JP2009059157A - クライアント端末監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
クライアント端末の操作を監視するクライアント端末監視システムを提供することを目的とする。
【解決手段】
各クライアント端末における操作情報を、各クライアント端末から受け取り、受け取った一部または全部の操作情報を所定の表示装置で表示する操作画面情報受取部と、所定の表示装置で表示した操作情報の表示時間、表示開始時刻、表示終了時刻のいずれか一以上を含み、該操作情報の監視状況を示す監視状況情報を用いて、クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部と、判定した監視レベルをクライアント端末に送信することで、監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部と、を有するクライアント端末監視システムである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クライアント端末の操作を監視するクライアント端末監視システムに関する。更に詳細には、クライアント端末の操作監視を行う際に、例えば、監視時間の少ないクライアント端末に対して、監視レベルを変更することにより、管理者によるクライアント端末の監視作業をサポートするクライアント端末監視システムに関する。
企業などの組織においては多数のクライアント端末が使用されている。しかしそのクライアント端末において、過失により不適切な操作が行われたり、あるいは悪意のユーザが故意に不適切な操作を行うことによって、情報漏洩などの危険性が生じる。また業務時間中に業務とは関係のない操作を行うことで、業務効率の低下を招く場合もある。
そこで近年では各クライアント端末においてどのような操作を行っているのか、を所定の管理者が監視している。このようなクライアント端末を監視するシステムの一例を下記特許文献1乃至特許文献5に示す。
これらの各特許文献に記載の発明では、クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を記録し、それを管理者が確認することによって監視を行っている。例えば管理者のコンピュータ端末(管理者端末)において、15台のクライアント端末の表示装置で表示している画面を表示する。そしてその中から更に一つのクライアント端末を選択することによって、管理者はその画面を拡大して確認することもできる。
特開2006−146311号公報 特開2005−204183号公報 特開2005−149267号公報 特開2004−5233号公報 特開2003−44320号公報
上述のような従来の監視システムを用いることによって、各クライアント端末の操作状況を監視することができる点では有益である。しかし監視するクライアント端末の台数が多くなると、管理者一人で監視を行っていたのでは、どうしても監視の漏れも生じる。例えば上述の例でいえば、15台のクライアント端末の表示装置の画面を管理者端末で表示できる場合であって、100台のクライアント端末を当該管理者が監視しなければならないとすると、1回の表示ではすべてのクライアント端末の画面を表示できないことから、監視する対象となるクライアント端末を適宜切り替える必要がある。そうすると、どうしても監視の行き届かないクライアント端末が生じかねないし、それを管理者の努力により補おうとすると管理者の負担が大きくなってしまう。またそもそも管理者にも日常の業務があるので、常に各クライアント端末を監視しているわけではない。
そこで、上述のことを回避するために監視するクライアント端末をランダムに切り替えたり、一定時間ごとに切り替える方法もあるが、その場合には監視したいクライアント端末も切り替わってしまうことから、監視したいクライアント端末なのに管理者が十分に監視できない、といった問題が生じ、そのままでは好ましくない。
以上のようなことから、各クライアント端末を監視する際に、監視の漏れが生じないように、あるいは監視の漏れが生じた場合であってもそのクライアント端末から情報漏洩等が発生しにくくなるような、監視をサポートするシステムが求められている。
また、情報漏洩などを防止する場合には、情報漏洩の可能性のある操作に対して操作制限をかけることで対応することができるが、そうするとクライアント端末における利便性が著しく低下するので、利便性をできるだけ下げることなく、対応することが求められている。
本発明者は上記課題に鑑み、各クライアント端末を監視する際に、監視の漏れが生じないように、あるいは監視の漏れが生じた場合であってもそのクライアント端末から情報漏洩等が発生しにくくなるようにそのクライアント端末の監視レベルを判定、変更することで監視をサポートするクライアント端末監視システムを発明した。
請求項1の発明は、各クライアント端末における操作情報を、所定の表示装置で表示することにより監視を行うクライアント端末監視システムであって、前記クライアント端末監視システムは、前記各クライアント端末における操作情報を、前記各クライアント端末から受け取り、前記受け取った一部または全部の操作情報を前記所定の表示装置で表示する操作情報受取部と、前記所定の表示装置で表示した操作情報の表示時間、表示開始時刻、表示終了時刻のいずれか一以上を含み、該操作情報の監視状況を示す監視状況情報を用いて、前記クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部と、前記判定した監視レベルを前記クライアント端末に送信することで、前記監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部と、を有するクライアント端末監視システムである。
本発明のように構成することで、クライアント端末の操作情報をどの程度の時間だけ表示していたか、すなわち、どの程度の時間だけ監視していたかによって、監視レベルを変更し、それに基づく監視制御を実行させることが可能となる。これにより、監視の漏れが生じなくなるようにする、あるいは監視の漏れが生じた場合であっても監視制御が行われることにより監視をサポートすることができる。
