JP2009056295A - 液体塗工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の塗工パターンで被塗工物に接着剤等の液体を塗工する際に、該液体を、塗
工すべき領域の全域にむらなく塗工することのできる液体塗工装置を提供すること。
【解決手段】供給手段2から供給される液体を所定パターンで吐出する吐出ローラー3を
備え、吐出ローラー3から吐出された液体を、移動する被塗工物Sに塗工する液体塗工装
置であり、吐出ローラー3は、外周部を形成する表面プレート31と、吐出ローラー3に
おける表面プレート31より内側の部分を構成するローラー本体32とを備えており、ロ
ーラー本体32の外周部には、ローラー本体の内部を通って導入される液体を、表面プレ
ート31に沿う方向に拡散させる所定形状の凹部33成されており、表面プレート31は
、凹部33を覆う部分の全域が多孔体からなり、表面プレート31の該凹部33を覆う部
分の全域から液体が吐出されるようになされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体塗工装置に関する。
従来、移動する被塗工物に接着剤を所定パターンで塗工する接着剤塗工装置として、所定のパターンに対応した複数の吐出孔を有する筒状のパターンシリンダーと、該パターンシリンダーの内部に配設された駆動ドラムとを備え、供給手段から供給されるホットメルト接着剤をパターンシリンダーの裏面側に形成された凹部に一旦溜めたのち、パターンシリンダーの吐出孔から吐出させるようにした接着剤塗工装置が知られている(特許文献1参照)。
また、特許文献1には、凹部で一旦ホットメルト接着剤を溜めた後、上記吐出孔を通じて細孔から吐出させているので、ホットメルト接着剤に均一に圧力が作用し、より安定したパターン塗工を可能にしているとの記載がある。
特開平9−299849号公報
しかし、特許文献1記載の塗工装置においては、接着剤の塗工パターンを決定するパターンシリンダーの吐出孔を有する部分の大きさが、該パターンシリンダーの下に位置する凹部の大きさより小さいため、凹部内を流れるホットメルト接着剤に滞留や流れにむらが発生し、吐出量の不均一やばらつきが発生する場合があった。
従って、本発明の目的は、所定の塗工パターンで被塗工物に接着剤等の液体を塗工する際に、該液体を、塗工すべき領域の全域にむらなく塗工することのできる液体塗工装置を提供することにある。
本発明は、供給手段から供給される液体を所定パターンで吐出する吐出ローラーを備え、該吐出ローラーから吐出された液体を、移動する被塗工物に塗工する液体塗工装置であって、前記吐出ローラーは、外周部を形成する表面プレートと、該吐出ローラーにおける該表面プレートより内側の部分を構成するローラー本体とを備えており、前記ローラー本体の外周部には、該ローラー本体の内部を通って導入される液体を、前記表面プレートの面に沿う方向に拡散させる所定形状の凹部が形成されており、前記表面プレートは、前記凹部を覆う部分の全域が多孔体からなり、該表面プレートの該凹部を覆う部分の全域から前記液体が吐出されるようになされている液体塗工装置を提供することにより、前記目的を達成したものである。
また、本発明は、接着剤が塗工されて形成された粘着部を衣類当接面に有し、該粘着部を介して衣類に固定されて用いられる吸収性物品の製造方法であって、前記液体として接着剤を塗工する前記液体塗工装置により、前記衣類当接面を構成させるシート材に接着剤を塗工する工程を具備する吸収性物品の製造方法を提供するものである。
また、本発明は、前記液体として接着剤を塗工する前記液体塗工装置により、吸収性物品の構成材料に接着剤を塗工する工程、及び該構成材料を該接着剤を介して他の構成材料と接合する工程を具備する吸収性物品の製造方法を提供するものである。
本発明の液体塗工装置によれば、所定の塗工パターンで被塗工物に接着剤等の液体を塗工するに際し、該液体を、塗工すべき領域の全域にむらなく塗工することができる。
本発明の吸収性物品の製造方法によれば、接着剤を、塗工すべき領域にむらなく塗工することができ、高品質の吸収性物品を効率的に製造することができる。
以下、本発明をその好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態である液体塗工装置(以下、本塗工装置1ともいう)の要部を示す斜視図である。
