JP2009053610A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】回転軸の周面に付着したトナーなどの異物を効果的に排除できて導通不良を効果的に防止できる電気接点部を備えた画像形成装置を得る。
【解決手段】トナーが付着するおそれのある現像ローラなどを支持する回転軸14の周面に接触する電気接点板16を備えた画像形成装置。回転軸14の周面に対する電気接点板16の接触面には、回転軸14の回転方向Dに対して所定の角度で斜めに交差するトナー掻取り部17が形成されている。
【選択図】図3
【解決手段】トナーが付着するおそれのある現像ローラなどを支持する回転軸14の周面に接触する電気接点板16を備えた画像形成装置。回転軸14の周面に対する電気接点板16の接触面には、回転軸14の回転方向Dに対して所定の角度で斜めに交差するトナー掻取り部17が形成されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、画像形成装置、特に、トナーを用いて画像を形成する複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置においては、現像ローラ、感光体ドラム、帯電ローラ、転写ローラなどに所定の電流、電圧を供給するために、これらの回転体を支持する回転軸の周面に電気接点板を接触させていた。しかしながら、画像形成装置ではどうしても現像剤槽からのトナーの漏れが発生するために、このような接点機構では、回転軸の周面に付着したトナーが回転軸と電気接点板との間でフィルム状に溶着してしまい(フィルミング現象)、導通不良を生じるという問題点を有していた。フィルミング現象に至らなくても、回転軸と電気接点板の間に滞留したトナーが導電性を妨げることになる。
特許文献1,2には、複数の接点に圧接差を付けることが記載されている。しかし、単に圧接差を付けてもトナーのフィルミング現象までも解消することは困難である。また、特許文献3には、コイルばねに対して鋸歯状の接点を弾性的に当接させ、トナーや紙粉などのほこりを自動的にクリーニングすることが記載されている。しかし、特許文献3では、回転軸に付着したトナーの除去にまで言及することはない。
特開平10−302868号公報
特開2003−255780号公報
特開2005−017682号公報
そこで、本発明の目的は、回転軸の周面に付着したトナーなどの異物を効果的に排除できて導通不良を効果的に防止できる電気接点部を備えた画像形成装置を提供することにある。
以上の目的を達成するため、本発明は、
トナーを用いて画像を形成する画像形成装置において、
トナーが付着するおそれのある回転軸の周面に接触する電気接点板の接触面に、該回転軸の回転方向に対して所定の角度で斜めに交差するトナー掻取り部を形成したこと、
を特徴とする。
トナーを用いて画像を形成する画像形成装置において、
トナーが付着するおそれのある回転軸の周面に接触する電気接点板の接触面に、該回転軸の回転方向に対して所定の角度で斜めに交差するトナー掻取り部を形成したこと、
を特徴とする。
本発明に係る画像形成装置において、トナーが現像剤槽から漏れたりして回転軸に付着した場合、回転軸の周面に接触する電気接点板の接触面に形成されたトナー掻取り部によって、回転軸の周面と電気接点板の間から排除される。従って、回転軸の周面に付着したトナーが回転軸と電気接点板との間で滞留したりフィルミング現象を生じることがなく、導通不良が未然に防止されることになる。
本発明に係る画像形成装置において、前記トナー掻取り部は断面鋸歯形状であることが好ましい。また、トナーが付着するおそれのある回転軸としては、現像ローラ、感光体、帯電ローラ又は転写ローラなどを支持する軸を挙げることができる。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施例について、添付図面を参照して説明する。
(画像形成装置の概略構成、図1参照)
図1は、本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す。この画像形成装置1は、一つの感光体ドラム2上にY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)のトナー画像を順次形成して中間転写ベルト20上に1次転写して合成し、さらに、図示しない用紙上に2次転写するようにした、いわゆる4サイクルカラープリンタである。
図1は、本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す。この画像形成装置1は、一つの感光体ドラム2上にY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)のトナー画像を順次形成して中間転写ベルト20上に1次転写して合成し、さらに、図示しない用紙上に2次転写するようにした、いわゆる4サイクルカラープリンタである。
詳しくは、感光体ドラム2の周囲にはその回転方向(矢印A参照)に沿って、帯電チャージャ5、レーザ走査ユニット6、現像ユニット10、中間転写ベルト20、残留トナーのクリーニングブレード30などが配置されている。感光体ドラム2は、まず、帯電チャージャ5によって所定の電位に均一帯電され、図示しないコンピュータから転送された画像データに基づいてレーザ走査ユニット6によってYMCKの画像ごとに静電潜像が形成される。
現像ユニット10は、それぞれ現像ローラ13を内蔵した四つの現像剤槽12(12Y,12M,12C,12K)を備え、回転支軸11を中心に矢印B方向に間欠的に回転可能とされ、感光体ドラム2上に形成されたYMCKの静電潜像を対応する色のトナーを収容した現像剤槽12に設けた現像ローラ13によって現像する。
中間転写ベルト20は、駆動ローラ21、従動ローラ22、テンションローラ23、1次転写ローラ24,24に張り渡されて矢印C方向に回転可能とされ、2次転写ローラ25が接触している。前記現像ユニット10によって現像された感光体ドラム2上のトナー画像は、1次転写ローラ24,24の間で中間転写ベルト20上に1次転写される。YMCKの各トナー画像が中間転写ベルト20上に1次転写されて合成された後、図示しない給紙ユニットから給紙されてきた用紙(符号40は用紙通路を示す)がベルト20と2次転写ローラ25とのニップ部に搬送され、合成画像が用紙上に2次転写される。
トナー画像を2次転写された用紙は、図示しない定着ユニットでトナーの定着を施された後、プリンタ機外に排出される。なお、このような画像形成の各エレメントの構成や機能、画像形成プロセスは周知であり、詳細な説明は省略する。
(現像器の構成、図2参照)
