JP2009058803A - 画像処理装置 - Google Patents

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【課題】画像処理装置における電源制御に関する改良技術を提供する。
【解決手段】リロードタイマー16は、電源オフの操作をトリガとしてカウント値のカウント動作を開始する。そして、タイマー設定値とカウント値が一致すると、装置内における電力の供給を停止させる。リロードタイマー16は、カウント動作の途中でカウント値がクリアされてカウント動作を繰り返すことにより、電力の供給を停止させるまでの停止時間を延長させる。MAXタイマー14は、電源オフの操作をトリガとしてカウント値のカウント動作を開始する。そして、タイマー設定値とカウント値が一致すると、装置内における電力の供給を停止させる。MAXタイマー14は、カウント動作の途中でカウント値がクリアされずにカウント動作を行うことにより、電力の供給を停止させるまでの最大時間を規定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置に関する。
印刷機能などを備えた画像処理装置が知られている。特に、印刷機能に加えてスキャナ機能やFAX機能などの多くの機能を兼ね揃えた複合型の装置は、オフィス内に限らず店内などにも設置されて広く普及している。
複合型の装置などを代表例とする画像処理装置の分野においてもデジタル化が進み、CPUやハードディスクなどを搭載した画像処理装置も多く存在する。CPUやハードディスクなどを搭載した装置では、電源をオフする際に、必要なデータを退避させる処理やハードディスクの破損を抑える処理などのシャットダウン処理を行うことが望ましい。
例えば、特許文献1には、アプリケーションプログラムの実行中に電源がオフされても、OSまたはアプリケーションプログラム、画像データが破壊されることを防止する技術が開示されている。例えば、特許文献1の第1図には次の技術が記載されている。AC電源15は、DC電源20にはメインスイッチ18を介して供給され、DC電源19にはメインスイッチを介したAC電源供給ライン30または直接のAC電源供給ライン31を切換えるリレー21を介して供給される。DC電源19からの電源が供給され各制御回路が初期化されると、リレーが切換えられDC電源19に直接AC電源15が供給されると共に、DC電源20が起動される。メインスイッチがオフされると、リレーがオフされてDC電源19,20へのAC電源供給が遮断される。メインスイッチがオフされた時、メモリアクセス中やデータ受信中の場合は、メモリ内容を保持したり、データをメモリに格納してからリレーをオフする。
特開2002−347306号公報
上記のように、画像処理装置の電源制御に関する技術が提案されている。このような状況において、本願発明者は、画像処理装置の電源制御に関する改良技術について研究開発を重ねてきた。
本発明は、その研究開発の過程において成されたものであり、その目的は、画像処理装置における電源制御に関する改良技術を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の好適な態様の画像処理装置は、装置内における電力の供給を停止させるタイマー機能を備え、電力の供給を停止させるまでの停止時間を必要に応じて延長させる延長タイマーと、装置内における電力の供給を停止させるタイマー機能を備え、前記延長タイマーによる停止時間の延長に関わらず強制的に電力の供給を停止させるまでの最大時間を規定する最大値タイマーと、を有することを特徴とする。この態様によれば、例えば、延長タイマーのみを備える場合に比べて、装置内における電力の供給を停止させる確実性が向上する。
望ましい態様において、前記延長タイマーは、カウント値が設定値に達すると当該装置内における電力の供給を停止させる機能を備え、カウント動作の途中でカウント値がクリアされてカウント動作を繰り返すことにより前記停止時間を延長させ、前記最大値タイマーは、カウント値が設定値に達すると当該装置内における電力の供給を停止させる機能を備え、カウント値がクリアされずにカウント動作を行うことにより前記最大時間を規定することを特徴とする。この態様によれば、例えば、カウント値を利用しない場合に比べて、延長タイマーと最大値タイマーの構成が簡易になる。