本塗工装置1は、ホットメルト接着剤の塗工装置であり、図1に示すように、ホットメルト接着剤を供給する供給手段2と、供給手段2から供給されるホットメルト接着剤を所定パターンで吐出する吐出ローラー3と、吐出ローラー3から吐出された所定パターンのホットメルト接着剤5を、連続的に供給される帯状シート(被塗工物)Sの表面に転写する転写手段4とを具備する。図1中の符号50は、帯状シートSにおける、ホットメルト接着剤5が塗工された部分(接着剤塗工部)を示している。
供給手段2は、ホットメルト接着剤を収容したタンク(図示せず)と、このタンク及び吐出ローラー3を連結する供給管21と、この供給管21に介装されたポンプ(図示せず)と、この供給管21から分岐して前記タンクに連結された戻り管22と、供給管21からのホットメルト接着剤の流れを、戻り管22側又は吐出ローラー3側の何れかに切り替える制御弁23とを備えている。
吐出ローラー3は、図1及び図2に示すように、吐出ローラー3の外周部を形成する表面プレート31と、吐出ローラー3における表面プレート31より内側(回転軸側)部分を構成するローラー本体32とを備えてなる。
ローラー本体32は、円柱状の形態を有し、その外周部には、周方向に間隔を開けて複数の凹部33が形成されている。各凹部33は、凹部33以外の部分との間に段差を設けて形成されており、その底面部には、該凹部33にホットメルト接着剤を導入する導入口34が設けられている。そして、表面プレート31が、凹部33を覆うように、ローラー本体32の外周面に固定されている。
表面プレート31は、多孔体からなる。多孔体は、表裏面間を貫通する多数の細孔を有するものであり、塗工すべき液体(本実施形態においては、ホットメルト接着剤)がそれらの細孔を通って透過可能である。多孔体としては、金網、パンチングメタル、エッチング開孔材、焼結金属、セラミックス、これらの積層体等を用いることができる。
本塗工装置1におけるローラー本体32は、図2及び図3に示すように、その回転軸に近い部分を構成する本体部分35と、所定形状の開口部36aを有し該開口部36aの内側部分が前記凹部33を形成するパターン形状プレート36とを有してなる。
本体部分35は、円柱状の形態を有しその外周面に前記導入口34を有している。
パターン形状プレート36は、その開口部36aの内側に、前記導入口34が位置するように固定されている。開口部36aの内周面36a’は、凹部33の底面35aに対して垂直である。凹部33の底面35aは、本体部分35の外周面から形成されている。開口部36aの内周面36a’が底面35aに対して傾斜している場合であっても、凹部33の開口形状は、開口部36aの表面プレート31側の開口縁端の形状である。
パターン形状プレート36は、本体部分35の外周面に、周方向に直列させて複数枚固定されており、これらの複数枚のパターン形状プレート36によって、ローラー本体32の円筒状の外周部が形成されている。表面プレート31は、そのローラー本体32の、パターン形状プレート36からなる外周部の更に外側に固定されている。表面プレート31は、パターン形状プレート36の開口部36aによって形成される凹部33の全体を覆うように固定されている。本塗工装置1における表面プレート31は、一枚のパターン形状プレート36に対して各一枚設けられており、それぞれ、ボルト等の固定具により、一枚のパターン形状プレート36に対して脱着可能に固定されている。また、パターン形状プレート36も、それぞれ、ボルト等の固定具により、本体部分35に対して脱着可能に固定されている。パターン形状プレート36を本体部分35に固定する固定具が、表面プレート31をパターン形状プレート36に固定する固定具を兼ねていても良い。パターン形状プレート36は、表面プレート31と固定してから本体部分35に固定してもよい。なお、表面プレート31は、ローラー本体32の周方向の全長に亘る長さを有するものであっても良く、該一枚の表面プレート31を、パターン形状プレート36が固定された本体部分35に対して脱着自在に固定しても良い。
