JP2009062110A - フォークリフト及びフォークリフトにおけるキャパシタの充電制御方法 - Google Patents

フォークリフト及びフォークリフトにおけるキャパシタの充電制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】荷役降下時の回生エネルギーを効率良く利用することができるフォークリフトを提供する。
【解決手段】キャパシタ24は荷役用インバータ29に並列に接続され、バッテリ23はキャパシタ24にスイッチ25を介して並列に接続されている。制御装置30は荷役用モータ28の力行時に、電圧センサ31の検出信号に基づいてキャパシタ24の電圧がキャパシタ24の許容電圧の下限電圧になると、キャパシタ24の電圧を前記下限電圧に保つようにスイッチ25をスイッチング制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、荷役部材を昇降させるリフトシリンダの回生エネルギーを充電するキャパシタを備えたフォークリフト及びフォークリフトにおけるキャパシタの充電制御方法に関する。
バッテリを電源としたフォークリフト等のバッテリ式産業車両においては、荷役部材を昇降作動させるリフトシリンダからの戻り油により駆動される油圧モータを使用して発電機を駆動し、バッテリの回生を行わせるものがある。
また、フォークの上下作動のアクチュエータとして複数台の電動シリンダを同期させて使用するとともに、該電動シリンダは下降時に回生制動を用い、回生エネルギーを電源に戻して電源電池を充電させ、次の上昇時に放出させるフォークリフトのフォークの昇降機構が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1では、フォークの下降時に電動シリンダのロッドに作用する荷物の重量や慣性により、電動シリンダのモータに回生制動による回生エネルギーを発生させ、この発生した回生エネルギーを電源に戻して電源電池を充電させる。また、回生制動で発生した交流が変換された直流の一部を一時的に蓄積するコンデンサを備え、コンデンサに蓄積された電力を交流に変換してモータの起動時にモータの起動に利用することが開示されている。
特開2005−53693号公報
特許文献1には、電動シリンダのモータに回生制動により発生した回生エネルギーを電源に戻して電源電池を充電させることと、回生エネルギーの一部をコンデンサに蓄積してモータの起動時にモータの起動に利用することが開示されている。即ち、特許文献1では回生エネルギーを主として電源電池に充電することを目的としている。
図8に示すように、キャパシタ(コンデンサ)とバッテリとの充放電電力効率を比較した場合、キャパシタでは充電状態:SOC(State of Charge )に拘わらず、充電時、放電時とも高い電力効率(97〜98%)となる。一方、バッテリでは、放電時はキャパシタとほぼ同じ高い電力効率となる。しかし、充電時はSOC25%で電力効率95%程度と高いが、SOC75%では、電力効率75%程度と低下する。特許文献1ではこのことに関して何ら配慮が成されておらず、回生電力を主にバッテリ(電池)に充電する構成のため、回生エネルギーを効率良く利用することができない。
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、荷役降下時の回生エネルギーを効率良く利用することができるフォークリフト及びフォークリフトにおけるキャパシタの充電制御方法を提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、バッテリと、キャパシタと、前記キャパシタの電圧を検出する電圧検出手段と、荷役部材を昇降させるためのリフトシリンダと、前記リフトシリンダを作動させる荷役用モータと、前記荷役部材の下降時に荷役回生するジェネレータと、前記荷役用モータを駆動する荷役用電源装置と、制御手段とを備えたフォークリフトである。そして、前記キャパシタは前記荷役用電源装置に並列に接続され、前記バッテリは前記キャパシタにスイッチング手段を介して並列に接続され、前記制御手段は前記荷役用モータの力行時に前記キャパシタの電圧が第1の閾値電圧以下になると、前記キャパシタの電圧を第1の所定電圧に保つように前記スイッチング手段をスイッチング制御する。ここで、荷役用モータとジェネレータとは別体に限らず一体のモータジェネレータでもよい。
