JP2009057054A - ディスペンスヘッド - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、ヘッド本体内部の接液流路を構成する接液部品を簡略に交換可能で飲料の汚れ防止を的確に図ることができ、かつ、接液部品も簡略安価であるディスペンスヘッドを提供する。
【解決手段】本発明のディスペンスヘッドは、ビール等の飲料を充填した飲料容器40の口金部41にヘッド本体2の基部側を着脱可能に取り付け、飲料容器40内の飲料をヘッド本体2内及び端部をヘッド本体2内に挿通した飲料ホース3を経て飲料サーバーに供給するディスペンスヘッド1であって、ヘッド本体2を飲料容器40の口金部41から外した状態で、ヘッド本体2内の飲料が接液流通する接液流路を構成する接液筒16及び飲料ホース3をヘッド本体2の基部側から抜き取り可能に構成したものである。
【選択図】図1
【解決手段】本発明のディスペンスヘッドは、ビール等の飲料を充填した飲料容器40の口金部41にヘッド本体2の基部側を着脱可能に取り付け、飲料容器40内の飲料をヘッド本体2内及び端部をヘッド本体2内に挿通した飲料ホース3を経て飲料サーバーに供給するディスペンスヘッド1であって、ヘッド本体2を飲料容器40の口金部41から外した状態で、ヘッド本体2内の飲料が接液流通する接液流路を構成する接液筒16及び飲料ホース3をヘッド本体2の基部側から抜き取り可能に構成したものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、ディスペンスヘッドに関し、詳しくは、ビール等の飲料を充填した例えば樽状の飲料容器の口金部に取り付け、この飲料容器からビール等の飲料を抽出するために用いるディスペンスヘッドに関するものである。
従来におけるビール等の飲料用のディスペンスヘッドの一例を、図7を参照して概説する。
同図に示す従来のディスペンスヘッド61は、外周部に、取り付け用アーム63、炭酸ガス吸入用の接続栓64を具備するとともに、基部側にビール等の飲料容器80の開閉弁機構部81を備えた口金部82への装着筒部65を、突出端側にバネ受け凹部66を備え、前記装着筒部65からバネ受け凹部66に至る貫通孔67を穿設した装着体62と、前記貫通孔67内にバネ受け凹部66から上方に突出する状態でスライド可能に配置されるとともに、内部を貫く接液孔68内の上部に球体からなる逆止弁69を備え、下端を前記開閉弁機構部81に臨ませた軸筒70と、前記軸筒70のバネ受け凹部66よりも上方突出位置に対して中心部を連結し、回動操作により前記バネ受け凹部66の外周に摺接しつつ前記軸筒70を前記貫通孔67内で上下動させる操作環71と、前記バネ受け凹部66に配置したバネ72とを有している。前記軸筒70の上端には、図示しない飲料ホース用の接続栓73を取り付けている。
このような構成のディスペンスヘッド61は、前記操作環71を回動操作して前記軸筒70を下降又は上昇させることにより、飲料容器80の開閉弁機構部81を開き、かつ、前記接続栓64に供給される炭酸ガスを飲料容器80内に導入する飲料供給状態と、飲料容器80の開閉弁機構部81を閉じ、かつ、前記接続栓64に供給される炭酸ガスの飲料容器80内への導入を遮断する飲料供給停止状態とに切り替えることができる。
ところで、上述したディスペンスヘッド61を使用してビール等の飲料をビールサーバ等に供給する場合、ビール等の飲料の汚れ防止等の衛生面の観点から、ディスペンスヘッド61の内部や、ビールホース等の接液部品を水通し洗浄することが不可欠となる。
この場合、ビールホースは比較的安価であることから汚れ防止のため交換してもさほど支障は生じないが、ディスペンスヘッド61に関しては内部に逆流防止のための逆止弁を備えること、接液部品の交換を考慮した構成になっていないこと、高価格であること等の理由で頻繁に交換することは困難である。
すなわち、ビール等の飲料を顧客に供給する際の衛生面確保の観点からは、ビールホースのみならずディスペンスヘッド61自体も必要に応じて早目に交換することが好ましいが、ビールホースの交換にとどまりディスペンスヘッド61は長期間にわたって使用継続するのが現状である。
