JP2009055319A - Cec送受信装置およびそれを用いた映像音響装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】連続でCECメッセージを受信した時、通信間隔に自機の処理が間に合わなくなりCECメッセージ用受信用バッファが全て使用中となり自機がCECメッセージ受信不能状態となった場合に発生するACK応答が無い場合の通信エラーを無くすことで再送が何度も発生しないようにする。
【解決手段】 自機通信状態監視ブロック102によりCECメッセージ受信用バッファ110が全て使用中である自機のCECメッセージ受信不能状態が検知された時に、CEC制御ブロック101がメッセージ生成ブロック103、メッセージ送信ブロック105およびCEC信号入出力ブロック107を介してCECメッセージ送信停止要求メッセージを送出することにより、他の機器からのCECメッセージ送信を一時停止させる。
【選択図】図1
【解決手段】 自機通信状態監視ブロック102によりCECメッセージ受信用バッファ110が全て使用中である自機のCECメッセージ受信不能状態が検知された時に、CEC制御ブロック101がメッセージ生成ブロック103、メッセージ送信ブロック105およびCEC信号入出力ブロック107を介してCECメッセージ送信停止要求メッセージを送出することにより、他の機器からのCECメッセージ送信を一時停止させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)規格で規格化されている機器制御信号・制御プロトコルであるCEC(Consumer Electronics Control)通信制御を行うためのCEC送受信装置およびそれを用いた映像音響装置に関するものである。
近年、シリアル通信を用いて一つの機器から他の機器を操作することが増えている。一例として、HDMI規格では、テレビジョン受像機(TV)やDVDプレイヤ、DVD/HDDレコーダなどの映像音響装置を相互に制御するCECが追補に定義されている。CECは単線双方向シリアル通信である。
従来のシリアル通信では受信側機器が正常に受信を行った場合に正常受信応答(ACK応答)を返し、正常に受信できなかった場合に異常受信応答(NACK応答)を送信側機器に返しているものがある。送信側機器が異常受信応答(NACK応答)を受信した場合に再送を行う(例えば、特許文献1参照。)。CECにおいてもACK応答が無い場合に再送を行う。
特開2003−46591号公報
しかしながら、上記従来の構成では、再送が何度も発生した際に通信時間がかかるという課題と、送信側機器に設定されている最大再送回数内にACK応答が無い場合にデータの欠落が発生するという課題を有していた。
再送が何度も発生する状況としては、連続でCECメッセージ受信処理を行う場合が考えられる。連続でCECメッセージを受信した時に通信間隔が短くなる。通信間隔が短くなると自機の処理が間に合わなくなり、CEC受信用バッファが全て使用中となることで自機はCECメッセージ受信不能状態となる。CECメッセージ受信不能状態でCECメッセージ受信が行われると、CECメッセージを受信せずACK応答を返さない。そのため、受信できなかったCECメッセージは再送が行われる。
現状では、機器間の操作を行う命令のみが送受信されており、転送される情報量は少なくメッセージが連続で通信することが少ないので、ACK応答を返さない場合、再送で正常に通信が行われている。
しかし、将来、下記のようなことが考えられる。
(1)初期設定を行う際にTVとDVDレコーダとでチャンネル情報を取得する場合、それぞれ別々に取得すると取得に時間がかかるので、TVのチャンネル情報を先に取得し、DVDレコーダは取得済みのTVからCEC経由でチャンネル情報を取得し、時間短縮を図る。
(2)ビデオカメラからDVDレコーダへダビングを行う時、HDMIの映像信号や音声信号では録画した日付、時間などの映像・音声データに付随したデータはダビング先へ送ることができないので、録画した日付・時間などの情報をCECで送信し、ダビング先のデータにも録画した日付、時間などの付随した情報を付加できるようにする。
上記(1)、(2)にてCECで送信するデータ、チャンネル情報、録画した日付・時間は、現在送受信されている機器間の操作を行う命令と比べ、転送される情報量は大量になる。転送されるデータが大量になると、何度もメッセージを連続で送ることが多くなり、現状で行われているACK応答が無い場合の対策である再送では正常に通信が行うことができなくなる。
したがって、本発明の目的は、連続でCECメッセージを受信した時、通信間隔に自機の処理速度が間に合わなくなりCEC受信用バッファが全て使用中となり自機はCECメッセージ受信不能状態となった場合に発生するACK応答が無い場合の通信エラーを無くし、それによって再送が何度も発生しないようにすることができるCEC送受信装置およびそれを用いた映像音響装置を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の第1のCEC送受信装置は、CECメッセージ受信用バッファを有し、CECメッセージの送信要求と受信したCECメッセージの自機が含まれる映像音響装置内のシステム制御ブロックへの通知とを行うCEC制御ブロックと、CEC制御ブロックからの送信要求にしたがってCECメッセージを生成するメッセージ生成ブロックと、メッセージ生成ブロックで生成されたCECメッセージを送信するメッセージ送信ブロックと、メッセージ送信ブロックから送信されたCECメッセージを他の機器へCECの信号として送り出すとともに、他の機器からCECの信号を受け取るCEC信号入出力ブロックと、CEC信号入出力ブロックによって受け取られたCECの信号をCECメッセージとして受信するメッセージ受信ブロックと、メッセージ受信ブロックにより受信したCECメッセージを解釈して前記CECメッセージ受信用バッファへ送るメッセージデコードブロックと、CECメッセージ受信用バッファが全て使用中であるかを監視する自機通信状態監視ブロックとを備えている。
そして、自機通信状態監視ブロックによりCECメッセージ受信用バッファが全て使用中である自機のCECメッセージ受信不能状態が検知された時に、CEC制御ブロックがメッセージ生成ブロック、メッセージ送信ブロックおよびCEC信号入出力ブロックを介して特定のCECメッセージを送出することにより、他の機器からのCECメッセージ送信を一時停止させる。
上記本発明のCEC送受信装置においては、自機通信状態監視ブロックにより自機の受信不能状態が検知された時に、CEC制御ブロックが他の機器へ特定のCECメッセージとして、送信一時停止要求メッセージを通知することにより他の機器からの送信を一時停止させることが好ましい。
また、上記本発明のCEC送受信装置においては、自機通信状態監視ブロックにより自機の受信不能状態を検知した時に、CEC制御ブロックが他の機器へ特定のCECメッセージとして、自機と他の機器が接続されたCEC通信ライン上の各機器の状態が変化しないメッセージを送信することによりCEC通信ラインを占有して他の機器のCECメッセージ送信を一時停止させるようにしてもよい。
本発明の第2のCEC送受信装置は、CECメッセージ受信用バッファを有し、CECメッセージの送信要求と受信したCECメッセージの自機が含まれる映像音響装置内のシステム制御ブロックへの通知とを行うCEC制御ブロックと、CEC制御ブロックからの送信要求にしたがってCECメッセージを生成するメッセージ生成ブロックと、メッセージ生成ブロックで生成されたCECメッセージを送信するメッセージ送信ブロックと、メッセージ送信ブロックから送信されたCECメッセージを他の機器へCECの信号として送り出すとともに、他の機器からCECの信号を受け取るCEC信号入出力ブロックと、CEC信号入出力ブロックによって受け取られたCECの信号をCECメッセージとして受信するメッセージ受信ブロックと、メッセージ受信ブロックにより受信したCECメッセージを解釈して前記CECメッセージ受信用バッファへ送るメッセージデコードブロックと、自機と他の機器が接続されたCEC通信ラインの通信状態を監視してCEC通信ラインの通信の状態の変化を検知し、CEC通信開始時とCEC通信ラインの通信の状態の変化の検知時に、CEC制御ブロックに対してCECメッセージ通信間隔通知メッセージ送信要求を行うCEC通信ライン監視ブロックと、他の機器より通知された通信間隔を記憶する通信間隔記憶ブロックと、通信間隔記憶ブロックに記憶された通信間隔と自機が使用している通信間隔とを比較する通信間隔比較ブロックと、通信間隔比較ブロックによる比較結果をもとに、長い方の通信間隔をCEC制御ブロックへ通知する通信間隔通知ブロックを備えている。
