JP2009051143A - 記録装置および液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紫外線硬化型インクを用いて、連続した長尺の被記録媒体500に画像を記録できるインクジェット式記録装置100。
【解決手段】被記録媒体500を支持する支持ドラム300と、支持ドラム300の側方に配置された送り出しロール210から被記録媒体500を引き出す給送部200と、被記録媒体500を支持ドラム300の周面に沿わせる案内ローラ230、430と、支持ドラム300の側方に配置され、支持ドラム300の周面から被記録媒体500を巻き取る巻取り部400と、給送部200、支持ドラム300、案内ローラ230、430および巻取り部400を一体的に回転させる駆動モータ120と、支持ドラム300の周面上の被記録媒体500に向かって紫外線硬化型インクを吐出する記録ヘッド610と、被記録媒体500の表面に付着した紫外線硬化型インクに紫外線を照射する紫外線照射部620とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録装置および液体噴射装置に関する。より詳細には、紫外線硬化型インクを用いる記録装置および液体噴射装置に関する。
紫外線硬化型インクを用いて被記録媒体に画像またはパターンを形成する記録装置または液体噴射装置がある。紫外線硬化型インクは、紫外線を照射するまでは硬化が非常に遅く、紫外線を照射すると急速に硬化するという、印刷インクとして好ましい特性を有する。また、硬化にあたって溶剤を揮発、放散させることがないので環境負荷が小さいという利点もある。
更に、紫外線硬化型インクは、ビヒクルの組成により種々の被記録媒体に高い付着性を発揮すると共に、硬化した後は化学的にも物理的にも安定で、接着性、耐薬剤性、耐候性、耐摩擦性等が高く、屋外環境にも耐える等、優れた特性を有する。このため、紙、樹脂フィルム、金属箔等の薄いシート状の被記録媒体の他、光記録媒体のレーベル面、テキスタイル製品など、ある程度立体的な表面形状を有するものに対しても画像を形成できる。
紫外線硬化型インクを被記録媒体に付着させる方法としては、塗布、印刷等もあり得るが、刷版なしに任意の画像またはパターンを精度よく形成できるインクジェット式記録装置の利用も期待される。また、インクを吐出する記録ヘッドを移動させる主走査と、主走査方向に対して交差する方向に被記録媒体を移動させる副走査とを組み合わせる構造により、限られた寸法のノズルを用いて、長尺あるいは面積の広い被記録媒体に対しても任意の領域に画像が記録できる。
下記特許文献1には、インクジェット記録装置において、インクに紫外線硬化剤を含有させて、記録直後の記録面に紫外線を照射することにより、記録面の速乾性を向上させることが記載される。より具体的には、インクジェットプリンタにおいて、インクとして紫外線硬化型インクを使用して、記録ヘッドの主走査方向の両端に設置された紫外線ランプにより被記録媒体に付着させたインクを即座に硬化させて定着させることが記載される。
また、特許文献2および特許文献3には、紫外線照射により硬化するインクを吐出する記録ヘッドと、その記録ヘッドに連結された紫外線照射部とを有して、画像支持体、記録ヘッドおよび紫外線照射部が相対的に移動する画像形成装置に関する記載がある。ここに記載された画像形成装置では、入力されたデジタル画像を画像支持体上に複数の記録ヘッドのスキャンによって形成して、スキャン毎の紫外線照射によりインクを個々に硬化させる構造が記載される。更に、下記の特許文献4には、互いに色の異なる紫外線硬化型インクをノズルから吐出してカラー印刷をする記録装置において、色毎に個別に紫外線を照射することが記載される。
特開2004−155046号公報 特開2005−324443号公報 特開2005−125513号公報 特開2004−042548号公報
記録装置で採り取り扱われる被記録媒体の形態のひとつとして、所定の寸法に裁断された単票の他に、長尺の被記録媒体を巻き重ねて形成したロールがある。ロールを形成する媒体は、記録装置自体の寸法を大幅に越える長さを有して、ロールから引き出されて画像を形成された後に他のロールに巻き取られる。
このようなロール媒体は、異なる仕上がり寸法の記録物が混在する写真印刷機の他、粉状、粒状あるいは小型の商品を包装する製袋包装機に供給される筒状フィルム等がある。このような用途では、被包装物の品質の維持および表示に関連するので、被記録媒体に対する画像の記録品質が高いことが不断に求められる。