図3に示すように、ローラー本体32の軸芯部には、吐出ローラー3の回転軸方向に延び、且つ供給管21から供給されたホットメルト接着剤が流入する主管路35bが設けられている。また、ローラー本体32の内部には、主管路35bと前記導入口34とを結ぶ複数の分岐管路35cが形成されている。そして、供給手段2の供給管21を通じて供給されたホットメルト接着剤が、主管路35b及び分岐管路35cを通じて導入口34から凹部33に導入され、該凹部33内に導入されたホットメルト接着剤が、凹部33内において、表面プレート31の面に沿う方向(表面プレート31の面と略平行な方向)に拡散した後、表面プレート31の孔を通って吐出ローラー3の表面から吐出されるようになしてある。表面プレート31の面に沿う方向は、凹部33の深さ方向に直交する方向でもある。また、表面プレート31の面に沿う方向への拡散は、少なくとても当該方向に拡散するという意味であり、当該方向への拡散と同時に表面プレート31の面と垂直な方向(凹部の深さ方向)に拡散することを妨げるものではない。
本塗工装置1において用いた表面プレート31は、その平面方向(厚み方向に直交する方向をいう)の全体が多孔体からなる。従って、表面プレート31の凹部33を覆う部分の全域が多孔体からなり、該表面プレートの該凹部33を覆う部分の全域からホットメルト接着剤が吐出され、その吐出されるホットメルト接着剤の形状は、凹部33の開口形状と略同一である。
表面プレート31を構成する多孔体がパンチングメタルやエッチング開孔材である場合、凹部33を覆う箇所において孔の面積(開口面積率)は、1〜76%、特に10〜60%であることが好ましく、多孔体1cm2当たりの孔の個数は、1〜10,000個、特に125〜2,500個程度であることがより好ましい。個々の孔の孔径は、0.05〜2mmであることが好ましい。
表面プレート31を構成する多孔体が金網や焼結金属、セラミックスである場合、凹部33を覆う箇所において孔の面積(開口面積率)は、1〜80%、特に10〜60%であることが好ましく、個々の孔の面積は、0.002〜3.2mm2であることが好ましく、より好ましくは0.004〜0.5mm2である。
表面プレート31を構成する多孔体の平均孔径及び孔の面積は、それぞれ、以下のようにして測定される。
平均孔径は、光学顕微鏡によって表面プレート31を真上から観察し、表面上の目開きの面積を少なくとも10点計測し、S(孔の面積)=PAI/4×d2(PAI=3.14)で逆算されるdを円相当径とし、これらの平均値とする。孔の面積は、例えばキーエンス製デジタルHDマイクロスコープVH−7000を使用し、観察される画面上の任意の点を囲むことにより簡単に計測できる。
尚、多孔体が複数枚積層されてなる表面プレートの場合は、個々の多孔体について測定した平均孔径が上記の範囲であることが好ましい。
本実施形態における凹部33は、その深さ(凹部33の底面35aと表面プレート31との間の距離に同じ)が、その全域において均一である。凹部33の深さは、0.1〜5.0mmとすることが好ましく、0.5〜3.0mmとすることがより好ましい。
また、凹部33に設ける導入口34は、凹部33の底面積0.5〜10cm2当たりに1個となる割合で設けることが好ましい。
表面プレート31の厚みは、塗工すべき領域の全域にむらなく塗工する観点から、全体として2mm以下が好ましく、1mm以下がより好ましく、0.3〜0.9mmが一層好ましい。また、同様の観点から、表面プレート31の厚みは凹部33の深さに対して、0.05〜20倍であることが好ましく、0.1〜2倍であることが一層好ましい。
ローラー本体32の本体部分35の一側端部には、供給手段2の供給管21の端部に回転自在に連結される管部35dが設けられており、他側端部には、図示しない駆動源の駆動軸に連結される軸部35eが設けられている。また、ローラー本体32の本体部分35の内部には、カートリッジヒーター等の加熱手段(図示せず)が組み込まれており、このカートリッジヒーター等によって温度調整を行うことで、ローラー本体32内を流れるホットメルト接着剤の粘度を制御できるようになしてある。
転写手段4は、吐出ローラー3の表面プレート31からなる外周面及び帯状シートSの被塗工面に臨んで回転する転写ローラー41と、転写ローラー41の下方に配設されて転写ローラー41とともに帯状シートSを繰り出すニップローラー42とを備えている。