この発明では、荷役力行時、キャパシタの電圧が第1の閾値電圧に低下するまでは、スイッチング手段がオフ状態に保持されて、キャパシタのエネルギーが優先的に使用される。そして、キャパシタの電圧が第1の閾値電圧以下になると、その後、荷役力行が継続される間、制御手段からの制御指令によりキャパシタの電圧が第1の所定電圧に保たれるようにスイッチング手段がスイッチングを行う。スイッチングは、オンのときにキャパシタの電圧がバッテリ電圧に達しない短いオンデューティで行われる。したがって、キャパシタに不要なプリチャージが行われるのが抑制される。また、荷役力行から回生に切り換わったときに、回生エネルギーを、キャパシタの容量を有効に利用してキャパシタに充電することができ、バッテリへの充電を抑制することができる。その結果、従来技術のように回生エネルギーをバッテリに優先的に充電する場合と異なり、荷役降下時の回生エネルギーを効率良く利用することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御手段は前記ジェネレータの回生時に前記キャパシタの電圧が前記第1の閾値電圧より高い第2の閾値電圧以上になると、前記キャパシタの電圧を第2の所定電圧に保つように前記スイッチング手段をスイッチング制御する。この発明では、荷役回生時、即ち荷役部材の下降移動時に回生エネルギーがジェネレータで電気エネルギーに変換される。そして、キャパシタの電圧が第2の閾値電圧になるまでは、スイッチング手段がオフ状態に保持されて前記電気エネルギーはキャパシタに優先的に充電される。キャパシタの電圧が第2の閾値電圧以上になると、その後、回生が継続される間、制御手段からの制御指令によりキャパシタの電圧が第2の所定電圧に保たれるようにスイッチング手段がスイッチングを行う。その結果、回生終了時にキャパシタは第2の所定電圧に充電され、バッテリにはキャパシタの電圧が第2の閾値電圧以上になった後の回生継続時の回生エネルギーが充電される。
請求項3に記載の発明は、バッテリと、キャパシタと、前記キャパシタの電圧を検出する電圧検出手段と、荷役部材を昇降させるためのリフトシリンダと、前記リフトシリンダを作動させる荷役用モータと、前記荷役部材の下降時に荷役回生するジェネレータと、前記荷役用モータを駆動する荷役用電源装置と、制御手段とを備えたフォークリフトである。そして、前記キャパシタは前記荷役用電源装置に並列に接続され、前記バッテリは前記キャパシタにスイッチング手段を介して並列に接続され、前記制御手段は前記ジェネレータの回生時に前記キャパシタの電圧が第2の閾値電圧以上になると、前記キャパシタの電圧を第2の所定電圧に保つように前記スイッチング手段をスイッチング制御する。
この発明では、荷役回生時、即ち荷役部材の下降移動時に回生エネルギーがジェネレータで電気エネルギーに変換される。そして、キャパシタの電圧が第2の閾値電圧になるまでは、スイッチング手段がオフ状態に保持されて前記電気エネルギーはキャパシタに優先的に充電される。キャパシタの電圧が第2の閾値電圧以上になると、その後、回生が継続される間、制御手段からの制御指令によりキャパシタの電圧が第2の所定電圧に保たれるようにスイッチング手段がスイッチングを行う。スイッチングは、オンのときにキャパシタの電圧がバッテリ電圧に達しない短いオンデューティで行われる。その結果、回生終了時にキャパシタは第2の所定電圧に充電され、バッテリにはキャパシタの電圧が第2の閾値電圧以上になった後の回生継続時の回生エネルギーが充電される。したがって、従来技術のように回生エネルギーをバッテリに優先的に充電する場合と異なり、荷役回生時の回生エネルギーを効率良く利用することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記制御手段は前記荷役用モータの力行時に前記キャパシタの電圧が前記第2の閾値電圧より低い第1の閾値電圧以下になると、前記キャパシタの電圧を第1の所定電圧に保つように前記スイッチング手段をスイッチング制御する。この発明では、荷役力行時、キャパシタの電圧が第1の閾値電圧に低下するまでは、スイッチング手段がオフ状態に保持されて、キャパシタのエネルギーが優先的に使用される。そして、キャパシタの電圧が第1の閾値電圧以下になると、その後、荷役力行が継続される間、制御手段からの制御指令によりキャパシタの電圧が第1の所定電圧に保たれるようにスイッチング手段がスイッチングを行う。したがって、キャパシタに不要なプリチャージが行われるのが抑制される。また、荷役力行から荷役回生に切り換わったときに、回生エネルギーをキャパシタの容量を有効に利用してキャパシタに充電することができ、バッテリへの充電を抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1、請求項2及び請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記第1の所定電圧は前記バッテリの電圧より低い電圧である。この発明では、荷役力行時にキャパシタのエネルギーが不足する場合、バッテリから荷役用モータにエネルギーが供給され、キャパシタの電圧は第1の所定電圧に維持される。