請求項2の発明は、各クライアント端末における操作情報を、管理者が利用する管理者端末の表示装置で表示することにより監視を行うクライアント端末監視システムであって、前記クライアント端末監視システムは、前記各クライアント端末における操作情報を、前記各クライアント端末から受け取り、前記受け取った一部または全部の操作情報を前記管理者端末に送信することにより、該操作情報を前記管理者端末の表示装置で表示させる操作情報受取部と、前記管理者端末における操作情報の監視状況を示す監視状況情報を、前記管理者端末から受け取る監視状況情報受取部と、前記受け取った監視状況情報を用いて、前記クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部と、前記判定した監視レベルを前記クライアント端末または前記管理者端末に送信することで、前記監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部と、を有するクライアント端末監視システムである。
請求項1の発明は、本発明のように構成することもできる。
請求項3の発明において、前記操作情報は、クライアント端末の表示装置で表示している操作画面情報であって、前記操作情報受取部は、前記各クライアント端末の表示装置で表示している操作画面情報を、前記各クライアント端末から受け取り、前記受け取った一部または全部の操作画面情報を前記管理者端末に送信することにより、該操作画面情報を前記管理者端末の表示装置で表示させ、前記監視状況情報受取部は、前記管理者端末における操作画面情報の監視状況を示す監視状況情報を、前記管理者端末から受け取る、クライアント端末監視システムである。
上述の各発明における操作情報として、操作画面情報としても良い。操作画面情報の場合、各クライアント端末の表示装置で表示している操作画面情報を管理者端末の表示装置で表示することができるので、管理者による監視が容易となる利点がある。
請求項4の発明において、前記監視状況情報は、前記管理者端末の表示装置で、前記操作画面情報を表示した時間、表示開始時刻、表示終了時刻のいずれか一以上を含む情報であり、前記監視レベル判定部は、所定時間内における前記操作画面情報を表示した時間を算出し、前記算出した表示時間を用いて前記監視レベルを判定する、クライアント端末監視システムである。
監視レベルの判定には様々な方法があるが、本発明のように、所定時間内において操作画面情報を表示した時間に基づいて判定することもできる。これによって、所定時間内でどれだけ監視が行われていたのか、が分かるからである。
請求項5の発明において、前記監視状況情報は、前記管理者端末の表示装置で、前記操作画面情報を表示した時間、表示開始時刻、表示終了時刻のいずれか一以上を含む情報であり、前記監視レベル判定部は、時間帯ごとの前記操作時間を表示した時間を算出し、前記算出した時間帯ごとの表示時間により、時間帯ごとの監視レベルを判定する、クライアント端末監視システムである。
また監視レベルの判定方法としては、本発明のように、時間帯ごとの操作画面情報を表示した時間を算出し、それに基づいて判定しても良い。これによって、管理者による監視が行き届いていない時間帯には監視レベルを強化し、監視が行き届いている時間帯には監視レベルを低くする、といったように監視制御を変更することができる。
請求項6の発明において、前記監視状況情報は、前記管理者端末の表示装置で、前記操作画面情報を表示した位置を含む情報であり、前記監視レベル判定部は、前記操作画面情報を表示した位置情報を用いて、前記監視レベルを判定する、クライアント端末監視システムである。
管理者端末で操作画面情報を表示する際にはその表示位置も重要である。例えば表示装置の中心あたりに表示されていれば操作画面情報の監視もしやすいが、表示装置の隅に表示されていれば監視の見落としもありえる。そこで監視レベルの判定を行う際には、本発明のように、操作画面情報を表示した位置情報を用いて判定することも好ましい。
請求項7の発明は、各クライアント端末の表示装置で表示している操作画面情報を、管理者が利用する管理者端末の表示装置で表示することにより監視を行うクライアント端末監視システムであって、前記クライアント端末監視システムは、前記各クライアント端末の表示装置で表示している操作画面情報を、前記各クライアント端末から受け取り、前記受け取った一部または全部の操作画面情報を前記管理者端末に送信することにより、該操作画面情報を前記管理者端末の表示装置で表示させる操作画面情報受取部と、前記管理者端末における前記操作画面情報の表示時間、表示開始時刻、表示終了時刻のいずれか一以上を含み、該操作画面情報の監視状況を示す監視状況情報を、前記管理者端末から受け取る監視状況情報受取部と、前記受け取った監視状況情報を記憶する監視状況情報記憶部と、前記監視状況情報記憶部から所定時間内における監視状況情報を抽出することにより、前記所定時間内において前記操作画面情報を前記管理者端末の表示装置で表示した時間を算出し、前記算出した表示時間を用いて、表示時間と監視レベルとの対応関係を参照することにより、前記クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部と、前記判定した監視レベルを前記クライアント端末に送信することで、前記監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部と、を有しており、前記クライアント端末では、前記クライアント端末における所定の操作について、前記受け取った監視レベルに基づいて操作制限、警告通知のいずれか一以上を監視制御として実行する、クライアント端末監視システムである。
上述の各発明は、本発明のように構成することもできる。
