JP2009055158A - 電池駆動無線機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用寿命を長くするために、電池とスイッチング・レギュレータの組み合わせを用いて、スイッチング・レギュレータのノイズによる受信感度の低下や、送信信号の品質が低下しない、かつ小型化の電池駆動無線機器を実現する。
【解決手段】 電池により駆動電力が供給される電池駆動無線機器において、前記電池により供給された電圧を昇圧するスイッチング・レギュレータと、前記スイッチング・レギュレータにより昇圧された電圧を蓄える内蔵蓄電機構と、前記内蔵蓄電機構に蓄えられた電圧を安定化し電源電圧として各部に供給するシリーズ・レギュレータとを具備し、送信及び受信動作時に前記スイッチング・レギュレータの発振を停止することで、スイッチング・レギュレータのノイズが無線部に影響を与えることがないように構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電池駆動無線機器に関し、詳しくはスイッチング・レギュレータと乾電池を使用した長時間運用する無線センサ電源回路に関する。
図6は、従来のシリーズ・レギュレータを用いた電池駆動無線機器の一例を示す構成図である。
図6は、センサで検知したデータに基づいて外部の機器と通信を行う電池駆動無線機器において、電池駆動無線機器の動作制御を行なうための電力を供給する電池1と、供給された電力により安定した電源電圧を無線部5に供給するシリーズ・レギュレータ3と、電池駆動無線機器が受信及び送信を行うタイミングを把握する制御部4とを備えた構成になっている。
このような構成からなる電池駆動無線機器において、先ず、電池1により電力を供給されたシリーズ・レギュレータ3は、無線部5に安定した電源電圧を供給する。アンテナ6から電波を送受信し、無線部5は送受信した情報から必要な情報を取り出す。制御部4は、電池駆動無線機器が受信及び送信を行うタイミングを把握する。温度センサ7は、温度を測定し、電池駆動無線機器が測定した温度を外部の機器に送信を行う。
また、シリーズ・レギュレータ3には、電力効率は低いが、ノイズの発生が少ないという特徴がある。図6のような回路を使用する目的は、電力消費の少ない機器にシリーズ・レギュレータ3で生成された直流電源を供給するためである。
シリーズ・レギュレータ3を用いた電池駆動無線機器は、電池の電圧をシリーズ・レギュレータ3で3.0Vに安定化することで回路を動作させる。電池には、次の2通りの構成がある。
電池の1つ目の構成は、単3リチウム乾電池2本の場合である。これは、FR6と呼ばれる市販の単3リチウム乾電池2本を使用する。単3リチウム乾電池は、1.5V以上を保持する時間が長く、単3リチウム乾電池2本で3Vを供給するのに大変適している。図7のような市販の単3乾電池の放電特性において、下限電圧を2.8Vとした場合、単3リチウム乾電池は約145時間まで使用できることが分かる。一方、LR6と呼ばれるアルカリ乾電池2本では、約20時間までしか使用できない。
電池の2つ目の構成は、単3アルカリ乾電池3本の場合である。これは、LR6と呼ばれる市販の単3アルカリ乾電池3本を使用する。単3アルカリ乾電池の終止電圧は0.9Vのため単3アルカリ乾電池を3本使用し、初期電圧を4.5Vとしてシリーズ・レギュレータ3で3Vに安定化して使用することで放電時間を延ばすことが出来る。図8のような市販乾電池の放電特性において、下限電圧を2.8Vとすると単3アルカリ乾電池3本では、約160時間まで使用できることが分かる。これは単3アルカリ乾電池2本の場合の約8倍の寿命である。
次に、図9は、従来のスイッチング・レギュレータ2を用いた電池駆動無線機器の一例を示す構成図である。
図9は、センサで検知したデータについて外部の機器と送受信する電池駆動無線機器において、電池駆動無線機器の動作制御を行なうための電力を供給する電池1と、無線部5に安定した電源電圧を供給するスイッチング・レギュレータ2と、電池駆動無線機器が受信及び送信を行うタイミングを把握する制御部4とを備えた構成になっている。
