JP2009052578A - 円すいころ軸受 - Google Patents
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Abstract
【課題】組立性の向上を図ることができて、長寿命化を達成することができる円すいころ軸受を提供する。
【解決手段】内輪21と、外輪22と、円すいころ23と、樹脂製の保持器24とを備えた円すいころ軸受である。内輪21の大径側に外径側へ突出して円すいころ23の大端面を受ける鍔部26を設けて、鍔部26から小径端に達する軌道面25を形成する。保持器24は、大径側環状部24aと、小径側環状部24bと、柱部24cとからなる樹脂製の保持器本体34と、大径側環状部24aから内径方向へ突出して内輪21の鍔部26に係合する係合部36とを備える。軸方向から見て係合部36の内径部39が対応する小径側環状部24bの係合部対応位置に、係合部用逃げ部45を設け、係合用逃げ部45を小径側環状部24bの外径部に設けられて外径側に開口する切欠部47にて構成した。
【選択図】図1
【解決手段】内輪21と、外輪22と、円すいころ23と、樹脂製の保持器24とを備えた円すいころ軸受である。内輪21の大径側に外径側へ突出して円すいころ23の大端面を受ける鍔部26を設けて、鍔部26から小径端に達する軌道面25を形成する。保持器24は、大径側環状部24aと、小径側環状部24bと、柱部24cとからなる樹脂製の保持器本体34と、大径側環状部24aから内径方向へ突出して内輪21の鍔部26に係合する係合部36とを備える。軸方向から見て係合部36の内径部39が対応する小径側環状部24bの係合部対応位置に、係合部用逃げ部45を設け、係合用逃げ部45を小径側環状部24bの外径部に設けられて外径側に開口する切欠部47にて構成した。
【選択図】図1
Description
本発明は、円すいころ軸受に関するものである。
自動車におけるエンジンの駆動力は、トランスミッション、プロペラシャフト、デファレンシャル、ドライブシャフトの何れか又は全てを含む動力伝達系を介して車輪に伝達される。
この動力伝達系では、シャフトを支持する軸受として、ラジアル荷重に対する負荷能力が高く、耐衝撃性にも優れる円すいころ軸受を使用する場合が多い。円すいころ軸受は、一般的には、図7に示すように、外周側に円すい状の軌道面1を有する内輪2と、内周側に円すい状の軌道面3を有する外輪4と、内輪2と外輪4との間に転動自在に配された複数の円すいころ5と、円すいころ5を円周所定間隔に保持する保持器6とを備える。
保持器6は、図8に示すように、一対の環状部6a、6bと、環状部6a、6bを連結する柱部6cとを備え、周方向に沿って隣合う柱部6c間に形成されるポケット6dに前記円すいころ5が収容される。
この円すいころ軸受では、円すいころ5と内外輪2,4の軌道面1、3とが線接触しており、内・外輪軌道面1、3およびころ中心Oが軸心P上の一点(図示せず)に一致するよう設計される。
このため、荷重が作用した場合には、円すいころ5がその大端側に押圧される。この荷重を受けるべく、内輪2の大径側には外径側へ突出する鍔部7が設けられている。また、この軸受を機械等に組込むまでの間に円すいころ5が小端側へ脱落しないようにするために、内輪2の小端側にも突出する鍔部8が設けられる。
車内空間の拡大化に伴いエンジンルームの縮小化、エンジンの高出力化、燃費向上のためのトランスミッションの多段化などが進む中、そこに使用される円錐ころ軸受の使用環境は年々厳しくなってきている。その使用環境の中で軸受の寿命を満足する為には、更なる軸受の長寿命化が必要であった。
上記背景に対して、ころ本数を増やすかころ長さを長くすることによって、同一寸法で負荷容量を現状よりも上げて、軸受の長寿命化を図ることができる。しかしながら、現在の構造では、前記したように、軸受組立上の理由により内輪にはその軌道面の小径側に鍔部(小鍔)8を設けていた。このため、円すいころ5の長さ寸法を大きくすることに対してこの鍔部8による規制がある。また、各円すいころ5は前記したように保持器6にて支持されて、周方向に沿って隣合う円すいころ5間に保持器6の柱部6cが介在されることになる。このため、ころ本数を増加されるころに対しても柱部6cによる規制がある。このように、従来においては負荷容量を上げるのに限界があった。
従来には、内輪において小径側の鍔部(小鍔)を省略したものがある(特許文献1)。内輪において小径側の鍔部を省略すれば、その省略した分だけ円すいころの軸方向長さを大きくとることができ、負荷容量の増加を図ることができる。
