JP2009055576A - 複数組の減衰極を有するフィルタ回路 - Google Patents

複数組の減衰極を有するフィルタ回路 Download PDF

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口 民 雄 河
Hiroyuki Kayaya
博 幸 加屋野
Tatsunori Hashimoto
本 龍 典 橋
Noritsugu Shiokawa
川 教 次 塩
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Abstract

【課題】帯域内の特性に与える影響を可及的に少なくし、かつ減衰極の位置を動かし帯域外の減衰量を調整することを可能にする。
【解決手段】帯域の両端に減衰極を形成する、結合された4つの共振素子をそれぞれ有する少なくとも2つの結合ブロックと、これらの結合ブロックの結合関係における中央部分に対し対称となる位置の結合ブロックに属する2つの共振素子を、前記2つの共振素子間の位相関係と逆位相であってかつ前記少なくとも2つの結合ブロックのそれぞれの結合より弱い結合で結合させる結合調整機構9と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数組の減衰極を有するフィルタ回路に関する。
無線または有線で情報通信を行う通信機器は、アンプ回路、ミキサ回路、フィルタ回路などの各種の高周波部品から構成されている。この中で、帯域通過フィルタ回路(以下、バンドパスフィルタともいう)は、共振素子を複数個並べて特定の周波数帯の信号のみを通過させる機能を有する。今日の通信システムにおいては、周波数の有効利用の観点からフィルタ特性は、使用可能な帯域幅が最大限に使用できるよう、シャープな遮断特性を有することが望ましい。さらに、通信機器の小形化に対する需要から、フィルタ回路はより小さいサイズが望ましい。
フィルタ特性を実現するためには、複数の共振素子を電磁界にて相互に結合させる必要があり、フィルタ回路の回路定数は各共振素子の共振周波数、共振素子間結合、および外部との結合Qeで構成される。
フィルタ回路における共振素子間結合の実現方法は、以下の2種類に大別できる。第1の結合方法は、共振素子以外に結合用素子を付加することなく、共振素子どうしの位置関係のみで所望の結合を実現するギャップ結合である。このギャップ結合は、チェビシェフ関数型フィルタ回路のように隣接する共振素子間の結合のみで構成されるフィルタ回路に適している。第2の結合方法は、特許文献1、2に開示されているような伝送線路を付加して結合を実現する線路結合である。この線路結合は、減衰極によるスカート特性の急峻化や、群遅延時間平坦化のための飛び越し結合を有するフィルタ回路に適している。また、特許文献3、10、11、および非特許文献2には、帯域外に減衰極を設けるため複数の結合ブロックを組み合わせたフィルタ回路が開示されている。
全ての共振素子が同一平面上に配置される平面フィルタ回路では、フィルタ回路の小形化を進めるうえで、隣接する共振素子間の間隔を十分に取ることが難しく、所望の結合以外に、不要な飛び越し結合が存在する。この飛び越し結合の影響により、フィルタ回路の性能またはフィルタ回路の対称性を有する遮断特性の劣化を招き、特性実現を困難とする原因の一つであった。
飛び越し結合の対処方法としては、共振素子の形状や配置を工夫し、飛び越し結合の大きさを小さくする方法や、特許文献4、5に示すように無用な飛び越し結合がある共振素子間に金属板等を挿入することで電磁界的に遮断する方法などがある。また、非特許文献1に示すようにフィルタ回路を構成する共振素子を1つずつ個別に導体でパッケージすることにより共振素子間の飛び越し結合を完全に無くす方法がある。
また、実際にフィルタ回路を製造する際には、用いる基板の厚さのばらつきなど様々な要因により共振周波数や結合が設計値とずれることがあるため、これらのパラメータを後から調整する必要がある。このフィルタ調整方法については、特許文献6、7および12に示すように誘電体板、誘電体トリマや金属棒により調整する方法や、特許文献8に示すように共振素子間に金属壁を挿入し結合量の調整を行う方法がある。
更に、フィルタ特性のチューニング方法として、特許文献9に示すように入出力の線路間に導体片を挿入し、入力出力間の結合量を可変することで1つの減衰極の位置をチューニングする方法がある。
特開2004−530391号公報 特開2000−341071号公報 特開2004−260510号公報 特開2001−308603号公報 特開2004−349966号公報 特開2002−204102号公報 特開2005−209911号公報 特開2001−102809号公報 特開昭62−131602号公報 特開2004−112668号公報 特表2004−530391号公報 特開2005−159512号公報 IEEE Microwave Theory and Techniques Symposium Digest (2006年)、第693頁 J.S. Hong and M.J. Lancaster, Microwave Filters for RF/Microwave Applications, pp.315-321, John Wiley & Sons, New York, 2001.
