JP2009050129A - セーフティコントローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 メーカの側にあっては、端子台上の端子配置自由度になんらの制約を受けることがなく、ユーザの側にあっても、端子台上のスペースに無駄を生ずることなく、双方のタイプの入力デバイスに任意に対応可能としたセーフティコントローラを提供する。
【解決手段】 MPUが実行するユーザプログラム実行処理には、入力デバイス診断用のファンクションブロックであると解読されたことを条件として起動され、そのファンクションブロックで指定されるテスト端子から周期的なテストパルスを含むテスト信号を出力しながら、同ファンクションブロックで指定されるデバイス信号入力端子から入力されるデバイス信号中に、各周期毎に、一定の評価期間内にテストパルスが戻ってくるか否かに基づいて、当該入力デバイスが正常か異常かを診断する入力デバイス診断処理が含まれている。
【選択図】 図7

Description

この発明は、例えばIEC61508やEN規格等の安全規格を満足するセーフティコントローラに関する。
各種の安全規格を満足する入力デバイス(例えば、セーフティ非常停止押ボタンスイッチ、セーフティライトカーテン、セーフティ2ハンドスイッチ、セーフティドアスイッチ、セーフティシングルビームセンサ、ライトカーテン、セーフティ光電センサ等々を含む。以下、入力デバイスと言う)と各種の安全規格を満足する出力デバイス(例えば、セーフティリレー、セーフティコンタクタ等々を含む。以下、出力デバイスと言う)との間にあって、入出力デバイス間の信号のやり取りを安全に行うための装置としては、安全規格を満足するセーフティコントローラが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この種のセーフティコントローラは、端子台と、入出力回路と、入出力メモリと、ユーザプログラムメモリと、マイクロプロセッサ(以下、MPUと言う)とを有している。
ここで、端子台は、入力デバイスへと接続されるべき入力端子列、出力デバイスへと接続されるべき出力端子列、及びテスト対象デバイスへと接続されるべきテスト端子列とを有している。
入出力回路は、端子台の入力端子列から入力信号を内部に取り込む動作、端子台の出力端子列から出力信号を外部へと送出する動作、及び端子台のテスト端子列からテスト信号を外部へと送出する動作を行う。
入出力メモリは、入力端子列から内部に取り込まれる入力信号に相当する入力データ群、出力端子列から外部へと送出される出力信号に相当する出力データ群を格納する。
ユーザプログラムメモリは、予め用意されたファンクションブロック群の中から選択された1又は2以上のファンクションブロックを使用してユーザにより作成されたユーザプログラムを格納する。
MPUは、当該コントローラに必要な各種のシステム機能を実現するためのシステム処理とユーザプログラムメモリに格納されたユーザプログラムを構成する各ファンクションブロックを順次に読み出しては解読実行するユーザプログラム実行処理とを含む処理を実行する。例えば、MPUは当該コントローラに必要な各種のシステム機能を実現するためのシステム処理と、ネットワークを介する他の通信ノードとの通信やツール装置等との通信を実現する通信処理と、入出力メモリと入出力端子列との間で入出力回路を介して入出力データの更新を行う入出力更新処理と、ユーザプログラムメモリに格納されたユーザプログラムを構成する各ファンクションブロックを順次に読み出しては解読実行するユーザプログラム実行処理とを含む一連の処理をサイクリックに実行する。ここで、ユーザプログラム実行処理は、MPU自身が直接にファンクションブロックを実行する場合もあれば、MPUがファンクションブロックの実行機能が組み込まれたASICを介してファンクションブロックを実行する場合もある。なお、MPUの処理については、当該コントローラに必要な各種処理をサイクリックに直列的に実行する構成に代えて、各種処理を並列的に処理するものや、それぞれの処理を時分割に並列的に処理する構成とすることもできる。
入力デバイス、セーフティコントローラ、及び出力デバイスを含む制御システム全体の確実な動作を保証するために、MPUが実行するシステム処理には、入力デバイスのそれぞれが正常か異常かを診断するための入力デバイス診断処理が含まれている。これをセーフティコントローラにおける入力デバイス自己診断機能と言うこともある。
特開2004−297997号公報
一般に、この種の入力デバイス診断処理においては、特定のテスト端子からパルス(又は一定周期のパルス列)を送り出しながら、特定の入力端子から取り込まれる信号中に現れる戻りパルス(又は一定周期のパルス列)を監視し、戻りパルス(又は一定周期のパルス列)がパルス送出時点から起算される一定の評価時間(Tev)内に戻ってくるか否かに基づいて、その入力デバイスが正常か異常か(入力デバイス自体の短絡・断線、配線長の不適切等々)を評価すると言う診断手法が採用される。
例えば非常停止押ボタンスイッチ、ドアスイッチ、2ハンドスイッチ等のように、被検出物体の動きと物理的に連動して接点が開閉作動するスイッチを介して出力信号を生成するタイプ(いわゆる有接点タイプとも言う。以下、第1のタイプと言う)の入力デバイスの場合、特定のテスト端子と特定の入力端子との間に上記のスイッチが介在されるように配線した状態で、入力デバイスについての診断処理が実行される。すると、テスト端子から送出されたテストパルスは上記のスイッチとの配線およびスイッチ内の閉状態の接点とからなる通電路を経由して瞬時に入力端子へと戻されるから、当該入力デバイスが正常か異常かを診断するために必要な評価時間(Tev)は極めて短いものでなければならない。
これに対して、シングルビームセンサ、ライトカーテン、セーフティ光電センサ等のように、受光器側におけるチャタリング防止用のフィルタ処理、波形整形処理、二値化処理等々を順に経て作動し、内部処理結果に応じてトランジスタ等の半導体をオンオフ動作させることにより出力信号を生成するタイプ(以下、第2のタイプと言う)の入力デバイスの場合、特定のテスト端子は投光器側のテスト入力線に、また特定の入力端子は受光器側の制御出力線にそれぞれ接続された状態で、入力デバイス診断処理が実行される。すると、投光器側に与えられたパルスは、受光器側におけるフィルタ処理、波形整形処理、二値化処理を経ることにより、センサ内の各処理に要する時間分の遅れ時間(例えば、数10ms)の後、入力端子へと戻されるから、当該入力デバイスが正常か異常かを診断するために必要な評価時間(Tev)はかなり長いものでなければならない。
そのため、第1のタイプの入力デバイスと第2のタイプの入力デバイスとの双方に対応可能な従来のセーフティコントローラにあっては、それぞれのタイプの入力デバイス毎に専用のテスト端子群を端子台上に配置せねばならず、メーカ側における端子割付自由度を著しく制約することになる。さらにユーザ側にあっても、使用する入力デバイスの台数の事情によりいずれかのタイプの入力デバイスに対応するテスト端子群を使用し尽くしてしまうと、足りない状態となる。余ったテスト端子群は別のタイプの入力デバイス専用であって使用できないからである。例えば第2タイプのシングルビームセンサの使用台数が多く、シングルビームセンサ用のテスト端子列が足らなくなった場合に、シングルビームセンサを接点スイッチ用のテスト端子列に接続しても診断できなくなるという問題点がある。この場合にシングルビームセンサをさらに使用したいならば、さらに別にコントローラを購入せねばならず、コストアップに繋がるという問題点もあった。