特開2002−54638号公報
しかしながら、内輪2において小径側の鍔部8を省略すれば、機械等に組込むまでの間に円すいころ5が小端側へ脱落する。そこで、前記特許文献1に記載のものでは、円すいころ5が落下しないように、大径側の鍔部7に係合する係合部14を保持器6に設けている(図9参照)。
ところが、前記特許文献1に記載の軸受はその保持器が鉄製であるので、係合部14を形成する場合、この係合部14を形成するための折曲工程を必要として、製造工程が増加して、製造コスト高となるとともに、製造時間が長くなる。また、鉄製保持器では摩耗粉が生じ、この摩耗粉によって潤滑性の低下を招くおそれがある。
なお、特許文献1に記載のものでは、前記したように、保持器は鉄製を前提として、このような軸受において、コンパクト化及び軽量化を図ることを主目的としている。
また、樹脂製の保持器を製造する場合には、通常、2金型合わせによる射出成形が行われる。このため、図9に示すように、係合部14の内端縁14aの径寸法を、小径側環状部6bの最大外径よりも大きく設定する必要がある。すなわち、係合部14の内径部(内端縁)14aを小径側環状部6bの外径端部9よりも外径側に位置させる必要がある。また、円すいころ軸受において、接触角(外輪の軌道面角度)が小さい設計の場合、必然的に軸方向ポケット寸法が小さくなる。このため、前記のように、2金型合わせによる射出成形を行う場合に、係合部の径寸法設計に制約を受けるようになる。場合によっては、係合部による係合構造が成立しなくなるおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みて、組立性の向上を図ることができて、長寿命化を達成することができる円すいころ軸受を提供する。
本発明の円すいころ軸受は、内輪と、外輪と、内輪と外輪との間に転動自在に配された複数の円すいころと、円すいころを円周所定間隔に保持する樹脂製の保持器とを備えた円すいころ軸受において、内輪の外径面の大径側にのみ前記円すいころを案内する鍔部を設け、前記保持器は、大径側環状部と、小径側環状部と、大径側環状部と小径側環状部とを連結する柱部とからなる樹脂製の保持器本体と、大径側環状部から内径方向へ突出して前記内輪の鍔部に係合する係合部とを備え、軸方向から見て係合部の内径部が対応する小径側環状部の係合部対応位置に、係合部用逃げ部を設け、この係合用逃げ部を前記小径側環状部の外径部に設けられて外径側に開口する切欠部にて構成することができる。
本発明の円すいころ軸受によれば、内輪の外径面の大径側にのみ前記円すいころを案内する鍔部を設け、従来において存在していた内輪の小径側の鍔部およびぬすみ部も省略したものである。このため、この省略する鍔部およびぬすみ部分だけ、軌道面を大きくとることができる。また、保持器に内輪の鍔部に係合する係合部を設けたので、円すいころが小端側へ脱落するのを防止できる。
軸方向から見て係合部と小径側環状部とが重なり合う部位があると、前記したように、2金型合わせによる射出成形ができないため、軸方向から見て、係合部の径方向寸法を短くする必要があった。そこで本発明では、小径側環状部の係合部対応位置に、係合部用逃げ部を設けることにより、係合部の径方向長さを長くした。このように係合部を長くしても、軸方向から見て係合部が小径側環状部と重なり合う部位がなく、成形金型を抜くことができて、2金型合わせによる射出成形が可能となる。
前記係合用逃げ部を前記小径側環状部の外径部に設けられて外径側に開口する切欠部にて構成することができる。これにより、この切欠部の深さ分だけ係合部の径方向寸法を長くすることができるため、係合部が内輪の鍔部から外れるのを防止することができる。
前記係合部用逃げ部を前記小径側環状部に設けた欠損部にて構成することができる。これにより、軸方向から見て係合部の内径部が対応する小径側環状部の係合部対応位置において、小径側環状部を省略することができて、係合部の径方向寸法を一層長くすることができるため、係合部が内輪の鍔部から外れるのを一層防止することができる。
前記係合部を周方向に沿って所定ピッチで配設することができる。
前記係合部の周方向幅が、軸方向から見て係合部が対応する位置のポケットの周方向幅よりも小とすることができる。すなわち、係合部の周方向寸法は、軸方向から見て係合部が対応するポケットの隣接する柱部間に収まる長さとされる。
前記鍔部の外径面に切欠部を設け、この切欠部に係合部が係止することができる。これによって、鍔部側への係合性の向上を図ることができる。
