JP2009050049A - 電子機器の電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷回路の起動と充電回路の起動とが独立していても、充電回路に異常が生じた場合、負荷回路を起動させない電子機器の電源装置を実現することにある。
【解決手段】充電式電池または外部の電力源によって負荷回路を駆動し、外部の電力源で充電式電池の充電を行なう充電回路を有する電子機器の電源装置に改良を加えたものである。本装置は、充電式電池から負荷回路および外部の電力源から負荷回路への接続のオン、オフを負荷回路からの指示によって行なう電力供給用スイッチと、充電回路の異常を検知した場合、電力供給用スイッチを強制的にオフ状態にするラッチ回路とを有することを特徴とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、充電式電池または外部の電力源によって負荷回路を駆動し、外部の電力源で充電式電池の充電を行なう充電回路を有する電子機器の電源装置に関し、詳しくは、負荷回路の起動と充電回路の起動とが独立していても、充電回路に異常が生じた場合、負荷回路を起動させない電子機器の電源装置に関するものである。
持ち運び可能な可搬型の電子機器は、自機器を駆動するための電源装置を内蔵している。そして可搬型の電子機器の電源装置は、充電式電池(二次電池)を内蔵し、外部の電力源または内蔵する充電式電池によって負荷回路を駆動する。負荷回路とは、電源装置からみて負荷となる電子機器の本体部分(CPU、メモリ、表示画面等)である。また、電子機器の電源装置に外部の電力源が接続されている間、充電式電池への充電を行なう。このような可搬型の電子機器としては、例えば、小型の測定器、ノートパソコン、携帯電話機等である。
図3は、従来の電子機器の電源装置の構成を示した図である。
図3において、端子Piは、外部の電力源が接続される。ヒューズF1は、端子Piに接続される。サイリスタD1,ツェナーダイオードD2,抵抗R1は、端子Piに過電圧が印加された場合にヒューズF1を溶断させるための保護回路である。
充電式電池10は、充電回路20によって充電される。充電回路20は、保護回路21を有し、端子Piに接続される外部の電力源からヒューズF1を介して電力が供給され、この電力で充電式電池10を充電する。負荷回路30は、保護回路31を有し、外部の電力源または充電式電池10を電源として駆動する。ヒューズF2は、ヒューズF1と充電回路20の間に設けられる。
スイッチSW1は、ヒューズF1と負荷回路30との間に設けられる。スイッチSW2は、充電式電池10と負荷回路30との間に設けられる。スイッチSW1,SW2は、負荷回路30からの信号によって、両方同時にオン・オフされる。ダイオードD3は、スイッチS1と負荷回路30との間に設けられる。ダイオードD4は、スイッチSW2と負荷回路30との間に設けられる。すなわち、外部の電力源と充電式電池10は、ダイオードD3,D4によってオア接続され、一方の電力源が存在すれば負荷回路30は駆動される。
このような装置の動作を説明する。
負荷回路30が、スイッチSW1,SW2の両方をオンし、電子機器全体の電源がオンされる。負荷回路30を駆動する電力は、外部の電力源および充電式電池10の両方が接続されている場合、ダイオードD3,D4によって電圧の高い方の電力源から負荷回路30に電力が供給される。
また、外部の電力源が端子Piに接続されている場合、充電回路20が、外部の電力源から供給される電力で充電式電池10を充電する。一方、外部の電力源が端子Piに接続されていない場合、充電式電池10を電力源として負荷回路30が駆動され、充電式電池10への充電は行なわれない。
続いて電子機器を保護する動作を説明する。
まず、保護回路21の動作を説明する。保護回路21が、充電回路20への入力側、出力側、回路20内における複数の監視点の電圧レベル、充電式電池の電圧レベル等を監視し、監視している電圧値が所定の値を超えたりまたは下がった場合、回路20、電池10を異常と判断し、回路20に供給される電力を遮断し、電池10への充電も遮断する。
次に、保護回路31の動作を説明する。保護回路31が、充電回路20、負荷回路30への入力側、負荷回路30内の所定の監視点の電圧レベル等を監視し、監視している電圧値が所定の値を超えたりまたは下がった場合、負荷回路30を異常と判断し、スイッチS1、SW2をオフし、負荷回路30に供給される電力を遮断し、電子機器全体の電源をオフする。また、保護回路31が、電子機器全体の異常(充電回路20を含む)も監視し、異常を検知した場合、スイッチS1、SW2をオフする。
ヒューズF2の動作を説明する。