そして、CEC制御ブロックがCEC通信ライン監視ブロックからのCECメッセージ通信間隔通知メッセージ送信要求に応答してメッセージ生成ブロック、メッセージ送信ブロックおよびCEC信号入出力ブロックを介して他の機器へCECメッセージ通信間隔通知メッセージを通知することによりCEC通信ライン上の各機器が、CEC通信ライン上で通信間隔が一番長く必要とされる機器の通信間隔に合わせて通信する。
本発明の第1の映像音響装置は、CEC送受信装置と、CEC送受信装置から出力信号を受け取るシステム制御ブロックとを備えている。
上記のCEC送受信装置が、CECメッセージ受信用バッファを有し、CECメッセージの送信要求と受信したCECメッセージの自機が含まれるシステム制御ブロックへの通知を行うCEC制御ブロックと、CEC制御ブロックからの送信要求にしたがってCECメッセージを生成するメッセージ生成ブロックと、メッセージ生成ブロックで生成されたCECメッセージを送信するメッセージ送信ブロックと、メッセージ送信ブロックから送信されたCECメッセージを他の機器へCECの信号として送り出すとともに、他の機器からCECの信号を受け取るCEC信号入出力ブロックと、CEC信号入出力ブロックによって受け取られたCECの信号をCECメッセージとして受信するメッセージ受信ブロックと、メッセージ受信ブロックにより受信したCECメッセージを解釈して前記CECメッセージ受信用バッファへ送るメッセージデコードブロックと、CECメッセージ受信用バッファが全て使用中であるかを監視する自機通信状態監視ブロックとを備えている。
そして、自機通信状態監視ブロックによりCECメッセージ受信用バッファが全て使用中である自機のCECメッセージ受信不能状態が検知された時に、CEC制御ブロックがメッセージ生成ブロック、メッセージ送信ブロックおよびCEC信号入出力ブロックを介して特定のCECメッセージを送出することにより、他の機器からのCECメッセージ送信を一時停止させる。
上記本発明の映像音響装置においては、自機通信状態監視ブロックにより自機の受信不能状態が検知された時に、CEC制御ブロックが他の機器へ特定のCECメッセージとして、送信一時停止要求メッセージを通知することにより他の機器からの送信を一時停止させることが好ましい。
また、上記本発明の映像音響装置においては、自機通信状態監視ブロックにより自機の受信不能状態を検知した時に、CEC制御ブロックが他の機器へ特定のCECメッセージとして、自機と他の機器が接続されたCEC通信ライン上の各機器の状態が変化しないメッセージを送信することによりCEC通信ラインを占有して他の機器のCECメッセージ送信を一時停止させるようにしてもよい。
本発明の第2の映像音響装置は、CEC送受信装置と、CEC送受信装置から出力信号を受け取るシステム制御ブロックとを備えている。
上記のCEC送受信装置が、CECメッセージ受信用バッファを有し、CECメッセージの送信要求と受信したCECメッセージの自機が含まれるシステム制御ブロックへの通知とを行うCEC制御ブロックと、CEC制御ブロックからの送信要求にしたがってCECメッセージを生成するメッセージ生成ブロックと、メッセージ生成ブロックで生成されたCECメッセージを送信するメッセージ送信ブロックと、メッセージ送信ブロックから送信されたCECメッセージを他の機器へCECの信号として送り出すとともに、他の機器からCECの信号を受け取るCEC信号入出力ブロックと、CEC信号入出力ブロックによって受け取られたCECの信号をCECメッセージとして受信するメッセージ受信ブロックと、メッセージ受信ブロックにより受信したCECメッセージを解釈して前記CECメッセージ受信用バッファへ送るメッセージデコードブロックと、自機と他の機器が接続されたCEC通信ラインの通信状態を監視してCEC通信ラインの通信の状態の変化を検知し、CEC通信開始時とCEC通信ラインの通信の状態の変化の検知時とに、CEC制御ブロックに対してCECメッセージ通信間隔通知メッセージ送信要求を行うCEC通信ライン監視ブロックと、他の機器より通知された通信間隔を記憶する通信間隔記憶ブロックと、通信間隔記憶ブロックに記憶された通信間隔と自機が使用している通信間隔とを比較する通信間隔比較ブロックと、通信間隔比較ブロックによる比較結果をもとに、長い方の通信間隔をCEC制御ブロックへ通知する通信間隔通知ブロックを備えている。
そして、CEC制御ブロックがCEC通信ライン監視ブロックからのCECメッセージ通信間隔通知メッセージ送信要求に応答してメッセージ生成ブロック、メッセージ送信ブロックおよびCEC信号入出力ブロックを介して他の機器へCECメッセージ通信間隔通知メッセージを通知することによりCEC通信ライン上の各機器が、CEC通信ライン上で通信間隔が一番長く必要とされる機器の通信間隔に合わせて通信する。
本構成によって、連続でCECメッセージを受信した時、通信間隔に自機の処理速度が間に合わなくなることでCECメッセージ受信用バッファが全て使用中となりCECメッセージ受信不能状態となる場合に発生するACK応答が無い場合の通信エラーを無くすことができる。
本発明のCEC送受信装置により、CECメッセージ受信に当てられるメモリ容量が少ない安価なデバイス、処理速度が遅い安価なデバイスでもCECで大量のデータをエラー無しに処理することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1におけるCEC送受信装置の構成を示すブロック図である。このCEC送受信装置100は、CECメッセージ受信用バッファ110を有し、CECメッセージの送信要求と受信したCECメッセージの自機が含まれる映像音響装置(DVDレコーダ)内のシステム制御ブロック606(図6参照)への通知とを行うCEC制御ブロック101と、CEC制御ブロック101からの送信要求にしたがってCECメッセージを生成するメッセージ生成ブロック103と、メッセージ生成ブロック103で生成されたCECメッセージを送信するメッセージ送信ブロック105と、メッセージ送信ブロック105から送信されたCECメッセージを他の機器へCECの信号として送り出すとともに、他の機器からCECの信号を受け取るCEC信号入出力ブロック107と、CEC信号入出力ブロック107によって受け取られたCECの信号をCECメッセージとして受信するメッセージ受信ブロック106と、メッセージ受信ブロック106により受信したCECメッセージを解釈して前記CECメッセージ受信用バッファへ送るメッセージデコードブロック104と、CEC受信用バッファ110が全て使用中であるかを監視する自機通信状態監視ブロック102を有している。符号108はシステム制御ブロック606(図6参照)との入出力との間の入出力を示し、符号109はHDMI信号入出力ブロック605(図6参照)との間の入出力を示している。
図1は、実施の形態1におけるCEC送受信装置の構成を示すブロック図である。このCEC送受信装置100は、CECメッセージ受信用バッファ110を有し、CECメッセージの送信要求と受信したCECメッセージの自機が含まれる映像音響装置(DVDレコーダ)内のシステム制御ブロック606(図6参照)への通知とを行うCEC制御ブロック101と、CEC制御ブロック101からの送信要求にしたがってCECメッセージを生成するメッセージ生成ブロック103と、メッセージ生成ブロック103で生成されたCECメッセージを送信するメッセージ送信ブロック105と、メッセージ送信ブロック105から送信されたCECメッセージを他の機器へCECの信号として送り出すとともに、他の機器からCECの信号を受け取るCEC信号入出力ブロック107と、CEC信号入出力ブロック107によって受け取られたCECの信号をCECメッセージとして受信するメッセージ受信ブロック106と、メッセージ受信ブロック106により受信したCECメッセージを解釈して前記CECメッセージ受信用バッファへ送るメッセージデコードブロック104と、CEC受信用バッファ110が全て使用中であるかを監視する自機通信状態監視ブロック102を有している。符号108はシステム制御ブロック606(図6参照)との入出力との間の入出力を示し、符号109はHDMI信号入出力ブロック605(図6参照)との間の入出力を示している。
そして、CEC制御ブロック101からCEC受信用バッファ110が全て使用中による受信不能状態が自機通信状態監視ブロック102によって検知された時、自機通信状態監視ブロック102はCEC制御ブロック101にCEC受信用バッファ110が全て使用中による受信不能状態を通知する。CEC制御ブロック101はメッセージ生成ブロック103に相手機器へのCECメッセージ送信停止要求を発行する(図9のステップS91、S92参照)。メッセージ生成ブロック103はCECメッセージ送信停止要求を実施するためのCECメッセージを生成し、メッセージ送信ブロック105に渡す。メッセージ送信ブロック105はCECメッセージ送信停止を実施するためのCECメッセージを相手機器に送信するため、CEC信号入出力ブロック107にCECメッセージ送信停止要求を実施するためのCECメッセージを移す。