請求項8の発明は、少なくとも一台以上のコンピュータ端末を、各クライアント端末における操作情報を、前記各クライアント端末から受け取り、前記受け取った一部または全部の操作情報を、所定の表示装置で表示する操作画面情報受取部、前記所定の表示装置で表示した操作情報の表示時間、表示開始時刻、表示終了時刻のいずれか一以上を含み、該操作情報の監視状況を示す監視状況情報を用いて、前記クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部、前記判定した監視レベルを前記クライアント端末に送信することで、前記監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部、として機能させるクライアント端末監視プログラムである。
本発明のプログラムをコンピュータ端末に読み込み、実行することで、請求項1のシステムを実現することができる。
請求項9の発明は、少なくとも一台以上のコンピュータ端末を、各クライアント端末における操作情報を、前記各クライアント端末から受け取り、前記受け取った一部または全部の操作情報を、管理者端末に送信することにより、該操作情報を前記管理者端末の表示装置で表示させる操作画面情報受取部、前記管理者端末における操作情報の監視状況を示す監視状況情報を、前記管理者端末から受け取る監視状況情報受取部、前記受け取った監視状況情報を用いて、前記クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部、前記判定した監視レベルを前記クライアント端末または前記管理者端末に送信することで、前記監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部、として機能させるクライアント端末監視プログラムである。
本発明のプログラムをコンピュータ端末に読み込み、実行することで、請求項2のシステムを実現することができる。
本発明のクライアント端末監視システムを用いることによって、各クライアント端末を監視する際に、監視の漏れが生じないように、あるいは監視の漏れが生じた場合であってもそのクライアント端末から情報漏洩等が発生しにくくなる。そのため管理者が監視するクライアント端末が増えた場合であっても、情報漏洩等の危険性も下がり、また管理者の負担を軽減することもできる。
本発明の全体の概念図を図1に示す。また本発明のクライアント端末監視システム1のシステム構成の概念図を図2に示す。
本発明のクライアント端末監視システム1は、各クライアント端末4を監視する管理者が利用するコンピュータ端末またはサーバ(以下、「管理サーバ2」という)において、所定のプログラムが読み込まれ、処理されることにより実現される。管理サーバ2は、複数のクライアント端末4においてどのようなプログラムが実行されているか、どのような画面が表示されているかを記録、監視することが好ましい。そのため、各クライアント端末4には、当該クライアント端末4において実行されているプログラム名、ファイル名などの情報を定期的に、あるいは新たなプログラムやファイルが実行された場合または終了した場合などの所定のタイミングで、クライアント端末4から管理サーバ2にそのプログラム名やファイル名の情報を送信する機能、クライアント端末4の画面をキャプチャして、定期的にまたは不定期に管理サーバ2に送信する機能を備えていることが好適である。プログラム名やファイル名の情報を送信する機能は、クライアント端末4の演算装置20で実行しているプログラム名やファイル名を抽出したり、メモリ内のプログラム名やファイル名を抽出して送信すればよい。つまりいわゆる操作ログ情報をクライアント端末4から管理サーバ2に送信すればよい。また画面をキャプチャするには、例えばVRAMなどの画面に表示する情報を記憶する表示情報記憶装置から画面で表示している画面情報を読み取り、それを画面情報として送信すればよい。
なお操作ログ情報と画面情報とは同一時点で対応づけられていても良いし、対応づけられていなくても良い。また操作ログ情報と画面情報は、同じタイミングでクライアント端末4から管理サーバ2に送信されても良いし、異なるタイミングで送信されても良い。
管理サーバ2、管理者端末3、クライアント端末4は、プログラムの演算処理を実行するCPUなどの演算装置20と、情報を記憶するRAMやハードディスクなどの記憶装置21と、演算装置20の処理結果や記憶装置21に記憶する情報をインターネットやLANなどのネットワークを介して送受信する通信装置24と、ディスプレイ(画面)などの表示装置22を少なくとも有している。コンピュータ上で実現する各機能(各手段)は、その処理を実行する手段(プログラムやモジュールなど)が演算装置20に読み込まれることでその処理が実行される。各機能は、記憶装置21に記憶した情報をその処理において使用する場合には、該当する情報を当該記憶装置21から読み出し、読み出した情報を適宜、演算装置20における処理に用いる。当該コンピュータには、キーボードやマウスやテンキーなどの入力装置23を有していても良い。図3に管理サーバ2のハードウェア構成の一例を模式的に示す。また、管理サーバ2は、複数のコンピュータ端末またはサーバに、その機能が分散配置されていても良い。
本発明における各手段は、その機能が論理的に区別されているのみであって、物理上あるいは事実上は同一の領域を為していても良い。
管理者端末3は、管理者が使用するコンピュータ端末であって、管理サーバ2で各クライアント端末4から受け取った操作画面情報や操作ログ情報を管理サーバ2から受け取り、管理者端末3の表示装置22で表示する。この表示によって、各クライアント端末4でどのような操作が行われているのかを確認することができる。図5に、管理者端末3の表示装置22で、各クライアント端末4の操作画面情報を表示する画面の一例を示す。また図6に、図5で表示した各クライアント端末4の操作画面情報から一つのクライアント端末4の操作画面情報を選択して表示した場合の画面の一例を示す。
管理者端末3では、各クライアント端末4の操作画面情報の表示時間や表示開始時刻、表示終了時刻、あるいはその表示位置などを、後述する監視状況情報として、定期的にまたは不定期に管理サーバ2に送信する機能を備えている。
なお管理者端末3は管理サーバ2とは一体的に設けられていても良いし、別のコンピュータ端末として設けられていても良い。
