JP2009049826A - 符号化装置、符号化方法、符号化方法のプログラム及び符号化方法のプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

符号化装置、符号化方法、符号化方法のプログラム及び符号化方法のプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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【課題】本発明は、符号化装置、符号化方法、符号化方法のプログラム及び符号化方法のプログラムを記録した記録媒体に関し、例えばMPEG2による符号化処理に適用して、従来に比してGOPノイズを目立ち難くする。
【解決手段】本発明は、オープンGOPによる符号化データD5からビデオデータD6を復号してクローズドGOPにより再符号化する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、符号化装置、符号化方法、符号化方法のプログラム及び符号化方法のプログラムを記録した記録媒体に関し、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)2による符号化処理に適用することができる。本発明は、オープンGOPによる符号化データからビデオデータを復号してクローズドGOPにより再符号化することにより、従来に比してGOPノイズを目立ち難くする。
従来、MPEG2等の動画像の符号化処理では、オープンGOP又はクローズドGOPにより動画像を符号化処理している。ここでオープンGOPは、GOP境界を跨いでピクチャー間の参照関係が設定されるGOP構造である。図17は、このオープンGOPにおけるピクチャー間の参照関係を示す図である。この図17では矢印により参照関係を示し、M=3、N=15に設定した場合である。なおここでNは1GOPのピクチャー数、MはIピクチャー及びPピクチャーの繰り返し周期である。
この図17に示す例では、1GOPの先頭2つのピクチャーB0及びB1がBピクチャーに設定され、続くピクチャーI2がIピクチャーに設定される。また以降、2つのBピクチャーB3及びB4、B6及びB7、B9及びB10、B12及びB13を間に挟んで、順次PピクチャーP5、P8、P11、P14が設定される。
ここでIピクチャーI2は、フレーム内符号化処理によりデータ圧縮されて符号化処理される。またPピクチャーP5、P8、P11、P14は、直前のIピクチャーI2又はPピクチャーP5、P8、P11を動き補償して予測値を生成する前方向予測により符号化処理される。BピクチャーB0、B1、B3、B4、B6、B7、B9、B10、B12、B13は、前後のIピクチャーI2又はPピクチャーP5、P8、P11、P14を動き補償して予測値を生成する双方向予測により符号化処理される。従って1GOPの先頭2つのピクチャーB0及びB1は、直前のGOPの最後のPピクチャーP14と、当該GOPの先頭IピクチャーI2とがそれぞれ参照フレームに設定され、その結果、GOP境界を跨ぐように参照関係が設定される。
また図18は、図17との対比により、M=3、N=15に設定した場合のクローズドGOPにおけるピクチャー間の参照関係を示す図である。ここでクローズドGOPは、ピクチャー間の参照関係がGOP境界を跨がないGOP構造である。この図18の例において、先頭、2つのBピクチャーB0、B1が、後に続くIピクチャーI2のみを動き補償して予測値が生成される点を除いて、オープンGOPと同様に参照関係が設定される。
クローズドGOPは、GOP単位でカット編集等の処理を簡易に実行できる特徴がある。従ってビデオカメラ等の記録装置では、従来、クローズドGOPにより動画像を符号化処理している。
ここで図19は、従来の記録装置を示すブロック図である。この記録装置1において、カメラ部2は、制御部3の制御によりユーザーの所望する被写体を撮像し、撮像結果であるビデオ信号を出力する。アナログディジタル変換回路(ADC)4は、このビデオ信号をアナログディジタル変換処理し、ビデオデータD1を出力する。ビデオエンコード部5は、このビデオデータD1をクローズドGOP方式のMPEG2によりデータ圧縮処理し、ビデオデータの符号化データD2を出力する。なおここでこの符号化データD2は、記録媒体12に記録するプログラムストリームのエレメンタリーストリームである。
マイク6は、被写体の音声を取得して音声信号を出力する。アナログディジタル変換回路(ADC)7は、この音声信号をアナログディジタル変換処理し、音声データD3を出力する。オーディオエンコード部8は、この音声データD3を符号化処理し、音声データによる符号化データを出力する。
マルチプレクサ(MUX)9は、ビデオエンコード部5及びオーディオエンコード部8から出力される符号化データを多重化してプログラムストリームを出力する。バッファ11は、このプログラムストリームを一時格納して保持し、図示しない記録系の処理に応じて保持したプログラムストリームを記録系に出力する。この記録装置1は、この記録系により光ディスク等の記録媒体12にプログラムストリームを記録する。制御部3は、この記録装置1の動作を制御する制御手段であり、ユーザーによる操作子の操作等に応動して各部の動作を制御する。
図20は、ビデオエンコード部5の詳細構成を示すブロック図である。このビデオエンコード部5において、画面並替部21は、このビデオエンコード部5の処理に係るGOP構造に応じてビデオデータD1の連続するフレームを符号化処理する順序に並べ替えて出力する。従って図17の例では、画面並替部21は、B0、B1、I2、B3、B4、P5、B6、B7、P8……の順序で入力するビデオデータD1を、I2、B0、B1、P5、B3、B4、P8、B6、B7……の順序に並べ替えて出力する。フレームメモリ(FM)22は、この画面並替部21から出力されるビデオデータD1を一時格納し、続く動き検出部23の処理に応じて出力する。
動き検出部23は、画面並替部21から出力されるビデオデータD1がPピクチャー又はBピクチャーの場合に、この動き検出部23から出力されるビデオデータD1と画面並替部21から出力されるビデオデータD1との間で、動きベクトルを検出して出力する。動き補償部24は、この動き検出部23で検出される動きベクトルを用いて、画面並替部21から出力されるビデオデータD1がPピクチャー又はBピクチャーの場合に、フレームメモリ(FM)25に格納された参照画像データを動き補償して予測値を生成する。
動き検出部23及び動き補償部24は、画面並替部21から出力されるビデオデータD1がBピクチャーの場合には、前後の参照ピクチャーからそれぞれ動きベクトルを検出すると共に、この動きベクトルにより前後の参照ピクチャーをそれぞれ動き補償する。また各参照ピクチャーから得られる予測値を内挿演算処理して予測値を計算する。これに対して画面並替部21から出力されるビデオデータD1がPピクチャーの場合には、直前の参照ピクチャーのみから動きベクトルを検出し、この動きベクトルを用いて予測値を生成する。
減算部26は、画面並替部21から出力されるビデオデータD1がPピクチャー又はBピクチャーの場合に、動き補償部24から出力される予測値をこのビデオデータD1から減算して予測誤差値を出力する。選択回路27は、画面並替部21から出力されるビデオデータD1がIピクチャーの場合、画面並替部21から出力されるビデオデータD1を選択出力する。また選択回路27は、画面並替部21から出力されるビデオデータD1がPピクチャー又はBピクチャーの場合、減算部26から出力される予測誤差値を選択出力する。
