JP2009055100A - デジタル放送システム及びデジタル放送記録再生装置 - Google Patents

デジタル放送システム及びデジタル放送記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】文字スーパーを、放送局側の詳細な意図に沿った形で視聴者に提供することができるデジタル放送システム及びデジタル放送記録再生装置を提供する。
【解決手段】デジタル放送システム100のデジタル放送送信装置1において、生成手段は、番組データ、文字スーパーデータ、当該番組データの再生時における文字スーパーの表示条件を含む管理データが多重化されたデジタル放送データを生成し、送信する。DVDレコーダ2において、記録手段は受信手段により受信したデジタル放送データを記録し、取得手段は管理データを取得し、判断手段は、再生手段による番組データの再生時に、管理データに規定される表示条件を満たすか否かを判断し、表示手段は、判断手段により表示条件を満たすと判断された場合にのみ、当該番組データに基づく再生映像に文字スーパーデータに基づく文字スーパーを重畳して表示部に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、文字スーパーデータが多重化されたデジタル放送データを伝送するデジタル放送システム及びデジタル放送記録再生装置に関する。
デジタル放送の分野では、番組データと併せて、文字スーパー用のデータが伝送されている。文字スーパーは、各種のお知らせや時報、警報、地震情報、事故情報、選挙速報等の緊急性・速報性の高い情報を視聴者に知らせるために、放送局側がデジタル放送データに付加するものである。文字スーパーの受信側では、文字スーパーを映像の一部に重畳させて視聴者に提供する。
従来、このような文字スーパーが付加された番組データの録画を行うと、再生時に文字スーパーが映像上に表示されることとなる。ところが、過去の地震情報や事故情報等の文字スーパーが再生中の映像上に表示されると、たった今地震や事故が発生したのかと視聴者が勘違いして、視聴者の混乱を招く恐れがある。また、番組内容と関連性の無い無意味化した文字スーパーを再生時に表示させるのは、番組の視聴の妨げとなるだけであって、視聴者にとって大変に煩わしい。さらに、放送局側にとっても、番組データの再生の度に、文字スーパーを表示するのは、文字スーパーを付加した本来の意図からして望ましくない場合がある。
そこで、例えば、テロップ文中に、テロップの開始時間と終了時間とを設定する時間データ設定部を設け、時計機能を持った映像合成装置において、この時間データ設定部に設定されたデータに基づいて、指定された時間に映像画面に文字等をスーパーインポーズすることにより、予め指定した時間にテロップを自動的に行うことができる技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開平11−234564号公報
ところが、放送局側は、様々な意図をもって文字スーパーを付加しており、例えば、一度だけ視聴者に見て貰いたいという意図や、ある期間の間だけ見て貰いたいという意図で文字スーパーを付加する場合もある。しかしながら、例えば、上記特許文献1では、文字スーパーを付加した放送局側のこのような詳細な意図を反映することができない。
また、受信装置側で、視聴者が予め文字スーパーの表示/非表示を設定しておき、その設定に基づいて文字スーパーの表示/非表示を行うものが知られているが、この場合であっても文字スーパーを付した放送局側の意図は生かされない。
本発明の課題は、文字スーパーを、放送局側の詳細な意図に沿った形で視聴者に提供することができるデジタル放送システム及びデジタル放送記録再生装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、デジタル放送送信装置と、前記デジタル放送送信装置により送信されたデジタル放送データを記録・再生するデジタル放送記録再生装置と、を備えるデジタル放送システムにおいて、
前記デジタル放送送信装置は、
番組データと、文字スーパーデータと、当該番組データの再生時における文字スーパーの表示条件を含む管理データと、が多重化されたデジタル放送データを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された前記デジタル放送データを送信する送信手段と、
を備え、
前記デジタル放送記録再生装置は、
前記送信手段により送信される前記デジタル放送データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信される前記デジタル放送データを記録する記録手段と、
前記記録手段により記録された前記デジタル放送データに多重化された前記番組データを再生する再生手段と、
前記デジタル放送データに多重化された前記管理データを取得する取得手段と、
前記再生手段による前記番組データの再生時に、前記取得手段により取得された前記管理データに規定される前記表示条件を満たすか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記表示条件を満たすと判断された場合にのみ、当該番組データに基づく再生映像に、前記文字スーパーデータに基づく文字スーパーを重畳して表示部に表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のデジタル放送システムにおいて、前記管理データには、文字スーパーを表示可能な表示期間を指定する表示期間指定データが含まれ、
前記デジタル放送記録再生装置は、
現在時刻を計時する計時手段を備え、
前記判断手段は、前記計時手段により計時された現在時刻が、前記表示期間指定データにおける前記表示期間内である場合に、前記表示条件を満たすと判断することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のデジタル放送システムにおいて、前記管理データには、文字スーパーを表示可能な表示可能回数を指定する表示可能回数指定データが含まれ、
前記デジタル放送記録再生装置は、
前記文字スーパーの表示回数を記憶する表示回数記憶手段を備え、
前記判断手段は、前記表示回数記憶手段により記憶された表示回数が、前記表示可能回数指定データにおける前記表示可能回数以下の場合に、前記表示条件を満たすと判断することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、デジタル放送送信装置と、前記デジタル放送送信装置により送信されたデジタル放送データを記録・再生するデジタル放送記録再生装置と、を備えるデジタル放送システムにおいて、
前記デジタル放送送信装置は、
番組データと、文字スーパーデータと、当該番組データの再生時における文字スーパーの表示条件を含む管理データと、が多重化されたデジタル放送データを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された前記デジタル放送データを送信する送信手段と、
を備え、
前記管理データには、
記録再生時条件付き表示モードを含む所定の表示モードを指定する表示モード指定データと、
前記表示モード指定データにより記録再生時条件付き表示モードが指定される場合における前記表示条件の内容を、表示期間の制限と、表示回数の制限と、表示期間・表示回数の制限と、のうちから指定する条件内容指定データと、
前記条件内容指定データにより表示期間の制限、又は、表示期間・表示回数の制限が指定される場合における、文字スーパーを表示可能な表示期間を指定する表示期間指定データと、
前記条件内容指定データにより表示回数の制限、又は、表示期間・表示回数の制限が指定される場合における、文字スーパーを表示可能な表示可能回数を指定する表示可能回数指定データと、
が含まれ、
前記デジタル放送記録再生装置は、
前記送信手段により送信される前記デジタル放送データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信される前記デジタル放送データを記録する記録手段と、
前記記録手段により記録された前記デジタル放送データに多重化された前記番組データを再生する再生手段と、
前記デジタル放送データに多重化された前記管理データを取得する取得手段と、
現在時刻を計時する計時手段と、
前記文字スーパーの表示回数を記憶する表示回数記憶手段と、