ここで、CEC送受信装置100の基本的な動作について説明する。
このCEC送受信装置100では、CEC制御ブロック101が、CECメッセージ受信用バッファ110を有し、CECメッセージの送信要求と受信したCECメッセージの自機が含まれる映像音響装置(DVDレコーダ)内のシステム制御ブロック606(図6参照)への通知とを行う。メッセージ生成ブロック103では、CEC制御ブロック101からの送信要求にしたがってCECメッセージを生成する。メッセージ送信ブロック105では、メッセージ生成ブロック103で生成されたCECメッセージを送信する。CEC信号入出力ブロック107では、メッセージ送信ブロック105から送信されたCECメッセージを他の機器へCECの信号として送り出すとともに、他の機器からCECの信号を受け取る。
メッセージ受信ブロック106では、CEC信号入出力ブロック107によって受け取られたCECの信号をCECメッセージとして受信する。メッセージデコードブロック104では、メッセージ受信ブロック106により受信したCECメッセージを解釈して前記CECメッセージ受信用バッファへ送る。
CEC制御ブロック101では、メッセージデコードブロック104で解釈されたCECメッセージをCECメッセージ受信用バッファ110に格納し、前記システム制御ブロック606(図6参照)へ通知する。
CEC制御ブロック101では、メッセージデコードブロック104で解釈されたCECメッセージをCECメッセージ受信用バッファ110に格納し、前記システム制御ブロック606(図6参照)へ通知する。
このCEC送受信装置によれば、連続でCECメッセージを受信した時、CECメッセージ用受信用バッファが全て使用中となりCECメッセージ受信不能状態となる場合に、相手機器のCECメッセージ送信を停止させることでACK応答が無い場合の通信エラーを無くすことができる。その結果、CECメッセージの再送が何度も発生しないようにできる。
上記動作のフローを図3に示す。図3は受信バッファ数:2である機器でメッセージを3つ連続受信する場合の図である。
相手機器がCECメッセージ301を送信すると、このCECメッセージ301を自機が受信する。このとき、受信用バッファ1、2の状態は、図12(a)に示すように、受信用バッファ1にCECメッセージ301が格納され(使用中)、受信用バッファ302は開放された状態となる。その後、自機は、相手機器へCECメッセージ301のACK応答を返す。
その後、相手機器がCECメッセージ302を送信すると、このCECメッセージ302を自機が受信する。このとき、受信用バッファ1、2の状態は、図12(b)に示すように、受信用バッファ1にCECメッセージ301が格納され(使用中)、受信用バッファ2にCECメッセージ302が格納された(使用中)状態となる。その後、自機は相手機器へメッセージ302のACK応答を返す。このとき、受信用バッファ1、2ともに使用中となる。
そこで、他の機器(相手機器)から3つ目のCECメッセージが送信される前に、自機は、相手機器のCECメッセージ送信停止を実施するためのCECメッセージ304を相手機器へ送信する。相手機器は、CECメッセージ304を受信し、これによって相手機器から自機へのCECメッセージの送信が所定期間(送信停止期間)停止される。送信停止期間中において、相手機器からCECメッセージ304のACK応答が自機へ返される。上記の送信停止期間は、受信用バッファが少なくともひとつ開放されるまでに要する時間に設定され、バッファが少なくとも1つ解放されるまでの時間内は他の機器のCECメッセージ送信が停止させられる。
CECメッセージ送信停止時間の決定法について説明する。
自機の受信用バッファが少なくともひとつ開放されるまでに要する時間をあらかじめ計測しておき、自機の受信用バッファが少なくともひとつ開放されるまでに要する時間以上の時間を送信停止時間とする。
送信停止期間中において、自機の受信用バッファが少なくともひとつ開放されるまでに要する時間が経過して、自機内での処理が進むと、自機における受信用バッファ1が図12(c)に示すように、開放された状態となる。
そして、送信停止時間の経過後に、つまり送信停止が解除された後に相手機器がメッセージ303を送信すると、このCECメッセージ303を自機が受信する。このとき、受信用バッファ1、2の状態は図12(d)に示すように、受信用バッファ1にメッセージ303が格納され、受信用バッファ2にメッセージ302が格納された状態となる。その後、自機は相手機器へメッセージ303のACK応答を返す。
(実施の形態2)
この実施の形態2におけるCEC送受信装置は、基本構成は実施の形態1のCEC送受信装置の構成と同じであるので、図1を参照しながら、実施の形態1との相違点について説明する。
この実施の形態2におけるCEC送受信装置は、基本構成は実施の形態1のCEC送受信装置の構成と同じであるので、図1を参照しながら、実施の形態1との相違点について説明する。
このCEC送受信装置は、CEC制御ブロック101、メッセージ生成ブロック103、メッセージ送信ブロック105およびCEC信号入出力ブロック107の処理内容が、実施の形態1とは異なり、それ以外は、実施の形態1と同様である。
すなわち、このCEC送受信装置においては、CEC制御ブロック101からCEC受信用バッファ110が全て使用中による受信不能状態が自機通信状態監視ブロック102によって検知された時、自機通信状態監視ブロック102はCEC制御ブロック101にCEC受信用バッファ110が全て使用中による受信不能状態を通知する。CEC制御ブロック101はメッセージ生成ブロック103にCECメッセージ送信停止要求メッセージ生成要求を発行する(図10のステップS101、S102参照)。メッセージ生成ブロック103はCECメッセージ送信停止要求メッセージを生成し、メッセージ送信ブロック105に渡す。メッセージ送信ブロック105はCECメッセージ送信停止要求メッセージを相手機器に送信するため、CEC信号入出力ブロック107にCECメッセージ送信停止要求メッセージを移す。
ここで、実施の形態1と実施の形態2との違いについて説明する。実施の形態1では、CECメッセージ送信停止要求を実施するためのCECメッセージを送信し、相手機器のCECメッセージ送信を停止させる。ここでの”CECメッセージ送信停止要求を実施するためのCECメッセージ”とは、相手機器のCECメッセージの送信停止を実現するあらゆるCECメッセージのことである。相手機器のCECメッセージ送信停止させる手段として、CECメッセージを相手機器へ送信するが、どのようなCECメッセージを用いてもよいものである。
一方、実施の形態2では、相手機器へ送信するCECメッセージを“相手機器へ送信停止を要求するCECメッセージ”とし、相手機器へ送信することで、相手機器のCECメッセージの送信停止を実現している。
このCEC送受信装置によれば、連続でCECメッセージを受信した時、CECメッセージ用受信用バッファが全て使用中となりCECメッセージ受信不能状態となる場合に、相手機器のCECメッセージ送信を停止させることでACK応答が無い場合の通信エラーを無くすことができる。その結果、CECメッセージの再送が何度も発生しないようにできる。
上記動作のフローを図4に示す。図4は受信バッファ数:2である機器でメッセージを3つ連続受信する場合の図である。
相手機器がCECメッセージ301を送信すると、このCECメッセージ301を自機が受信する。このとき、受信用バッファ1、2の状態は、図12(a)に示すように、受信用バッファ1にCECメッセージ301が格納され(使用中)、受信用バッファ302は開放された状態となる。その後、自機は、相手機器へCECメッセージ301のACK応答を返す。
その後、相手機器がCECメッセージ302を送信すると、このCECメッセージ302を自機が受信する。このとき、受信用バッファ1、2の状態は、図12(b)に示すように、受信用バッファ1にCECメッセージ301が格納され(使用中)、受信用バッファ2にCECメッセージ302が格納された(使用中)状態となる。その後、自機は相手機器へメッセージ302のACK応答を返す。このとき、受信用バッファ1、2ともに使用中となる。
そこで、他の機器(相手機器)から3つ目のCECメッセージが送信される前に、自機は、CECメッセージ送信停止要求メッセージ404を相手機器へ送信する。相手機器は、CECメッセージ送信停止要求メッセージ404を受信し、これによって相手機器から自機へのCECメッセージの送信が所定期間(送信停止期間)停止される。送信停止期間中において、相手機器からCECメッセージ送信停止要求メッセージ404のACK応答が自機へ返される。上記の送信停止期間は、受信用バッファが少なくともひとつ開放されるまでに要する時間に設定され、バッファが少なくとも1つ解放されるまでの時間内は他の機器のCECメッセージ送信が停止させられる。