望ましい態様において、前記延長タイマーと前記最大値タイマーは、当該装置に対する電源オフの操作に応じてカウント動作を開始することを特徴とする。この態様によれば、例えば電源オフの操作のタイミングから電力の供給を停止させるまでの時間として、停止時間や最大時間が設定される。
望ましい態様において、前記電源オフの操作に応じて当該装置の遅延停止処理を実行し、必要に応じて前記延長タイマーのカウント値をクリアすることにより前記停止時間を延長させてから、当該装置内における電力の供給を停止させる制御部をさらに有することを特徴とする。この態様によれば、例えば、装置内における電力の供給を停止させる前に遅延停止処理が実行される。
望ましい態様において、前記延長タイマーは、前記制御部の異常動作により当該延長タイマーのカウント値がクリアされない場合に前記制御部に代わって当該装置内における電力の供給を停止させることを特徴とする。この態様によれば、制御部が異常動作をした場合においても、装置内における電力の供給が停止される。
望ましい態様において、前記最大値タイマーは、前記制御部の異常動作により前記延長タイマーのカウント値がクリアされ続ける場合に前記延長タイマーに代わって当該装置内における電力の供給を停止させることを特徴とする。この態様によれば、制御部が異常動作をして延長タイマーのカウント値がクリアされ続ける場合においても、装置内における電力の供給が停止される。
本発明により、画像処理装置における電源制御に関する改良技術が提供される。例えば本発明の好適な態様により、装置内における電力の供給を停止させる確実性が向上する。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明に係る画像処理装置の好適な実施形態が示されており、図1はその内部構成を説明するための機能ブロック図である。画像処理装置100は、例えば、印刷機能やコピー機能やスキャナ機能やファクス機能や画像データ処理機能などのうちの少なくとも一つの機能を備えていることが望ましい。特に、印刷機能やコピー機能やスキャナ機能やファクス機能などの多くの機能を兼ね揃えた複合型の装置は、画像処理装置100の一つの好適な代表例である。但し、画像処理装置100は複合型の装置に限定されない。
コントローラ10は、例えば予め記憶されたプログラムに従って画像処理装置100内の動作を制御する。そのプログラムには、画像処理装置100全体の動作をコントロールする情報が記述され、コントローラ10は画像処理装置100内の各部をその情報に従って制御する。特に本実施形態において、コントローラ10は、画像処理装置100内の電源制御を行うが、その電源制御については後に説明する。なお、コントローラ10は、必要に応じてハードディスク(HDD)20を利用してデータの書き込み処理や読み取り処理を行う。
コントロールパネル30は、画像処理装置100の動作状況やモードの選択画面などを表示するとともに、ユーザからの操作を受け付ける。ユーザは、コントロールパネル30を介して、画像処理装置100が備える例えば印刷機能やコピー機能などに関する各種処理条件を設定する。ユーザが行った操作は、コントロールパネル30からコントローラ10へ伝えられ、コントローラ10による制御にユーザの操作が反映される。
読み取り部40は、例えば紙やフィルムなどの媒体に記録された原稿画像を光学的に読み取ってデジタルデータに変換して画像データを取得する。取得された画像データはハードディスク20に記憶されてもよい。なお、画像データは、光学的に読み取られる他に、画像処理装置100の外部から通信回線などを介して取得されてもよいし、ユーザが指定したファイルなどから取得されてもよい。読み取り部40によって取得された画像データは、印刷部50によって、例えば紙などの媒体に印刷出力される。
画像処理装置100の外部から内部への電源の入力は電源端子80を介して行われる。つまり、電源端子80を介して入力される交流電流によって画像処理装置100の内部へ電力が取り込まれる。電源端子80から入力された交流電流は、メインスイッチ70やスイッチSW−Bを介して、電源P1と電源P2に送られる。
電源P1は、交流電流を直流に変換する。例えば、電源P1において交流直流変換(AC−DC変換)が行われて、電源P1から5Vと24Vの定電圧が出力される。これらの定電圧は、スイッチSW−Aを介して、コントロールパネル30や読み取り部40や印刷部50などへ出力されて直流電源として利用される。