前記再生手段による前記番組データの再生時に、前記取得手段により取得された前記管理データに規定される前記表示条件を満たすか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記表示条件を満たすと判断された場合にのみ、当該番組データに基づく再生映像に、前記文字スーパーデータに基づく文字スーパーを重畳して表示部に表示する表示手段と、
を備え、
前記判断手段は、前記表示モード指定データにより記録再生時条件付き表示モードが指定される場合において、
前記条件内容指定データにより表示期間の制限が指定され、前記計時手段により計時された現在時刻が前記表示期間指定データにおける前記表示期間内である場合に、前記表示条件を満たすと判断し、
前記条件内容指定データにより表示回数の制限が指定され、前記表示回数記憶手段により記憶された表示回数が前記表示可能回数指定データにおける前記表示可能回数以下である場合に、前記表示条件を満たすと判断し、
前記条件内容指定データにより表示期間・表示回数の制限が指定され、前記計時手段により計時された現在時刻が前記表示期間指定データにおける前記表示期間内であり、且つ、前記表示回数記憶手段により記憶された表示回数が前記表示可能回数指定データにおける前記表示可能回数以下である場合に、前記表示条件を満たすと判断することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、デジタル放送記録再生装置において、番組データと、文字スーパーデータと、当該番組データの再生時における文字スーパーの表示条件を含む管理データと、が多重化されたデジタル放送データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信される前記デジタル放送データを記録する記録手段と、
前記記録手段により記録された前記デジタル放送データに多重化された前記番組データを再生する再生手段と、
前記デジタル放送データに多重化された前記管理データを取得する取得手段と、
前記再生手段による前記番組データの再生時に、前記取得手段により取得された前記管理データに規定される前記表示条件を満たすか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記表示条件を満たすと判断された場合にのみ、当該番組データに基づく再生映像に、前記文字スーパーデータに基づく文字スーパーを重畳して表示部に表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、デジタル放送送信装置において、生成手段により、番組データと、文字スーパーデータと、当該番組データの再生時における文字スーパーの表示条件を含む管理データと、が多重化されたデジタル放送データが生成され、送信手段により、生成手段により生成されたデジタル放送データが送信される。また、デジタル放送記録再生装置において、受信手段により、送信手段により送信されるデジタル放送データが受信され、記録手段により、受信手段により受信されるデジタル放送データが記録され、再生手段により、記録手段により記録されたデジタル放送データに多重化された番組データが再生され、取得手段により、デジタル放送データに多重化された管理データが取得され、判断手段により、再生手段による番組データの再生時に、取得手段により取得された管理データに規定される表示条件を満たすか否かが判断され、表示手段により、判断手段により表示条件を満たすと判断された場合にのみ、当該番組データに基づく再生映像に、文字スーパーデータに基づく文字スーパーが重畳されて表示部に表示される。
即ち、デジタル放送送信装置側で、文字スーパーの表示条件を指定し、デジタル放送記録再生装置において、デジタル放送送信装置において指定された文字スーパーの表示条件を満たす場合のみ、文字スーパーが表示部に表示される。従って、文字スーパーを、放送局側の詳細な意図に沿った形で視聴者に提供することができるデジタル放送システムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態のデジタル放送システム100は、デジタル放送事業者側のデジタル放送送信装置1と、デジタル放送送信装置1により送信されたデジタル放送データを記録・再生するデジタル放送記録再生装置とを備える。デジタル放送記録再生装置は、例えば、DVDレコーダ2であるものとして説明する。
(デジタル放送送信装置の構成)
まず、デジタル放送送信装置1の要部構成について説明する。
デジタル放送送信装置1は、例えば、図2に示すように、ビデオエンコーダ11、オーディオエンコーダ12、多重化部13、伝送路符号化部14、送信部15、制御部16等を備えて構成される。
ビデオエンコーダ11は、MPEG2 Video方式に従い、番組データとしての映像信号を符号化する。また、オーディオエンコーダ12は、MPEG2 Audio AAC(Advanced Audio Coding)方式に従い、番組データとしての音声信号を符号化する。
これにより、番組データとしての映像・音声信号は、ES(Elementary Stream)と呼ばれる符号化データ列に変換される。
多重化部13は、ESを、PES(Packetized Elementary Stream)パケットと呼ばれる可変長のパケットに変換する。また、映像に重畳する文字スーパー用の文字スーパーデータと、当該番組データの再生時における文字スーパーの表示条件を含む管理データとを、PESパケットに変換する。さらに、受信側でパケットを選択する際に参照されるPSI(Program Specific Information:番組特定情報)や、EPG(Electronic Program Guide:電子番組ガイド)の元となるSI(Service Information: 番組配列情報)を、セクション(Section)形式に変換する。
さらに、多重化部13は、PESパケットに変換された番組データ・文字スーパーデータ・管理データ及びセクション形式に変換されたPSI・SI等を、TS(Transport Stream)ヘッダを付したTSパケットと呼ばれる固定長(188byte)のパケットに分割するとともに、デジタル放送データとして、一まとまりのTSに多重化する。
なお、デジタル放送データに多重化される文字スーパーデータ及び管理データについては、後の生成プログラム165aの説明において詳述する。
伝送路符号化部14は、多重化部13において生成されたデジタル放送データとしてのTSに対して、各伝送路の方式に従って伝送路符号化を行う。例えば、地上デジタル放送は、TS再多重、誤り訂正符号付加、インタリーブ、エネルギー拡散、伝送フレーム化等を行い、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式によりデジタル変調を行う。また、例えば、BSデジタル放送では、誤り訂正符号付加、インタリーブ、エネルギー拡散、伝送フレーム化等を行い、TC8PSK(Trellis coded 8 Phase Shift Keying)、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、BPSK(Binary Phase Shift Keying)等の方式によりデジタル変調を行う。
送信部15は、各デジタル変調方式で変調されたデジタル放送データを、それぞれの伝送路に送信する。例えば、地上デジタル放送において、デジタル放送データは、UHF帯の周波数に変換され、増幅された後に、送信アンテナから送信される。また、例えば、BSデジタル放送において、デジタル放送データは、アップリンク局に送られる。そして、アップリンク局において、所定の周波数帯に変換され、増幅された後に、アップリンクアンテナにより衛星に向けて送信される。
制御部16は、CPU(Central Processing Unit)161、計時処理を行う計時部162、RAM(Random Access Memory)163、EPROM(Erasable Programmable ROM)164、ROM(Read Only Memory)165等を備えて構成されている。
CPU161は、各部から入力された入力信号に応じて、ROM165に格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づいて各部に出力信号を出力することにより、DVDレコーダ2の動作全般を統括制御する。
