メチル−2−ペンチニル、1,1−ジメチル−2−ブチニル、1,1−ジメチル−3−ブチニル、1,2−ジメチル−3−ブチニル、2,2−ジメチル−3−ブチニル、1−エチル−2−ブチニル、1−エチル−3−ブチニル、2−エチル−3−ブチニルなどがあげられ、各々の指定の炭素数の範囲から選択される。
B、G、TまたはZの定義におけるハロアルキルとしては、直鎖または分岐状のハロアルキルとしてフルオロメチル、クロロメチル、ブロモメチル、フルオロエチル、クロロエチル、ブロモエチル、フルオロ−n−プロピル、クロロ−n−プロピル、ジフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、ジフルオロエチル、トリフルオロエチル、トリクロロエチル、クロロジフルオロエチル、ブロモジフルオロメチル、トリフルオロクロロエチル、ヘキサフルオロ−n−プロピル、クロロブチル、フルオロブチル、クロロ−n−ペンチル、フルオロ−n−ペンチル、クロロ−n−ヘキシル、フルオロ−n−ヘキシルなどがあげられ、各々の指定の炭素数の範囲から選択される。
GまたはTの定義におけるC〜Cアルキルで置換されていてもよいC〜Cシクロアルキルとしては、シクロプロピル、1−メチルシクロプロピル、2,2,3,3,−テトラメチルシクロプロピル、シクロブチル、1−エチルシクロブチル、1−n−ブチルシクロブチル、シクロペンチル、1−メチルシクロペンチル、シクロヘキシル、1−メチルシクロヘキシル、4−メチルシクロヘキシル、などがあげられる。
B、GまたはTの定義におけるハロゲン原子もしくはC〜Cアルキルで置換されていてもよいフェニルで置換されたC〜Cアルキルとしては、ベンジル、2−クロロベンジル、3−ブロモベンジル、4−クロロベンジル、4−メチルベンジル、4−ターシャリーブチルベンジル、1−フェニルエチル、1−(3−クロロフェニル)エチル、2−フェニルエチル、1−メチル−1−フェニルエチル、1−(4−クロロフェニル)−1−メチルエチル、1−(3−クロロフェニル)−1−メチルエチル、1−フェニルプロピル、2−フェニルプロピル、3−フェニルプロピル、1−フェニルブチル、2−フェニルブチル、3−フェニルブチル、4−フェニルブチル、1−メチル−1フェニルプロピル、1−メチル−2−フェニルプロピル、1−メチル−3−フェニルプロピル、2−メチル−2−フェニルプロピル、2−(4−クロロフェニル)−2−メチル−プロピル、2−メチル−2−(3−メチルフェニル)プロピルなどがあげられる。
の定義におけるハロゲン原子もしくはC〜Cアルキルで置換されていてもよいフェニルで置換されたC〜Cシクロアルキルとしては1−フェニルシクロプロピル、1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル、1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル、1−(4−ブロモフェニル)シクロプロピル、1−(4−フルオロフェニル)シクロプロピル、1−(4−エチルフェニル)シクロプロピル、1−(4−プロピルフェニル)シクロプロピル、2−フェニルシクロプロピル、1−フェニルシクロブチル、2−フェニルシクロブチル、1−フェニルシクロペンチル、1−(4−クロロフェニル)シクロペンチル、2−フェニルシクロペンチル、3−フェニルシクロペンチル、1−フェニルシクロヘキシル、1−(4−クロロフェニル)シクロヘキシル、1−(4−ターシャリーブチルフェニル)シクロヘキシル、2−フェニルシクロヘキシル、3−フェニルシクロヘキシル、4−フェニルシクロヘキシルなどがあげられる。
の定義におけるハロゲン原子もしくはC〜Cアルキルで置換されていてもよいフェニルとC〜Cアルキルで置換されたシクロプロピルとしては、2,2−ジメチル1−フェニルシクロプロピル、1−(4−クロロフェニル)−2,2−ジメチルシクロプロピル、2,2−ジメチル−3−フェニルシクロプロピル、3−(3−クロロフェニル)−2,2−ジメチルシクロプロピル、(4−クロロフェニル)−2,2−ジメチル3−フェニルシクロプロピル、2,2−ジメチル−3−(4−メチルフェニル)シクロプロピル、(4−ターシャリーブチルフェニル)−2,2−ジメチル−3−フェニルシクロプロピルなどがあげられる。
の定義におけるハロゲン原子もしくはC〜Cアルコキシで置換されていてもよいフェニルとハロゲン原子で置換されたC〜Cシクロアルキルとしては、2,2−ジクロロ−1−フェニルシクロプロピル、2,2−ジクロロ−1−(4−メトキシフェニル)シクロプロピル、2,2−ジクロロ−1−(4−メトキシフェニル)シクロプロピル、2,2−ジクロロ−1−(4−エトキシフェニル)シクロプロピル、2,2−ジクロロ−1−(4−イソプロピルオキシフェニル)シクロプロピル、2,2−ジクロロ−1−(4−ターシャリーブチルオキシフェニル)シクロプロピル、2,2−ジクロロ−1−(4−メトキシフェニル)−3−フェニルシクロプロピル、1−(4−エトキシフェニル)−2,2,3,3−テトラフルオロシクロブチルなどがあげられる。
の定義におけるハロゲン原子で置換されていてもよいC〜CアルケニルとC〜Cアルキルで置換されたシクロプロピルとしては、2,2−ジメチル−3−(2,2−ジメチルエテニル)シクロプロピル、3−(2,2−ジブロモエテニル)−2,2−ジメチルシクロプロピル、3−(2,2−ジクロロエテニル)−2,2−ジメチルシクロプロピル、3−(2,2−クロロトリフルオロエテニル)−2,2−ジメチルシクロプロピルなどがあげられる。