この発明は、上述の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、メーカ側にあっては、端子台上の端子配置自由度になんらの制約を受けることがなく、ユーザ側にあっても、端子台上のスペースに無駄を生ずることなく、例えば接点開閉作動するようなタイプおよび内部処理に時間を要するタイプの双方の入力デバイスに任意に対応可能としたセーフティコントローラを提供することにある。
この発明のさらに他の目的並びに作用効果については、明細書の以下の記述を参照することにより、当業者であれば容易に理解されるであろう。
上述の技術的な課題は、以下の構成を有するセーフティコントローラにより悉く解決されるものと考えられる。
すなわち、この発明のセーフティコントローラは、以下の内容を有する端子台、入出力回路、入出力メモリ、ユーザプログラムメモリ、及びMPUを有している。
端子台は、入力デバイスへと接続されるべき入力端子列、出力デバイスへと接続されるべき出力端子列、及びテスト対象デバイスへと接続されるべきテスト端子列とを有している。
入出力回路は、端子台の入力端子列から入力信号を内部に取り込む動作、端子台の出力端子列から出力信号を外部へと送出する動作、及び端子台のテスト端子列からテスト信号を外部へと送出する動作を行う。
入出力メモリは、入力端子列から内部に取り込まれる入力信号に相当する入力データ群、出力端子列から外部へと送出される出力信号に相当する出力データ群を格納する。
ユーザプログラムメモリは、予め用意されたファンクションブロック群の中から選択された1又は2以上のファンクションブロックを使用してユーザにより作成されたユーザプログラムを格納する。なお、ユーザプログラムとは、当該コントローラの使用者(ユーザ)が作成するプログラムであり、入力デバイスのオンオフ状態をロジック演算しその演算結果に応じて出力デバイスのオンオフ状態を制御するためのI/O制御用プログラム、入力デバイスが正常な状態か否かを診断するための入力デバイス診断用プログラム等を含んでいる。
MPUは、当該コントローラに必要な各種のシステム機能を実現するためのシステム処理とユーザプログラムメモリに格納されたユーザプログラムを構成する各ファンクションブロックを順次に読み出しては解読実行するユーザプログラム実行処理とを含む処理を実行する。例えば、MPUは当該コントローラに必要な各種のシステム機能を実現するためのシステム処理と、ネットワークを介する他の通信ノードとの通信やツール装置等との通信を実現する通信処理と、入出力メモリと入出力端子列との間で入出力回路を介して入出力データの更新を行う入出力更新処理と、ユーザプログラムメモリに格納されたユーザプログラムを構成する各ファンクションブロックを順次に読み出しては解読実行するユーザプログラム実行処理とを含む一連の処理をサイクリックに実行する構成でもよい。なお、MPUの処理については、各種処理をサイクリックに直列的に実行する構成に代えて、各種処理を並列的に処理する構成や、それぞれの処理を時分割に並列的に処理とする構成とすることもできる。
そして、MPUにおける実行処理には、I/O制御用プログラムの実行処理、入力デバイス診断用プログラムの実行処理が含まれる。入力デバイス診断処理については、ユーザプログラム中から読み出されたファンクションブロックが、入力デバイス診断用のファンクションブロックであると解読されたことを条件として起動され、そのファンクションブロックで指定されるテスト端子から周期的なテストパルスを含むテスト信号を出力しながら、同ファンクションブロックで指定されるデバイス信号入力端子から入力されるデバイス信号中に、各周期毎に、一定の評価期間内にテストパルスが戻ってくるか否かに基づいて、当該入力デバイスが正常か異常かを診断する処理を行う。この入力デバイス診断処理は、例えば後述するように、ユーザがファンクションブロックを利用してプログラミングしたものであって、診断チェックのための内部処理に時間を要するタイプ、またはテスト信号が戻ってくるのに遅れ時間が生じるタイプの入力デバイスの診断処理が該当する。
このような構成によれば、ユーザプログラム中に入力デバイス診断用のファンクションブロックを組み込むと共に、このファンクションブロックにおいて、端子台上の任意の空き端子をテスト端子及びデバイス信号入力端子に指定すれば、ユーザプログラム実行処理に際して、それらの端子に関して入力デバイス診断処理が実行されるから、入力デバイス診断処理をシステム処理に含めて実行させる従来例とは異なり、メーカ側にあっては、端子台上の端子配置自由度になんらの制約を受けることがなく、ユーザ側にあっても、端子台上のスペースに無駄を生ずることなく、双方のタイプの入力デバイスに任意に対応可能となる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記MPUにおける実行処理には、ユーザプログラム中から読み出されたファンクションブロックが、診断結果補助出力用のファンクションブロックであると解読されたことを条件として起動され、そのファンクションブロックで指定される入力デバイス診断用のファンクションブロックの出力に基づいて所定の補助出力を生成する補助出力生成処理がさらに含まれていてもよい。
このような構成によれば、この診断結果補助出力用のファンクションブロックをユーザプログラム中にさらに組み込むことにより、入力デバイス診断用のファンクションブロックの出力を適宜に拡張することで、さらに、様々な補助出力を生成することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記入力デバイス診断用のファンクションブロックが、被診断入力デバイスの制御出力信号に相当するデバイス信号が入力されるべきデバイス信号入力端子と、評価済みのデバイス信号が出力されるべきデバイス信号出力端子と、被診断入力デバイスのテスト入力信号に相当するテスト信号が出力されるべきテスト信号出力端子と、被診断入力デバイスが正常か異常かを示す診断信号が出力されるべき診断信号出力端子とを有するものであり、かつ前記診断処理実行手段が、下記の構成を有する第1乃至第4の手段を含むものであってもよい。なおファンクションブロックが各端子を有するとは、例えば図7のようにファンクションブロックの端子が視覚的に画面上に結線表示されうることを意味する。
ここで、第1の手段は、デバイス信号入力端子から入力されるデバイス信号を監視すると共に、オン状態が所定オン時間を経過した時点を開始時点、オフ状態が所定オフ時間を経過した時点を終了時点とするテスト実行条件成立期間を検出する。
また、第2の手段は、第1の手段で検出されるテスト実行条件成立期間において、前記所定オフ時間よりも短いオン時間を有するテストパルスを周期的に含むようにしたテスト信号をテスト信号出力端子から送出する。