前記保持器に用いる樹脂をPPS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)とするのが好ましい。PPSとは、フェニル基(ベンゼン環)とイオウ(S)が交互に繰り返される分子構造を持った高性能エンジニアリングプラスチックである。結晶性で、連続使用温度は200℃〜220℃、高荷重(1.82MPa)での荷重たわみ温度が260℃以上と耐熱性に優れ、しかも引っ張り強さや曲げ強さが大きい。成形時の収縮率は0.3〜0.5%と小さいので寸法安定性が良く、また、難燃性や耐薬品性の点でも優れている。PPSは、架橋型、直鎖型、及び半架橋型の3種に大別できる。架橋型は低分子量ポリマーを架橋して高分子量化したもので、脆く、ガラス繊維で強化したものが中心である。直鎖型は重合段階で架橋工程を省略して高分子量化したもので靭性が高い。半架橋型は、架橋型と直鎖型の特性を併せ持つ特徴を有している。
本発明の円すいころ軸受では、従来において存在していた内輪の小径側の鍔部を省略したものである。このため、この省略する鍔部分、軽量化を図ることができる。さらに、省略した小径側の鍔部及びぬすみ部分だけ軌道面が大きくなり、これによって円すいころの軸心長さを長くでき、負荷容量を向上させることができて、長寿命化を達成することができる。また、保持器の係合部が内輪の鍔部に係合するので、円すいころの小端側への脱落を防止でき、内輪と円すいころと保持器とをアセンブリ(組立ユニット体)として取り扱うことができ、軸受全体の組立性(生産性)を向上することができる。
しかも、係合部用逃げ部を設けて係合部の径方向長さを長くすることができるため、組立時において保持器ところとの組合体が内輪から分離するのを防止することができ、組込性の向上を図って、この円すいころ軸受を安定して製造することができる。また係合部を長くしても、成形金型を抜くことができて、2金型合わせによる射出成形が可能となって前記保持器を確実に製造することができる。さらに、保持器が樹脂製であるので、摩耗による摩耗粉が生じず、摩耗粉によって潤滑性の低下を招くおそれがなくなって、長寿命化を図ることができる。
前記係合用逃げ部を切欠部にて構成すると、切欠部の深さ分だけ係合部の径方向寸法を長くすることができるため、係合部が内輪の鍔部から外れるのを防止することができて、製造性の向上を図ることができる。また、小径側環状部において切欠部分を省略することができて保持器の軽量化を図ることができるため、この保持器の用いられる円すいころ軸受の軽量化を図ることができる。さらに、切欠部を設けても小径側環状部は周方向に沿って連続する円環状となるため、保持器の強度を確保しつつ係合部の径方向寸法を長くすることができる。これにより、この保持器の用いられる円すいころ軸受は、長期にわたって安定した機能を発揮することができる。
前記係合用逃げ部を欠損部にて構成すると、係合部の径方向寸法を一層長くすることができるため、係合部が内輪の鍔部から外れるのを一層防止することができ、製造性の向上を一層図ることができる。また、小径側環状部において欠損部分を省略することができて、保持器の軽量化を一層図ることができ、さらには、材料費を節約することができて製造コストの低減を図ることができる。また、欠損部を設けても小径側環状部全体を省略するものではないため、強度的にも安定して保持器の機能を発揮することができる。
前記係合部を周方向に沿って所定ピッチで配設することができるため、係合部を所望の位置に設けることができ、保持器を容易に製造することができる。
係合部の周方向寸法を、軸方向から見て係合部が対応するポケットの隣接する柱部間に収まる長さとすると、樹脂製である保持器を成形する際に、係合部に影響されることなく、より確実に成形金型を抜くことができる。
前記鍔部の切欠部に係合部が係止することによって、係合部の鍔部側への係合性の向上を図ることができ、しかも、内輪の軽量化及びコンパクト化を図ることができる。
また、樹脂製保持器は鉄板製に比べ保持器重量が軽く、自己潤滑性があり、摩擦係数が小さいという特徴があるため、軸受内に介在する潤滑油の効果と相俟って、外輪との接触による摩耗の発生を抑えることが可能になる。また、樹脂製保持器は重量が軽く摩擦係数が小さいため、軸受起動時のトルク損失や保持器摩耗の低減に好適である。
この場合、油や高温、薬品に対して耐性が高いPPS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)を保持器に採用することで、この保持器が使用される軸受装置の寿命を伸ばすことができる。