の定義におけるC〜Cアルキルで置換されていてもよいC〜Cシクロアルコキシとしては、シクロプロポキシ、シクロブトキシ、シクロペントキシ、シクロヘキシルオキシ、1−メチルシクロプロポキシなどがあげられる。
の定義におけるハロゲン原子もしくはC〜Cアルキルで置換されていてもよいフェニルで置換されたC〜Cアルケニルとしては、1−フェニルエテニル、2−フェニルエテニル、2−(2−クロロフェニル)エテニル、2−(3−クロロフェニル)エテニル、2−(4−クロロフェニル)エテニル、2−(4−メチルフェニル)エテニル、2−(2,6−ジフルオロフェニル)エテニル、2−(2,5−ジメチルフェニル)エテニル、1−メチル2−フェニルエテニル、2−フェニル−1−プロペニル、2−(4−ブロモフェニル)−1−プロペニル、2−(2,4,6−トリメチルフェニル)−1−プロペニルなどがあげられる。
G、T、XまたはZの定義におけるアルコキシとしては、直鎖または分岐上のアルコキシとしてメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、ターシャリーブトキシ、n−ペンチルオキシ、1−メチルブチルオキシ、2−メチルブチルオキシ、3−メチルブチルオキシ、1,1−ジメチルプロポキシ、1,2−ジメチルプロポキシ、2,2−ジメチルプロポキシ、1−エチルプロピルオキシ、n−ヘキシルオキシ、1−メチルペンチルオキシ、2−メチルペンチルオキシ、3−メチルペンチルオキシ、4−メチルペンチルオキシ、1,1−ジメチルブチルオキシ、1,2−ジメチルブチルオキシ、1,3−ジメチルブチルオキシ、2,2−ジメチルブチルオキシ、2,3−ジメチルブチルオキシ、3,3−ジメチルブチルオキシ、1−エチルブチルオキシ、2−エチルブチルオキシ、1,1,2−トリメチルプロピルオキシ、1,2,2、−トリメチルプロピルオキシ、1−エチル−1−メチルプロピルオキシ、1−エチル−2−メチルプロピルオキシ、n−ヘプチルオキシ、n−オクチルオキシ、n−ノニルオキシ、n−デシルオキシなどがあげられ、各々の指定の炭素数の範囲から選択される。
GまたはTの定義におけるC〜Cハロシクロアルキルとしては、フルオロシクロプロピル、ジフルオロシクロプロピル、クロロシクロプロピル、ジクロロシクロプロピル、1−メチル−2,2−ジクロロシクロプロピル、クロロシクロブチル、ジクロロシクロブチル、クロロシクロペンチル、ジクロロシクロペンチル、クロロシクロヘキシル、ジクロロシクロヘキシル、テトラフルオロシクロブチルなどがあげられる。
G、TまたはZの定義における−NUとしては、メチルアミノ、エチルアミノ、n−プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、n−ブチルアミノ、イソブチルアミノ、sec−ブチルアミノ、ターシャリーブチルアミノ、n−ペンチルアミノ、1−メチルブチルアミノ、2−メチルブチルアミノ、3−メチルブチルアミノ、1,1−ジメチルプロピルアミノ、1,2−ジメチルプロピルアミノ、2,2−ジメチルプロピルアミノ、1−エチルプロピルアミノ、n−ヘキシルアミノ、1−メチルペンチルアミノ、2−メチルペンチルアミノ、3−メチルペンチルアミノ、4−メチルペンチルアミノ、1,1−ジメチルブチルアミノ、1,2−ジメチルブチルアミノ、1,3−ジメチルブチルアミノ、2,2−ジメチルブチルアミノ、2,3−ジメチルブチルアミノ、3,3−ジメチルブチルアミノ、1−エチルブチルアミノ、2−エチルブチルアミノ、1,1,2−トリメチルプロピルアミノ、1,2,2−トリメチルプロピルアミノ、1−エチル−1−メチルプロピルアミノ、1−エチル−2−メチルプロピルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジ−n−プロピルアミノ、ジイソプロピルアミノ、ジ−n−ブチルアミノ、ジ−sec−ブチルアミノ、ジイソブチルアミノ、ジ−n−ペンチルアミノ、ジ−n−ヘキシルアミノ、メチルエチルアミノ、メチルプロピルアミノ、メチルイソプロピルアミノ、メチルブチルアミノ、メチル−sec−ブチルアミノ、メチルイソブチルアミノ、メチル−ターシャリーブチルアミノ、メチルペンチルアミノ、メチルヘキシルアミノ、エチルプロピルアミノ、エチルイソプロピルアミノ、エチルブチルアミノ、エチル−sec−ブチルアミノ、エチルイソブチルアミノ、エチルペンチルアミノ、エチルヘキシルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、N−メチルアセトアミド、N−エチルアセトアミド、N−フェニルアセトアミド、N−アセチルアセトアミドなどがあげられ、各々の指定の炭素数の範囲で選択される。
G、T及びZの定義におけるC〜Cアルコキシカルボニルとしては、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n−プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、n−ブトキシカルボニル、sec−ブトキシカルボニル、イソブトキシカルボニル、ターシャリーブトキシカルボニルなどがあげられる。
