JP2009061807A - 作業車両のキャビン支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の作業車両のキャビン支持構造は、キャビンとマウント装置との連結を比較的簡単に解除し、製造コストを低減できる。
【解決手段】キャビン30のフレーム30Aには、キャビン側ブラケット130が固定され、フロントフレーム11に固定されたマウント装置110には、マウント側ブラケット120が取り付けられる。各ブラケット120,130は、連結ピン140によって連結される。連結ピン140の両端141,142は、マウント装置110の外側に位置するストッパ150の挿通穴153に挿通される。通常時には、キャビン30に加わる振動はマウント装置110により減衰される。保守時には、抜け止め部材161を取り外して、連結ピン140を各ブラケット120,130から抜くことにより、キャビン30とマウント装置110との連結が解除される。
【選択図】図5

Description

本発明は、作業車両のキャビン支持構造に関する。
例えば、作業車両としてのダンプトラックでは、転倒時にオペレータの安全を確保すべく、より安全な構造のキャビンを備える。この種のキャビンは、ROPS(RollOver Protective System)キャビンとも呼ばれる。
第1従来技術では、キャビンの下側四隅にそれぞれ同一構造の取付装置を設け、キャビンの移動量を制限する(特許文献1)。各取付装置は、車体に固定されたマウントブラケットと、キャビンの下側から下方に突出して設けられ、セーフティピンの外径よりも大きな径寸法のピン孔が形成されたキャビン側ブラケットと、マウントブラケット及びキャビン側ブラケットとに挿通されたセーフティピンと、キャビン側ブラケットの下端に取り付けられたビスカスダンパとを備える。第1従来技術によれば、通常時には、キャビンの振動はビスカスダンパにより減衰され、また、転倒時には、キャビンが所定量以上変位するのを防止してオペレータの安全を保護する。
第2従来技術では、キャビンの下側四隅にマウント装置をそれぞれ設け、キャビン側に設けられたフランジとマウント装置の軸部とをピンで連結する。第2従来技術では、ピンの両端側に留め具を設けてピンが外れるのを防止する。留め具を外し、かつ、ピンを抜くことにより、キャビンを上方に回動させることができるようになっている。
第3従来技術では、キャビンの下側に、減衰機構と所定量以上の変位を規制するための規制部材とを近接させてそれぞれ別々に設ける。
特許第3055420号明細書 米国特許第6,374,935号明細書 特開2004−189089号公報
第1従来技術では、キャビンを車体から取り外す場合、第1にピンをマウントブラケットから引き抜き、第2にキャビン側ブラケットとビスカスダンパとを固定するボルトを取り外すという作業を、合計4個の取付装置のそれぞれについて実行する必要がある。従って、キャビンを取り外すには煩雑な作業が必要となり、保守作業の効率が低下する。
第2従来技術では、ピンを固定する留め具を取り外し、かつ、ピンを抜くだけでキャビンを回動させることができる。しかし、第2従来技術では、マウント装置としてゴムマウントを採用し、キャビンの変位量を規制するためのストッパ構造をゴムマウントの下部に設けている。ゴムマウントは、液体封入式マウントに比べて固く緩衝性能が劣るため、乗り心地は悪くなる。このため、ゴムマウントに代えて液体封入式マウントを採用することも考えられるが、液体封入式マウントにストッパ構造を備えさせると、マウント装置の構造が複雑化し、マウント装置の製造コストが増大する。
第3従来技術では、所定量以上の変位を規制するための規制部材とキャビンに加わる振動を減衰させるための減衰機構とを別々の構成とするため、支持構造が複雑化し、その製造コストも増大する。さらに、第3従来技術では、第1従来技術と同様にキャビンを取り外す作業に手間がかかる。
本発明は、上記の問題に着目してなされたものであり、本発明の目的は、製造コストを低減し、保守作業の作業性を向上することができる作業車両のキャビン支持構造を提供することにある。本発明の他の目的は、マウント装置の外部に設けるストッパによりキャビンの変位量を規制し、かつ、車体側の第1ブラケットとキャビン側の第2ブラケットとを連結する連結ピンを比較的簡単に取り外すことができるようにした、作業車両のキャビン支持構造を提供することにある。本発明の更なる目的は、後述する実施形態の記載から明らかになるであろう。