このような構成からなる電池駆動無線機器において、先ず、電池1により電池駆動無線機器を動作制御するための電力を供給する。電力を供給されたスイッチング・レギュレータ2は、無線部5に安定した電源電圧を供給する。アンテナ6から電波を送受信し、無線部5で送受信した情報から必要な情報を取り出す。制御部4では、電池駆動無線機器が受信及び送信を行うタイミングを把握する。温度センサ7は、温度を測定し、電池駆動無線機器が測定した温度を外部の機器に送信する。
図9のようなスイッチング・レギュレータ2を用いた電池駆動無線機器の構成において、アルカリ乾電池の電圧が0.9V以上の場合、3.0Vに昇圧安定化して供給できるため、乾電池1本で動作可能となる。
また、電池駆動無線機器は、無線の送受信時が20mA〜50mA程度と最も消費電流が大きい。そのため、送信および受信を最小限に減らすことで、消費電流を削減する。
また、スイッチング・レギュレータ2は、スイッチング動作によってノイズが発生するが、電力効率に優れているという特徴がある。図9のような回路を使用する目的は、電力消費の多い機器にスイッチング・レギュレータ2で生成された直流電源を供給するためである。
特開2006−129593号公報 特開2005−175561号公報
しかしながら、シリーズ・レギュレータを用いた電池駆動無線機器において、シリーズ・レギュレータは電力効率が低い。そこで、使用寿命を長くするために、単3リチウム乾電池を使用する。しかし、リチウム乾電池は、特殊な電池のため入手性が良くない。次に、入手性が良い単3アルカリ乾電池を使用する。使用寿命を長くするためには、アルカリ乾電池が3本必要になる。乾電池が3本必要になると、形状が大きくなるという問題がある。
そのため、使用寿命を長くするために、電力効率の良いスイッチング・レギュレータを使用する。スイッチング・レギュレータを用いた電池駆動無線機器においては、スイッチング・レギュレータから発生するノイズによって無線部の受信時の感度が悪くなり、かつ通信距離が短くなるという問題がある。また、送信時においても、スイッチング・レギュレータから発生するノイズの影響によりスプリアスが増加する等の悪影響を与えるという問題がある。
本発明は、上記のような従来装置の欠点をなくし、アルカリ乾電池及びシリーズ・レギュレータ及びスイッチング・レギュレータの組み合わせを用いて、電力効率が良い電池駆動無線機器を実現することを目的とする。かつ、スイッチング・レギュレータから発生するノイズの影響がない電池駆動無線機器の実現をすることを目的とする。
上記のような目的を達成するために、本発明の請求項1では、電池により駆動電力が供給される電池駆動無線機器において、前記電池により供給された電圧を昇圧するスイッチング・レギュレータと、前記スイッチング・レギュレータにより昇圧された電圧を蓄える内蔵蓄電機構と、前記内蔵蓄電機構に蓄えられた電圧を安定化し電源電圧として各部に供給するシリーズ・レギュレータとを具備し、送信及び受信動作時に前記スイッチング・レギュレータの発振を停止させることを特徴とする。
請求項2では、請求項1の電池駆動無線機器において、前記内蔵蓄電機構は、大容量コンデンサであることを特徴とする。
請求項3では、請求項1または2の電池駆動無線機器において、前記スイッチング・レギュレータの発振停止動作は、シャットダウンコントロール機能を利用することにより行うことを特徴とする。
請求項4では、請求項1または2の電池駆動無線機器において、前記スイッチング・レギュレータの発振停止動作は、目標電圧を変更することにより行うことを特徴とする。
請求項5では、請求項1乃至4のいずれかの電池駆動無線機器において、前記スイッチング・レギュレータの発振を止める前に一定時間前記スイッチング・レギュレータの出力電圧を上昇させることを特徴とする。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を説明すれば下記の通りである。
すなわち、本発明の電池駆動無線機器は、データの送信及び受信期間のタイミングでスイッチング・レギュレータを止めることにより、スイッチング・レギュレータから発生するノイズが無線部に影響を与えることを避けることができる。データの送信及び受信期間は、データの送受信を行う前に大容量コンデンサに蓄えておいたエネルギーにより電池駆動無線機器を駆動することができる。また、常時、シリーズ・レギュレータによって無線部に安定した電力を供給することができる。無線部に安定した電力が供給されることにより、データの送受信を行うことができる。
