JP2009060386A - ディスチャージ回路 - Google Patents

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Akitomo Nakayama
晶智 中山
Takuya Ariki
卓弥 有木
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Abstract

【課題】ディスチャージトランジスタのゲート電圧が、電源電圧、温度、及びプロセスの変動の影響を受け難く、常に所定の値を保つことができる設計容易なディスチャージ回路を提供する。
【解決手段】一端がディスチャージノードAに接続され、他端がグランドに接続され、ゲートがバイアス電圧Vgに接続されたNMOSトランジスタ11を有するディスチャージ部10と、ゲートにバイアス電圧Vgを供給するバイアス電圧発生部20と、一端とゲートとがディスチャージ部10のNMOSトランジスタのゲートに接続され、他端がディスチャージノードAに接続されたMOSトランジスタ31を有するクランプ部30とを有し、クランプ部30は、ディスチャージ部10のNMOSトランジスタ11のゲートに印加されるバイアス電圧を所定の値にクランプする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体集積回路のディスチャージ回路に係り、より詳しくは、不揮発性メモリのイレース動作で負電圧にセットされたノードをディスチャージするディスチャージ回路に関する。
不揮発性メモリにおいて、情報を消去するイレースモードは、イレースとベリファイの動作が連続して行われ、イレースが確実に行われたことが確認されるまで、この動作は繰り返される。イレースとベリファイでは、メモリセルに印加される電圧が大きく異なるため、イレースとベリファイとの動作間で電圧を切り換える際、負電圧にセットされたノードをディスチャージするプロセスがある。
図3は、不揮発性メモリセルの構造図である。図3において、メモリセルのフローティングゲートFGに蓄えられた情報電荷をイレースするため、制御ゲートCGにはワードラインWLを介して負電圧−9Vが印加され、それぞれのウエルPWell、NWellには9.5Vが印加されている。また基板P−Subはグランドに接続され、メモリセルに接続されているビットラインBL及びソースラインSLは、電気的に開放されている。この状態で、フローティングゲートFGに蓄えられた情報電荷である電子は、PWell側に引き抜かれ、予め設定されたセルの閾値Vtに達したか否かがベリファイされる。
図4は、イレース動作が終了しベリファイ動作に入る前に、負電圧ノードをディスチャージするディスチャージ特性図である。イレース動作において、メモリセルの制御ゲートCGにはワードラインWLを介して負電圧−9Vが印加されていたため、ワードラインWLの電位は、イレース動作終了時点で−9Vにある。この電位をディスチャージ回路で放電させた放電特性が、放電特性1〜5に示されている。
放電特性1は、設計時における理想特性を示している。放電特性2は、ディスチャージ回路のディスチャージトランジスタが、ゲート電圧が上昇するか閾値が低下したことにより、強くオンすることで生じる特性であり、過大な放電電流が流れ、他のノードへのカップリングによる影響を与える。放電特性3は、逆に、ゲート電圧が低下するか閾値が上昇したことにより、弱くオンすることで生じる特性であり、放電が設定時間内に終了しないため、ベリファイ動作を開始できない。放電特性4は、放電特性2の現象が加速することで発生し、スナップバック現象を引き起こして、ディスチャージトランジスタを破壊する。放電特性5は、放電特性3の現象が加速することで発生し、ディスチャージトランジスタがオンしない場合であり、ディスチャージ動作ができない。
図5は、従来のディスチャージ回路を示すブロック図である。図5において、バイアス電圧発生部20は、PMOSトランジスタ21のソースが電源VCCに、ゲートがグランドGNDに、ドレインが抵抗R1の一端に接続されている。抵抗R1の他端は抵抗R2の一端に、抵抗R2の他端はNMOSトランジスタ22のドレインに接続されている。NMOSトランジスタ22のゲートはPMOSトランジスタ21のゲートに、ソースはディスチャージノードAに接続されている。ディスチャージノードAはメモリセルのワード線との接続ノードとなっている。ディスチャージ部10のNMOSトランジスタ11のゲートは、抵抗R1と抵抗R2の接続ノードに接続され、ソースはディスチャージノードAに、ドレインはグランドに接続されている。