管理サーバ2は、操作画面情報受取部5と操作画面情報記憶部6と操作ログ情報受取部7と操作ログ情報記憶部8と監視状況情報受取部9と監視状況情報記憶部10と監視レベル判定部11と監視レベル送信部12とを有している。
操作画面情報受取部5は、管理サーバ2が監視対象としている各クライアント端末4から、当該各クライアント端末4の表示装置22で表示している操作画面情報を受け取る。例えば図7に示すような操作画面情報を画像形式で受け取る。操作画面情報受取部5は、定期的にまたは所定のタイミングで各クライアント端末4から操作画面情報を受け取ると、それを後述する操作画面情報記憶部6に記憶させる。この際に、クライアント端末4を識別する情報、日時などを対応づけて記憶させる。ここで受け取った操作画面情報が管理者端末3に送信され、管理者端末3の表示装置22でクライアント端末4を識別する情報と共に表示されることとなる。
操作画面情報記憶部6は、操作画面情報受取部5で受け取った、各クライアント端末4からの操作画面情報をクライアント端末4を識別する情報、日時などと対応づけて記憶している。
操作ログ情報受取部7は、各クライアント端末4から定期的にまたは不定期に、当該クライアント端末4における操作ログ情報を受け取る。受け取った操作ログ情報は、後述する操作ログ情報記憶部8に、その日時、どのクライアント端末4における操作ログ情報であるかを識別する情報と共に、記憶させる。なお操作ログ情報としては、各クライアント端末4における操作内容を示す情報であればよく、例えば「ファイルコピー」、「ファイル選択」、「ドライブ追加」など、当該クライアント端末4の操作者の操作を示す情報が該当する。また、管理サーバ2が各クライアント端末4から操作ログ情報を受け取る際にはネットワークを介して受け取っても良いし、操作ログ情報がクライアント端末4においてDVDなどの記録媒体に記録され、その記録媒体が管理サーバ2に読み取られ、そこから操作ログ情報を読み込むことによって受け取っても良い。
操作ログ情報記憶部8は、操作ログ情報受取部7で各クライアント端末4から受け取った操作ログ情報を記憶する。操作ログ情報には、クライアント端末4を識別する情報、操作内容を示す情報、操作内容の操作対象となったファイルやアプリケーションの名称、当該ファイルやアプリケーションの所在位置を示す情報、日時または日時を数値化した情報などが含まれている。図8に操作ログ情報の一例を示す。なお操作ログ情報は、各クライアント端末4またはそのユーザ(ログイン名など)ごとに記憶することが好ましい。なお操作内容を示す情報を日時などに対応づける場合には、クライアント端末4で行っても良いし、操作ログ情報を管理サーバ2で受け取った際に行っても良いし、或いは操作ログ情報記憶部8で記憶した際に行っても良い。
監視状況情報受取部9は、管理者端末3から、定期的にまたは不定期に各クライアント端末4の監視状況を示す情報(本明細書では、「監視状況情報」という)を受け取る。ここで監視状況情報とは、各クライアント端末4の操作画面情報を、管理者端末3の表示装置22でどのくらいの時間だけ表示しているのかを示す情報やその表示時刻(表示開始と表示終了の時刻)などである。この監視状況情報受取部9は、監視状況情報を、各クライアント端末4の識別情報と共に受け取っている。また場合によっては、更に、管理者端末3の表示装置22(管理者端末3の表示装置22で表示する、各クライアント端末4の操作画面情報を表示する画面上)のどの位置で表示したか、を示す情報を監視状況情報として受け取っても良い。
監視状況情報記憶部10は、監視状況情報受取部9で受け取った、管理者端末3における監視状況情報を記憶する。この監視状況情報は、各クライアント端末4の識別情報に対応づけて記憶していることが好ましい。
監視レベル判定部11は、監視状況情報受取部9で受け取った監視状況情報に基づいて、クライアント端末4ごとの監視レベルを判定する。
あるクライアント端末4に対する監視レベルを判定する一例としては、監視状況情報記憶部10に記憶した、当該クライアント端末4の所定時間内の監視状況情報を抽出し(これは当該クライアント端末4の識別情報に基づいて抽出できる)、その所定時間において、どのくらいの時間、管理者端末3の表示装置22で当該クライアント端末4の操作画面情報を表示していたかを算出する。この算出した時間と、所定の監視レベルの対応関係(図9)とを参照することによって、当該クライアント端末4の監視レベルを判定する。
図9の場合、表示時間が少ない方が監視レベルが小さい値となっている。従って監視レベルが小さいほうが、後述するように、様々な制御、例えばアラート通知や機能制限などが行われやすくなる。なお表示時間と監視レベルとの対応関係はこれ以外の方法により定義づけられていても良いことはいうまでもない。
また上述の場合において、更に、時間帯ごとに監視レベルを変更するように構成しても良い。例えば、上述のように所定時間内の監視状況情報に基づいて、所定時間における操作画面情報の表示時間の合計を算出するほか、監視状況情報から、各時間帯ごとにどのくらいの時間、管理者端末3の表示装置22で当該クライアント端末4の操作画面情報を表示していたかを算出する(例えば1時間ごと、午前中の就業時間前、午前中の就業時間中、午後の就業時間中、午後の就業時間後など)。そして時間帯ごとの表示時間の合計が所定時間より短い場合には、その時間帯の監視レベルを、上記のように単なる通算の表示時間の合計により判定した監視レベルよりも、監視レベルを厳しいレベルに引き上げる。例えば図9の場合、監視レベルが「3」であれば監視レベルを「2」にする。
監視レベル送信部12は、監視レベル判定部11で判定した、クライアント端末4ごとの監視レベルを、当該クライアント端末4、管理者端末3に送信する。この監視レベルを受け取ったクライアント端末4では、当該監視レベルに基づく監視制御が行われる。従って当該クライアント端末4では、このように受け取った監視レベルに基づいて監視制御を行うモジュールやプログラムを備えている。また管理者端末3においても同様に、監視レベルに基づいて各クライアント端末4ごとの監視制御が行われる。例えば所定の監視レベルのクライアント端末4の操作画面情報を所定の位置(例えば見やすい位置)に表示したりする。
