JP2009056325A - 机 - Google Patents

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Abstract

【課題】天板の下方まで延びるバックパネルであっても、簡単に且つ外れない状態に取付けることを可能とする。
【手段】天板の下方に配置された後部横ビーム4に、上下長手の机側ブラケット35を固定している。机側ブラケット35の垂直部37は平断面後向き開口のコ字状であり、その内部には係止ピン51が上下適宜間隔で複数個配置されている。バックパネル5には机側ブラケット35の内部に嵌まる平断面コ字状のパネル側ブラケット36が固定されており、その側板36aに、係止ピン51に嵌まる係合溝部52を切り開き形成している。パネル側ブラケット36は、机側ブラケット35の上端部に設けた止めねじ57で上向き動不能に保持されている。
【選択図】図10

Description

本発明は、机(テーブル)に関するものである。
机は、天板とその支持手段とを必須の構成要素として、ユーザーの要求により、バックパネルや幕板のようなパネル類がオプションとして取付けられている。天板の支持手段としては一般に脚が多用されているが、いずれか一方の脚に代えて袖キャビネットを使用することも行われている。また、間仕切と机とを組み合わせて、間仕切装置を天板の支持手段に兼用することも行われている。
このバックパネルの取り付け方法として従来は、天板の左右後端部又はバックフレームに支持穴を形成する一方、バックパネルの左右両端に下向きの足を設け、この足を支持穴に嵌め込む態様が多かった。
他方、幕板の取り付け方法としては、左右脚の背面にねじで固定したり、左右脚の背面に形成された係合穴に幕板の左右両側端部に形成した係合爪を落とし込んだりしていた。
ところで、バックパネルは天板の上方と下方とに延びる状態で配置したい場合がある(例えば幕板にも兼用したい場合)。しかし、従来のような取り付け構造では、バックパネルは机上面の上方に突出する状態にしか配置できないため、かかる要望に応えることができなかった。
また、バックパネルを天板又は脚の背面に密着させたり、逆にバックパネルを天板又は脚の後方に配置したりしたい場合があるが、すなわち、バックパネルの前後位置を簡単に変更したいという要請があるが、従来の取り付け構造ではこのような要請にも応えることが難しかった。
また、幕板を脚の背面と同一面状に配置したり、脚の背面よりも手前側に配置したりしたい場合があるが、従来のように脚の背面に取付ける方法ではこのような要望に応えることができないという問題があった。
本発明は、このような現状を改善することを課題とするものである。
請求項1の発明に係る机は、天板の後部下方に左右長手の横長ビームを配置しており、前記横長ビームに固定した上下長手の机側ブラケットにパネル類を取り付けている。
請求項2の発明に係る机は、請求項1において、前記机側ブラケットは、上下長手の垂直部とその上端から前向きに延びる水平部とを有していて側面視逆L字状に形成されており、前記水平部を横長ビームに固定している。
請求項3の発明に係る机は、請求項1又は2において、前記机側ブラケットには、パネル類に向けて開口した係合穴が上下方向に適宜間隔を隔てて複数個形成されている一方、前記パネル類には、前記係合穴に落とし込み係合する係合体が前向きに突設されている。
本発明によると、机側ブラケットは天板の下方に延びているため、天板の上方と下方とに延びているバックパネルであっても、何らの支障無く取付けることができる。また、脚の背面や天板の背面のような人目に触れる部分に穴等の加工を施す必要はないため、パネル類を取付けない状態で穴類が露出して美観を損なうようなことは皆無である。
また、例えばスペーサを介してパネル類にパネル側ブラケットを固定等することにより、パネル類の前後位置を簡単に変更できるため、例えばバックパネルを天板や脚の背面に密着させたり、天板や脚の背面との間に配線用空間を空けた状態で配置したりするといったことも簡単に実施できる。幕板についても、その前後位置を簡単に変更することができる。