以下本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施形態の円すいころ軸受を示し、この円すいころ軸受は、内輪21と、外輪22と、内輪21と外輪22との間に転動自在に配された複数の円すいころ23と、円すいころ23を円周所定間隔に保持する樹脂製の保持器24とを備える。
内輪21はその外径面に円すい状の軌道面25を有し、軌道面25の大径側に外径側へ突出する鍔部26が形成されている。すなわち、軌道面25は鍔部26から小径端まで形成され、従来の円すいころ軸受の内輪のように小径側に鍔部を有さない。軌道面25と鍔部26との間のコーナ部にはぬすみ部27を形成している。この場合の鍔部26は、円すいころ23を通じてかかるアキシャル荷重を受けて、円すいころ23を回転案内する大鍔である。また、従来において設けられている小鍔は、軸受回転中には特別な役割を果たすものでなく、このようなものを本発明では省略していることになる。
また、鍔部26の内面(つまり小径側の端面)26aは、軸受軸心Pと直交する平面に対して所定角度だけ傾斜している。すなわち、図1に示すように、内輪21の軌道面25に嵌合させた場合、ころ23の周壁23aが軌道面25に接触(当接)するとともに、円すいころ23の大端面23bが鍔部26の内面26aに接触(当接)するように、軌道面25と鍔部26の内面26aとが成す角度を、ころ23の周壁23aが成す角度に合わせている。
外輪22はその内径面に円すい状の軌道面30を有し、この軌道面30と内輪21の軌道面25とを、保持器24で保持された複数の円すいころ23が転動することになる。
このため、内輪21は、小径側に鍔部を有さないので、図1に示すように、円すいころ23の小端面23cを、内輪21の小径側端面21bに達するまで延ばすことができる。
また、保持器24は、図1や図2に示すように、樹脂製の保持器本体34と、係合部36とを備える。保持器本体34は、大径側環状部24aと、小径側環状部24bと、円周等配位置でころ中心O方向に延びて大径側環状部24aと小径側環状部24bとを連結する柱部24cとからなる。そして、周方向に沿って隣合う柱部24c、24cで仕切られたポケット24dに円すいころ23が回転自在に収容される。
大径側環状部24aは、大径の短円筒部からなり、短円筒部の軸方向外側に内径方向へ突出する係合部36が設けられる。この係合部36は、図3に示すように、周方向に沿って90度ピッチで配設される係止片にて構成される。小径側環状部24bには、軸方向から見て係合部36の内径部39が対応する係合部対応位置に、係合部用逃げ部45を設け、この係合用逃げ部45が周方向に沿って90度ピッチで4つ配設されている。すなわち、前記小径側環状部24bの外径部に、外径側に開口する切欠部47を設けて、この切欠部47を前記係合用逃げ部45としている。このため、切欠部47の深さ分だけ小径側環状部24bを省略することになる。この場合、軸方向から見て、係合部36の内径部39は、小径側環状部24bの最外径部50よりも内径側であって、小径側環状部24bの最内径部51よりも外径側に位置している。このため、後述する第2実施形態とは相違して、小径側環状部24bは周方向に連続する円環状となる。
切欠部47の周方向幅W1は、係合部36の周方向幅Wよりも大きく設定するとともに、軸方向から見て係合部36が対応する位置のポケット24dの周方向幅(最小幅寸法)W2よりも小さく設定している。すなわち、W<W1<W2としている。これにより、図3に示すように、係合部36の周方向寸法は、軸方向から見て係合部36が対応するポケット24dの隣接する柱部間に収まる長さとされる。
そして、内輪21の鍔部26の外径面26cの大径側に切欠部38を形成し、この切欠部38に前記係合部36を係合させる。ここで、係合とは、内輪21と円すいころ23と保持器24が組立状態を保てるような係合部36が内輪21の鍔部26に対してあり、保持器24が軸中心に対し中立状態では鍔部26に非接触であり、運転中には鍔部26に非接触もしくは、鍔部26に接触する場合は、係合部36の内径部39と鍔部26の切欠部38の底面が接触状態となることをいう。この場合、内輪21の鍔部26を外径面26cから深さH分だけ切欠いている。また、係合部36の外面40は、内輪21の大径側の端面21aよりも軸心方向外方へ突出しない。