特許文献1には、吸入口と吐出口とを有し、飲料容器に装着された状態でマニュアル操作した場合に飲料容器のバルブ手段を動作させることにより、吸入口と吐出口との接続状態を変更するように構成し、飲料容器のバルブ手段が開成した場合に飲料容器の内部を経て吸入口及び吐出口の間を連通する第1の連通経路と、飲料容器のバルブ手段が閉成した場合に飲料容器の内部を経ることなく吸入口及び吐出口の間を連通する第2の連通経路とを具備するディスペンスヘッドが開示されている。
しかし、この特許文献1の場合も、ディスペンスヘッド内部の接液流路を構成する接液部品自体を交換するよう構成したものではない。
特開2006−36221号公報
本発明が解決しようとする問題点は、ディスペンスヘッド内部の接液流路を構成する接液部品自体を簡略に交換可能とし、使用状況に応じて接液部品を新たなものと交換することで飲料の汚れ防止を的確に図ることができ、かつ、接液部品も簡略安価であるディスペンスヘッドが存在しない点である。
本発明は、ビール等の飲料を充填した飲料容器の口金部にヘッド本体の基部側を着脱可能に取り付け、飲料容器内の飲料をヘッド本体内から飲料ホースを経て飲料サーバーに供給するディスペンスヘッドであって、前記ヘッド本体を飲料容器の口金部から外した状態で、前記ヘッド本体内の飲料が接液流通する接液流路を構成する接液部品を前記ヘッド本体の基部側から抜き取り可能に構成したことを最も主要な特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ヘッド本体内の飲料が接液流通する接液流路を構成する接液部品を前記ヘッド本体の基部側から抜き取り可能に構成したものであるから、使用状況に応じて接液部品を新たなものと交換することで飲料の汚れ防止を的確に図ることができるディスペンスヘッドを提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、ヘッド本体を飲料容器の口金部から外した状態で、ヘッド本体内の飲料が接液流通する接液流路を構成する接液部品である接液筒及び飲料ホースをヘッド本体の基部側から抜き取り可能に構成したしたものであるから、使用状況に応じて接液筒及び飲料ホースを新たなものと交換することで飲料の汚れ防止を的確に図ることができ、かつ、接液部品が簡略安価であることから、維持費用も低廉で済むディスペンスヘッドを提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、ヘッド本体を飲料容器の口金部から外した状態で、接液部品である接液筒及び飲料ホースをパッキンを含めてヘッド本体の基部側から抜き取り可能に構成したしたものであるから、使用状況に応じてパッキンを含む接液筒及び飲料ホースを新たなものと交換することで飲料の汚れ防止を的確に図ることができ、かつ、請求項2記載の発明の場合と同様、接液部品が簡略安価であることから、維持費用も低廉で済むディスペンスヘッドを提供することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明と同様な効果を奏するとともに、飲料サーバー側からヘッド本体側への飲料の逆流を確実に阻止することもできるディスペンスヘッドを提供することができる。
本発明は、ディスペンスヘッド本体内部の接液流路を構成する接液部品自体を簡略に交換可能とし、使用状況に応じて接液部品を新たなものと交換することで飲料の汚れ防止を的確に図ることができ、かつ、接液部品も簡略安価であるディスペンスヘッドを提供するという目的を有するものである。
本発明は、上記目的を、ビール等の飲料を充填した飲料容器における開閉弁機構部を備えた口金部に、ヘッド本体の基部側を着脱可能に取り付け、飲料容器内の飲料をヘッド本体内、及び、端部をヘッド本体内に挿通した飲料ホースを経て飲料サーバーに供給するディスペンスヘッドにおいて、前記ヘッド本体は、外周部に、取り付け用アーム、炭酸ガス吸入口を具備するとともに、基部側に口金部への装着筒部を、突出端側にバネ受け凹部を備え、前記装着筒部からバネ受け凹部に至る貫通孔を穿設した装着体と、内部にホース用孔とこのホース用孔より大径の接液筒用孔を貫通形成するとともに、外周部に炭酸ガス流路形成用の凹部を備え、前記バネ受け凹部から上方に突