直交変換部28は、例えばディスクリートコサイン変換回路で構成され、選択回路27の出力データを直交変換処理して係数データを出力する。量子化部(Q)29は、制御部30のレート制御により量子化スケールを切り換え、直交変換部28から出力される係数データを量子化処理して出力する。逆量子化部(IQ)31は、量子化部29の出力データを逆量子化処理し、量子化部29の入力データを復号する。逆直交変換部32は、逆量子化部31の出力データを逆直交変換処理し、直交変換部28の入力データを復号する。
選択回路33は、逆直交変換部32の出力データがPピクチャーの場合、動き補償部24から出力される予測値を選択出力する。加算回路34は、逆直交変換部32の出力データがPピクチャーの場合、選択回路33の出力データに逆直交変換部32の出力データを加算し、画面並替部21の出力データを復号する。また加算回路34は、逆直交変換部32の出力データがIピクチャーの場合、逆直交変換部32の出力データを何ら処理することなく出力する。
フレームメモリ25は、この加算回路34の出力データからIピクチャー及びPピクチャーの画像データを参照画像データとして選択的に記録して保持する。また記録した参照画像データを動き補償部24の処理に応じて出力する。
可変長符号化部(VLC)35は、量子化部29の出力データを可変長符号化処理して出力する。バッファ36は、この可変長符号化部35の出力データをヘッダー情報等と共に格納して保持し、符号化データD2によるエレメンタリーストリームを出力する。制御部30は、バッファ36の空き容量の監視により発生符号量を監視し、この発生符号量に基づいてレート制御の処理を実行して量子化部29の量子化スケールを制御する。
ここで制御部30は、例えばTM5の手法を適用してレート制御の処理を実行する。すなわちこの場合、制御部30は、符号化データD2の目標ビットレートを単位時間当たりのGOP数で割り算し、1GOPに割り当て可能な符号量を計算する。制御部30は、1つのピクチャーを符号化処理する毎に、この割り算による1GOPに割り当て可能な符号量から実際の発生符号量を減算し、1GOPの構成する残りのピクチャーに割り当て可能な符号量を計算する。また1つのピクチャーを符号化処理する毎に、この残りのピクチャーに割り当て可能な符号量を、ピクチャータイプに応じて設定された比率により残りのピクチャーに割り振り、続く処理対象ピクチャーに割り当て可能な符号量を計算する。制御部30は、この続く処理対象ピクチャーに割り当て可能な符号量を1つのピクチャーを構成するマクロブロック数で割り算し、1つのマクロブロックに割り当て可能な符号量を計算する。制御部30は、実際の発生符号量がこの1つのマクロブロックに割り当て可能な符号量となるように、フィードバック制御により量子化部29の量子化スケールを可変する。
特開平10−93860号公報には、任意の位置で編集可能にMPEGストリームを処理する工夫が提案されている。
ところでMPEGによる符号化処理では、いわゆるGOPノイズが発生する。ここでGOPノイズは、GOP周期の画質の変化である。MPEGの符号化処理では、データ圧縮率を大きくして低ビットレートの符号化データD2を生成する場合に、GOPノイズが大きくなる。
ここで図21は、GOPノイズの説明に供するタイムチャートである。図21は、ほぼ静止している動画像をクローズドGOPで符号化処理した場合の連続するピクチャーの画質を示すものである。MPEGでは、直前のIピクチャー又はPピクチャーを参照フレームに設定して続くPピクチャーを符号化処理することから、1つのGOP内では、徐々に画質が劣化する。従って符号化データは、図21において時点t1で示すIピクチャーで最も画質が良くなり、このIピクチャーから遠ざかるに従って画質が劣化する。その結果、符号化データは、GOP周期で画質が変化し、GOPノイズが発生することになる。
クローズドGOPによる符号化処理では、直前GOPのピクチャーを続くGOPで参照していないことにより、直前GOPの最後のピクチャーP14に対して、続くGOPの先頭ピクチャーB0の画質が急激に変化する場合がある。この場合、符号化データは、あたかもGOP境界で画質の変化に段差が発生したように、GOP境界で画質が急激に変化することになる。GOPノイズは、GOP境界における画質の急激な変化によって目立つようになり、ユーザーに不快感を与える問題がある。GOPノイズは、データ圧縮率を大きくすると増大する傾向があることから、GOP境界における画質の急激な変化にあっても、データ圧縮率を大きくすると増大し、GOPノイズが著しく目立つようになる。
この問題を解決する1つの方法として、各ピクチャーへの割り当て符号量を最適化し、GOP境界で画質の急激な変化が発生しないようにする方法が考えられる。しかしながら動き、空間周波数等の特性が種々に異なる全ての動画像に対して、GOP境界で画質の急激な変化が発生しないように各ピクチャーへの割り当て符号量を最適化することは、実際上困難であり、この方法は実用的では無い。
すなわち図22は、図21と同一のレート制御により、図21とは異なるビデオデータを符号化処理した場合の符号化データの画質を示すタイムチャートである。この図22の例では、直前GOPのピクチャーP14に対して続くGOPの先頭ピクチャーB0の画質が劣化していることにより、GOPの先頭ピクチャーB0への割り当て符号量を多くすれば、GOP境界における画質の急激な変化を小さくすることができる。しかしながら図21の例では、これとは逆に直前GOPのピクチャーP14に対して続くGOPの先頭ピクチャーB0の画質が向上していることにより、図22の場合と同様にGOPの先頭ピクチャーB0への割り当て符号量を多くしたのでは、却ってGOP境界における画質の急激な変化が大きくなり、GOPノイズが目立つようになる。
これに対しオープンGOPでは、直前GOPのピクチャーを続くGOPで参照していることにより、クローズドGOPに比して、GOP境界における画質の急激な変化が小さい特徴がある。すなわち図23は、図21及び図22との対比によりオープンGOPでビデオデータを符号化処理した場合の符号化データの画質を示すタイムチャートである。この場合、直前GOPの最後のピクチャーP14を、続くGOPの先頭ピクチャーB0が参照していることにより、先頭ピクチャーB0の画質は、直前のピクチャーP14の画質に近づくようになる。その結果、オープンGOPでは、クローズドGOPに比して、GOP境界における画質の急激な変化が極端に小さくなる。
従ってクローズドGOPに代えてオープンGOPでビデオデータを符号化処理すれば、GOPノイズを目立ち難くすることができる。しかしながらオープンGOPでビデオデータを符号化処理した場合には、GOP単位の編集処理が煩雑になる問題がある。
特開平10−93860号公報
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来に比してGOPノイズを目立ち難くすることができる符号化装置、符号化方法、符号化方法のプログラム及び符号化方法のプログラムを記録した記録媒体を提案しようとするものである。
上記の課題を解決するため請求項1の発明は、符号化装置に適用して、入力ビデオデータをオープンGOPにより符号化処理し、オープンGOPの符号化データを出力する副エンコード部と、前記オープンGOPの符号化データを復号化処理し、オープンGOPのビデオデータを出力するデコード部と、前記オープンGOPのビデオデータに前記副エンコード部と同一にピクチャータイプを順次設定して、前記オープンGOPのビデオデータをクローズドGOPにより符号化処理し、出力符号化データを出力する主ビデオエンコード部とを備えるようにする。