一方、インクジェット方式の記録装置では、吐出したインクを付着させる被記録媒体の位置決め精度が、形成される画像の品質に影響を及ぼす。このような観点からは、回転するドラムの表面に媒体を支持させる構造が優れていることが知られている。
しかしながら、ドラム支持面の長さはドラム寸法に応じて有限になる。また、記録装置が記録動作を実行する場合にドラムは回転している。このため、ドラム式の記録装置では、ロール媒体から媒体を連続的に供給または排出することができない。従って、ロール媒体への画像記録に関しては、ドラム式は適していないとされている。
上記課題を解決する目的で、本発明の第1の形態として、被記録媒体の表面に紫外線硬化型インクを付着させて画像を形成し、当該紫外線硬化型インクに紫外線を照射することにより画像を被記録媒体に対して固定する記録装置であって、被記録媒体を支持するドラムと、ドラムの軸方向についてドラムの一方の側方に配置され、長尺の被記録媒体を巻き重ねたロールを支持し、且つ、ロールから被記録媒体を引き出す送り出し部と、ドラムの軸方向についてドラムの両側方に配置され、ロールから引き出された被記録媒体をドラムの周面に沿わせる案内部と、ドラムの軸方向についてドラムの他方の側方に配置され、ドラムの周面に沿って走行した後の被記録媒体を巻き取る巻取り部と送り出し部と、ドラム、案内部および巻取り部を、ドラムの軸の回りに一体的に回転させる回転駆動部と、ドラムの周面上に位置する被記録媒体に向かって紫外線硬化型インクを吐出する記録ヘッドと、ドラムの周面上に位置する被記録媒体の表面に付着した紫外線硬化型インクに向かって紫外線を照射する紫外線光源とを備える記録装置が提供される。これにより、記録ヘッドおよび紫外線光源に対して回転するドラムにより支持しつつ、長尺な被記録媒体に対して連続的に画像を形成できる。
また、上記記録装置において、送り出し部は、ドラムの軸に対してロールの軸が傾斜するようにロールを支持し、案内部は、ドラムの周面において被記録媒体を螺旋状に走行させてもよい。これにより、送り出しロールから巻取りロールまでの被記録媒体の走行経路が短くなる。
更に、上記記録装置において、送り出し部は、ドラムの軸に対してロールの軸が直角をなすようにロールを支持し、案内部は、ドラムの周面において被記録媒体をドラムの軸と平行に走行させてもよい。これにより、回転する部分の幅を抑制して、記録装置全体の幅寸法の拡大を防止できる。また、ロールを装着した後に被記録媒体を走行経路に装填する場合の操作が簡明になる。
また更に、上記記録装置において、送り出し部は、ドラムの軸に対してロールの軸が同軸になるようにロールを支持し、案内部は、ドラムの周面において被記録媒体をドラムの軸と平行に走行させてもよい。これにより、回転する部分の径方向の寸法が大きくなることが防止される。
また更に、上記記録装置において、案内部は、送り出し部から引き出された被記録媒体の走行方向を、ドラムの軸と平行に転換させる案内ローラを含んでもよい。これにより、走行経路上で被記録媒体の屈曲状態が変化量を低減して、被記録媒体の搬送負荷を低減できる。
また更に、上記記録装置において、案内部は、被記録媒体をドラムの周面に押し付ける押圧ローラを備えてもよい。これにより、被記録媒体をドラムの表面に密着させて、より安定した状態で紫外線硬化型インクを付着させることができる。従って、形成される画像の品質を一層向上させることができる。
また更に、上記記録装置において、ドラムは、当該ドラムの表面に負圧を発生させて被記録媒体を吸着させる減圧部に結合されてもよい。これにより、ドラムの表面における被記録媒体の位置決めを確実にして、形成画像の品質をより一層向上させることができる。
また、本発明の第2の形態として、被液体噴射媒体の表面に紫外線硬化樹脂を含む液体を付着させてパターンを形成し、当該液体に紫外線を照射することによりパターンを被液体噴射媒体に対して固定する液体噴射装置であって、被液体噴射媒体を支持するドラムと、ドラムの軸方向についてドラムの一方の側方に配置され、長尺の被液体噴射媒体を巻き重ねたロールを支持し、且つ、ロールから被液体噴射媒体を引き出す送り出し部と、ドラムの軸方向についてドラムの両側方に配置され、ロールから引き出された被液体噴射媒体をドラムの周面に沿わせる案内部と、ドラムの軸方向についてドラムの他方の側方に配置され、ドラムの周面に沿って走行した後の被液体噴射媒体を巻き取る巻取り部と送り出し部、ドラム、案内部および巻取り部を、ドラムの軸の回りに一体的に回転させる回転駆動部と、ドラムの周面上に位置する被液体噴射媒体に向かって紫外線硬化樹脂を含む液体を吐出する液体噴射ヘッドと、ドラムの周面上に位置する被液体噴射媒体の表面に付着した紫外線硬化樹脂を含む液体に向かって紫外線を照射する紫外線光源とを備える液体噴射装置が提供される。