出する配置で前記貫通孔内にスライド可能に配置した軸筒と、この軸筒の前記バネ受け凹部よりも上方突出位置に対して中心部を連結し、回動操作により軸筒を前記貫通孔内で上下動させる操作環と、前記バネ受け凹部に配置され、前記軸筒及び操作環と装着体との間に付勢力を作用するバネ体と、前記軸筒の接液筒用孔内に配置されるとともに、下端側を前記飲料容器の開閉弁機構部を構成する弁体側に臨ませ、上端側を前記ホース用孔内に挿通した飲料の接液流路を構成する接液部品である飲料ホースに連結した飲料の接液流路を構成する接液部品であり、外周部に上端側が前記軸筒下端に接触しつつその下端側が前記開閉弁機構部の弁受と接触して飲料、炭酸ガスの分離作用を発揮するパッキンを備えた接液筒と、を有し、前記ヘッド本体を飲料容器の口金部から外した状態で、前記接液部品である接液筒及び飲料ホースを前記パッキンを含めてヘッド本体の基部側から抜き取り可能に構成することにより実現した。
本発明は、上記目的を、ビール等の飲料を充填した飲料容器における開閉弁機構部を備えた口金部に、ヘッド本体の基部側を着脱可能に取り付け、飲料容器内の飲料をヘッド本体内、及び、端部をヘッド本体内に挿通した飲料ホースを経て飲料サーバーに供給するディスペンスヘッドにおいて、前記ヘッド本体は、外周部に、取り付け用アーム、炭酸ガス吸入口を具備するとともに、基部側に口金部への装着筒部を、突出端側にバネ受け凹部を備え、前記装着筒部からバネ受け凹部に至る貫通孔を穿設した装着体と、内部にホース用孔とこのホース用孔より大径の接液筒用孔を貫通形成するとともに、外周部に炭酸ガス流路形成用の凹部を備え、前記バネ受け凹部から上方に突出する配置で前記貫通孔内にスライド可能に配置した軸筒と、この軸筒の前記バネ受け凹部よりも上方突出位置に対して中心部を連結し、回動操作により軸筒を前記貫通孔内で上下動させる操作環と、前記バネ受け凹部に配置され、前記軸筒及び操作環と装着体との間に付勢力を作用するバネ体と、前記軸筒の接液筒用孔内に配置されるとともに、下端側を前記飲料容器の開閉弁機構部を構成する弁体側に臨ませ、上端側を前記ホース用孔内に挿通した飲料の接液流路を構成する接液部品である飲料ホースに連結した飲料の接液流路を構成する接液部品であり、外周部に上端側が前記軸筒下端に接触しつつその下端側が前記開閉弁機構部の弁受と接触して飲料、炭酸ガスの分離作用を発揮するパッキンを備えた接液筒と、を有し、前記ヘッド本体を飲料容器の口金部から外した状態で、前記接液部品である接液筒及び飲料ホースを前記パッキンを含めてヘッド本体の基部側から抜き取り可能に構成することにより実現した。
以下に、本発明の実施例に係るディスペンスヘッドについて図面を参照して詳細に説明する。
(実施例1)
図1乃至図5を参照して本発明の実施例1に係るディスペンスヘッド1について説明する。
図1乃至図5を参照して本発明の実施例1に係るディスペンスヘッド1について説明する。
本実施例1に係るディスペンスヘッド1は、図5に示すように、ビール等の飲料を充填した飲料容器40の口金部41にヘッド本体2の基部側を着脱可能に取り付け、飲料容器40内のビール等の飲料をヘッド本体2内、及び、端部をヘッド本体2内に挿通した飲料の接液流路を構成する接液部品である飲料ホース3を経て公知の飲料サーバー50に供給するように構成している。
また、前記ヘッド本体2に対して炭酸ガス容器48からガスホース49を介して炭酸ガス(CO2)を供給するように構成している。
本実施例1に係るディスペンスヘッド1について図1を参照して詳述する。
このディスペンスヘッド1のヘッド本体2は、外周部に、飲料容器40に取り付けるための取り付け用アーム4、炭酸ガス吸入口5を具備するとともに、基部側に前記口金部41への装着筒部6を、突出端側にバネ受け凹部7を備え、前記装着筒部6からバネ受け凹部7に至る貫通孔8を穿設した装着体9と、内部にホース用孔10とこのホース用孔10より大径の接液筒用孔11を上下配置に貫通形成するとともに、外周部に炭酸ガス流路形成用の凹部12を備え、前記バネ受け凹部7から上方に突出する配置で前記貫通孔8内にスライド可能に配置した軸筒13と、この軸筒13の前記バネ受け凹部7よりも上方突出位置に対して該軸筒13が貫通する状態で中心部を連結し、前記軸筒13の周りの回動操作により例えば図示省略するが螺旋機構部により軸筒13を前記貫通孔8内で上下動(上昇又は下降)させる操作環14と、前記バネ受け凹部7内に配置され、前記軸筒13及び操作環14と、前記装着体9との間に付勢力を作用する例えばコイルバネからなるバネ体15と、前記軸筒13の接液筒用孔11内に配置した飲料の接液流路を構成する接液部品である接液筒16とを有している。