RAM163は、例えば、CPU161によって各種プログラムが実行される際に生じる処理結果や、入力されたデータ等を記憶する。
ROM165は、不揮発性メモリから成るプログラム格納エリアを有しており、具体的には、生成プログラム165a、送信プログラム165b等を記憶している。
生成プログラム165aは、例えば、CPU161に、番組データと、文字スーパーデータと、当該番組データの再生時における文字スーパーの表示条件を含む管理データと、が多重化されたデジタル放送データを生成する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU161は、前述のように、ビデオエンコーダ11及びオーディオエンコーダ12において、番組データを符号化し、PESパケット化する。また、文字スーパー用の文字スーパーデータと、番組データの再生時において、当該文字スーパーデータの表示モード等の表示条件を規定する管理データと、をそれぞれPESパケット化する。さらに、これらのデータを、セクション化されたPSI・SI等とともに多重化して、デジタル放送データとしてのTSを生成する。
CPU161は、かかる生成プログラム165aを実行することにより、多重化部13とともに、生成手段として機能する。
ここで、図3及び図4を参照しながら、デジタル放送データに多重化される文字スーパーデータ及び管理データのデータ構造について説明する。
図3は、PESパケット化された文字スーパーデータのデータ構造を模式的に示す図である。
図3に示すように、文字スーパーデータのPESパケットは、PESヘッダ領域と、可変長のPESデータ領域とから成る。
PESヘッダ領域は、PESの始まりを示す識別コード(packet_start_code_prefix)が配置され、8ビットのストリーム識別(stream_id)には、文字スーパーデータであることを示す値「0xBF」が挿入される。また、16ビットのPESパケット長(PES_packet_length)には、PESデータ領域の長さを示す値が挿入される。
文字スーパーデータは、PESデータ領域(PES_packet_data_byte)に配置される。PESデータ領域は、ヘッダ領域、データ領域、誤り検出符号から成る。ヘッダ領域のデータグループ識別(data_group_id)には、文字スーパーデータであることを示す値(「0x01」「0x21」/「0x02」「0x22」)が入り、管理データとの区別に用いられる。また、データ領域のデータユニット領域は、データユニットヘッダ領域と、データユニットデータ領域とから成り、データユニットヘッダ領域では、データユニットのサイズ等が指定される。また、文字スーパーを表示するための文字情報である文字スーパーデータは、8単位文字符号データに変換されて、データユニットデータ領域に配置される。
図4は、PESパケット化された管理データのデータ構造を模式的に示す図である。
図4に示すように、管理データのPESパケットは、文字スーパーデータと同様、PESヘッダ領域と、可変長のPESデータ領域とから成り、PESヘッダ領域は、PESの始まりを示す識別コード(packet_start_code_prefix)が配置され、8ビットのストリーム識別(stream_id)には、文字スーパーデータであることを示す値「0xBF」が挿入される。また、16ビットのPESパケット長(PES_packet_length)には、PESデータ領域の長さを示す値が挿入される。
PESデータ領域は、ヘッダ領域、データ領域、誤り検出符号からなる。ヘッダ領域のデータグループ識別(data_group_id)には、管理データであることを示す値(「0x00」「0x20」)が挿入され、文字スーパーデータとの区別に用いられる。
データ領域には、時刻制御モード(TMD)、言語数を指定する領域(Num_languages)、言語番号を指定する領域(language_tag)、所定の表示モードを指定する領域(DMF)、8ビットの条件内容指定領域(requirement)、40ビットの表示期間指定領域(YMD-HMS)、8ビットの表示可能回数指定領域(count)、表示書式を指定する領域(format)等が含まれる。
表示モードを指定するフィールド(DMF)には、所定の表示モードを指定する表示モード指定データが配置される。表示モード指定データには、「受信時自動表示・記録再生時自動表示モード」を示す「0000」、「受信時自動表示・記録再生時選択表示モード」を示す「0010」、「受信時選択表示・記録再生時選択表示モード」を示す「1010」、「受信時自動表示・記録再生時条件付き表示モード(記録再生時条件付き表示モード)」を示す「0011」があり、これらの値の何れかが挿入されることにより、4つの表示モードの何れかが指定される。
条件内容指定領域(requirement)には、表示モードを指定するDMFにおいて、「受信時自動表示・記録再生時条件付き表示モード」が指定される場合における表示条件の内容を示す条件内容指定データが配置される。条件内容指定データには、「表示期間の制限」を示す「0x01」、「表示回数の制限」を示す「0x02」、「表示期間・表示回数の制限」を示す「0x03」があり、3つの条件内容の何れかが指定される。
また、表示期間指定領域(YMD-HMS)には、条件内容指定領域(requirement)の条件内容指定データにより「表示期間の制限」又は「表示期間・表示回数の制限」が表示条件の内容として指定される場合における、文字スーパーを表示可能な表示期間を指定する表示期間指定データが配置される。表示期間指定データは、例えば、終了時期を指定するものである。また、開始時期と終了時期の両方により指定するものや、開始時期のみを指定するものであっても良い。さらに、開始時刻と終了時刻を指定して、所定の時間帯(例えば、夜間等)だけ文字データを表示させるものであっても良い。
さらに、表示可能回数指定領域(count)には、条件内容指定領域(requirement)の条件内容指定データにより「表示回数の制限」又は「表示期間・表示回数の制限」が表示条件の内容として指定される場合における、文字スーパーを表示可能な表示可能回数を指定する表示可能回数指定データが配置される。表示可能回数が無制限である場合には、「0xFF」が配置される。
送信プログラム165bは、例えば、CPU161に、生成プログラム165aの実行により生成されたデジタル放送データを送信する機能を実現させるためのプログラムである。
CPU161は、かかる送信プログラム165bを実行することにより、送信部15とともに、送信手段として機能する。
(DVDレコーダの構成)
次に、DVDレコーダ2の要部構成について説明する。
DVDレコーダ2には、テレビジョン受像機3等の外部装置が接続されており、DVD241に記録された番組データは、このテレビジョン受像機3に出力されて視聴者に提供されることとなる。
DVDレコーダ2は、例えば、図5に示すように、デジタル放送送信装置1から送信されたデジタル放送データを受信して、当該デジタル放送信号のうちから所定の放送チャンネルのデジタル放送データを選局するチューナ21、チューナ21から入力されたデジタル放送データに対して所定の圧縮処理を行うエンコーダ部22、デジタル放送データの入出力を制御して、エンコーダ部22から入力されたデジタル放送データをDVDドライブ部24に供給するとともに、DVDドライブ部24から取り込んだデジタル放送データをデコーダ部25に供給するデータプロセッサ23、DVD241に対して放送番組データの記録及び再生を行うDVDドライブ部24、DVDドライブ部24から出力された放送番組データに所定の伸張処理を行うデコーダ部25、文字スーパーデータやEPGデータを映像信号に合成するミキシング部26、キー入力部27、DVDレコーダ2全体を統括制御する制御部28等を備えて構成されている。
チューナ21は、例えば、高周波増幅回路と、局部発振回路及び混合回路から成る周波数変換回路と、を備えて構成されており、アンテナ等により入力されたデジタルテレビジョン放送信号(RF信号)と、局部発振回路から出力される局部発振信号とを混合回路により混合し、当該放送信号の周波数を選局するための制御部28からの制御出力に応じて、特定周波数帯のデジタルテレビジョン放送信号を受信する。そして当該受信したデジタル放送信号に所定の処理を行うことによりTSに変換し、エンコーダ部22に出力する。