次に本発明のクライアント端末監視システム1の処理プロセスの一例を図4のフローチャート、図2の概念図に基づいて説明する。
各クライアント端末4から管理サーバ2に、当該クライアント端末4の操作ログ情報、当該クライアント端末4の表示装置22で表示している操作画面情報が、定期的にまたは所定のタイミングで送信されている。この情報は、操作画面情報については、操作画面情報受取部5で受け取り(S100)、また操作ログ情報については操作ログ情報受取部7で受け取る(S100)。
操作画面情報受取部5で受け取った操作画面情報は、当該操作画面情報を送信したクライアント端末4を識別する情報、日時や日時を数値化した情報とあわせて、操作画面情報記憶部6に記憶させる。図7が操作画面情報の一例である。
操作ログ情報受取部7で受け取った操作ログ情報は、操作ログ情報記憶部8に記憶させる。操作ログ情報には、当該クライアント端末4を識別する情報、日時の情報などが含まれていることが一般的ではあるが、含まれていない場合には、それらの情報をあわせて受け取ることによって、対応づけて操作ログ情報記憶部8に記憶させる。
このようにして操作画面情報記憶部6に記憶した操作画面情報、操作ログ情報記憶部8に記憶した操作ログ情報については、管理者端末3に送信し、管理者端末3の表示装置22で表示される(S110)。この際の表示の一例が図10である(図5も同様)。
図10の表示例の場合、画面左側領域において、各クライアント端末4の操作画面情報が、当該クライアント端末4を識別する情報と共に表示されている。この領域においては操作画面情報が縮小して表示されているので、例えばこの縮小した操作画面情報を管理者が選択することによって、図11に示すような操作画面情報の通常サイズでの表示が行われる(図6も同様)。また図10の表示例における画面右側領域においては、各クライアント端末4から受け取った操作ログ情報に基づいて、操作内容や操作対象となったファイルやアプリケーション名などが表示されている。これによってどのファイルやアプリケーションが処理対象となっているのかを確認することができる。
このような図10、図11のような画面が管理者端末3の表示装置22で表示され、それを管理者が閲覧することによって、各クライアント端末4における操作などを監視することができる。
また管理者端末3では、当該表示装置22で操作画面情報を表示した時間や、表示開始時刻、表示終了時刻などを監視状況情報として、管理者端末3から管理サーバ2に逐次、送信している。例えばクライアント端末4の識別情報が「SKY35006」の操作画面情報を5秒間、当該画面(図10や図11に示すような画面)で表示していた場合には、管理者端末3はそれを計時し、監視状況情報として「5秒間」と「SKY35006」を送信する。なお時間を送信するのではなく、表示開始時刻と表示終了時刻とを送信しても良いし、これらのいずれか一以上、或いは複数を送信しても良い。
管理サーバ2の監視状況情報受取部9は、管理者端末3から監視状況情報を受け取ると、それを監視状況情報記憶部10に記憶させる(S120)。
監視レベル判定部11は、所定のタイミングで、例えば管理者端末3から監視状況情報を受け取った際に、定期的にまたは不定期に、監視状況情報に基づいてクライアント端末4ごとの監視レベルを判定する(S130)。
例えば監視レベル判定部11がクライアント端末4「SKY35006」の監視レベルの判定を行う場合には、監視状況情報記憶部10に記憶した過去1時間分の監視状況情報を当該クライアント端末4の識別情報に基づいて抽出する。そして抽出した監視状況情報から、管理者端末3での当該クライアント端末4「SKY35006」の操作画面情報の表示時間を合計する。そしてその合計した表示時間に基づいて、監視レベルを判定する。例えば合計した表示時間が「5秒間」であれば、当該クライアント端末4「SKY35006」の監視レベルを「1」と判定する。
このようにして判定したクライアント端末4の監視レベルを、監視レベル送信部12は当該クライアント端末4、管理者端末3に送信する(S140)。上述の場合、「SKY35006」のクライアント端末4、管理者端末3に対して、監視レベル「1」を送信することとなる。
また監視レベル判定部11は、クライアント端末4の監視レベルの判定の際にその表示した時間帯を加味した判定を行う場合には、監視状況情報記憶部10に記憶する、例えば24時間や48時間前から現在までの監視状況情報を抽出し、監視状況情報から表示開始時刻、表示終了時刻を抽出する。そして1時間ごとの表示時間の合計値を算出する。そしてまず1時間前から現在までの表示時間の合計値に基づいて監視レベルを判定する。例えば1時間前から現在までの表示時間の合計値が「15秒間」であれば監視レベルを「3」と判定する。そして次に各時間帯ごとの表示時間の合計値と所定の基準値とを比較し、それら各々が所定の基準値を満たしているかを判定する。
例えば各時間帯ごとの表示時間の合計値の一例を図12に示す。そして基準値が「10秒間」である場合、表示時間の合計値が「10秒間」以下の時間帯については、管理者による監視があまり行われていない時間帯、すなわち監視に偏りがあると考えられる。図12の場合、「0時から9時」、「10時から11時」、「12時から13時」、「15時から16時」、「19時から0時」の各時間帯は「10秒間」以下の時間帯である。従ってこれらの時間帯については、上記で判定した監視レベル「3」よりも更に厳しい監視レベル
、例えば監視レベル「2」や「1」などと判定しても良い。
なお、8時前や22時以降などは通常は業務が殆ど行われていないため、そもそもクライアント端末4が機能していない場合がある。そのような場合に監視レベルを変更しても無意味であるから、例えば予め定められた就業時間や、予め定められた時間帯については、上述のように、基準値以下の時間帯であっても監視レベルを変更しないようにしても良い。