充電式電池10が短絡した場合、充電回路20が短絡した場合、保護回路21自体が故障した場合、保護回路21が異常を検出できず保護機能が動作しない場合等であっても、過大な電圧が充電回路20に供給され充電回路20が故障されることを防ぐ必要がある。そこで、過電圧が入力された場合、ヒューズF2が溶断して遮断することにより充電回路20を保護する。
ヒューズF1に関する動作を説明する。
ツェナーダイオードD2のツェナー電圧を超える過大電圧が、外部の電力源から端子Piに印加されるとツェナーダイオードD2に電流が流れる。そして、抵抗R1両端の電圧値がサイリスタD1のゲートオン電圧を超えると、サイリスタD1が導通状態になる。これによって、外部の電力源から供給される全ての電流が、端子PiからヒューズF1、サイリスタD1、グランドに流れ、ヒューズF1が溶断し、外部の電力源から電源装置を含む電子機器全体(充電回路20、負荷回路30等)への電力供給が完全に遮断される。
特開平5−333975号公報
このような充電式電池を内蔵した電源装置は、何重もの保護機能が設けられる。仕様に定められていない使用方法をユーザが行なった場合でも、感電や火災等の危険を回避するためであり、常にフェールセーフで電子機器の電源装置は設計される。
しかしながら、充電回路20は、スイッチSW1,SW2のオン・オフの状態(負荷回路30に異常が生じてスイッチSW1,SW2がオフ状態の場合も含む)にかかわらず外部の電力源が接続されることにより起動し充電を行なう。
一方の負荷回路30は、充電回路20の故障の有無に関わらず、スイッチSW1,SW2をオンすることにより起動する。また、外部の電力源が接続されず、充電式電池10のみの場合であっても充電回路20に故障等の異常の有無にかかわらず、スイッチSW2がオンされることにより負荷回路30は起動する。
そのためフェールセーフを考えた場合、充電回路20、負荷回路30のいずれか一方でも故障していた場合、例えば、充電器回路20のみの故障で負荷回路30が正常に起動可能であっても、負荷回路30の起動を行なってはならないが、上記のように負荷回路30の起動と充電回路20の起動とが独立しているため、負荷回路30が充電回路20の状態にかかかわらず起動してしまうという問題があった。
例えば、ヒューズF2が溶断して充電回路20が起動していない場合や充電回路20の保護回路21が動作していた場合であっても、負荷回路30がスイッチSW1、SW2をオンして負荷回路30内の電子機器全体を制御するCPU等が起動し、CPU等が充電回路20等の異常状態を検出するまで負荷回路30に電力が供給され続ける。つまり、充電回路20に故障等の異常があったとしても、負荷回路30が起動し、さらにCPU等が異常を検出するまでスイッチSW1,SW2をオフせず、異常の検出が遅れたり、検出ができない場合もあった。
そこで本発明の目的は、負荷回路の起動と充電回路の起動とが独立していても、充電回路に異常が生じた場合、負荷回路を起動させない電子機器の電源装置を実現することにある。
請求項1記載の発明は、
充電式電池または外部の電力源によって負荷回路を駆動し、前記外部の電力源で前記充電式電池の充電を行なう充電回路を有する電子機器の電源装置において、
前記充電式電池から前記負荷回路および前記外部の電力源から前記負荷回路への接続のオン・オフを前記負荷回路からの指示によって行なう電力供給用スイッチと、
前記充電回路の異常を検知した場合、前記電力供給用スイッチを強制的にオフ状態にするラッチ回路と
を有することを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、
前記外部の電力源から前記充電回路への接続のオン・オフを行なう充電回路用スイッチを有し、前記外部の電力源の電位が所定の値よりも低い場合に充電回路用スイッチをオフする下限電圧検出回路を有することを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、
ラッチ回路は、前記充電回路の異常を検知した場合、前記下限電圧検出回路の充電回路用スイッチを強制的にオフ状態にすることを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項1または3記載の発明において、
ラッチ回路は、前記外部の電力源から過電圧が印加された場合に前記電力供給用スイッチおよび前記充電回路用スイッチを強制的にオフ状態にすることを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、請求項2〜4のいずれかに記載の発明において、
下限電圧検出回路は、
ソース端子とゲート端子間が抵抗で接続されたpチャネル型のFETと、