ところで、保持器24は樹脂製保持器であり、合成樹脂材としてはPPS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)とするのが好ましい。PPSとは、フェニル基(ベンゼン環)とイオウ(S)が交互に繰り返される分子構造を持った高性能エンジニアリングプラスチックである。結晶性で,連続使用温度は200℃〜220℃、高荷重(1.82MPa)での荷重たわみ温度が260℃以上と耐熱性に優れ、しかも引っ張り強さや曲げ強さが大きい。成形時の収縮率は0.3〜0.5%と小さいので寸法安定性が良く、また、難燃性や耐薬品性の点でも優れている。PPSは、架橋型、直鎖型、半架橋型の3種に大別できる。架橋型は低分子量ポリマーを架橋して高分子量化したもので、脆く、ガラス繊維で強化したものが中心である。直鎖型は重合段階で架橋工程を省略して高分子量化したもので靭性が高い。半架橋型は,架橋型と直鎖型の特性を併せ持つ特徴を有している。
次に、この円すいころ軸受の組立方法を説明する。まず、保持器24の各ポケット24dにころ23を収容する。その後、保持器24の内周に内輪21を押し込み、さらに外輪22を軸方向に押し込みつつ各ころ23の外周に嵌合する。保持器24の係合部36は、弾性変形させることによって、切欠部38に係合させることができる。この際、係合部36と切欠部38との間には軸方向および半径方向に僅かな隙間があり、これより保持器24は軸方向および半径方向に僅かに移動可能である。
この円すいころ軸受を機械に組込むまでの間は、ころ23はその自重によって小端側に脱落しようとし、これに伴って保持器24にも同方向の押圧力が作用する。これに伴い、係合部36が内輪21に設けられた切欠部38と大端側から係合するため、保持器24のそれ以上の小端側への変位が規制される。この場合、ころ23は、その小端側への変位がポケット24dの内径辺によって規制されているため、ころ23の内輪21からの脱落を防止することが可能となる。
本発明の円すいころ軸受では、内輪21の外径面の大径側にのみ円すいころ23を案内する鍔部26を設け、従来において存在していた内輪の小径側の鍔部を省略したものである。このため、この省略する鍔部分、軽量化を図ることができる。さらに、省略した小径側の鍔部及びぬすみ部分だけ軌道面が大きくなり、これによって円すいころの軸心長さを長くでき、負荷容量を向上させることができて、長寿命化を達成することができる。また、保持器24に内輪21の鍔部26に係合する係合部36を設けたので、円すいころ23の小端側への脱落を防止でき、内輪21と円すいころ23と保持器24とをアセンブリ(組立ユニット体)として取り扱うことができ、軸受全体の組立性(生産性)を向上することができる。
小径側環状部24bの係合部対応位置に、係合部用逃げ部45を設けることにより、係合部36の径方向長さを長くしている。このように係合部36を長くしても、軸方向から見て係合部36が小径側環状部24bと重なり合う部位がなく、成形金型を抜くことができて、2金型合わせによる射出成形が可能となって保持器24を確実に製造することができる。しかも、係合部36の径方向長さを長くしているので、組立時において保持器24ところ23との組合体が内輪21から分離するのを防止することができ、組込性の向上を図って、この円すいころ軸受を安定して製造することができる。さらに、保持器24が樹脂製であるので、摩耗による摩耗粉が生じず、摩耗粉によって潤滑性の低下を招くおそれがなくなって、長寿命化を図ることができる。
前記係合用逃げ部45を前記小径側環状部24bの外径部に設けられて外径側に開口する切欠部47にて構成することができる。これにより、この切欠部47の深さ分だけ係合部36の径方向寸法を長くすることができるため、係合部36が内輪21の鍔部26から外れるのを防止することができて、組込性の向上を図ることができる。また、小径側環状部24bにおいて切欠部分を省略することができて保持器24の軽量化を図ることができるため、この保持器24の用いられる円すいころ軸受の軽量化を図ることができる。さらに、切欠部47を設けても小径側環状部24bは周方向に沿って連続する円環状となるため、保持器24の強度を確保しつつ係合部36の径方向寸法を長くすることができる。これにより、この保持器24の用いられる円すいころ軸受は、長期にわたって安定した機能を発揮することができる。
前記係合部36を周方向に沿って所定ピッチで配設しているため、係合部36を所望の位置に設けることができ、保持器を容易に製造することができる。
前記係合部36の周方向幅Wが、軸方向から見て係合部36が対応する位置のポケット24dの周方向幅W2よりも小とすることができる。すなわち、係合部36の周方向寸法Wは、軸方向から見て係合部36が対応するポケット24dの隣接する柱部間に収まる長さとされるため、樹脂製である保持器24を成形する際に、係合部36に影響されることなく、より確実に成形金型を抜くことができる。