また請求項13の発明は、符号化方法に適用して、入力ビデオデータをオープンGOPにより符号化処理し、オープンGOPの符号化データを出力する副エンコードのステップと、前記オープンGOPの符号化データを復号化処理し、オープンGOPのビデオデータを出力するデコードのステップと、前記オープンGOPのビデオデータに前記副エンコードのステップと同一にピクチャータイプを順次設定して、前記オープンGOPのビデオデータをクローズドGOPにより符号化処理し、出力符号化データを出力する主ビデオエンコードのステップとを備えるようにする。
また請求項14の発明は、入力ビデオデータを符号化処理する符号化方法のプログラムに適用して、前記入力ビデオデータをオープンGOPにより符号化処理し、オープンGOPの符号化データを出力する副エンコードのステップと、前記オープンGOPの符号化データを復号化処理し、オープンGOPのビデオデータを出力するデコードのステップと、前記オープンGOPのビデオデータに前記副エンコードのステップと同一にピクチャータイプを順次設定して、前記オープンGOPのビデオデータをクローズドGOPにより符号化処理し、出力符号化データを出力する主ビデオエンコードのステップとを備えるようにする。
また請求項15の発明は、入力ビデオデータを符号化処理する符号化方法のプログラムを記録した記録媒体に適用して、前記符号化方法のプログラムは、前記入力ビデオデータをオープンGOPにより符号化処理し、オープンGOPの符号化データを出力する副エンコードのステップと、前記オープンGOPの符号化データを復号化処理し、オープンGOPのビデオデータを出力するデコードのステップと、前記オープンGOPのビデオデータに前記副エンコードのステップと同一にピクチャータイプを順次設定して、前記オープンGOPのビデオデータをクローズドGOPにより符号化処理し、出力符号化データを出力する主ビデオエンコードのステップとを有するようにする。
請求項1、請求項13、請求項14、又は請求項15の構成によれば、オープンGOPにより符号化処理して生成されるオープンGOPの符号化データを、ビデオデータに復号した後、クローズドGOPで符号化処理して出力符号化データを生成することにより、出力符号化データは、オープンGOPにより符号化処理した場合の画質の変化を備えるようになる。その結果、出力符号化データは、直接、入力ビデオデータをクローズドGOPで符号化処理した場合に比して、GOP境界における急激な画質の変化を抑圧することができ、従来に比してGOPノイズを目立ち難くすることができる。
本発明によれば、従来に比してGOPノイズを目立ち難くすることができる。
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施例を詳述する。
(1)実施例の構成
図1は、本発明の実施例1の記録装置を示すブロック図である。この記録装置41において、図19について上述した記録装置1と同一の構成は、対応する符号を付して示し、重複した説明は省略する。この記録装置41は、カメラ部2から出力されるビデオ信号をアナログディジタル変換回路4でビデオデータD1に変換し、このビデオデータD1を副ビデオエンコード部42に入力する。
ここで副ビデオエンコード部42は、クローズドGOPに代えてオープンGOPが適用される点を除いて、図20について上述したビデオエンコード部5と同一に構成され、符号化データD2の目標ビットレートでビデオデータD1を符号化処理して出力する。従って図2(A)及び(B)に示すように、副ビデオエンコード部42は、順次入力されるビデオデータD1をMPEG2により符号化処理して符号化データD5を出力する。
ビデオデコード部43は、この符号化データD5をデコードしてビデオデータD6を出力する(図2(C))。
GOPヘッダー変更部44は、符号化データD5に設定されたGOP構造がオープンGOP構造であることを示す識別情報をクローズドGOPを示す識別情報に変更して出力する。具体的にGOPヘッダー変更部44は、GOPヘッダーに設けられたクローズドGOPフラグを値1から値0に変更し、オープンGOP構造であることを示す識別情報をクローズドGOPであることを示す識別情報に変更する。
バッファ45は、このGOPヘッダー変更部44から出力される符号化データD7を一時格納し、後段の主ビデオエンコード部46の処理に応じて出力する。
主ビデオエンコード部46は、ビデオデコード部43から出力されるビデオデータD6に、副ビデオエンコード部42で設定したと同一のピクチャータイプを順次設定し、このビデオデータD6をクローズドGOPにより符号化処理して符号化データD8を生成する(図2(D))。またこの生成したクローズドGOPの符号化データD8のうち、副ビデオエンコード部42において直前GOPを参照して符号化処理していないピクチャーの符号化データを、バッファ45から出力される対応するピクチャーの符号化データD7と置き換えて出力する。制御部48は、この記録装置41の各部の動作を制御する。
ここで図3は、主ビデオエンコード部46の構成を示すブロック図である。この主ビデオエンコード部46において、図20について上述したビデオエンコード部5と同一の構成は、対応する符号を付して示し、重複した説明は省略する。
この主ビデオエンコード部46は、量子化部29及び逆量子化部31の間に選択回路51が設けられ、画面並替部21から出力されるビデオデータD1がIピクチャーの場合、量子化部29の出力データに代えて、可変長復号化部(IVLC)52の出力データを逆量子化部31に出力する。ここで可変長復号化部52は、バッファ45から出力される符号化データD7を入力し、この符号化データD7のIピクチャーを可変長復号化処理して出力する。従ってこの主ビデオエンコード部46は、少なくともIピクチャーによる参照画像データについては、副ビデオエンコード部42で設定した参照画像データと同一に設定して、順次入力されるビデオデータD6をクローズドGOPにより符号化処理する。
主ビデオエンコード部46は、さらに可変長符号化部35とバッファ36との間に選択回路53が設けられる。ここで選択回路53は、図2(F)において期間TBで示すように、副ビデオエンコード部42において直前GOPを参照して符号化処理したピクチャーについては、可変長符号化部35から出力される符号化データD8を選択出力する(図2(E)及び(G))。またこの期間TB以外の期間TA及びTCにおけるクローズドGOPとオープンGOPとで参照関係が同一のピクチャーについては、バッファ45を介して入力される副ビデオエンコード部42の符号化データD7を選択出力する。
この選択回路53における出力の切り換えにより、主ビデオエンコード部46は、副ビデオエンコード部42において直前GOPを参照して符号化処理していないピクチャーの符号化データを、バッファ45から出力される対応するピクチャーの符号化データD7と置き換えて出力する。従ってこの主ビデオエンコード部46では、画面並替部21、フレームメモリ22、動き検出部23、動き補償部24、フレームメモリ25、減算部26、選択回路27、直交変換部28、量子化部29、逆量子化部31、逆直交変換部32、選択回路33、加算回路34、可変長符号化部35、選択回路51、可変長復号化部52が、オープンGOPによるビデオデータD6をクローズドGOPにより符号化処理してクローズドGOPの符号化データD8を生成するクローズドGOPのエンコード部を構成し、選択回路53が、このクローズドGOPの符号化データD8を部分的にオープンGOPの符号化データD7で置き換える置替部を構成する。