アノードがグランドに接続され、カソードが前記FETのゲート端子に接続され、参照端子に入力される前記外部の電力源の電圧に基づいて前記FETのオン・オフを行なわせるシャントレギュレータと
を有することを特徴とするものである。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、
電力供給用スイッチは、
前記負荷回路からの信号および前記ラッチ回路からの信号がベース端子に入力され、エミッタ端子がグランドに接続されるnpn型のトランジスタと、
このトランジスタがオンした場合、前記負荷回路への接続をオンするFETと
を有することを特徴とするものである。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、
ラッチ回路は、
エミッタ端子がグランドに接続され、コレクタ端子が抵抗を介して前記外部の電力源または前記充電式電池に接続されるnpn型のトランジスタと、
コレクタ端子が前記npn型のトランジスタのベース端子に接続され、ベース端子が前記npn型トランジスタのコレクタ端子に接続され、エミッタ端子が前記外部の電力源または前記充電式電池に接続されるpnp型のトランジスタと
を有し、異常時に前記npn型のトランジスタおよび前記pnp型のトランジスタがオンされることを特徴とするものである。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の発明において、
ラッチ回路は、前記外部の電力源または前記充電式電池からの給電が終了するまで強制的なオフ状態を保持することを特徴とするものである。
本発明によれば以下の効果がある。
ラッチ回路が、充電回路で異常(充電回路内の監視点が過電圧またはグランド電位)が生じた場合、電力供給用スイッチを強制的にオフ状態にする。これにより、負荷回路の起動と充電回路の起動とが独立している場合でも、充電回路に異常が生じた場合、負荷回路が起動されない。従って、火災・感電等を防ぐことができる。
以下図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1、図2は、本発明の一実施例を示した構成図である。ここで、図3と同一のものには同一符号を付し、説明を省略する。図1は、ブロック図で模式的に示した構成図であり、図2は、詳細に示した構成図の一例である。
また、説明を容易にするため、外部の電力源から負荷回路30に電力が供給されるパス(端子Pi−ヒューズF1−スイッチSW1−ダイオードD3−負荷回路30)を第1のパスと呼ぶ。そして、充電式電池10から負荷回路30に電力が供給されるパス(充電式電池10−スイッチSW2−ダイオードD4−負荷回路30)を第2のパスと呼ぶ。また、スイッチSW1,SW2は、電力供給用スイッチに相当する。
図1、図2において、サイリスタD1,ツェナーダイオードD2,抵抗R1から構成される保護回路の代わりにラッチ回路40が設けられる。また、下限電圧検出回路50が、ヒューズF2と充電回路20との間に設けられる。下限電圧検出回路50は、ヒューズF2と充電回路20との接続をオン・オフする充電回路用スイッチSW3を有する。
ツェナーダイオードD10は、第1のパスとラッチ回路10との間に設けられ、アノードがラッチ回路40に接続される。ダイオードD11は、第1のパスとラッチ回路10との間に設けられ、カソードがラッチ回路40に接続される。ダイオード12は、充電式電池(+側)10とラッチ回路40との間に設けられ、カソードがラッチ回路40に接続される。すなわち、ラッチ回路40は、ダイオードD11,D12によって外部の電力源または充電式電池10にオア接続され、いずれか一方の電力源から給電される。
ラッチ回路40は、下記(1)〜(3)の場合等に、スイッチSW1,SW2、下限電圧検出回路50のスイッチSW3を強制的にオフして接続を遮断し、外部の電力源および充電式電池10が取り外されるまで、スイッチSW1〜SW3のオフ状態を保持(ラッチ)する。
ラッチ回路40がオフ状態をラッチするのは、(1)充電回路20、負荷回路30から異常を示す信号がラッチ回路40に入力された場合、(2)外部の電力源からツェナーダイオードD10を介してラッチ回路40に過電圧が印加された場合、(3)ヒューズF2が溶断した場合等である。
下限電圧検出回路50は、外部の電力源の電圧レベルが所定の値よりも低い場合、スイッチSW3をオフする。
続いて、図2を用いて詳細な説明をする。
制御線L3(1)は、負荷回路30がスイッチSW1,SW2のオン、オフを制御するためのものであり、直列接続の抵抗R2,R3と、直列接続の抵抗R4,R5とからなり、直列抵抗R2,R3と直列抵抗R4,R5とは並列に設けられる。