エンコーダ部22は、例えば、DVDドライブ部24においてDVD241に書き込み可能なファイル形式に変換し、データプロセッサ23に供給する。
データプロセッサ23は、例えば、CPU281からの制御出力に基づいて、デジタル放送データの入出力経路を設定し、データの入力及び出力を制御する。具体的には、例えば、記録処理において、エンコーダ部22から入力されたデジタル放送データに対して、誤り訂正、8−16変調等を行い、一旦バッファメモリ231に貯めた後に、CPU281からの制御出力に応じてDVDドライブ部24に出力する。一方、再生処理において、DVDドライブ部24から読み込んだ放送番組データに対して、8−16復調、誤り訂正等を行い、一旦バッファメモリ231に貯めた後に、CPU281からの制御出力に応じてデコーダ部25に出力する。
DVDドライブ部24は、例えば、DVDドライブ部24に対して着脱自在なDVD241、DVD241に対する放送番組データの記録及びDVD241に記録された放送番組データの読み出しを行う光ピックアップ242、装填されたDVD241を回転させるスピンドルモータ243、光ピックアップ242をDVD241の半径方向に移動させる送りモータ244等を備えている。
DVD241は、例えば、書き換え可能なDVD−RAM(Random Access Memory)である。DVDドライブ部24では、記録処理において、光ピックアップ242により、DVD241の反射層にレーザ光を照射して、照射光による加熱により記録層の結晶状態を変化させて結晶部・非晶質部を形成することにより、DVD241に対するデータの書き込みを行う。一方、再生処理において、光ピックアップ242によりDVD241の反射層にレーザ光を照射し、光電変換及び電流電圧変換によって反射光に応じた電圧信号を生成することにより、DVD241に記録されたデータの読み出しを行う。
デコーダ部25は、例えば、分離部251、ビデオデコーダ252、オーディオデコーダ253、データデコーダ254等を備えて構成されている。
分離部251は、DVDドライブ部24からデータプロセッサ23を介して出力されたデジタル放送データを映像データ、音声データ、文字スーパーデータ、EPGデータ等の複数のストリームに分離する。
ビデオデコーダ252は、分離部251から入力された映像データをデコードする。具体的には、ビデオデコーダ252は、映像データに、可変長復号化、逆量子化、逆DCT、動き補正等の各種処理を行うことで、映像データをデコードする。
オーディオデコーダ253は、分離部251から入力された音声データを伸張する。
データデコーダ254は、分離部251から入力された文字スーパーデータ等をデコードする。
ミキシング部26は、デコーダ部25においてデコードされた映像データに対して、データデコーダ254から入力される文字スーパーを合成(スーパーインポーズ)する。
デコードされたビデオデータは、フレームメモリ(図示省略)に一旦格納された後に、所定の再生タイミングで、DVDレコーダ2に接続されたテレビジョン受像機3の表示部31に出力されることとなる。また、デコードされた音声データは、テレビジョン受像機3のスピーカ32に出力されることとなる。
キー入力部27は、例えば、装置本体を遠隔操作するリモートコントローラ等であり、各種キーの押下に基づいてリモコン信号を生成して、制御部28に対して出力する。
制御部28は、CPU(Central Processing Unit)281、現在時刻を計時する計時部282、RAM(Random Access Memory)283、EPROM(Erasable Programmable ROM)284、ROM(Read Only Memory)285等を備えて構成されている。
CPU281は、各部から入力された入力信号に応じて、ROM285に格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づいて各部に出力信号を出力することにより、DVDレコーダ2の動作全般を統括制御する。
RAM283は、例えば、CPU281によって各種プログラムが実行される際に生じる処理結果や、入力されたデータ等を記憶する。
ROM285は、不揮発性メモリから成るプログラム格納エリアを有しており、具体的には、受信プログラム285a、記録プログラム285b、再生プログラム285c、取得プログラム285d、計時プログラム285e、表示回数記憶プログラム285f、判断プログラム285g、表示プログラム285h等を記憶している。
受信プログラム285aは、例えば、CPU281に、デジタル放送送信装置1における送信プログラム165bの実行により送信されたデジタル放送データを受信する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU281は、リモコン等のキー入力部27において、番組の録画を指示する操作が行われた場合や、録画予約が設定された番組の放送開始時刻になると、チューナ21に選局指示を出力して、当該番組のデジタル放送データを受信させる。
CPU281は、かかる受信プログラム285aを実行することにより、チューナ21とともに、受信手段として機能する。
記録プログラム285bは、例えば、CPU281に、受信プログラム285aの実行により受信されたデジタル放送データを記憶する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU281は、チューナ21によりデジタル放送データが受信されると、エンコーダ部22、データプロセッサ23、DVDドライブ部24等において前述した所定の処理を行うことにより、DVDドライブ部24に備わる磁気ディスクに受信したデジタル放送データを記録させる。CPU281は、放送番組データの記録に際して、デジタル放送データに多重化された番組データ、文字スーパーデータ、管理データを、それぞれ対応づけて異なる領域に記録させる。
CPU281は、かかる記録プログラム285bを実行することにより、エンコーダ部22、DVDドライブ部24とともに、記録手段として機能する。
再生プログラム285cは、例えば、記録プログラム285bの実行により記録されたデジタル放送データに多重化された番組データを再生する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU281は、リモコン等のキー入力部27において、DVD241に記録された番組の再生を指示する操作が行われると、DVDドライブ部24にアクセスして、再生が指示された番組データをDVD241から読み出してデコーダ部25に出力させる。そして、デコーダ部25のビデオデコーダ252に映像データをデコードさせ、テレビジョン受像機3の表示部31に映像を表示させる。また、オーディオデコーダ253に音声データをデコードさせ、テレビジョン受像機3のスピーカ32から出力させる。
CPU281は、かかる再生プログラム285cを実行することにより、DVDドライブ部24、デコーダ部25とともに、再生手段として機能する。
取得プログラム285dは、例えば、CPU281に、デジタル放送データに多重化された管理データを取得する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU281は、リモコン等のキー入力部27において、DVD241に記録された番組の再生を指示する操作が行われると、番組データの読み出しとともに、当該番組データとは異なる領域に記憶された管理データを取得して、デコーダ部25においてデコードさせ、制御部28に出力させる。
CPU281は、かかる取得プログラム285dを実行することにより、DVDドライブ部24、デコーダ部25とともに、取得手段として機能する。
計時プログラム285eは、例えば、CPU281に、現在時刻を計時する機能を実現させるためのプログラムである。CPU281は、かかる計時プログラム285eを実行することにより、計時部282とともに、計時手段として機能する。
表示回数記憶プログラム285fは、例えば、CPU281に、文字スーパーの表示回数を記憶する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU281は、再生映像上に文字スーパーをスーパーインポーズさせて表示させた回数を、番組毎に記憶する。表示回数のデータは、例えば、DVD241のヘッダ領域に、文字スーパーと対応づけて記憶され、文字スーパーの表示が行われる度に、インクリメントされて更新される。