かつ、本発明の電池駆動無線機器は、アルカリ電池を使用したことにより、電池の選定の幅が広がったと言える。電池の選定の幅を広げたことは、設計の自由度を高めるため、小型化を実現することができる。
以下、図面を用いて、本発明の電池駆動無線機器を説明する。
図1は、本発明の電池駆動無線機器の一実施例を示す構成図である。図において、前記図6と同様のものは同一符号を付して示す。
図1に示すように、電池駆動無線機器において、電池駆動無線機器の動作制御を行なうための電力を供給する電池1と、送受信時に動作を停止するスイッチング・レギュレータ2と、スイッチング・レギュレータ2により供給されるエネルギーを蓄える大容量コンデンサ8と、無線部5に安定した電源電圧を供給するシリーズ・レギュレータ3と、電池駆動無線機器が受信及び送信を行うタイミングを把握する制御部4により構成されたものである。
本願発明に係る第1の実施形態の電池駆動無線機器は、図2において、一点斜線で囲まれた部分の回路が、スイッチング・レギュレータ2であり、本実施例では昇圧型のレギュレータとして構成されている。
図2に示すように、一点斜線で囲まれた部分の回路のスイッチング・レギュレータ2は、電池1からの入力電圧を安定化させるためのコンデンサC1及びコイルL1と、安定化された電圧を入力する電源制御用ICであるU1のLX端子と、電圧が出力されるOUT端子と、フィードバック電圧が入力されるFB端子と、OUT端子とFB端子を接続する抵抗R1と、FB端子とGNDを接続する抵抗R2と、制御部4で生成した信号が入力されるSHDN端子とにより構成されたものである。
また、無線部5では、アンテナ6で送受信した電波から必要な信号を取りだしている。制御部4では、スイッチング・レギュレータ2を制御する駆動信号を生成し、電池駆動無線機器が受信及び送信を行うタイミングを把握している。温度センサ7では、温度を測定し、測定したデータを制御部4に送信している。
図3のタイムチャートは、通常状態で大容量コンデンサ8が5Vに充電されている例である。
先ず、大容量コンデンサ8が5Vに充電される。通常、スイッチング・レギュレータ2は、間欠発振動作を行なっている。また、電源電圧は、3V一定に保持する。入力電圧は、常に0.9Vを電池駆動無線機器に供給する。大容量コンデンサ8は、電池駆動無線機器がデータの送受信を行う前に、スイッチング・レギュレータ2により供給されるエネルギーを蓄える。
スイッチング・レギュレータ2のSHDNの電圧を3Vから0Vに2.5秒間変更する、つまりスイッチング・レギュレータ2のシャットダウンコントロール機能を利用すると、スイッチング・レギュレータ2は、発振動作を2.5秒間停止する。発振動作停止期間に、電池駆動無線機器は外部からデータを2秒間受信する。スイッチング・レギュレータ2が受信期間中動作を停止するため、電池駆動無線機器はその間電圧を大容量コンデンサ8により供給する。そのため、大容量コンデンサ8の電圧はスイッチング・レギュレータ2の発振停止期間下がり続ける。その後、スイッチング・レギュレータ2の発振動作を開始すると、つまりスイッチング・レギュレータ2のシャットダウンコントロール機能を利用しSHDNの電圧を3Vに戻すと、大容量コンデンサ8はスイッチング・レギュレータ2により充電を始め、電圧を5Vにする。
すなわち、スイッチング・レギュレータ2のシャットダウンコントロール機能を利用することで、スイッチング・レギュレータ2の間欠発振動作を停止することができる。また、スイッチング・レギュレータ2が間欠発振動作を停止することにより、間欠発振動作停止期間に、電池駆動無線機器は無線部5の設定変更等について受信を行なう。電池駆動無線機器の受信時に、スイッチング・レギュレータ2の発振を停止することで、スイッチング・レギュレータ2から生じるノイズの影響を無くすことができる。
さらに、アルカリ電池を使用することにより、以前に比べて、電池の選定の幅を広げることができる。電池の選定の幅を広げることにより、設計の自由度が高まるため、小型化の電池駆動無線機器を実現することができる。