このように、フィルタ回路の製造の際には特性の調整が不可欠であり、従来技術におけるフィルタ回路の特性の調整方法は、設計パラメータとのずれを補正する程度であり、大きく特性を変化させることができなかった。また、上記特許文献9の帯域外特性の調整方法では、2段のフィルタ回路において1組の減衰極の位置を制御することは可能であるが、より急峻な減衰特性を有する複数組の減衰極を有する多段フィルタにおいては適用できなかった。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであって、帯域内の特性に与える影響を可及的に少なくし、減衰極の位置を動かし帯域外の減衰量を調整することのできる、複数組の減衰極を有するフィルタ回路を提供することを目的とする。
本発明の一態様によるフィルタ回路は、帯域の両端に減衰極を形成する、結合された4つの共振素子をそれぞれ有する少なくとも2つの結合ブロックと、これらの結合ブロックの結合関係における中央部分に対し対称となる位置の結合ブロックに属する2つの共振素子を、前記2つの共振素子間の位相関係と逆位相であってかつ前記少なくとも2つの結合ブロックのそれぞれの結合より弱い結合で結合させる結合調整機構と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、帯域内の特性に与える影響を可及的に少なくし、減衰極の位置を動かし帯域外の減衰量を調整することのできる、複数組の減衰極を有するフィルタ回路を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態によるフィルタ回路の平面図を図1に、側面を図2に示す。本実施形態のフィルタ回路1は、マイクロストリップ構造の8段帯域通過フィルタであり、誘電体基板2上に形成される。この誘電体基板2の一方の面には地導体3aが形成され、この地導体3aが形成された面と反対側の面に線路導体3bが形成され、この線路導体3bによって、フィルタ回路を構成する入力部の伝送線路4と、出力部の伝送線路4と、8個の共振素子5〜5と、共振素子間結合用の伝送線路6、6、6と、飛び越し結合用の伝送線路7、7とが形成される。また、本実施形態のフィルタ回路1には、結合調整機構9が設けられている。この結合調整機構9は、基板9aと、この基板9aに形成された結合調整機構用パターン9bとを備えている。各共振素子5(i=1,・・・,8)は、キャパシタ成分とインダクタ成分とを備えている。
本実施形態のフィルタ回路1は、帯域の両端に減衰極が設けられたフィルタ回路であり、入力部の伝送線路4は共振素子5に電磁界にて結合され、出力部4の伝送線路は、共振素子5に電磁界にて結合されている。そして、共振素子5と共振素子5との間、共振素子5と共振素子5との間、共振素子5と共振素子5との間、および共振素子5と共振素子5との間は、それぞれ空間的に電磁界にて結合したギャップ結合である。また、共振素子5と共振素子5との間は伝送線路6により結合され、共振素子5と共振素子5との間は伝送線路6により結合され、および共振素子5と共振素子5との間は伝送線路6により結合されている。
更に、共振素子5と共振素子5との間には飛び越し結合用の伝送線路7が設けられ、共振素子5と共振素子5との間には飛び越し結合用の伝送線路7が設けられている。これらの飛び越し結合を設けることにより、フィルタ回路の通過特性S21において、帯域の両端に2組の減衰極が設けられ、同じ段を有するチェビシェフ特性のフィルタ回路に比べて、急峻な遮断特性を有するフィルタ回路を実現することができる。なお、共振素子5と共振素子5との間の飛び越し結合M14は、共振素子5と共振素子5との間の結合M23と逆位相であり、共振素子5と共振素子5との間の飛び越し結合M58は、共振素子5と共振素子5との間の結合M67と逆位相となっている。
このため、本実施形態のフィルタ回路1は、帯域外に減衰極を1組設けるために4つの共振素子による結合ブロックを有しており、共振素子5〜5からなる第1の結合ブロックと、共振素子5〜5からなる第2の結合ブロックと、を縦続接続した構造を有している。
図3に本実施形態のフィルタ回路1の結合構造を示す。サークルは共振素子5〜5を表し、実線および破線は共振素子間の結合を表している。一般的なチェビシェフフィルタは実線のみの結合からなり、減衰極を持つフィルタは、破線で示した逆位相となる結合を入れることで実現される。ここで、1つの結合ブロックについて考えると、その減衰極の位置は、次式で表される(非特許文献2参照)。