スイッチSW1は、pチャネル型のFETQ10,npn型のトランジスタQ11,抵抗R6を有する。FETQ10は、第1のパス上に設けられ、ソース端子がヒューズF1に接続され、ドレイン端子がダイオードD3のアノードに接続される。抵抗R6は、FETQ10のゲート端子とソース端子間に設けられる。トランジスタQ11は、コレクタ端子がFETQ10のゲート端子に接続され、ベース端子が制御線L3(1)の直列抵抗R2,R3の間に接続され、エミッタ端子がグランドに接続される。
スイッチSW2は、pチャネル型のFETQ12,npn型のトランジスタQ13,抵抗R7を有する。FETQ12は、第2のパス上に設けられ、ソース端子が充電式電池10に接続され、ドレイン端子がダイオードD4のアノードに接続される。抵抗R7は、FETQ12のゲート端子とソース端子間に設けられる。トランジスタQ13は、コレクタ端子がFETQ12のゲート端子に接続され、ベース端子が制御線L3(1)の直列抵抗R4,R5の間に接続され、エミッタ端子がグランドに接続される。
ラッチ回路40は、抵抗R12〜R15,pnp型のトランジスタQ14,npn型のトランジスタQ15を有する。
トランジスタQ14は、エミッタ端子がダイオードD11,D12のカソードに接続され、コレクタ端子がツェナーダイオードD10のアノードに接続される。
トランジスタQ15は、コレクタ端子が抵抗R12を介してトランジスタQ14のベース端子に接続されると共に抵抗R13を介してダイオードD11,D12のカソード(つまり、抵抗R13を介してトランジスタQ14のエミッタ端子)に接続され、ベース端子が抵抗R14を介してトランジスタQ14のコレクタ端子に接続され、エミッタ端子がグランドに接続される。抵抗R15は、トランジスタQ14のコレクタ端子とグランド間に設けられる。
ここで、トランジスタQ14のエミッタ端子を電位点V0とし、トランジスタQ14のコレクタ端子を電位点V1とし、トランジスタQ15のコレクタ端子を電位点V2とする。
また、ラッチ回路40は、制御線L4(1)〜L4(4)を有する。制御線L4(1)は、トランジスタQ15のコレクタ端子とスイッチSW1のトランジスタQ11のベース端子とを接続し、ダイオードD13を有する。制御線L4(2)は、トランジスタQ15のコレクタ端子とスイッチSW2のトランジスタQ13のベース端子とを接続し、ダイオードD16を有する。制御線L4(3)は、トランジスタQ15のコレクタ端子と下限電圧検出回路50とを接続し、ダイオードD15を有する。制御線L4(4)は、トランジスタQ15のコレクタ端子と下限電圧検出回路50とを接続し、ダイオードD14を有する。
すなわち、制御線L4(1)〜L4(4)それぞれの一端は、トランジスタQ15のコレクタ端子に接続され、電位点V2の電圧レベルによって制御信号が伝送される。また、ダイオードD13,D15,D16のカソードおよびダイオードD14のアノードは、トランジスタQ15のコレクタ端子に接続される。
下限電圧検出回路50は、抵抗R8,R10,R11,pチャネル型のFETQ16、シャントレギュレータU10を有する。抵抗R8は、FETQ16のゲート端子とソース端子間に設けられる。直列接続された抵抗R10、R11は、ヒューズF2とグランド間に設けられ、抵抗R10と抵抗R11の接続点は、制御端子L4(3)に接続される。
トランジスタQ16は、充電回路用スイッチSW3であり、ソース端子がヒューズF2に接続されると共に制御線L4(4)を介してラッチ回路40のトランジスタQ15のコレクタ端子に接続され、ドレイン端子が充電回路20に接続される。
シャントレギュレータU10は、アノードがグランドに接続され、カソードがFETQ16のゲート端子に接続され、基準電圧用の参照端子が制御線L4(3)を介してラッチ回路40のトランジスタQ15のコレクタ端子に接続される(つまり、参照端子は、直列抵抗R10,R11の間に接続される)。
充電回路20からの制御線L2(1)は、ラッチ回路40のトランジスタQ14のコレクタ端子に接続され、ダイオードD17を有する。また、充電回路20からの制御線L2(2)は、ラッチ回路40のトランジスタQ15のコレクタ端子に接続され、ダイオードD18を有する。
負荷回路30からの制御線L3(2)は、ラッチ回路40のトランジスタQ14のコレクタ端子に接続され、ダイオードD19を有する。また、負荷回路30からの制御線L3(3)は、ラッチ回路40のトランジスタQ15のコレクタ端子に接続され、ダイオードD20を有する。
ダイオードD17,D19のカソードは、トランジスタQ14のコレクタ端子に接続される。また、ダイオードD18,D20のアノードは、トランジスタQ15のコレクタ端子に接続される。