請求項6に記載の発明は、請求項1、請求項2及び請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記第1の所定電圧は前記キャパシタの許容電圧の下限電圧以上から下限電圧より1割高い電圧以下の範囲である。ここで、「1割」とは、キャパシタの許容電圧の下限〜上限を10割とした場合の1割である。例えば、許容電圧が10〜210Vなら、「上限:210」−「下限:10」=200Vなので、1割は20Vである。
この発明では、荷役力行時、キャパシタの電圧が第1の閾値電圧に低下するまで、キャパシタのエネルギーが優先的に使用される。したがって、荷役力行時にキャパシタのエネルギーを最大限利用することができ、荷役力行から荷役回生に切り換わったときに、キャパシタの容量一杯に充電することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記第2の所定電圧は前記バッテリの電圧より高い電圧である。この発明では、荷役回生時にキャパシタの電圧が第2の閾値電圧に達した後も荷役回生が継続された場合、キャパシタを第2の所定電圧に維持しつつバッテリに回生エネルギーを充電することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記第2の所定電圧は前記バッテリの許容電圧の上限電圧以下から上限電圧より1割低い電圧以上の範囲である。この発明では、荷役回生時、キャパシタの容量一杯に回生エネルギーを充電した後も、荷役回生が継続された場合、キャパシタを容量一杯の充電状態に維持しつつ、バッテリに回生エネルギーを充電することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の発明において、前記荷役用モータと前記ジェネレータは1つのモータジェネレータとして構成されている。この発明では、荷役用モータとジェネレータとが別体の場合に比べて、組み付けの手間が少なくなる。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の発明において、走行用モータジェネレータを更に備え、前記走行用モータジェネレータを制御する走行用電源装置は前記バッテリに並列に接続されている。この発明では、荷役回生エネルギーの他に、走行の回生エネルギーを走行用モータジェネレータで電気エネルギーに変換して利用することができる。
請求項11に記載の発明は、バッテリと、前記バッテリにスイッチング手段を介して並列に接続されたキャパシタと、荷役部材を昇降させるためのリフトシリンダと、前記リフトシリンダを作動させる荷役用モータと、前記荷役部材の下降時に荷役回生するジェネレータと、前記キャパシタに並列に接続されるとともに前記荷役用モータを制御する荷役用電源装置とを備えたフォークリフトにおけるキャパシタの充電制御方法である。そして、前記荷役用モータの力行時に前記キャパシタの電圧が第1の閾値電圧以下になると、前記キャパシタの電圧を第1の所定電圧に保つように前記スイッチング手段をスイッチング制御し、前記ジェネレータの回生時に前記キャパシタの電圧が前記第1の閾値電圧より高い第2の閾値電圧以上になると、前記キャパシタの電圧を第2の所定電圧に保つように前記スイッチング手段をスイッチング制御する。
この発明では、キャパシタの電圧は、荷役力行時には第1の所定電圧より低い電圧になるのが抑制され、荷役回生時には第2の所定電圧より高い電圧になるのが抑制され、荷役降下時の回生エネルギーを効率良く利用することができる。
本発明によれば、荷役降下時の回生エネルギーを効率良く利用することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図1〜図6にしたがって説明する。
図1に示すように、フォークリフトとしてのバッテリフォークリフト11の車体12の前側下部には駆動輪(前輪)13aが設けられ、車体の後側下部には操舵輪(後輪)13bが設けられている。車体12の前部にはマスト14が立設されている。マスト14は車体12に対して前後に傾動可能に支持された左右一対のアウタマスト14aと、これにスライドして昇降するインナマスト14bとからなる。各アウタマスト14aの後部にはリフトシリンダ15が配設されている。インナマスト14bの内側には荷役部材としてのフォーク16を備えたリフトブラケット17が昇降可能に支持されている。そして、リフトシリンダ15の伸縮作動によりフォーク16がリフトブラケット17とともに昇降される。
マスト14を傾動可能に支持する左右一対のティルトシリンダ18は、その基端側が車体(車体フレーム)12に対して回動可能に連結されるとともに、アウタマスト14aの側面に回動可能に連結されている。マスト14はティルトシリンダ18が伸縮駆動されることで前後に傾動する。