また、第3の手段は、デバイス信号入力端子から入力されるデバイス信号を監視すると共に、そのデバイス信号に重畳されて毎周期出現するテストパルスが、第2の手段から毎周期送出されるテストパルスから所定の評価期間内に出現するか否かに基づいて、当該デバイス信号の正常/異常をパルス周期毎に評価すると共に、その評価結果を周期単位で保持することで当該被診断入力デバイスが正常か又は異常かを示す診断信号を生成して診断信号出力端子から出力する。
さらに、第4の手段は、デバイス信号入力端子から入力されるデバイス信号からそれに重畳されたテストパルスを除去すると共に、これを診断信号でゲートする(論理演算する)ことで評価済みデバイス信号を生成してデバイス信号出力端子から出力する。
このような構成によれば、診断信号出力端子からは当該被診断入力デバイスが正常か又は異常かを示す診断信号が出力されると共に、デバイス信号出力端子からは評価済みデバイス信号が出力される。そのため、診断信号出力端子から出力される診断信号を適宜に利用することにより、当該被診断入力デバイスに関する異常時処理を実行させたり、あるいはデバイス信号出力端子から出力される評価済みデバイス信号を適宜に利用することにより、本来の出力遮断処理に供することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記入力デバイス診断用のファンクションブロックが、この種のコントローラが通常備える基本ファンクションブロックを適宜に組み合わせてなるロジックシンボル図をマクロ化することで実現されていてもよい。
このような構成によれば、被診断入力デバイスの特性により、評価時間等に変更の必要が生じたとしても、基本ファンクションブロックの組み替え乃至パラメータ変更程度の改変で対応することができるから、販売済み製品についても、システムプログラムを変更することなく、新たな入力デバイス診断用のファンクションブロックをメーカー側より提供することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記診断結果補助出力用のファンクションブロックが、入力デバイス診断用のファンクションブロックから出力される評価済みのデバイス信号が入力されるべき評価済みデバイス信号入力端子と、入力デバイス診断用のファンクションブロックから出力される診断信号が入力されるべき診断信号入力端子と、ラッチ処理済みの診断信号が出力されるべき診断信号出力端子と、異常時禁止処理済みの評価済みデバイス信号が出力されるべき評価済みデバイス信号出力端子とを少なくとも有するものであり、かつ前記補助出力生成処理が、下記の構成を有する第1及び第2の手段を含むものであってもよい。なおファンクションブロックが各端子を有するとは、例えば図7のようにファンクションブロックの端子が視覚的に画面上に結線表示されうることを意味する。
ここで、第1の手段は、診断信号入力端子から入力される診断信号が正常状態から異常状態に変化すると異常状態をラッチすると共に、評価済みデバイス信号入力端子から入力される評価済みデバイス信号がオフ状態からオン状態に変化すると異常状態のラッチが解除され、こうして得られる異常ラッチ状態又は異常ラッチ解除状態を示す診断信号を診断信号出力端子へと送出する。
また、第2の手段は、評価済みデバイス信号入力端子と評価済みデバイス信号出力端子との間にあって、診断信号が異常ラッチ解除状態のときには評価済みデバイス信号の通過を許容する一方、診断信号が異常ラッチ状態のときには評価済みデバイス信号の通過を禁止する。
このような構成によれば、診断信号出力端子からは、診断信号入力端子から入力される診断信号が正常状態から異常状態に変化すると、その後、評価済みデバイス信号入力端子から入力される評価済みデバイス信号がオフ状態からオン状態に変化するまで、継続的に異常状態を示す診断信号が出力され続けるから、この診断信号を利用することで異常表示等を行わせることができる。また、評価済みデバイス信号出力端子からは、診断信号が異常ラッチ状態のときに限り、評価済みデバイス信号が出力されるから、この評価済みデバイス信号を利用することにより、より信頼性の高いセーフティコントロールを実現することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記診断結果補助出力用のファンクションブロックが、この種のコントローラが通常備える基本ファンクションブロックを適宜に組み合わせてなるロジックシンボル図をマクロ化することで実現されていてもよい。
このような構成によれば、補助出力生成処理に変更の必要が生じたとしても、基本ファンクションブロックの組み替え乃至パラメータ変更程度の改変で対応することができるから、販売済み製品についても、システムプログラムを変更することなく、新たな診断結果補助出力用のファンクションブロックをメーカー側より提供することができる。
本発明によれば、ユーザプログラム中に入力デバイス診断用のファンクションブロックを組み込むと共に、このファンクションブロックにおいて、端子台上の任意の空き端子をテスト端子及びデバイス信号入力端子に指定すれば、ユーザプログラム実行処理に際して、それらの端子に関して入力デバイス診断処理が実行されるから、入力デバイス診断処理をシステム処理に含めて実行させる従来例とは異なり、メーカ側にあっては、端子台上の端子配置自由度になんらの制約を受けることがなく、ユーザ側にあっても、端子台上のスペースに無駄を生ずることなく、双方のタイプの入力デバイスに任意に対応可能となる。
以下に、この発明に係るセーフティコントローラの好適な実施の一形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明に係るセーフティコントローラのスタンドアロンモードにおけるシステム構成の一例を示す説明図が図1に、同セーフティコントローラのネットワーク接続モードにおけるシステム構成の一例を示す説明図が図2にそれぞれ示されている。
それらの図から明らかなように、本発明に係るセーフティコントローラ1は、各種の入力デバイス200と各種の出力デバイス300との間にあって、入出力デバイス間の信号のやり取りを安全に行うための装置として構成されている。この例では、入力デバイス200としては、セーフティシングルビームセンサ4a、セーフティ非常停止押ボタンスイッチ4b、セーフティライトカーテン4c、セーフティドアスイッチ4d、及びセーフティ2ハンドスイッチ4eが示されており、出力デバイス300としてはコンタクタ3aが示されている。
また、このセーフティコントローラ1は、図1に示されるスタンドアロンモードと、図2に示されるネットワーク接続モードとの何れにおいても使用することが可能とされている。
図1に示されるように、スタンドアロンモードとして使用される場合、セーフティコントローラ1にはUSB通信を介してツール装置として機能するネットワークコンフィグレータ2が接続される。
図2に示されるように、ネットワーク接続モードとして使用される場合には、セーフティコントローラ1に対して、1若しくは2以上のセーフティスレーブ5を接続することで、セーフティコントローラシステム400が構成され、セーフティコントローラ1とセーフティスレーブ5との間はセーフティIO通信で結ばれる。一方、スタンダードPLC(マスタ)6に対しても、1若しくは2以上のスタンダードスレーブ7が接続されることで、スタンダードコントローラシステム500が構成され、スタンダードPLC6とセーフティコントローラ1との間は通常IO通信で結ばれる。