CECメッセージ送信停止時間の決定法について説明する。
自機の受信用バッファが少なくともひとつ開放されるまでに要する時間をあらかじめ計測しておき、自機の受信用バッファが少なくともひとつ開放されるまでに要する時間以上の時間を送信停止時間とする。
送信停止期間中において、自機の受信用バッファが少なくともひとつ開放されるまでに要する時間が経過して、自機内での処理が進むと、自機における受信用バッファ1が図12(c)に示すように、開放された状態となる。
そして、送信停止時間の経過後に、つまり送信停止が解除された後に相手機器がメッセージ303を送信すると、このCECメッセージ303を自機が受信する。このとき、受信用バッファ1、2の状態は図12(d)に示すように、受信用バッファ1にメッセージ303が格納され、受信用バッファ2にメッセージ302が格納された状態となる。その後、自機は相手機器へメッセージ303のACK応答を返す。
(実施の形態3)
この実施の形態3におけるCEC送受信装置は、基本構成は実施の形態1のCEC送受信装置の構成と同じであるので、図1を参照しながら、実施の形態1との相違点について説明する。
この実施の形態3におけるCEC送受信装置は、基本構成は実施の形態1のCEC送受信装置の構成と同じであるので、図1を参照しながら、実施の形態1との相違点について説明する。
このCEC送受信装置は、CEC制御ブロック101、メッセージ生成ブロック103、メッセージ送信ブロック105およびCEC信号入出力ブロック107の処理内容が、実施の形態1とは異なり、それ以外は、実施の形態1と同様である。
すなわち、このCEC送受信装置においては、CEC制御ブロック101からCEC受信用バッファ110が全て使用中による受信不能状態が自機通信状態監視ブロック102によって検知された時、自機通信状態監視ブロック102はCEC制御ブロック101にCEC受信用バッファ110が全て使用中による受信不能状態を通知する。CEC制御ブロック101はメッセージ生成ブロック103に自機とメッセージ送信元の相手機器の状態が変化しないメッセージ生成要求を発行する(図11のステップS111、112参照)。メッセージ生成ブロック103は自機とメッセージ送信元の相手機器の状態が変化しないメッセージを生成し、メッセージ送信ブロック105に渡す。メッセージ送信ブロック105は自機とメッセージ送信元の相手機器の状態が変化しないメッセージを相手機器に送信するため、CEC信号入出力ブロック107に自機とメッセージ送信元の相手機器の状態が変化しないメッセージを移す。
実施の形態3では、相手機器へ送信するCECメッセージを”CEC通信ラインを占有するための自機とメッセージ送信元の相手機器の状態が変化しないCECメッセージ” とし、相手機器へ送信することで、相手機器のCECメッセージの送信停止を実現している点が実施の形態1、2とは異なる。
このCEC送受信装置によれば、連続でCECメッセージを受信した時、CECメッセージ用受信用バッファが全て使用中となりCECメッセージ受信不能状態となる場合に、自機が自機とメッセージ送信元の相手機器の状態が変化しないメッセージを送信し通信ラインを占有する。CECが単線双方向シリアル通信であることを利用し、通信ラインを占有して相手機器のCECメッセージ送信を停止させることでACK応答が無い場合の通信エラーを無くすことができる。その結果、CECメッセージの再送が何度も発生しないようにできる。
上記動作のフローを図5に示す。図5は受信バッファ数:2である機器でメッセージを3つ連続受信する場合の図である。
相手機器がCECメッセージ301を送信すると、このCECメッセージ301を自機が受信する。このとき、受信用バッファ1、2の状態は、図12(a)に示すように、受信用バッファ1にCECメッセージ301が格納され(使用中)、受信用バッファ302は開放された状態となる。その後、自機は、相手機器へCECメッセージ301のACK応答を返す。
その後、相手機器がCECメッセージ302を送信すると、このCECメッセージ302を自機が受信する。このとき、受信用バッファ1、2の状態は、図12(b)に示すように、受信用バッファ1にCECメッセージ301が格納され(使用中)、受信用バッファ2にCECメッセージ302が格納された(使用中)状態となる。その後、自機は相手機器へメッセージ302のACK応答を返す。このとき、受信用バッファ1、2ともに使用中となる。
そこで、他の機器(相手機器)から3つ目のCECメッセージが送信される前に、自機は、自機が自機とメッセージ送信元の相手機器の状態が変化しないメッセージ504を相手機器へ送信する。相手機器は、自機とメッセージ送信元の相手機器の状態が変化しないメッセージ504を受信し、これによって相手機器から自機へのCECメッセージの送信が所定期間(送信停止期間)停止される。送信停止期間の後において、相手機器から自機とメッセージ送信元の相手機器の状態が変化しないメッセージ504のACK応答が自機へ返される。上記の送信停止期間は、受信用バッファが少なくともひとつ開放されるまでに要する時間に設定され、バッファが少なくとも1つ解放されるまでの時間内は他の機器のCECメッセージ送信が停止させられる。
CECメッセージ送信停止時間の決定法について説明する。
自機の受信用バッファが少なくともひとつ開放されるまでに要する時間をあらかじめ計測しておき、自機の受信用バッファが少なくともひとつ開放されるまでに要する時間以上の時間を送信停止時間とする。
送信停止期間中において、自機の受信用バッファが少なくともひとつ開放されるまでに要する時間が経過して、自機内での処理が進むと、自機における受信用バッファ1が図12(c)に示すように、開放された状態となる。
そして、送信停止時間の経過後に、つまり送信停止が解除された後に相手機器がメッセージ303を送信すると、このCECメッセージ303を自機が受信する。このとき、受信用バッファ1、2の状態は図12(d)に示すように、受信用バッファ1にメッセージ303が格納され、受信用バッファ2にメッセージ302が格納された状態となる。その後、自機は相手機器へメッセージ303のACK応答を返す。
(実施の形態4)
図2は、実施の形態4におけるCEC送受信装置の構成を示すブロック図である。このCEC送受信装置200は、図1における自機通信状態監視ブロック102の代わりに、通信間隔通知ブロック201と、通信間隔比較ブロック202と、通信間隔記憶ブロック203とCEC通信ライン監視ブロック204を有している。その他の構成は、実施の形態1と同じである。
図2は、実施の形態4におけるCEC送受信装置の構成を示すブロック図である。このCEC送受信装置200は、図1における自機通信状態監視ブロック102の代わりに、通信間隔通知ブロック201と、通信間隔比較ブロック202と、通信間隔記憶ブロック203とCEC通信ライン監視ブロック204を有している。その他の構成は、実施の形態1と同じである。
このCEC送受信装置は、CEC通信開始時とCEC通信ライン監視ブロック204によって外部要因(通信ライン上の機器が電源オフ、停電、CEC通信ライン上に新たな機器の参入など)による通信の状態の変化をメッセージ受信ブロック106内の信号から検知した時に、CEC通信ライン監視ブロック204は、CEC制御ブロック101に対してCECメッセージ通信間隔通知メッセージ送信要求を行う。CEC制御ブロック101はメッセージ生成ブロック103にCECメッセージ通信間隔通知メッセージ生成要求を行う。メッセージ生成ブロック103はCECメッセージ通信間隔通知メッセージをメッセージ送信ブロック105に渡す。メッセージ送信ブロック105はCECメッセージ通信間隔通知メッセージを送信するためにCEC信号入出力ブロック107にCECメッセージ通信間隔通知メッセージを移す。CEC信号入出力ブロック107は、CECメッセージ通信間隔通知メッセージをHDMI信号入出力ブロック815(図8参照)を介して通信ライン上の全ての機器に送信する。