更に、パネル類は脚に取付けるものではないため、左右横幅を自由に設定することも可能になる。
請求項2のように構成すると、パネル類の取付け・取り外しをワンタッチ的に行うことができる。
また、本願発明では、机側ブラケットはビームに着脱自在であるため、パネル類を取付けていない机と取付けている机との変更をごく簡単に行える(すなわち、オプションとしてパネル類を取付けることをごく簡単に行える。)。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(1).机の基本構成
まず、本願発明の実施形態の説明に先立って、机の基本構成を図1〜図6に基づいて説明する。
図1のうち(A)は天板1を二点鎖線で示した平面図、(B)は机の正面図、(C)は側面図である。この図1に示すように、机は、平面視略矩形状の天板1と、左右一対の脚2と、各脚2と天板1とを連結する連結手段3と、連結手段3を介して左右の脚2を接続する横長ビーム(桟部材、水平フレームといっても良い)4′,4とを備えている。
脚2は、前後の縦フレーム2aと上下の水平フレーム2bとで側面視口字状に形成されている。もちろん、脚2は側面視口字状の形態には限らず、T字状やコ字状などの他の形態でも良い。
連結手段3は前後一対ずつ配置されており、前部横長ビーム4′と後部横長ビーム4とが配置されている。天板1の下面に引き出しを設ける場合があるが、この場合は、前部横長ビーム4′は取付けない。
符号5はバックパネルを示し、符号6は幕板を示している。本実施形態では、バックパネル5と幕板6とは選択的に取付けられる(もちろん、両者を併設することも可能である)。バックパネル5は天板1の下方に延びている。バックパネル5の下端き高さは任意に設定することができ、例えば床から5〜30cmの高さとして幕板兼用することも可能である。
図2は図1(A)のII−II線視一部切欠き要部拡大正面図、図3は図1(A)の III-III視一部切欠き要部拡大側断面図、図4は連結手段の各部品の斜視図である。
連結手段3は、所定高さの連結体7と、所定高さH2の台座体8と、天板1の下面に固定する固定用ブロック体9と、一対のサポートピン10と複数のボルト等構成されている。
台座体8はアルミダイキャスト製であり、平面視略四角状の偏平状に形成されている。そして、その中央部において、前記脚2の上水平フレーム2bに皿ねじ11で螺着されている。また、台座体8のコーナー部には、連結体7を固定するための六角穴付きボルト12が貫通している。
固定用ブロック体9はアルミダイキャスト製であり、図3や図4に示すように、平面視略矩形状の本体9aとその上端に一体的に連設された取付け板部9bとからなる。取付け板部9bの上面には、天板1の下面に形成された位置決め凹所13に嵌入できる一対の位置決め用ボス9cが形成されている。
固定用ブロック9の本体9aには、その下部側に下向きに開放された大径穴14が穿設されており、この大径穴14の上端に連通して小径のボルト取付け穴15が上面にまで貫通形成されている。前記大径穴14から上向きに挿入した固定用ボルト16は、ボルト取付け穴15を貫通して上向きに突出し、天板1に埋設された鬼目ナット17にねじ込まれている。
また、固定用ブロック9における本体9aの外側の一対の対向する縦側面には、サポートピン10における截頭円錐状の各頭部10aが当接し得る截頭円錐状の当接部18が前記大径穴14に連通するように凹み形成されている。
連結体7はアルミダイキャスト製であり、図2〜図4に示すように、基部7aと、該基部7aから上面が水平に延びるアーム部7bとからなる。前記基部7aの上面には、前記固定用ブロック体9の取付け板部9bが嵌まる凹所19と、これに連通し、ブロック体9の本体9aが嵌入可能な四角状の取付け凹所20とが形成されており、更に、前記一対のサポートピン10がそれぞれ水平方向に嵌入可能な横穴21が前記取付け凹所19に連通するように穿設形成されている。