(2)実施例の動作
以上の構成において、この実施例の記録装置41では(図1)、カメラ部2から出力されるビデオ信号がアナログディジタル変換回路4によりビデオデータD1に変換され、このビデオデータD1が副ビデオエンコード部42によりオープンGOPで符号化処理される。またこの副ビデオエンコード部42から出力される符号化データD5がビデオデコード部43でデコードされてビデオデータD6が復号される。この記録装置41では、このビデオデータD6が、副ビデオエンコード部42と同一のピクチャータイプの設定により、主ビデオエンコード部46においてクローズドGOPで再符号化処理される。この記録装置41では、この主ビデオエンコード部46から出力される符号化データD2が音声データD3による符号化データと多重化処理されて記録媒体12に記録される。
ここで副ビデオエンコード部42によりオープンGOPで符号化処理した後、ビデオデコード部43でビデオデータD6を復号すれば、このビデオデータD6は、GOP境界における画質の急激な変化が小さいと言うオープンGOPで符号化処理した場合のGOPノイズを有していることになる。従ってこのビデオデータD6をクローズドGOPにより符号化処理して生成される符号化データD2のGOPノイズは、直接ビデオデータD1をクローズドGOPで符号化処理して作成する場合に比して、GOP境界における画質の急激な変化が小さなものとなる。その結果、この記録装置41では、高いデータ圧縮率で符号化データD2を生成する場合でも、GOPノイズを目立たなくすることができる。
具体的に、直接、ビデオデータD1をクローズドGOPで符号化処理して符号化データD2を生成する場合、GOP先頭のBピクチャーB0及びB1は、直前GOPのピクチャーを参照することなく符号化処理されることにより、図4において矢印A及びBで画質の範囲を示すように、直前GOPの最後のピクチャーP14の画質とは無関係に種々に画質が変化する。その結果、直接、クローズドGOPで符号化処理した符号化データD2は、GOP境界で画質が大きく変化し、GOPノイズが目立つようになる。
しかしながらこの実施例のように、オープンGOPで符号化処理、復号化処理したビデオデータD6をクローズドGOPで符号化処理する場合には、図4との対比により図5に示すように、オープンGOPで符号化処理した場合のビデオデータD6のGOPノイズに対して、クローズドGOPによる符号化ノイズが重畳されることになる。その結果、符号化データD2のGOPノイズは、直接、ビデオデータD1をクローズドGOPで符号化処理する場合に比して、直前GOPの最後のピクチャーの画質の影響を受けることになり、GOP境界における画質の急激な変化を小さなものとして、GOPノイズを目立たなくすることができる。なおこの図5においては、破線でビデオデータD6の画質を示す。
記録装置41では、副ビデオエンコード部42において、符号化データD2の目標ビットレートで符号化データD5が生成され、GOPヘッダー変更部44において、この符号化データD5に設定されたオープンGOP構造であることを示す識別情報がクローズドGOPを示す識別情報に変更される。
記録装置41では、このGOPヘッダー変更部44で識別情報を変更した符号化データD7が、符号化データD5をデコードして生成されたビデオデータD6と共に主ビデオエンコード部46に入力される(図3)。記録装置41では、この主ビデオエンコード部46において、ビデオデータD6がクローズドGOPにより符号化処理されて符号化データD8が生成される。またこの符号化データD8のうちで、オープンGOPにおいて直前GOPを参照しないピクチャーI2、B3、B4……の符号化データがGOPヘッダー変更部44で識別情報を変更した符号化データD7で置き換えられて符号化データD2が生成される。
記録装置41では、この置き換えの処理により、符号化処理の繰り返しによる符号化誤差の累積を回避して画質を向上することができる。また主ビデオエンコード部46では、GOP先頭のピクチャーB0、B1だけ確実に符号化処理できるように構成することができ、構成を簡略化することができる。
(3)実施例の効果
以上の構成によれば、オープンGOPによりビデオデータを符号化処理した後、復号化し、その後、クローズドGOPにより符号化処理することにより、従来に比してGOPノイズを目立ち難くすることができる。
またクローズドGOPの符号化データのうち、オープンGOPの符号化データにおいて、直前GOPのピクチャーを参照していないピクチャーの符号化データを、対応するオープンGOPの符号化データで置き換えることにより、符号化処理の繰り返しによる画質の劣化を回避し、さらにはクローズドGOPにより符号化処理する構成を簡略化することができる。
またこのときオープンGOPの符号化データに設定されたオープンGOP構造であることを示す識別情報をクローズドGOPを示す識別情報に変更することにより、この識別情報を基準にした復号化処理を確実に実行可能とすることができる。
この実施例では、主ビデオエンコード部46における符号化処理において、副ビデオエンコード部42における符号化処理に比して、オープンGOPで直前GOPのピクチャーを参照するピクチャーB0、B1への割り当て符号量を増大させる。この実施例の記録装置は、この符号量の割り当てに係るレート制御が異なる点を除いて、実施例1の記録装置と同一に構成されることにより、以下においては、適宜、図1、図3等の構成を流用してこの実施例も構成を説明する。
この実施例の記録装置において、副ビデオエンコード部42の制御部30は、主ビデオエンコード部46において、ピクチャーB0、B1への割り当て符号量を増大させる分だけ、1GOPに割り当て可能な符号量を低下させて、処理対象ピクチャーの符号量を計算し、さらに各マクロブロックに割り当て可能な符号量を計算する。制御部30は、この各マクロブロックに割り当て可能な符号量が発生符号量となるようにフィードバック制御により量子化部29の量子化スケールを可変してレート制御の処理を実行する。従って副ビデオエンコード部42は、主ビデオエンコード部46でピクチャーB0、B1への割り当て符号量を増大させる分だけ、ビットレートを低下させて符号化データD5を生成する。
主ビデオエンコード部46において、制御部30は、図20について上述したと同一のレート制御により量子化部29の量子化スケールを制御する。なおこの場合に、副ビデオエンコード部42で検出されるピクチャーB0及びB1を除くピクチャーI2〜P14の実際の発生符号量からピクチャーB0及びB1に割り当て可能な符号量を計算し、ピクチャーB0及びB1のレート制御を実行してもよい。また主ビデオエンコード部46においてピクチャーB0、B1への割り当て符号量を増大させる分だけ、副ビデオエンコード部42において1GOPに割り当て可能な符号量を低下させる代わりに、主ビデオエンコード部46においてピクチャーB0、B1への割り当て符号量を増大させる分だけ、副ビデオエンコード部42においてピクチャーB0、B1に割り当てる符号量だけを低下させるようにしてもよい。
この実施例では、クローズドGOPの符号化処理においてピクチャーB0、B1に割り当てる符号量を増大させることにより、実施例1に比して、ピクチャーB0、B1の画質をオープンGOPで符号化処理した符号化データD5の画質に近づけることができる。従って従来に比して一段とGOPノイズを目立ち難くすることができる。