これらのダイオードD13〜D20は、各制御線L2(1)、L2(2)、L3(2),L3(3)、L4(1)〜L4(4)の接続をオン・オフし、制御信号を伝送させるスイッチ素子とみなせる。
なお、図2では、制御線L2(1)、L2(2)、L3(2),L3(3)それぞれを1本のみ図示しているが、実際の装置では、各回路20、21、30、31において電圧レベルを監視する監視点が複数存在し、各監視対象の監視点それぞれからラッチ回路40へと配線されるので制御線の本数は非常に多数であり、また、監視対象の電圧レベルによって制御線上に設けられるダイオードの数も異なる。
このような電源装置の動作を説明する。説明を簡単にするため、ダイオードD11〜D20が導通した際の順方向の電圧降下は0[V]として説明する。
まず、正常に動作する場合の動作から説明する。
[外部の電力源で駆動]
端子Piに適切な電圧レベル(充電式電池10の電圧レベルの約1.5倍程度)の外部の電力源が接続された場合の動作から説明する。なお、充電式電池10の正常時の電圧レベルは10[V]程度だが、もちろん使用する電池によって出力可能な電圧レベルは異なる。
負荷回路30が、スイッチSW1,SW2をオンするための制御信号(所定の電圧レベルの電気信号)を制御線L3(1)でスイッチSW1,SW2に出力する。これにより、トランジスタQ11,Q13のベース端子に、ベース−エミッタ間電圧Vbeを越える電圧(通常1[V]程度)が印加され、トランジスタQ11,Q13がオンされる(コレクタ端子とエミッタ端子が導通)。そして、FETQ10,Q12のゲート端子がグランド電位になり、FETQ10,Q12がオンされ(ソース端子とドレイン端子が導通)、スイッチSW1,SW2がオンされる。外部の電力源の電圧レベルが高いので、ダイオードD3がオンされ、第1のパスを経由して外部の電力源から負荷回路30に電力が供給され、電子機器全体が起動する。
なお、FETがオンされるとは、ソース端子とドレイン端子が導通することであり、トランジスタがオンされるとは、コレクタ端子とエミッタ端子が導通することであり、ダイオードがオンされるとは、アノードとカソードとが導通することであり、以下、同様である。
また、第1のパス、ヒューズF2、分圧用の直列抵抗R10,R11を介して外部の電力源からシャントレギュレータU10の参照端子に電圧が印加され、シャントレギュレータU10がオンされる。これにより、FETQ16のゲート端子がグランド電位に引き込まれてFETQ16がオンされる。そして、充電回路20に電力が供給され、充電回路20が、充電式電池10の充電を行なう。
ここで、FETQ16がオフされる遮断しきい値Vsは、
Vs=(1+R10/R11)×Vref
で表される。Vrefは、シャントレギュレータU10の基準電圧であり、この基準電圧以上の場合、シャントレギュレータU10がオンされる。
従って、下限電圧検出回路50への入力電圧(FETQ16のソース端子の電位)がしきい値Vs以上であれば、シャントレギュレータU10がオンされ、FETQ16もオンされて充電回路20に電力が供給される。一方、入力電圧がしきい値Vs以下であれば、シャントレギュレータU10がオフされ、FETQ16もオフされて充電回路20への電力供給が遮断される。
抵抗R10,R11の抵抗比を予め求めておき、((正常時の外部の電力源の電圧Vin)>(しきい値電圧Vs)>(正常時の充電式電池の電圧Vbat))となるようにしておくとよい。
そして、ラッチ回路40への給電用のダイオードD11がオンされ、ラッチ回路40に電力が供給されるが、ダイオードD13〜D20がオフ状態なので、トランジスタQ14,Q15もオフのままである。
[充電式電池で駆動]
次に、充電式電池10のみ接続された場合の動作を説明する。
負荷回路30が、上記と同様にスイッチSW1,SW2をオンする。そして、ダイオードD4がオンされ、第2のパスを経由して充電式電池10から負荷回路30に電力が供給され、電子機器全体が起動する。
また、ダイオードD12がオンされ、ラッチ回路40に充電式電池10から給電される。そして、制御線L4(4)のダイオードD14がオンされ、充電式電池10の電圧Vbatが下限電圧検出回路50に印加されるが、当然に、(しきい値電圧Vs>充電式電池10の電圧Vbat)なので、シャントレギュレータU10がオフされ、FETQ16もオフされ、充電回路20への電力供給が遮断される。
続いて、異常時の動作について説明する。
[異常時のラッチ回路の基本動作]
まず、異常時の動作の基本となるラッチ回路40の動作、すなわち、各スイッチSW1〜SW3を強制的にオフさせる動作から説明する。
ラッチ回路40にはオア接続されたダイオードD11,D12によって、正常時・異常時に関わらず、外部の電力源または充電式電池10から電力が給電され続ける。
