JP2013085051A - 伝送方法 - Google Patents

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実 長谷川
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展明 甲
Mayuko Tanaka
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Abstract

【課題】複数の機器間において、複数のインターフェースを利用する機能を利用可能とする伝送方法を提供する。
【解決手段】第1のインターフェース及び第2のインターフェースにより接続された複数の機器間で情報を伝送する伝送方法において、第1のインターフェースを介して複数の機器間で接続の確認を行うステップと、第2のインターフェースを介して複数の機器間で接続の確認を行うステップと、を有し、第1のインターフェースと第2のインターフェースとの双方で接続の確認ができた場合、複数の機器間において第1のインターフェース及び第2のインターフェースを利用する機能を利用可能とするように構成する。
【選択図】図2

Description

技術分野は、映像信号の送受信に関する。
デジタルテレビは放送波を受信して表示するだけでなく、様々な伝送手段を通じて接続された外部映像出力機器から再生映像信号を受信して表示する使い方もまた一般的である。デジタルテレビと外部映像音声機器とを接続する非圧縮デジタルインターフェースとして、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(HDMI Licensing、 LLCの登録商標)が知られている。HDMIは映像音声信号の伝送方式であるTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)信号を伝送するインターフェースと、機器制御信号を伝送するCEC(Consumer Electronics Control)インターフェースから成る。また、デジタルテレビと外部映像音声機器とをイーサネット(富士ゼロックス株式会社の登録商標)を使ったインターフェースで接続するDLNA(Digital Living Network Alliance)(Digital Living Network Allianceの登録商標)も普及が進んでいる。
特許文献1には、「HDMIとDLNAの両方で外部映像音声機器がデジタルテレビに接続されている場合で、ネットワークの帯域が他のネットワーク機器に使用されていると、DLNAではコンテンツを再生できないという問題がある」ことを課題とし、その解決手段として「ネットワークインターフェースと、映像音声データの伝送のためのデジタルインターフェースを有する受信装置であって、前記ネットワークインターフェースに接続するネットワークにある映像音声送信装置を検出する手段と、前記デジタルインターフェースに接続する映像音声送信装置を検出する手段と、前記デジタルインターフェースからの映像音声データ及び前記ネットワークインターフェースからの映像音声データを受信処理する受信手段と、前記映像音声送信装置が前記ネットワークインターフェースを介して接続している場合であっても前記デジタルインターフェースに接続されている場合には、前記デジタルインターフェースを介して前記映像音声送信装置から映像音声データを受信し、前記映像音声送信装置が前記デジタルインターフェースに接続されておらず前記ネットワークインターフェースを介して接続している場合には、前記ネットワークインターフェースを介してデータを受信するように前記ネットワークインターフェース及び前記デジタルインターフェースを制御する制御手段とを具備すること」が記載されている。
特開2009−200788号公報
しかし、特許文献1では、複数の機器が複数のインターフェースで接続され、その複数のインターフェースの一部のインターフェースのみで実現可能な機能が存在する場合については考慮されていない。また、複数の機器間における接続確認の正確性については考慮されていない。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、第1のインターフェース及び第2のインターフェースにより接続された複数の機器間で情報を伝送する伝送方法において、第1のインターフェースを介して複数の機器間で接続の確認を行うステップと、第2のインターフェースを介して複数の機器間で接続の確認を行うステップと、を有し、第1のインターフェースと第2のインターフェースとの双方で接続の確認ができた場合、複数の機器間において第1のインターフェース及び第2のインターフェースを利用する機能を利用可能とすることを特徴とする。