このように時間帯ごとの監視レベルを判定することによって、単にクライアント端末4ごとの監視レベルを判定するよりも、管理者の監視時間帯の偏りなどを加味した処理が可能となる。
以上のようにして判定した監視レベルをクライアント端末4で受け取ると、クライアント端末4では当該監視レベルに基づいて監視制御を行う。例えば監視レベルに応じて、クライアント端末4で実行する各機能について、使用制限を行ったり、実行した場合に、そのことが管理サーバ2に通知されるような監視制御が行われる。
これを模式的に示すのが図13である。図13では「使用制限」となっていれば当該機能を実行することはできないことを意味しており、「警告通知」となっていれば当該機能を実行した際に管理サーバ2へ警告が行われることを通知することを意味しており、「OK」となっていれば従来通りそのまま使用できることを意味している。
例えば監視レベル「3」を管理サーバ2から受け取ったクライアント端末4では、何らかのソフトウェアのインストールを実行する場合には、その操作を当該クライアント端末4で検出することによって、当該クライアント端末4から管理サーバ2へインストールが実行されていることの警告通知が行われる。この場合の警告として、操作内容とクライアント端末4の識別情報とがあわせて通知されることが好ましい。
また監視レベル「1」を管理サーバ2から受け取ったクライアント端末4では、何らかのソフトウェアのインストールを実行する場合には、その操作を当該クライアント端末4で検出すると、その操作に対して使用制限がかかっているので、当該操作を不許可とする。すなわち当該インストール操作は実行できない。なおこのような使用制限がかかっている操作をクライアント端末4で検出した場合には、クライアント端末4に、「このクライアント端末4では行えない操作です。管理者にお問い合わせ下さい」といったメッセージを表示させるほか、当該クライアント端末4から管理サーバ2に対して、当該クライアント端末4において使用制限がかかっている操作が行われたことを通知するようにしても良い。
このようにクライアント端末4において、監視レベルに基づく監視制御を行うことによって、管理者による監視が行き届いていないクライアント端末4について、一定の操作制限や警告通知などが行われやすくなるので、管理者による監視が行き届いていなくても監視のサポートを自動的に行うことができる。これによって管理者による監視負担の軽減にもつながる。
なおクライアント端末4が、時間帯ごとの監視レベルを管理サーバ2から受け取っている場合には、当該クライアント端末4における時刻に応じて監視レベルに基づく監視制御を行えばよい。
また管理サーバ2から各クライアント端末4の監視レベルを受け取った管理者端末3では、例えば監視レベルが所定の基準以下のクライアント端末4について、所定時間以上、強制的にその操作画面情報を、管理者端末3の表示装置22で表示させたり、当該操作画面情報を赤枠で囲うなど、目立つように表示するなどの監視制御を実行する。このような管理者端末3における監視制御によって、監視レベルが低いクライアント端末4について、その操作画面情報を自動的に表示させたり、強調表示させることによって、管理者による監視に不足がなくなるような制御を行うことができる。
上述の実施例では管理者端末3の表示装置22で操作画面情報を表示した時間(或いは時刻)に基づいて監視レベルを判定した場合を説明したが、管理者端末3の表示装置22で操作画面情報を表示する位置に基づいて監視レベルを判定するように構成しても良い。この場合、監視状況情報として、表示装置22で操作画面情報を表示した位置を示す情報が管理者端末3から管理サーバ2に送信されることとなる。
図14に示すように、管理者端末3の表示装置22で各クライアント端末4の操作画面情報を表示すると、一度に多数の操作画面情報が表示されるので、その表示位置によっては、管理者があまり注視しない位置に操作画面情報が表示される場合もある。あるいは見やすい位置に操作画面情報が表示された場合には管理者がよく見るので監視が行き届いている場合もある。
図14の場合には、管理者端末3の表示装置22で、各クライアント端末4の操作画面情報の一覧を表示する際に、その表示領域を、監視が行き届く(管理者が見やすい位置にあり、よく見ると考えられる)領域(領域1)、監視が普通の領域(領域2)、監視があまり行き届かない(管理者が見落としやすい位置にあり、あまり見ないと考えられる領域)(領域3)に分割した場合を示している。
そして管理者端末3は監視状況情報として、各クライアント端末4の識別情報と、その表示位置を示す情報(領域の情報)を管理サーバ2に送信する。例えばクライアント端末4の識別情報「SKY35006」と「領域1」の情報を送信する。
監視状況情報受取部9で監視状況情報を受け取ると、それを監視状況情報記憶部10に記憶させる。
監視レベル判定部11は、所定のタイミングにおいて、所定時間内の監視状況情報を抽出し、その所定時間内における表示した領域の平均値(なお平均には相加平均、相乗平均、調和平均などが含まれる)を算出する。例えば領域が領域1から領域3まであり(つまり図14の場合)、領域1が監視レベル3、領域2が監視レベル2、領域3が監視レベル1に対応づけられており、領域1に2秒、領域2に3秒、領域3に1秒であれば、所定の演算により、例えば((3×2)+(2×3)+(1×1))÷(2+3+1)≒2.2を算出し、監視レベル2が平均であることを判定する。
監視レベル判定部11は、上述のような監視レベルの判定の方法のほかにも、例えば、各領域ごとの表示された時間を算出し、最も長い時間表示された領域、最も短い時間表示された領域などに対応した監視レベルを、当該クライアント端末4の監視レベルと判定しても良い。
このように判定した監視レベルを、監視レベル送信部12がクライアント端末4、管理者端末3に送信することで、クライアント端末4、管理者端末3において監視制御が実行される。
実施例1に実施例2を更に加えても良い。すなわち監視状況情報として、管理者端末3の表示装置22での操作画面情報の表示時間のほか、その表示位置も送信し、表示時間と表示位置とを用いて当該クライアント端末4の監視レベルを判定しても良い。