転写ローラー41の外周面41aにはシリコーンゴム等の剥離容易性素材によってライニングが施されており、吐出されたホットメルト接着剤が容易に剥離して被塗工物表面に塗工されやすいようになしてある。また、転写ローラー41の内部には、管路(図示せず)が設けられており給水管路41bを通じて冷却水を循環させることによって、当該転写ローラー41の温度を低温度に制御できるようになしてある。転写ローラー41の一側端部には、給水管路41bに回転自在に連結される管部41cが設けられており、他端部には図示しない駆動源の駆動に連結される軸部41dが設けられている。
本塗工装置1には、吐出ローラー3及び転写ローラー41の回転速度、制御弁23及びカートリッジヒーターのオンオフ、冷却水の循環量等をコントロールするコントローラー(図示せず)が搭載されており、使用するホットメルト接着剤、塗工パターン等に対応した塗工装置1の動作制御が行えるようになっている。
次に、本塗工装置1の動作を説明する。
まず、図示しないタンク内にホットメルト接着剤を投入し、溶融状態とする。そして、吐出ローラー32及び転写ローラー41をその周速度が等しくなるように回転させる。また、ニップローラー42も、転写ローラー41とその周速度が等しくなるように回転させ、帯状シートSの搬送速度を、転写ローラー41の周速度と同一とする。
そして、溶融状態のホットメルト接着剤を、供給手段2の供給管21を通じて吐出ローラー3のローラー本体32内に図示しないポンプによって供給する。
供給手段2から供給されたホットメルト接着剤は、ローラー本体32の本体部分35に形成された主管路35b及び分岐管路35cを通じて、その外周面に形成された導入口34から前記凹部33内に供給され、凹部33内において、表面プレート31の面に沿う方向に拡散した後、表面プレート31を構成する多孔体の孔を通って吐出ローラー3の表面に導かれて、転写ローラー41の外表面に所定パターンで吐出される。
そして、この転写ローラー41が回転し、ニップローラー42との間を移動する帯状シートSの表面にホットメルト接着剤を転写する。
このようにして、帯状シートSの表面(被塗工面9)に、ホットメルト接着剤5が塗工され、それにより、帯状シートSの表面に、凹部33の開口形状と実質的に同一形状の接着剤塗工部50(液体塗工部)が形成される。
凹部33の開口形状と、被塗工物に形成される接着剤塗工部(液体塗工部)の形状が実質的に同一形状とは、塗工ローラー3の底面35aに対して開口部36aの内周面から凹部33の開口面(表面プレートの裏面)までの距離があることによる形状の広がりや、凹部33の開口面(表面プレートの裏面)から表面プレートの表面までの距離(多孔体の厚み)があることによる多孔体透過時のホットメルト接着剤の拡散による形状の広がり、更に、塗工ローラー3と転写ローラー41との間、あるいは転写ローラー41と帯状シートSの移動速度との間に若干の差が生じること等によって、塗工ローラー3の周方向における凹部33の全長L1と、帯状シートSの移動方向における接着剤塗工部の全長L2との間に若干の差が生じることを許容する趣旨である。但し、凹部33の全長L1と接着剤塗工部の全長L2との差は、全長L1の20%以内である場合に実質的に同一であり、前記差は、前記全長L1の20%以内、特に10%以内であることが好ましい。尚、塗工ローラー3の軸長方向及び帯状シートSの移動方向に直交する方向の差は、全長L1,L2同士の差よりも割合が同等もしくはそれより低い
本実施形態の塗工装置1によれば、表面プレート31の凹部33を覆う部分の全域が多孔体からなり、表面プレート31の凹部33を覆う部分の全域からホットメルト接着剤が吐出されるようにしたため、当該凹部33の開口形状と異なる形状に孔が分布する表面プレートを用いる場合に比べて、凹部33内を拡散する接着剤に滞留や流れのむらが生じ難い。
そのため、表面プレート31から吐出されるホットメルト接着剤は、その吐出範囲の全域において吐出量が均一であり、転写ローラー41の外表面における、凹部33と重なる範囲の全域において均一な量のホットメルト接着剤が付着する。そして、そのように均一に付着したホットメルト接着剤が、帯状シートSに転写されるため、帯状シートSにおけるホットメルト接着剤が塗工された接着剤塗工部50は、その全域に均一な量のホットメルト接着剤が塗工されたものとなる。
このようにして、本塗工装置1によれば、所定の塗工パターンで被塗工物に接着剤を塗工するに際し、接着剤を、塗工すべき領域の全域にむらなく塗工することができる。