図6は、本発明の実施例3の記録装置に適用される主ビデオエンコード部の構成を示すブロック図である。この実施例の記録装置は、主ビデオエンコード部46に代えてこの図6に示す主ビデオエンコード部56が適用される点を除いて、実施例1又は2の記録装置と同一に構成される。またこの主ビデオエンコード部56は、パワーセーブに関する構成が異なる点を除いて、主ビデオエンコード部46と同一に構成される。
ここで実施例1、2の主ビデオエンコード部46は、ビデオデータD6を符号化処理して生成した符号化データD8のうち、オープンGOPで直前GOPを参照するピクチャーB0及びB1以外、バッファ45から入力される符号化データD7を選択出力する。従って、このオープンGOPで直前GOPを参照するピクチャーB0及びB1、このピクチャーB0及びB1の参照ピクチャーI2以外のピクチャーについては、ビデオデータD6の符号化処理を中止しても、符号化データD2の出力には何ら影響を与えないことになる。そこでこの実施例では、オープンGOPの符号化処理において、直前GOPのピクチャー以外のピクチャーを参照しているピクチャーを符号化処理する期間である、ピクチャーB3〜P14を処理する期間の間、図6において破線で囲ったビデオデータD6を符号化処理して符号化データD8を生成する構成への電力の供給を停止制御し、この構成の動作を停止制御する。
この実施例では、オープンGOPで直前GOPのピクチャー以外を参照するピクチャーを処理する期間の間、ビデオデータD6を符号化処理する構成への電力の供給を停止制御してこれらの構成の動作を停止制御することにより、電力消費を低減して上述の実施例1又は2と同様の効果を得ることができる。
図7は、図1との対比により本発明の実施例4の記録装置を示すブロック図である。この記録装置61は、ビデオデコード部43と主ビデオエンコード部46との間に選択回路62が設けられ、この選択回路62を介して主ビデオエンコード部46にビデオデータD6が入力される。またこの選択回路62の他方の接点には、アナログディジタル変換回路4から出力されるビデオデータD1が入力される。従ってこの記録装置61において、主ビデオエンコード部46は、ビデオデコード部43から出力されるビデオデータD6、又はアナログディジタル変換回路4から出力されるビデオデータD1の何れかを選択的に符号化処理できるように構成される。この実施例の記録装置61は、このビデオデータD6、D1の選択的な処理に関する構成が異なる点を除いて、実施例1〜3の記録装置と同一に構成される。
ここで主ビデオエンコード部46は、アナログディジタル変換回路4から出力されるビデオデータD1を符号化処理する場合、制御部68の制御により、通常のクローズドGOPによる符号化部として機能するように設定される。具体的に主ビデオエンコード部46は、アナログディジタル変換回路4から出力されるビデオデータD1を符号化処理する場合、可変長符号化部35の出力データを常時選択出力するように、選択回路53が設定される(図3参照)。また量子化部29の出力データを常時、逆量子化部31に選択出力するように、選択回路51が設定される。
制御部68は、GOPノイズが目立ち易い場合には、実施例1〜3と同様に、ビデオデコード部43から出力されるビデオデータD6を符号化処理するように選択回路62を設定する。またGOPノイズが目立ち難い場合には、アナログディジタル変換回路4から出力されるビデオデータD1を符号化処理するように選択回路62を設定する。
ここで制御部68は、図示しない操作子の操作により、記録媒体12への記録モードの選択を受け付ける。制御部68は、この記録モードの受け付けにより、符号化データD2を高ビットレートで記録する高画質モードが選択された場合には、GOPノイズが目立ち難い場合の設定に選択回路62を設定する。また符号化データD2を低ビットレートで記録する長時間記録モードが選択された場合には、GOPノイズが目立ち易い場合の設定に選択回路62を設定する。なおこの選択回路62の設定に連動して、制御部68は、副ビデオエンコード部42及び主ビデオエンコード部46に目標ビットレートを指示する。なお制御部68は、高画質モードでは、副ビデオエンコード部42、ビデオデコード部43への電力供給を停止制御して電力の消費を低減する。
この実施例では、GOPノイズが目立ち難い場合には、オープンGOPによる符号化処理、復号化処理を省略して、直接、ビデオデータをクローズドGOPで符号化処理することにより、符号化処理の繰り返しによる符号化誤差の累積を回避して画質を向上することができる。
またオープンGOPによる符号化処理、復号化処理を省略する場合に、オープンGOPによる符号化処理、復号化処理の構成への電力の供給を停止制御することにより、電力消費を低減することができる。
図8は、図7との対比により本発明の実施例5の記録装置を示すブロック図である。ここでオープンGOPで符号化処理した符号化データからビデオデータを復号化し、このビデオデータを再度、量子化スケールを固定した可変ビットレートで符号化処理する場合、発生符号量が増大する。従って実施例1等において上述した固定ビットレートによるレート制御によっては、オープンGOPの符号化処理で直前のGOPのピクチャーを参照するBピクチャーB0、B1で画質が劣化することになる。この場合に、このBピクチャーB0、B1の画質の劣化が激しい場合には、GOPノイズを目立ち難くして画質を向上するより、直接、ビデオデータD1を符号化処理して再符号化処理による画質の劣化を防止した方が、総合的な画質にあっては、向上する。
そこでこの実施例では、この再符号化処理と、アナログディジタル変換回路4から出力されるビデオデータD1の直接の符号化処理とを、ビデオデータD1に応じて動的に切り換える。この実施例の記録装置71は、この動的な切り換えに係る構成が異なる点を除いて、上述の各実施例と同一に構成される。
この記録装置71において、制御部78は、副ビデオエンコード部42で検出される動きベクトルから、BピクチャーB0、B1で検出される動きベクトルMVを選択的に取得する。なおこの副ビデオエンコード部42で取得する動きベクトルMVは、双方向予測用の2種類の動きベクトルのうちの何れか一方のみとしてもよく、双方としてもよい。制御部78は、この取得した動きベクトルMVを絶対値化してピクチャー単位で加算し、この加算値によりビデオデータD1の動き量を検出する。
制御部78は、この加算値を所定のしきい値で判定し、動き量が大きいか否か判定する。また動き量が大きい場合には、直接、アナログディジタル変換回路4から出力されるビデオデータD1を符号化処理するように、選択回路62の設定を切り換え、またこの選択回路62の設定に対応するように主ビデオエンコード部46の設定を切り換える。
ここで動き量が大きい場合は、GOPノイズが目立ち難い場合である。従って、この場合、再符号化処理してGOPノイズを目立ち難くするより、直接、ビデオデータD1をクローズドGOPで符号化処理して再符号化処理による画質の劣化を防止した方が、総合的な画質を向上させることができる。これに対して動き量が小さい場合は、GOPノイズが目立ち易い場合であり、この場合、再符号化処理してGOPノイズを目立ち難くする方が、総合的な画質を向上させることができる。
従ってこの実施例のように、動き量により再符号化処理と直接のクローズドGOPによる符号化処理とを切り換えることにより、画質を向上することができる。
なお再符号化処理するピクチャーで検出される動きベクトルMVにより動き量を判定する代わりに、全てのピクチャーで検出される動きベクトルにより動き量を判定するようにしてもよい。
この実施例によれば、動き量により再符号化処理と直接のクローズドGOPによる符号化処理とを切り換えることにより、画質を向上して、上述の各実施例と同様の効果を得ることができる。