運転室19にはその前側にハンドル20、リフトレバー21及びティルトレバー22が装備されている。
リフトシリンダ15及びティルトシリンダ18を駆動するための荷役系油圧回路の作動油を供給する荷役ポンプは荷役用モータ(図2に図示)により駆動され、駆動輪13aは走行用モータ(図2に図示)により駆動される。車体12には、両モータの電源となるバッテリ23及びキャパシタ24が搭載されている。
図2は走行用モータ及び荷役用モータを駆動する電気的構成を示す。この実施形態では、荷役用モータには発電機としても機能するモータジェネレータが使用されている。つまり、この実施形態の荷役用モータは本発明の荷役用モータであり、またジェネレータとしても動作する。
図2に示すように、バッテリ23及びキャパシタ24は、スイッチング手段としてのスイッチ25を介して並列に接続されている。スイッチ25にはパワースイッチング素子が使用され、この実施形態では絶縁ゲートバイポーラ型トランジスタ(IGBT)が使用されている。キャパシタ24としては、電気二重層キャパシタが使用されている。走行用モータ26は走行用電源装置としての走行用インバータ27を介してバッテリ23に接続されている。走行用インバータ27はバッテリ23と並列に接続され、走行(力行)時にバッテリ23の直流を交流に変換して走行用モータ26に供給されるようになっている。この実施形態においてバッテリ23と走行用モータ26と走行用インバータ27はバッテリフォークリフト11の走行システムを構成している。
荷役用モータ及びジェネレータとしての荷役用モータ28は、荷役用電源装置としての荷役用インバータ29を介してキャパシタ24に接続されている。キャパシタ24は荷役用インバータ29に並列に接続されている。荷役用インバータ29は荷役(力行)時にキャパシタ24又はバッテリ23から供給される直流を交流に変換して荷役用モータ28に供給し、荷役用モータ28が発電機として機能する荷役回生時には、荷役用モータ28から入力される交流を直流に変換してキャパシタ24側に出力するようになっている。
荷役用モータ28は、フォーク16の下降動作時、リフトシリンダ15からの戻り油により駆動される油圧ポンプよって回転されて交流発電機として機能し、フォーク16及び荷Wの運動エネルギーを電気エネルギー(回生エネルギー)に変換する。スイッチ25が開いた状態においては、回生エネルギーがキャパシタ24のみに充電され、スイッチ25が閉じた状態においては、回生エネルギーがバッテリ23にも充電可能になっている。
スイッチ25、走行用インバータ27及び荷役用インバータ29は、制御手段としての制御装置30によって制御される。制御装置30は、キャパシタ24の電圧を検出する電圧検出手段としての電圧センサ31に電気的に接続されている。電圧センサ31はキャパシタ24に並列に接続されている。この実施形態においてバッテリ23、キャパシタ24、荷役用モータ28、荷役用インバータ29、電圧センサ31はバッテリフォークリフト11の荷役システムを構成している。
制御装置30は、キャパシタ24の充電状態を電圧センサ31の検出信号によって判断する。荷役用モータ28を駆動する際にキャパシタ24のエネルギーを優先的に使用するため、制御装置30は、常にはスイッチ25を開状態に制御し、荷役用モータ28の力行時にキャパシタ24の電圧が第1の閾値電圧以下になると、キャパシタ24の電圧を第1の所定電圧に保つようにスイッチ25をスイッチング制御する。制御装置30は、スイッチ25を例えば数kHz以上のスイッチング速度で制御する。この実施形態では第1の閾値電圧と第1の所定電圧はともに、キャパシタ24の許容電圧の下限電圧(許容下限値)に設定されている。
制御装置30は、走行用モータ26を駆動する際は、バッテリ23のエネルギーを優先的に使用する。
次に前記のように構成されたバッテリフォークリフト11の作用を説明する。
バッテリフォークリフト11の荷役エネルギーは、フォーク16及び荷Wの単純な上昇、下降の繰り返しのため、荷役下降時には回生エネルギーが発生する。この実施形態では、回生エネルギーをキャパシタ24に優先的に充電するとともに、荷役上昇のエネルギーとしてキャパシタ24のエネルギーを優先的に使用し、足りない場合にバッテリ23の電力を使用する。また、バッテリフォークリフト11の走行、即ち走行用モータ26の駆動にはバッテリ23の電力を使用する。従って、スイッチ25は、常には図2に示すように、開状態に保持されている。
キャパシタ24が満充電の状態から荷役力行を開始して、荷役力行の途中でキャパシタ24のエネルギーが許容下限値に達する場合、例えば、揚高最大で荷Wの荷重最大の場合の作用を説明する。図3(b)は比較例としてのスイッチ25が開のままの場合におけるキャパシタ24及びバッテリ23の電圧変化を示す模式図であり、図3(c)は比較例としてのスイッチ25が閉のままの場合におけるキャパシタ24及びバッテリ23の電圧変化を示す模式図である。また、図3(a)はこの実施形態の場合におけるキャパシタ24及びバッテリ23の電圧変化を示す模式図である。