ここで、相手機器よりCECメッセージ通信間隔通知メッセージを受信した場合を以下に説明する。CEC信号入出力ブロック107がCECメッセージ通信間隔通知メッセージのCEC信号を受信すると、メッセージ受信ブロック106へ受信したCECメッセージ通信間隔通知メッセージのCEC信号を送る。メッセージ受信ブロック106は、CECメッセージ通信間隔通知メッセージのCEC信号をCECメッセージ通信間隔通知メッセージとして認識し、メッセージデコードブロック104に送る。メッセージデコードブロック104は、CECメッセージ通信間隔通知メッセージをデコードし、CECメッセージ通信間隔の値を得る。メッセージデコードブロック104は、CECメッセージ通信間隔の値をCEC制御ブロック101に送る。CEC制御ブロック101は、通信間隔記憶ブロック203にCECメッセージ通信間隔の値を送る。通信間隔記憶ブロック203は、CECメッセージ通信間隔通知メッセージによって送られてきたCECメッセージ通信間隔の値と、自機のデフォルトの通信間隔値または現在使用している通信間隔の値とを通信間隔比較ブロック202に送る。通信間隔比較ブロック202は、CECメッセージ通信間隔通知メッセージによって送られてきた通信間隔の値と、自機のデフォルトの通信間隔値または現在使用している通信間隔の値とを比較し、通信間隔の値が大きい方を通信間隔通知ブロック201に通知する。通信間隔通知ブロック201は、通知された通信間隔の値をCEC制御ブロック101に通知する。CEC制御ブロック101は、通信間隔通知ブロック201より通知された通信間隔の値で通信を行う。
このような構成により、CEC通信ライン上の各機器が、CEC通信ライン上で通信間隔が一番長く必要とされる機器の通信間隔に合わせて通信することにより、これによってACK応答が無い場合の通信エラーを無くし、通信エラーが無い安定した通信が行える。その結果、CECメッセージの再送が何度も発生しないようにできる。
上記動作のフローを図7に示す。図7はCEC通信開始時と外部要因による通信状態の変化発生時の図である。
CEC通信開始時に自機からのCECメッセージ通信間隔通知メッセージ701を相手機器へ送信し、相手機器へ自機の通信間隔を通知する。その結果、相手機器からCECメッセージ通信間隔通知メッセージ701のACK応答が自機へ返される。その後、相手機器が、自機がCEC通信を開始したこと、つまり、自機がCEC通信ラインに新たに参入したことを検知し、CECメッセージ通信間隔通知メッセージ702を自機へ送信し、自機へ相手機器の通信間隔を通知する。その結果、自機からCECメッセージ通信間隔通知メッセージ702のACK応答が相手機器へ返される。
その結果、自機、および相手機器の双方において通信間隔の長い方の値がそれぞれの通信間隔として使用される。
外部要因による通信状態の変化発生時も上記と同様の処理が行われ、CECメッセージ通信間隔が再度通知される。
(実施の形態5)
図6は、実施の形態5における映像音響システムの構成を示すブロック図である。この映像音響システムでは、2台の映像音響装置がHDMIケーブル620を介して相互に接続されている。この実施の形態では、一方の映像音響装置がDVDレコーダ600であり、他方の映像音響装置がTV610である。
図6は、実施の形態5における映像音響システムの構成を示すブロック図である。この映像音響システムでは、2台の映像音響装置がHDMIケーブル620を介して相互に接続されている。この実施の形態では、一方の映像音響装置がDVDレコーダ600であり、他方の映像音響装置がTV610である。
DVDレコーダ600は、CEC送受信装置100Aと、チャンネルの選局を行うチューナブロック601と、DVDディスクからデータを読み取るドライブブロック602と、HDMI信号を映像・音声にエンコードするエンコードブロック604と、DVDディスクから読み取った映像・音声をHDMI信号にデコードするデコードブロック603と、HDMI信号を送受信するHDMI信号入出力ブロック605と、チューナブロック601とドライブブロック602とデコードブロック603とエンコードブロック604とCEC送受信装置100Aとを制御するシステム制御ブロック606とを備えている。CEC送受信装置100Aについては、図1に示したCEC送受信装置100と同じ構成を有している。このDVDレコーダ600はチャンネル設定が未設定である。
TV610は、CEC送受信装置100Bと、チャンネルを選局するチューナブロック611と、画面へ出力を行う再生処理ブロック612と、チューナブロック611と再生処理ブロック612とCEC送受信装置100Bを制御するシステム制御ブロック613と、HDMI信号を送受信するHDMI信号入出力ブロック615とを備えている。CEC送受信装置100Bについては、図1に示したCEC送受信装置100と同じ構成を有している。TV610はチャンネル設定が設定済みである。
この映像音響システムでは、上述したように、DVDレコーダ600とTV610とをHDMIケーブル620で接続し、チャンネル設定がされているTV610からCECを用いてチャンネル設定を取得することによりDVDレコーダ600のチャンネル設定を行うものである。
TV610のシステム制御ブロック613からCEC送受信装置100Bへチャンネル情報を通知する。チャンネル情報はCEC送受信装置100Bでチャンネル情報通知メッセージに変換されHDMI入出力ブロック614へ渡される。チャンネル情報通知メッセージはHDMI入出力ブロック614からDVDレコーダ600内のHDMI入出力ブロック605へ送信される。チャンネル情報通知メッセージはHDMI信号入出力ブロック605からCEC送受信装置100Aに渡される。チャンネル情報通知コマンドはシステム制御ブロック606に渡され、チャンネル情報にデコードされる。取得したチャンネル情報を基にシステム制御ブロック606がチューナブロック601を操作する。
チャンネル情報は情報量が大きいため、TV610からDVDレコーダ600に大量のデータがCECで通信される。大量のデータを通信するため、連続でCECメッセージの通信が行われる。連続で通信が実行されることにより通信間隔が短くなりDVDレコーダ600の処理が間に合わなくなる。DVDレコーダ600の処理が間に合わなくなることでCECメッセージ用受信用バッファが全て使用中となりDVDレコーダ600はCECメッセージ受信不能状態となる。
CEC送受信装置100Aにおいて、CEC制御ブロック101からCEC受信用バッファ110が全て使用中による受信不能状態が自機通信状態監視ブロック102によって検知された時、自機通信状態監視ブロック102はCEC制御ブロック101にCEC受信用バッファ110が全て使用中による受信不能状態を通知する。CEC制御ブロック101はメッセージ生成ブロック103に相手機器へのCECメッセージ送信停止要求を発行する(図9のステップS91、S92参照)。メッセージ生成ブロック103はCECメッセージ送信停止要求を実施するためのCECメッセージを生成し、メッセージ送信ブロック105に渡す。メッセージ送信ブロック105はCECメッセージ送信停止を実施するためのCECメッセージを相手機器に送信するため、CEC信号入出力ブロック107にCECメッセージ送信停止要求を実施するためのCECメッセージを移す。
この映像音響システムによれば、短い通信間隔でデータ通信が行われた場合において、CECメッセージ用受信用バッファが全て使用中となりCECメッセージ受信不能状態となる時に、TV610のCECメッセージ送信を一時停止させることで通信エラーが無い安定した通信が行える。その結果、CECメッセージの再送が何度も発生しないようにできる。
(実施の形態6)
この実施の形態6における映像音響システムは、基本構成は実施の形態5の映像音響システムの構成と同じであるので、図6を参照しながら、実施の形態5との相違点について説明する。
この実施の形態6における映像音響システムは、基本構成は実施の形態5の映像音響システムの構成と同じであるので、図6を参照しながら、実施の形態5との相違点について説明する。
この実施の形態6でも、実施の形態5と同様に、DVDレコーダ600はチャンネル設定が未設定であり、TV600はチャンネル設定が設定済みであり、DVDレコーダ600とTV610とをHDMIケーブル620で接続し、チャンネル設定がされているTV610からCECを用いてチャンネル設定を取得することによりDVDレコーダ600のチャンネル設定を行うものである。このチャンネル設定も実施の形態5と同じであり、DVDレコーダ600の処理が間に合わなくなることでCECメッセージ用受信用バッファが全て使用中となりDVDレコーダ600はCECメッセージ受信不能状態となるのも、実施の形態5と同じである。CEC送受信装置100Aにおいての処理が、実施の形態5とは異なる。以下にCEC送受信装置100Aにおいての処理を説明する。
すなわち、このCEC送受信装置100Aにおいては、CEC制御ブロック101からCEC受信用バッファ110が全て使用中による受信不能状態が自機通信状態監視ブロック102によって検知された時、自機通信状態監視ブロック102はCEC制御ブロック101にCEC受信用バッファ110が全て使用中による受信不能状態を通知する。CEC制御ブロック101はメッセージ生成ブロック103に相手機器のCECメッセージ送信停止要求メッセージ生成要求を発行する(図10のステップS101、S102参照)。メッセージ生成ブロック103はCECメッセージ送信停止要求メッセージを生成し、メッセージ送信ブロック105に渡す。メッセージ送信ブロック105はCECメッセージ送信停止要求メッセージを相手機器に送信するため、CEC信号入出力ブロック107にCECメッセージ送信停止要求メッセージを移す。