上記課題を解決するために、本発明に係る作業車両のキャビンを支持するためのキャビン支持構造は、作業車両の車体フレームに固定して取り付けられ、可動軸に加わる振動を減衰させるマウント装置と、可動軸に取り付けられる第1ブラケットと、キャビンに固定して設けられる第2ブラケットと、第1ブラケットと第2ブラケットとを貫通して着脱可能に取り付けられ、車体フレームとキャビンとを連結する連結ピンと、マウント装置の外側に位置して車体フレームに固定して設けられ、連結ピンが所定の隙間を介して挿通される挿通穴を有するストッパと、を備える。
連結ピンが径方向に変位しないように連結ピンに嵌入される変位防止部材を、ストッパ及び車体フレームのいずれか一方に着脱可能に設けてもよい。
マウント装置は、粘性流体を封入したマウント装置として構成してもよい。
本発明の他の観点に従う、作業車両のキャビンと車体フレームとの間に設けられる作業車両のキャビン支持構造では、キャビンの回動可能側な端部と車体フレームとの間には、分解可能な一端側支持構造が設けられており、キャビンの回動を支持する側の端部と車体フレームとの間には、キャビンの回動を支持する他端側支持構造が設けられており、一端側支持構造は、作業車両の車体フレームに固定して取り付けられ、可動軸に加わる振動を減衰させる一端側マウント装置と、可動軸に取り付けられる一端側第1ブラケットと、キャビンに固定して設けられる一端側第2ブラケットと、一端側第1ブラケットと一端側第2ブラケットとを貫通して着脱可能に取り付けられ、車体フレームとキャビンとを連結する一端側連結ピンと、一端側マウント装置の外側に位置して車体フレームに固定して設けられ、一端側連結ピンが所定の隙間を介して挿通される挿通穴を有する一端側ストッパと、を備えており、他端側支持構造は、作業車両の車体フレームに固定して取り付けられ、可動軸に加わる振動を減衰させる他端側マウント装置と、可動軸に取り付けられる他端側第1ブラケットと、基端側がキャビンに固定して設けられ、先端側に回動支持部が設けられる他端側第2ブラケットと、他端側第1ブラケットと回動支持部とを貫通して取り付けられ、車体フレームとキャビンとを連結する他端側連結ピンと、他端側マウント装置の外側に位置して車体フレームに固定して設けられ、他端側連結ピンが所定の隙間を介して挿通される挿通穴を有する他端側ストッパと、他端側連結ピンが径方向に変位しないように他端側連結ピンに嵌入され、他端側ストッパ及び車体フレームのいずれか一方に着脱可能に設けられる変位防止部材と、を備える。
本発明のさらに別の観点に従う、作業車両のキャビンの回動を支持するキャビン支持構造は、作業車両の車体フレームに固定して取り付けられ、可動軸に加わる振動を減衰させるマウント装置と、可動軸に取り付けられる第1ブラケットと、基端側がキャビンに固定して設けられ、先端側に回動支持部が設けられる第2ブラケットと、第1ブラケットと回動支持部とを貫通して取り付けられ、車体フレームとキャビンとを連結する連結ピンと、マウント装置の外側に位置して車体フレームに固定して設けられ、連結ピンが所定の隙間を介して挿通される挿通穴を有するストッパと、他端側連結ピンが径方向に変位しないように他端側連結ピンに嵌入され、他端側ストッパ及び車体フレームのいずれか一方に着脱可能に設けられる変位防止部材と、を備える。
変位防止部材は、所定の隙間を無くすようにして挿通穴と連結ピンとの間に着脱可能に設けてもよい。
本発明によれば、連結ピンを第1ブラケット及び第2ブラケットから取り外すだけで、キャビンと車体フレームとの連結を簡単に解除して保守作業等を行うことができる。さらに、本発明では、マウント装置とストッパとを別々のものとして構成するため、マウント装置の構造を簡素化して、その製造コストを低減することができる。また、ストッパは、連結ピンの外形寸法よりも所定値だけ大きな径寸法の挿通穴によってストッパ機能を実現するため、ストッパの構造を簡素化できる。
本発明では、連結ピンと挿通孔との間の隙間に変位防止部材を挿入することにより、連結ピンの変位を防止して、マウント装置の可動軸が傾斜するのを防止できる。
本発明では、キャビンの回動可能な端部と車体フレームの間に一端側支持構造を、キャビンの回動を支持する側の端部と車体フレームとの間に他端側支持構造をそれぞれ設けるため、一端側連結ピンを取り外し、かつ、他端側連結ピンと挿通穴の間に変位防止部材を挿入するだけで、キャビンを回動させることができる。これにより、比較的簡単な作業でキャビンを回動させて、保守作業等を行うことができる。
以下、図を参照しながら、作業車両の一例としてダンプトラック1を例に挙げて、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態では、以下に述べるように、マウント側ブラケット120とキャビン側ブラケット130とを連結ピン140で連結することにより、フロントフレーム11とキャビン30とをマウント装置110を介して連結する。本実施例では、連結ピン140を各ブラケット120,130から取り出すだけで、フロントフレーム11とキャビン30との連結を解除することができる。