例えば実施例1を用いて、表示時間に基づいて監視レベルを判定した場合、次に表示位置に基づく監視レベルを実施例2に基づいて判定する。そしてそれらの各監視レベルのうち、いずれか低い方または高い方の監視レベルを、当該クライアント端末4の監視レベルとして判定しても良い。例えば表示時間に基づく監視レベルが「3」であり、表示位置に基づく監視レベルが「2」の場合、低い方の監視レベルである監視レベル「2」を当該クライアント端末4の監視レベルとして判定したり、高い方の監視レベルである監視レベル「3」を当該クライアント端末4の監視レベルとして判定する。
また単純に比較するのみではなく、表示時間に基づく監視レベル、表示位置に基づく監視レベルに対して、各々係数を掛け、それに基づいて平均値を算出することで監視レベルを判定しても良い。例えば表示時間に基づく監視レベルの係数が「0.8」、表示位置に基づく監視レベルの係数が「0.2」であり、各監視レベルが上記の場合、(3×0.8+2×0.2)を演算して、「2.8」を算出する。従って監視レベルを「3」と判定する。
このように表示時間と表示位置の双方に基づいて監視レベルを判定することによって、双方の要素を加味した上での監視レベルの判定が可能となる。
なお上述の実施例1乃至実施例3では各クライアント端末4の表示装置22で表示している操作画面情報に基づいて処理を行った場合を説明したが、操作ログ情報受取部7で受け取った各クライアント端末4の操作ログ情報などに基づいて処理を行った場合であっても同様に処理が実行できる。つまり各クライアント端末4から操作ログ情報を受け取り、それを管理者端末の表示装置22で表示させることで、管理者が各クライアント端末の操作ログ情報を監視することができる。この場合にも上述の本発明を適用することができる。
この場合、管理者端末3の表示装置22で操作ログ情報を表示した表示時間などに基づく、操作ログ情報の監視状況の情報を管理者端末3から管理サーバ2が受け取ることによって、監視レベルを判定するように構成することも可能となる。なお操作画面情報、操作ログ情報などを総称して「操作情報」と本明細書では称する。この場合、上述の各実施例における操作画面情報は、操作ログ情報あるいは操作情報と読み替えられる。
本発明のクライアント端末監視システム1を用いることによって、各クライアント端末4を監視する際に、監視の漏れが生じないように、あるいは監視の漏れが生じた場合であってもそのクライアント端末4から情報漏洩等が発生しにくくなる。そのため管理者が監視するクライアント端末4が増えた場合であっても、情報漏洩等の危険性も下がり、また管理者の負担を軽減することもできる。
本発明の全体の概念を示す模式図である。 本発明のシステム構成の概念図である。 管理サーバのハードウェア構成の概念図である。 本発明の処理プロセスの一例を示すフローチャートである。 管理者端末で表示する各クライアント端末4の操作画面情報の一覧表示の際の画面の一例である。 管理者端末で表示する各クライアント端末4の操作画面情報の、特定のクライアント端末4の操作画面情報の表示の際の画面の一例である。 操作画面情報の一例である。 操作ログ情報の一例である。 管理者端末での表示時間と監視レベルとの対応関係の一例を模式的に示す図である。 管理者端末で表示する各クライアント端末の操作画面情報の一覧表示の際の画面の一例である。 管理者端末で表示する各クライアント端末の操作画面情報の、特定のクライアント端末の操作画面情報の表示の際の画面の一例である。 各時間帯ごとの表示時間の合計値の一例を模式的に示す図である。 監視レベルに応じた監視制御の一例を模式的に示す図である。 管理者端末の表示装置における表示領域を模式的に示す図である。
符号の説明
1:クライアント端末監視システム
2:管理サーバ
3:管理者端末
4:クライアント端末
5:操作画面情報受取部
6:操作画面情報記憶部
7:操作ログ情報受取部
8:操作ログ情報記憶部
9:監視状況情報受取部
10:監視状況情報記憶部
11:監視レベル判定部
12:監視レベル送信部
20:演算装置
21:記憶装置
22:表示装置
23:入力装置
24:通信装置

Claims (9)

  1. 各クライアント端末における操作情報を、所定の表示装置で表示することにより監視を行うクライアント端末監視システムであって、
    前記クライアント端末監視システムは、
    前記各クライアント端末における操作情報を、前記各クライアント端末から受け取り、前記受け取った一部または全部の操作情報を前記所定の表示装置で表示する操作情報受取部と、
    前記所定の表示装置で表示した操作情報の表示時間、表示開始時刻、表示終了時刻のいずれか一以上を含み、該操作情報の監視状況を示す監視状況情報を用いて、前記クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部と、
    前記判定した監視レベルを前記クライアント端末に送信することで、前記監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部と、
    を有することを特徴とするクライアント端末監視システム。
  2. 各クライアント端末における操作情報を、管理者が利用する管理者端末の表示装置で表示することにより監視を行うクライアント端末監視システムであって、
    前記クライアント端末監視システムは、
    前記各クライアント端末における操作情報を、前記各クライアント端末から受け取り、前記受け取った一部または全部の操作情報を前記管理者端末に送信することにより、該操作情報を前記管理者端末の表示装置で表示させる操作情報受取部と、
    前記管理者端末における操作情報の監視状況を示す監視状況情報を、前記管理者端末から受け取る監視状況情報受取部と、
    前記受け取った監視状況情報を用いて、前記クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部と、