これにより、液体噴射装置においても上記効果を享受できる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションも発明となり得る。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決に必須であるとは限らない。
図1は、ひとつの実施形態に係るインクジェット式記録装置100の構造を模式的に示す斜視図である。同図に示すように、このインクジェット式記録装置100は、水平な基盤110の上に形成される。
基盤110の側方端部近傍には、一対の支柱112が起立して、後述する回転部301の両端を回転自在に支持する。また、一方の支柱112の外側には、駆動モータ120が装着され、回転部301を回転駆動する。
更に、支柱112の互いに対向する面には、後述する給送部200および巻取り部400の駆動系240、440に駆動力を発生させるリングギア114が、回転軸124に対して同軸に配置される。リングギア114は、回転軸124を軸として支柱112に対して回転することができる。また、図示していない制動機構により、支柱112に対して固定することもできる。
回転部301は、その両端に一対の回転軸124を備え、支柱112により回転自在に支持される。また、一方の回転軸124は、支柱112の外側において従動ギア122を備え、駆動モータ120により回転駆動される。
また、回転部301は、従動ギア122が装着された側(図上では左側)から順に配列された、給送部200、支持ドラム300および巻取り部400を含む。これら給送部200、支持ドラム300および巻取り部400は相互に結合されて、回転軸124の回りを一体的に回転する。なお、支持ドラム300の中心軸は回転軸124と同軸上に配置される。
給送部200は、回転軸124に対して一体的に結合された、互いに平行な一対のフレーム202を構造材として形成される。フレーム202の内側には、回転軸124に対して直交する軸を有する送り出しロール210と、送り出しロール210から被記録媒体500を引き出す引き出し部220と、引き出された被記録媒体500を支持ドラム300に沿わせて送り出す複数の案内ローラ230とが配置される。また、フレーム202の外側には、引き出し部220の引き出し駆動ローラ222を回転駆動する駆動系240が形成される。
送り出しロール210は、芯の回りに長尺な被記録媒体500を巻き重ねて形成される。また、送り出しロール210は、フレーム202から回転自在に支持され、後述する引き出し部220が被記録媒体500を引き出すことを妨げない。ただし、引き出し部220による被記録媒体500の引き出し量を越えて送り出しロール210が回転すると被記録媒体500が弛むので、送り出しロール210の回転は軽く制動される。
引き出し部220は、送り出しロール210に対して平行に配置された引き出し駆動ローラ222と、引き出し駆動ローラ222に連れ回される引き出し従動ローラ224とを含む。引き出し駆動ローラ222は、後述する駆動系240を介して回転駆動される。また、引き出し従動ローラ224は、引き出し駆動ローラ222に向かって付勢される。
支持ドラム300の周面に沿って配置された案内ローラ230の各々は、支持ドラム300に向かってそれぞれ付勢される。これにより、引き出し部220から平坦な状態で引き出された被記録媒体500は、支持ドラム300の周面に向かって押し付けられて、支持ドラム300の円筒状の周面に沿って進行する。
給送部200に装備された駆動系240は、リングギア114に噛み合って回転する従動ギア242と、駆動シャフト244を介して従動ギア242の回転を伝達される駆動プーリ246とを含む。駆動プーリ246の回転は、ベルト248を介して、引き出し駆動ローラ222と、案内ローラ230のひとつとに伝達される。なお、図上では隠れているが、もう一方のフレーム202の下面にも同様の機構を設けることにより、引き出し駆動ローラ222および案内ローラ230を安定的に駆動できる。