サポートピン10は、横穴21に回転不能に嵌まっている。一対のサポートピン10のうち前後外側に位置したサポートピン10には、締結用ボルト(六角穴付きボルト)22が抜け不能に嵌まっており、他方のサポートピン10には締結用ボルト22が螺合する雌ねじ穴形成している。
連結体7は、4本のボルト23で脚2の上面に固定されている。そして、締結用ボルト8をねじ込むと、サポートピン10及び連結ブロック9はテーパ面のくさび作用により、天板1が連結体7を介して脚2に固定される。
図2に示すように、前記連結体7におけるアーム部7bの上面は基部7aの上面と同一平面上にあり、またアーム部7bの下面は基部7aに近い側の上下寸法が大きく、先端(自由端)に行くに従って上下高さ寸法が小さくなるように正面視で略三角形状に形成されている。
横長ビーム4′,4の端部は連結体7のアーム部7bと補助アーム24とで挟まれており、補助アーム24と連結体7のアーム部7bとはボルト25で天板1に共締めされている。天板1には、ボルト25が螺合する鬼目ナット26を埋設している。アーム部7bと補助アーム24とは別にボルトで締結されている。
図5のうち(A)補助アーム24の縦断正面図、(B)は補助アーム24の側断面、図6は図4のVI−VI視断面図である。
横長ビーム材4′4はアルミ押出材であり(勿論他の素材でも良い)、図6に示すように、上下にはセンター溝条27が形成され、前後と後部とにはそれぞれ上向き及び下向きのサイド突条28が形成されている。これらサイド突条28の存在により、上下に開口したサイド溝条29が形成されている。また、内部には3条の中空部30が形成されている。
連結体7のアーム部7b及び補助アーム24は横長ビーム4′,4に嵌合する形態になっており、ボルト25は横長ビーム4′,4を挟んだ両側に配置されている。なお、アーム部5bの幅方向の下面及び補助アーム体24の幅方向の上面にはボス部3132が形成されており、このボス部31は、前記横長ビーム4′,4の端部に穿設した位置決め穴に嵌合している。
既述のとおり、脚2における縦フレーム2aと水平フレーム2bとは継手部材2′を介して接続されている。継手部材2′は例えばアルミダイキャスト製であり、図3に示すように、ボルト32で縦フレーム3aと水平フレーム3bに締結されている。
(2).本願発明の具体的適用
次に、本発明の具体例を図7以下の図面を参照して説明する。図7(A)は机の概略 斜視図であり、背面にはバックパネル5が、右側面にはサイドパネル34が配置されている。机は既述したものと同じ構造である。以下、図8〜図14に基づいて、その具体的な取付け構造を説明する。
図8は主要部材の概略分離斜視図であり、この図に示すように、後部横長ビーム4に複数個(2個)の机側ブラケット35が固定される一方、バックパネル5の前面には机側ブラケット35に対応したパネル側ブラケット36が固定されており、先ず机側ブラケット35を後部横長ビーム4に固定してから、机側ブラケット35対してバックパネル5のパネル側ブラケット36を掛け止めることにより、バックパネル5の取付けが行われる。
図9は後部横長ビーム4と机側ブラケット35との分離斜視図、図10(A)は縦断側面図、図11は机側ブラケット35とバックパネル5との分離斜視図である。机側ブラケット35は、上下に延びる垂直部37とその上端に設けた水平部(張り出し部)38とで側面視で逆L字状に形成されている。
机側ブラケット35の垂直部(本体部)37は板金製であり、その上端に設けた前向き部37aにアルミダイキャスト製等のブロック体39をねじ40で固定することによって水平部38が構成されている(もちろん、机側ブラケット35の全体を板金製としても良い)。