G,TまたはZの定義におけるC〜Cハロアルコキシとしては、各々C〜C直鎖または分岐状のハロアルコキシがあげられ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、クロロジフルオロメトキシ、ブロモジフルオロメトキシ、ジクロロフルオロメトキシ、クロロメトキシ、ジクロロメトキシ、トリクロロメトキシ、ブロモメトキシ、フルオロエトキシ、クロロエトキシ、ブロモエトキシ、ジフルオロエトキシ、トリフルオロエトキシ、テトラフルオロエトキシ、ペンタフルオロエトキシ、トリクロロエトキシ、トリフルオロクロロエトキシ、フルオロプロポキシ、クロロプロポキシ、ブロモプロポキシ、フルオロブトキシ、クロロブトキシ、フルオロイソプロポキシ、及びクロロイソプロポキシなどがあげられる。
G及びZの定義におけるC〜Cアルキルスルフィニルとしては、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、n−プロピルスルフィニル、イソプロピルスルフィニル、n−ブチルスルフィニル、イソブチルスルフィニル、sec−ブチルスルフィニル、ターシャリーブチルスルフィニルがあげられる。
B、GまたはZの定義におけるC〜Cアルキルスルホニルとしては、メチルスルホニル、エチルスルホニル、n−プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、n−ブチルスルホニル、イソブチルスルホニル、sec−ブチルスルホニル、ターシャリーブチルスルホニルがあげられる。
B、G、またはTの定義におけるC〜Cアルコキシアルキルとしては、C〜Cアルコキシ−メチル、C〜Cアルコキシ−エチル、メトキシエトキシメチルおよびメトキシプロピルなどがあげられる。
G、UまたはUの定義におけるC〜Cアルキルカルボニルとしては、アセチル、プロピオニル、ブタノイル、イソブタノイル、があげられる。
Gの定義におけるC〜Cハロアルキルカルボニルとしては、クロロアセチル、トリフルオロアセチル、3,3,3−トリフルオロプロピオニル、ペンタフルオロプロピオニルなどがあげられる。
Gの定義におけるC〜Cハロアルキルカルボニルオキシとしては、クロロアセチルオキシ、トリフルオロアセチルオキシ、3,3,3−トリフルオロプロピオニルオキシ、ペンタフルオロプロピオニルオキシなどがあげられる。
Gの定義におけるC〜Cジアルキルアミノカルボニルオキシとしては、ジメチルアミノカルボニルオキシ、ジエチルアミノカルボニルオキシ、ジイソプロピルアミノカルボニルオキシなどがあげられる。
またはZの定義におけるナフチルとしては、1−ナフチルおよび2−ナフチルがあげられる。
GまたはTの定義におけるZで置換されていてもよいピリジルとしては、Zで置換されていてもよい2−ピリジル、Zで置換されていてもよい3−ピリジルまたはZで置換されていてもよい4−ピリジルがあげられ、好ましくはZで置換されていてもよい2−ピリジルまたはZで置換されていてもよい3−ピリジルであり、より好ましくはZで置換されていてもよい2−ピリジルである。
GまたはTの定義におけるZで置換されていてもよいピリジルオキシとしては、Zで置換されていてもよい2−ピリジルオキシ、Zで置換されていてもよい3−ピリジルオキシ、Zで置換されていてもよい4−ピリジルオキシがあげられる。
Gの定義におけるZで置換されていてもよいチエニルとしては、Zで置換されていてもよい2−チエニル基およびZで置換されていてもよい3−チエニル基があげられる。
Gの定義における−N=CTはアルキルデンアミノ、ベンジリデンアミノ、アリーリデンアミノまたはシクロアルキルデンアミノを意味し、メチリデンアミノ、4−メチル−2−ペンチリデンアミノ、シクロペンチリデンアミノなどがあげられる。
Bの定義におけるC〜Cアルキルアミノスルホニルとしては、メチルアミノスルホニル、エチルアミノスルホニル、n−プロピルアミノスルホニル、イソプロピルアミノスルホニルおよびn−ブチルアミノスルホニルなどがあげられる。
Bの定義におけるC〜Cジアルキルアミノスルホニルとしては、ジメチルアミノスルホニル、ジエチルアミノスルホニル、ジ−n−プロピルアミノスルホニル、ジイソプロピルアミノスルホニルおよびジ−n−ブチルアミノスルホニルなどがあげられる。
Bの定義におけるC〜Cアルキルアミノチオカルボニルとしては、メチルアミノチオカルボニル、エチルアミノチオカルボニル、n−プロピルアミノチオカルボニル、イソプロピルアミノチオカルボニルおよびn−ブチルアミノチオカルボニルなどがあげられる。
Bの定義におけるC〜Cジアルキルアミノチオカルボニルとしては、ジメチルアミノチオカルボニル、ジエチルアミノチオカルボニル、ジ−n−プロピルアミノチオカルボニル、ジイソプロピルアミノチオカルボニルおよびジ−n−ブチルアミノチオカルボニルなどがあげられる。
Bの定義におけるハロゲン原子もしくはC〜Cアルキルで置換されていてもよいフェニルスルホニルとしては、2−フルオロフェニルスルホニル、4−フルオロフェニルスルホニル、2−クロロフェニルスルホニル、4−クロロフェニルスルホニル、4−ブロモフェニルスルホニル、2,5−ジクロロフェニルスルホニル、ペンタフルオロフェニルスルホニル、4−メチルフェニルスルホニル、2−メチルフェニルスルホニル、4−ターシャリーブチルフェニルスルホニル、2,5−ジメチルフェニルスルホニル、2,4−ジメチルフェニルスルホニル、2,4,6−トリメチルフェニルスルホニル、2,4,6−トリイソプロピルスルホニルなどがあげられる。
GまたはBの定義におけるC〜Cシアノアルキルとしては、シアノメチル、2−シアノエチル、3−シアノプロピル、1−シアノ−1−メチルエチルなどがあげられる。