図3(b)に示す比較例のように、荷役力行の途中でキャパシタ24のエネルギー(電圧)が許容下限値に達しても、バッテリ23からのエネルギー供給を行わずに、キャパシタ24のエネルギーを使用して力行を完了した場合は、キャパシタ24の電圧は、許容電圧の上限電圧(許容上限値)から許容下限値より低い電圧へと低下する。一方、バッテリ23の電圧は変化しない。キャパシタ24の電圧が許容下限値より低くなると、キャパシタ24に悪影響を与える。
キャパシタ24の電圧が許容下限値より低くなるのを抑制するため、荷役力行時、制御装置30は電圧センサ31の検出信号からキャパシタ24の電圧を監視し、許容下限値に達すると、力行エネルギーをバッテリ23から補うためにスイッチ25をオンにする。スイッチ25がオン状態になると、図4に示すように、バッテリ23の電圧が荷役用インバータ29及びキャパシタ24に供給される状態になる。単純にスイッチ25を力行完了までオン状態に保持すると、図3(c)に示す比較例のように、荷役完了時にはバッテリ23の電圧とキャパシタ24の電圧とが同じ電圧になり、キャパシタ24は不要なプリチャージが行われた状態になる。そのため、荷役力行から荷役回生に切り換わったときに、キャパシタ24に充電される回生エネルギー量が少なくなる。
一方、この実施形態では、キャパシタ24の電圧が許容下限値に達すると、制御装置30はキャパシタ24の電圧を許容下限値に保つようにスイッチ25をスイッチング制御する。スイッチ25は、オンのときにキャパシタ24の電圧がバッテリ電圧に達しない短いオンデューティとなるスイッチング速度でオン・オフ制御される。スイッチング速度は数kHz以上、例えば20kHzに設定される。そして、キャパシタ24の電圧は、図3(a)に示すように、許容下限値とそれより高い電圧との間で増減する。詳述すると、スイッチ25のオン時にバッテリ23から供給された電気エネルギーがキャパシタ24に充電されるためキャパシタ24の電圧が増加し、スイッチ25がオフになるとキャパシタ24のエネルギーが荷役用モータ28で使用されてキャパシタ24の電圧が減少する。力行終了後、スイッチ25はオフ状態に保持される。そして、キャパシタ24の電圧は最終的に許容下限値になり、バッテリ23の電圧は、キャパシタ24に不要なプリチャージが行われない分、高い値になる。
制御装置30は、リフトレバー21が中立位置から下降位置に操作された状況を検知すると、荷役回生が行われる状況になったと判断し、荷役用インバータ29を荷役用モータ28から出力される交流電力を直流電力に変換するように制御する。そして、荷役用インバータ29から出力された直流電力がキャパシタ24に充電される。制御装置30は、常にはスイッチ25を開状態に制御し、荷役用モータ28の回生時にキャパシタ24の電圧が第1の閾値電圧より高い第2の閾値電圧以上になると、キャパシタ24の電圧を第2の所定電圧に保つようにスイッチ25をスイッチング制御する。制御装置30は、スイッチ25を例えば数kHz以上のスイッチング速度で制御する。この実施形態では第2の閾値電圧と第2の所定電圧はともに、キャパシタ24の許容電圧の上限電圧に設定されている。
次に、フォーク16が高揚高の状態から荷Wを積載して下降動作を行い、荷役回生エネルギーがオーバーフローする場合、即ちキャパシタ24の電圧が荷役回生途中で第1の所定電圧より高い第2の所定電圧に達する場合の作用を説明する。図6(b)は比較例としてのスイッチ25が開のままの場合におけるキャパシタ24及びバッテリ23の電圧変化を示す模式図であり、図6(c)は比較例としてのスイッチ25が閉のままの場合におけるキャパシタ24及びバッテリ23の電圧変化を示す模式図である。また、図6(a)はこの実施形態の場合におけるキャパシタ24及びバッテリ23の電圧変化を示す模式図である。
図6(b)に示す比較例のように、荷役回生の途中でキャパシタ24のエネルギー(電圧)が許容上限値に達しても、バッテリ23へのエネルギー供給を行わずに、キャパシタ24に充電を継続して回生を完了した場合は、キャパシタ24の電圧は、許容下限値の状態から許容上限値より高い電圧へと増加する。一方、バッテリ23の電圧は変化しない。キャパシタ24の電圧が許容上限値より高くなると、キャパシタ24に悪影響を与える。