図9は、図7との対比により本発明の実施例6の記録装置を示すブロック図である。この記録装置81は、副ビデオエンコード部42、主ビデオエンコード部46において量子化スケールを固定した可変ビットレートにより符号化処理する点、制御部88による選択回路62の制御、この選択回路62の制御に伴う主ビデオエンコード部46の制御が異なる点を除いて、上述の各実施例の記録装置と同一に構成される。
ここで副ビデオエンコード部42、主ビデオエンコード部46は、量子化部29における量子化スケールが同一の固定された量子化スケールに設定される。
制御部88は、主ビデオエンコード部46に設けられたバッファ36の空き容量の監視により、ピクチャーB0、B1の発生符号量を監視する。またこの発生符号量を所定のしきい値で判定し、発生符号量がこのしきい値より多い場合、直接、アナログディジタル変換回路4から出力されるビデオデータD1を符号化処理するように、選択回路62の設定を切り換え、またこの選択回路62の設定に対応するように主ビデオエンコード部46の設定を切り換える。
またこのようにビデオデータD1を直接符号化処理する場合にも、同様にしてピクチャーB0、B1の発生符号量を監視し、発生符号量が所定値以下に低下した場合には、ビデオデコード部43から出力されるビデオデータD6を符号化処理するように各部の設定を切り換える。
ここで発生符号量が多い場合は、GOPノイズが目立ち難い場合である。この場合、再符号化処理してGOPノイズを目立ち難くするより、直接、ビデオデータD1をクローズドGOPで符号化処理して再符号化処理による画質の劣化を防止した方が、総合的な画質を向上させることができる。これに対して発生符号量が少ない場合は、GOPノイズが目立ち易い場合であり、再符号化処理してGOPノイズを目立ち難くする方が、総合的な画質を向上させることができる。
そこでこの実施例では、発生符号量により再符号化処理と直接のクローズドGOPによる符号化処理とを切り換えることにより、一段と画質を向上する。
なお再符号化処理するピクチャーB0、B1で検出される発生符号量に代えて、全てのピクチャーで検出される発生符号量により、再符号化処理と直接のクローズドGOPによる符号化処理とを切り換えるようにしてもよい。また主ビデオエンコード部46で検出される発生符号量に代えて、副ビデオエンコード部42で検出される発生符号量により再符号化の処理と直接のクローズドGOPによる符号化処理とを切り換えるようにしてもよい。
この実施例によれば、発生符号量により再符号化処理と直接のクローズドGOPによる符号化処理とを切り換えることにより、画質を向上して、上述の各実施例と同様の効果を得ることができる。
この実施例の記録装置は、図9について上述した実施例6の記録装置の副ビデオエンコード部42、主ビデオエンコード部46において、実施例1〜5の記録装置と同様に固定ビットレートによりビデオデータを符号化処理する。また発生符号量に代えて、副ビデオエンコード部42、及び又は主ビデオエンコード部46の量子化部29の量子化スケールにより、再符号化処理と直接のクローズドGOPによる符号化処理とを切り換える。この実施例の記録装置は、これらの構成が異なる点を除いて、実施例6の記録装置81と同一に構成される。
具体的に、この実施例の記録装置に係る制御部は、マクロブロック単位で設定される量子化スケールによる量子化ステップサイズを、ピクチャー単位又はGOP単位で加算する。またこの加算値をしきい値で判定する。ここでこの加算値がこのしきい値より大きい場合、固定した量子化スケールによる符号化処理では発生符号量が大きい場合であることにより、制御部は、再符号化処理を中止し、直接、アナログディジタル変換回路4から出力されるビデオデータD1を符号化処理するように、選択回路62の設定を切り換え、またこの選択回路62の設定に対応するように主ビデオエンコード部46の設定を切り換える。
この実施例のように量子化スケールにより再符号化処理と直接のクローズドGOPによる符号化処理とを切り換えるようにしても、実施例6と同一の効果を得ることができる。
図10は、図9との対比により本発明の実施例8の記録装置を示すブロック図である。この記録装置91は、制御部98による選択回路62の制御、この選択回路62の制御に伴う主ビデオエンコード部46の制御が異なる点を除いて、可変ビットレートによる実施例6の記録装置と同一に構成される。
この実施例では、記録媒体12の残量が所定値以上減少すると、符号化データD2の符号量が低下するように設定を切り換える。すなわち制御部98は、記録媒体12の残量が所定値以上減少すると、ビデオデコード部43から出力されるビデオデータD6の符号化処理を中止し、直接、アナログディジタル変換回路4から出力されるビデオデータD1を符号化処理するように、選択回路62の設定を切り換え、またこの選択回路62の設定に対応するように主ビデオエンコード部46の設定を切り換える。
この実施例では、記録媒体12の残量が所定値以上減少すると、アナログディジタル変換回路4から出力されるビデオデータD1の符号化処理を中止し、直接、アナログディジタル変換回路4から出力されるビデオデータD1を符号化処理するように設定を切り換えることにより、記録媒体12の残量を有効に利用するようにして、上述の実施例と同様の効果を得ることができる。
図11は、図1との対比により本発明の実施例9の記録装置を示すブロック図である。この記録装置101において、上述の実施例1の記録装置41、図19の記録装置1と同一の構成は、対応する符号を付して示し、重複した説明は省略する。この記録装置101は、GOPヘッダー変更部44、バッファ45、主ビデオエンコード部46に代えて、選択回路102、バッファ103、主ビデオエンコード部104が設けられる点を除いて、上述の各実施例の記録装置と同一に構成される。
ここで記録装置101において、主ビデオエンコード部104は、図19のビデオエンコード部5と同一に構成される。
記録装置101は、ビデオデコード部43及び主ビデオエンコード部104の間に選択回路102が設けられ、この選択回路102の制御により、主ビデオエンコード部104にビデオデコード部43から出力されるビデオデータD6又はアナログディジタル変換回路4から出力されるビデオデータD1が選択的に入力される(図12(A)〜(C))。ここでアナログディジタル変換回路4と選択回路102との間には、ビデオデータD1を遅延させて、ビデオデコード部43から出力されるビデオデータD6とのタイミングの一致を図るバッファ103が設けられる。
ここで制御部105は、この記録装置101の各部の動作を制御する制御手段である。制御部105は、オープンGOPの符号化処理で直前GOPのピクチャーを参照するピクチャーB0、B1については、ビデオデコード部43から出力されるビデオデータD6を選択的に主ビデオエンコード部104に入力するように、選択回路102の動作を制御する。またこのピクチャーB0、B1以外のピクチャーでは、バッファ103を介して入力されるビデオデータD1を選択的に主ビデオエンコード部104に入力するように、選択回路102の動作を制御する(図12(D)及び(E))。
この選択回路102の制御により、この記録装置101は、ピクチャーB0、B1についてのみ再度、符号化処理して符号化データD2を生成し(図12(F))、実施例1と同様に従来に比してGOPノイズを目立ち難くする。