上記手段によれば、複数の機器が複数のインターフェースで接続されている場合に、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
実施例の機器の構成の一例 実施例のフローチャートの一例 実施例のメッセージ交換の説明図 実施例のメッセージ交換で新規設定されるメッセージの説明図 実施例のメッセージ交換で新規設定されるメッセージの説明図 実施例の機器におけるブロック図の一例 実施例のフローチャートの一例 実施例の表示装置のEDID記述の一例 実施例の表示装置のEDID記述の一例
以下、実施例について説明する。図1は、本実施例の機器の構成の一例を示す図である。テレビ等の表示装置10とBDプレーヤー等の再生装置11はHDMIケーブル101で接続されている。また、表示装置10はイーサネットケーブル103を介してネットワークハブ12と接続し、再生装置11はイーサネットケーブル102を介してネットワークハブ12と接続し、結果として表示装置10と再生装置11はイーサネットワークで接続されている。
図1ではHDMIとイーサネットが別端子からのラインで接続される例について示しているが、HDMIではHDMIケーブルにイーサネット接続機能を持たせたHDMI Ethernet Channel(HEC)も規定しており、このHEC機能を備える場合はHDMIケーブル101のみでHDMIとイーサネットの両方が接続される。
図1の構成のように、複数の機器が制御信号を伝送できる複数のインターフェースで接続されていると、一部のインターフェースのみで実現可能な機能が存在する場合がある。例えば、タイムバーを表示して、視聴者が任意の場所から再生を開始する位置を指定するような機能(再生開始位置指定機能)は、HDMIのCECメッセージには規定が無く、DLNAでのみ実現できる機能である。
また、複数の機器が複数のインターフェースで接続されていることを確認する場合に、ネットワークからの悪意のある侵入者や誤作動機器からの妨害が課題となる。
次に、表示装置10と再生装置11の構成について、図6を用いて説明を行う。なお、図6における各ブロックは必ずしも物理的に分かれている必要は無く、複数のブロックの機能を1つのCPUで実現できるように構成してもよい。例えば、再生装置11の303、305、及び307の機能をは1つのCPUで実行する等、必要に応じて適宜構成することが可能である。
映像信号再生部304は、記録媒体(例えばHDD(ハードディスクドライブ)や光ディスク、半導体メモリ(例えばフラッシュメモリ)等)に記録された映像情報、地上波や衛星波を介して図示しないアンテナから受信した放送信号に含まれる映像情報、あるいはネットワークを介して受信した映像情報等を再生する。再生装置11が記録媒体を搭載する場合、記録媒体を再生装置に内蔵する構成、着脱可能な記録媒体(光ディスクやメモリーカード、リムーバブルハードディスク等)を接続可能なドライブ装置を備える構成、あるいは内蔵の記録媒体及びドライブ装置の両方を備える構成を採用可能である。
HDMI信号処理部303は、HDMIを介して伝送可能な信号(以下、HDMI信号と呼ぶ。)を生成する。
DLNA信号処理部305は、DLNAを介して伝送可能な信号(以下、DLNA信号と呼ぶ。)を生成する。
HDMI送受信部306、309は、HDMI端子301、302を介してHDMI信号の送受信を行う。
DLNA送受信部308、311は、イーサネット端子315、316を介してDLNA信号の送受信を行う。
制御部307は、再生装置11の各ブロックを制御する。
制御信号受信部314は、ユーザの指示が入力されるリモコン317からの信号を受信する。なお、図6においてはリモコン317が示されているが、リモコン317に加えて、あるいは替えて、表示装置10本体に備えられたボタン、リモコンの機能を有する携帯端末(スマートフォンやタブレット端末等)を用いてユーザの指示が入力される構成であってもよい。
表示回路313は、入力される映像信号に基づいて映像を表示するディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等)である。
制御部312は、表示装置10の各部から送信される信号の処理、表示装置10の各部の制御を行う。