図2は、各現像剤槽12内での現像ローラ13の周辺部を示す。現像ローラ13は、回転軸14を備え、該回転軸14によって矢印D方向に回転駆動され、かつ、回転軸14の端部から現像ローラ13に現像バイアスが印加される。回転軸14の周面には板金部材15にて保持された電気接点板16が所定の圧力で弾性的に接触しており、回転軸14に供給された現像バイアスは電気接点板16から板金部材15を介して除電シート18にも供給される。なお、板金部材15に図示しない電源を接続し、現像バイアスを板金部材15から除電シート18に供給するとともに、電気接点板16を介して回転軸14から現像ローラ13に供給するようにしてもよい。
図2は、各現像剤槽12内での現像ローラ13の周辺部を示す。現像ローラ13は、回転軸14を備え、該回転軸14によって矢印D方向に回転駆動され、かつ、回転軸14の端部から現像ローラ13に現像バイアスが印加される。回転軸14の周面には板金部材15にて保持された電気接点板16が所定の圧力で弾性的に接触しており、回転軸14に供給された現像バイアスは電気接点板16から板金部材15を介して除電シート18にも供給される。なお、板金部材15に図示しない電源を接続し、現像バイアスを板金部材15から除電シート18に供給するとともに、電気接点板16を介して回転軸14から現像ローラ13に供給するようにしてもよい。
(電気接点板の形状、図3及び図4参照)
図3及び図4に示すように、前記電気接点板16の接触面には、トナー掻取り部17が形成されている。このトナー掻取り部17は、断面が鋸歯形状をなし、回転軸14の回転方向(矢印D参照)に対して所定の角度θで斜めに交差している。
図3及び図4に示すように、前記電気接点板16の接触面には、トナー掻取り部17が形成されている。このトナー掻取り部17は、断面が鋸歯形状をなし、回転軸14の回転方向(矢印D参照)に対して所定の角度θで斜めに交差している。
現像剤槽12から漏れたトナーや紙粉などの異物Tが回転軸14の周面に付着すると、該異物Tは回転軸14の回転に伴って掻取り部17の先端エッジ部に搬送・当接し、該エッジ部によって回転軸14の周面から掻き取られ、掻取り部17の傾斜に従って矢印E方向に除去される。従って、回転軸14の周面に付着したトナーが回転軸14と電気接点板16との間で滞留したり、フィルミング現象を生じることが防止され、導通不良の発生を効果的に防止することができる。
ここで、掻取り部17の回転方向Dに対する所定の角度θとは、図4では45°程度を示したが、トナーなどの異物Tを排除できる角度として、20°〜85°の範囲に設定することができる。
(電気接点板の他の形状、図5参照)
図5に他の形状を備えた電気接点板16’を示す。この電気接点板16’は断面が逆U字形状をなすトナー掻取り部17’を複数箇所に回転軸14の回転方向(矢印D参照)に対して所定の角度で斜めに交差するように形成したものである。この電気接点板16’は掻取り部17’のエッジ部17a’によって回転軸14の周面に付着したトナーなどの異物を排除する。その作用効果は前記電気接点板16と同様である。
図5に他の形状を備えた電気接点板16’を示す。この電気接点板16’は断面が逆U字形状をなすトナー掻取り部17’を複数箇所に回転軸14の回転方向(矢印D参照)に対して所定の角度で斜めに交差するように形成したものである。この電気接点板16’は掻取り部17’のエッジ部17a’によって回転軸14の周面に付着したトナーなどの異物を排除する。その作用効果は前記電気接点板16と同様である。
(他の実施例)
なお、本発明に係る画像形成装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更できる。
なお、本発明に係る画像形成装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更できる。
例えば、画像形成装置は、前述した4サイクル方式以外に、四つの感光体を備えたタンデム方式であってもよく、あるいは、モノクロ画像を形成するプリンタ、複写機、ファクシミリであってもよい。
また、本発明において、電気接点板の接触面に形成したトナー掻取り部は必ずしも複数のエッジ部を備えている必要はないが、平行に配置した複数のエッジ部を備えていれば、トナーなどの異物の排除を確実に行うことができる。
また、電気接点板を設ける回転軸としては、周面にトナーが付着するおそれがあり、電流や電圧を供給するローラなどを支持するものとして、現像ローラの回転軸以外に、感光体ドラム、帯電ローラ又は転写ローラなどを支持する軸であってもよい。
1…カラープリンタ(画像形成装置)
2…感光体ドラム
10…現像ユニット
13…現像ローラ
14…回転軸
16,16’…電気接点板
17,17’…トナー掻取り部
2…感光体ドラム
10…現像ユニット
13…現像ローラ
14…回転軸
16,16’…電気接点板
17,17’…トナー掻取り部
Claims (3)
- トナーを用いて画像を形成する画像形成装置において、
トナーが付着するおそれのある回転軸の周面に接触する電気接点板の接触面に、該回転軸の回転方向に対して所定の角度で斜めに交差するトナー掻取り部を形成したこと、
を特徴とする画像形成装置。 - 前記トナー掻取り部は断面鋸歯形状であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記回転軸は、現像ローラ、感光体、帯電ローラ又は転写ローラのいずれかを支持する軸であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007222561A JP2009053610A (ja) | 2007-08-29 | 2007-08-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007222561A JP2009053610A (ja) | 2007-08-29 | 2007-08-29 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009053610A true JP2009053610A (ja) | 2009-03-12 |
Family
ID=40504721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007222561A Pending JP2009053610A (ja) | 2007-08-29 | 2007-08-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009053610A (ja) |
-
2007
- 2007-08-29 JP JP2007222561A patent/JP2009053610A/ja active Pending
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