以下、本発明の実施例を、アーティキュレート式のダンプトラック1のキャビン30に適用する場合を例に挙げて説明する。最初に「作業車両」としてのダンプトラック1の全体構造を簡単に説明し、次に、キャビン30とフロントフレーム11との間に設けられた複数種類の支持構造100A,100Bの配置について説明する。そして、フロント側支持構造100A及びリア側支持構造100Bの構成をそれぞれ説明する。
図1は、ダンプトラック1の側面図である。ダンプトラック1は、前側に位置する前部車体10と、後側に位置する後部車体20とを備えている。前部車体10は、フロントフレーム11によって支持されており、後部車体20は、リアフレーム21によって支持されている。リアフレーム21は、フロントフレーム11に対して屈折及び揺動自在に連結されている。フロントフレーム11には、キャビン30が搭載されている。キャビン30の前方には、ボンネット13が開閉可能に取り付けられている。
フロントフレーム11とリアフレーム21との間には、左右一対のステアリングシリンダ12,12が架け渡されている。各ステアリングシリンダ12,12をそれぞれ伸縮させることにより、フロントフレーム11に対してリアフレーム21を屈折させることができ、ステアリング操作が可能となる。
リアフレーム21の上方には、例えば、土砂等の積載物を積載するベッセル22が設けられている。ベッセル22の前部の左右両側とリアフレーム21との間には、一対のリフトシリンダ23,23が設けられている。ベッセル22の後部下側は、リアフレーム21に対して回動可能に取り付けられている。リフトシリンダ23,23が伸縮することにより、ベッセル22は回動する。
フロントフレーム11の下部側方には左右一対の前輪41が、リアフレーム21の下部側方には、左右一対の中輪42及び後輪43が、それぞれ取り付けられている。
図2は、保守作業等を行う場合の模式図である。ボンネット13及びキャビン30の下側に位置する空間には、例えば、エンジン、トルクコンバータ、トランスミッション、油圧ポンプ等の各種装置14が配置されている。キャビン30とフロントフレーム11の間には、支持構造100A,100Bが設けられている。
各種装置14の点検や整備を行う場合、オペレータは、ボンネット13を開け、さらに、支持構造100Aを分解してキャビン30を矢示TU方向に回動させる。これにより、各種装置14の上側が露出する。
図3は、支持構造100A,100Bの配置を示す模式図である。キャビン30の前側(F方向側)は、回動可能な一端部30A1であり、キャビン30の後側(R方向側)は、 キャビン30の回動を支持する他端部30A2である。一端部30A1とフロントフレーム11との間には、「一端側支持構造」としてのフロント側支持構造100Aが設けられている。他端部30A2とフロントフレーム11との間には、「他端側支持構造」としてのリア側支持構造100Bが設けられている。各支持構造100A,100Bの詳細は後述する。フロント側支持構造100Aのピン140を取り外すことにより、リア側支持構造100Bのピン140を回動軸として、キャビン30を矢示TU方向に回動させることができる。オペレータは、例えば、油圧シリンダやクレーン等の操作用動力を用いることにより、キャビン30を回動させる。
図4は、フロント側支持構造100Aを図3中の矢示IV方向から見た正面図、図5は、フロント側支持構造100Aを図4中の矢示V方向から見た断面図である。フロントフレーム11には、マウント装置110がボルト52のような固定手段を用いて取り付けられている。マウント装置110の構成は、図6と共に後述する。
マウント装置110の上面側には、その軸方向に変位する可動軸111が突出して設けられている。可動軸111には、「第1ブラケット」としてのU字状のマウント側ブラケット120が取り付けられている。マウント側ブラケット120は、底部121と、底部121の両端からそれぞれ上方に延設された側部122と、各側部122の所定位置に穿設された取付穴123とを備えている。
キャビン30のフレーム30Aには、「第2ブラケット」としてのキャビン側ブラケット130が、例えば溶接等の固着手段を用いて固定されている。キャビン側ブラケット130は、キャビン30に固定されるベース部131と、ベース部131の両端からそれぞれ下方に延設された側部132と、各側部132の所定位置に穿設された取付穴133とを備えている。