そして、電位点V1にトランジスタQ15のベース−エミッタ間電圧Vbeが越える電圧が印加された場合、トランジスタQ15がオンされ、トランジスタQ15のコレクタ電位(電位点V2)はグランド電位に引き込まれる。これにより、トランジスタQ14のベース端子もグランド電位側に引き込まれ、トランジスタQ14もオンされる。そして、電位点V2がグランド電位に引き込まれることにより、ダイオードD13,D15,D16もオンされる。そのため、トランジスタQ11,Q13のベース端子も制御線L4(1)、L4(2)によってグランド電位に引き込まれ、トランジスタQ11,Q13がオンの場合は強制的にオフされ、オフの場合は負荷回路30がオンさせようとしてもオンできない。さらに、シャントレギュレータU10の参照端子も制御線L4(3)を介してグランド電位に引き込まれるのでシャントレギュレータがオフしてFETQ16も強制的にオフされる。
一方、電位点V2がグランド電位に引き込まれた場合、トランジスタQ14がオンされ、電位点V1が電位点V0と等しくなる。これにより、トランジスタQ15もオンされる。そして、電位点V2がグランド電位に引き込まれることにより、上記と同様にスイッチSW1〜SW3がオフされる。
そして、一旦、トランジスタQ14,Q15がオンされ、スイッチSW1〜SW3が強制的にオフ状態にされた場合、外部の電力源と充電式電池10の両方を取り外すまでラッチ回路40には給電され続けるので、トランジスタQ14,Q15がオン状態を保持し、スイッチSW1〜SW3の強制的なオフ状態も保持される。
[充電回路の異常]
充電回路20内の監視点で異常(例えば、過電圧が発生)の場合、ダイオードD17がオンされ、制御線L2(1)を介して電位点V1も上がる。これにより、トランジスタQ15、Q14の順にオンされ、スイッチSW1〜SW3が強制的にオフされ続ける。そして、充電回路20、負荷回路30への電力供給が遮断される。もちろん、充電回路20への電力供給が遮断されるので、充電式電池10への充電も行なわれない。
また、充電回路20内で監視点でグランド電位に下がる異常が生じた場合、ダイオードD18がオンされ、制御線L2(2)を介して電位点V2もグランド電位に引き込まれる。これにより、トランジスタQ14,Q15がオンされ、スイッチSW1〜SW3が強制的にオフされ続ける。そして、充電回路20、負荷回路30への電力供給が遮断される。
[負荷回路の異常]
負荷回路30で異常が発生した場合、すなわち、回路30内の監視点で過電圧が生じた場合であればダイオードD19がオンされて制御線L3(2)を介して電位点V1が上がる。また、監視点がグランド電位に落ちる場合であればダイオードD20がオンされて制御線L3(3)を介して電位点V2もグランド電位点に引き込まれる。そして、負荷回路20での異常と同様にラッチ回路40がスイッチSW1〜SW3の強制的なオフ状態を保持する。
[ヒューズF2の異常]
ヒューズF2が溶断する異常が発生した場合の動作について説明する。
ヒューズF2が溶断する原因等は図3に示す装置と同様なので説明を省略する。そして、ヒューズF2が溶断することにより、ダイオードD11(またはダイオードD12)−抵抗R13−制御線L4(4)(ダイオードD14がオン)−直列抵抗R10,R11のパスで電流が流れる。
これにより、トランジスタQ14がオンされ、トランジスタQ15もオンされることにより、電位点V2がグランド電位に引き込まれる。その結果、ダイオードD14がオフされ、さらに、スイッチSW1〜SW3も強制的にオフ状態にされ、各回路20、30への電力供給が遮断され続ける。そして、ヒューズF2を交換するだけでなく、外部の電力源と充電式電池10の両方を取り外すまで、トランジスタQ14,Q15がオン状態を保持し、スイッチSW1〜SW3のオフ状態も保持される。
なお、抵抗R13と直列抵抗R10、R11による分圧値(電位点V2)を、トランジスタQ14をオンさせる抵抗比にあらかじめ計算・設定しておくとよい。
[外部の電力源の異常(過電圧)]
外部の電力源から過電圧が印加される異常が発生した場合の動作について説明する。
((ツェナーダイオードD10のツェナー電圧)+(トランジスタQ15のベース−エミッタ間電圧Vbe)<(外部の電力源の電圧Vin))の場合、電位点V1に印加される電圧によってトランジスタQ15がオンされる。これにより、電位点V2がグランド電位に引き込まれトランジスタQ14もオンされる。また、制御線L4(1)〜L4(3)を介してスイッチSW1〜SW3が強制的にオフ状態にされ、各回路20、30への電力供給が遮断され続ける。
[外部の電力源の異常(低電圧)]