前記接液筒16は、その下端16a側を前記飲料容器40の開閉弁機構部42を構成する弁体43側に臨ませ、上端側を前記ホース用孔10内に挿通した飲料ホース3に連結している。
また、前記接液筒16は、その外周下部に、上端側が前記軸筒13下端に接触しつつ軸筒13が下降したとき、図2に示すように、その下端側が前記開閉弁機構部42の弁受44と接触して飲料、炭酸ガスの分離作用を発揮する環状のパッキン17を備えている。
前記装着体9の装着筒部6には、口金部41の前記開閉弁機構部42の外側を占める内装筒体45に設けた開口部に密着する上部パッキン6a及び前記口金部41の内装筒体45に設けた段孔45aに密着する下部パッキン6bを配置している。また、前記軸筒13の長さ方向で前記凹部12の上側及び下側には、図3に示すように前記装着筒部6の貫通孔8内壁に密着する一対の環状の軸筒パッキン13aを配置している。
前記装着体9の装着筒部6には、口金部41の前記開閉弁機構部42の外側を占める内装筒体45に設けた開口部に密着する上部パッキン6a及び前記口金部41の内装筒体45に設けた段孔45aに密着する下部パッキン6bを配置している。また、前記軸筒13の長さ方向で前記凹部12の上側及び下側には、図3に示すように前記装着筒部6の貫通孔8内壁に密着する一対の環状の軸筒パッキン13aを配置している。
前記開閉弁機構部42は、前記内装筒体45の内側から飲料容器40の内方に延在した飲料誘導筒46を具備し、この飲料誘導筒46の上端に略環状の弁受44を装着するとともに、弁受44の下側に弁体43を配置している。
そして、前記飲料誘導筒46の弁体43を内装する上部46a側をこの上部46aに連なる下部46bよりも少し大径とし、上部46a、下部46bの境界内壁に形成される段部46cと前記弁体43の外周段部との間にコイルバネからなる弁体バネ47を配置して、常時弁体43を前記弁受44側に付勢するように構成している。
また、前記飲料誘導筒46の上部46a側の外周に臨ませて固定配置に突片46dを設け、この突片46dと前記飲料誘導筒46に装置した弁受44の外周下部側との間にコイルバネからなる弁受バネ47aを配置して常時弁受44を前記内装筒体45の開口側に付勢するように構成している。
すなわち、前記開閉弁機構部42は、前記弁受44が前記内装筒体45の開口側に接触し、かつ、前記弁体43が弁受44の開口を閉塞する図1に示す閉位置と、前記操作環14の操作により軸筒13、接液筒16が下降し、接液筒16の下端16aが弁体43を下方に押して、飲料容器40の飲料が飲料誘導筒46、弁体43と弁受44との隙間、接液筒16、飲料ホース3内を経て前記飲料サーバー50に向けて流通する図2に示す開位置とに変化するように構成している。
また、図1に示す閉位置においては、前記軸筒13の軸筒パッキン13aが前記炭酸ガス吸入口5の下側で前記貫通孔8の内壁に密着し、これにより、炭酸ガス容器48からの炭酸ガスがヘッド本体2内に流入することを阻止するように構成している。
一方、図2に示す開位置においては、前記軸筒13の凹部12が前記炭酸ガス吸入口5に対向し、かつ、軸筒13の外周と前記装着筒部6の内周との間に隙間が形成されて、炭酸ガス容器48からの炭酸ガスがヘッド本体2内を経て飲料容器40内へ流入するように構成している。
更に、本実施例1に係るディスペンスヘッド1は、上述したように、前記軸筒13にホース用孔10とこのホース用孔10より大径の接液筒用孔11を上下配置に貫通形成するとともに、ホース用孔10内に飲料ホース3を配置し、接液筒用孔11内にパッキン17を具備する接液筒16を配置しており、かつ、接液筒16の下端16a側を前記軸筒13の下端より下方に突出させた構成としている。