Gの定義におけるハロゲン原子もしくはC〜Cアルキルで置換されていてもよいフェニルで置換されたメトキシとしては、ベンジルオキシ、2−クロロベンジルオキシ、3−クロロベンジルオキシ、4−クロロベンジルオキシ、3−メチルベンジルオキシ、4−ターシャリーブチルベンジルオキシ、2,6−ジフルオロベンジルオキシ、2−フルオロ−4−クロロベンジルオキシなどがあげられる。
GまたはZの定義におけるハロアルキルスルフェニルとしては、C〜C直鎖状または分岐状のハロアルキルチオとしてフルオロメチルチオ、クロロジフルオロメチルチオ、ブロモジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルチオ、トリクロロメチルチオ、2,2,2−トリフルオロエチルチオ、1,1,2,2−テトラフルオロエチルチオ、フルオロエチルチオ、ペンタフルオロエチルチオ及びフルオロイソプロピルチオなどがあげられる。
GまたはZの定義におけるハロアルキルスルフィニルとしては、C〜C直鎖状または分岐状のハロアルキニルスルフィニルとして、フルオロメチルスルフィニル、クロロジフルオロメチルスルフィニル、ブロモジフルオロメチルスルフィニル、トリフルオロメチルスルフィニル、トリクロロメチルスルフィニル、2,2,2−トリフルオロエチルスルフィニル、1,1,2,2−テトラフルオロエチルスルフィニル、フルオロエチルスルフィニル、ペンタフルオロエチルスルフィニルおよびフルオロイソプロピルスルフィニルなどがあげられる。
GまたはZの定義におけるハロアルキルスルホニルとしては、C〜C直鎖状または分岐状のハロアルキルスルホニルとしてフルオロメチルスルホニル、クロロジフルオロメチルスルホニル、ブロモジフルオロメチルスルホニル、トリフルオロメチルスルホニル、トリクロロメチルスルホニル、2,2,2−トリフルオロエチルスルホニル、1,1,2,2−テトラフルオロエチルスルホニル、フルオロエチルスルホニル、ペンタフルオロエチルスルホニルおよびフルオロイソプロピルスルホニルなどがあげられる。
GまたはTの定義におけるハロアルケニルとしては、C〜C直鎖または分岐状のハロアルケニルとして、2−クロロエテニル、2−ブロモエテニル、2,2−ジクロロエテニルなどがあげられる。
GまたはTの定義におけるアルケニルオキシとしてはC〜C直鎖または分岐状のアルケニルオキシとしてアリルオキシ、2−プロペニルオキシ、2−ブテニルオキシ、2−メチル−2−プロペニルオキシなどがあげられる。
Gの定義におけるハロアルケニルオキシとして3−クロロ−2−プロペニルオキシ、3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ、4−クロロ−2−ブテニルオキシ、4,4−ジクロロブテニルオキシ、4,4−ジフルオロ−3−ブテニルオキシなどがあげられる。
GまたはZの定義におけるアルケニルスルフェニルとしては、C〜C直鎖または分岐状のアルケニルスルフェニルとしてアリルスルフェニル、2−プロペニルスルフェニル、2−ブテニルスルフェニル、2−メチル−2−プロペニルスルフェニルなどがあげられる。
GまたはZの定義におけるアルケニルスルフィニルとしては、C〜C直鎖または分岐状のアルケニルスルフィニルとしてアリルスルフィニル、2−プロペニルスルフィニル、
2−ブテニルスルフィニル、2−メチル−2−プロペニルスルフィニルなどがあげられる。
GまたはZの定義におけるアルケニルスルホニルとしては、C〜C直鎖または分岐状のアルケニルスルホニルとしてアリルスルホニル、2−プロペニルスルホニル、2−ブテニルスルホニル、2−メチル−2−プロペニルスルホニルなどがあげられる。
Gの定義におけるハロアルケニルスルフェニルとしては、C〜C直鎖または分岐状のハロアルケニルスルフェニルとして3−クロロ−2−プロペニルスルフェニル、4−クロロ−2−プロペニルスルフェニル、3,3−ジクロロ−2−プロペニルスルフェニル、4,4−ジクロロ−3−ブテニルスルフェニル、4,4−ジフルオロ−3−ブテニルスルフェニルなどがあげられる。
Gの定義におけるハロアルケニルスルフィニルとしては、C〜C直鎖または分岐状のハロアルケニルスルフィニルとして3−クロロ−2−プロペニルスルフィニル、3,3−ジクロロ−2−プロペニルスルフィニル、3,3−ジクロロ−2−プロペニルスルフィニル、4−クロロ−2−ブテニルスルフィニル、4,4−ジクロロ−3−ブテニルスルフィニル、4,4−ジフルオロ−3−ブテニルスルフィニルなどがあげられる。
Gの定義におけるハロアルケニルスルホニルとしては、C〜C直鎖または分岐状のハロアルケニルスルホニルとして、3−クロロ−2−プロペニルスルホニル、3,3−ジクロロ−2−プロペニルスルホニル、4−クロロ−2−ブテニルスルホニル、4,4−ジクロロ−3−ブテニルスルホニル、4,4−ジフルオロ−3−ブテニルスルホニルなどがあげられる。
Gの定義におけるC〜Cハロアルキニルとしては、クロロエチニル、ブロモエチニル、ヨードエチニル、3−クロロ−1−プロピニル、3−ブロモ−1−ブチニルなどがあげられる。
Gの定義におけるC〜Cアルキニルオキシ基としては、2−プロピニルオキシ、2−ブチニルオキシ、1−メチル−2−プロピニルオキシなどがあげられる。
Gの定義におけるC〜Cハロアルキニルオキシとしては、3−クロロ−2−プロピニルオキシ、3−ブロモ−2−プロピニルオキシ、3−ヨード−プロピニルオキシなどがあげられる。
Gの定義におけるC〜Cアルキニルスルフェニルとしては、2−プロピニルスルフェニル、2−ブチニルスルフェニル、1−メチル−2−プロピニルスルフェニルなどがあげられる。