セーフティコントローラ1のハードウェア構成を概略的に示すブロック図が図3に示されている。同図に示されるように、セーフティコントローラ1は、中央処理部(CPU)101、通信制御部102、USB制御部103、入出力回路104、及び端子台1aを含んで構成される。
端子台1aは、入力デバイス200へと接続されるべき入力端子列106、出力デバイス300へと接続されるべき出力端子列107、及びテスト対象デバイスへと接続されるべきテスト端子列105を含んで構成される。
入力回路104は、端子台1aの入力端子列106から入力信号を内部に取り込む動作、端子台1aの出力端子列から出力信号を外部へと送出する動作、及び端子台1aのテスト端子列105からテスト信号を外部へと送出する動作を行う。
CPU101は、マイクロプロセッサ(MPU)101a、システムプログラムメモリ101b、ユーザプログラムメモリ101c、IOメモリ101d、及びワークメモリ101eを含んで構成される。
IOメモリ101dは、入力端子列106から内部に取り込まれる入力信号に相当する入力データ群、出力端子列107から外部へと送出される出力信号に相当する出力データ群を格納する。ユーザプログラムメモリ101cは、あらかじめ用意されたファンクションブロック群の中から選択された1又は2以上のファンクションブロックを使用してユーザにより作成されたユーザプログラムを格納する。ユーザプログラムは、入力デバイスのオンオフ状態をロジック演算しその演算結果に応じて出力デバイスのオンオフ状態を制御するためのI/O制御用プログラム、入力デバイスが正常な状態か否かを診断するための入力デバイス診断用プログラム等を含む。
MPU101aは、システムプログラムメモリ101bに格納されたシステムプログラムをワークメモリ101eをワークエリアとして実行することにより、図5に示されるように、初期処理(ステップ101又は111)に続いて、当該コントローラに必要な各種のシステム機能を実現するためのシステム処理(ステップ102又は112)と、ネットワークを介する他の通信ノードとの通信やツール装置などとの通信を実現する通信処理(ステップ103又は113)と、IOメモリ101dと入出力端子列106,107との間で入出力回路104を介してIOデータの更新を行うIOリフレッシュ(入出力更新)処理(ステップ104又は114)と、ユーザプログラムメモリ101cに格納されたユーザプログラムを構成する各ファンクションブロックを順次に読み出しては解読実行するユーザプログラム実行処理(ステップ105又は115)とを含む一連の処理をサイクリックに実行する。なお、MPUの処理については、各種処理をサイクリックに直列的に実行する構成でなく、各種処理を並列的に処理する構成や、それぞれの処理を時分割に並列的に処理とする構成とすることもできるが、以下については一連の処理をサイクリックに実行する構成を例示する。また図5のステップ102や112では「システム処理(含、入力デバイス診断)」と書いているが、この入力デバイス診断は、システムプログラムとしての入力デバイス診断処理を行うことであり、ファンクションブロックを利用したユーザプログラムとしての入力デバイス診断用プログラム実行処理を含まない。つまり、ステップ112は例えば固有のテスト端子列における第1のタイプの入力デバイスに対する入力デバイス診断処理が該当する。
なお、図3において、通信制御部102はネットワークを介する他の通信ノードとの通信制御のために供される。また、USB制御部103はネットワークコンフィグレータとのUSB通信に供せられる。
ユーザプログラム実行処理の詳細フローチャートが図6に示されている。同図に示されるように、ユーザプログラム実行処理においては、ユーザプログラム101cに格納されたユーザプログラムを構成する各ファンクションブロック(FB)を順次に読み出しては(ステップ1051,1055,1058)、これを解読すると共に(ステップ1052)、その解読結果に応じてそれぞれ該当するFB実行処理を行うように構成されている。
そして、本発明においては、ユーザプログラム実行処理には、入力デバイスのオンオフ状態をロジック演算しその演算結果に応じて出力デバイスのオンオフ状態を制御するためのI/O制御用プログラムについての実行処理も、入力デバイスが正常な状態か否かを診断するための入力デバイス診断用プログラムについての実行処理も含んでいる。図6においては、特に、第2タイプの入力デバイスが正常な状態か否かを診断するための入力デバイス診断用プログラムについての実行処理について示している。ユーザプログラム中から読み出されたファンクションブロックが、入力デバイス診断用のファンクションブロック(この例では、シングルビームセンサ4aを診断するためのファンクションブロック)であると解読されたことを条件として起動され、そのファンクションブロックで指定されるテスト端子から周期的なテストパルスを含むテスト信号を出力しながら、同ファンクションブロックで指定されるデバイス信号入力端子から入力されるデバイス信号中に、各周期毎に、一定の評価時間内にテストパルスが戻ってくるか否かに基づいて、当該入力デバイス(シングルビームセンサ)が正常か異常かを診断する入力デバイス診断処理(ステップ1054)が含まれている。
本発明に係る入力デバイス診断用FBを含むセーフティコントロール用のユーザプログラムの一例を示すロジックシンボル図が図7に、また同ロジックシンボル図に対応するセーフティコントローラと各入出力デバイスとの結線の一例が図4にそれぞれ示されている。
図4に示されるように、セーフティコントローラの端子台1aには、4個のテスト端子T0〜T3と、16個の入力端子I0〜I15と、8個の出力端子O0〜O7と、2個の電源端子V1,V2と、2個のグランド端子G1,G2が設けられている。電源端子V1には直流電圧E1(例えば、+24V)が与えられ、電源端子V2にも直流電圧E2(例えば、+5V)が与えられる。
この例にあっては、テスト端子T0と入力端子I2との間には、非常停止押ボタンスイッチS1の第1の接点(線番11−12)を経由する通電路が形成されると共に、テスト端子T1と入力端子I3との間には、非常停止押ボタンスイッチS1の第2の接点(線番21−22)を経由する通電路が形成される。これにより、非常停止押ボタンスイッチS1の両接点に対してテストパルスによる診断処理が行われる。なお前述したように、この診断処理は、従前と同様に、システム処理(ステップ102又は112、図5参照)において実行される。
テスト端子T2と入力端子I0との間には、リセット用押ボタンスイッチS2の接点を経由する通電路が形成される。これにより、リセット用押ボタンスイッチS2に対するテストパルスによる診断処理が行われる。この診断処理についても、従前と同様に、システム処理(ステップ102又は112)において実行される。
テスト端子T3と入力端子I14との間には、2台のコンタクタKM1,KM2の補助接点KM1−NC,KM2−NCを経由する通電路が形成される。これにより、2台のセーフティコンタクタKM1,KM2に対するテストパルスによる診断処理が行われる。この診断処理は、従前と同様に、ユーザプログラムに組み込まれた所定のファンクションブロック(この例では、FB510)を実行(ユーザプログラム実行処理、図5のステップ105又は115)することによって実現される。