従って、例えば、一定期間前記ヘッド本体2内にビール等の飲料を流通させた後、図3、図4にも示すように、前記ヘッド本体2を飲料容器40の口金部41から外した状態で、前記接液筒16及び飲料ホース3を前記パッキン17を含めてヘッド本体2の軸筒13の基部側から抜き取り、新たな(未使用の)接液筒16及び飲料ホース3と交換することが可能となっている。
以上説明した本実施例1に係るディスペンスヘッド1によれば、特に、ヘッド本体2内部の接液流路を構成する接液部品である前記接液筒16及び飲料ホース3を前記パッキン17を含めてヘッド本体2の基部側から容易に抜き取り、新たなパッキン17を含む接液筒16及び飲料ホース3と交換することができ、これにより、ディスペンスヘッド1の使用状況に応じて前記接液部品を新たなものと交換することで、飲料の汚れ防止を的確に図り、清浄な飲料を前記ディスペンスヘッド1から飲料ホース3を経て飲料サーバー50に供給して顧客等に提供することができる。
また、本実施例1に係るディスペンスヘッド1によれば、前記接液部品を前記パッキン17を含む接液筒16及び飲料ホース3により構成しているので、前記接液部品全体を簡略安価に構成でき、ディスペンスヘッド1全体を交換する場合に比べはるかに低価格で済み、ビール等の飲料供給システムの維持費用を安価とすることができる。
(実施例2)
次に、図6を参照して本発明の実施例2に係るディスペンスヘッド1Aについて説明する。
次に、図6を参照して本発明の実施例2に係るディスペンスヘッド1Aについて説明する。
本実施例2に係るディスペンスヘッド1Aの基本的構成は図1に示す実施例1のディスペンスヘッド1と同一であり、前記ディスペンスヘッド1の場合と同一の要素には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
図6に示す実施例2に係るディスペンスヘッド1Aは、前記ヘッド本体2の構成に加えて、ヘッド本体2の外部(上方)に導出した飲料ホース3と飲料サーバー50との間に前記飲料ホース3が着脱可能である接続具51を用いて介在させた逆止弁機構部52を備えたことが特徴であり、この他の構成は前記ヘッド本体2の構成と同一である。
前記逆止弁機構部52は、ヘッド本体2側に配置する下側から飲料ホース3の一端が装着可能であり、かつ、内底部に下側ほど小径となるテーパ状の弁座54を設けた下部筒53と、この下部筒53内に配置する球体からなる逆止弁55と、前記下部筒53の上端部に装着した上部筒56と、を具備している。
前記上部筒56は、その上部側に飲料ホース3を装着して飲料サーバー50に連通させるとともに、前記上部筒56の下部筒53と対向する開口内に前記逆止弁55に当接する突部57を設け、これにより、ヘッド本体2から逆止弁機構部52の下部筒53、上部筒56を経て飲料サーバー50に飲料が流れるとき、前記逆止弁55が突部57に当接して逆止弁機構部52内で飲料の流路を確保するようにしている。
逆に、飲料サーバー50側から逆止弁機構部52の上部筒56、下部筒53を経てヘッド本体2側に飲料が流れようとする場合には、前記逆止弁55が飲料に押されて前記弁座54側に圧接し、これにより、飲料サーバー50側からヘッド本体2側への飲料の逆流を阻止するように構成している。
以上説明した本実施例2に係るディスペンスヘッド1Aによれば、接液部品の交換に際して前記ヘッド本体2の外部に導出した飲料ホース3を接続具51から外すことによって、既述した実施例1のディスペンスヘッド1の場合と同様、接液部品である前記接液筒16及び飲料ホース3を前記パッキン17を含めてヘッド本体2の基部側から容易に抜き取ることができ、これにより、ディスペンスヘッド1の使用状況に応じて前記接液部品を新たなものと交換することで、飲料の汚れ防止を的確に図り、清浄な飲料を前記ディスペンスヘッド1から飲料ホース3を経て飲料サーバー50に供給して顧客等に提供することができる。
また、本実施例2に係るディスペンスヘッド1Aによれば、前記接液部品を前記パッキン17を含む接液筒16及び飲料ホース3により構成しているので、実施例1のディスペンスヘッド1の場合と同様、前記接液部品全体を簡略安価に構成でき、ディスペンスヘッド1A全体を交換する場合に比べはるかに低価格で済み、ビール等の飲料供給システムの維持費用を安価とすることができる。