Figure 2009055576
ここで、Ωaは減衰極の位置を表す規格化角周波数、gは原型低域通過フィルタの規格化素子値、Jはアドミッタンスインバータである。これより、4段の結合ブロックによる減衰極の位置Ωaは、g、J(M14)、J(M23)から決定されることがわかる。
図4に、本実施形態のフィルタ回路の結合関係を表した等価回路を示す。この図4に示す等価回路の結合関係を考えたとき、フィルタ回路の中央部分に対し対称となるように選びだした異なる結合ブロックに属する2共振素子において、2共振素子間の位相関係と逆位相となる、弱い結合を作り出す結合パターンを入れる。そこで、図1のフィルタ回路において、新たに、共振素子5と共振素子5との結合M27を作り出す。結合M27は、図2に示すように、結合調整用機構9のパターン9bが形成された基板9aと、共振素子5〜5が形成された基板2との距離を変化させることにより、2共振素子間の結合度を変化させる。なお、本実施形態においては、結合調整機構は、基板9a上にパターニングされた伝送線路(導体)9bを備えていたが、例えば、特許文献6の図1に開示されているように、誘電体板を備えていてもよい。この場合、この誘電体板と、結合させる共振素子との間の距離を変化させることになる。
次に、共振素子5と共振素子5との結合M27の結合度を、M27=0、M27=−1.5×10−4、M27=−2.5×10−4、M27=−6.5×10−5と変化させた場合の周波数特性の変化を図5に示す。この図5からわかるように、共振素子5と共振素子5との結合M27を設けることにより、フィルタ回路の帯域外の特性を調整することができる。これは、(1)式中のgの項(ここでは、共振素子5および共振素子5の規格化素子値)が摂動を受け減衰極が変化する。ここで、結合M27は、共振素子5から共振素子5までの結合関係に対し、逆位相となるような結合である場合、互いの減衰極の間隔が広がる方向へ変化し、その結合値は他の結合パラメータの値に比べ1/5から1/1000程度の小さい値であることが望ましい。また、結合M27が、共振素子5から共振素子5までの結合と同位相の場合は、減衰極の位置が重なる方向に変化し、調整することも可能である。
本実施形態のフィルタ回路を構成する共振素子5〜5は、両端開放のマイクロストリップ線路を折り曲げた構造であり、フィルタ仕様の中心周波数fとフィルタの帯域幅dから定義されるf−d/2からf+d/2の周波数範囲内にてほぼ半波長の整数倍となる電気長を持つ。例えば、厚さが0.43mm、比誘電率が10の誘電体基板2を用いると、共振周波数が2GHzである両端開放半波長ヘアピン共振素子の大きさは、各共振素子の線路幅が約0.4mmでその全長が約30mmで形成される。
フィルタ回路を構成する共振素子は、それぞれ電磁界にて結合しており、相互に結合すべき共振素子5(i=1、・・・、7)と共振素子5(j>i)との結合量はフィルタ仕様により決定することができ、結合係数Mijで表される。また、外部回路と入出力部4、4の共振素子との結合量は外部Qe値で表される。例えば、図5に示す特性を有するフィルタ回路は、比帯域幅1.0%、帯域内リップル幅0.01dBとなる帯域両端に2組の減衰極をもつ8段フィルタの外部Qおよび結合係数Mijは、Qe=103、M12=7.62×10−3、M23=7.64×10−3、M34=4.72×10−3、M45=5.26×10−3、M56=5.08×10−3、M67=6.97×10−3、M78=7.93×10−3、M14=−2.81×10−3、M58=−1.73x10−3と決定される。
また、外部と接続している入出力部の伝送線路4、4は直接に共振素子に接続することもできる。ここで各共振素子間の結合は、ギャップ結合のみではなく、結合伝送線路による結合、共振素子に直接に接続されたタップ結合による結合を含んでもよい。