特許文献1記載の接着剤塗工装置においては、吐出ローラーの外表面を構成するパターンシリンダーの孔の形成パターンを変更することで、接着剤の塗工パターンを変更することができる。しかし、孔の形成パターンの変更のみで接着剤の塗工パターンを変更した場合には、変更の前後の少なくとも何れかにおいては、孔の形成パターンとパターンシリンダーの裏面に形成された凹部の開口形状とが異なり、その場合、該凹部内の接着剤の滞留や流れのむらが生じて、ホットメルト塗工範囲内に塗工量のむらが生じる。
本実施形態の塗工装置1においては、上述したように、ローラー本体32の外周部の凹部33を、所定形状の開口部36aを有するパターン形状プレート36によって形成してあるため、開口形状が、被塗工物に形成される接着剤塗工部50の形状と実質的に同一の凹部33を容易に形成することができる。
しかも、パターン形状プレート36を本体部分35に対して脱着可能に固定してあるため、接着剤の塗工パターンを変更する際には、パターン形状プレート36を、変更後の塗工パターンと略同一形状の開口部36aを有するパターン形状プレート36に交換することができる。そのため、接着剤の塗工パターンを変更する場合であっても、パターン形状プレート36を交換することにより、接着剤を、塗工すべき領域の全域にむらなく塗工することができる。
更に、本実施形態の塗工装置1においては、パターン形状プレート36と表面プレート31とも分離可能であるので、接着剤の塗工パターンを変更する際に、パターン形状プレート36のみを交換し、表面プレート31は交換せずに同じものを用いることもできる。
本発明で用いる接着剤は、ホットメルト接着剤であることが好ましいが、ホットメルト接着剤以外の接着剤、例えば、低密度ポリエチレン、ポリビニルアセテート、シリコン樹脂、糊等を用いることもできる。
ホットメルト接着剤としては、特に限定されないが、例えば、スチレン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン・エチレン・ブチレン・スチレンブロック共重合体(SEBS)等のスチレン系ゴム、又はアモルファスポリαオレフィン(APAO)、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)等のオレフィン系ポリマー等のホットメルト接着剤が挙げられる。
また、本発明における被塗工物は、特に限定されないが、例えば、不織布、織布、樹脂フィルム、編み物等からなるシート状物、若しくはこれらのシート状物が2層以上に積層されてなる積層体、これらのシート状物や積層体に更に他の部材を積層したり挟んだりしてなる物品等が挙げられる。被塗工物は、連続する帯状体であっても良いし、所定の長さを有し、所定の間隔をあけて順次搬送されているものであっても良い。
上述した塗工装置1は、ホットメルト接着剤からなる粘着部を有し、該粘着部を介して衣類に固定されて用いられる吸収性物品の製造に好ましく用いることができる。このような吸収性物品としては、生理用ナプキンやパンティライナー(下り物シート)、失禁パッド等の身体から排出される液を吸収する吸収性物品が挙げられる。これらは、一般に、液保持性の表面シート、液難透過性(不透過性を含む概念)の裏面シート及びこれら両シート間に配された吸収体を具備し、衣類当接面にホットメルト接着剤からなる粘着部を有していたり、縦長の本体部分の左右両側にウイング部を有し、該ウイング部の片面(衣類当接面)にホットメルト接着剤からなる粘着部を有している。本体部分及びウイング部の両者に粘着部を有していても良い。
このような吸収性物品を製造する際には、衣類当接面を構成するシートの帯状の原反、又は他の材料と積層された該シートの帯状又は非帯状の原反に、上述した塗工装置1を用いてホットメルト接着剤を塗工して所定形状の粘着部を形成する。それ以外は、従来の吸収性物品の製造方法と同様である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に制限されず適宜変更可能である。