ブロック体39の先端部には、後部横長ビーム4の上向きサイド突状28及び上向きサイド溝条29に上方から嵌合する上クランプ部41が形成されている。また、後部横長ビーム4の上向きセンター溝条27に嵌まり込む細巾の補助爪42も形成している(補助爪42は無くても良い)。更に、机側ブラケット35は、後部横長ビーム4の下向きサイド突条28及び下向きサイド溝条29に下方から嵌合する下クランプ部43を備えている。
そして、本実施形態では、下クランプ部43の付け根箇所に左右外向きに突出する軸部43aを形成する一方、ブロック体39には、下クランプ部43を下向き姿勢で嵌め込みできる下向き開口の保持穴44を形成し、この保持穴44に、下クランプ部43の軸部43aが載る段部44aを形成している。
このため、下クランプ部43は落下不能に保持されると共に、軸部43を中心にして下クランプ部43を水平状の姿勢に起こすと、下クランプ部43が後部横長ビーム4の下向き突条28及び下向きサイド溝条29に下方から嵌合する。
ブロック体39には、上下のクランプ部41,43を引き付けるボルト45が嵌まるボルト挿通穴46を形成している。他方、下クランプ部43には、ボルト45がねじ込まれるナット47が嵌まるナット保持穴48を形成している。この場合、ボルト挿通穴46の上面にはナット49が回転不能に嵌まり得る角形座ぐり穴46aを設けている。このため、角形座ぐり穴46にナット49を嵌め込むことにより、ボルト45を下方からねじ込むことも可能である。なお、下部クランプ部43にタップ穴を形成して、ボルト45を下部クランプ部43に直接にねじ込むことも可能である。
既述の説明から理解できるように、予め保持穴44に下部クランプ部43を嵌め込んでおいてから、上部クランプ部41を後部横長ビーム4に嵌め込んで、次いで、下部クランプ43を起こしてナット47にボルト45を上方からねじ込むことにより、机側ブラケット35は後部横長ビーム4に固定される。
この場合、本実施形態のように下部クランプ部43を机側ブラケット35の本体部に落下不能で回動自在に取付けておくと、固定作業に際して作業者は下部クランプ43を一々手で掴んでおく必要がないため作業が頗る楽である。また、補助爪42を設けておくと、机側ブラケット35は、補助爪42及び上部クランプ部41を後部横長ビーム4に嵌め込むだけで姿勢保持されるため、固定作業が一層容易になる利点がある。
机側ブラケット35の垂直部37は後向きに開口した断面コ字状に形成されており、この垂直部37の側板に、左右長手の係止ピン51を上下適宜間隔で複数本取り付けている。
他方、例えば図11から理解できるように、パネル側ブラケット36は机側ブラケット35の垂直部37にすっぽり嵌まり込むよう平断面前向きコ字状の形態であり、その左右側板36aに、各係止ピン51に嵌まり込む係合溝部(係合爪部と言い換えてよい)52を形成している。従って、先ず後部横長ビーム4に机側ブラケット35を固定してから、係止ピン51に係合溝部52を嵌め込むワンタッチ的な操作により、バックパネル5を取付けることができる。
図10(A)や図11に示すように、バックパネル5は、合板等の強度を有する芯材53の表裏両面にインシュレータ層54を張った三層構造になっており(勿論、他の構造でも良い)、パネル側ブラケット36は、芯材53に埋設した鬼目ナット55にビス56をねじ込むことによって固定されている。バックパネル5は表裏両面がインシュレータ層54であるため、表裏両面に押しピンで書類等をとめることができる。なお、インシュレータ層55はクロス(表皮材)で覆われている。
図10(A)に示すように、机側ブラケット35の前向き部38に止めねじ57を上方からねじ込んでパネル側ブラケット36の上端を押さえることにより、バックパネル5を上向き移動不能に保持している。
バックパネル5の上向き動を阻止するストッパー手段としては、図10(B)に示すように、机側ブラケット35における垂直部37の底板37bに貫通した止めねじ57をパネル側ブラケット36の底板36aにねじ込んだり、或いは、図10(C)に示すように、机側ブラケット35における垂直部の側板に、パネル側ブラケット36の係合溝部52に嵌入するねじ(或いはピン)57をねじ込んだりするなど、各種の方法を採用できる。