フィルタ回路を構成する共振素子は、絶縁基板2上に形成された導電性材料で形成することができる。絶縁基板は、片面に地導体を有し、反対面に線路導体を有する。導電性材料は、銅や金といた金属、ニオブ(Nb)またはニオブスズ(NbSn)といった超電導体、およびY系銅酸化物高温超伝導を含む。基板は、酸化マグネシウム、サファイアまたはアルミン酸ランタン等の材料を用いることができる。例えば、厚さ約0.43mm、比誘電率が約10の酸化マグネシウム基板(図示略)上に超伝導マイクロストリップ線路を形成する。ここで、マイクロストリップ線路の超伝導体は、厚さ約500nmのY系銅酸化物高温超伝導薄膜を用い、ストリップ導体の線路幅は約0.4mmである。また、良質なY系銅酸化物超伝導薄膜を得るために、基板と超伝導薄膜との間にはバッファ層を設けてもよい。バッファ層としては、CeOやYSZ等を用いることができる。超伝導薄膜は、レーザー蒸着法、スパッタ法、共蒸着法あるいはMOD(Metal Organic Deposition)法などにより形成することができる。また、フィルタ構造としては、マイクロストリップ線路の他に、ストリップ線路、コプレーナ線路といった多様な構造とすることができる。更に、本実施形態のような平面フィルタに限らず、誘電体フィルタや空洞共振器を用いた導波管フィルタなどさまざまなフィルタに本発明を適用できることは云うまでもない。
なお、本実施形態においては、共振素子のパターンは図1に示すヘアピン形状であったが、この他に、メアンダー形状、オープンループ形状、またはスパイラル形状など多様な形状を取ることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、帯域内の特性に与える影響を可及的に少なくし、かつ減衰極の位置を動かし帯域外の減衰量を調整することができる。
(変形例)
次に、本実施形態の一変形例によるフィルタ回路を図6に示す。図6は、本変形例によるフィルタ回路1Aの平面図である。本変形例によるフィルタ回路1Aは、図1に示す第1実施形態によるフィルタ回路において、共振素子5と共振素子5との間に、共振素子5と共振素子5とのM36を遮断するため、および結合調整機構9を設けたことによる、共振素子52と共振素子56間に発生する不要な飛び越し結合M26および共振素子53と共振素子57間に発生するM37を遮断するための金属壁10を設けた構成となっている。この金属壁10を設けたことにより、フィルタの遮断特性の非対称を抑制するという効果を得ることができる。
なお、本変形例も第1実施形態と同様に、帯域内の特性に与える影響を可及的に少なくし、かつ減衰極の位置を動かし帯域外の減衰量を調整することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態によるフィルタ回路を図7に示す。図7は、本実施形態によるフィルタ回路1Bの平面図である。本実施形態のフィルタ回路1Bは、マイクロストリップ構造のフィルタ回路であり、誘電体基板(図示せず)上に形成される。この誘電体基板の一方の面には地導体(図示せず)が形成され、この地導体が形成された面と反対側の面に線路導体が形成され、この線路導体によって、フィルタ回路を構成する入力部の伝送線路4と、出力部の伝送線路4と、11個の共振素子5〜511と、共振素子間結合用の伝送線路6〜6と、飛び越し結合用の伝送線路7、7とが形成される。また、本実施形態のフィルタ回路1Bには、同軸線路12が設けられている。この同軸線路12は、共振素子5と共振素子5とを電気的に接続する。各共振素子5(i=1,・・・,11)は、キャパシタ成分とインダクタ成分とを備えている。
本実施形態のフィルタ回路1Bは、帯域の両端に減衰極が設けられたフィルタ回路であり、入力部の伝送線路4は共振素子5に電磁界にて結合され、出力部4の伝送線路は、共振素子511に電磁界にて結合されている。そして、共振素子5と共振素子5との間、共振素子5と共振素子5との間、共振素子5と共振素子5との間、および共振素子5と共振素子510との間は、それぞれ空間的に電磁界にて結合したギャップ結合である。また、共振素子5と共振素子5との間は伝送線路6により結合され、共振素子5と共振素子5との間は伝送線路6により結合され、共振素子5と共振素子5との間は伝送線路6により結合され、共振素子5と共振素子5との間は伝送線路6により結合され、共振素子5と共振素子5との間は伝送線路6により結合され、および共振素子510と共振素子511との間は伝送線路6により結合されている。
更に、共振素子5と共振素子5との間には飛び越し結合用の伝送線路7が設けられ、共振素子5と共振素子510との間には飛び越し結合用の伝送線路7が設けられている。これらの飛び越し結合を設けることにより、フィルタ回路の通過特性S21において、帯域の両端に2組の減衰極が設けられ、同じ段を有するチェビシェフ特性のフィルタ回路に比べて、急峻な遮断特性を有するフィルタ回路を実現することができる。