駆動モータ120により回転部301が回転すると、上記のような構造を有する給送部200においては、駆動系240により駆動された引き出し部220により、被記録媒体500が送り出しロール210から引き出される。引き出された被記録媒体500は、案内ローラ230により支持ドラム300の周面上に沿わされて、図上の右方に向かって進行する。
なお、支持ドラム300の周面上では、紫外線硬化型インクを被記録媒体500に向かって吐出して付着させると共に、被記録媒体500に付着した紫外線硬化型インクに紫外線が照射される。このようなインクジェット式記録装置100の記録動作については、図2を参照して後述する。
上記のような給送部200に対して、巻取り部400は概ね対称的な構造を有する。即ち、巻取り部400も、回転軸124に対して一体的に結合された、互いに平行な一対のフレーム402を構造材として形成される。フレーム402の内側においては、支持ドラム300の他端(図上の右端)から順に、案内ローラ430、引き取り部420および巻取りロール410が配置される。また、フレーム402の外側には、駆動系440が配置される。
巻取り部400において、案内ローラ430の各々は、支持ドラム300に向かってそれぞれ付勢され、支持ドラム300の端部に至るまで被記録媒体500を周面に沿って走行させる。また、引き取り駆動ローラ422を含む引き取り部420は、円筒状の支持ドラム300に沿って走行して来た被記録媒体500を平坦に整形した後に巻取りロール410に向かって進行させる。
巻取りロール410は、引き取り部420から送り出された被記録媒体を巻き取って蓄積する。なお、このような機能に鑑みて、巻取りロール410は、送り出しロール210と異なり、後述するように被記録媒体500を巻き取る方向に回転駆動される。
巻取り部400に装備された駆動系440も、リングギア114に噛み合って回転する従動ギア442と、駆動シャフト444を介して従動ギア442の回転を伝達される駆動プーリ446とを含む。駆動プーリ446の回転は、ベルト448を介して、引き取り駆動ローラ422と、案内ローラ430のひとつとに伝達される。更に、上記のように、巻取り部400では、巻取りロール410も、ベルト448により回転駆動される。
駆動モータ120が動作して回転部301が回転すると、上記のような構造を有する巻取り部400においては、駆動系440により駆動された引き取り部420により、被記録媒体500が支持ドラム300から巻取りロール410に向かって引き取られる。引き取られた被記録媒体500は、巻取りドラム410に巻き取られて蓄積される。
なお、図1に示した実施形態では、支持ドラム300の周面上で、その周方向について略半分が被記録媒体500の支持に与る。また、送り出しロール210と支持ドラム300とは相対的に回転しない。従って、支持ドラム300は、半円柱状でも足りる。
図2は、上記のような被記録媒体500の走行系を有するインクジェット式記録装置100に装着できる記録部600の構造の一例を示す側面図である。同図に示すように、この記録部600は、基盤110から起立する脚部630の上に形成される。
即ち、脚部630の上には、記録ヘッド610が搭載されると共に、メインステー640が上方に向かって延在する。記録ヘッド610は、支持ドラム300に対向する面に、紫外線硬化型インクを吐出する多数の微細なノズルを有する。従って、支持ドラム300の周面上に被記録媒体500が存在するときに記録ヘッド610を動作させることにより、被記録媒体500の表面に紫外線硬化型インクを付着させることができる。
また、記録ヘッド610は、支持ドラム300の周面に支持された被記録媒体500に対向する面に、紫外線硬化型インクを吐出するノズルを有する。更に、ノズルは、インクジェット式記録装置100の主走査方向(後述)に交差する方向に複数配置され、1回の主走査について一定の幅の画像を形成する。
更に、メインステー640は、その上部において、支持ドラム300に向かって傾斜する。また、メインステー640には、支持ドラム300の径方向に沿って支持ドラム300に向かって延長された複数のサブステー642を装着される。
更に、サブステー642の各々の先端には、光源ユニット622、624、626が、ネジ644により装着される。従って、光源ユニット622、624、626は、支持ドラム300の周面に沿って、周方向に配列される。これにより、記録ヘッド610から吐出されて被記録媒体500に付着した直後の紫外線硬化型インクに対して紫外線を照射することができる。