鍔部26の切欠部38に係合部36が係止することによって、係合部36の鍔部側への係合性の向上を図ることができ、しかも、係合部36の内輪21の大径側における軸方向外方への突出を回避することができ、コンパクト化を図ることができる。
樹脂製保持器は軸受の組立において底広げ、かしめといった作業が不要となるため、所要の寸法精度を確保することが容易である。また、樹脂製保持器は鉄板製に比べ保持器
重量が軽く、自己潤滑性があり、摩擦係数が小さいという特徴があるため、軸受内に介在する潤滑油の効果と相俟って、外輪22との接触による摩耗の発生を抑えることが可能になる。また、樹脂製保持器は重量が軽く摩擦係数が小さいため、軸受起動時のトルク損失や保持器摩耗の低減に好適である。
重量が軽く、自己潤滑性があり、摩擦係数が小さいという特徴があるため、軸受内に介在する潤滑油の効果と相俟って、外輪22との接触による摩耗の発生を抑えることが可能になる。また、樹脂製保持器は重量が軽く摩擦係数が小さいため、軸受起動時のトルク損失や保持器摩耗の低減に好適である。
特に、油や高温、薬品に対して耐性が高いPPSを保持器24に採用しているので、この保持器24が使用される軸受装置の寿命を伸ばすことができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。この場合、図5や図6に示すように、小径側の環状部24bには、軸方向から見て係合部46の内径部53が対応する係合部対応位置に、係合部用逃げ部45を設け、この係合用逃げ部45が周方向に沿って90度ピッチで4つ配設されている。すなわち、前記小径側環状部24bにスリット状の欠損部52を設けて、この欠損部52を係合用逃げ部45としている。このため、軸方向から見て係合部46の内径部53が対応する小径側環状部24bの係合部対応位置において、小径側環状部24bを省略することになる。この場合、軸方向から見て、係合部46の内径部53は、保持器24の小径側環状部24bの最外径部50及び小径側環状部24bの最内径部51よりも内径側に位置する。
この欠損部52の周方向寸法(ポケット24dの最小幅寸法)W3は、係合部46の幅寸法Wよりも大きく設定している。すなわち、W<W3としている。これにより、図6に示すように、軸方向から見て係合部46の周方向寸法は、係合部46が対応するポケット24dの隣接する柱部間に収まる長さとされる。
そして、図4に示すように、内輪21の鍔部26の外径面26cの大径側に切欠部38を形成し、この切欠部38に前記係合部46を係合させる。この場合も、内輪21と円すいころ23と保持器24が組立状態を保てるような係合部46が内輪21の鍔部26に対してあり、保持器24が軸中心に対し中立状態では鍔部26に非接触であり、運転中には鍔部26に非接触もしくは、鍔部26に接触する場合は、係合部46の内径部53と鍔部26の切欠部38の底面が接触状態となる。この場合、内輪21の鍔部26を外径面26cから深さH1だけ切欠いている。ここで、H<H1である。すなわち、前記第1実施形態における内輪21の切欠部38の深さHよりも、第2実施形態における内輪21の切欠部38の深さH1を大としている。
なお、図4〜図6に示す円すいころ軸受において、図1〜図3の構成と同様のものについては、図1〜図3と同一符号を付し、その説明を省略する。このため、第2実施形態の円すいころ軸受においても、前記第1実施形態と同様の効果を有する。特に、係合部用逃げ部45を前記小径側環状部24bに設けた欠損部52にて構成している。これにより、軸方向から見て係合部46が対応する小径側環状部対応位置の小径側環状部24bを省略することができて、係合部46の径方向寸法を一層長くすることができるため、係合部46が内輪21の鍔部26から外れるのを一層防止することができ、製造性の向上を一層図ることができる。また、軸方向から見て係合部46が対応する小径側環状部対応位置の小径側環状部24bを省略することができて、保持器24の軽量化を一層図ることができ、さらには、材料費を節約することができて製造コストの低減を図ることができる。また、欠損部52を設けても小径側環状部24b全体を省略するものではないため、強度的にも安定して保持器24の機能を発揮することができる。