CPU281は、かかる表示回数記憶プログラム285fを実行することにより、DVDドライブ部24とともに、表示回数記憶手段として機能する。
判断プログラム285gは、例えば、CPU281に、再生プログラム285cの実行による番組データの再生時に、取得プログラム285dの実行により取得された管理データに規定される表示条件を満たすか否かを判断する機能を実現させるためのプログラムである。当該判断プログラム285gは、表示モード指定データにより記録再生時条件付き表示モードが指定される場合において、条件内容指定データにより表示期間の制限が指定され、計時プログラム285eにより計時された現在時刻が表示期間指定データにおける表示期間内である場合に、表示条件を満たすと判断し、条件内容指定データにより表示回数の制限が指定され、表示回数記憶プログラム285fの実行により記憶された表示回数が表示可能回数指定データにおける表示可能回数以下である場合に、表示条件を満たすと判断し、条件内容指定データにより表示期間・表示回数の制限が指定され、計時プログラム285eにより計時された現在時刻が表示期間指定データにおける表示期間内であり、且つ、表示回数記憶プログラム285fにより記憶された表示回数が表示可能回数指定データにおける表示可能回数以下である場合に、表示条件を満たすと判断する。
CPU281は、かかる判断プログラム285gを実行することにより、判断手段として機能する。
ここで、判断プログラム285gの実行により行われる処理について、より具体的に説明する。
CPU281は、DVD251に記録された番組再生の指示に基づいて、取得プログラム285dの実行により管理データが取得されると、取得した管理データを解析する。
まず、CPU281は、DMFの表示モード指定データに基づいて、指定された表示モードを判別する。
DMFには、表示モード指定データとして、「0000」「0010」「1010」「0011」の何れかの値が配置されている。CPU281は、DMFの表示モード指定データが「0000」である場合、「受信時自動表示・記録再生時自動表示モード」を表示モードと判別する。また、DMFの表示モード指定データが「0010」である場合、「受信時自動表示・記録再生時選択表示モード」を表示モードと判別する。また、DMFの表示モード指定データが「1010」である場合、「受信時選択表示・記録再生時選択表示モード」を表示モードと判別する。さらに、DMFの表示モード指定データが「0011」である場合、「受信時自動表示・記録再生時条件付き表示モード(記録再生時条件付き表示モード)」を表示モードと判別する。
DMFにおいて「受信時自動表示・記録再生時自動表示モード」が指定されると判別すると、CPU281は、文字スーパーの表示有りとして、後述の表示プログラム285hの実行に移行する。
また、DMFにおいて「受信時自動表示・記録再生時選択表示モード」又は「受信時選択表示・記録再生時選択表示モード」が指定されると判別すると、CPU281は、予めユーザにより設定された、再生時における文字スーパーの表示設定(ON(表示)/OFF(非表示))を読み出し、表示設定がON(表示)の場合には、文字スーパーの表示有りとして、後述の表示プログラム285hの実行に移行する。一方、表示設定がOFF(非表示)の場合には、文字スーパーの表示無しとする。
また、DMFにおいて「受信時自動表示・記録再生時条件付き表示モード」が指定されると判別すると、CPU281は、条件内容指定領域(requirement)の条件内容指定データに基づいて、指定された表示条件の内容を判別する。
requirementには、条件内容指定データとして、「0x01」「0x02」「0x03」の何れかの値が配置されている。CPU281は、requirementの条件内容指定データが「0x01」である場合、指定される表示条件の内容は「表示期間の制限」であると判断する。また、requirementの条件内容指定データが「0x02」である場合、指定される表示条件の内容は「表示回数の制限」であると判断する。さらに、requirementの条件内容指定データが「0x03」である場合、指定される表示条件の内容は「表示期間・表示回数の制限」であると判断する。
さらに、CPU281は、requirementにより指定される表示条件の内容に基づいて、表示期間指定領域(YMD-HMS)の表示期間指定データ及び/又は表示可能回数指定領域(count)の表示可能回数指定データを参照し、現在時刻及び/又は現在の再生回数が、表示期間指定データにより指定される表示期間及び/表示可能回数指定データにより指定される表示回数の条件を満たしているか否かを判断する。
即ち、CPU281は、requirementにおいて指定される表示条件の内容が「表示期間の制限」であると判断すると、YMD−HMSに配置された表示期間指定データを読み出して、計時部282により計時される現在時刻が、当該表示期間指定データにより指定される表示期間内であるか否かを判断する。
そして、現在時刻が、指定される表示期間内である場合には、表示条件を満たしていると判断し、文字スーパーの表示有りとして、後述の表示プログラム285hの実行に移行する。一方、現在時刻が、指定される表示期間に含まれない場合には、表示条件を満たしていないと判断し、文字スーパーの表示無しとする。
また、CPU281は、requirementにおいて指定される表示条件の内容が「表示回数の制限」であると判断すると、countに配置された表示可能回数指定データを読み出して、表示回数記憶プログラム285fの実行によりカウントされて記憶されている文字スーパーの表示回数が、当該表示可能回数指定データにより指定される表示回数以下であるか否かを判断する。
そして、記憶された文字スーパーの表示回数が、指定される表示可能回数以下である場合には、表示条件を満たしていると判断し、文字スーパーの表示有りとして、後述の表示プログラム285hの実行に移行する。一方、記憶された文字スーパーの表示回数が、指定される表示可能回数を超えている場合には、表示条件を満たしていないと判断して、文字スーパーの表示無しとする。
また、CPU281は、requirementにおいて指定される表示条件の内容が「表示期間・表示回数の制限」であると判断すると、YMD−HMSに配置された表示期間指定データを読み出して、計時部282により計時される現在時刻が、当該表示期間指定データにより指定される表示期間内であるか否かを判断するとともに、countに配置された表示可能回数指定データを読み出して、表示回数記憶プログラム285fの実行によりカウントされて記憶されている文字スーパーの表示回数が、当該表示可能回数指定データにより指定される表示回数以下であるか否かを判断する。
そして、現在時刻が、指定される表示期間内であり、且つ、記憶された文字スーパーの表示回数が、指定される表示可能回数以下である場合には、表示条件を満たしていると判断し、文字スーパーの表示有りとして、後述の表示プログラム285hの実行に移行する。一方、現在時刻が指定される表示期間内でない場合、又は、記憶された文字スーパーの表示回数が指定される表示可能回数を超えている場合、若しくは、現在時刻と表示回数が、指定される表示期間と表示可能回数のどちらも満たしていない場合には、表示条件を満たしていないと判断して、文字スーパーの表示無しとする。
表示プログラム285hは、例えば、CPU281に、判断プログラム285gの実行により表示条件を満たすと判断された場合にのみ、番組データに基づく再生映像に、文字スーパーデータに基づく文字スーパーを重畳して表示部31に表示する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU281は、前述の判断プログラム285gの実行において、管理データにより規定される表示条件を満たしているとして、文字スーパーの表示有りと判断すると、DVD241に記録された文字スーパーデータを取得する。そして、取得した文字スーパーデータに基づいて、管理データにおいて指定される表示書式、文字種、文字サイズ等に応じた文字スーパー表示用データを生成し、生成された文字スーパー表示用データを、ミキシング部26により、ビデオデコーダ252から出力される映像データに合成させ、表示部31の再生映像上に文字スーパーを表示させる。
図6は、表示プログラム285hの実行により、文字スーパー「臨時ニュース:上野駅で人身事故」が表示された再生映像である。また、図7は、文字スーパーが表示されていない再生映像である。
