JP2009049033A - レーストラック型超電導コイル - Google Patents

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Abstract

【課題】超電導線の端末に取り付けるリード線接続用端子の配置位置を改良して、該リード線接続用端子の損傷を防止すると共に、レーストラック型超電導コイルを細幅化する。
【解決手段】超電導線が対向する一対の直線部の両端を円弧部で連結してなる長円形状に巻回されているレーストラック型コイルであって、最外周ターンの超電導線の端末が、前記直線部の長さ方向の一端から前記円弧部の先端を越えて外方に引き出され、該超電導線の端末にリード線接続用端子が取り付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーストラック型超電導コイルに関し、リード線接続用端子を取り付ける超電導線の端末部分を改良するものである。
従来、リニアモータ等に用いられる超電導コイルとして、レーストラック型超電導コイルが提供されている。
本出願人は、特開平6−275429号公報(特許文献1)等において、この種のレーストラック型超電導コイルを提供している。該レーストラック型超電導コイルは、対向する一対の直線部の両端を円弧部で連結してなる長円形状の巻芯に超電導線を巻回した細長い形状のコイルである。
前記のようなレーストラック型超電導コイル1は、図5に示すように、最外周ターンの超電導線2の端末に半田付けしたリード線接続用端子3を巻芯4の直線部4aに対向する位置に配置している。この状態でレーストラック型超電導コイル1を幅方向X(短軸方向)の両側からプレスすることにより、巻芯4の直線部4aに巻回した超電導線2を直線状とし、この状態でさらにレーストラック型超電導コイル1に樹脂を含浸させて硬化させ、コイル形状を安定化させている。
特開平6−275429号公報
しかしながら、前記レーストラック型超電導コイル1のように、リード線接続用端子3を巻芯4の直線部4aに対向する位置に配置していると、幅方向の両側からプレスする際に、リード線接続用端子3に局所的に過大な圧力がかかり、リード線接続用端子3が損傷してしまうおそれがある。
また、前記リード線接続用端子3に前記プレスの圧力がかかって、巻芯4の直線部4aに巻回した超電導線2に圧力が十分にかからず、超電導線2を直線状にできない問題がある。
さらに、リード線接続用端子3を巻芯4の直線部4aに対向する位置に配置しているため、前記リード線接続用端子3が、リード線接続用端子3と半田の厚さ分だけレーストラック型超電導コイル1の幅方向に突出し、レーストラック型超電導コイル1が幅方向X(短軸方向)に大型化する問題がある。
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、超電導線の端末に取り付けるリード線接続用端子の配置位置を改良して、該リード線接続用端子の損傷を防止すると共に、レーストラック型超電導コイルを細幅化することを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、超電導線が対向する一対の直線部の両端を円弧部で連結してなる長円形状に巻回されているレーストラック型コイルであって、
最外周ターンの超電導線の端末が、前記直線部の長さ方向の一端から前記円弧部の先端を越えて外方に引き出され、該超電導線の端末にリード線接続用端子が取り付けられていることを特徴とするレーストラック型超電導コイルを提供している。
前記構成からなるレーストラック型超電導コイルでは、最外周ターンの超電導線の端末を直線部の長さ方向の一端から円弧部の先端を越えて外方に引き出し、端末に取り付けられたリード線接続用端子を直線部と対向する位置に配置していないため、レーストラック型超電導コイルを細幅化することができる。
また、前記のように直線部にリード線接続用端子を配置しないため、レーストラック型超電導コイルの幅方向の両側からプレスしたときにリード線接続用端子に圧力がかからず、リード線接続用端子の損傷を防止することができると共に、直線部の超電導線に均等に圧力をかけて、該超電導線を確実に直線状にすることができる。
前記超電導線は長円形状に形成された巻芯に巻き付けられ、前記外方に引き出される超電導線の端末部分は前記直線部から同一直線上に延長され、該端末部分の内面側に前記リード線接続用端子が取り付けられていることが好ましい。また、リード線接続用端子は前記巻回された直線部の外面ラインより突出させていないことが好ましい。
前記構成によれば、直線部より引き出された超電導線の端末部分が幅方向に拡がって配置されることがなく、レーストラック型超電導コイルが幅方向に大きくなるのを防止することができる。