ディスチャージノードAはメモリセルのワード線との接続ノードとなっているため、イレース動作時点でのディスチャージノードAの電位VNEGは、−9Vにある。この−9Vを放電する放電特性を決めるNMOSトランジスタ11のゲート電圧Vgは、電源電圧VCCと−9V間の抵抗R1と抵抗R2との抵抗分圧で生成されているため、電源電圧VCCの変動を直接受けることになる。また、図4の放電特性1を実現するためには、ゲート/ソース間電圧Vgsをトランジスタ特性から算出した、目的の電圧スロープになる最適な電流量値となる所定の電圧値(Vth+α)にする必要があるが、閾値Vthの温度変動やプロセス変動に対してもトランジスタが必ずオンするためには、ゲート/ソース間電圧Vgsを閾値Vthより高めに設定する必要がある。
そのため標準特性を有するトランジスタの場合は強くオンすることになり、ディスチャージノードAの電位VNEGは急激にグランドGNDレベルに向かって上昇する。またゲート電圧Vgも電位VNEGの上昇に沿って上昇するため、図4の放電特性2のような放電特性になり、過大な放電電流が流れ、他のノードへのカップリングによる影響を与える。さらに、放電特性4に移行し、スナップバック現象を引き起こしてディスチャージトランジスタを破壊する場合がある。また設計上ゲート/ソース間電圧Vgsを閾値Vthより高めに設定しても、プロセス変動等により、より高い閾値Vthであると、放電特性3のように設定時間内に放電が終了できない場合や、放電特性5のようにディスチャージトランジスタがオンしない場合が生じる。
図6は、放電時のディスチャージノードの電位とゲート電圧との関係を示す放電バイアス特性図である。図6において、ゲート電圧Vgは、抵抗R1と抵抗R2との抵抗分圧で生成されているため、ΔV=R2/(R1+R2)・(VCC−VNEG)となり、時間とともにディスチャージノードAの電位VNEGに漸近する。従って、放電完了直前でもNMOSトランジスタ11がオンを維持する条件で抵抗比を決定すると、放電開始時のVg=ΔVが大きくなり、強くオンして、図4の放電特性2、4となる可能性があり、逆に放電開始の放電電流を抑えるようVg=ΔVを設定すると、放電特性3、5となる可能性があり、最適設計が困難である。
特許文献1には、ワードラインに供給された負の電圧を放電するため、負の高電圧ノードに接続され、第1、2制御信号に応じて負の高電圧を放電する第1放電回路と、第2、3制御信号に応じて、第1放電回路と共に放電する第2放電回路と、第4、5制御信号に応じて、第1、2放電回路と共に放電する第3放電回路とを有する旨の記載がある。
特開平11−232888号公報
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、ディスチャージトランジスタのゲート電圧が、電源電圧、温度、及びプロセスの変動の影響を受け難く、常に所定の値を保つことができる設計容易なディスチャージ回路を提供することにある。
本発明のディスチャージ回路は、不揮発性メモリのイレース動作で負電圧にセットされたノードをディスチャージするディスチャージ回路であって、一端が該ノードに接続され、他端がグランドに接続され、ゲートがバイアス電圧に接続されたMOSトランジスタを有するディスチャージ部と、該ゲートにバイアス電圧を供給するバイアス電圧発生部と、一端とゲートとがディスチャージ部のMOSトランジスタのゲートに接続され、他端が前記ノードに接続されたMOSトランジスタを有するクランプ部とを有し、クランプ部は、ディスチャージ部のMOSトランジスタのゲートに印加されるバイアス電圧を所定の値にクランプすることを特徴とする。
本発明のディスチャージ回路によれば、ディスチャージトランジスタのゲート電圧が、電源電圧、温度、及びプロセスの変動の影響を受け難く、常に所定の値を保つことができる設計容易なディスチャージ回路を提供することができるため、他のノードへのカップリングによる影響や、ディスチャージトランジスタのスナップバックなどのトランジスタ破壊を防ぐことが可能となる。
本発明による半導体集積回路の実施の形態について、図を用いて説明する。図1は、本発明によるディスチャージ回路を示すブロック図である。図1において、クランプ部30のNMOSトランジスタ31のドレインとゲートとがディスチャージ部10のNMOSトランジスタ11のゲートに接続され、ソースがディスチャージノードAに接続されているところが、図5の場合と異なっている。