なお、光源ユニット622、624、626の各々は、サブステー642に形成された長穴646に対してネジ644で固定されている。従って、ネジ644を緩めることにより、支持ドラム300に対する間隔を変更することができる。また、取り外して他の光源ユニット622、624、626と交換することもできる。
また、上記インクジェット式記録装置100の記録部600において使用できる光源ユニット622、624、626としては、メタルハライドランプ、キセノンランプ、カーボンアーク灯、ケミカルランプ、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ等をいずれも例示できる。より具体的には、Fusion System社製のHランプ、Dランプ、Vランプ等の市販されているものを用いることができる。更に、紫外帯域で発光するLEDを用いてランプユニットを形成することもできる。また、光源ユニット622、624、626は不可避に熱を発生するので、光源ユニット622、624、626の各々に放熱部を設ける他、強制的に冷却する冷却ファン等を設けることも好ましい。
以上のような構造を有する記録部600を備えたインクジェット式記録装置100は、以下のように稼働させる。まず、長尺な被記録媒体500を巻き重ねて形成した送り出しロール210を給送部200に装填する。次に、被記録媒体500の先端を、引き出し部220、支持ドラム300および案内ローラ230、430の間、引き取り部420と順次通過させた後、図示されていない巻取りロール410の芯に結合する。
上記のような準備をした後にインクジェット式記録装置100を稼働させると、給送部200、支持ドラム300および巻取り部400を含む回転部301全体が、回転軸124を軸として回転する。また、被記録媒体500の支持ドラム300に支持された部分の一部に対して、記録ヘッド610から紫外線硬化型インクが吐出される。更に、吐出されて被記録媒体500に付着した紫外線硬化型インクは、支持ドラム300の回転に従って、紫外線照射部620に対面する位置に移動するので、被記録媒体500に付着した紫外線硬化型インクに向かって紫外線が照射される。
これにより、支持ドラム300が一回転あるいはそれ以上回転する間に、被記録媒体500の走行方向について一定の幅を有する領域において、支持ドラム300の周方向については幅いっぱいに、紫外線硬化型インクにより形成された画像が形成されて固定される。次に、給送部200および巻取り部400が協働して、上記画像が形成された幅の分だけ、被記録媒体500を給送部200から巻取り部400に向かって移動させる。
以下、被記録媒体500への画像形成と移動とを繰り返すことにより、被記録媒体500の全幅および全長にわたって、紫外線硬化型インクにより形成された画像を連続的に形成できる。換言すれば、このインクジェット式記録装置100においては、支持ドラム300の回転方向が主走査方向であり、被記録媒体500の走行方向が副走査方向となる。これは、被記録媒体500の搬送方向が副走査方向となり、副走査方向と交差する主走査方向に記録部600が移動する多くの記録装置と異なる。
なお、上記の一連の動作において、回転部301は終始回転し続けている。従って、いったん回転し始めれば駆動モータ120の負荷は大きくない。一方、給送部200および巻取り部400は、支持ドラム300の長手方向について、記録ヘッド610におけるノズルの配列幅に対応する一定幅の画像が形成される毎に間欠的に動作する。
また、給送部200および巻取り部400の動作は、支柱112の側からリングギア114の回転を制動または開放することにより制御できる。即ち、リングギア114が支柱112に対して固定された状態で回転部301が回転した場合、回転部301側からみると、従動ギア242、442がリングギア114により回転駆動される。従って、引き出し駆動ローラ222、引き取り駆動ローラ422、巻取りロール410および案内ローラ230、430が回転駆動され、被記録媒体500が搬送される。
一方、支柱112から開放されたリングギア114は回転部301と共に回転するので、リングギア114の制動が解かれた場合、従動ギア242、442の回転駆動は停止される。従って、引き出し駆動ローラ222、引き取り駆動ローラ422、巻取りロール410および案内ローラ230、430の回転が停止して被記録媒体500も停止する。