接続確認信号タイミング判定部310における処理については後述する。
本実施例においては、表示装置10と再生装置11はそれぞれのHDMI端子301と302との間をHDMIケーブル101で接続され、またそれぞれのイーサネット端子315と316との間はネットワークハブ12を介してイーサネットケーブル102と103で接続される。
次に、図2を用いて実施例における処理の一例を説明する。まず、制御部307が、HDMI送受信部306、DLNA送受信部308を介してHDMIによる接続(以下、「HDMI接続」と呼ぶ。)とDLNAによる接続(以下、「DLNA接続」と呼ぶ。)を確認する(S202、S203)。これらは同時に行われてもよいし、どちらが先であってもかまわない。
HDMI接続の確認には、表示装置10と再生装置11とが相手機器の性能確認や物理アドレス・論理アドレスの設定等が含まれる。DLNAを介した信号の送受信とHDMIを介した信号の送受信との双方を用いるモード(以下、「同時利用モード」と呼ぶ。)に対応できるか否かの性能確認も含めてもよい。なお、「同時利用モード」においては常にDLNA及びHDMIの両方を介した通信が行われている必要はなく、これらのインターフェースを交互に用いる場合等、DLNA及びHDMIの両方を利用する状態も「同時利用モード」に含まれる。また、以下の実施例ではDLNA及びHDMIの両方を利用することを「同時利用」あるいは「同時使用」とも表現する。
DLNA接続の確認では、IPアドレス確認等を行う。同時利用モードに対応できるか否かの性能確認も含めてもよい。尚、同時利用モードに対応可能であるか否かはHDMI接続の確認またはDLNA接続の確認の少なくともどちらか一方で確認すればよい。
S202とS203でHDMI接続、DLNA接続双方の確認後、同時利用モードが選択可能な状態にされる(S204)。その状態で利用者が表示装置10のリモコン317により同時利用モードを用いて再生装置11から送信される映像を表示装置10で視聴することを選択すると(S205)、表示装置10の制御信号受信部314がリモコン317からの信号を受信し、当該受信した信号に基づいて制御部312はHDMI経由、またはDLNA経由で再生装置11に対して接続確認信号の発信を命令する(S206)。
再生装置11の制御部307は、HDMI信号処理部303に対して接続確認信号の送信を命令し、HDMI信号処理部303からHDMI送受信部306を介してHDMI接続確認信号が表示装置10へ発せられると、当該接続確認信号は表示装置10のHDMI送受信部309で受信され、接続確認信号タイミング判定部310へ送られる(S207)。
その後、あらかじめ設定した所定の間隔、例えば表示装置10が2つの信号の受信を開始する時点の時間差が100±10msecとなるような間隔の後(S208)、再生装置11の制御部307は、DLNA信号処理部305に対して接続確認信号の送信を命令し、DLNA信号処理部305からDLNA送受信部308を介してDLNA接続確認信号が表示装置10へ発せられると、当該接続確認信号は表示装置10のDLNA送受信部311で受信され、接続確認信号タイミング判定部310へ送られる(S209)。接続確認信号タイミング判定部310において、所定の間隔、あるいは所定の間隔に対して許容できる誤差範囲と判断できる間隔で両者の接続確認信号が受信できたと判定されると、HDMIとDLNAとが同じ機器に接続していると判定される。
HDMIとDLNAとが同じ機器に接続していると判定されると、表示装置10の制御部312は同時利用モードを開始することを表示装置10および再生装置11の各部に伝達する(S210)。利用者は表示装置10のリモコン317等から同時利用モードに関する制御命令を出し(S211)、映像・音声の視聴が開始される(S212)。
このように、2つの機器を接続するインターフェースとしてHDMIとDLNAとの両方において接続を確認してから同時利用モードを使用可能とすることで、第三者からの不正なアクセスや誤作動を防止しつつ連携制御機能を拡大することが可能となる。さらに、HDMIにおける接続の確認とDLNAにおける接続の確認との間隔に基づいて2つの機器間における接続の可否を判定することで、判定の正確性を向上させることができる。
次に、図3を用いて本実施例におけるCECメッセージ(HDMIのCECインターフェースで伝送されるメッセージ)及びDLNAメッセージ(DLNAで伝送されるメッセージ)の交換を説明する。