本実施形態では、机側ブラケット35の垂直部37に底板37bを設けているが、この底板37bを無くして、パネル側ブラケット36の高さを変更可能としても良い。換言するとバックパネル5の高さを変更可能としてもよい。この場合は、係止ピン51及び係合溝部52のピッチは等しい寸法に設定しておくのが好ましい。
(3).変形例
図12に示す変形例では、パネル側ブラケット36はスペーサ58を介してバックパネル5に固定されている。
(A)に示す例では、鬼目ナット55を設けた場合においてスペーサ58はインシュレータ層54に嵌まり込んでおり、(B)に示す例では、ビス56を心材53に直接にねじ込んだ場合においてスペーサ58はインシュレータ層54に嵌まり込んでおり、更に(C)に示す例では、鬼目ナット55にスペーサ部58を一体に形成している。
このようにスペーサ58を使用すると、机側ブラケット35の背面が天板1の背面と同一面であったり、天板1が机側ブラケット35の背面から後方にオーバーハングしていても、バックパネル5と天板1との間に配線用空間を確保できる利点がある。
図13はスペーサ58の配置例の別例の平面図、図14は図13のXIV-XIV 視図であり、これらの図に示すように、脚2の背面に当たるスペーサ58を設けることも可能である。このように構成すると、バックパネル5に前向きの外力がかかっても倒れを防止できるため、堅牢な構造になる。
(4).第2実施形態(図15〜図16)
図15及び図16では第2実施形態を示している。図15は分離斜視図、図16は縦断側面図である。この実施形態では、机側ブラケット35の垂直部37は手前側に向けて開口した断面コ字状に形成しており、この垂直部37の背面板に、上部が大径で下部が細巾のダルマ形の係合穴51′を複数個形成している一方、バックパネル4には、係合手段の一例として、前記係合穴51′に対応した頭付き係合体の一例として複数の係合ねじ56′をねじ込み固定している。
係合ねじ56′は、その頭は係合穴51′の大径に嵌脱自在であり、その軸部は係合穴51′の細幅部に嵌まりこむ。従って、係合ねじ56′の頭を係合穴51′の大径部に嵌め入れてから下方に落とし込むことにより、バックパネル5を机側ブラケット35に取付けることができる。止めねじ57は係合ねじ56′の頭に当てている。
机側ブラケット35は、板金製の前向き部37aにブロック39をねじ40で締結した構造になっており、この点は第1実施形態と同じである。ブロック39の形態も第1実施形態と同じなので説明は省略する。
この第2実施形態における机側ブラケット35は合成樹脂製等のカバー59で覆われている。この場合、垂直部37における左右側板の下端に下向きに開口した位置決め溝37cを切り開き形成する一方、カバー59の下端には、位置決め溝37cに下方から嵌合するストッパー片59aを折曲げ形成することにより、カバー59の下端を前後動不能に保持し、更に、上部はビス59bでブロック39にねじ止めしている。
この第2実施形態ではバックパネル5には係合ねじ56′をねじ込むだけで良いため、構造が簡単になる利点がある。また、カバー59はその下端が垂直部37の下端に前後動不能に係止しているため、1本のビス59bのみで取付けできる利点がある。カバー59の位置決め手段は他の形態でも良い。
係合ねじ56′における頭の頂面にはマイナス溝(すりわり)を形成している。このため、ドライバで簡単に回転操作できる。そこで、係合ねじ56′を若干ねじ戻した状態で係合穴51′に嵌め入れから、係合ねじ56′を締め込むことにより、バックパネル5を机側ブラケット35に対してきっちりした状態に締結することも可能である。
(5).幕板の取付け
図17及び図18では、幕板6の取付け構造を説明している。図17は幕板用机側ブラケット35′の斜視図、図18は幕板6を取付けた状態での机の側断面図である。