例えば、図5(a)に示すように、中央部に接着剤非塗工部51が形成されるパターンで接着剤5を塗工する場合、図5(b)及び図5(c)に示すように、パターン形状プレート36の開口部36aの内側に、パターン形状プレート36と略同一の厚さの補助プレート37を配する等によって、環状の凹部33を形成することができる。図5(b)及び図5(c)に示す実施形態においては、パターン形状プレートの開口部36aの内側部分であって且つ補助プレート37より外側部分が凹部33を形成している、
この場合においても、凹部33を覆う部分の全域が多孔体からなる表面プレート31を用い、該表面プレート31の凹部33を覆う部分の全域からホットメルト接着剤を吐出させることにより、接着剤を、塗工すべき領域の全域にむらなく塗工することができる。また、補助プレート37を配するのに代えて、本体部分35の外周面に凸部を形成し、該凸部を開口部36aの内側に位置させることによって、該凸部の周囲に環状の凹部33を形成することもできる。
図6に示す実施形態においては、パターン形状プレート36の開口部36aの内側に配する補助プレート37として、本体部分35の外周面に当接される面(裏面)に溝37a,37bを有するものを用いている。各溝37a,37bは、ローラー本体32の周方向又は軸長方向に延びており、本体部分35の外周面上に配置された状態において、分岐管路35cから供給されるホットメルト接着剤を凹部33へと導く流路を形成する。このような溝37a,37bを有する補助プレート37、あるいは内部に該流路と同様に機能する管路が予め形成された補助プレート(図示せず)を用いることで、凹部33に接着剤を導く流路の設計が容易となる。
図7に示す実施形態は、更に異なるパターンで接着剤を塗工する例である。
図7に示す実施形態においては、接着剤塗工部50の間に接着剤非塗工部51が介在する塗工パターンで接着剤5を塗工する。図7に示す実施形態においては、パターン形状プレート36に、各接着剤塗工部50に対応する開口部36aを形成し、各接着剤塗工部50の形状と略一致する形状の凹部33を形成している。
この場合においても、これらの凹部33を覆う部分の総ての全域が多孔体からなる表面プレート31を用い、該表面プレート31の凹部33を覆う部分の全域からホットメルト接着剤を吐出させることにより、被塗工物に、全域に亘ってホットメルト接着剤が均一に存在する接着剤塗工部50を形成することができる。
図8に示すように、ローラー本体32の外周部に形成された凹部33の内部に、液体(接着剤等)の透過拡散性が、表面プレート31の凹部33を覆おう部分、即ち多孔体からなる部分と同等又はそれより良好な材料6を配することも好ましい。
透過拡散性の比較は、材料6及び多孔体のそれぞれに同一粘度の液体(接着剤等)を注入し、一定時間後の液の広がり面積の大小を比べて行うことができる。広がり面積が大きい方が透過拡散性が良い。
例えば、図8(c)に示すように、材料6及び多孔体に用いる材料と同一の材料から、平面視円形状で厚みが5mmの円盤状のサンプル71を作成し、底部に円筒状の小孔72を有し、サンプル71が内部に丁度収まる大きさの凹部73を備えた補助具70における該凹部73内に該サンプル71を配置する。そして、前記小孔72から液体(接着剤等)を流し込み、所定時間後に、小孔を有する側とは反対側の面74に広がっている液体(接着剤等)75の面積(広がり面積)を測定する。尚、この測定の際には、補助具70は、小孔72側を上に向け、前記面74を下に向ける。
材料6と表面プレート31を構成する多孔体のそれぞれについて、同一粘度の液体を用いて同様に試験し、広がり面積の広い方が狭い方より透過拡散性が良いと判断する。
凹部33内に配する材料6としては、発泡金属、発泡シリコンゴム、焼結金属、球体金属等が挙げられる。
図9に示す実施形態においては、吐出ローラー3の本体部分35の外周面35aから所定の深さまでの外周部分35fが、それより軸芯側の部分に対して脱着可能に固定された別部材39から形成されている。外周部分35fを構成する部材39は、一の分岐管路35cから導かれた接着剤を一次貯蔵する小部屋38を形成し、この小部屋38から凹部33へ接着剤を導くために、一の分岐管路35cを更に複数に分岐させる分岐管路35c’,35c’,35c’を有している。分岐管路35c’は、小部屋38に接着剤を導入するための管路よりも本数が多い。