本実施形態のフィルタ回路1Bにおいては、帯域外に減衰極を1組設けるために4つの共振素子により1つの結合ブロックを構成しており、共振素子5〜5からなる第1の結合ブロックと、共振素子5〜510からなる第2の結合ブロックと、その他の共振素子5、5、511と、を備えている。図8は、図7に示す本実施形態のフィルタ回路1Bの結合関係を表した等価回路である。
本実施形態において、フィルタ回路を構成する共振素子の結合関係においてフィルタ回路の中央部分に対し対称となるように選びだした異なる結合ブロックに属する2共振素子間の位相関係と逆位相となる、弱い結合を作り出す結合パターンを入れるために、例えば共振素子5と共振素子5との結合M48が設けられている。共振素子5と共振素子5との結合M48としては、結合用伝送線路として同軸線路12が用いられている。2共振素子5、5と同軸線路12との距離を変化させることにより、2共振素子5、5間の結合度を変化させ、フィルタの帯域外の特性を調整することができる。ここで、結合M48は、共振素子5から共振素子5までの結合関係に対し、逆位相となるような結合であり、他の結合パラメータの値に比べ1/5から1/1000程度の小さい値が望ましい。また、共振素子5、5間の結合には、同軸線路の他、導波管、ストリップライン、コプレーナ線路、NRD(Non Radiative Dielectric Wave Guide)伝送線路など様々な導波路を用いることができる。
以上説明したように、本実施形態も第1実施形態と同様に、帯域内の特性に与える影響を可及的に少なくし、かつ減衰極の位置を動かし帯域外の減衰量を調整することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3施形態によるフィルタ回路を図9に示す。図9は、本実施形態によるフィルタ回路1Cの平面図である。本実施形態のフィルタ回路1Cは、マイクロストリップ構造のフィルタ回路であり、誘電体基板(図示せず)上に形成される。この誘電体基板の一方の面には地導体(図示せず)が形成され、この地導体が形成された面と反対側の面に線路導体が形成され、この線路導体によって、フィルタ回路を構成する入力部の伝送線路4と、出力部の伝送線路4と、12個の共振素子5〜512と、共振素子間結合用の伝送線路6〜6と、飛び越し結合用の伝送線路7〜7とが形成される。また、本実施形態のフィルタ回路1Cには、結合調整機構9が設けられている。この結合調整機構9は、基板9aと、この基板9aに形成された結合調整機構用パターン9bとを備えている。各共振素子5(i=1,・・・,12)は、キャパシタ成分とインダクタ成分とを備えている。
本実施形態のフィルタ回路1Cは、帯域の両端に減衰極が設けられたフィルタ回路であり、入力部の伝送線路4は共振素子5に電磁界にて結合され、出力部4の伝送線路は、共振素子512に電磁界にて結合されている。そして、共振素子5と共振素子5との間、共振素子5と共振素子5との間、共振素子5と共振素子5との間、共振素子5と共振素子5との間、共振素子5と共振素子510との間、および共振素子511と共振素子512との間は、それぞれ空間的に電磁界にて結合したギャップ結合である。また、共振素子5と共振素子5との間は伝送線路6により結合され、共振素子5と共振素子5との間は伝送線路6により結合され、共振素子5と共振素子5との間は伝送線路6により結合され、共振素子5と共振素子5との間は伝送線路6により結合され、および共振素子510と共振素子511との間は伝送線路6により結合されている。
更に、共振素子5と共振素子5との間には飛び越し結合用の伝送線路7が設けられ、共振素子5と共振素子5との間には飛び越し結合用の伝送線路7が設けられ、および共振素子5と共振素子512との間には飛び越し結合用の伝送線路7が設けられている。これらの飛び越し結合を設けることにより、フィルタ回路の通過特性S21において、帯域の両端に3組の減衰極が設けられ、同じ段を有するチェビシェフ特性のフィルタ回路に比べて、急峻な遮断特性を有するフィルタ回路を実現することができる。
本実施形態のフィルタ回路1Cは、帯域外に減衰極を1組設けるために4つの共振素子により1つの結合ブロックを構成しており、共振素子5〜5からなる第1の結合ブロックと、共振素子5〜5からなる第2の結合ブロックと、共振素子5〜512からなる第3の結合ブロックと、を備えている。