電源電圧VCCの変動に対し、NMOSトランジスタ11のゲート電圧Vgが所定の閾値Vth+VNEGの許容範囲となるよう維持するため、NMOSトランジスタ11のゲート/ソース間電圧Vgs=Vth+αとなる許容値αが設計時点で設定され、抵抗R1と抵抗R2との抵抗分圧によるVgとNMOSトランジスタ31の閾値とが決定される。これにより電源電圧VCCが上昇し、ゲート電圧VgがNMOSトランジスタ11のソース電位を示すディスチャージノードAの電位VNEGよりVth+α以上のレベルになった場合、クランプ部30のNMOSトランジスタ31はオンし、VgsをVth+αの電位に保つよう動作する。電源電圧VCCが降下し、ゲート電圧VgがNMOSトランジスタ11のソース電位を示すディスチャージノードAの電位VNEGよりVth+α以下のレベルになった場合、NMOSトランジスタ31はオフする。このため、電源電圧VCCの降下予測値をαに設定することにより、Vgsは所定の閾値Vthの許容範囲となるよう維持される。
温度、及びプロセスの変動に対しては、NMOSトランジスタ11及びNMOSトランジスタ31が、同一半導体基板上に、同一プロセスにより作製されるため、プロセスのバラツキによる影響がなく、温度変動に対するパラメータは、共に同じ影響を受けて変動するため変動差による動作の影響が無くなる。これによりVgsは、温度、及びプロセスの変動に対して、所定の閾値Vthの許容範囲となるよう維持される。なお、NMOSトランジスタ31のトランジスタサイズはNMOSトランジスタ11のVgs=Vth+αを維持するように適切に選択される。
図2は、本発明の放電時のディスチャージノードの電位とゲート電圧との関係を示す放電バイアス特性図である。図2において、Vgsは、ディスチャージノードAの電位VNEGの変化に応じて、常にVgs=Vth+αを維持するため、放電完了直前でも放電動作を維持することができる。これにより、放電開始時のゲート電圧Vgを大きく設定する必要が無くなり、図4の放電特性2、4、又は放電特性3、5となる可能性を考慮しなくて済むため、最適設計が容易となる。
以上説明したように、本発明によると、ディスチャージトランジスタのゲート電圧が、電源電圧、温度、及びプロセスの変動の影響を受け難く、常に所定の値を保つことができる設計容易なディスチャージ回路を提供することができるため、他のノードへのカップリングによる影響や、ディスチャージトランジスタのスナップバックなどのトランジスタ破壊を防ぐことが可能となる。
本発明によるディスチャージ回路を示すブロック図。 本発明の放電時のディスチャージノードの電位とゲート電圧との関係を示す放電バイアス特性図。 不揮発性メモリセルの構造図。 負電圧ノードをディスチャージするディスチャージ特性図。 従来のディスチャージ回路を示すブロック図。 ディスチャージノードとゲートとの電圧関係を示す放電バイアス特性図。
符号の説明
10 ディスチャージ部
11 NMOSトランジスタ
20 バイアス電圧発生部
21 PMOSトランジスタ
22 NMOSトランジスタ
30 クランプ部
31 NMOSトランジスタ
WL ワードライン
A ディスチャージノード
VNEG ディスチャージノードの電位
Vg ゲート電圧
Vgs ゲート/ソース間電圧
ΔV 抵抗分圧によるゲート電圧
Vth 閾値
α 許容値
VCC 電源電圧
GND グランド
R1、2 抵抗
CG 制御ゲート
FG フローティングゲート
SL ソースライン
BL ビットライン

Claims (1)

  1. 不揮発性メモリのイレース動作で負電圧にセットされたノードをディスチャージするディスチャージ回路であって、
    一端が前記ノードに接続され、他端がグランドに接続され、ゲートがバイアス電圧に接続されたMOSトランジスタを有するディスチャージ部と、
    前記ゲートに前記バイアス電圧を供給するバイアス電圧発生部と、
    一端とゲートとが前記ディスチャージ部のMOSトランジスタのゲートに接続され、他端が前記ノードに接続されたMOSトランジスタを有するクランプ部とを有し、
    前記クランプ部は、前記ディスチャージ部のMOSトランジスタのゲートに印加される前記バイアス電圧を所定の値にクランプすることを特徴とするディスチャージ回路。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006012401A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Samsung Electronics Co Ltd フラッシュメモリ装置及びそのビットライン電圧制御方法
WO2007008745A1 (en) * 2005-07-12 2007-01-18 Micron Technology, Inc. Negative voltage discharge scheme to improve snapback in a non-volatile memory

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