内輪21の切欠部38の深さH1を深くすることができるので、全ての円すいころ軸受にこの内輪21を適用することが出来、円すいころ軸受のコンパクト化を図ることができるとともに、より一層の軽量化を図ることができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば、係合部36、46を構成する係止片の数としては、4個に限らず、その増減は任意であるが、安定して円すいころ23の落下を防止する上で、周方向に沿って不等配で3個以上配置するのが好ましい。また、切欠部38として、実施形態では、内輪21の大径側の端面21aに開口しているが、この端面21aに開口させずに、鍔部26の外径面26cに形成される環状の凹溝にて構成してもよい。図3において、切欠部47の周方向幅W1とポケット24dの周方向幅(最小幅寸法)W2とを同一寸法としてもよい。また、図6において、係合部46の内径部53が、小径側環状部24bの最内径部51から突出する突出量は任意に設定でき、また、最内径部51の外径側に位置してもよい。
この円すいころ軸受は、従来から円すいこと軸受を用いることができる種々の部位に用いることができる。特に、自動車のデファレンシャルやトランスミッションに用いるのが、エンジンのトルクアップや多段化に対応できて好ましい。
21 内輪
22 外輪
23 円すいころ
24a 大径側環状部
24b 小径側環状部
24c 柱部
24 保持器
26 鍔部
34 保持器本体
36、46 係合部
36a 係止片
38 切欠部
39、53 内径部
45 係合用逃げ部
47 切欠部
50 最外径部
52 欠損部
W、W1、W2 周方向幅
22 外輪
23 円すいころ
24a 大径側環状部
24b 小径側環状部
24c 柱部
24 保持器
26 鍔部
34 保持器本体
36、46 係合部
36a 係止片
38 切欠部
39、53 内径部
45 係合用逃げ部
47 切欠部
50 最外径部
52 欠損部
W、W1、W2 周方向幅
Claims (6)
- 内輪と、外輪と、内輪と外輪との間に転動自在に配された複数の円すいころと、円すいころを円周所定間隔に保持する樹脂製の保持器とを備えた円すいころ軸受において、
内輪の外径面の大径側にのみ前記円すいころを案内する鍔部を設け、
前記保持器は、大径側環状部と、小径側環状部と、大径側環状部と小径側環状部とを連結する柱部とからなる樹脂製の保持器本体と、大径側環状部から内径方向へ突出して前記内輪の鍔部に係合する係合部とを備え、
軸方向から見て係合部の内径部が対応する小径側環状部の係合部対応位置に、係合部用逃げ部を設け、この係合用逃げ部を前記小径側環状部の外径部に設けられて外径側に開口する切欠部にて構成したことを特徴とする円すいころ軸受。 - 内輪と、外輪と、内輪と外輪との間に転動自在に配された複数の円すいころと、円すいころを円周所定間隔に保持する樹脂製の保持器とを備えた円すいころ軸受において、
内輪の外径面の大径側にのみ前記円すいころを案内する鍔部を設け、
前記保持器は、大径側環状部と、小径側環状部と、大径側環状部と小径側環状部とを連結する柱部とからなる樹脂製の保持器本体と、大径側環状部から内径方向へ突出して前記内輪の鍔部に係合する係合部とを備え、
軸方向から見て係合部の内径部が対応する小径側環状部の係合部対応位置に、係合部用逃げ部を設け、この係合用逃げ部を前記小径側環状部に設けた欠損部にて構成したことを特徴とする円すいころ軸受。 - 前記係合部を周方向に沿って所定ピッチで配設したことを特徴とする請求項1又は請求項2の円すいころ軸受。
- 前記係合部の周方向幅が、軸方向から見て係合部が対応する位置のポケットの周方向幅よりも小としたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項の円すいころ軸受。
- 前記鍔部の外径面に切欠部を設け、この切欠部に係合部が係止することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項の円すいころ軸受。
- 前記保持器に用いる樹脂をPPSとしたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項の円すいころ軸受。
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JP2007217128A JP2009052578A (ja) | 2007-08-23 | 2007-08-23 | 円すいころ軸受 |
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-
2007
- 2007-08-23 JP JP2007217128A patent/JP2009052578A/ja not_active Withdrawn
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