更に、本実施例2に係るディスペンスヘッド1Aによれば、上述したような逆止弁機構部52を備えているので、飲料サーバー50側からヘッド本体2側への飲料の逆流を確実に阻止することができ、ヘッド本体内に逆止弁機構を備えた従来型のディスペンスヘッドと比較しても機能的に遜色のないディスペンスヘッド1Aとすることができる。
本発明のディスペンスヘッドにおける接液部品の構成は、上述した実施例のディスペンスヘッドに適用する他、図示しない種々の形態のディスペンスヘッドに関しても広範に応用可能である。
1 ディスペンスヘッド
1A ディスペンスヘッド
2 ヘッド本体
3 飲料ホース
4 取り付け用アーム
5 炭酸ガス吸入口
6 装着筒部
6a 上部パッキン
6b 下部パッキン
7 凹部
8 貫通孔
9 装着体
10 ホース用孔
11 接液筒用孔
12 凹部
13 軸筒
13a 軸筒パッキン
14 操作環
15 バネ体
16 接液筒
16a 下端
17 パッキン
40 飲料容器
41 口金部
42 開閉弁機構部
43 弁体
44 弁受
45 内装筒体
45a 段孔
46 飲料誘導筒
46a 上部
46b 下部
46c 段部
46d 突片
47 弁体バネ
47a 弁受バネ
48 炭酸ガス容器
49 ガスホース
50 飲料サーバー
51 接続具
52 逆止弁機構部
53 下部筒
54 弁座
55 逆止弁
56 上部筒
57 突部
1A ディスペンスヘッド
2 ヘッド本体
3 飲料ホース
4 取り付け用アーム
5 炭酸ガス吸入口
6 装着筒部
6a 上部パッキン
6b 下部パッキン
7 凹部
8 貫通孔
9 装着体
10 ホース用孔
11 接液筒用孔
12 凹部
13 軸筒
13a 軸筒パッキン
14 操作環
15 バネ体
16 接液筒
16a 下端
17 パッキン
40 飲料容器
41 口金部
42 開閉弁機構部
43 弁体
44 弁受
45 内装筒体
45a 段孔
46 飲料誘導筒
46a 上部
46b 下部
46c 段部
46d 突片
47 弁体バネ
47a 弁受バネ
48 炭酸ガス容器
49 ガスホース
50 飲料サーバー
51 接続具
52 逆止弁機構部
53 下部筒
54 弁座
55 逆止弁
56 上部筒
57 突部
Claims (4)
- ビール等の飲料を充填した飲料容器の口金部にヘッド本体の基部側を着脱可能に取り付け、飲料容器内の飲料をヘッド本体内から飲料ホースを経て飲料サーバーに供給するディスペンスヘッドであって、
前記ヘッド本体を飲料容器の口金部から外した状態で、前記ヘッド本体内の飲料が接液流通する接液流路を構成する接液部品を前記ヘッド本体の基部側から抜き取り可能に構成したことを特徴とするディスペンスヘッド。 - ビール等の飲料を充填した飲料容器の口金部にヘッド本体の基部側を着脱可能に取り付け、飲料容器内の飲料をヘッド本体内及び端部をヘッド本体内に挿通した飲料ホースを経て飲料サーバーに供給するディスペンスヘッドであって、
前記ヘッド本体を飲料容器の口金部から外した状態で、前記ヘッド本体内の飲料が接液流通する接液流路を構成する接液筒及び飲料ホースを前記ヘッド本体の基部側から抜き取り可能に構成したことを特徴とするディスペンスヘッド。 - ビール等の飲料を充填した飲料容器における開閉弁機構部を備えた口金部に、ヘッド本体の基部側を着脱可能に取り付け、飲料容器内の飲料をヘッド本体内、及び、端部をヘッド本体内に挿通した飲料ホースを経て飲料サーバーに供給するディスペンスヘッドにおいて、
前記ヘッド本体は、
外周部に、取り付け用アーム、炭酸ガス吸入口を具備するとともに、基部側に口金部への装着筒部を、突出端側にバネ受け凹部を備え、前記装着筒部からバネ受け凹部に至る貫通孔を穿設した装着体と、
内部にホース用孔とこのホース用孔より大径の接液筒用孔を貫通形成するとともに、外周部に炭酸ガス流路形成用の凹部を備え、前記バネ受け凹部から上方に突出する配置で前記貫通孔内にスライド可能に配置した軸筒と、
この軸筒の前記バネ受け凹部よりも上方突出位置に対して中心部を連結し、回動操作により軸筒を前記貫通孔内で上下動させる操作環と、
前記バネ受け凹部に配置され、前記軸筒及び操作環と装着体との間に付勢力を作用するバネ体と、