また、電源P2も、メインスイッチ70やスイッチSW−Bを介して入力される交流電流を直流に変換する。例えば、電源P2において交流直流変換が行われて、電源P2から5Vの定電圧が出力される。この定電圧は、コントローラ10へ出力されて直流電源として利用される。
本実施形態において、メインスイッチ70は、例えばユーザによって操作される。なお、画像処理装置100に通信回線などを介して接続される他の装置からの操作に応じてメインスイッチ70が操作されてもよい。一方、スイッチSW−AとスイッチSW−Bは、コントローラ10から出力される信号であるPWR_CNT_1とPWR_CNT_2を介して、コントローラ10によって制御される。そこで、コントローラ10によるスイッチSW−AとスイッチSW−Bの制御について説明する。なお、図1に示した部分(構成)については、以下の説明において図1の符号を利用する。
図2は、コントローラ10の機能を説明するための図であり、図2には、コントローラ10の電源制御に関する機能部分が図示されている。本実施形態において、コントローラ10は、画像処理装置100の電源を停止させる際に、必要なデータの退避やハードディスク20の破損を抑えるなどのために、シャットダウン処理を行ってから、本画像処理装置100の電源を停止させる。そのため、メインスイッチ70を介して電源停止の操作が成された後に、シャットダウン処理のための遅延時間を設けてから、画像処理装置100の電源を停止させる遅延停止処理(ディレイドパワーオフ)が実行される。この遅延停止処理を実現するために、コントローラ10は、リロードタイマー16とMAXタイマー14を備えている。
リロードタイマー16は、カウント値(COUNTER)をカウントアップさせる機能を備えており、タイマー設定値(TIME−REG2)とカウント値(COUNTER)が一致すると、排他的論理和回路17から「1」の値が出力される。タイマー設定値(TIME−REG2)には、初期値として例えば「0(ゼロ)秒」が設定されており、後に、画像処理装置100の仕様等に応じて定められた設定値に書き換えられる。なお、カウント値(COUNTER)をカウントダウンさせて、タイマー機能を実現してもよい。
リロードタイマー16は、メインスイッチ70に対する電源オフの操作をトリガとしてカウント値(COUNTER)のカウント動作を開始する。電源オフの操作のタイミングは、トリガ信号(MAIN_SW_STS)を介して入力される。さらに、リロードタイマー16は、クリア信号(CLR)に応じて、カウント値(COUNTER)をクリア(リロード)する。例えば、カウントアップ動作の途中でクリア信号(CLR)を介してクリアの指示を受けると、カウント値(COUNTER)を「0(ゼロ)」に戻してから再びカウントアップを開始する。
MAXタイマー14は、カウント値(COUNTER)をカウントアップさせる機能を備えており、タイマー設定値(TIME−REG1)とカウント値(COUNTER)が一致すると、排他的論理和回路15から「1」の値が出力される。タイマー設定値(TIME−REG1)には、初期値として例えば「0(ゼロ)秒」が設定されており、後に、画像処理装置100の仕様等に応じて定められた設定値に書き換えられる。あるいは、システムに応じた書き換え不可の固定値としてもよい。なお、リロードタイマー16の場合と同様に、カウント値(COUNTER)をカウントダウンさせて、MAXタイマー14のタイマー機能を実現してもよい。
MAXタイマー14は、メインスイッチ70に対する電源オフの操作をトリガとしてカウント値(COUNTER)のカウント動作を開始する。電源オフの操作のタイミングは、トリガ信号(MAIN_SW_STS)を介して入力される。但し、リロードタイマー16とは異なり、MAXタイマー14は、カウント値(COUNTER)をクリア(リロード)する機能を備えていない。
コントローラ10が備えるGIOポートAとGIOポートBには、初期値として「0(ゼロ)」が設定される。また、信号PWR_CNT_1と信号PWR_CNT_2を出力する出力段にはゲート回路19が設けられており、リセット中はゲート回路19を閉じて(クローズして)、ゲート回路19の出力端をハイインピーダンス状態とする。
ゲート回路19のリセットが解除された状態において、信号PWR_CNT_1は、GIOポートAによって制御される。つまり、GIOポートAが「0(ゼロ)」であれば信号PWR_CNT_1がハイレベルとなり、GIOポートAが「1」であれば信号PWR_CNT_1がローレベルとなる。