図4は、本発明の電池駆動無線機器の他の実施例を示す構成図である。図において、前記図1および図2と同様のものは同一符号を付して示す。図に示す例は、図2における一点斜線で囲まれた部分の回路、つまりスイッチング・レギュレータ2内にスイッチング・トランジスタQ1、抵抗R3、R4が付加された構成になっている。
図2の例では、電源制御用ICであるU1内の基準電圧に対して目標とする電圧、つまりスイッチング・レギュレータ2から出力される目標電圧を5Vにしたままで、スイッチング・レギュレータ2のシャットダウンコントロール機能を利用している。一方、図4の例では、スイッチング・レギュレータ2の発振制御を、スイッチング・レギュレータ2から出力される目標電圧を変更することで行なっている。
図4に示すように、電池駆動無線機器において、スイッチング・レギュレータ2を構成する電源制御用ICであるU1は、無線部5がアンテナ6で送受信した電波から必要な信号を取りだし、制御部4で受信及び送信を行うタイミングを把握するように構成されている。
具体的には、例えば電源制御用ICであるU1に、MAXIM社MAX1723を使用した場合、MAX1723は、電池1の電圧である入力電圧0.9Vから動作する昇圧型のスイッチング・レギュレータ2であり、昇圧型のスイッチング・レギュレータ2は自己消費電流が1.5μAと非常に小さいため、消費電流が数10μAの機器に使用しても電源部の消費電流の占める割合を10%程度に抑えることが可能となる。
図5は、2秒間の受信を行う場合のタイムチャートの例である。
電源制御用ICであるU1のFBは、フィードバック電圧入力で、この電圧が一定になるように制御されている。VSEL電圧が0V時に、電源制御用ICであるU1は、OUTPUT電圧が3Vより高い電圧になるように制御する。通常は、消費電流が少ないため、スイッチング・レギュレータ2は間欠発振動作を行う。
先ず、大容量コンデンサ8が3Vより高い電圧に充電される。また、電源電圧は3Vを一定に保持する。入力電圧は、常に0.9Vを電池駆動無線機器に供給する。大容量コンデンサ8は、電池駆動無線機器がデータの通信を行う前に、スイッチング・レギュレータ2により供給されるエネルギーを蓄える。
スイッチング・レギュレータ2は、VSEL電圧を0Vから3Vに変更すると、スイッチング・トランジスタQ1がONするため、抵抗R3が短絡する。抵抗R3が短絡することにより、電源制御用ICであるU1のFB端子に入力する電圧が下がる。FB端子に入力する電圧が下がると、スイッチング・レギュレータ2の制御が働く。スイッチング・レギュレータ2の制御が働くと、大容量コンデンサ8の出力電圧(OUTPUT電圧)を5Vにするためにスイッチング・レギュレータ2の発振を開始する。大容量コンデンサ8の出力電圧(OUTPUT電圧)を5Vにするまでの間の一定時間、スイッチング・レギュレータ2は発振のパルス幅を変化させる。発振のパルスの幅を変化させることにより、一定時間で大容量コンデンサ8の電圧を5Vまで充電する。
また、何秒で大容量コンデンサ8を3Vから5Vに充電できるかは予め計算で求めることができる。
大容量コンデンサ8は、耐圧はあまり高くないが、静電容量が0.1〜数10Fと大きなコンデンサである。例えば、13Φ×8mmのサイズで耐圧5.5V、容量0.1Fのコンデンサが使用されている。
このような構成からなる電池駆動無線機器において、温度センサ7は、送信を例えば5分に1回行う。1回の送信時間は、50mS〜200mS程度である。
また、受信は、無線部5の設定変更などを受信するために行い、例えば1分間に1〜3秒程度受信を行う。
図5の例では、VSEL電圧を2秒間3Vにしているが、スイッチング・レギュレータ2は1秒間の発振で目標電圧に達している。
また、VSEL電圧を0Vに戻した後、受信を開始し、受信時は無線部5の消費電流が20mA増加することで、大容量コンデンサ8の電圧低下が早くなる。
しかしながら、図5より、大容量コンデンサの出力電圧(OUTPUT電圧)が3Vより高いため、スイッチング・レギュレータ2が発振を行わない。スイッチング・レギュレータ2が発振を行わないことにより、スイッチング・レギュレータ2からノイズが発生しないため、良好な受信状態を保つことができる。