CPU281は、かかる表示プログラム285hを実行することにより、表示手段として機能する。
次に、図8及び図9のフローチャートを参照しながら、文字スーパーの表示/非表示処理について説明する。
まず、図8のステップS1において、リモコン等のキー入力部27において、DVD241に記録された番組の再生を指示するキー操作が行われる。すると、CPU281は、ステップS2において、再生が指示された番組データに対応する文字スーパーデータが有るか否かを判断する。そして、対応する文字スーパーデータが無いと判断すると(ステップS2;No)、本処理を終了し、対応する文字スーパーデータが有ると判断すると(ステップS2;Yes)、ステップS3に進む。
ステップS3において、CPU281は、再生が指示された番組データに対応する管理データを取得する。そして、取得した管理データを解析し、ステップS4において、表示モード指定領域(DMF)の表示モード指定データが「0000」であるか否かを判断する。そして、表示モード指定領域(DMF)の表示モード指定データが「0000」であると判断すると(ステップS4;Yes)、指定された表示モードが「受信時自動表示・記録再生時自動表示モード」であると判別して、文字スーパーデータの表示有りと判断し、ステップS5に進む。一方、表示モード指定領域(DMF)の表示モード指定データが「0000」でないと判断すると(ステップS4;No)、ステップS7に進む。
ステップS5において、CPU281は、文字スーパーデータを取得する。さらに、続くステップS6において、取得した文字スーパーデータを、表示部31の再生映像上に重畳して表示させ、本処理を終了する。
ステップS7において、CPU281は、表示モード指定領域(DMF)の表示モード指定データが「0010」又は「1010」であるか否かを判断する。そして、表示モード指定領域(DMF)の表示モード指定データが「0010」又は「1010」であると判断すると(ステップS7;Yes)、指定された表示モードが「受信時自動表示・記録再生時選択表示モード」又は「受信時選択表示・記録再生時選択表示モード」であると判別して、ステップS8に進む。一方、表示モード指定領域(DMF)の表示モード指定データが「0010」又は「1010」でないと判断すると(ステップS7;No)、ステップS9に進む。
ステップS8において、CPU281は、予めユーザにより設定された文字スーパーの表示設定を参照し、現在の表示設定がON(表示)であるか否かを判断する。そして、現在の表示設定がON(表示)であると判断すると(ステップS8;Yes)、ステップS5に進む。一方、現在の表示設定がON(表示)でなく、OFF(非表示)であると判断すると(ステップS8;No)、本処理を終了する。
ステップS9において、CPU281は、表示モード指定領域(DMF)の表示モード指定データが「0011」であるか否かを判断する。そして、表示モード指定領域(DMF)の表示モード指定データが「0011」であると判断すると(ステップS9;Yes)、指定された表示モードが「受信時自動表示・記録再生時条件付き表示モード」であると判別して、ステップS10に進む。一方、表示モード指定領域(DMF)の表示モード指定データが「0011」でないと判断すると(ステップS10;No)、本処理を終了する。
ステップS10において、CPU281は、条件内容指定領域(requirement)の条件内容指定データが「0x01」であるか否かを判断する。そして、条件内容指定領域(requirement)の条件内容指定データが「0x01」であると判断すると(ステップS10;Yes)、指定された表示条件の内容が「表示期間の制限」であると判別して、ステップS11に進む。一方、条件内容指定領域(requirement)の条件内容指定データが「0x01」でないと判断すると(ステップS10;No)、ステップS12に進む。
ステップS11において、CPU281は、計時部282により計時される現在時刻データを取得するとともに、表示期間指定領域(YMD-HMS)の表示期間指定データを取得して、現在時刻が、表示期間指定領域(YMD-HMS)の表示期間指定データにより指定される表示期間内であるか否かを判断する。そして、現在時刻が、表示期間指定領域(YMD-HMS)の表示期間指定データにより指定される表示期間内であると判断すると(ステップS11;Yes)、表示条件を満たしていると判断して、文字スーパーの表示有りとし、ステップS5に進む。一方、現在時刻が、表示期間指定領域(YMD-HMS)の表示期間指定データにより指定される表示期間内でなく、文字スーパーの表示期間が終了していると判断すると(ステップS11;No)、表示条件を満たさないと判断して、文字スーパーの表示無しとし、本処理を終了する。
ステップS12において、CPU281は、条件内容指定領域(requirement)の条件内容指定データが「0x02」であるか否かを判断する。そして、条件内容指定領域(requirement)の条件内容指定データが「0x02」であると判断すると(ステップS12;Yes)、指定された表示条件の内容が、「表示回数の制限」であると判別して、ステップS13に進む。一方、条件内容指定領域(requirement)の条件内容指定データが「0x02」でないと判断すると(ステップS12;No)、ステップS14に進む。
ステップS13において、CPU281は、記憶された文字スーパーの表示回数を取得するとともに、表示可能回数指定領域(count)の表示可能回数指定データを取得して、文字スーパーの現在までの表示回数が、表示可能回数指定領域(count)の表示可能回数指定データにより指定される表示可能回数以下か否かを判断する。そして、文字スーパーの現在までの表示回数が、表示可能回数指定領域(count)の表示可能回数指定データにより指定される表示可能回数以下であると判断すると(ステップS13;Yes)、表示条件を満たしていると判断して、文字スーパーの表示有りとし、ステップS5に進む。一方、文字スーパーの現在までの表示回数が、表示可能回数指定領域(count)の表示可能回数指定データにより指定される表示可能回数を超えていると判断すると(ステップS13;No)、表示条件を満たさないと判断して、文字スーパーの表示無しとし、本処理を終了する。
ステップS14において、CPU281は、条件内容指定領域(requirement)の条件内容指定データが「0x03」であるか否かを判断する。そして、条件内容指定領域(requirement)の条件内容指定データが「0x03」であると判断すると(ステップS14;Yes)、指定された表示条件の内容が、「表示期間・表示回数の制限」であると判別して、ステップS15に進む。一方、条件内容指定領域(requirement)の条件内容指定データが「0x03」でないと判断すると(ステップS14;No)、本処理を終了する。
ステップS15において、CPU281は、計時部282により計時される現在時刻データを取得するとともに、表示期間指定領域(YMD-HMS)の表示期間指定データを取得する。また、記憶された文字スーパーの表示回数を取得するとともに、表示可能回数指定領域(count)の表示可能回数指定データを取得する。そして、現在時刻が、表示期間指定領域(YMD-HMS)の表示期間指定データにより指定される表示期間内であり、且つ、文字スーパーの現在までの表示回数が、表示可能回数指定領域(count)の表示可能回数指定データにより指定される表示可能回数以下か否かを判断する。そして、現在時刻が、表示期間指定領域(YMD-HMS)の表示期間指定データにより指定される表示期間内であり、且つ、文字スーパーの現在までの表示回数が、表示可能回数指定領域(count)の表示可能回数指定データにより指定される表示可能回数以下であると判断すると(ステップS15;Yes)、表示条件を満たしていると判断して、文字スーパーの表示有りとし、ステップS5に進む。一方、現在時刻が、表示期間指定領域(YMD-HMS)の表示期間指定データにより指定される表示期間内でなく、又は/更に、文字スーパーの現在までの表示回数が、表示可能回数指定領域(count)の表示可能回数指定データにより指定される表示可能回数を超えていると判断すると(ステップS15;No)、表示条件を満たさないと判断して、文字スーパーの表示無しとし、本処理を終了する。