この映像音響システムによれば、短い通信間隔でデータ通信が行われた場合において、CECメッセージ用受信用バッファが全て使用中となりCECメッセージ受信不能状態となる時に、TV610のCECメッセージ送信を一時停止させることで通信エラーが無い安定した通信が行える。その結果、CECメッセージの再送が何度も発生しないようにできる。
(実施の形態7)
この実施の形態7における映像音響システムは、基本構成は実施の形態5の映像音響システムの構成と同じであるので、図6を参照しながら、実施の形態5との相違点について説明する。
この実施の形態7における映像音響システムは、基本構成は実施の形態5の映像音響システムの構成と同じであるので、図6を参照しながら、実施の形態5との相違点について説明する。
この実施の形態7でも、実施の形態5と同様に、DVDレコーダ600はチャンネル設定が未設定であり、TV600はチャンネル設定が設定済みであり、DVDレコーダ600とTV610とをHDMIケーブル620で接続し、チャンネル設定がされているTV610からCECを用いてチャンネル設定を取得することによりDVDレコーダ600のチャンネル設定を行うものである。このチャンネル設定も実施の形態5と同じであり、DVDレコーダ600の処理が間に合わなくなることでCECメッセージ用受信用バッファが全て使用中となりDVDレコーダ600はCECメッセージ受信不能状態となるのも、実施の形態5と同じである。CEC送受信装置100Aにおいての処理が、実施の形態5とは異なる。以下にCEC送受信装置100Aにおいての処理を説明する。
すなわち、このCEC送受信装置100Aにおいては、CEC制御ブロック101からCEC受信用バッファ110が全て使用中による受信不能状態が自機通信状態監視ブロック102によって検知された時、自機通信状態監視ブロック102はCEC制御ブロック101にCEC受信用バッファ110が全て使用中による受信不能状態を通知する。CEC制御ブロック101はメッセージ生成ブロック103に自機とメッセージ送信元の相手機器の状態が変化しないメッセージ生成要求を発行する(図11のステップS111、S112参照)。メッセージ生成ブロック103は自機とメッセージ送信元の相手機器の状態が変化しないメッセージを生成し、メッセージ送信ブロック105に渡す。メッセージ送信ブロック105は自機とメッセージ送信元の相手機器の状態が変化しないメッセージを相手機器に送信するため、CEC信号入出力ブロック107に自機とメッセージ送信元の相手機器の状態が変化しないメッセージを移す。
この映像音響システムによれば、短い通信間隔でデータ通信が行われた場合において、CECメッセージ用受信用バッファが全て使用中となりCECメッセージ受信不能状態となる時に、CECが単線双方向シリアル通信であることを利用し、通信ラインを占有して相手機器のCECメッセージ送信TVのCECメッセージ送信を一時停止させることで通信エラーが無い安定した通信が行える。その結果、CECメッセージの再送が何度も発生しないようにできる。
(実施の形態8)
図8は、実施の形態8における映像音響システムの構成を示すブロック図である。この映像音響システムでは、2台の映像音響装置がHDMIケーブル820を介して相互に接続されている。この実施の形態では、一方の映像音響装置がDVDレコーダ800であり、他方の映像音響装置もDVDレコーダ810である。
図8は、実施の形態8における映像音響システムの構成を示すブロック図である。この映像音響システムでは、2台の映像音響装置がHDMIケーブル820を介して相互に接続されている。この実施の形態では、一方の映像音響装置がDVDレコーダ800であり、他方の映像音響装置もDVDレコーダ810である。
DVDレコーダ800は、CEC送受信装置200Aと、チャンネルの選局を行うチューナブロック801と、DVDディスクからデータを読み取るドライブブロック802と、HDMI信号を映像・音声にエンコードするエンコードブロック804と、DVDディスクから読み取った映像・音声をHDMI信号にデコードするデコードブロック803と、HDMI信号を送受信するHDMI信号入出力ブロック805と、チューナブロック801とドライブブロック802とデコードブロック803とエンコードブロック804とCEC送受信装置200Aとを制御するシステム制御ブロック806とを備えている。CEC送受信装置200Aについては、図2に示したCEC送受信装置200と同じ構成を有している。
DVDレコーダ810は、CEC送受信装置200Bと、チャンネルの選局を行うチューナブロック811と、DVDディスクからデータを読み取るドライブブロック812と、HDMI信号を映像・音声にエンコードするエンコードブロック814と、DVDディスクから読み取った映像・音声をHDMI信号にデコードするデコードブロック813と、HDMI信号を送受信するHDMI信号入出力ブロック815と、チューナブロック811とドライブブロック812とデコードブロック813とエンコードブロック814とCEC送受信装置200Bとを制御するシステム制御ブロック816とを備えている。CEC送受信装置200Bについては、図2に示したCEC送受信装置200と同じ構成を有している。
この映像音響システムでは、DVDレコーダ800からDVDレコーダ810へのダビングを行う。HDMIの映像信号や音声信号では録画した日付、時間などの映像・音声データに付随したデータをダビング先へ送ることができないので、CECで録画した日付・時間などの情報を送信し、ダビング先のデータにも録画した日付、時間などの付随した情報を付加できるようにする。
DVDレコーダ800におけるドライブブロック802が映像・音声・映像音声に付随するデータ(録画した番組情報など)をデコードブロック803へ送る。デコードブロック803で映像・音声・映像音声に付随するデータをHDMI信号にデコードし、映像・音声データはHDMI入出力ブロック805へ送り、映像音声に付随するデータはシステム制御ブロック806へ送る。システム制御ブロック806は映像音声に付随するデータをCEC送受信装置200Aに通知する。CEC送受信装置200Aは映像音声に付随するデータの送信メッセージを発行し、HDMI入出力ブロック805へ送る。HDMI入出力ブロック805が映像音声データと映像・音声に付随するデータの送信メッセージをHDMIケーブル820を通してDVDレコーダ810のHDMI入出力ブロック815に送る。映像・音声データはHDMI入出力ブロック815からエンコードブロック814に送られ、映像音声に付随するデータの送信メッセージはCEC送受信装置200Bに送る。映像音声に付随するデータの送信メッセージはCEC送受信装置200Bにて映像音声に付随するデータに変換されシステム制御ブロック816に送られる。システム制御ブロック816はエンコードブロック814へ映像音声に付随するデータを送る。エンコードブロック814は映像音声データと映像音声に付随するデータをエンコードしドライブブロック812へ送る。
上記の実施の形態において、映像音声に付随するデータは番組のタイトル、録画した番組情報(番組の出演者、録画日時など)、番組の概要情報と多くの種類が考えられ情報量が大きくなるので、DVDレコーダ800からDVDレコーダ810に大量のデータがCECで通信される。大量のデータを通信するため、連続でCECメッセージの通信が行われる。連続で通信が実行されることにより通信間隔が短くなりDVDレコーダ810の処理が間に合わなくなくなることで、CEC受信用バッファ110が全て使用中状態(CECメッセージ受信不能状態)でCECメッセージ受信処理を実行する頻度が上がり、ACK応答が返すことができない頻度が上がる。ACK応答が返すことができない頻度が上がることでCECメッセージ再送の頻度も上がり受信までの時間が増加する。その結果、送信側機器に設定されている最大再送回数内にACK応答が無い場合にデータが欠落するということが発生する。
上記課題の対策として、この実施の形態の映像音響システムでは、以下のことを行う。
DVDレコーダ810のCEC送受信装置200BおよびDVDレコーダ800のCEC送受信装置の200Aにおいて、実施の形態4(図2参照)で説明した一連の処理を行う。
すなわち、DVDレコーダ810のCEC送受信装置200Bは、CEC通信開始時とCEC通信ライン監視ブロック204によって外部要因(通信ライン上の機器が電源オフ、停電、CEC通信ライン上に新たな機器の参入など)による通信の状態の変化を検知した時に、CEC通信ライン監視ブロック204は、CEC制御ブロック101に対してCECメッセージ通信間隔通知メッセージ送信要求を行う。CEC制御ブロック101はメッセージ生成ブロック103にCECメッセージ通信間隔通知メッセージ生成要求を行う。メッセージ生成ブロック103はCECメッセージ通信間隔通知メッセージをメッセージ送信ブロック105に渡す。メッセージ送信ブロック105はCECメッセージ通信間隔通知メッセージを送信するためにCEC信号入出力ブロック107にCECメッセージ通信間隔通知メッセージを移す。CEC信号入出力ブロック107は、CECメッセージ通信間隔通知メッセージをHDMI信号入出力ブロック815(図8参照)を介して通信ライン上の全ての機器に送信する。