Gの定義におけるC〜Cアルキニルスルフィニルとしては、2−プロピニルスルフィニル、2−ブチニルスルフィニル、1−メチル−2−プロピニルスルフィニルなどがあげられる。
Gの定義におけるC〜Cアルキニルスルホニルとしては、2−プロピニルスルホニル、2−ブチニルスルホニル、1−メチル−2−プロピニルスルホニルなどがあげられる。
Gの定義におけるC〜Cハロアルキニルスルフェニルとしては、3−クロロ−2−プロピニルスルフェニル、3−ブロモ−2−プロピニルスルフェニル、3−ヨード−2−プロピニルスルフェニルなどがあげられる。
Gの定義におけるC〜Cハロアルキルスルフィニルとしては、3−クロロ−2−プロピニルスルフィニル、3−ブロモ−2−プロピニルスルフィニル、3−ヨード−2−プロピニルスルフィニルなどがあげられる。
Gの定義におけるC〜Cハロアルキルスルホニルとしては、3−クロロ−2−プロピニルスルホニル、3−ブロモ−2−プロピニルスルホニル、3−ヨード−2−プロピニルスルホニルなどがあげられる。
Gの定義におけるZで置換されていてもよいベンゾイルとしては、ベンゾイル、2−クロロベンゾイル、3−クロロベンゾイル、4−クロロベンゾイル、4−ブロモベンゾイル、4−フルオロベンゾイル、3−メチルベンゾイル、4−メチルベンゾイル、4−ターシャリーブチルベンゾイル、3,4−ジクロロベンゾイルなどがあげられる。
Qにおける複素環基としては2−チアゾリル基及び4−チアゾリル基が好ましく、Qの置換基としては、メチル基、エチル基、tert−ブチル基、トリフルオロメチル基、フェニル基が好ましい。
Aにおける複素環基としては5−チアゾリル基および5−ピラゾリル基が好ましく、Aの置換基としては、メチル基、エチル基、トリフルオロメチル基、フェニル基が好ましい。
Bとしては、アセチル基、フェニルカルボニル基、ピバロイル基が好ましい。
Rとしては、4−ジメチルアミノ基が好ましい。
反応温度は0℃以上150℃以下が好ましく、20℃以上100℃以下が更に好ましい。
反応は不活性ガスの雰囲気下で行うことが好ましい。
不活性ガスとしては、窒素、アルゴンおよびキセノン等が挙げられる。
反応は有機溶媒中または有機溶媒と水の不均一系中で行われる。有機溶媒としては、前記式(1)で表される化合物及び式(5)で表される化合物を溶解または懸濁させることができ、反応中常に望む幾何異性体が主生成物となり、反応液中で安定に存在する溶媒であれば特に制限は無い。例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、ジオキサン、メチルシクロペンチルエーテル等のエーテル類、ベンゼン、キシレン、トルエン等の芳族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1、2−ジクロロエタン、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N‘−ジメチルイミダゾリノン等のアミド類またはジメチルスルホキシド、あるいはこれらの混合溶媒等が挙げられ、中でも、例えばトルエン等の芳香族炭化水素類及びアセトニトリル等のニトリル類が好ましい。また、水と分離する溶媒との2相系で行うことも可能であり、特に、例えばトルエン等の芳香族炭化水素類と水との2相系で行うことは、目的物の単離のしやすさという観点から好ましい。
反応に用いる塩基としては、式(2)で表されるアミノピリジン化合物を単独で用いることもできるが、他の塩基と同時に用いることが好ましい場合がある。
その場合、式(2)で表されるアミノピリジン化合物と同時に用いる塩基としては、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩、トリエチルアミン、ピリジン及びDBU等の有機塩基、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド及びターシャリーブトキシカリウム等のアルカリ金属アルコキシド類、ブチルリチウム等の有機リチウム化合物、リチウムジイソプロピルアミド及びリチウムビストリメチルシリルアミド等のリチウムアミド類並びに水素化ナトリウム等が挙げられ、中でも、例えば水酸化ナトリウム及び水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩が好ましい。
反応液中に相間移動触媒を加えると好ましい場合がある。用いる相間移動触媒としては、テトラブチルアンモニウムクロライド、テトラブチルアンモニウムブロマイド及びベンジルジメチルアンモニウムクロライド等の4級アンモニウム塩並びにテトラエチルホスホニウムブロマイド、テトラブチルホスホニウムブロマイド、テトラブチルホスホニウムクロライド等の4級ホスホニウム塩等が挙げられる。
加える相間移動触媒の量は、0.0001当量以上1当量以下が好ましく、0.001当量以上0.5当量以下が更に好ましい。
前記式(3)で表される化合物及び式(4)で表される化合物の添加時間は、基質の反応性や反応温度により変化するが、通常よりも時間をかける方が好ましく、反応液内で望む幾何異性体が常に主生成物となる時間であれば特に制限は無いが、30分以上20時間以下が好ましい。
前記式(3)で表される化合物及び式(4)で表される化合物を時間をかけて添加するための具体的な方法としては、前記式(3)で表される化合物または式(4)で表される化合物の滴下速度を遅くする、前記式(3)で表される化合物または式(4)で表される化合物を溶媒で希釈してから添加する、等の方法が挙げられる。