また、本実施形態のフィルタ回路1Cにおいては、フィルタ回路を構成する共振素子の結合関係においてフィルタ回路の中央部分に対し対称となるように選びだした異なる結合ブロックに属する2共振素子間の位相関係と逆位相となる、弱い結合を作り出す結合パターンを入れるために、第1の結合ブロックの共振素子5と、第3の結合ブロックの共振素子512との結合M112を作り出す。この結合M112は、基板9a上に結合用の伝送線路9bをパターンニングし、共振素子と、基板9aとの距離を変化させることにより、2共振素子間の結合度を変化させ、これにより、フィルタ特性を調整する。ここで、結合M112は、共振素子5から共振素子512までの結合関係に対し、逆位相となるような結合であり、他の結合パラメータの値に比べ1/5から1/1000程度の小さい値が望ましい。
以上説明したように、本実施形態も第1実施形態と同様に、帯域内の特性に与える影響を可及的に少なくし、かつ減衰極の位置を動かし帯域外の減衰量を調整することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態によるフィルタ回路を図10に示す。本実施形態のフィルタ回路1Dは、図1に示す第1実施形態によるフィルタ回路1において、結合調整機構9の代わりに、共振素子5〜5が形成されている基板上に、共振素子51と、共振素子58とを結合する結合調整用の伝送線路13を設けた構成となっている。
この伝送線路13は、フィルタ回路の結合関係において、フィルタ回路の中央部分に対し対称となるように選びだした異なる結合ブロックに属する2共振素子5、5間の位相関係と逆位相となる、弱い結合を作り出す結合パターンとなっている。この伝送線路13は、共振素子が形成される基板上に、予めパターンニングにより形成しておき、伝送線路13のT字部分13a、13bのパターンのトリミングすることにより、2共振素子5、5間の結合度を変化させ、これにより、フィルタの帯域外の特性を調整する構成となっている。ここで、共振素子5と共振素子5との間の結合M18は、共振素子5から共振素子5までの結合関係に対し、逆位相となるような結合であり、他の結合パラメータの値に比べ1/5から1/1000程度の小さい値であることが望ましい。ここで、結合M18が共振素子5と共振素子5との間の結合M45に対して逆位相の結合となる時、共振素子5,5,5,5の結合関係より、新たに帯域外に1組の減衰極を設けることが可能となり、既存の減衰極の調整に加え、更に急峻なフィルタを構成することができる。また、共振素子5と共振素子5との間の結合M18の調整は、他の周知の方法を用いてもよい。例えば、特許文献7(特開2005−209911公報)に示すように、誘電体棒を用いた結合調整機構を用いて、同一基板上に結合用伝送線路13のT字部分13a、13bの実効誘電率を可変させ、結合を調整しても良い。
以上説明したように、本実施形態も第1実施形態と同様に、帯域内の特性に与える影響を可及的に少なくし、かつ減衰極の位置を動かし帯域外の減衰量を調整することができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態によるフィルタ回路を図11に示す。本実施形態のフィルタ回路1Eは、図10に示す第4実施形態のフィルタ回路1Dにおいて、結合調整用の伝送線路13の代わりに、結合調整用の導体14を設けた構成となっている。
この導体14は、フィルタ回路の結合関係において、フィルタ回路の中央部分に対し対称となるように選びだした異なる結合ブロックに属する2共振素子5、5間の位相関係と逆位相となる、弱い結合を作り出す結合パターンとなっている。この導体14は、共振素子5と共振素子5との間に結合M36を作り出す。この結合M36は、図12に示すような支持誘電体15に付加された結合調整用の導体14と、2共振素子5、5との距離を可変することにより、2共振素子5、5間の結合度を変化させることで、フィルタの帯域外の特性を調整する構成となっている。ここで、結合M36は、共振素子5から共振素子5までの結合関係に対し、逆位相となるような結合であり、他の結合パラメータの値に比べて、1/5から1/1000程度の小さい値であることが望ましい。
以上説明したように、本実施形態も第4実施形態と同様に、帯域内の特性に与える影響を可及的に少なくし、かつ減衰極の位置を動かし帯域外の減衰量を調整することができる。
以上述べたように、本発明の各実施形態においては、調整のために付加される結合は、従来の設計パラメータに対する影響は無視できるほど小さいため、帯域内の特性に影響を与えず、特性を調整することが可能となる。また、帯域外の所定の位置の減衰量を改善し、後天的にフィルタの帯域外特性や帯域幅を変更することができる。