この実施例によれば、再符号化処理用のビデオデータD6とアナログディジタル変換回路4から出力されるビデオデータD1とを選択回路で選択して主ビデオエンコード部に入力して符号化処理することにより、上述の各実施例の構成に比して簡易な構成により、上述の各実施例と同様の効果を得ることができる。
なお上述の実施例1、2等においては、量子化スケールの制御により固定ビットレートで符号化処理する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、実施例1、2等においては、可変ビットレートにより符号化処理する場合にも広く適用することができる。
また上述の各実施例においては、カメラ部から出力されるビデオ信号によるビデオデータを符号化処理する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図13及び図14等に示すように、各種のソースから出力されるビデオデータを符号化処理する場合に広く適用することができる。なおここで図13の記録装置111は、カメラ部2及びマイク6で取得されるビデオ信号及び音声信号に代えて、映像入力部112及び音声入力部113を介して各種の映像機器から入力されるビデオ信号及びオーディオ信号を記録する。また図14の記録装置121は、カメラ部2及びマイク6で取得されるビデオ信号及び音声信号に代えて、チューナ122で取得されるビデオ信号及びオーディオ信号を記録する。
また上述の各実施例においては、固定したGOP構造により順次ビデオデータを符号化処理する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図15及び図16に示すように、GOP構造を適宜可変する場合にも広く適用することができる。なおこの図15は、GOP構造を途中で可変する場合のオープンGOPによる参照関係を示す図であり、図16は、図15との対比によりクローズドGOPによる参照関係を示す図である。
また上述の各実施例においては、ビデオデータをMPEGにより符号化処理する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばH264等の各種符号化方法で符号化処理する場合に広く適用することができる。
また上述の実施例では、ハードウエア構成による記録装置に本発明を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばコンピュータにおける編集プログラム等、ソフトウエアにより記録装置を構成する場合にも広く適用することができる。この場合、このソフトウエアに係るプログラムは、光ディスク、磁気ディスク、メモリカード等の記録媒体に記録して提供するようにしてもよく、またインターネット等のネットワークを介したダウンロードにより提供するようにしてもよい。
本発明は、例えばMPEG2による符号化処理に適用することができる。
本発明の実施例1の記録装置を示すブロック図である。 図1の記録装置の動作の説明に供するタイムチャートである。 図1の記録装置の主ビデオエンコード部を示すブロック図である。 直接、クローズドGOPにより符号化処理した場合の画質を示すタイムチャートである。 一旦、オープンGOPにより符号化処理した後、クローズドGOPにより符号化処理した場合の画質を示すタイムチャートである。 本発明の実施例3の記録装置に適用される主ビデオエンコード部を示すブロック図である。 本発明の実施例4の記録装置を示すブロック図である。 本発明の実施例5の記録装置を示すブロック図である。 本発明の実施例6の記録装置を示すブロック図である。 本発明の実施例8の記録装置を示すブロック図である。 本発明の実施例9の記録装置を示すブロック図である。 図11の記録装置の動作の説明に供するタイムチャートである。 本発明の他の実施例による記録装置を示すブロック図である。 図13とは異なる他の実施例による記録装置を示すブロック図である。 GOP構造を可変する場合におけるオープンGOPによる参照関係を示す図である。 GOP構造を可変する場合におけるクローズドGOPによる参照関係を示す図である。 オープンGOPにおけるピクチャー間の参照関係を示す図である。 クローズドGOPにおけるピクチャー間の参照関係を示す図である。 従来の記録装置を示すブロック図である。 図19の記録装置におけるビデオエンコード部を示すブロック図である。 クローズドGOPにおけるGOPノイズの説明に供するタイムチャートである。 図21とは異なる例によるGOPノイズの説明に供するタイムチャートである。 オープンGOPにおけるGOPノイズの説明に供するタイムチャートである。
符号の説明
1、41、61、71、81、91、101、111、121……記録装置、3、30、48、68、78、88、98、105……制御部、5……ビデオエンコード部、11、36、45、63、103……バッファ、27、33、53、62、102……選択回路、42……副ビデオエンコード部、43……ビデオデコード部、44……GOPヘッダー変更部、46、56……主ビデオエンコード部

Claims (15)

  1. 入力ビデオデータをオープンGOPにより符号化処理し、オープンGOPの符号化データを出力する副エンコード部と、
    前記オープンGOPの符号化データを復号化処理し、オープンGOPのビデオデータを出力するデコード部と、
    前記オープンGOPのビデオデータに前記副エンコード部と同一にピクチャータイプを順次設定して、前記オープンGOPのビデオデータをクローズドGOPにより符号化処理し、出力符号化データを出力する主エンコード部と
    を備えることを特徴とする符号化装置。
  2. 前記主エンコード部は、
    前記オープンGOPのビデオデータをクローズドGOPにより符号化処理してクローズドGOPの符号化データを生成するクローズドGOPのエンコード部と、
    前記クローズドGOPの符号化データのうち、前記オープンGOPの符号化データにおいて、直前GOPのピクチャーを参照していないピクチャーの符号化データを、対応する前記オープンGOPの符号化データで置き換えて前記出力符号化データを生成する置替部とを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  3. 前記置替部で置き換える前記オープンGOPの符号化データについて、オープンGOPを示す識別情報をクローズドGOPを示す識別情報に変更する変更部を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の符号化装置。
  4. 前記主エンコード部は、
    前記オープンGOPの符号化データにおいて直前GOPのピクチャーを参照しているピクチャーへの割り当て符号量を、前記副エンコード部に比して増大させて前記出力符号化データを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  5. 前記主エンコード部は、
    前記オープンGOPのビデオデータが、前記オープンGOPの符号化データにおいて直前GOPのピクチャー以外のピクチャーを参照しているピクチャーのビデオデータの場合、前記クローズドGOPのエンコード部への電源の供給が停止制御され、前記クローズドGOPのエンコード部の動作が停止する
    ことを特徴とする請求項2に記載の符号化装置。
  6. 前記主エンコード部の入力を、前記オープンGOPのビデオデータと前記入力ビデオデータとで切り換える選択回路と、
    前記選択回路を制御する制御部とを有し、
    前記制御部は、
    前記出力符号化データにおいてGOPノイズが目立ち難い場合に、前記入力ビデオデータを前記主エンコード部に入力するように、前記選択回路を制御し、