なお、それら2台のセーフティコンタクタのコイルKM1,KM2のそれぞれは、出力端子O7,O6とグランドGNDとの間に介在され、それらのコンタクタの主接点KM1,KM2は3相誘導モータMの通電路に直列に介在される。
一方、シングルビームセンサ4aに対する診断処理については、次のような結線に基づいて行われる。すなわち、投光器4a−1の24VDC線は電源端子V1に、0V線はグランドGNDにそれぞれ接続される。また、投光器4a−1のテスト入力線は汎用の出力端子O0に、受光器4aの制御出力線は汎用の入力端子I1にそれぞれ接続される。これにより、汎用入力端子I1及び汎用出力端子O0を使用して、テストパルスによる診断処理が行われる。
図7に示されるロジックシンボル図は、図4に示される結線図を前提としたものであって、両図で対応する入出力端子には共通の端子符号が付されている。同図において、FB501,503,510は何れも従前よりこの種のセーフティコントローラに用意された基本ファンクションブロックであって、その意味内容ないし機能は次のとおりである。
(FB501)
リセット用ファンクションブロックである。2つの条件入力が何れもONになった状態において、リセット信号が正しく入力されると、出力端子にONが出力される。このファンクションブロックを使用することにより、電源立ち上げ時、運転モード変更(アイドルモード→運転モード)時、又は入力デバイスからの信号がOFF→ONに変化した時などに制御対象となる機械装置が自動的に再起動することを防止できる。
(FB503)
非常停止押ボタンスイッチのモニタリング用ファンクションブロックである。監視している非常停止押ボタンスイッチからの入力がアクティブの場合には出力はONとなり、アクティブでない場合やファンクションブロックで異常を検出した場合は出力はOFFとなる。
(FB510)
外部デバイスモニタリング用のファンクションブロックである。入力信号と外部デバイスの状態を評価して、外部デバイスへの安全出力を行うファンクションブロックである。入力信号がOFFからONに変化した場合、出力1,2はOFFからONに変化する。このとき、フィードバック入力は、設定された時間以内にONからOFFに変化しなければならない。また、入力信号がONからOFFに変化した場合、出力1,2はONからOFFに変化する。このとき、フィードバック入力は、設定された時間以内にOFFからONに変化しなければならない。フィードバック入力が設定時間(最大フィードバック時間)以内に正常に変化しない場合、EDMエラーが発生し、出力1,2はOFFとなり、EDMエラーがONとなる。
これに対して、FB101は入力デバイス診断用のファンクションブロックであり、FB102は診断結果補助出力用のファンクションブロックである。これらのファンクションブロックFB101,FB102は何れも本発明と関連して新たに作成されたものであって、以下の意味内容乃至機能を有している。
(FB101)
入力デバイス診断用のファンクションブロックFB101は、センサの制御出力(デバイス信号)を入力するための1個の入力端子と、評価済みの制御出力信号を出力するための第1の出力端子と、テスト信号を外部へ出力するための第2の出力端子と、正常か異常かを示す診断信号を出力するための第3の出力端子とを有する。そして、第2の出力端子から周期的なテストパルスを含むテスト信号を出力しながら、入力端子から入力される制御出力中に、各周期毎に、一定の評価期間内にテストパルスが戻ってくるか否かに基づいて、当該シングルビームセンサが正常か異常かを診断し、診断信号を第3の出力端子から外部へと送出する。また、正常と評価された制御出力信号を第1の出力端子から外部へと出力する。ここでの一定の評価期間内とは、シングルビームセンサでのフィルタ処理時間、波形整形処理時間、二値化処理時間等のセンサ内部処理に要する遅れ時間を考慮した時間内に該当する。また、一定の評価期間とは、シングルビームがコントローラのテスト端子からテスト信号を受けてから、コントローラへテスト結果を返すまでに要する時間と同じ時間、またはそれより長い時間に設定するのが良い。
この例にあっては、ファンクションブロックFB101は、従来よりこの種のコントローラが通常備える基本ファンクションブロックを適宜に組み合わせてなるロジックシンボル図をマクロ化することで実現されている。なお、ファンクションブロックFB101の内部詳細については、後に図11を参照して詳細に説明する。
(FB102)
一方、診断結果補助出力用のファンクションブロックFB102は、ファンクションブロックFB101の第1の出力端子から出力される評価済み制御出力信号を入力するための第1の入力端子と、同ファンクションブロックFB101の第3の出力端子から出力される診断信号を入力するための第2の入力端子と、ローカル出力ユニットの所定出力端子からの信号を入力するための第3の入力端子と、異常時禁止処理済みの評価済み制御出力信号が出力されるべき第1の出力端子と、ラッチ処理済みの診断信号が出力されるべき第2の出力端子とを有する。そして、第2の入力端子から入力される診断信号が正常状態から異常状態に変化すると異常状態をラッチすると共に、第1の入力端子から入力される評価済み制御出力信号がOFF状態からON状態に変化すると異常状態のラッチが解除され、こうして得られる異常ラッチ状態又は異常ラッチ解除状態を示す診断信号を第2の出力端子へと出力する。また、診断信号が異常ラッチ解除状態のときには評価済み制御出力信号を第1の出力端子に出力する一方、異常ラッチ状態のときには評価済み制御出力信号を第1の出力端子から出力禁止する。この診断結果補助出力用のファンクションブロックFB102についても、この種のコントローラが通常備える基本ファンクションブロックを適宜に組み合わせてなるロジックシンボル図をマクロ化することで実現されている。なお、このファンクションブロックFB102の詳細については、後に図13を参照しながら詳細に説明する。
このように、本発明にあっては、新たに開発された2つのファンクションブロックFB101,FB102をユーザプログラム中に組み込むと共に、それぞれのファンクションブロックの入力端子及び出力端子に所望の外部入出力端子又は内部のファンクションブロックの端子を割り付けることによって、任意の汎用入出力端子を利用してシングルビームセンサの診断処理を行わせることができるのである。
ツール装置にて開かれたセーフティコントローラの入力端子設定用画面の説明図が図8に示されている。同図に示されるように、ツール装置にてセーフティコントローラの入力端子設定用画面を開き、入力端子I1(01)をファンクションブロックFB101の第1の入力端子(センサ入力1)に割り付けることによって、ファンクションブロックFB101に対する入力端子設定を行うことができる。