また、記録ヘッド610が吐出する紫外線硬化型インクは、ビヒクル、光重合開始剤および顔料の混合物に、消泡剤、重合禁止剤等の補助剤を添加して調合される。ビヒクルは、光重合硬化性を有するオリゴマー、モノマー等を、反応性希釈剤により粘度調整して調合される。従って、インクを硬化させ目的で溶媒を揮発させることはない。
ビヒクルとしては、単官能あるいは多官能の重合性化合物が使用できる。より具体的には、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート等のオリゴマー(プレポリマー)を例示でき、インクとしての粘度を調整する反応性希釈剤もこれらの材料を用いることができる。
光重合開始剤としては、ベンゾフェノン系、ベンゾイン系、アセトフェノン系、チオキサントン系が広く用いられる。より具体的には、4−benzoyl−N,N,N−trimethyl benzene methaneannmonium chloride、2−hydroxy 3−(4−benzoyl−phenoxy)−N,N,N− trimethyl 1−propane annmonium chloride、4−benzoyl−N,N−dimethyl N−[2− (1−oxo−2−propenyloxy) ethyl] benzene methammonium bromide等、第4級アンモニウム塩型の水溶性有機物等を用いることができる。この種の光重合開始剤は、その組成に応じて、紫外線吸収特性、反応開始効率、黄変性等が異なるので、インクとしての色等に応じて使い分けられる。
重合禁止剤としては、ラジカル捕捉能力を有してラジカル重合を阻害する化合物であれば何れも使用できる。ただし、インクジェット式記録装置における吐出適性等を配慮すると、ハイドロキノン類、カテコール類、ヒンダードアミン類、フェノール類、フェノチアジン類、縮合芳香族環のキノン類から選択された少なくとも1種類以上の化合物が好ましい。
ハイドロキノン類としては、ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、1−o−2,3,5−トリメチルハイドロキノン、2−tert−ブチルハイドロキノン等を例示できる。カテコール類としては、カテコール、4−メチルカテコール、4−tert−ブチルカテコール等を例示できる。ヒンダードアミン類としては、テトラメチルピペリジニル基を有する化合物等を例示できる。
また、フェノール類としては、フェノール、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ピロガロール、没食子酸、没食子酸アルキルエステル等を例示できる。フェノチアジン類としては、フェノチアジン等を例示できる。前記縮合芳香族環のキノン類としては、ナフトキノン等を例示できる。
更に、重合禁止剤は、カーボンブラックまたは表面に重合防止官能基を導入した無機・有機微粒子であってもよい。重合防止官能基としては、例えば、ヒドロキシフェニル基、ジヒドロキシフェニル基、テトラメチルピペリジニル基、縮合芳香族環等を例示できる。
図3は、他の構造を有する被記録媒体500の搬送系を、給送部201について示す斜視図である。なお、この給送部201は、図1に示したインクジェット式記録装置100において、給送部200に換えて使用できる。
同図に示すように、この給送部201において、送り出しロール210は、支持ドラム300と同軸に水平に配置される。このため、被記録媒体500は、いったん手前側に引き出された後、それぞれが異なる角度で傾斜して配置された2つの案内ローラ250、260により走行方向を変えて、引き出し部220に導かれる。なお、傾斜した案内ローラ250、260を支持する目的で、フレーム202も前方に延長される。
なお、図示は省略したが、巻取り部400においても、被記録媒体500の走行経路は、上記の給送部201と対称に形成される。これにより、送り出しロール210、支持ドラム300および巻取り部400が、同軸に一列に配置される。
上記のような構造により、相対的に質量の大きな送り出しロール210を、回転部301の回転軸に近づけて、回転部301の回転モーメントを小さくすることができる。従って、駆動モータ120の負荷が軽くなる。また、大きな寸法と質量とを有する送り出しロール210および支持ドラム300を同軸に配置することにより、回転部301全体を小型化することもできる。