外部の電力源の電圧Vinがしきい値電圧Vs以下の場合の動作を説明する。
負荷回路30が、上記と同様にスイッチSW1,SW2をオンする。そして、(外部の電力源の電圧Vin<充電式電池の電圧Vbat)であれば、ダイオードD4がオンされ、第2のパスを経由して充電式電池10から負荷回路30に電力が供給され、電子機器全体が起動する。一方、(外部の電力源の電圧Vin>充電式電池の電圧Vbat)であれば、ダイオードD3がオンされ、第1のパスを経由して外部の電力源から負荷回路30に電力が供給され、電子機器全体が起動する。
また、(外部の電力源の電圧Vin<充電式電池の電圧Vbat)であれば、ダイオードD12がオンされてラッチ回路40経由で下限電圧検出回路50に電圧が入力される。一方、(外部の電力源の電圧Vin>充電式電池の電圧Vbat)であれば、ヒューズF2を介して下限電圧検出回路50に電圧が入力される。しかし、(しきい値電圧Vs>外部の電力源の電圧Vin)なので、シャントレギュレータU10がオフされ、FETQ16もオフされ、充電回路20への電力供給が遮断される。
なお、ダイオードD11またはダイオードD12がオンされ、ラッチ回路40に電力が給電されるが、ダイオードD13、D15〜D20はオフ状態なので、トランジスタQ14,Q15もオフのままである。すなわち、負荷回路30は正常に起動するが、充電回路20へのスイッチSW3がオフされるので充電式電池10への充電は行なわれない。
一般的にNi−MH電池等では、充電回路20が、充電式電池10の単位時間の温度勾配により充電式電池10の充電完了を検出することが多い。このような場合、温度上昇に必要な供給電圧以下(つまり、Vin<(Vbat×1.5程度))になると、単位時間の温度勾配が緩やかになり充電完了の検出ができず、充電回路20に内蔵される安全タイマ(図示せず)による充電終了が繰返される。このような充電の繰り返しは電池10を悪化させる。
例えば、外部の電力源の電圧レベルは、上述のように充電式電池の電圧レベルに対して所定の高さに設定する必要があり、通常は、専用の電源アダプタ(AC−DCアダプタ、DC−DCアダプタ)を使用することを前提に電子機器の電源装置の設計を行なうが、ユーザによっては、専用の電源アダプタを使用せず、電源装置に設計外・指定外の電圧が印加される場合もあり、このような場合、充電式電池10が過充電されるという問題があった。
また、ユーザは、負荷回路30側を動作させず(スイッチSW1,SW2をオフ状態)に電子機器から物理的に離れた状態で、外部の電力源を接続して長時間の充電を行なうことが多く、電子機器全体が長時間オフの状態でも感電・火災等の危険を回避する必要がある。
しかしながら図1、図2に示す下限電圧検出回路50が、外部の電力源の電圧Vinが、所定のしきい値電圧Vsよりも低くなるとFETQ16をオフするので、電池10の劣化を抑えると共に、感電・火災等の危険を防ぐことができる。
なお、保護回路21、31の動作は、図3に示す装置と同様なので説明を省略する。
このように、ラッチ回路40が、充電回路20、負荷回路30の少なくとも一方の回路で異常(回路20、30内の監視点が過電圧またはグランド電位)が生じた場合、第1のパス上のスイッチSW1、第2のパス上のスイッチSW2のそれぞれを強制的にオフ状態にする。これにより、負荷回路30の起動と充電回路20の起動とが独立している場合でも、充電回路20に異常が生じた場合、負荷回路30が起動されない。逆に負荷回路30が異常の場合もスイッチSW3を強制的にオフ状態にするので充電回路20が起動されない。従って、火災・感電等を防ぐことができる。
また、ラッチ回路40が、外部の電力源または充電式電池10から給電されてトランジスタQ14,Q15をオンし、スイッチSW1〜SW3をオフし続ける。これにより、外部の電力源および充電式電池10の両方を取り外すまで、充電回路20、負荷回路30に電力が供給されず電子機器も起動できない。従って、火災・感電を防ぐことができる。
また、ラッチ回路40が、外部の電力源から(ダイオードD10のツェナー電圧+トランジスタQ15のVbe)を超えた異常な過電圧Vinが印加された時点で、スイッチSW1〜SW3を強制的にオフするので、ヒューズF1の溶断を防ぐことができる。これにより、外部の電力源から過電圧が印加された場合でもヒューズF1の溶断を防げ、修理の工数を削減することができる。
また、外部の電力源の電圧Vinが所定のしきい値電圧Vsよりも低い場合、負荷回路30を起動させつつ、下限電圧検出回路30がスイッチSW3(FETQ16)をオフして充電回路20への電力供給のみ遮断、すなわち充電式電池10への充電を遮断する。これにより、外部の電力源に仕様とは異なる指定外の電力源が供給された場合でもあって、負荷回路30を安全に動作させられると共に、充電式電池10への過充電を防ぐことができる。従って、外部の電力源で使用可能な電圧範囲を広げることができる。