一方、信号PWR_CNT_2は、GIOポートBとMAXタイマー14とリロードタイマー16によって制御される。つまり、GIOポートBと排他的論理和回路15と排他的論理和回路17の全てから「0(ゼロ)」が出力されていれば、論理和回路18から「0(ゼロ)」が出力されて信号PWR_CNT_2がハイレベルとなる。また、GIOポートBと排他的論理和回路15と排他的論理和回路17のうちの少なくとも一つから「1」が出力されると、論理和回路18から「1」が出力されて信号PWR_CNT_2がローレベルとなる。
さらに、コントローラ10はCPU12を備えている。そして、例えば予め記憶されたプログラムに従ってCPU12を動作させることにより、画像処理装置100がソフトウェアに従って制御される。
次に、図1および図2を参照しつつ、図3から図7を利用してコントローラ10による電源制御の具体例について説明する。
図3は、電源オンのシーケンスを説明するための図である。画像処理装置100に電源が供給されていない状態からメインスイッチ70に対して電源オンの操作(メインSW ON)が成されると、メインスイッチ70を介して電源P1と電源P2に電源(交流電流)が送られ、電源P2からコントローラ10へ電源(定電圧)が供給される。コントローラ10へ電源が供給されると、先に説明したように(図2参照)、GIOポートAとGIOポートBに初期値として「0(ゼロ)」が設定されているため、ゲート回路19のリセット解除後に、信号PWR_CNT_1と信号PWR_CNT_2が共にハイ(High)レベルとなる。
信号PWR_CNT_1がハイレベルとなるとスイッチSW−Aがオン状態となり、電源P1からコントロールパネル30や読み取り部40や印刷部50などへ電源(定電圧)が供給される。従って、コントローラ10の初期化処理(CPU12の立ち上がり)を待ってからコントロールパネル30などへ電源を供給する場合に比べて、本実施形態では、コントロールパネル30や読み取り部40や印刷部50などへの電源の供給が早くなる。
コントローラ10へ電源が供給されてCPU12が起動開始すると、CPU12は、遅延停止処理(ディレイドパワーオフ)が必要となる前に、リロードタイマー16のタイマー設定値(TIME−REG2)とMAXタイマー14のタイマー設定値(TIME−REG1)に所定の値をセットする。つまり、両タイマーの設定値は初期値が「0(ゼロ)秒」であるため、遅延停止処理に必要な値をセットする。両タイマーに対する設定値のセット後、CPU12の起動が完了(起動完了)すると通常状態となる。
ちなみに、例えばハードディスク20を搭載しないなど、遅延停止処理が不要な場合には、リロードタイマー16とMAXタイマー14のタイマー設定値を初期値のままとしてもよい。タイマー設定値を初期値のままとした場合には、後にメインスイッチ70に対して電源オフの操作が成された場合に、その電源オフの操作に連動して信号PWR_CNT_1と信号PWR_CNT_2が直ちにロー(Low)レベルとなり、画像処理装置100内における電力の供給が直ちに停止する。
図4は、通常状態からの電源オフのシーケンスを説明するための図である。通常状態においてメインスイッチ70に対して電源オフの操作(メインSW OFF)が成されると、その電源オフの操作のタイミングがトリガ信号(MAIN_SW_STS)を介してリロードタイマー16とMAXタイマー14に伝えられ、両タイマーがカウント動作を開始する(計時開始)。なお、通常状態中は、両タイマーのカウント動作が行われていない。
また、メインスイッチ70に対して電源オフの操作(メインSW OFF)が成されると、コントローラ10(CPU12)は、シャットダウン処理を開始する。シャットダウン処理が終了してから本画像処理装置100の電源を停止させる遅延停止処理(ディレイドパワーオフ)が実行される。つまり、コントローラ10(CPU12)は、リロードタイマー16のカウント値(COUNTER)がタイマー設定値(TIME−REG2)に達する前に定期的にカウント値をクリアして、電源オフまでの時間を延長する。
こうして、シャットダウン処理が途中で遮断されずに継続されてシャットダウン処理が終了すると、コントローラ10(CPU12)は、GIOポートBにアクセスして「1」を設定し、信号PWR_CNT_2をローレベルとしてスイッチSW−Bをオフにする。メインスイッチ70とスイッチSW−Bが共にオフになるため、画像処理装置100内における電力の供給が遮断(電源オフ)される。