以上説明した本実施形態のデジタル放送システム100によれば、デジタル放送送信装置1において、生成プログラム165aの実行により、番組データと、文字スーパーデータと、番組データの再生時における文字スーパーの表示条件を含む管理データと、が多重化されたデジタル放送データが生成され、送信プログラム165bの実行により、生成プログラム165aにより生成されたデジタル放送データが送信される。管理データには、記録再生時条件付き表示モードを含む所定の表示モードを指定する表示モード指定データと、表示モード指定データにより記録再生時条件付き表示モードが指定される場合における表示条件の内容を、表示期間の制限と、表示回数の制限と、表示期間・表示回数の制限と、のうちから指定する条件内容指定データと、条件内容指定データにより表示期間の制限、又は、表示期間・表示回数の制限が指定される場合における、文字スーパーを表示可能な表示期間を指定する表示期間指定データと、条件内容指定データにより表示回数の制限、又は、表示期間・表示回数の制限が指定される場合における、文字スーパーを表示可能な表示可能回数を指定する表示可能回数指定データと、が含まれる。また、DVDレコーダ(デジタル放送記録再生装置)2において、受信プログラム285aの実行により、送信プログラム165bにより送信されるデジタル放送データが受信され、記録プログラム285bの実行により、受信プログラム285aにより受信されるデジタル放送データが記録され、再生プログラム285cの実行により、記録プログラム285bにより記録されたデジタル放送データに多重化された番組データが再生され、取得プログラム285dの実行により、デジタル放送データに多重化された管理データが取得され、計時プログラム285eの実行により、現在時刻が計時され、表示回数記憶プログラム285fの実行により、文字スーパーの表示回数が記憶され、判断プログラム285gの実行により、再生プログラム285cによる番組データの再生時に、取得プログラム285dにより取得された管理データに規定される表示条件を満たすか否かが判断され、表示プログラム285hの実行により、判断プログラム285gにより表示条件を満たすと判断された場合にのみ、番組データに基づく再生映像に、文字スーパーデータに基づく文字スーパーが重畳されて表示部31に表示される。また、判断プログラム285gの実行により、表示モード指定データにより記録再生時条件付き表示モードが指定される場合において、条件内容指定データにより表示期間の制限が指定され、計時プログラム285eにより計時された現在時刻が表示期間指定データにおける表示期間内である場合に、表示条件を満たすと判断され、条件内容指定データにより表示回数の制限が指定され、表示回数記憶プログラム285fにより記憶された表示回数が表示可能回数指定データにおける表示可能回数以下である場合に、表示条件を満たすと判断され、条件内容指定データにより表示期間・表示回数の制限が指定され、計時プログラム285eにより計時された現在時刻が表示期間指定データにおける表示期間内であり、且つ、表示回数記憶手段により記憶された表示回数が表示可能回数指定データにおける表示可能回数以下である場合に、表示条件を満たすと判断される。
即ち、デジタル放送送信装置1において、文字スーパーデータとともに当該文字スーパーの表示条件を指定する管理データがデジタル放送データに多重化されて送信され、DVDレコーダ(デジタル放送記録再生装置)2において、デジタル放送データに多重化された管理データに基づいて、指定された文字スーパーの表示条件を満たす場合のみ、文字スーパーが表示部31に表示される。従って、文字スーパーを、放送局側の詳細な意図に沿った形で視聴者に提供することができるデジタル放送システム100を提供することができる。
また、デジタル放送送信装置1において、文字スーパーを表示可能な表示期間を指定する表示期間指定データを含む管理データが生成され、DVDレコーダ(デジタル放送記録再生装置)2において、現在時刻が、管理データの表示期間指定データにより指定される表示期間内である場合に、表示条件を満たすと判断されて、文字スーパーが表示部31に表示される。
したがって、放送局は、文字スーパーを表示可能な表示期間を指定して、指定した表示期間内においてのみ、文字スーパーを視聴者に提供することができる。
また、デジタル放送送信装置1において、文字スーパーを表示可能な表示可能回数を指定する表示可能回数指定データを含む管理データが生成され、DVDレコーダ(デジタル放送記録再生装置)2において、文字スーパーの表示回数が、管理データの表示可能回数指定データにより指定される表示可能回数以下の場合に、表示条件を満たすと判断されて、文字スーパーが表示部31に表示される。
したがって、放送局は、文字スーパーを表示可能な表示回数を指定して、指定した表示回数のみ、文字スーパーを視聴者に提供することができる。
また、デジタル放送送信装置1において、文字スーパーを表示可能な表示期間を指定する表示期間指定データと、文字スーパーを表示可能な表示可能回数を指定する表示可能回数指定データと、を含む管理データが生成され、DVDレコーダ(デジタル放送記録再生装置)2において、現在時刻が、管理データの表示期間指定データにより指定される表示期間内であり、且つ、文字スーパーの表示回数が、管理データの表示可能回数指定データにおける表示可能回数以下の場合に、表示条件を満たすと判断されて、文字スーパーが表示部31に表示される。
したがって、放送局は、文字スーパーを表示可能な表示期間及び表示回数を指定して、指定した表示期間内に、指定した表示回数のみ、文字スーパーを視聴者に提供することができる。
さらに、文字スーパーの表示条件を含む管理データには、記録再生時条件付き表示モードを含む所定の表示モードを指定する表示モード指定データと、表示モード指定データにより記録再生時条件付き表示モードが指定される場合における表示条件の内容を、表示期間の制限と、表示回数の制限と、表示期間・表示回数の制限と、のうちから指定する条件内容指定データと、条件内容指定データにより表示期間の制限、又は、表示期間・表示回数の制限が指定される場合における、文字スーパーを表示可能な表示期間を指定する表示期間指定データと、条件内容指定データにより表示回数の制限、又は、表示期間・表示回数の制限が指定される場合における、文字スーパーを表示可能な表示可能回数を指定する表示可能回数指定データと、が含まれる。
即ち、放送局は、デジタル放送データに多重化される管理データを用いた容易な方法で、文字スーパーの表示期間の制限と、表示回数の制限と、表示期間及び表示回数の制限と、をそれぞれ詳細に指定することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態の範囲に限られることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、表示モードは、上記実施形態で示した4つの表示モードに限られない。例えば、記録再生時条件付き表示モードとして、「受信時選択表示・記録再生時条件付き表示モード」が指定可能であっても良い。
また、デジタル放送記録再生装置は、DVDレコーダ2に限られることなく、例えば、HD(Hard disk)レコーダ、デジタルVTR(Video Tape Recorder)、BD(Blue-ray Disc)レコーダ等であっても良い。また、表示部と一体型に構成されていても良い。
本実施形態におけるデジタル放送システムの全体構成を例示するブロック図である。 本実施形態におけるデジタル放送送信装置の要部構成を例示するブロック図である。 デジタル放送データに多重化される文字スーパーデータのデータ構造を模式的に示す図である。 デジタル放送データに多重化される管理データのデータ構造を模式的に示す図である。 デジタル放送記録再生装置としてのDVDレコーダの要部構成を例示するブロック図である。 文字スーパーが表示された再生映像である。 文字スーパーが表示されない再生映像である。 文字スーパーの表示/非表示処理を示すフローチャートである。 文字スーパーの表示/非表示処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 デジタル放送システム
1 デジタル放送送信装置
13 多重化部(生成手段)
15 送信部(送信手段)
161 CPU(生成手段、送信手段)
2 DVDレコーダ(デジタル放送記録再生装置)
21 チューナ(受信手段)
22 エンコーダ部(記録手段)
24 DVDドライブ部(記録手段、再生手段、取得手段、表示回数記憶手段)