DVDレコーダ810よりCECメッセージ通信間隔通知メッセージを受信したDVDレコーダ800の処理動作を以下に記す。HDMI信号入出力ブロック805を介して、CEC送受信装置200A内のCEC信号入出力ブロック107がCECメッセージ通信間隔通知メッセージのCEC信号を受信すると、メッセージ受信ブロック106へ受信したCECメッセージ通信間隔通知メッセージのCEC信号を送る。メッセージ受信ブロック106は、CECメッセージ通信間隔通知メッセージのCEC信号をCECメッセージ通信間隔通知メッセージとして認識し、メッセージデコードブロック104に送る。メッセージデコードブロック104は、CECメッセージ通信間隔通知メッセージをデコードし、CECメッセージ通信間隔の値を得る。メッセージデコードブロック104はCECメッセージ通信間隔の値をCEC制御ブロック101に送る。CEC制御ブロック101は通信間隔記憶ブロック203にCECメッセージ通信間隔の値を送る。通信間隔記憶ブロック203はCECメッセージ通信間隔通知メッセージによって送られてきたCECメッセージ通信間隔の値と、自機のデフォルトの通信間隔値または現在使用している通信間隔の値とを通信間隔比較ブロック202に送る。通信間隔比較ブロック202は、CECメッセージ通信間隔通知メッセージによって送られてきた通信間隔の値と、自機のデフォルトの通信間隔値または現在使用している通信間隔の値とを比較し、通信間隔の値が大きい方を通信間隔通知ブロック201に通知する。通信間隔通知ブロック201は、通知された通信間隔の値をCEC制御ブロック101に通知する。CEC制御ブロック101は、通信間隔通知ブロック201より通知された通信間隔の値で通信を行う。
このような構成により、CEC通信ライン上の各機器が、CEC通信ライン上で通信間隔が一番長く必要とされる機器の通信間隔に合わせて通信することでACK応答が無い場合の通信エラーを無くし、通信エラーが無い安定した通信が行える。その結果、CECメッセージの再送が何度も発生しないようにできる。
なお、実施の形態2と6におけるCECメッセージ送信停止要求メッセージは各ベンダが独自にメッセージを定義できるCECメッセージ<Vendor Command>を用いて定義しても良い。
また、実施の形態4と8におけるCECメッセージ通信間隔通知メッセージは各ベンダが独自にメッセージを定義できるCECメッセージ<Vendor Command>を用いて定義しても良い。
さらに、実施の形態5〜8において、TVとDVDレコーダを用いた実施例を挙げたが、CECに対応した全ての機器(DVDプレイヤ、DVDレコーダ、BDプレイヤ、BDレコーダ、アンプ、セットトップボックス(STB)など)でも本発明は実施可能である。
実施の形態5〜8において、2台の映像音響装置をHDMIケーブルで接続する実施例をあげたが、3台以上の映像音響装置を相互にHDMIケーブルで接続するという構成でも本発明は実施可能である。
また、図5の映像音響システムにおいて、CEC送受信装置100A、100Bとして、図1のCEC送受信装置100を使用したものについて説明したが、図2のCEC送受信装置200を使用することも可能である。
また、図8の映像音響システムにおいて、CEC送受信装置200A、200Bとして、図2のCEC送受信装置200を使用したものについて説明したが、図1のCEC送受信装置100を使用することも可能である。
本発明CEC送受信装置によれば、CECメッセージ受信に当てられるメモリ容量が少ない、処理速度が遅い安価なデバイスでもCECで大量のデータを通信エラー無しに処理することができるのでCEC通信制御として有用である。
100、200 CEC送受信装置
101 CEC制御ブロック
102 自機通信状態監視ブロック
103 メッセージ生成ブロック
104 メッセージデコードブロック
105 メッセージ送信ブロック
106 メッセージ受信ブロック
107 CEC信号入出力ブロック
108 システム制御ブロックとの入出力
109 HDMI信号入出力ブロックとの入出力
110 CEC受信用バッファ
201 通信間隔通知ブロック
202 通信間隔比較ブロック
203 通信間隔記憶ブロック
204 CEC通信ライン監視ブロック
301 相手機器から送信された1番目のCECメッセージ
302 相手機器から送信された2番目のCECメッセージ
303 相手機器から送信された3番目のCECメッセージ
304 相手機器からのCECメッセージ送信停止を実施するためのCECメッセージ
404 CECメッセージ送信停止要求メッセージ
504 自機とメッセージ送信元の機器の状態が変化しないメッセージ
600、800、810 DVDレコーダ
601、611、801、811 チューナブロック
602、802、812 ドライブブロック
603、803、813 デコードブロック
604、804、814 エンコードブロック
605、805、815 HDMI信号入出力ブロック
606、806、816 システム制御ブロック
610 TV
612 再生処理ブロック
613 システム制御ブロック
614 HDMI入出力ブロック
620、820 HDMIケーブル
701 自機からのCECメッセージ通信間隔通知メッセージ
702 相手機器からのCECメッセージ通信間隔通知メッセージ
101 CEC制御ブロック
102 自機通信状態監視ブロック
103 メッセージ生成ブロック
104 メッセージデコードブロック
105 メッセージ送信ブロック
106 メッセージ受信ブロック
107 CEC信号入出力ブロック
108 システム制御ブロックとの入出力
109 HDMI信号入出力ブロックとの入出力
110 CEC受信用バッファ
201 通信間隔通知ブロック
202 通信間隔比較ブロック
203 通信間隔記憶ブロック
204 CEC通信ライン監視ブロック
301 相手機器から送信された1番目のCECメッセージ
302 相手機器から送信された2番目のCECメッセージ
303 相手機器から送信された3番目のCECメッセージ
304 相手機器からのCECメッセージ送信停止を実施するためのCECメッセージ
404 CECメッセージ送信停止要求メッセージ
504 自機とメッセージ送信元の機器の状態が変化しないメッセージ
600、800、810 DVDレコーダ
601、611、801、811 チューナブロック
602、802、812 ドライブブロック
603、803、813 デコードブロック
604、804、814 エンコードブロック
605、805、815 HDMI信号入出力ブロック
606、806、816 システム制御ブロック
610 TV
612 再生処理ブロック
613 システム制御ブロック
614 HDMI入出力ブロック
620、820 HDMIケーブル
701 自機からのCECメッセージ通信間隔通知メッセージ
702 相手機器からのCECメッセージ通信間隔通知メッセージ
Claims (8)
- CEC(Consumer Electronics Control)メッセージ受信用バッファを有し、CECメッセージの送信要求と受信したCECメッセージの自機が含まれる映像音響装置内のシステム制御ブロックへの通知とを行うCEC制御ブロックと、
前記CEC制御ブロックからの送信要求にしたがってCECメッセージを生成するメッセージ生成ブロックと、
前記メッセージ生成ブロックで生成されたCECメッセージを送信するメッセージ送信ブロックと、
前記メッセージ送信ブロックから送信されたCECメッセージを他の機器へCECの信号として送り出すとともに、前記他の機器からCECの信号を受け取るCEC信号入出力ブロックと、
前記CEC信号入出力ブロックによって受け取られたCECの信号をCECメッセージとして受信するメッセージ受信ブロックと、
前記メッセージ受信ブロックにより受信したCECメッセージを解釈して前記CECメッセージ受信用バッファへ送るメッセージデコードブロックと、
前記CECメッセージ受信用バッファが全て使用中であるかを監視する自機通信状態監視ブロックを備え、