なお、シャットダウン処理が終了してから本画像処理装置100の電源を停止させるため、MAXタイマー14のタイマー設定値(TIME−REG1)は、シャットダウン処理に要する時間を十分に確保できる程度に長い時間に設定される。また、遅延停止処理(ディレイドパワーオフ)の実行中にメインスイッチ70に対して電源オンの操作が成された場合には、CPU12はトリガ信号(MAIN_SW_STS)を検知し、コントローラ10を含め画像処理装置全体に再起動(リブート)をかける。これによって、リロードタイマー16およびMAXタイマー14ともに初期化される。
図5は、CPUがハングアップした状態からの電源オフのシーケンスを説明するための図である。例えば、通常状態からCPU12がハングアップ(ハング)した後に、メインスイッチ70に対して電源オフの操作(メインSW OFF)が成されると、その電源オフの操作のタイミングがトリガ信号(MAIN_SW_STS)を介してリロードタイマー16とMAXタイマー14に伝えられ、両タイマーがカウント動作を開始する(計時開始)。
一方、メインスイッチ70に対して電源オフの操作(メインSW OFF)が成されても、CPU12はハングアップしているため、シャットダウン処理やリロードタイマー16に対するクリア処理が実行されない。この場合においても、リロードタイマー16のカウント値(COUNTER)がタイマー設定値(TIME−REG2)に達することにより、信号PWR_CNT_2がローレベルとなってスイッチSW−Bをオフにする。これにより、メインスイッチ70とスイッチSW−Bが共にオフになるため、画像処理装置100内における電力の供給が遮断(電源オフ)される。
図6は、CPUが暴走した状態からの電源オフのシーケンスを説明するための図である。例えば、通常状態からメインスイッチ70に対して電源オフの操作(メインSW OFF)が成された後に、CPU12が暴走してリロードタイマー16のカウント値(COUNTER)をクリアし続けた場合でも、MAXタイマー14が電源オフの操作(メインSW OFF)をトリガとしてカウント動作を行っているため、MAXタイマー14のカウント値(COUNTER)がタイマー設定値(TIME−REG1)に達することにより、信号PWR_CNT_2がローレベルとなってスイッチSW−Bをオフにする。これにより、メインスイッチ70とスイッチSW−Bが共にオフになるため、画像処理装置100内における電力の供給が遮断(電源オフ)される。
このように、仮にCPU12が暴走してCPU12やリロードタイマー16によって電源オフの制御が行われない場合においても、MAXタイマー14によって電源オフの制御が行われる。つまり、仮にCPU12が暴走してソフトウェアによって電源オフの制御が行われない場合においても、MAXタイマー14を構成するハードウェアによって、強制的に電源オフの制御が行われる。
図7は、節電モード中の電源オフのシーケンスを説明するための図である。通常状態(スタンバイモード)においては、コントローラ10、ハードディスク20、コントロールパネル30、読み取り部40、印刷部50の全てに対して電源が供給されている。これに対し、節電モードにおいては、ハードディスク20、コントロールパネル30、読み取り部40、印刷部50のうちの一部あるいは全てに対する電源の供給が停止され、電力の消費量が低減される。
例えば、図7に示すシーケンスにおいて、通常状態から節電モードへの移行が開始(節電移行開始)されると、CPU12は、GIOポートAにアクセスして「1」を設定し、信号PWR_CNT_1をローレベルとしてスイッチSW−Aをオフにする。これによりコントロールパネル30、読み取り部40、印刷部50への電源の供給が停止される。
さらに、CPU12は、GIOポートBにアクセスして「1」を設定し、信号PWR_CNT_2をローレベルとしてスイッチSW−Bをオフにする。さらに、コントローラ10内のスイッチ回路(図示せず)にてハードディスク20への電源供給も遮断する。こうして、節電モードへの移行が完了(節電移行完了)する。
その後、節電モードにおいてメインスイッチ70に対して電源オフの操作(メインSW OFF)が成されると、スイッチSW−Bとメインスイッチ70が共にオフとなるため、遅延停止処理が行われずに直ちに画像処理装置100内における電力の供給が遮断(電源オフ)される。なお、遅延停止処理を行う必要がないため、節電モード中においてCPU12に供給される電力を低減あるいは切断するようにしてもよい。