表示装置10と再生装置11がHDMIケーブルで接続されると、再生装置11の制御部307がHDMI送受信部306を介して表示装置10の特性情報が記述されたEDID(Enhanced Extended Display Identification Data)を読み込んで再生装置11自信の物理アドレス”A.B.C.D”を取得する。
次に再生装置11の制御部307はCECメッセージで<Polling Message>をCECが接続されている全機器へ出しPlayback 1を示す論理アドレス"4"を持つ機器が既に存在しているかどうかを確認する(S301)。
再生装置11の制御部307は同CECメッセージへの応答が無いことを確かめて論理アドレス"4"を再生装置11の論理アドレスとして取得する。この論理アドレスはメッセージの送信元と受信先を示す論理アドレスとして、CECメッセージのヘッダに記述される。
物理アドレスと論理アドレスを取得した後、再生装置11の制御部307はHDMI送受信部306を介してCECメッセージで<Report Physical Address>で取得した物理アドレスと再生装置11機器種別をPlayback Deviceを意味する"4"をCECで接続された全機器へ伝える(S302)。
次に、図2のS202に相当するCECメッセージ交換の一例を説明する。表示装置10の制御部312はCECメッセージで<Give Device Power Status>で再生装置11の電源状態を問合せる(S303)。再生装置11の制御部307はそれに対してCECメッセージで<Report Power Status> [“Standby”]と待機状態であることを返す(S304)。
このように、再生装置10と表示装置11とが問合せメッセージと応答メッセージを交換することによりHDMIによる接続が確認される。交換するメッセージは上記の電源状態問合せだけでなく、使用言語設定状態の確認など、他のCECメッセージでもよい。
次に、図2のS203に相当するDLNAメッセージ交換の一例を図3で説明する。表示装置10の制御部312はイーサネットへUPnP(Universal Plug and Play、UPnP Implementers Corporationの登録商標)に規定される<Search request with M-SEARCH>メッセージを出してイーサネットに繋がるプレーヤー機能を持った機器へ呼びかける(S305)。再生装置11はこの呼びかけに対し、イーサネットで<Search response>メッセージを返すことでイーサネットによる接続が確認される(S306)。
次に、図2のS204に相当するメッセージ交換の一例を図3で説明する。表示装置10の制御部312は同時利用モードの状態を問合せるCECメッセージ<Request DLNA Control>["0"]を再生装置11に送信する(S307)。それに対して再生装置11の制御部307は同時利用モードに関する応答を示すCECメッセージ<Report DLNA Control>を表示装置10に送信する(S308)。これらのメッセージ交換によりHDMIとDLNAの同時利用できるかどうかが確認できる。この確認は図2のHDMI接続確認S202の1ステップとして行ってもよい。<Request DLNA Control>、<Report DLNA Control>の具体的な内容については図4、5を用いて後述する。
これらのCECメッセージ<Request DLNA Control> と<Report DLNA Control>は、規格として定義するか、またはベンダ独自メッセージ<Vender Command>として定義するとよい。規格として定義すれば、表示装置10と再生装置10とが異なるメーカの製品であっても本実施例で説明する処理を実現可能である。
次に、CECメッセージ<Request DLNA Control>の一例を図4に示す。"0"はHDMIとDLNA同時使用状態の問い合わせであり、同時使用状態の変更を要求しない。"1"はReservedとして将来の利用に備える。"2"は同時利用モードの解除を、"3"は同時利用モードの開始を要求するものである。尚、同時利用モードで使用できるDLNAメッセージ別に引数を割り当ててもよいし、複数のDLNAメッセージをグループ化してそれぞれの同時利用モードでの使用可否を制御する引数を設けてもよい。