ツール装置にて開かれたセーフティコントローラの出力端子設定用画面の説明図が図9に示されている。同図に示されるように、ツール装置にてセーフティコントローラの出力端子設定用画面を開き、出力端子O0をファンクションブロックFB101の第2の出力端子(テストパルス出力1)に割り付けると共に、出力端子O1(01)をファンクションブロックFB102の第2の出力端子(エラー表示1)に割り付け、さらに出力端子O2(02)をファンクションブロックFB102の第1の出力端子に割り付けることによって、ファンクションブロックFB102の出力端子設定を完了することができる。
なお、ファンクションブロックFB101とファンクションブロックFB102との間の内部結線、及びファンクションブロックFB101とファンクションブロックFB501との間の内部結線については、従前通りツール装置を用いた配線操作によって行えばよい。
以上説明したツール装置における入出力端子設定用操作手順を示すフローチャートが図10に示されている。先にも説明したが、同図に示されるように、まずセーフティコントローラの端子設定画面を開き(ステップ201)、入力IN0端子の設定を行い(ステップ202)、出力OUT0端子の設定を行い(ステップ203)、最後に、設定の内容を、完成したプログラムと一緒に、セーフティコントローラにダウンロードする(ステップ204)。
入力デバイス診断用FBの内部構成を示すロジックシンボル図が図11に示されている。このロジックシンボル図は、先に説明したように、この種のコントローラが通常備える基本ファンクションブロックを適宜に組み合わせることによって構成されている。
より具体的には、このロジックシンボル図は、FB401、FB403、FB405、FB406、FB407、FB507、FB508、FB514からなる7種類の基本ファンクションブロックを組み合わせて構成されている。それらのファンクションブロックの意味内容及び機能については以下のとおりである。
(FB401)
NOT(反転)機能を有するファンクションブロックである。入力条件を反転して出力する。
(FB403)
OR(論理和)機能を有するファンクションブロックである。入力条件の論理和を出力する。
(FB405)
E−OR(排他的否定論理和)機能を有するファンクションブロックである。入力の排他的否定論理和を出力する。
(FB406)
リセットセットフリップフロップ機能を有するファンクションブロックである。入力をONにすると、ON状態が保持されて出力端子へと出力される。以後入力がONからOFFへと変化しても、出力のON状態は保持される。これに対して、リセット入力がOFFからONに変化すると、出力端子のON状態は解除され、OFFが出力される。
(FB407)
コンパレータ機能を有するファンクションブロックである。入力信号(最大8点)と、コンフィグレーションで設定した比較値とを比較し、全ての入力信号と設定値が一致したときに出力端子にONを出力する。出力端子の信号がONである期間に、入力信号が比較値と異なったとき、出力端子の信号はOFFとなる。
(FB507)
オフディレータイマとして機能するファンクションブロックである。オフディレー10ms単位のタイマとして動作する。設定範囲は、0ms〜300sとされる。
(FB508)
オンディレータイマとして機能するファンクションブロックである。オンディレー10ms単位のタイマとして動作する。設定範囲は、0ms〜300sとされる。
(FB514)
パルスゼネレータとして機能するファンクションブロックである。入力がONの間、出力にON/OFFを周期的に出力する。ON及びOFFの時間は10ms単位で、10ms〜3sの範囲で設定可能とされる。設定用ON時間が100ms、OFFとしたまま時間が500msとした場合、入力がONの間、ON時間100ms、OFF時間500msとなるパルスを繰り返し出力する。
図11のロジックシンボル図における各部の時系列信号変化を示す波形図が図12に示されている。同図に示されるように、外部からのセンサ入力信号(S1)は、第1の系統と第2の系統とに分岐された後、第1の系統の信号(S1)は、オフディレー時間TDoff(30ms)が設定されたオフディレータイマ(FB507)及びオンディレー時間TDon(50ms)が設定されたオンディレータイマ(FB508)を順に経由する結果、内部のテスト実行条件を示す信号(S2)は、外部からのセンサ入力信号(S1)の立ち上がりよりもTDon(50ms)遅れてON状態となる。
すると、パルスゼネレータ(FB514)が起動されて、ON時間Ton(20ms)及びOFF時間Toff(80ms)を有するパルス列を含むテスト信号(S3)が生成される。このテスト信号(S3)は出力端子O0からシングルビームセンサ4aの投光器4a−1のテスト入力線へと送り出される。
すると、同図(a)に示されるように、外部からのセンサ入力信号(S1)にはテストパルスを反転してなるOFFパルスが戻りパルスとして重畳され始める。一方、内部で生成したテスト信号(S3)は、インバータ(FB401)で反転されて、排他的否定論理和(FB405)の一方の入力へ供給され、さらにこの信号(S4)はオンディレータイマ(FB508)で20ms遅延された後、排他的否定論理和(FB405)の他方の入力へ与えられる。
すると、排他的否定論理和(FB405)の出力側には、評価時間Tev(40ms)を有するOFFパルスである評価信号(S5)が出力される。この評価信号(S5)は、コンパレータ(FB407)の一方の入力へと与えられると共に、このコンパレータ(FB407)の他方の入力には、外部からのセンサ入力信号(S1)がそのまま与えられる。
すると、コンパレータ(FB407)の出力側には、サイクル毎の評価結果となる信号(S6)が出力される。そして、このサイクル毎の評価結果を示す信号(S6)の立ち上がりでRSフリップフロップ(FB406)がセットされる結果、内部での最終評価結果を示す信号(S7)はONとなる。
何らかの原因で、本来存在するはずであるOFFパルスが、センサ入力信号(S1)から消失すると、サイクル毎の評価結果を示す信号(S6)からONパルスが消失する。すると、評価期間信号(S5)の立ち上がりと共に、RSフリップフロップ(FB406)はリセットされ、内部での最終評価結果を示す信号(S7)もOFFとなる。
内部のテスト実行条件を示す信号(S2)はコンパレータ(FB407)の第1の入力に与えられ、論理和(FB403)の出力はコンパレータ(FB407)の第2の入力に与えられ、内部での最終評価結果を示す信号(S7)はコンパレータ(FB407)の第3の入力へ与えられる。その結果、コンパレータ(FB407)の出力側には、評価済みの制御出力が現れる。一方、内部での最終評価結果を示す信号(S7)はインバータ(FB401)で反転された後、診断信号として出力される。これにより、図7に示されるファンクションブロック(FB101)の機能が実現される。
補助出力生成用FBの内部構成を示すロジックシンボル図が図13に、図13のロジックシンボル図における各部の時系列信号変化を示す波形図が図14にそれぞれ示されている。同図に示されるように、前段に位置するファンクションブロック(FB101)から出力される診断信号(S3)は、論理和(FB403)を経由して、RSフリップフロップ(FB406)に与えられる。そのため、診断信号(S3)がOFFからONに変化した時点で、RSフリップフロップ(FB406)がセットされ、これがインバータ(FB401)で反転されて、論理積(FB402)へ供給されるため、内部での評価結果を示す信号(S3)の立ち上がりと共に、評価されたセンサ信号(S1)の出力は強制的に禁止される。この禁止状態は異常期間の間継続される。