図4は、他の構造を有する回転部101を抜き出して示す図である。同図に示すように、この回転部101は、支持ドラム300の回転軸124に対して傾斜した回転軸を有する送り出しロール210および巻取りローラ410を有する。
即ち、回転部101は、支持ドラム300の回転軸124に対して傾斜して延在する支持部材214、414を、その側方端面に有する。送り出しロール210および巻取りローラ410は、これらの傾斜した支持部材214、414に対して、各々の回転軸が直交するように軸支される。
また、被記録媒体500の搬送経路上に配置される給送部200においても、送り出しロール210から被記録媒体500を引き出す引き出し駆動ローラ222は、送り出しロール210と平行に、支持部材214から軸支される。なお、図上では被記録媒体500に隠されるが、引き出し駆動ローラ222と平行な引き出し従動ローラ224も、併せて支持部材214から軸支される。
同様に、巻取り部400側の引き取り部420においても、支持ドラム300から被記録媒体500を引き取る引き取り駆動ローラ422は、巻取りロール410と平行に、支持部材414から軸支される。引き取り駆動ローラ422と平行な引き取り従動ローラ424も支持部材414から軸支される。
上記のような構造を有する回転部101において、送り出しロール210から給送部200により引き出された被記録媒体500は、支持ドラム300の外周面に対して螺旋状に巻き付けられた後、引き取り部420により引き取られて、巻取りローラ410に巻き取られる。このような構造によれば、被記録媒体500の搬送経路を屈曲させることがないので被記録媒体500にかかる負荷が軽くなる。
なお、このような回転部101を有するインクジェット式記録装置100においては、支持ドラム300により支持された被記録媒体500は、記録ヘッド610に対して傾斜する。従って、被記録媒体500に向かって記録ヘッド610から紫外線硬化型インクを吐出させる場合は、傾斜した被記録媒体500の傾斜に応じた制御が求められる。しかしながら、被記録媒体500の記録ヘッド610に対する傾斜は一定なので、記録ヘッド610の制御は、当業者にとって困難ではない。
以上、インクジェット式記録装置100を例に挙げて説明したが、上記のような記録装置または液体噴射装置の構造は、液晶ディスプレイ用カラーフィルタの製造における色材噴射装置、有機ELディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等の製造における電極形成装置にも利用できる。また、例えば、バイオチップ製造に使用する試料噴射ヘッド等にも応用できる。
また、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
実施形態のひとつに係るインクジェット式記録装置100の構造を示す斜視図である。 インクジェット式記録装置100の一部の部材を示す側面図である。 他の構造を有する被記録媒体500の搬送系を、給送部201について示す斜視図である。 他の構造を有する回転部101を抜き出して示す図である。
符号の説明
100 インクジェット式記録装置、101、301 回転部、110 基盤、112 支柱、114 リングギア、120 駆動モータ、122 従動ギア、124 回転軸、200、201 給送部、202、402 フレーム、210 送り出しロール、214、414 支持部材、220 引き出し部、222 引き出し駆動ローラ、224 引き出し従動ローラ、230、430、250、260 案内ローラ、240、440 駆動系、 242、442 従動ギア、244、444 駆動シャフト、246、446 駆動プーリ、248、448 ベルト、300 支持ドラム、400 巻取り部、412 従動プーリ、420 引き取り部、422 引き取り駆動ローラ、424 引き取り従動ローラ、500 被記録媒体、600 記録部、610 記録ヘッド、630 脚部、620 紫外線照射部、622、624、626 光源ユニット、640 メインステー、642 サブステー、644 ネジ、646 長穴

Claims (8)

  1. 被記録媒体の表面に紫外線硬化型インクを付着させて画像を形成し、当該紫外線硬化型インクに紫外線を照射することにより前記画像を前記被記録媒体に対して固定する記録装置であって、
    前記被記録媒体を支持するドラムと、