キャパシタ24の電圧が許容上限値より高くなるのを抑制するため、荷役回生時、制御装置30は電圧センサ31の検出信号からキャパシタ24の電圧を監視し、許容上限値に達すると、回生エネルギーをバッテリ23へ充電するためにスイッチ25をオンにする。スイッチ25がオン状態になると、図5に示すように、荷役用インバータ29から出力される直流電圧がバッテリ23にも充電される。このとき、バッテリ23の電圧がキャパシタ24の電圧より低いため、キャパシタ24に充電されていたエネルギーの一部がバッテリ23に充電される状態になる。そのため、単純にスイッチ25を回生完了までオン状態に保持すると、図6(c)に示す比較例のように、回生完了時にはバッテリ23の電圧とキャパシタ24の電圧とが同じ電圧になり、キャパシタ24は満充電の状態より低い充電状態になる。そのため、荷役回生から荷役力行に切り換わったときに、キャパシタ24から供給することができるエネルギーの量が少なくなる。
一方、この実施形態では、キャパシタ24の電圧が許容上限値に達すると、制御装置30はキャパシタ24の電圧を許容上限値に保つようにスイッチ25をスイッチング制御する。スイッチ25は、オンのときにキャパシタ24の電圧がバッテリ電圧に達しない短いオンデューティとなるスイッチング速度でオン・オフ制御される。スイッチング速度は数kHz以上、例えば20kHzに設定される。そして、キャパシタ24の電圧は、図6(a)に示すように、許容上限値とそれより低くバッテリ電圧より高い電圧との間で増減する。詳述すると、スイッチ25のオン時にキャパシタ24に充電されている電気エネルギーの一部がバッテリ23に供給されて、キャパシタ24の電圧が減少し、スイッチ25がオフになると荷役用インバータ29から出力される電気エネルギーがキャパシタ24に充電されてキャパシタ24の電圧が増大する。バッテリ23の電圧は、次第に増加する。回生終了後、スイッチ25はオフ状態に保持される。そして、キャパシタ24の電圧は最終的に許容上限値になる。したがって、荷役回生から荷役力行に切り換わったときに、キャパシタ24から供給することができるエネルギーの量が多くなる。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)キャパシタ24は荷役用インバータ29に並列に接続され、バッテリ23はキャパシタ24にスイッチ25を介して並列に接続され、制御装置30は荷役用モータ28の力行時にキャパシタ24の電圧が第1の閾値電圧以下になると、キャパシタ24の電圧を第1の所定電圧に保つようにスイッチ25をスイッチング制御する。したがって、荷役力行時、キャパシタ24の電圧が第1の閾値電圧に低下するまではスイッチ25が開状態に保持されて、キャパシタ24のエネルギーが優先的に使用される。
(2)キャパシタ24の電圧が第1の閾値電圧以下になると、その後、荷役力行が継続される間、制御装置30からの制御指令によりキャパシタ24の電圧が第1の所定電圧に保たれるようにスイッチ25がスイッチングを行う。スイッチングは、オンのときにキャパシタ24の電圧がバッテリ電圧に達しない短いオンデューティで行われる。したがって、キャパシタ24に不要なプリチャージが行われるのが抑制される。また、荷役力行から回生に切り換わったときに、回生エネルギーを、キャパシタ24の容量を有効に利用してキャパシタ24に充電することができ、バッテリ23への充電を抑制することができる。その結果、従来技術のように回生エネルギーをバッテリ23に優先的に充電する場合と異なり、荷役降下時の回生エネルギーを効率良く利用することができる。
(3)第1の所定電圧はキャパシタ24の許容電圧の下限電圧に設定されている。したがって、荷役力行時にキャパシタ24のエネルギーを最大限利用することができ、荷役力行から荷役回生に切り換わったときに、キャパシタ24の容量一杯に充電することができ、回生エネルギーをより効率良く利用することができる。
(4)制御装置30は、荷役用モータ28の回生時にキャパシタ24の電圧が第1の閾値電圧より高い第2の閾値電圧以上になると、キャパシタ24の電圧を第2の所定電圧に保つようにスイッチ25をスイッチング制御する。したがって、回生終了時にキャパシタ24は第2の所定電圧に充電され、バッテリ23にはキャパシタ24の電圧が第2の所定電圧以上になった後の回生継続時の回生エネルギーが充電される。そのため、従来技術のように回生エネルギーをバッテリに優先的に充電する場合と異なり、荷役回生時の回生エネルギーを効率良く利用することができる。
(5)第2の所定電圧はキャパシタ24の許容電圧の上限電圧である。したがって、荷役回生時、キャパシタ24の容量一杯に回生エネルギーを充電した後も、荷役回生が継続された場合、キャパシタ24を容量一杯の充電状態に維持しつつ、バッテリ23に回生エネルギーを充電することができる。
(6)キャパシタ24の電圧を検出する電圧検出手段として電圧センサ31がキャパシタ24と並列に接続されている。したがって、キャパシタ24の電圧を精度良く簡単に検出することができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 図7に示すように、走行用インバータ27とバッテリ23との間にスイッチ33を接続してもよい。そして、走行用モータ26としてモータジェネレータを使用する。この構成では、キャパシタの電力を走行にも用いることができ、また走行用モータ26からの回生電力をキャパシタ24に充電することができる。