斯かる構成により、小部屋38の領域内で分岐管路35c’の配置と数を自由に決めることができ、凹部33に接着剤を導く流路の設計が一層容易となる。また、分岐管路35c’の配置と数を容易に決定できるので、凹部33全域に液体をより均等に満たすことが可能となる。凹部33全域の液体が均等であれば、凹部33を覆う表面プレート31から均等に液体が吐出し、より均一な塗工ができる。更に、小部屋38が別部材39にあるので、塗工パターンの大きな変更に対して、別部材39の交換で済み、ローラー本体32の交換が無くなる。
吐出ローラー3の本体部分35の外周部分35fは、吐出ローラー3の周方向に直列に配置された複数個の部材39から形成されていても良いし、吐出ローラー3の周方向に連続して配された一つの部材39から形成されていても良い。
図9に示す吐出ローラー3における小部屋38は、該吐出ローラー3の半径方向における、凹部33の位置より回転軸側に設けられている。小部屋38に接着剤を導入する管路35cは、1本でも複数本でも良い。
小部屋38と凹部33内とを連通する分岐管路35c’の本数は、小部屋38に接着剤を導入する管路35cの本数よりも多いことが好ましい。小部屋38に接着剤を導入する管路35cが1本の場合、小部屋38と凹部33内とを連通する分岐管路35c’の本数は、例えば2〜30本とすることができ、小部屋38に接着剤を導入する管路35cが2本の場合、小部屋38と凹部33内とを連通する分岐管路35c’の本数は、例えば3〜60本とすることができる。
尚、供給手段2から供給されたホットメルト接着剤を凹部33に導く経路は、凹部33に接着剤を導くことができる限り制限されず、多様に変形可能である。
図10を示す接着剤塗工装置1Aは、ニップローラー42の回転に従動して回転する以外は、図1に示す吐出ローラー3と同様の構成を有する吐出ローラー3Aを備えている。接着剤塗工装置1Aは、転写ローラー41を具備していない。
この接着剤塗工装置1Aにおいては、吐出ローラー3Aとニップローラー42との間を移動する帯状シートSに対して、吐出ローラー3Aの外表面から直接、ホットメルト接着剤が塗工される。この接着剤塗工装置1Aにおいても、吐出ローラー3Aの外表面を構成する表面プレート31は、その下に位置する凹部を覆う部分の全域が多孔体からなり、該凹部を覆う部分の全域からホットメルト接着剤が吐出される。そのため、上述した塗工装置1と同様の効果が奏される。
尚、上述した塗工装置1においては、平面方向(厚み方向に直交する方向)の全域が多孔体からなる表面プレート31を用いたが、凹部33を覆う部分以外の部分が非多孔体からなる表面プレートを用いても良い。例えば、凹部33を覆う部分以外は開孔されてないパンチングメタルや、凹部33を覆う部分以外の孔がマスキング材によって封鎖されているもの等を用いることもできる。
凹部33の開口形状は、任意の形状とすることができ、輪郭が直線のみからなる形状、輪郭が直線と曲線からなる形状、輪郭が曲線のみからなる形状等とすることができる。具体的には、円形状、長円状、ハート状、瓢箪形状、中央部がくびれた長円状、矩形状、菱形等とすることができる。
また、本発明の液体塗工装置は、液体として、接着剤に代えて他の液体を塗工するものであっても良い。接着剤以外の液体としては、 油剤、乳液剤、クリーム、保湿剤、ローション等が挙げられる。
また、本発明の液体塗工装置は、吸収性物品の製造工程において、吸収性物品の構成材料に接着剤を塗工するのに用いることも好ましい。接着剤が塗工された構成材料は、該接着剤を介して他の構成材料と接合することができる。吸収性物品の構成材料としては、例えば、表面シート、吸収体、裏面シート、ウイング部形成用のシート、立体ギャザー形成用のシート等が挙げられるが、これらに限られるものではない。
更に、本発明の一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する要件は、それぞれ他の実施形態に適宜適用することができ、また、各実施形態における要件は、適宜、実施形態間で相互に置換可能である。