    前記ドラムの軸方向について前記ドラムの一方の側方に配置され、長尺の被記録媒体を巻き重ねたロールを支持し、且つ、前記ロールから被記録媒体を引き出す送り出し部と、
    前記ドラムの軸方向について前記ドラムの両側方に配置され、前記ロールから引き出された被記録媒体を前記ドラムの周面に沿わせる案内部と、
    前記ドラムの軸方向について前記ドラムの他方の側方に配置され、前記ドラムの周面に沿って走行した後の前記被記録媒体を巻き取る巻取り部と、
    前記送り出し部、前記ドラム、前記案内部および前記巻取り部を、前記ドラムの軸の回りに一体的に回転させる回転駆動部と、
    前記ドラムの周面上に位置する被記録媒体に向かって紫外線硬化型インクを吐出する記録ヘッドと、
    前記ドラムの周面上に位置する被記録媒体の表面に付着した紫外線硬化型インクに向かって紫外線を照射する紫外線光源と
    を備える記録装置。
  2. 前記送り出し部は、前記ドラムの軸に対して前記ロールの軸が傾斜するように前記ロールを支持し、前記案内部は、前記ドラムの周面において前記被記録媒体を螺旋状に走行させる請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記送り出し部は、前記ドラムの軸に対して前記ロールの軸が直角をなすように前記ロールを支持し、前記案内部は、前記ドラムの周面において前記被記録媒体を前記ドラムの軸と平行に走行させる請求項1に記載の記録装置。
  4. 前記送り出し部は、前記ドラムの軸に対して前記ロールの軸が同軸になるように前記ロールを支持し、前記案内部は、前記ドラムの周面において前記被記録媒体を前記ドラムの軸と平行に走行させる請求項1に記載の記録装置。
  5. 前記案内部は、前記送り出し部から引き出された前記被記録媒体の走行方向を、前記ドラムの軸と平行に転換させる案内ローラを含む請求項4に記載の記録装置。
  6. 前記案内部は、前記被記録媒体を前記ドラムの周面に押し付ける押圧ローラを備える請求項3から請求項5までのいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 前記ドラムは、当該ドラムの表面に負圧を発生させて前記被記録媒体を吸着させる減圧部に結合される請求項1に記載の記録装置。
  8. 被液体噴射媒体の表面に紫外線硬化樹脂を含む液体を付着させてパターンを形成し、当該液体に紫外線を照射することにより前記パターンを前記被液体噴射媒体に対して固定する液体噴射装置であって、
    前記被液体噴射媒体を支持するドラムと、
    前記ドラムの軸方向について前記ドラムの一方の側方に配置され、長尺の被液体噴射媒体を巻き重ねたロールを支持し、且つ、前記ロールから被液体噴射媒体を引き出す送り出し部と、
    前記ドラムの軸方向について前記ドラムの両側方に配置され、前記ロールから引き出された被液体噴射媒体を前記ドラムの周面に沿わせる案内部と、
    前記ドラムの軸方向について前記ドラムの他方の側方に配置され、前記ドラムの周面に沿って走行した後の前記被液体噴射媒体を巻き取る巻取り部と
    前記送り出し部、前記ドラム、前記案内部および前記巻取り部を、前記ドラムの軸の回りに一体的に回転させる回転駆動部と、
    前記ドラムの周面上に位置する被液体噴射媒体に向かって紫外線硬化樹脂を含む液体を吐出する液体噴射ヘッドと、
    前記ドラムの周面上に位置する被液体噴射媒体の表面に付着した紫外線硬化樹脂を含む液体に向かって紫外線を照射する紫外線光源と
    を備える液体噴射装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011005786A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Noritsu Koki Co Ltd 印刷装置のための紫外線光源取換工法
JP2012101759A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Honda Motor Co Ltd ハイブリッド車両
US20130215202A1 (en) * 2012-02-22 2013-08-22 Kevin David Koller Helical dryer path for a print substrate web

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