前記軸筒の接液筒用孔内に配置されるとともに、下端側を前記飲料容器の開閉弁機構部を構成する弁体側に臨ませ、上端側を前記ホース用孔内に挿通した飲料の接液流路を構成する接液部品である飲料ホースに連結した飲料の接液流路を構成する接液部品であり、外周部に上端側が前記軸筒下端に接触しつつその下端側が前記開閉弁機構部の弁受と接触して飲料、炭酸ガスの分離作用を発揮するパッキンを備えた接液筒と、
を有し、
前記ヘッド本体を飲料容器の口金部から外した状態で、前記接液部品である接液筒及び飲料ホースを前記パッキンを含めてヘッド本体の基部側から抜き取り可能に構成したことしたことを特徴とするディスペンスヘッド。 - ビール等の飲料を充填した飲料容器における開閉弁機構部を備えた口金部に、ヘッド本体の基部側を着脱可能に取り付け、飲料容器内の飲料をヘッド本体内、及び、端部をヘッド本体内に挿通した飲料ホースを経て飲料サーバーに供給するディスペンスヘッドであって、
前記ヘッド本体は、
外周部に、取り付け用アーム、炭酸ガス吸入口を具備するとともに、基部側に口金部への装着筒部を、突出端側にバネ受け凹部を備え、前記装着筒部からバネ受け凹部に至る貫通孔を穿設した装着体と、
内部にホース用孔とこのホース用孔より大径の接液筒用孔を貫通形成するとともに、外周部に炭酸ガス流路形成用の凹部を備え、前記バネ受け凹部から上方に突出する配置で前記貫通孔内にスライド可能に配置した軸筒と、
この軸筒の前記バネ受け凹部よりも上方突出位置に対して中心部を連結し、回動操作により軸筒を前記貫通孔内で上下動させる操作環と、
前記バネ受け凹部に配置され、前記軸筒及び操作環と装着体との間に付勢力を作用するバネ体と、
前記軸筒の接液筒用孔内に配置されるとともに、下端側を前記飲料容器の開閉弁機構部を構成する弁体側に臨ませ、上端側を前記ホース用孔内に挿通した飲料の接液流路を構成する接液部品である飲料ホースに連結した飲料の接液流路を構成する接液部品であり、外周部に上端側が前記軸筒下端に接触しつつその下端側が前記開閉弁機構部の弁受と接触して飲料、炭酸ガスの分離作用を発揮するパッキンを備えた接液筒と、
を有し、
前記ヘッド本体の外部に導出した飲料ホースと飲料サーバーとの間に接続具を用いて介在させた逆止弁機構部を備え、
前記ヘッド本体を飲料容器の口金部から外した状態で、前記接液部品である接液筒及び前記接続具から外した飲料ホースを前記パッキンを含めてヘッド本体の基部側から抜き取り可能に構成したことしたことを特徴とするディスペンスヘッド。
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---|---|---|---|
JP2007223288A JP2009057054A (ja) | 2007-08-29 | 2007-08-29 | ディスペンスヘッド |
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JP2007223288A Pending JP2009057054A (ja) | 2007-08-29 | 2007-08-29 | ディスペンスヘッド |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014144405A (ja) * | 2013-01-28 | 2014-08-14 | J Morita Tokyo Mfg Corp | 殺菌水生成装置および収容容器 |
JP2019094079A (ja) * | 2017-11-21 | 2019-06-20 | フジテクノ株式会社 | 飲料案内管付き交換部品、飲料案内管付き交換部品とディスペンスヘッドとの組み合わせ、飲料案内管付き交換部品と注出コック部との組み合わせ、および、交換部品の取付方法 |
CN113439066A (zh) * | 2018-11-21 | 2021-09-24 | 科拉温股份有限公司 | 用于分配器的可替换式饮料出口和导管 |
-
2007
- 2007-08-29 JP JP2007223288A patent/JP2009057054A/ja active Pending
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