以下、本発明を実施例を挙げて具体的に述べるが、本発明はこれによって限定されるものではない。
〔実施例1〕
トルエン10gにジメチルアミノピリジン0.0122g、テトラブチルアンモニウムブロマイド0.16g、炭酸水素ナトリウム1.26g及び2,2−ジメチル−{2−シアノ−2−(2−フェニルチアゾール−4−イル)−1−(2−メチル−4−トリフルオロメチルチアゾール−5−イル)}エテニルアルコール1.93gを溶解または懸濁させ、60℃に加熱した。この溶液にピバロイルクロライド0.75gをトルエン10gに混合した溶液を、3時間かけて滴下した。この時、反応液を数回サンプリングし、HPLCにて反応の様子を確認した。生成物であるプロピオン酸2,2−ジメチル−{2−シアノ−2−(2−フェニルチアゾール−4−イル)−1−(2−メチル−4−トリフルオロメチルチアゾール−5−イル)}エテニルエステルの幾何異性体及び原料の存在量を感度比から計算したところ、反応液中、常にZ体が主生成物であることを確認した。結果を表1に示す。
表1
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ピバロイルクロライド 原料 E体 Z体 Z/E比
滴下量(当量) 存在率(%) 存在率(%) 存在率(%)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
0 100
0.25 63.3 11.0 25.7 2.33
0.5 41.9 15.2 42.9 2.81
0.75 24.3 20.6 55.1 2.68
1 4.8 24.7 70.5 2.85
1.25 1.9 25.1 73.0 2.91
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
[表1中、原料、E体及びZ体の存在比は3化合物のモル比率を表す]

〔実施例2〕
トルエン10g及び水20gの混合溶媒に、水酸化ナトリウム0.24g、ジメチルアミノピリジン0.0122g、テトラブチルアンモニウムブロマイド0.16g及び2,2−ジメチル−{2−シアノ−2−(2−フェニルチアゾール−4−イル)−1−(2−メチル−4−トリフルオロメチルチアゾール−5−イル)}エテニルアルコール1.97gを溶解し、60℃に加熱した。この溶液にピバロイルクロライド0.9gをトルエン10gに混合した溶液を60℃を保ちつつ3時間かけて滴下した。この時、反応液を数回サンプリングし、HPLCにて反応の様子を確認した。生成物であるプロピオン酸2,2−ジメチル−{2−シアノ−2−(2−フェニルチアゾール−4−イル)−1−(2−メチル−4−トリフルオロメチルチアゾール−5−イル)}エテニルエステルの幾何異性体及び原料の存在量を感度比から計算したところ、反応液中、常にZ体が主生成物であることを確認した。また、反応終了時の定量収率は、E体25.6%、Z体69.1%、原料は2.4%であった。結果を表2に示す。
表2
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ピバロイルクロライド 原料 E体 Z体 Z/E比
滴下量(当量) 存在比(%) 存在比(%) 存在比(%)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
0 100
0.25 64.8 9.4 25.8 2.74
0.5 57.0 10.7 32.3 3.02
0.75 37.1 15.5 47.4 3.05
1 13.1 22.6 64.3 2.84
1.25 3.1 26.2 70.7 2.69
1.5 2.0 26.5 71.5 2.70
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
[表2中、原料、E体及びZ体の存在比は3化合物のモル比率を表す]
〔参考例〕
トルエン10mlに2,2−ジメチル−{2−シアノ−2−(2−フェニルチアゾール−4−イル)−1−(2−メチル−4−トリフルオロメチルチアゾール−5−イル)}エテニルアルコール1.0g及びトリエチルアミン0.28gを溶解し、これにピバロイルクロライド0.33gを1時間かけて滴下した。室温で1晩攪拌した後、水20mlを加えて抽出した。有機層を分液後、溶媒を留去し、残渣をイソプロピルアルコール10mlで洗浄した。得られた結晶をろ取、真空乾燥し、2,2−ジメチル−(1E)−{2−シアノ−2−(2−フェニルチアゾール−4−イル)−1−(2−メチル−4−トリフルオロメチルチアゾール−5−イル)}プロピオン酸エテニルエステル1.05gを薄黄色の固体として得た(収率86.6%)。
本発明の製造方法は農薬などに有用な化合物であるアクリロニトリル誘導体の、通常の方法ではマイナー成分として生成する幾何異性体を主生成物として得る方法として有用である。

Claims (4)

  1. 式(1):
    Figure 2009062279