次に、CECメッセージ<Report DLNA Control>の一例を図5に示す。"0"は同時利用モード実行能力無し、を示す。"1"はReservedとして将来の利用に備える。"2"と"3"は同時利用モードに対応可能であることを示した上で、"2"は解除中又は一時的に利用不可能であることを、"3"は同時利用モードによる制御中であることを示している。このような引数割当てを行うと、引数を2進数で表した場合、bit 0が同時利用モードの使用可否を、bit 1が同時利用モードの対応可否を示すことになり、わかりやすく誤使用の無いシステム構築が可能となる。
なお、図4の引数として、同時利用モードで使用できるDLNAメッセージ別または複数のDLNAメッセージをグループ化してそれぞれの同時利用モードでの使用可否を制御する引数を設ける場合は、それに対応して図5の引数も設けると便利である。
次に、S206に相当するメッセージ交換の一例を図3で説明する。表示装置10の制御部312はHDMI送受信部309を介してCECメッセージ<Request DLNA Control>[”3”]で、同時利用モードの開始を要求する(S309)。HDMI送受信部306を介してこの信号を受けた再生装置11は同時利用モードを開始し、CECメッセージ<Report DLNA Control>[”3”]で同時利用モードに入ったことを報告する(S310)。
次に、S207〜S210に相当するメッセージ交換の一例を図3で説明する。再生装置11の制御部307はHDMI送受信部306を介して接続確認信号としてもう一度CECメッセージ<Report DLNA Control>[”3”]を送信する(図3のS311、図2のS207)。なお、CECメッセージS311を省略してS310で代用させてもよいが、表示装置10側がS310を受信することでS311およびS312の受信スタンバイ状態に移行する必要がある場合は、S310およびS311の2回に分けてCECメッセージ<Report DLNA Control>[”3”]を送信する。
さらに再生装置11の制御部307は設定された所定の間隔、例えば100±10msecをあけて(図3のS208)、DLNAメッセージ<HDMI Concurrent usage>をイーサネットで送信する(図3のS312、図2のS209)。DLNAメッセージ<HDMI Concurrent usage>はHDMIにも同時に繋がる機器がDLNAでも繋がっていることを示すメッセージとして規定する。
表示装置10は、このDLNAメッセージ<HDMI Concurrent usage>S312とCECメッセージ<Report DLNA Control>[”3”] S311の受信間隔が設定された間隔である100±10msecであることをもって、HDMIとDLNAが同じ再生装置と接続していると認定し、続く操作を同時利用モードで行うことを許可する(図2のS210)。
表示装置10は、CECメッセージとDLNAメッセージの組合せで同じ再生装置と接続されていると判断するため、両者のメッセージのヘッダに含まれるHDMIの論理アドレスとIPアドレスの対応を知ることができる。
なお、メッセージの送信および受信間隔は、両メッセージの送信開始タイミングで定義すると送信側の制御がシンプルになるメリットがある。また、先のメッセージの終了タイミングから後のメッセージの開始タイミングで定義すると受信側の間隔測定がシンプルになるメリットがある。両メッセージの終了タイミング同士で行えば両メッセージ共が正しく受信できた場合のみ測定すればよく、測定の無駄を最小にすることができるメリットがある。あらかじめ測定タイミングを決めておけば、どの定義を用いてもよく、通信環境によって測定タイミングを変えてもよい。
次に、図2のS212以降に交換されるメッセージの一例を図3で説明する。表示装置10の制御部312から再生装置11へ映像信号を要求するCECメッセージ<Request Active Source> を送信(S313)すると、それに対して再生装置11の制御部307は映像信号を出力し始めるCECメッセージ<Active Source>を返して(S314)映像信号を出力開始する。次いで実際のコンテンツ視聴制御として、表示装置10の制御部312が早送り再生のCECメッセージ<Play>[“Forward”](S315)を送り映像再生を開始する。続いて、再生位置を指定するDLNAメッセージ<CurrentTrack>が表示装置側10の制御部312から送信され(S316)、再生装置はこの指定された再生位置へジャンプして映像信号を再生し始める。