    前記出力符号化データにおいてGOPノイズが目立ち易い場合に、前記オープンGOPのビデオデータを前記主エンコード部に入力するように、前記選択回路を制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の符号化装置。
  7. 前記制御部は、
    前記入力ビデオデータの動き量を判定し、
    前記動き量が大きい場合には、前記GOPノイズが目立ち難い場合と判定し、
    前記動き量が小さい場合には、前記GOPノイズが目立ち易い場合と判定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の符号化装置。
  8. 少なくとも前記主エンコード部は、
    可変ビットレートで前記出力符号化データを出力し、
    前記制御部は、
    前記出力符号化データにおける発生ビット量を判定し、
    前記発生ビット量が多い場合には、前記GOPノイズが目立ち難い場合と判定し、
    前記発生ビット量が少ない場合には、前記GOPノイズが目立ち易い場合と判定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の符号化装置。
  9. 少なくとも前記主エンコード部は、
    発生符号量に応じたフィードバック制御による量子化スケールの制御により固定ビットレートで前記出力符号化データを出力し、
    前記制御部は、
    前記量子化スケールの量子化ステップサイズを判定し、
    前記量子化ステップサイズが大きい場合には、前記GOPノイズが目立ち難い場合と判定し、
    前記量子化ステップサイズが小さい場合には、前記GOPノイズが目立ち易い場合と判定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の符号化装置。
  10. 前記出力符号化データを記録媒体に記録する記録手段と、
    前記主エンコード部の入力を、前記オープンGOPのビデオデータと前記入力ビデオデータとで切り換える選択回路と、
    前記選択回路を制御する制御部とを有し、
    少なくとも前記主エンコード部は、
    可変ビットレートで前記出力符号化データを出力し、
    前記制御部は、
    前記記録媒体の残量を判定し、
    前記残量が少ない場合には、前記入力ビデオデータを前記主エンコード部に入力するように、前記選択回路を制御し、
    前記残量が多い場合には、前記オープンGOPのビデオデータを前記主エンコード部に入力するように、前記選択回路を制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の符号化装置。
  11. 前記主エンコード部の入力を、前記オープンGOPのビデオデータと前記入力ビデオデータとで切り換える選択回路と、
    前記選択回路を制御する制御部とを有し、
    前記制御部は、
    前記出力符号化データにおいてGOPノイズが目立ち難い場合に、前記入力ビデオデータを前記主エンコード部に入力するように、前記選択回路を制御し、
    前記出力符号化データにおいてGOPノイズが目立ち易い場合に、前記オープンGOPのビデオデータを前記主エンコード部に入力するように、前記選択回路を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  12. 前記出力符号化データを記録媒体に記録する記録手段と、
    前記主エンコード部の入力を、前記オープンGOPのビデオデータと前記入力ビデオデータとで切り換える選択回路と、
    前記選択回路を制御する制御部とを有し、
    少なくとも前記主エンコード部は、
    可変ビットレートで前記出力符号化データを出力し、
    前記制御部は、
    前記記録媒体の残量を判定し、
    前記残量が少ない場合には、前記入力ビデオデータを前記主エンコード部に入力するように、前記選択回路を制御し、
    前記残量が多い場合には、前記オープンGOPのビデオデータを前記主エンコード部に入力するように、前記選択回路を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  13. 入力ビデオデータをオープンGOPにより符号化処理し、オープンGOPの符号化データを出力する副エンコードのステップと、
    前記オープンGOPの符号化データを復号化処理し、オープンGOPのビデオデータを出力するデコードのステップと、
    前記オープンGOPのビデオデータに前記副エンコードのスッテプと同一にピクチャータイプを順次設定して、前記オープンGOPのビデオデータをクローズドGOPにより符号化処理し、出力符号化データを出力する主エンコードのステップと
    を備えることを特徴とする符号化方法。
  14. 入力ビデオデータを符号化処理する符号化方法のプログラムにおいて、
    前記入力ビデオデータをオープンGOPにより符号化処理し、オープンGOPの符号化データを出力する副エンコードのステップと、
    前記オープンGOPの符号化データを復号化処理し、オープンGOPのビデオデータを出力するデコードのステップと、
    前記オープンGOPのビデオデータに前記副エンコードのスッテプと同一にピクチャータイプを順次設定して、前記オープンGOPのビデオデータをクローズドGOPにより符号化処理し、出力符号化データを出力する主エンコードのステップと
    を備えることを特徴とする符号化方法のプログラム。
  15. 入力ビデオデータを符号化処理する符号化方法のプログラムを記録した記録媒体において、
    前記符号化方法のプログラムは、
    前記入力ビデオデータをオープンGOPにより符号化処理し、オープンGOPの符号化データを出力する副エンコードのステップと、
    前記オープンGOPの符号化データを復号化処理し、オープンGOPのビデオデータを出力するデコードのステップと、
    前記オープンGOPのビデオデータに前記副エンコードのスッテプと同一にピクチャータイプを順次設定して、前記オープンGOPのビデオデータをクローズドGOPにより符号化処理し、出力符号化データを出力する主エンコードのステップとを有する
    ことを特徴とする符号化方法のプログラムを記録した記録媒体。
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JP2017200176A (ja) * 2016-04-14 2017-11-02 アビッド テクノロジー インコーポレイテッド フレーム間ビデオ圧縮におけるオープン・グループ・オブ・ピクチャからクローズ・グループ・オブ・ピクチャへの変換

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JP2017200176A (ja) * 2016-04-14 2017-11-02 アビッド テクノロジー インコーポレイテッド フレーム間ビデオ圧縮におけるオープン・グループ・オブ・ピクチャからクローズ・グループ・オブ・ピクチャへの変換
JP7045800B2 (ja) 2016-04-14 2022-04-01 アビッド テクノロジー インコーポレイテッド フレーム間ビデオ圧縮におけるオープン・グループ・オブ・ピクチャからクローズ・グループ・オブ・ピクチャへの変換

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