一方、論理和(FB403)の出力は、インバータ(FB401)及びオンディレー時間(600ms)を有するオンディレータイマ(FB508)を経由した後、リスタート(FB502)の入力に与えられる。一方、このリスタート(FB502)のリスタート入力には評価済みセンサ信号(S1)が与えられる。そのため、評価済みセンサ信号(S1)がOFFからONに復帰すると、この立ち上がりに応答して、エラー状態出力(ラッチ)(S4)はラッチを解除される。
こうして得られたRSフリップフロップ(FB406)の出力が信号(S4)として外部へ出力され、これを用いてエラー表示を行うことができる。一方、論理積(FB402)から出力される信号(S5)はエラー信号が混入されていないから、これを用いて確実な安全制御を行うことができる。このように、図13に示されるロジックシンボル図によれば、信頼性の高い制御出力信号(S5)及び表示用信号(S4)を補助出力として得ることができる。
以上、FB101及びFB102を実行することによって実現される入力デバイス診断処理の詳細を示すフローチャートが図15に示されている。同図に示されるように、この入力デバイス診断処理においては、入力信号がON状態となるのを待って(ステップ301YES)、テスト信号パターンを生成出力し(ステップ302)、その戻りテスト信号パターンと入力信号の比較により評価を行い(ステップ303)、その評価結果として、信号正常ON、信号正常OFF、エラーの3つへの振り分けを行う(ステップ304)。そして、エラーと評価された場合には、出力を強制的にOFFし、エラー発生を示す(ステップ306)。
最後に、入力デバイス診断用FBの動作を図16のタイムチャートに示す。
以上説明したように、この実施形態のセーフティコントローラによれば、従来システム処理(ステップ102,112)で実行された入力デバイス診断処理を、ユーザプログラム実行処理(ステップ105,115)で実行するようにしたため、図4に示されるように、端子台1a上には、4個のテスト端子(T0〜T3)の他には、汎用の入出力端子(I0〜I15、O0〜O7)を設けるだけで済み、これらを新たに設けたファンクションブロック(FB101,FB102)を用いて適宜に端子指定することにより、適当な空いている汎用入出力端子を使用して、シングルビームセンサ4aの診断を行うことができる。
すなわち、ユーザプログラム中に入力デバイス診断用のファンクションブロック(FB101)及び補助出力生成用のファンクションブロック(FB102)を組み込むと共に、これらのファンクションブロックにおいて、端子台上の任意の空き端子をテスト端子及び制御出力入力端子に指定すれば、ユーザプログラム実行処理に際して、それらの端子に関して入力デバイス診断処理が実行されるから、入力デバイス診断処理をシステム処理に含めて実行させる従来例とは異なり、メーカの側にあっては、端子台上の端子配置自由度に何ら制約を受けることがなく、ユーザの側にあっても、端子台上のスペースに無駄を生ずることなく、双方のタイプの入力デバイスに任意に対応可能となるのである。
なお、以上の実施形態においては、第1のタイプの入力デバイスである非常停止押ボタンスイッチ及びリセット用押ボタンスイッチについては、従前通りに、専用のテスト端子を使用してシステム処理(ステップ102,112)にて入力デバイス診断を行うように構成したが、これら第1のタイプの入力デバイスについても、診断用ファンクションブロックを介してユーザプログラム実行処理(ステップ105,115)にて実行するようにすれば、端子台上における入出力端子を全て汎用入出力端子として、その端子配置自由度を一層向上させることもできる。
また、以上の実施形態においては、評価期間に相当する評価時間Tevを生成するについて、図11に示されるように、パルスゼネレータ(FB514)の出力をインバータ(FB401)で反転後、さらにこれを2系統に分岐して、一方を排他的否定論理和(FB405)の一方の入力へ与え、他方をオンディレータイマ(FB508)を経由して20ms遅延させた後、排他的否定論理和(FB405)の他方の入力へと与えるという手法を採用したが、これは評価時間を得るための一例に過ぎないと理解すべきである。すなわち、評価期間Tevについては、基本ファンクションブロックの経時要素を利用して様々な手法により任意の長さのものを容易に作成できることは言うまでもない。
また、以上の実施例では、各ファンクションブロックをマイクロプロセッサで直接実行するように構成したが、ファンクションブロック実行処理を専用の実行回路が組み込まれたASICに委ねることができるは勿論である。
本発明によれば、入力デバイス診断処理をシステム処理に含めて実行させる従来例とは異なり、メーカの側にあっては、端子台上の端子配置自由度になんらの制約を受けることがなく、ユーザの側にあっても、端子台上のスペースに無駄を生ずることなく、双方のタイプの入力デバイスに任意に対応可能となる。
本発明に係るセーフティコントローラのスタンドアロンモードにおけるシステム構成の一例を示す説明図である。 本発明に係るセーフティコントローラのネットワーク接続モードにおけるシステム構成の一例を示す説明図である。 セーフティコントローラのハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。 本発明に係るセーフティコントローラと各入出力デバイスとの結線の一例を示す図である。 セーフティコントローラの処理全体を概略的に示すゼネラルフローチャートである。 ユーザプログラム実行処理の詳細フローチャートである。 セーフティコントロール用のユーザプログラムの一例を示すロジックシンボル図(入力デバイス診断用FBを含む)である。 ツール装置にて開かれたセーフティコントローラの入力端子設定用画面の説明図である。 ツール装置にて開かれたセーフティコントローラの出力端子設定用画面の説明図である。 ツール装置における入出力端子設定用操作手順を示すフローチャートである。 入力デバイス診断用FBの内部構成を示すロジックシンボル図である。 図11のロジックシンボル図における各部の時系列信号変化を示す波形図である。 補助出力生成用FBの内部構成を示すロジックシンボル図である。 図13のロジックシンボル図における各部の時系列信号変化を示す波形図である。 入力デバイス診断処理の詳細を示すフローチャートである。 入力デバイス診断用FBの動作を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 セーフティコントローラ
1a 端子台
2 ネットワークコンフィグレータ(ツール装置)
3a コンタクタ
4a セーフティシングルビームセンサ
4a−1 投光器
4a−2 受光器
4b セーフティ非常停止押ボタンスイッチ
4c セーフティライトカーテン
4d セーフティドアスイッチ
4e セーフティ2ハンドスイッチ
5 セーフティスレーブ
6 スタンダードPLC(マスタ)
7 スタンダードスレーブ
101 CPU
101a MPU
101b システムプログラムメモリ
101c ユーザプログラムメモリ
101d IOメモリ