    [式中、A及びQは各々独立に、Gで置換されていてもよいフェニル基、Gで置換されていてもよいナフチル基又はGで置換されていてもよい複素環基(但し、この複素環基は、チエニル、フリル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,3,4−テトラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、1,3,5−トリアジニル、1,2,4−トリアジニル、1,2,4,5−テトラジニル、ピラゾリニル、イミダゾリニル、オキサゾリニル、イソキサゾリニル、チアゾリニル、イミダゾリジノン−イル、イミダゾリノン−イル、3(2H)−ピリダジノン−イル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイミダゾリル、インダゾリル、ベンゾオキサゾリル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、フタラジニル、シンノリニルまたはキナゾリニルである。)であり、
    但し、QがGに置換されていてもよいフェニル基、Gに置換されていてもよいピリジル基又はGに置換されていてもよいチエニル基の場合、Aは置換されていてもよいナフチル基又はGで置換されていてもよい複素環基(但し、この複素環基は、チエニル、フリル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,3,4−テトラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、1,3,5−トリアジニル、1,2,4−トリアジニル、1,2,4,5−テトラジニル、ピラゾリニル、イミダゾリニル、オキサゾリニル、イソキサゾリニル、チアゾリニル、イミダゾリジノン−イル、イミダゾリノン−イル、3(2H)−ピリダジノン−イル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイミダゾリル、インダゾリル、ベンゾオキサゾリル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、フタラジニル、シンノリニルまたはキナゾリニルである。)であり、
    Gは、ハロゲン、C〜C10アルキル、C〜Cシアノアルキル、ハロゲンもしくはC〜Cアルキルで置換されていてもよいフェニルで置換されたC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルケニル、C〜Cハロアルキニル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルキルで置換されていてもよいC〜Cシクロアルキル、C〜C10アルコキシ、C〜Cアルケニルオキシ、C〜Cアルキニルオキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cハロアルケニルオキシ、C〜Cハロアルキニルオキシ、C〜Cアルキルスルフェニル、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルケニルスルフェニル、C〜Cアルケニルスルフィニル、C〜Cアルケニルスルホニル、C〜Cアルキニルスルフェニル、C〜Cアルキニルスルフィニル、C〜Cアルキニルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルフェニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cハロアルケニルスルフェニル、C〜Cハロアルケニルスルフィニル、C〜Cハロアルケニルスルホニル、C〜Cハロアルキニルスルフェニル、C〜Cハロアルキニルスルフィニル、C〜Cハロアルキニルスルホニル、CHO、NO、CN、OH、ナフチル、ハロゲンもしくはC〜Cアルキルで置換されていてもよいフェニルで置換されたメトキシ、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜Cアルコキシアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cハロアルキルカルボニル、C〜Cアルキルカルボニルオキシ、C〜Cハロアルキルカルボニルオキシ、C〜Cジアルキルアミノカルボニルオキシ、Zで置換されていてもよいフェニル、Zで置換されていてもよいフェノキシ、Zで置換されていてもよいベンゾイル、Zで置換されていてもよいピリジル、Zで置換されていてもよいピリジルオキシ、Zで置換されていてもよいチエニル、隣接した置換位置で結合したメチレンジオキシ、隣接した置換位置で結合した結合したハロメチレンジオキシ及び−N=CTT(但し、T及びTは各々独立に、H、フェニル、ベンジルまたはC〜Cアルキルであるか、TとTとが結合している炭素原子と共に5員環、6員環、7員環または8員環を形成してもよい。)の中から任意に選ばれる置換基(但し、その置換基が2個以上の場合は同一か相互に異なってもよい。)であって、その置換基の数は1、2、3、または4個であるか、または隣接した置換位置で結合したアルキレン基によって形成される5員環、6員環、7員環または8員環であり、
    Zはハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルスルフェニル、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルケニルスルフェニル、C〜Cアルケニルスルフィニル、C〜Cアルケニルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、NO、CN、CHO、OH、−NUU、フェニル、フェノキシ又はC〜Cアルコキシカルボニルの中から任意に選ばれる置換基(ただし、その置換基が2個以上の場合は同一か相互に異なってもよい。)であってその置換基の数は1、2、3、4または5個であり、