すなわち、スイッチング・レギュレータ2の間欠発振動作は、電源制御用ICであるU1内の基準電圧に対して目標とする電圧、つまりスイッチング・レギュレータ2から出力される目標電圧を変更することにより、制御することができる。また、スイッチング・レギュレータ2は、大容量コンデンサ8の出力電圧(OUTPUT電圧)が5Vになると、間欠発振動作が停止する。間欠発振動作停止期間に、電池駆動無線機器は無線部5の設定変更等について受信を行なう。電池駆動無線機器の受信時に、スイッチング・レギュレータ2の発振を停止することで、スイッチング・レギュレータ2から生じるノイズの影響を無くすことができる。
さらに、アルカリ電池を使用することにより、以前に比べて、電池の選定の幅を広げることができる。電池の選定の幅を広げることにより、設計の自由度が高まるため、小型化の電池駆動無線機器を実現することができる。
また、大容量コンデンサ8の出力電圧(OUTPUT電圧)が、3Vより小さくなると、間欠発振動作を生じる。スイッチング・レギュレータ2は、間欠発振動作を生じる前に、大容量コンデンサ8の出力電圧(OUTPUT電圧)を5Vまで充電する必要がある。
つまり、常時、大容量コンデンサ8の出力電圧(OUTPUT電圧)を3Vより大きい値に維持すれば、電池駆動無線機器の受信時に、スイッチング・レギュレータ2の発振は停止し、スイッチング・レギュレータ2から生じるノイズの影響を無くすことができる。
図2の回路は、図4の回路と比べると、5Vに充電している時間が長いため、若干効率が劣る。しかし、図2の回路は、図4の回路構成より、簡易であるため、コストが多少安くなる。
図1は本発明の電池駆動無線機器の一実施例を示す構成図。 図2は本発明の電池駆動無線機器の図1の構成詳細図。 図3は本発明の電池駆動無線機器の図2のタイムチャート。 図4は本発明の電池駆動無線機器の他の実施例を示す構成詳細図。 図5は本発明の電池駆動無線機器の図4のタイムチャート。 図6は従来の電池駆動無線機器の一例を示す構成図。 図7は従来の電池駆動無線機器の一例である市販乾電池の放電特性。 図8は従来の電池駆動無線機器の一例である市販乾電池の放電特性。 図9は従来の電池駆動無線機器の一例を示す構成図。
符号の説明
1 電池
2 スイッチング・レギュレータ
3 シリーズ・レギュレータ
4 制御部
5 無線部
6 アンテナ
7 温度センサ
8 大容量コンデンサ

Claims (5)

  1. 電池により駆動電力が供給される電池駆動無線機器において、
    前記電池により供給された電圧を昇圧するスイッチング・レギュレータと、
    前記スイッチング・レギュレータにより昇圧された電圧を蓄える内蔵蓄電機構と、
    前記内蔵蓄電機構に蓄えられた電圧を安定化し電源電圧として各部に供給するシリーズ・レギュレータとを具備し、
    送信及び受信動作時に前記スイッチング・レギュレータの発振を停止させることを特徴とする電池駆動無線機器。
  2. 前記内蔵蓄電機構は、大容量コンデンサであることを特徴とする請求項1記載の電池駆動無線機器。
  3. 前記スイッチング・レギュレータの発振停止動作は、シャットダウンコントロール機能を利用することにより行うことを特徴とする請求項1または2記載の電池駆動無線機器。
  4. 前記スイッチング・レギュレータの発振停止動作は、目標電圧を変更することにより行うことを特徴とする請求項1または2記載の電池駆動無線機器。
  5. 前記スイッチング・レギュレータの発振を止める前に一定時間前記スイッチング・レギュレータの出力電圧を上昇させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電池駆動無線機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016051222A (ja) * 2014-08-28 2016-04-11 ラピスセミコンダクタ株式会社 電源回路及びその制御方法

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