    前記判定した監視レベルを前記クライアント端末または前記管理者端末に送信することで、前記監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部と、
    を有することを特徴とするクライアント端末監視システム。
  3. 前記操作情報は、クライアント端末の表示装置で表示している操作画面情報であって、
    前記操作情報受取部は、
    前記各クライアント端末の表示装置で表示している操作画面情報を、前記各クライアント端末から受け取り、前記受け取った一部または全部の操作画面情報を前記管理者端末に送信することにより、該操作画面情報を前記管理者端末の表示装置で表示させ、
    前記監視状況情報受取部は、
    前記管理者端末における操作画面情報の監視状況を示す監視状況情報を、前記管理者端末から受け取る、
    ことを特徴とする請求項2に記載のクライアント端末監視システム。
  4. 前記監視状況情報は、
    前記管理者端末の表示装置で、前記操作画面情報を表示した時間、表示開始時刻、表示終了時刻のいずれか一以上を含む情報であり、
    前記監視レベル判定部は、
    所定時間内における前記操作画面情報を表示した時間を算出し、前記算出した表示時間を用いて前記監視レベルを判定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のクライアント端末監視システム。
  5. 前記監視状況情報は、
    前記管理者端末の表示装置で、前記操作画面情報を表示した時間、表示開始時刻、表示終了時刻のいずれか一以上を含む情報であり、
    前記監視レベル判定部は、
    時間帯ごとの前記操作時間を表示した時間を算出し、前記算出した時間帯ごとの表示時間により、時間帯ごとの監視レベルを判定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のクライアント端末監視システム。
  6. 前記監視状況情報は、
    前記管理者端末の表示装置で、前記操作画面情報を表示した位置を含む情報であり、
    前記監視レベル判定部は、
    前記操作画面情報を表示した位置情報を用いて、前記監視レベルを判定する、
    ことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記載のクライアント端末監視システム。
  7. 各クライアント端末の表示装置で表示している操作画面情報を、管理者が利用する管理者端末の表示装置で表示することにより監視を行うクライアント端末監視システムであって、
    前記クライアント端末監視システムは、
    前記各クライアント端末の表示装置で表示している操作画面情報を、前記各クライアント端末から受け取り、前記受け取った一部または全部の操作画面情報を前記管理者端末に送信することにより、該操作画面情報を前記管理者端末の表示装置で表示させる操作画面情報受取部と、
    前記管理者端末における前記操作画面情報の表示時間、表示開始時刻、表示終了時刻のいずれか一以上を含み、該操作画面情報の監視状況を示す監視状況情報を、前記管理者端末から受け取る監視状況情報受取部と、
    前記受け取った監視状況情報を記憶する監視状況情報記憶部と、
    前記監視状況情報記憶部から所定時間内における監視状況情報を抽出することにより、前記所定時間内において前記操作画面情報を前記管理者端末の表示装置で表示した時間を算出し、前記算出した表示時間を用いて、表示時間と監視レベルとの対応関係を参照することにより、前記クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部と、
    前記判定した監視レベルを前記クライアント端末に送信することで、前記監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部と、を有しており、
    前記クライアント端末では、
    前記クライアント端末における所定の操作について、前記受け取った監視レベルに基づいて操作制限、警告通知のいずれか一以上を監視制御として実行する、
    ことを特徴とするクライアント端末監視システム。
  8. 少なくとも一台以上のコンピュータ端末を、
    各クライアント端末における操作情報を、前記各クライアント端末から受け取り、前記受け取った一部または全部の操作情報を、所定の表示装置で表示する操作画面情報受取部、
    前記所定の表示装置で表示した操作情報の表示時間、表示開始時刻、表示終了時刻のいずれか一以上を含み、該操作情報の監視状況を示す監視状況情報を用いて、前記クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部、
    前記判定した監視レベルを前記クライアント端末に送信することで、前記監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部、
    として機能させることを特徴とするクライアント端末監視プログラム。
  9. 少なくとも一台以上のコンピュータ端末を、
    各クライアント端末における操作情報を、前記各クライアント端末から受け取り、前記受け取った一部または全部の操作情報を、管理者端末に送信することにより、該操作情報を前記管理者端末の表示装置で表示させる操作画面情報受取部、
    前記管理者端末における操作情報の監視状況を示す監視状況情報を、前記管理者端末から受け取る監視状況情報受取部、
    前記受け取った監視状況情報を用いて、前記クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部、
    前記判定した監視レベルを前記クライアント端末または前記管理者端末に送信することで、前記監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部、
    として機能させることを特徴とするクライアント端末監視プログラム。
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