上述した本実施例におけるHDMIとDLNAとが同じ機器に接続していることの確認方法は、他の確認方法を妨げるものではなく、他の確認方法と併用可能である。他の確認方法と併用することにより、HDMIとDLNAとが同じ機器に接続していることの確認の精度を高めることも可能である。他の確認方法におけるメッセージのやり取りは、図3において、例えばS309の直前などに行うことができる。
上述した接続を確認する信号は、本実施例で説明した信号以外であっても、接続を確認できるものであればその他の信号を設定しても良い。
次に、同時利用モードを利用した処理の一例を説明する。例えば、再生開始位置指定機能のみDLNAの機能を利用し、その他の制御や映像信号の伝送はHDMIで行うという内容の同時利用モードであれば、利用者はリモコン等から制御信号を表示装置10の制御信号受信部314に伝える。
制御信号受信部314は制御部312に制御信号内容を伝える。制御部312は再生開始位置に関する情報を表示装置10のDLNA送受信部311に伝え、再生開始位置以外の情報をHDMI送受信部309に伝える。
DLNA送受信部311は再生開始位置に関する情報をDLNAメッセージとしてイーサネット端子316から出力し、LANケーブル103、ハブ12、LANケーブル102を通してイーサネット端子315に入力される。当該DLNAメッセージをイーサネット端子302から受けたDLNA送受信部308は、当該DLNAメッセージを制御部307に伝える。
また、 HDMI送受信部309は再生開始位置以外の情報をHDMI端子302、HDMIケーブル101のCECラインを通じてHDMI端子301に入力する。当該情報をHDMI端子301から受けたHDMI送受信部306は、当該情報を制御部307に伝える。
DLNA及びHDMIを経由して情報を受け取った制御部307は、HDMI信号処理部303に対して受け取った情報に従ったHDMI映像信号の作成・伝送を命令する。そして、HDMIを介して映像情報は表示回路313にまで伝送され、映像が表示される。
次に、上述した「所定の間隔」についてより詳細に説明する。上述した「所定の間隔」は、できるだけ短いほど、ネットワークに繋がる別の機器がこの間隔の間に偽りの接続確認信号を送信するようなことが困難になることから好ましい。しかし、それぞれのインターフェースに通信速度を低下させる要因が存在する等の状況も考えられるので、その分を勘案した間隔を設定する必要がある。
「所定の間隔」が1秒以上だとユーザへのレスポンスが悪くなり、また1msec以下だと他のメッセージとの衝突や中継によるメッセージの遅れに対応できなくなるおそれがある。よって「所定の間隔」は1msec以上1sec以下が望ましい。
また、許容範囲も1msec以下では他のメッセージとの衝突や中継によるメッセージの遅れに対応できなくなるおそれがある。上限はハッキングに対する強度を考慮すると20msec程度までに抑える必要がある。以上を踏まえて「所定の間隔」は「1〜1000msec±1〜20msec」に設定することが好ましい。但し、本発明における「所定の間隔」はこれに限定されず、「1〜1000msec±1〜20msec」以外であっても本発明の課題は解決可能であり、本発明の期待する効果が得られることは言うまでも無い。
この間隔の設定は表示装置と再生装置間の各インターフェースの通信環境に左右される。そこで、各インターフェース間の通信速度等の通信環境を測定し、その結果を元に、HDMIとDLNAの接続確認信号の間隔をどの程度まで短縮できるかを判断した上で、その通信環境に応じた間隔を設定しても良い。
所定の間隔を変える場合は、変更後の所定の間隔を新たに定義するCECメッセージ又はDLNAメッセージで伝送しておくとよい。また、CECメッセージ<Report DLNA Control>["3"] S311に所定の間隔を示す引数を追加してもよい。CECメッセージはHDMIで接続された機器群の中でしか伝達されない特徴があり、HDMIで接続されていない機器群へは「所定の間隔」の情報が伝達されないので、接続確認の信頼性が向上する。
なお、上記実施例では、先にHDMIの接続確認、後からDLNAの接続確認をする、としたが、この順番はどちらが先であってもかまわない。ただし、DLNAの接続確認の方が通信環境によって通信にかかる時間がばらつくことが多いため、DLNAの接続確認を先にすると許容範囲を広めに取る必要がある。そうすると、ハッキング等の不正な手段に対する強度を弱めることから、HDMIの接続確認を先に行う方が望ましい。