図1は、本発明の液体塗工装置の一実施形態を示す要部斜視図である。 図2は、同実施形態における吐出ローラーの外周面近傍の構成を示す要部断面図である。 図3は、同実施形態におけるローラー本体を示す斜視図である。 図4(a)は、同実施形態における表面プレートをその法線方向から視た図であり、図4(b)は、同実施形態における凹部を該凹部底面の法線方向から視た図であり、図4(c)は、同実施形態における液体(接着剤)の塗工パターンを示す帯状シートの平面図である。 図5(a)〜図5(c)は、本発明の液体塗工装置の他の実施形態を示す図であり、図5(a)は、液体(接着剤)の塗工パターンを示す平面図、図5(b)は、凹部を該凹部底面の法線方向から視た図であり、図5(c)は、図5(b)のI−I線に沿う模式断面図である。 図6(a)及び図6(b)は、本発明の液体工装置の更に他の実施形態を示す図であり、図6(a)は、凹部を該凹部底面の法線方向から視た図であり、図6(b)は、図6(a)のII−II線に沿う模式断面図である。 図7(a)及び図7(b)は、本発明の液体塗工装置の更に他の実施形態を示す図であり、図7(a)は、液体(接着剤)の塗工パターンを示す平面図、図7(b)は、凹部を該凹部底面の法線方向から視た図である。 図8(a)及び図8(b)は、本発明の液体塗工装置の更に他の実施形態を示す図であり、図8(a)は、凹部及び凹部内に充填された液体透過拡散性の材料を該凹部底面の法線方向から視た図であり、図8(b)は、図8(a)のIII−III線に沿う模式断面図である。図8(c)は、透過拡散性を評価方法を示す模式図である。 図9は、本発明の液体塗工装置の更に他の実施形態を示す図(図2相当図)である。 図10は、本発明の液体塗工装置の更に他の実施形態を示す模式側面図である。
符号の説明
1 液体塗工装置
2 供給手段
3 吐出ローラー
31 表面プレート
32 ローラー本体
33 凹部
35 本体部分
36 パターン形状プレート
36a 開口部
4 転写手段
41 転写ローラー
5 ホットメルト接着剤(液体)
50 接着剤塗工部(液体塗工部)

Claims (10)

  1. 供給手段から供給される液体を所定パターンで吐出する吐出ローラーを備え、該吐出ローラーから吐出された液体を、移動する被塗工物に塗工する液体塗工装置であって、
    前記吐出ローラーは、外周部を形成する表面プレートと、該吐出ローラーにおける該表面プレートより内側の部分を構成するローラー本体とを備えており、
    前記ローラー本体の外周部には、該ローラー本体の内部を通って導入される液体を、前記表面プレートの面に沿う方向に拡散させる所定形状の凹部が形成されており、
    前記表面プレートは、前記凹部を覆う部分の全域が多孔体からなり、該表面プレートの該凹部を覆う部分の全域から前記液体が吐出されるようになされている液体塗工装置。
  2. 前記凹部の開口形状が、前記被塗工物に形成される液体塗工部の形状と実質的に同一である、請求項1記載の液体塗工装置。
  3. 前記ローラー本体は、回転軸に近い部分を構成する本体部分と、所定形状の開口部を有し該開口部の内側部分が前記凹部を形成するパターン形状プレートとを有してなる請求項1又は2記載の液体塗工装置。
  4. 前記パターン形状プレートは、前記本体部分に対して脱着可能に固定されている請求項3記載の液体塗工装置。
  5. 前記パターン形状プレートの開口部の内側に補助プレートが配されており、該開口部の内側部分であって且つ該補助プレートより外側部分が前記凹部を形成している請求項3又は4記載の液体塗工装置。
  6. 前記凹部の内部に、前記液体の透過拡散性が前記表面プレートの該凹部を覆う部分と同等又はそれより良好な材料が配されている請求項1〜5の何れかに記載の液体塗工装置。
  7. 前記吐出ローラーは、その半径方向における前記凹部の位置より回転軸側に、小部屋を有しており、該小部屋に導入された前記液体が、複数の分岐管路によって前記凹部に導入されるようになされている、請求項1〜6の何れかに記載の液体塗工装置。
  8. 前記液体が、接着剤である請求項1〜7の何れかに記載の液体塗工装置。
  9. 接着剤が塗工されて形成された粘着部を衣類当接面に有し、該粘着部を介して衣類に固定されて用いられる吸収性物品の製造方法であって、
    請求項8に記載の液体塗工装置により、前記衣類当接面を構成させるシート材に接着剤を塗工する工程を具備する吸収性物品の製造方法。
  10. 請求項8に記載の液体塗工装置により、吸収性物品の構成材料に接着剤を塗工する工程、及び該構成材料を該接着剤を介して他の構成材料と接合する工程を具備する吸収性物品の製造方法。
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