101e ワークメモリ
102 通信制御部
103 USB制御部
104 入出力回路
105 テスト端子列
106 入力端子列
107 出力端子列
200 入力デバイス
300 出力デバイス
400 セーフティコントロールシステム
500 スタンダードコントロールシステム
T0〜T3 テスト端子
I0〜I15 入力端子
O0〜O7 出力端子
V1,V2 電源端子
G1,G2 グランド端子
E1,E2 直流電源
KM1,KM2 セーフティコンタクタ
M モータ
S1 非常停止押ボタンスイッチ
S2 リセット用押ボタンスイッチ
FB101 入力デバイス診断用ファンクションブロック
FB102 補助出力生成用ファンクションブロック

Claims (6)

  1. 入力デバイスへと接続されるべき入力端子列、出力デバイスへと接続されるべき出力端子列、及びテスト対象デバイスへと接続されるべきテスト端子列とを有する端子台と、
    端子台の入力端子列から入力信号を内部に取り込む動作、端子台の出力端子列から出力信号を外部へと送出する動作、及び端子台のテスト端子列からテスト信号を外部へと送出する動作を行う入出力回路と、
    入力端子列から内部に取り込まれる入力信号に相当する入力データ群、出力端子列から外部へと送出される出力信号に相当する出力データ群を格納するための入出力メモリと、
    予め用意されたファンクションブロック群の中から選択された1又は2以上のファンクションブロックを使用してユーザにより作成されたユーザプログラムを格納するためのユーザプログラムメモリと、
    当該コントローラに必要な各種のシステム機能を実現するためのシステム処理と、ネットワークを介する他の通信ノードとの通信やツール装置等との通信を実現する通信処理と、入出力メモリと入出力端子列との間で入出力回路を介して入出力データの更新を行う入出力更新処理と、ユーザプログラムメモリに格納されたユーザプログラムを構成する各ファンクションブロックを順次に読み出しては解読実行するユーザプログラム実行処理とを含む一連の処理をサイクリックに実行するMPUとを含み、
    前記ユーザプログラムMPUにおける実行処理には、
    ユーザプログラム中から読み出されたファンクションブロックが、入力デバイス診断用のファンクションブロックであると解読されたことを条件として起動され、そのファンクションブロックで指定されるテスト端子から周期的なテストパルスを含むテスト信号を出力しながら、同ファンクションブロックで指定されるデバイス信号入力端子から入力されるデバイス信号中に、各周期毎に、一定の評価時間内にテストパルスが戻ってくるか否かに基づいて、当該入力デバイスが正常か異常かを診断する入力デバイス診断処理が含まれている、ことを特徴とするセーフティコントローラ。
  2. 前記MPUにおけるユーザプログラム実行処理には、
    ユーザプログラム中から読み出されたファンクションブロックが、診断結果補助出力用のファンクションブロックであると解読されたことを条件として起動され、そのファンクションブロックで指定される入力デバイス診断用のファンクションブロックの出力に基づいて所定の補助出力を生成する補助出力生成処理がさらに含まれている、ことを特徴とする請求項1に記載のセーフティコントローラ。
  3. 前記入力デバイス診断用のファンクションブロックが、
    被診断入力デバイスの制御出力信号に相当するデバイス信号が入力されるべきデバイス信号入力端子と、
    評価済みのデバイス信号が出力されるべきデバイス信号出力端子と、
    被診断入力デバイスのテスト入力信号に相当するテスト信号が出力されるべきテスト信号出力端子と、
    被診断入力デバイスが正常か異常かを示す診断信号が出力されるべき診断信号出力端子とを有するものであり、かつ
    前記診断処理実行手段が、
    デバイス信号入力端子から入力されるデバイス信号を監視すると共に、オン状態が所定オン時間を経過した時点を開始時点、オフ状態が所定オフ時間を経過した時点を終了時点とするテスト実行条件成立期間を検出する第1の手段と、
    第1の手段で検出されるテスト実行条件成立期間において、前記所定オフ時間よりも短いオン時間を有するテストパルスを周期的に含むようにしたテスト信号をテスト信号出力端子から送出する第2の手段と、
    デバイス信号入力端子から入力されるデバイス信号を監視すると共に、そのデバイス信号に重畳されて毎周期出現するテストパルスが、第2の手段から毎周期送出されるテストパルスから所定の評価時間内に出現するか否かに基づいて、当該デバイス信号の正常/異常をパルス周期毎に評価すると共に、その評価結果を周期単位で保持することで当該被診断入力デバイスが正常か又は異常かを示す診断信号を生成して診断信号出力端子から出力する第3の手段と、
    デバイス信号入力端子から入力されるデバイス信号からそれに重畳されたテストパルスを除去すると共に、これを診断信号でゲートすることで評価済みデバイス信号を生成してデバイス信号出力端子から出力する第4の手段とを含む、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のセーフティコントローラ。
  4. 前記入力デバイス診断用のファンクションブロックが、この種のコントローラが通常備える基本ファンクションブロックを適宜に組み合わせてなるロジックシンボル図をマクロ化することで実現されている、ことを特徴とする請求項3に記載のセーフティコントローラ。
  5. 前記診断結果補助出力用のファンクションブロックが、
    入力デバイス診断用のファンクションブロックから出力される評価済みのデバイス信号が入力されるべき評価済みデバイス信号入力端子と、
    入力デバイス診断用のファンクションブロックから出力される診断信号が入力されるべき診断信号入力端子と、
    ラッチ処理済みの診断信号が出力されるべき診断信号出力端子と、
    異常時禁止処理済みの評価済みデバイス信号が出力されるべき評価済みデバイス信号出力端子とを少なくとも有するものであり、かつ
    前記補助出力生成処理が、
    診断信号入力端子から入力される診断信号が正常状態から異常状態に変化すると異常状態をラッチすると共に、評価済みデバイス信号入力端子から入力される評価済みデバイス信号がオフ状態からオン状態に変化すると異常状態のラッチが解除され、こうして得られる異常ラッチ状態又は異常ラッチ解除状態を示す診断信号を診断信号出力端子へと送出する第1の手段と、
    評価済みデバイス信号入力端子と評価済みデバイス信号出力端子との間にあって、診断信号が異常ラッチ解除状態のときには評価済みデバイス信号の通過を許容する一方、診断信号が異常ラッチ状態のときにきは評価済みデバイス信号の通過を禁止する第2の手段とを含む、ことを特徴とする請求項2に記載のセーフティコントローラ。
  6. 前記診断結果補助出力用のファンクションブロックが、この種のコントローラが通常備える基本ファンクションブロックを適宜に組み合わせてなるロジックシンボル図をマクロ化することで実現されている、ことを特徴とする請求項5に記載のセーフティコントローラ。
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