本発明の第1実施形態によるフィルタ回路の平面図。 第1実施形態のフィルタ回路の側面図。 第1実施形態のフィルタ回路の結合関係を示す図。 第1実施形態のフィルタの等価回路図。 第1実施形態のフィルタ回路の周波数特性を示す図。 第1実施形態の一変形例によるフィルタ回路の平面図。 本発明の第2実施形態によるフィルタ回路の平面図。 第2実施形態のフィルタ回路の等価回路図。 本発明の第3実施形態によるフィルタ回路の平面図。 本発明の第4実施形態によるフィルタ回路の平面図。 本発明の第5実施形態によるフィルタ回路の平面図。 第5実施形態のフィルタ回路の側面図。
符号の説明
1、1A、1B、1C、1D、1E フィルタ回路
2 誘電体基板
3a 地導体
3b 線路導体
入力部の伝送線路
出力部の伝送線路
〜512 共振素子
〜6 共振素子間結合用の伝送線路
〜7 飛び越し結合用の伝送線路
9 結合調整機構
9a 結合調整機構用基板
9b 結合調整機構用のパターン
9c グランド
10 結合遮断用金属壁
12 同軸線路
13 結合調整用導体
14 結合調整用導体

Claims (9)

  1. 帯域の両端に減衰極を形成する、結合された4つの共振素子をそれぞれ有する少なくとも2つの結合ブロックと、
    これらの結合ブロックの結合関係における中央部分に対し対称となる位置の結合ブロックに属する2つの共振素子を、前記2つの共振素子間の位相関係と逆位相であってかつ前記少なくとも2つの結合ブロックのそれぞれの結合より弱い結合で結合させる結合調整機構と、
    を備えることを特徴とするフィルタ回路。
  2. 前記中央部分に対し対称となる位置の前記結合ブロックは、第1の減衰極の位置を決定する、信号入力側に最も近い第1の結合ブロックと、第2の減衰極の位置を決定する、信号出力側に最も近い第2の結合ブロックであり、
    前記結合調整機構は、前記第1の結合ブロックの前記信号入力側から数えて2番目の共振素子と、前記第2の結合ブロックの信号出力側から数えて2番目の共振素子とを結合することを特徴とする請求項1記載のフィルタ回路。
  3. 前記中央部分に対し対称となる位置の前記結合ブロックは、第1の減衰極の位置を決定する信号入力側に最も近い第1の結合ブロックと、第2の減衰極の位置を決定する信号出力側に最も近い第2の結合ブロックであり、
    前記結合調整機構は、前記第1の結合ブロックの前記信号入力側から数えて3番目の共振素子と、前記第2の結合ブロックの前記信号出力側から数えて3番目の共振素子とを結合することを特徴とする請求項1記載のフィルタ回路。
  4. 前記中央部分に対し対称となる位置の前記結合ブロックは、第1の減衰極の位置を決定する信号入力側に最も近い第1の結合ブロックと、第2の減衰極の位置を決定する信号出力側に最も近い第2の結合ブロックであり、
    前記結合調整機構は、前記第1の結合ブロックの前記信号入力側から数えて1番目の共振素子と、前記第2の結合ブロックの前記信号出力側から数えて1番目の共振素子とを結合することを特徴とする請求項1記載のフィルタ回路。
  5. 前記結合調整機構は、前記少なくとも2つの結合ブロックのそれぞれの結合の1/5〜1/1000の結合で結合させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のフィルタ回路。
  6. 前記少なくとも2つの結合ブロックは第1の基板上に形成されたマイクロストリップ線路であり、
    前記結合調整機構は、前記第1の基板と異なる第2の基板上に形成されたマイクロストリップ線路を有していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のフィルタ回路。
  7. 前記結合調整機構は、同軸線路を備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のフィルタ回路。
  8. 前記結合調整機構は、誘電体板を備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のフィルタ回路。
  9. 前記結合調整機構は、導体を備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のフィルタ回路。
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