○ 第1の所定電圧はキャパシタ24の許容電圧の下限電圧に限らず、バッテリ23の電圧より低い電圧であればよく、例えば、キャパシタの許容電圧の下限電圧以上から前記下限電圧より1割高い電圧以下の電圧範囲としたりしてもよい。しかし、キャパシタの許容電圧の下限電圧に近い方が回生エネルギーを効率良く利用することができる。
○ 第2の所定電圧はキャパシタ24の許容電圧の上限電圧に限らず、バッテリ23の電圧より高い電圧であればよく、例えば、キャパシタの許容電圧の上限電圧以下から上限電圧より1割低い電圧以上の電圧範囲としたりしてもよい。しかし、キャパシタの許容電圧の上限電圧に近い方が回生エネルギーを効率良く利用することができる。
○ 第1の閾値電圧と第1の所定電圧は同じでなくても良い。例えば第1の閾値電圧をキャパシタ24の許容電圧の下限電圧とし、第1の所定電圧をキャパシタの許容電圧の下限電圧以上から前記下限電圧より1割高い電圧以下の電圧範囲としたりしてもよい。
○ 第2の閾値電圧と第2の所定電圧は同じでなくても良い。例えば第2の閾値電圧をキャパシタ24の許容電圧の上限電圧とし、第2の所定電圧をキャパシタの許容電圧の上限電圧以下から前記上限電圧より1割低い電圧以上の電圧範囲としたりしてもよい。
○ 走行用モータ26として走行モータジェネレータを使用するとともに、走行回生エネルギーをバッテリ23に充電するようにしてもよい。
○ 制御装置30は荷役用モータ28の力行時にキャパシタ24の電圧が第1の所定電圧以下になると、キャパシタ24の電圧を第1の所定電圧に保つようにスイッチ25をスイッチング制御するが、荷役用モータ28の回生時には、キャパシタ24の電圧が第2の所定電圧以上になると、スイッチ25を閉(オン)状態に保持するようにしてもよい。この構成でも、力行でキャパシタ24のエネルギーが消費された際、バッテリ23からキャパシタ24へ余分なプリチャージが行われるのを抑制することができる。
○ 制御装置30は荷役用モータ28の回生時にキャパシタ24の電圧が第2の所定電圧以上になると、キャパシタ24の電圧を第2の所定電圧に保つようにスイッチ25をスイッチング制御するが、荷役用モータ28の力行時には、キャパシタ24の電圧が第1の所定電圧以下になると、スイッチ25を閉(オン)状態に保持するようにしてもよい。この構成でも、回生終了時に、キャパシタ24には回生エネルギーが第2の所定電圧に充電される状態になるため、回生エネルギーを効率良く利用することができる。
○ リフトシリンダ15は油圧シリンダに限らず、電気シリンダを使用してもよい。電気シリンダを使用する場合、荷役下降時に電気シリンダのモータを回生制動することにより回生エネルギーを回収することができる。
○ 走行用モータ26及び荷役用モータ28は、誘導電動機や永久磁石同期電動機等の交流モータに限らず直流モータ、例えばブラシレスDCモータを使用してもよい。
○ 上記実施例では、荷役用モータとジェネレータを兼ねて、荷役用モータ28を用いたが、荷役用モータ28とは別に、ジェネレータを備え、回生時はジェネレータからキャパシタへ充電しても良い。
○ バッテリフォークリフトに限らず、荷役動作をモータを用いて行なうフォークリフトであればよく、走行をエンジンで行うフォークリフトや走行をエンジン及びモータで切り換えて行うハイブリッド式フォークリフトにも適用可能である。
○ カウンターフォークリフトに限らず、その他のタイプのフォークリフト、例えば、リーチ式のフォークリフトに適用しても良い。
実施形態におけるフォークリフトの概略側面図。 荷役用モータ等を駆動するための電気的構成を示す回路図。 (a)はキャパシタ及びバッテリのエネルギー変化を示す模式図、(b),(c)は比較例におけるキャパシタ及びバッテリのエネルギー変化を示す模式図。 荷役力行時の作用を説明する回路図。 荷役回生時の作用を説明する回路図。 (a)はキャパシタ及びバッテリのエネルギー変化を示す模式図、(b),(c)は比較例におけるキャパシタ及びバッテリのエネルギー変化を示す模式図。 別の実施形態における電気的構成を示す回路図。 バッテリ及びキャパシタの充放電電力効率を示すグラフ。
符号の説明
15…リフトシリンダ、23…バッテリ、24…キャパシタ、25…スイッチング手段としてのスイッチ、26…走行用モータジェネレータとしての走行用モータ、27…走行用電源装置としての走行用インバータ、28…荷役用モータ及びジェネレータとしての荷役用モータ、29…荷役用電源装置としての荷役用インバータ、30…制御手段としての制御装置、31…電圧検出手段としての電圧センサ。