    U及びUは、各々独立に、H、C〜Cアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、フェニルまたはベンジルを表すか、UとUとが結合している炭素原子と共に5員環、6員環、7員環、8員環を形成してもよい。]
    で表されるアクリロニトリル系化合物に、式(2):
    Figure 2009062279

    [式(2)中、Rは−NU(但し、U及びUは各々独立にHまたはC〜Cアルキルであるか、UとUが結合している窒素原子と共に5員環、6員環、7員環、8員環を形成していてもよい)を表す。]で表されるアミノピリジン化合物の存在下、
    式(3):
    Figure 2009062279

    [式(3)中、BはC〜Cアルキルスルホニル、ハロゲンもしくはC〜Cアルキルで置換されていてもよいフェニルスルホニル、−SOCF、C〜Cモノアルキルスルホニル、C〜Cジアルキルアミノスルホニル、フェニルアミノスルホニル、C〜Cモノアルキルアミノチオカルボニル、C〜Cジアルキルアミノチオカルボニル、C〜Cシアノアルキル、C〜Cアルコキシカルボニルアルキル、−C(=O)Tであり、
    TはC〜C20アルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、ハロゲンもしくはC〜Cアルキルで置換されていてもよいフェニルで置換されたC〜Cアルキル、C〜Cアルキルで置換されていてもよいフェニルで置換されたシクロアルキル、ハロゲンもしくはC〜Cアルキルで置換されていてもよいフェニルとC〜Cアルキルで置換されたシクロプロピル、ハロゲンもしくはC〜Cアルコキシで置換されていてもよいフェニルとハロゲンで置換されたC〜Cシクロアルキル基、ハロゲンで置換されていてもよいC〜CアルケニルとC〜Cアルキルで置換されたシクロプロピル基、ハロゲンもしくはC〜Cアルキル基で置換されていてもよいフェニルで置換されたC〜Cアルケニル、C〜C12アルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルケニルオキシ、C〜Cアルキルで置換されていてもよいC〜Cシクロアルコキシ、ベンジルオキシ、C〜Cアルコキシカルボニル、NUU、フェニルアミノ、Zで置換されていてもよいフェニル、Zで置換されていてもよい、Zで置換されていてもよいフェニルチオ、Zで置換されていてもよいナフチルまたはZで置換されていてもよい5員環もしくは6員環の複素環基(但し、これらの複素環基はチエニル、フリル、ピロリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、イミダゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,3,4−テトラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、1,3,5−トリアジニル、1,2,4−トリアジニル、ピラゾリニル、イミダゾリニル、オキサゾリニル、イソキサゾリニル、チアゾリニル及び3(2H)−ピリダジノン−イルの中から選ばれる。)であり、
    Xはハロゲンであり、
    Zはハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルスルフェニル、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルケニルスルフェニル、C〜Cアルケニルスルフィニル、C〜Cアルケニルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、NO、CN、CHO、OH、−NUU、フェニル、フェノキシ又はC〜Cアルコキシカルボニルの中から任意に選ばれる置換基(ただし、その置換基が2個以上の場合は同一か相互に異なってもよい。)であってその置換基の数は1、2、3、4または5個である]
    で表される化合物または式(4):
    Figure 2009062279

    [式(4)中、Bは前記と同じ意味を表す]
    で表される化合物を、通常よりも時間をかけて添加して反応させることを特徴とする、
    式(5):
    Figure 2009062279

    [式(5)中、A、B、Qは前記と同じ意味を表す]
    で表される化合物の幾何異性体のうち、通常の反応ではマイナー成分として生成する異性体を、常に主生成物として製造する方法。
  2. 式(1)中、Aは置換されていてもよいピラゾリニル基、または置換されていてもよいチアゾリニル基であり、Qは置換されていてもよいチアゾリニル基であり、式(3)及び式(4)中、BはC〜Cアルキルカルボニル基である、請求項1記載の幾何異性体の製造方法。
  3. 式(1)中、Aは2−メチル−4−トリフルオロメチルチアゾール−5−イル基であり、Qは2−フェニルチアゾール−4−イル基であり、式(3)及び式(4)中、Bはターシャリーブチルカルボニル基である、請求項1記載の幾何異性体の製造方法。
  4. アルカリ金属水酸化物またはアルカリ金属炭酸塩と相間移動触媒の存在下で行うことを特徴とする、請求項1、請求項2および請求項3のいずれかに記載の製造方法。
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