なお、本発明はこれに限定されるものではなく、以下に示すようなものでもよい。
制御線L2(1)、L2(2)、L3(2)、L3(3)、L4(1)〜L4(4)の電気的な接続のスイッチ素子としてダイオードD13〜D20を用いる構成を示したが、制御線両端に所定の電位差が生じた場合にオンするものであれば、どのようなスイッチ素子を用いてもよい。ツェナーダイオードD10も同様に他の素子を用いてもよい。
FET、トランジスタQ10〜Q16は、npn型、pnp型、pチャネル型、nチャネル型をどのように組み合わせてもよい。
充電式電池10の電位Vbatと外部の電力源の電位Vinとの正常な場合の関係を(Vin=Vbat×約1.5程度>しきい値電圧Vs)の場合を一例として挙げ説明したが、それぞれの関係はどのようなものでもよい。
本発明の第1の実施例を示した構成図である。 図1に示す装置を詳細に示した構成図である。 従来の電子機器の電源装置の構成を示した図である。
符号の説明
10 充電式電池
20 充電回路
30 負荷回路
40 ラッチ回路
50 下限電圧検出回路
D10 ツェナーダイオード
D3,D4,D11〜D20 ダイオード
Q11、Q13〜Q15 トランジスタ
Q10,Q12,Q16 FET
U10 シャントレギュレータ

Claims (8)

  1. 充電式電池または外部の電力源によって負荷回路を駆動し、前記外部の電力源で前記充電式電池の充電を行なう充電回路を有する電子機器の電源装置において、
    前記充電式電池から前記負荷回路および前記外部の電力源から前記負荷回路への接続のオン・オフを前記負荷回路からの指示によって行なう電力供給用スイッチと、
    前記充電回路の異常を検知した場合、前記電力供給用スイッチを強制的にオフ状態にするラッチ回路と
    を有することを特徴とする電子機器の電源装置。
  2. 前記外部の電力源から前記充電回路への接続のオン・オフを行なう充電回路用スイッチを有し、前記外部の電力源の電位が所定の値よりも低い場合に充電回路用スイッチをオフする下限電圧検出回路を有することを特徴とする請求項1記載の電子機器の電源装置。
  3. ラッチ回路は、前記充電回路の異常を検知した場合、前記下限電圧検出回路の充電回路用スイッチを強制的にオフ状態にすることを特徴とする請求項2記載の電子機器の電源装置。
  4. ラッチ回路は、前記外部の電力源から過電圧が印加された場合に前記電力供給用スイッチおよび前記充電回路用スイッチを強制的にオフ状態にすることを特徴とする請求項2または3記載の電子機器の電源装置。
  5. 下限電圧検出回路は、
    ソース端子とゲート端子間が抵抗で接続されたpチャネル型のFETと、
    アノードがグランドに接続され、カソードが前記FETのゲート端子に接続され、参照端子に入力される前記外部の電力源の電圧に基づいて前記FETのオン・オフを行なわせるシャントレギュレータと
    を有することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の電子機器の電源装置。
  6. 電力供給用スイッチは、
    前記負荷回路からの信号および前記ラッチ回路からの信号がベース端子に入力され、エミッタ端子がグランドに接続されるnpn型のトランジスタと、
    このトランジスタがオンした場合、前記負荷回路への接続をオンするFETと
    を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電子機器の電源装置。
  7. ラッチ回路は、
    エミッタ端子がグランドに接続され、コレクタ端子が抵抗を介して前記外部の電力源または前記充電式電池に接続されるnpn型のトランジスタと、
    コレクタ端子が前記npn型のトランジスタのベース端子に接続され、ベース端子が前記npn型トランジスタのコレクタ端子に接続され、エミッタ端子が前記外部の電力源または前記充電式電池に接続されるpnp型のトランジスタと
    を有し、異常時に前記npn型のトランジスタおよび前記pnp型のトランジスタがオンされることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電子機器の電源装置。
  8. ラッチ回路は、前記外部の電力源または前記充電式電池からの給電が終了するまで強制的なオフ状態を保持することを特徴とする請求項7記載の電子機器の電源装置。
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