Claims (11)

  1. バッテリと、
    キャパシタと、
    前記キャパシタの電圧を検出する電圧検出手段と、
    荷役部材を昇降させるためのリフトシリンダと、
    前記リフトシリンダを作動させる荷役用モータと、
    前記荷役部材の下降時に荷役回生するジェネレータと、
    前記荷役用モータを駆動する荷役用電源装置と、
    制御手段と
    を備えたフォークリフトであって、
    前記キャパシタは前記荷役用電源装置に並列に接続され、前記バッテリは前記キャパシタにスイッチング手段を介して並列に接続され、前記制御手段は前記荷役用モータの力行時に前記キャパシタの電圧が第1の閾値電圧以下になると、前記キャパシタの電圧を第1の所定電圧に保つように前記スイッチング手段をスイッチング制御することを特徴とするフォークリフト。
  2. 前記制御手段は前記ジェネレータの回生時に前記キャパシタの電圧が前記第1の閾値電圧より高い第2の閾値電圧以上になると、前記キャパシタの電圧を第2の所定電圧に保つように前記スイッチング手段をスイッチング制御する請求項1に記載のフォークリフト。
  3. バッテリと、
    キャパシタと、
    前記キャパシタの電圧を検出する電圧検出手段と、
    荷役部材を昇降させるためのリフトシリンダと、
    前記リフトシリンダを作動させる荷役用モータと、
    前記荷役部材の下降時に荷役回生するジェネレータと、
    前記荷役用モータを駆動する荷役用電源装置と、
    制御手段と
    を備えたフォークリフトであって、
    前記キャパシタは前記荷役用電源装置に並列に接続され、前記バッテリは前記キャパシタにスイッチング手段を介して並列に接続され、前記制御手段は前記ジェネレータの回生時に前記キャパシタの電圧が第2の閾値電圧以上になると、前記キャパシタの電圧を第2の所定電圧に保つように前記スイッチング手段をスイッチング制御することを特徴とするフォークリフト。
  4. 前記制御手段は前記荷役用モータの力行時に前記キャパシタの電圧が前記第2の閾値電圧より低い第1の閾値電圧以下になると、前記キャパシタの電圧を第1の所定電圧に保つように前記スイッチング手段をスイッチング制御する請求項3に記載のフォークリフト。
  5. 前記第1の所定電圧は前記バッテリの電圧より低い電圧である請求項1、請求項2及び請求項4のいずれか一項に記載のフォークリフト。
  6. 前記第1の所定電圧は前記キャパシタの許容電圧の下限電圧以上から下限電圧より1割高い電圧以下の範囲である請求項1、請求項2及び請求項4のいずれか一項に記載のフォークリフト。
  7. 前記第2の所定電圧は前記バッテリの電圧より高い電圧である請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載のフォークリフト。
  8. 前記第2の所定電圧は前記キャパシタの許容電圧の上限電圧以下から上限電圧より1割低い電圧以上の範囲である請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載のフォークリフト。
  9. 前記荷役用モータと前記ジェネレータは1つのモータジェネレータとして構成されている請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載のフォークリフト。
  10. 走行用モータジェネレータを更に備え、前記走行用モータジェネレータを制御する走行用電源装置は前記バッテリに並列に接続されている請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載のフォークリフト。
  11. バッテリと、
    前記バッテリにスイッチング手段を介して並列に接続されたキャパシタと、
    荷役部材を昇降させるためのリフトシリンダと、
    前記リフトシリンダを作動させる荷役用モータと、
    前記荷役部材の下降時に荷役回生するジェネレータと、
    前記キャパシタに並列に接続されるとともに前記荷役用モータを制御する荷役用電源装置と
    を備えたフォークリフトにおいて、
    前記荷役用モータの力行時に前記キャパシタの電圧が第1の閾値電圧以下になると、前記キャパシタの電圧を第1の所定電圧に保つように前記スイッチング手段をスイッチング制御し、前記ジェネレータの回生時に前記キャパシタの電圧が前記第1の閾値電圧より高い第2の閾値電圧以上になると、前記キャパシタの電圧を第2の所定電圧に保つように前記スイッチング手段をスイッチング制御することを特徴とするフォークリフトにおけるキャパシタの充電制御方法。
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