また、上記実施例では、接続確認を再生装置11から発信し、表示装置10が受信する、としたが、これはどちらが発信側、受信側となってもかまわない。
HDMIの接続確認およびDLNAの接続確認は各1回である必要は無く、信頼性を高めるために複数回繰り返してもかまわない。例えば「2秒間隔で2回行って2回とも同じ機器に接続されていると判定されなければならない」、あるいは「1秒間隔で4回行って3回以上同じ機器に接続されていると判定されなければならない」、などの基準を設け、この基準をクリアしなければHDMI/DLNA同時利用モードは開始できない、などというように構成してもよい。
複数回の接続確認によって、例えばイーサネットに繋がり、かつ同時利用モードを利用する機器とは別の機器が、偶然1回だけ適切なタイミングで偽の接続確認信号を送信することに成功したとしても、複数回適切なタイミングで偽の接続確認信号を送信することはより困難になる。
また、通信エラーを考慮すると、例えば10回送信して、受信側は2番目のメッセージが受信できなかった場合を除き複数回(例えば2回)連続して所定の間隔であった場合に同時利用モードが利用可能であると判定してもよい。同時利用モードを解除する際は、例えば5回以上2番目のメッセージが届かない場合と、2番目のメッセージが受信できなかった場合を除いて複数回(例えば2回)連続して所定の間隔で無い場合とするとよい。これにより、通信エラーが多発するCECメッセージ又はDLNAメッセージの環境下でも安定な動作を実現できる。
また、例えば片方のインターフェースで「ある間隔」で複数回接続確認信号を送信し、もう片方のインターフェースで前記「ある間隔」の数値情報を伝えるように構成してもよい。また、例えば片方のインターフェースで3回接続確認信号を送信し、1回目と2回目の間隔の時間よりも2回目と3回目の間隔の時間を「ある整数」倍の時間とし、もう片方のインターフェースで「ある整数」を伝えるように構成しても良い。このように、片方のインターフェースで接続確認信号を送信し、もう片方のインターフェースでその送信方法に関する情報を伝える、という方法で複数のインターフェースが同一の機器に接続していることを確認しても良い。
上記実施例においては、再生開始位置に関する制御信号をDLNAで、それ以外の情報をHDMIで送受信する例について示したが、HDMI、DLNAどちらでも行うことができる機能(例えば映像信号の送受信)を、それぞれのインターフェースの通信環境に応じて、どちらを使うか決定するように構成してもよい。
図7に映像信号の送受信を各インターフェースの通信環境に応じて選択する際の処理の一例を示す。S201〜S209は図2と同様である。S209の後、HDMI、DLNA各接続確認信号の送受信の状況から各インターフェースの通信環境を判定する(S401)。この判定結果から、より通信環境が良好と判断されるインターフェースを利用して映像信号を送信するインターフェースを指定する命令を表示装置から再生装置に対して出す(S402)。
各インターフェースの通信環境を判定して映像信号を送信するインターフェースを指定する命令を出す処理は、図6中の接続確認信号タイミング判定部310にその機能を持たせる、別途この各インターフェースの通信環境を行う処理部を設けその処理部において行う、あるいは制御部312が行うようにすればよい。
映像信号を送信するインターフェースを指定する命令はHDMIのCECメッセージか、DLNAメッセージで再生装置の制御部307に伝えられる。制御部307は命令に従ってHDMI信号処理部303またはDLNA信号処理部305に対して映像信号の送信に関する命令を出す。この一連の操作によって通信環境のより良いインターフェースを用いた映像信号の送受信が可能となる。
次に、表示装置から再生装置に対して、同時利用モードに対応可能であることを通知するEDIDの記述例を図8に示す。Byte6・Bit2の位置にDLNAと同時に使用できるか否かを示すDLNA_Useという項目を設け、HDMI/DLNA同時使用が可能であれば1とする。このDLNA_Useが1であれば、その同時利用の内容をByte9のBit5〜7に設定するDLNA_Search_Program、DLNA_Browse_Hierarchy、DLNA_PLAY_Positionに記載する。
この例ではDLNA_Search_ProgramはDLNAの録画番組検索機能を示し、DLNA_Browse_HierarchyはDLNAのフォルダ階層閲覧機能を示し、DLNA_PLAY_PositionはDLNAの再生開始位置指定機能について利用可能かどうかを示すものである。