マウント装置110及びマウント側ブラケット120の外側に位置して、ストッパ150がフロントフレーム11に固定されている。ストッパ150は、フロントフレーム11にボルト51等の固定手段を介して着脱可能に取り付けられるベース部151と、マウント側ブラケット120を挟むようにしてベース部151から上方に立設された左右一対の側部152,152と、各側部152の所定位置に穿設された挿通穴153とを備えている。
各取付穴123,133及び各挿通穴153は、それぞれの中心が同軸上に位置するようにして設けられている。各取付穴123,133の径寸法は、連結ピン140の外径寸法と略等しく設定されている。各挿通穴153の径寸法は、連結ピンの外径寸法よりも所定値だけ大きく設定されている。
連結ピン140は、水平方向に長尺な棒状に形成されており、各取付穴123,133及び各挿通穴153に挿通されている。連結ピン140の軸心が、各取付穴123,133及び各挿通穴153の中心と一致する場合、連結ピン140と各挿通穴153との間には、寸法Δtの隙間が存在する。
連結ピン140を各取付穴123,133に挿通させることにより、マウント側ブラケット120とキャビン側ブラケット130とは連結される。これにより、キャビン30は、マウント装置110を介してフロントフレーム11に連結される。
連結ピン140の両端部141,142は、それぞれストッパ150の挿通穴153に挿通され、外側に若干突出している。連結ピン140の周囲と挿通穴153との間には、上述の隙間Δtが存在するため、連結ピン140は図5中の上下方向にそれぞれΔtだけ変位可能である。従って、マウント装置110の可動軸111は、上下にΔtだけ変位することができ、Δt以上変位することはない。これにより、ダンプトラック1が横転等した場合でも、マウント装置110が大きく変位して破損するのを防止し、キャビン30が車体から脱落するのを防止する。このため、脱落によってキャビン30に想定外の荷重が作用するのを防止でき、オペレータを保護することができる。
連結ピン140のフロント側端部141には抜け止め部材161が、連結ピン140のリア側端部142には別の抜け止め部材162が、それぞれ設けられている。各抜け止め部材161,162は、例えば、コッタピンやスプリングピン等のように構成される。各抜け止め部材161,162は、通常時に、連結ピン140が軸方向に所定量以上変位するのを防止することができ、キャビン30の回動操作時に、連結ピン140から比較的容易に取り外すことができる構造を備えていればよい。このような構造を備えたものは、抜け止め部材161,162として使用することができる。
図6は、マウント装置110の一例を示す断面図である。マウント装置110は、例えば、可動軸111と、カップ112と、ケース113と、インナープレート114と、クッションラバー115と、ダンピングプレート116及びシリコンオイルから、液体封入式のマウント装置として構成される。カップ112の上部はクッションラバー115及び可動軸111によって液密に施蓋されており、カップ112の下側には、シリコンオイルのような粘性流体が封入されている。可動軸111の下端111Bに固着されたダンピングプレート116は、粘性流体中に配置されている。振動が発生した場合、ダンピングプレート116が粘性流体をかきまぜることにより、振動を減衰させる。可動軸111には、ボルト111Aが取り付けられている。このボルト111Aによって、可動軸111は、マウント側ブラケット120の底部121に固定される。
図7は、キャビン30を回動操作する場合の手順を示す説明図である。図7(a)に示すように、まず最初に、オペレータは、フロント側の抜け止め部材161を連結ピン140から取り外す。これにより、連結ピン140は、リア側に移動可能となる。そこで、オペレータは、ハンマ等で連結ピン140のフロント側端部141を叩くことにより、連結ピン140をリア側に押し出して取り外す。
図7(b)に示すように、連結ピン140を各取付穴123,133及び各挿通穴153から引き抜くと、キャビン側ブラケット130とマウント側ブラケット120との連結が解除される。従って、キャビン30に矢示TU方向の力を加えることにより、キャビン30をTU方向に回動させることができる。
図8〜図11に基づいて、リア側支持構造100Bの構成を説明する。図8は、リア側支持構造100Bの断面図、図9は、リア側支持構造の平面図、図10は、キャビン30をチルトアップまたはチルトダウンさせる場合のリア側支持構造100Bの側面図、図11は、通常時のリア側支持構造100Bの側面図である。
リア側支持構造100Bは、通常の場合、フロント側支持構造100Aと同様に、キャビン30に伝わる振動を減衰させ、さらに、キャビン30をTU方向またはTD方向に回動操作させる場合に、キャビン30を支持するものである。なお、キャビン30をTU方向に回動させて持ち上げることをチルトアップ、キャビン30をTD方向に回動させて降ろすことをチルトダウンと呼ぶ場合がある。