幕板用の机側ブラケット35′も後部横長ビーム4に固定される。幕板用の机側ブラケット35′もバックパネル用の机側ブラケット35と似た形態であり、平断面前向きコ字状の垂直部37と、その上端の前向き部37aにねじ40で固定されたブロック体39とを備えている。ブロック体39の構造はバックパネル用のものと同じである。
幕板6は机側ブラケット35′にビス60で直接に固定されている。また、机側ブラケット35の下端には、幕板6が載る支持片61を形成している。このため、取付け作業に際して一々幕板6を持ち上げておく必要がなくて作業が楽である。また、机側ブラケット35′の垂直部37には、袖キャビネット62の押し込み位置を規制する軟質材製ストッパー63がスペーサ材63aを介して取付けられている。
幕板6を取付けるにおいても、第2実施形態のように、ダルマ形の係合穴と頭付きの係合ねじとの組合せを採用しても良い。
(7).その他
本発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化することができる。実施形態ではパネル側ブラケットが机側ブラケットの垂直部に嵌まり込んでいたが、パネル側ブラケットの内部に机側ブラケットの垂直部が入り込む形態でもよい。更に、机側ブラケットの垂直部とパネル側ブラケットとのうちいずれか一方は単なる板状であっても良いのである。
係合手段はピンと係合溝との組合せには限らず、ピンと係合爪との組合せや、係合穴と係合爪との組合せ、或いは上下長手の蟻溝とこれに上方から嵌まる平断面T形の突条との組合せなど、様々の態様を採用することができる。
バックパネル及び幕板の形態も自由に設定できる。例えばバックパネルは半透明等のスクリーン状に形成等することも可能である。また、本発明は、天板の支持手段として袖キャビネット(引き出し付きでも良いて開放式でも良い)を使用した机や、間仕切兼用の机にも適用することができる。
机側ブラケットに係合穴を形成する一方、パネルには係合穴に嵌まり込む係合爪を形成するなどしても良い。
(A) は机の平面図、 (B)は正面図、 (C)は側面図である。 図1のII−II線矢視一部切欠き拡大正面図である。 図1の III−III 線矢視一部切欠き拡大断面図である。 連結手段の構成部材の分離斜視図である。 (A) は補助アームの縦断正面図、 (B)は補助アームの側断面図である。 図4のVI−VI視断面図である。 (A)はバックパネルを取り付けた机の概略斜視図、(B)はバックパネルとサイドパネルとの関係を示す図である。 主要部材の概略分離斜視図である。 後部横長ビーム4と机側ブラケット35との分離斜視図である。 (A) は縦断側面図、 (B) (C)はストッパー手段の別例図である。 机側ブラケットとバックパネルとの分離斜視図である。 変形例を示す図である。 スペーサの配置例の別例図である。 図13のXIV-XIV 視図である。 第2実施形態の斜視図である。 第2実施形態の使用状態の側断面図である。 幕板用机側ブラケットの斜視図である。 幕板を取付けた状態での机の側断面図である。
符号の説明
2 天板
3 脚
4 後部横長ビーム
5 バックパネル
35,35′ 机側ブラケット
36 パネル側ブラケット
37 机側ブラケットの垂直部
38 机側ブラケットの水平部
41,43 クランプ部
51 係止ピン
51′ 係合穴
52 係合溝部
56′ 係合ねじ
57 ストッパー手段の一例としての止めねじ

Claims (2)

  1. 天板の縁部の下方に上下長手の机側ブラケットを配置し、この机側ブラケットにバックパネルや幕板等のパネル類を取り付けている、
    机。
  2. 前記机側ブラケットは、天板の下方に水平状に配置した横長のビームにクランプすることにて固定されている、
    請求項1に記載した机。
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