これらの記載例を図9に示す。例えば「DLNAの再生開始位置指定機能のみ使用可能」であればBit7は「1」、Bit6および5は「0」となる。図8中ではDLNAの3つの機能についての適用可否についてByte9の3Bitを割り当てているが、HDMIのCECラインとDLNAの制御機能を勘案して補完できる機能の数を勘案してこの部分のBit数を割り当てればよい。
また、表示装置から再生装置、あるいは逆に再生装置から表示装置に対してHDMI/DLNA同時使用を行うことができることを通知するには、HDMIのCECメッセージを利用する、またはDLNAメッセージを利用しても良い。この場合も、HDMI/DLNA同時使用が可能であること、またその際に使用することができる機能に関する信号を設定する。その際、例えば図9と同様の信号を使用する。
以上の方法によれば、複数のインターフェースを同時に用いて映像機器間の連携制御を行う際に、確実に複数のインターフェースが同一の接続先と連携制御情報をやりとりし、インターフェースに繋がる別の機器から連携制御を妨げるような信号を識別して排除できるようになる。すなわち、複数のインターフェースのうちの一つに繋がり、かつ複数のインターフェースを同時に利用しようとする機器とは別の機器が、本来映像信号や制御情報を送受信すべき機器に成りすまして接続確認信号を送信してきても、その別の機器は複数のインターフェースの内の別のインターフェースで接続確認信号が送信されたタイミングを知ることはできないため、タイミング良く接続確認信号を送信することは困難となる。
本実施例では単に接続確認信号を送るだけでなく、そのタイミングが適格でなければならないため、精度良く複数のインターフェースが同一の機器と接続していることを確認できる。また、複数のインターフェースに繋がる機器同士が、互いに複数のインターフェースを同時に使用できるかどうかを知ることができる。
10:表示装置、11:再生装置、12:ネットワークハブ、101:HDMIケーブル、102、103:イーサネットケーブル、301、302:HDMI端子、303:HDMI信号処理部、304:映像信号再生部、305:DLNA信号処理部、306、309:HDMI送受信部、307:制御部、308、311:DLNA送受信部、310:接続確認信号タイミング判定部、312:制御部、313:表示回路、314:制御信号受信部、315、316:イーサネット端子、317:リモコン

Claims (4)

  1. 第1のインターフェース及び第2のインターフェースにより接続された複数の機器間で情報を伝送する伝送方法であって、
    前記第1のインターフェースを介して前記複数の機器間で接続の確認を行うステップと、
    前記第2のインターフェースを介して前記複数の機器間で接続の確認を行うステップと、
    を有し、前記第1のインターフェースと第2のインターフェースとの双方で接続の確認ができた場合、前記複数の機器間において前記第1のインターフェース及び前記第2のインターフェースを利用する機能を利用可能とすることを特徴とする伝送方法。
  2. 請求項1の伝送方法であって、
    前記第1のインターフェースを介した接続の確認と前記第2のインターフェースを介した接続の確認との間隔を測定するステップを有し、
    測定した間隔が所定の範囲内であった場合に前記第1のインターフェース及び前記第2のインターフェースを利用する機能を利用可能とすることを特徴とする伝送方法。
  3. 第1のインターフェース及び第2のインターフェースにより接続された複数の機器間で情報を伝送する伝送方法であって、
    前記第1のインターフェースを介して前記複数の機器間で接続の確認を行うステップと、
    前記第2のインターフェースを介して前記複数の機器間で接続の確認を行うステップと、
    前記第1のインターフェースを介した接続の確認と前記第2のインターフェースを介した接続の確認との間隔を測定するステップと、を有し、
    測定した間隔が所定の間隔であった場合に前記複数の機器間が前記第1のインターフェース及び前記第2のインターフェースで接続されていると判定することを特徴とする伝送方法。
  4. 請求項3の伝送方法であって、
    前記所定の間隔は、1〜1000msec±1〜20msecであることを特徴とする伝送方法。
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