前記自機通信状態監視ブロックにより前記CECメッセージ受信用バッファが全て使用中である自機のCECメッセージ受信不能状態が検知された時に、前記CEC制御ブロックが前記メッセージ生成ブロック、前記メッセージ送信ブロックおよび前記CEC信号入出力ブロックを介して特定のCECメッセージを送出することにより、他の機器からのCECメッセージ送信を一時停止させることを特徴とするCEC送受信装置。 - 前記自機通信状態監視ブロックにより自機の受信不能状態が検知された時に、前記CEC制御ブロックが前記他の機器へ前記特定のCECメッセージとして、送信一時停止要求メッセージを通知することにより前記他の機器からの送信を一時停止させることを特徴とする請求項1に記載のCEC送受信装置。
- 前記自機通信状態監視ブロックにより自機の受信不能状態を検知した時に、前記CEC制御ブロックが前記他の機器へ前記特定のCECメッセージとして、自機と前記他の機器が接続されたCEC通信ライン上の各機器の状態が変化しないメッセージを送信することにより前記CEC通信ラインを占有して前記他の機器のCECメッセージ送信を一時停止させることを特徴とする請求項1に記載のCEC送受信装置。
- CECメッセージ受信用バッファを有し、CECメッセージの送信要求と受信したCECメッセージの自機が含まれる映像音響装置内のシステム制御ブロックへの通知とを行うCEC制御ブロックと、
前記CEC制御ブロックからの送信要求にしたがってCECメッセージを生成するメッセージ生成ブロックと、
前記メッセージ生成ブロックで生成されたCECメッセージを送信するメッセージ送信ブロックと、
前記メッセージ送信ブロックから送信されたCECメッセージを他の機器へCECの信号として送り出すとともに、前記他の機器からCECの信号を受け取るCEC信号入出力ブロックと、
前記CEC信号入出力ブロックによって受け取られたCECの信号をCECメッセージとして受信するメッセージ受信ブロックと、
前記メッセージ受信ブロックにより受信したCECメッセージを解釈して前記CECメッセージ受信用バッファへ送るメッセージデコードブロックと、
自機と前記他の機器が接続されたCEC通信ラインの通信状態を監視して前記CEC通信ラインの通信の状態の変化を検知し、CEC通信開始時と前記CEC通信ラインの通信の状態の変化の検知時に、前記CEC制御ブロックに対してCECメッセージ通信間隔通知メッセージ送信要求を行うCEC通信ライン監視ブロックと、
前記他の機器より通知された通信間隔を記憶する通信間隔記憶ブロックと、
前記通信間隔記憶ブロックに記憶された通信間隔と自機が使用している通信間隔とを比較する通信間隔比較ブロックと、
前記通信間隔比較ブロックによる比較結果をもとに、長い方の通信間隔を前記CEC制御ブロックへ通知する通信間隔通知ブロックを備え、
前記CEC制御ブロックが前記CEC通信ライン監視ブロックからのCECメッセージ通信間隔通知メッセージ送信要求に応答して前記メッセージ生成ブロック、前記メッセージ送信ブロックおよび前記CEC信号入出力ブロックを介して前記他の機器へCECメッセージ通信間隔通知メッセージを通知することにより前記CEC通信ライン上の各機器が、CEC通信ライン上で通信間隔が一番長く必要とされる機器の通信間隔に合わせて通信することを特徴とするCEC送受信装置。 - CEC送受信装置と、前記CEC送受信装置から出力信号を受け取るシステム制御ブロックとを備え、
前記CEC送受信装置が、
CECメッセージ受信用バッファを有し、CECメッセージの送信要求と受信したCECメッセージの自機が含まれる前記システム制御ブロックへの通知を行うCEC制御ブロックと、
前記CEC制御ブロックからの送信要求にしたがってCECメッセージを生成するメッセージ生成ブロックと、
前記メッセージ生成ブロックで生成されたCECメッセージを送信するメッセージ送信ブロックと、
前記メッセージ送信ブロックから送信されたCECメッセージを他の機器へCECの信号として送り出すとともに、前記他の機器からCECの信号を受け取るCEC信号入出力ブロックと、
前記CEC信号入出力ブロックによって受け取られたCECの信号をCECメッセージとして受信するメッセージ受信ブロックと、
前記メッセージ受信ブロックにより受信したCECメッセージを解釈して前記CECメッセージ受信用バッファへ送るメッセージデコードブロックと、
前記CECメッセージ受信用バッファが全て使用中であるかを監視する自機通信状態監視ブロックとを備え、
前記自機通信状態監視ブロックにより前記CECメッセージ受信用バッファが全て使用中である自機のCECメッセージ受信不能状態が検知された時に、前記CEC制御ブロックが前記メッセージ生成ブロック、前記メッセージ送信ブロックおよび前記CEC信号入出力ブロックを介して特定のCECメッセージを送出することにより、他の機器からのCECメッセージ送信を一時停止させることを特徴とする映像音響装置。 - 前記自機通信状態監視ブロックにより自機の受信不能状態が検知された時に、前記CEC制御ブロックが前記他の機器へ前記特定のCECメッセージとして、送信一時停止要求メッセージを通知することにより前記他の機器からの送信を一時停止させることを特徴とする請求項5に記載の映像音響装置。
- 前記自機通信状態監視ブロックにより自機の受信不能状態を検知した時に、前記CEC制御ブロックが前記他の機器へ前記特定のCECメッセージとして、自機と前記他の機器が接続されたCEC通信ライン上の各機器の状態が変化しないメッセージを送信することにより前記CEC通信ラインを占有して前記他の機器のCECメッセージ送信を一時停止させることを特徴とする請求項5に記載の映像音響装置。
- CEC送受信装置と、前記CEC送受信装置から出力信号を受け取るシステム制御ブロックとを備え、
前記CEC送受信装置が、
CECメッセージ受信用バッファを有し、CECメッセージの送信要求と受信したCECメッセージの自機が含まれる前記システム制御ブロックへの通知とを行うCEC制御ブロックと、
前記CEC制御ブロックからの送信要求にしたがってCECメッセージを生成するメッセージ生成ブロックと、
前記メッセージ生成ブロックで生成されたCECメッセージを送信するメッセージ送信ブロックと、
前記メッセージ送信ブロックから送信されたCECメッセージを他の機器へCECの信号として送り出すとともに、前記他の機器からCECの信号を受け取るCEC信号入出力ブロックと、
前記CEC信号入出力ブロックによって受け取られたCECの信号をCECメッセージとして受信するメッセージ受信ブロックと、
前記メッセージ受信ブロックにより受信したCECメッセージを解釈して前記CECメッセージ受信用バッファへ送るメッセージデコードブロックと、
自機と前記他の機器が接続されたCEC通信ラインの通信状態を監視して前記CEC通信ラインの通信の状態の変化を検知し、CEC通信開始時と前記CEC通信ラインの通信の状態の変化の検知時に、前記CEC制御ブロックに対してCECメッセージ通信間隔通知メッセージ送信要求を行うCEC通信ライン監視ブロックと、
前記他の機器より通知された通信間隔を記憶する通信間隔記憶ブロックと、
前記通信間隔記憶ブロックに記憶された通信間隔と自機が使用している通信間隔とを比較する通信間隔比較ブロックと、
前記通信間隔比較ブロックによる比較結果をもとに、長い方の通信間隔を前記CEC制御ブロックへ通知する通信間隔通知ブロックを備え、
前記CEC制御ブロックが前記CEC通信ライン監視ブロックからのCECメッセージ通信間隔通知メッセージ送信要求に応答して前記メッセージ生成ブロック、前記メッセージ送信ブロックおよび前記CEC信号入出力ブロックを介して前記他の機器へCECメッセージ通信間隔通知メッセージを通知することにより前記CEC通信ライン上の各機器が、CEC通信ライン上で通信間隔が一番長く必要とされる機器の通信間隔に合わせて通信することを特徴とする映像音響装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007219865A JP2009055319A (ja) | 2007-08-27 | 2007-08-27 | Cec送受信装置およびそれを用いた映像音響装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011019098A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-01-27 | Funai Electric Co Ltd | 通信システム |
US20120198286A1 (en) * | 2011-02-02 | 2012-08-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Communication apparatus, control method, and recording medium |
-
2007
- 2007-08-27 JP JP2007219865A patent/JP2009055319A/ja not_active Withdrawn
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