このような目的の相違から、フロント側支持構造100Aでは、上述のように、連結ピン140を容易に取り外すための構造が求められるのに対し、リア側支持構造100Bでは、キャビン30のチルトアップ時に、キャビン30の重量を支えながらその回動を支持するための構造が求められる。
図3を参照すると明らかように、フロント側支持構造100Aは、連結ピン140が車体の前後方向と平行になるようにして設けられるのに対し、リア側支持構造100Bは、連結ピン140Bが車体の幅方向となるように設けられる。フロント側支持構造100Aは、ボンネット13を開けて、連結ピン140を車体の前側から容易に取り外すことができるように、連結ピン140が車体の前後方向に沿うように配置される。これに対し、リア側支持構造100Bは、チルトアップ(TU方向)及びチルトダウン(TD方向)の場合に、キャビン30の回動を支持する必要がある。そこで、リア側支持構造100Bは、連結ピン140Bが車体の幅方向となるように配置される。
リア側支持構造100Bは、マウント装置110と、マウント側ブラケット120Bと、キャビン側ブラケット130Bと、連結ピン140Bと、ストッパ150と、筒部材170と、支持レバー180とを備えている。
マウント側ブラケット120Bは、底部121と、底部121の両端からそれぞれ上方に突出して一体形成された側部122Bと、取付穴123と、ボス部124とを備えて、略J字状に形成される。
フロント側支持構造100Aのマウント側ブラケット120と異なり、リア側支持構造100Bのマウント側ブラケット120Bでは、一方の側部122Bは、他方の壁部よりも長く突出して形成されており、その外面側には支持レバー180が設けられている。各ボス部124,124は、取付穴123,123の周囲を取り囲むようにして、内側に突出して一体形成されている。
キャビン側ブラケット130Bは、ベース部131Bと、取付部132Bと、取付穴133Bと、ブッシュ134とを備えている。ベース部131Bは、キャビン30の後側のフレームに溶接等の固着手段を用いて固定されている。ベース部131Bの下側には、筒状の取付部132Bが一体的に設けられている。取付部132Bは、取付穴133Bを備えており、この取付穴133Bにブッシュ134を介して連結ピン140Bが回転可能に取り付けられる。
連結ピン140Bは、フロント側支持構造100Aの連結ピン140と同様に、水平方向に長尺な棒状に形成されており、マウント側ブラケット120Bの取付穴123とキャビン側ブラケット130Bのブッシュ134及びストッパ150の挿通穴153に挿通されている。連結ピン140Bの一方の端部141及び他方の端部142Bは、それぞれストッパ150の外側に若干突出している。
キャビン30をチルトアップ及びチルトダウンさせる場合、一方の端部141の外側と挿通穴153との間の隙間には、「変位防止部材」としての筒部材170が挿入されるようになっている。筒部材170は、チルト操作時に、連結ピン140Bが径方向に変位するのを防止するための部材である。チルトアップ時及びチルトダウン時に、連結ピン140Bが径方向に変位してしまい、リア側マウント装置110の可動軸111が垂直線から傾くのを未然に防止するために、筒部材170が用いられる。筒部材170は、チルトロック用の部材と呼ぶこともできる。
連結ピン140Bとマウント側ブラケット120Bとの間には、連結ピン140Bの回転及び脱落を防止するための支持レバー180が設けられている。支持レバー180は、連結ピン140Bの回転を防止すると共に、連結ピン140Bが挿通穴153等から抜け落ちるのを防止する。
支持レバー180の下端側は、連結ピン140Bの他方の端部142Bに固定されており、支持レバー180の上端側には、長穴181が形成されている。そして、支持レバー180の長穴181は、マウント側ブラケット120の両側部のうち上方に長く伸長する側部122Bの外面に固着されたボス部182に、ボルト183により取り付けられている。
図9及び図10に示すように、筒部材170は、平板部171の一端側から突出して一体形成されている。平板部171の他端側は、ボルト172によってストッパ150の側部152の外面側に着脱可能に取り付けられている。
図10に示すように、チルト操作時には、連結ピン140Bと挿通穴153の間の隙間を埋めるようにして、筒部材170が取り付けられる。図11に示すように、通常時には、筒部材170は隙間から引き抜かれて、筒部材170が外方を向くように平板部171を裏返して、ストッパ150の側部152の外面側に固定されるようになっている。