25 デコーダ部(再生手段)
26 ミキシング部(表示手段)
281 CPU(受信手段、記録手段、再生手段、取得手段、計時手段、表示回数記憶手段、判断手段、表示手段)
282 計時部(計時手段)
285a 受信プログラム(受信手段)
285b 記録プログラム(記録手段)
285c 再生プログラム(再生手段)
285d 取得プログラム(取得手段)
285e 計時プログラム(計時手段)
285f 表示回数記憶プログラム(表示回数記憶手段)
285g 判断プログラム(判断手段)
285h 表示プログラム(表示手段)

Claims (5)

  1. デジタル放送送信装置と、前記デジタル放送送信装置により送信されたデジタル放送データを記録・再生するデジタル放送記録再生装置と、を備えるデジタル放送システムにおいて、
    前記デジタル放送送信装置は、
    番組データと、文字スーパーデータと、当該番組データの再生時における文字スーパーの表示条件を含む管理データと、が多重化されたデジタル放送データを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記デジタル放送データを送信する送信手段と、
    を備え、
    前記デジタル放送記録再生装置は、
    前記送信手段により送信される前記デジタル放送データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信される前記デジタル放送データを記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録された前記デジタル放送データに多重化された前記番組データを再生する再生手段と、
    前記デジタル放送データに多重化された前記管理データを取得する取得手段と、
    前記再生手段による前記番組データの再生時に、前記取得手段により取得された前記管理データに規定される前記表示条件を満たすか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記表示条件を満たすと判断された場合にのみ、当該番組データに基づく再生映像に、前記文字スーパーデータに基づく文字スーパーを重畳して表示部に表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とするデジタル放送システム。
  2. 前記管理データには、文字スーパーを表示可能な表示期間を指定する表示期間指定データが含まれ、
    前記デジタル放送記録再生装置は、
    現在時刻を計時する計時手段を備え、
    前記判断手段は、前記計時手段により計時された現在時刻が、前記表示期間指定データにおける前記表示期間内である場合に、前記表示条件を満たすと判断することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送システム。
  3. 前記管理データには、文字スーパーを表示可能な表示可能回数を指定する表示可能回数指定データが含まれ、
    前記デジタル放送記録再生装置は、
    前記文字スーパーの表示回数を記憶する表示回数記憶手段を備え、
    前記判断手段は、前記表示回数記憶手段により記憶された表示回数が、前記表示可能回数指定データにおける前記表示可能回数以下の場合に、前記表示条件を満たすと判断することを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタル放送システム。
  4. デジタル放送送信装置と、前記デジタル放送送信装置により送信されたデジタル放送データを記録・再生するデジタル放送記録再生装置と、を備えるデジタル放送システムにおいて、
    前記デジタル放送送信装置は、
    番組データと、文字スーパーデータと、当該番組データの再生時における文字スーパーの表示条件を含む管理データと、が多重化されたデジタル放送データを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記デジタル放送データを送信する送信手段と、
    を備え、
    前記管理データには、
    記録再生時条件付き表示モードを含む所定の表示モードを指定する表示モード指定データと、
    前記表示モード指定データにより記録再生時条件付き表示モードが指定される場合における前記表示条件の内容を、表示期間の制限と、表示回数の制限と、表示期間・表示回数の制限と、のうちから指定する条件内容指定データと、
    前記条件内容指定データにより表示期間の制限、又は、表示期間・表示回数の制限が指定される場合における、文字スーパーを表示可能な表示期間を指定する表示期間指定データと、
    前記条件内容指定データにより表示回数の制限、又は、表示期間・表示回数の制限が指定される場合における、文字スーパーを表示可能な表示可能回数を指定する表示可能回数指定データと、
    が含まれ、
    前記デジタル放送記録再生装置は、
    前記送信手段により送信される前記デジタル放送データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信される前記デジタル放送データを記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録された前記デジタル放送データに多重化された前記番組データを再生する再生手段と、
    前記デジタル放送データに多重化された前記管理データを取得する取得手段と、
    現在時刻を計時する計時手段と、
    前記文字スーパーの表示回数を記憶する表示回数記憶手段と、
    前記再生手段による前記番組データの再生時に、前記取得手段により取得された前記管理データに規定される前記表示条件を満たすか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記表示条件を満たすと判断された場合にのみ、当該番組データに基づく再生映像に、前記文字スーパーデータに基づく文字スーパーを重畳して表示部に表示する表示手段と、
    を備え、
    前記判断手段は、前記表示モード指定データにより記録再生時条件付き表示モードが指定される場合において、
    前記条件内容指定データにより表示期間の制限が指定され、前記計時手段により計時された現在時刻が前記表示期間指定データにおける前記表示期間内である場合に、前記表示条件を満たすと判断し、
    前記条件内容指定データにより表示回数の制限が指定され、前記表示回数記憶手段により記憶された表示回数が前記表示可能回数指定データにおける前記表示可能回数以下である場合に、前記表示条件を満たすと判断し、
    前記条件内容指定データにより表示期間・表示回数の制限が指定され、前記計時手段により計時された現在時刻が前記表示期間指定データにおける前記表示期間内であり、且つ、前記表示回数記憶手段により記憶された表示回数が前記表示可能回数指定データにおける前記表示可能回数以下である場合に、前記表示条件を満たすと判断することを特徴とするデジタル放送システム。
  5. 番組データと、文字スーパーデータと、当該番組データの再生時における文字スーパーの表示条件を含む管理データと、が多重化されたデジタル放送データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信される前記デジタル放送データを記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録された前記デジタル放送データに多重化された前記番組データを再生する再生手段と、
    前記デジタル放送データに多重化された前記管理データを取得する取得手段と、
    前記再生手段による前記番組データの再生時に、前記取得手段により取得された前記管理データに規定される前記表示条件を満たすか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記表示条件を満たすと判断された場合にのみ、当該番組データに基づく再生映像に、前記文字スーパーデータに基づく文字スーパーを重畳して表示部に表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とするデジタル放送記録再生装置。
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