なお、図7に示すシーケンスにおいて、節電移行開始後に、GIOポートAのみに「1」を設定し、GIOポートBを「0(ゼロ)」のままの状態にし、節電モード後に遅延停止処理を実行してもよい。つまり、GIOポートAに「1」を設定して、コントロールパネル30、読み取り部40、印刷部50への電源の供給を停止させ、GIOポートBを「0(ゼロ)」のままとしてスイッチSW−Bのオン状態を維持しておく。その状態で節電移行完了とする。
その後、メインスイッチ70に対して電源オフの操作(メインSW OFF)が成されると、スイッチSW−Bがオン状態を維持しているため、電源P2からコントローラ10への電源の供給が維持されており、コントローラ10(CPU12)によって遅延停止処理が実行される。そして、リロードタイマー16へのクリア処理を行いつつ、例えばハードディスク20のシャットダウン処理を実行してから、GIOポートBに「1」を設定してスイッチSW−Bをオフにする。これにより、節電モード後に遅延停止処理が実行されてから、画像処理装置100内における電力の供給が遮断(電源オフ)される。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、上述した実施形態は、あらゆる点で単なる例示にすぎず、本発明の範囲を限定するものではない。本発明は、その本質を逸脱しない範囲で各種の変形形態を包含する。
本発明に係る画像処理装置の好適な実施形態を説明するための機能ブロック図である。 コントローラの機能を説明するための図である。 電源オンのシーケンスを説明するための図である。 通常状態からの電源オフのシーケンスを説明するための図である。 CPUがハングアップした状態からの電源オフのシーケンスを説明するための図である。 CPUが暴走した状態からの電源オフのシーケンスを説明するための図である。 節電モード中の電源オフのシーケンスを説明するための図である。
符号の説明
10 コントローラ、12 CPU、14 MAXタイマー、16 リロードタイマー、100 画像処理装置。

Claims (6)

  1. 装置内における電力の供給を停止させるタイマー機能を備え、電力の供給を停止させるまでの停止時間を必要に応じて延長させる延長タイマーと、
    装置内における電力の供給を停止させるタイマー機能を備え、前記延長タイマーによる停止時間の延長に関わらず強制的に電力の供給を停止させるまでの最大時間を規定する最大値タイマーと、
    を有する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記延長タイマーは、カウント値が設定値に達すると当該装置内における電力の供給を停止させる機能を備え、カウント動作の途中でカウント値がクリアされてカウント動作を繰り返すことにより前記停止時間を延長させ、
    前記最大値タイマーは、カウント値が設定値に達すると当該装置内における電力の供給を停止させる機能を備え、カウント値がクリアされずにカウント動作を行うことにより前記最大時間を規定する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記延長タイマーと前記最大値タイマーは、当該装置に対する電源オフの操作に応じてカウント動作を開始する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項3に記載の画像処理装置において、
    前記電源オフの操作に応じて当該装置の遅延停止処理を実行し、必要に応じて前記延長タイマーのカウント値をクリアすることにより前記停止時間を延長させてから、当該装置内における電力の供給を停止させる制御部をさらに有する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項4に記載の画像処理装置において、
    前記延長タイマーは、前記制御部の異常動作により当該延長タイマーのカウント値がクリアされない場合に前記制御部に代わって当該装置内における電力の供給を停止させる、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項4に記載の画像処理装置において、
    前記最大値タイマーは、前記制御部の異常動作により前記延長タイマーのカウント値がクリアされ続ける場合に前記延長タイマーに代わって当該装置内における電力の供給を停止させる、
    ことを特徴とする画像処理装置。
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