このように構成される本実施例によれば以下の効果を奏する。本実施例では、抜け止め部材161を取り外し、連結ピン140を取り外すだけで、フロント側マウント装置110とキャビン30との連結を解除することができる。従って、比較的簡単な操作で、キャビン30をチルトアップさせることができ、保守作業や点検作業の作業性を向上させることができる。
本実施例では、マウント装置110とストッパ150とを別々に構成し、マウント装置110の外側にストッパ150を設けてマウント装置110の可動範囲を規制する構成とした。従って、マウント装置110の構成を簡素化することができ、マウント装置110の製造コストを低減することができる。
本実施例では、チルト操作時に、リア側の連結ピン140Bと挿通穴153との間の隙間に筒部材170を挿入することにより、連結ピン140Bが径方向に変位するのを防止する構成とした。従って、チルト操作時に、連結ピン140Bが変位して、マウント装置110の可動軸111が傾斜するのを防止でき、マウント装置110の減衰性能の低下を防止することができる。また、連結ピン140Bは、通常時において、キャビン30の回転軸とキャビン30とマウント装置110とを連結する軸となり、一方、チルト操作時において、キャビン30の回転軸となる。つまり、1本の連結ピン140Bが、連結軸と回転軸とを兼ねるため、リア側の支持構造100Bの構成を簡素化することができ、その製造コストを低減できる。
次に、図12に基づいて、第2実施例を説明する。本実施例を含む以下の各実施例は、前記第1実施例の変形例に該当する。図12に示すように、キャビン側ブラケット130の側部132を1個だけ設ける構成としてもよい。
図13に示す第3実施例のように、マウント側ブラケット120を廃止し、マウント装置110の可動軸111Cを連結ピン140に直接取り付ける構成でもよい。但し、この場合は、可動軸を鍛造品として形成する必要があるため、第1実施例よりも製造コストが増加する。しかし、部品点数が第1実施例よりも少なくてすみ、かつ、組立も容易に行うことができる。
図14に示す第4実施例のように、キャビン側ブラケット130の両側部132を、ストッパ150の側部152の外側に配置してもよい。但し、この場合は、支持構造の全体寸法が大型化する。
図15,図16に基づいて第5実施例を説明する。本実施例のリア側支持構造100B1では、第1実施例で述べた筒部材170に代えて、L字状の変位防止部材200を使用する。この部材200は、例えば、長穴204を有する固定部201と、取付穴203を有する取付部202とから、全体としてL字状の金具として形成されている。
ストッパ150の側部152の外面には、取付用ブラケット210が溶接等の固着手段によって固定されている。取付用ブラケット210は、連結ピン140Bの配設方向と平行に取り付けられる。取付用ブラケット210には、ボルト220を取り付けるための穴が設けられている。
変位防止部材200の固定部201には、その幅方向に離間して、2つの長穴204,204が設けられている(図中では1つのみ図示)。固定部201と取付用ブラケット210とは、各長穴204に挿通されるボルト220によって固定される。
変位防止部材200の取付部202は、連結ピン140Bの軸心に対して垂直になっている。取付部202の中央部には、取付穴203が設けられている。取付穴203の径寸法は、連結ピン140Bの外径寸法と略等しくなっている。
図15に示すように、チルト操作時には、変位防止部材200を前進させ、取付穴203内に連結ピン140Bのフロント側を嵌合させる。これにより、連結ピン140Bが径方向に変位するのを防止する。図16に示すように、通常時には、変位防止部材200を後退させて、取付穴203と連結ピン140Bとの係合を解除する。ボルト220を緩めることにより、長穴204の寸法が許す範囲で、変位防止部材200を前進または後進させることができる。ボルト220を締めることにより、変位防止部材200をストッパ150に固定することができる。このように構成される本実施例でも、前記第1実施例と同様の効果を奏する。
図17,図18に基づいて第6実施例を説明する。本実施例のリア側支持構造100B2では、第5実施例で述べた変位防止部材200に代えて、別の変位防止部材300を使用する。変位防止部材300は、例えば、長穴305を有する固定部301と、取付穴304を有する取付部302と、固定部301と取付部302とを連結する連結部303と、から構成される。
第5実施例では、ストッパ150の側部152に追加された取付用ブラケット210に、変位防止部材200の固定部201を固定する構成を示した。これに代えて、本実施例では、変位防止部材300の固定部301を、各長穴305に挿通されるボルト310によって、フロントフレーム11に固定する。
図17に示すように、チルト操作時には、変位防止部材300を前進させて、取付穴304内に連結ピン140Bのフロント側を嵌合させる。これにより、連結ピン140Bが径方向に変位するのを防止する。図18に示すように、通常時は、変位防止部材300を後退させ、取付穴304と連結ピン140Bとの係合を解除する。このように構成される本実施例も前記第1実施例と同様の効果を奏する。
なお、本発明は、上述した各実施例に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。実施例では、作業車両としてダンプトラックを例に挙げたが、本発明はこれに限らず、ホイールローダ等の他の作業車両のキャビンにも適用可能である。
また、実施例では、液体封入型のマウント装置を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、ゴムやバネ等を用いた他の形式のマウント装置を用いることもできる。
また、実施例では、フロント側支持構造100Aの連結ピン140が車体の前後方向と平行な場合を示したが、本発明はこれに限らず、連結ピン140の脱着が可能ならば、その配置方向は問わない。例えば、車体の幅方向や斜め方向等の別の方向に連結ピン140を配置する構成でもよい。
また、実施例では、リア側をチルト操作時の回動支点とする例を説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、キャビンの左側をチルト操作時の回動支点とする作業車両の場合は、リア側支持構造100Bと同様の構造を、連結ピンが車体の前後方向と平行になるように設ければよい。この場合、キャビンの右側の支持構造のピン140の向きは、前後方向、幅方向または斜め方向のいずれであってもよい。
さらに、実施例では、キャビンの下面側四隅にそれぞれ支持構造を配置する場合を説明したが、本発明はこれに限らず、フロント側に2個の支持構造を設け、リア側には1個の支持構造を設ける構成としてもよい。
本発明の実施形態に係るダンプトラックの側面図である。 保守作業等を行う場合の様子を示す説明図である。 支持構造の配置とキャビンのチルト操作との関係を示す説明図である。 図3中の矢示IV方向から拡大して見た、支持構造の正面図である。 図4中の矢示V方向から見た断面図である。 マウント装置の断面図である。 キャビンをチルトアップさせる様子を示す説明図である。 リア側の支持構造の構成を示す断面図である。 リア側支持構造の平面図である。 図9中の矢示X方向から見た正面図である。 筒部材を隙間から外した、通常時の状態を示す正面図である。 第2実施例に係る支持構造の断面図である。 第3実施例に係る支持構造の断面図である。 第4実施例に係る支持構造の断面図である。 第5実施例に係る支持構造の部分断面図である。 通常時の状態を示す部分断面図である。 第6実施例に係る支持構造の部分断面図である。 通常時の状態を示す部分断面図である。
符号の説明
1:ダンプトラック、10:前部車体、11:フロントフレーム、12:ステアリングシリンダ、13:ボンネット、14:各種装置、20:後部車体、21:リアフレーム、22:ベッセル、23:リフトシリンダ、30:キャビン、30A:フレーム、41〜43:車輪、51,52:ボルト、100A:フロント側支持構造、100B,100B1,100B2:リア側支持構造、110:マウント装置、111,111C:可動軸、111A:ボルト、112:カップ、113:ケース、114:インナープレート、115:クッションラバー、116:ダンピングプレート、120,120B:マウント側ブラケット、121:底部、122,122B:側部、123:取付穴、124:ボス部、130,130B:キャビン側ブラケット、131,131B:ベース部、132:側部、132B:取付部、133,133B:取付穴、134:ブッシュ、140,140B:連結ピン、141:フロント側端部、142:リア側端部、150:ストッパ、151:ベース部、152:側部、153:挿通穴、161:抜け止め部材、170:筒部材、171:平板部、172:ボルト、180:支持レバー、200:変位防止部材、201:固定部、202:取付部、203:取付穴、204:長穴、210:取付用ブラケット、220:ボルト、300:変位防止部材、301:固定部、302:取付部、303:連結部、304:取付穴、305:長穴、310:ボルト。

Claims (6)

  1. 作業車両(1)のキャビン(30)を支持するためのキャビン支持構造であって、
    前記作業車両の車体フレーム(11)に固定して取り付けられ、可動軸(111)に加わる振動を減衰させるマウント装置(110)と、
    前記可動軸に取り付けられる第1ブラケット(120)と、
    前記キャビン(30)に固定して設けられる第2ブラケット(130)と、
    前記第1ブラケットと前記第2ブラケットとを貫通して着脱可能に取り付けられ、前記車体フレームと前記キャビンとを連結する連結ピン(140)と、
    前記マウント装置の外側に位置して前記車体フレームに固定して設けられ、前記連結ピンが所定の隙間(Δt)を介して挿通される挿通穴(153)を有するストッパ(150)と、
    を備える作業車両のキャビン支持構造。
  2. 前記連結ピン(140)が径方向に変位しないように前記連結ピンに嵌入される変位防止部材(170)を、前記ストッパ(150)及び前記車体フレーム(11)のいずれか一方に着脱可能に設ける請求項1に記載のキャビン支持構造。
  3. 前記マウント装置は、粘性流体を封入したマウント装置として構成される請求項1または請求項2のいずれかに記載の作業車両のキャビン支持構造。
  4. 作業車両(1)のキャビン(30)と車体フレーム(11)との間に設けられる作業車両のキャビン支持構造であって、
    前記キャビンの回動可能側な端部(30A1)と前記車体フレームとの間には、分解可能な一端側支持構造(100A)が設けられており、
    前記キャビンの回動を支持する側の端部(30A2)と前記車体フレームとの間には、前記キャビンの回動を支持する他端側支持構造(100B)が設けられており、
    前記一端側支持構造(100A)は、
    前記作業車両の車体フレームに固定して取り付けられ、可動軸(111)に加わる振動を減衰させる一端側マウント装置(110)と、
    前記可動軸に取り付けられる一端側第1ブラケット(120)と、
    前記キャビンに固定して設けられる一端側第2ブラケット(130)と、
    前記一端側第1ブラケットと前記一端側第2ブラケットとを貫通して着脱可能に取り付けられ、前記車体フレームと前記キャビンとを連結する一端側連結ピン(140)と、
    前記一端側マウント装置の外側に位置して前記車体フレームに固定して設けられ、前記一端側連結ピンが所定の隙間(Δt)を介して挿通される挿通穴(153)を有する一端側ストッパ(150)と、
    を備えており、
    前記他端側支持構造(100B)は、
    前記作業車両の車体フレームに固定して取り付けられ、可動軸(111)に加わる振動を減衰させる他端側マウント装置(110)と、
    前記可動軸に取り付けられる他端側第1ブラケット(120B)と、
    基端側が前記キャビンに固定して設けられ、先端側に回動支持部(132B)が設けられる他端側第2ブラケット(130B)と、
    前記他端側第1ブラケットと前記回動支持部とを貫通して取り付けられ、前記車体フレームと前記キャビンとを連結する他端側連結ピン(140B)と、
    前記他端側マウント装置の外側に位置して前記車体フレームに固定して設けられ、前記他端側連結ピンが所定の隙間(Δt)を介して挿通される挿通穴(153)を有する他端側ストッパ(150)と、
    前記他端側連結ピンが径方向に変位しないように前記他端側連結ピンに嵌入され、前記他端側ストッパ及び前記車体フレームのいずれか一方に着脱可能に設けられる変位防止部材(170)と、
    を備えている、作業車両のキャビン支持構造。
  5. 作業車両(1)のキャビン(30)の回動を支持するキャビン支持構造であって、
    前記作業車両の車体フレーム(11)に固定して取り付けられ、可動軸(111)に加わる振動を減衰させるマウント装置(110)と、
    前記可動軸に取り付けられる第1ブラケット(120B)と、
    基端側が前記キャビンに固定して設けられ、先端側に回動支持部(132B)が設けられる第2ブラケット(130B)と、
    前記第1ブラケットと前記回動支持部とを貫通して取り付けられ、前記車体フレームと前記キャビンとを連結する連結ピン(140B)と、
    前記マウント装置の外側に位置して前記車体フレームに固定して設けられ、前記連結ピンが所定の隙間(Δt)を介して挿通される挿通穴(153)を有するストッパ(150)と、
    前記他端側連結ピンが径方向に変位しないように前記他端側連結ピンに嵌入され、前記他端側ストッパ及び前記車体フレームのいずれか一方に着脱可能に設けられる変位防止部材(170)と、
    を備える作業車両のキャビン支持構造。
  6. 前記変位防止部材(170)は、前記所定の隙間(Δt)を無くすようにして前記挿通穴(153)と前記連結ピン(140,140B)との間に着脱可能に設けられる、請求項2,4,5のいずれか一項に記載の作業車両のキャビン支持構造。
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