また、リード線接続用端子を超電導線の内面側の空きスペースに配置でき、リード線接続用端子がレーストラック型超電導コイルの外周側に突出するのを防止することができる。
なお、対向する一対の直線部の両端を円弧部で連結してなる巻芯は、長円形状の筒状の巻芯でもよいし、中実の長円形状の巻芯でもよい。
前記超電導線はシングルパンケーキコイルとされ、前記巻芯の外周面に設けた凹部に、最内周ターンの超電導線の端末に取り付けられたリード線接続用端子が収容されていることが好ましい。
レーストラック型超電導コイルがシングルパンケーキコイルの場合、一方の端末は最内周ターン側に設けられるため、レーストラック型超電導コイルの長軸方向に引き出すことができない。
よって、巻芯の外周面に設けた凹部に、最内周ターン側の端末に取り付けたリード線接続用端子を収容することにより、リード線接続用端子がレーストラック型超電導コイルの幅方向に突出するのを防止して、レーストラック型超電導コイルの幅方向の大型化を防止することができる。かつ、プレス時にリード線接続用端子へ圧力がかかるのを防止でき、直線部となる超電導線に均等に圧力をかけて直線状にすることができる。
前記巻芯の外周面に設ける凹部の深さは、リード線接続用端子と該リード線接続用端子を超電導線に取り付けるための半田の合計厚さよりも大きくして、該リード線接続用端子が凹部内に完全に収容されるようにしていることが好ましい。
また、前記超電導線が最内周ターンの渡り部で連続する2層のコイル部からなるダブルパンケーキコイルとされ、
各コイル部の最外周ターンの超電導線の端末が前記直線部の長さ方向の同一端側から外方へ引き出され、これら超電導線の端末に夫々リード線接続用端子が取り付けられている構成としてもよい。
レーストラック型超電導コイルがダブルパンケーキコイルの場合には、両端末がコイル外周側に配置されるため、両端末を直線部の長さ方向に引き出し、各端末に取り付けられたリード線接続用端子を直線部に配置しないようにして、レーストラック型超電導コイルを細幅化することができる。
前記外方へ引き出した部分を除く超電導線の巻回部分は、樹脂モールドされていることが好ましい。
前記構成によれば、外方へ引き出した部分をのぞく超電導線の巻回部分を樹脂モールドしているため、超電導線の巻線形状を保持することができる。一方、最外周ターンの超電導線の端末に取り付けたリード線接続用端子は樹脂モールドしていないため、樹脂モールド部がレーストラック型超電導コイルの長軸方向に大きくならず、コイルの大型化を防止できると共に、樹脂の使用量を必要最小限として低コスト化、軽量化を図ることができる。
また、樹脂モールド部の外周面に端子保持材を取り付けて、該端子保持材により樹脂モールド部の外部に設けたリード線接続用端子を位置決め保持してもよい。
または、前記外方へ引き出した部分を超電導線の巻回部分と共に樹脂モールドしてもよい。
前記構成によれば、超電導線の巻回部分から外方へ引き出した部分を樹脂モールドにより保護することができると共に、引き出した部分に取り付けたリード線接続用端子を安定した状態で保持することができる。
前述したように、本発明によれば、最外周ターンの超電導線の端末を直線部の長さ方向の一端から円弧部の先端を越えて外方に引き出し、端末に取り付けられたリード線接続用端子を直線部と対向する位置に配置していないため、レーストラック型超電導コイルを細幅化することができる。
また、前記のように直線部にリード線接続用端子を配置しないため、レーストラック型超電導コイルの幅方向の両側からプレスしたときにリード線接続用端子に圧力がかからず、リード線接続用端子の損傷を防止することができると共に、直線部の超電導線に均等に圧力をかけて、該超電導線を確実に直線状にすることができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1に、本発明の第1実施形態を示す。
本実施形態のレーストラック型超電導コイル10は、超電導機器である超電導モータに用いられるものであり、長円形状の巻芯11に帯状のビスマス系超電導線12を内周側から順に巻回したシングルパンケーキコイルとし、一対の対向する直線部10aと該直線部10aの両端を円弧部10bで連結した長円形状に巻回されている。
超電導線12が絶縁材により被覆されている場合には、超電導線11のみを巻芯11に巻回している一方、超電導線12が絶縁材により被覆されていない場合には、超電導線12に絶縁樹脂テープを重ね合わせて、超電導線12を絶縁樹脂テープと共に巻芯11に巻回して、絶縁樹脂テープにより隣接するターンの超電導線を絶縁している。
前記巻芯11は、外周面が対向する一対の直線面11aと、該直線面11aの両端を連結する円弧面11bからなる中実の長円形状としている。直線面11aの長さ方向を長軸方向Y、直線面11aの対向方向を短軸方向Xとし、短軸方向Xをレーストラック型超電導コイル10の幅方向としている。
前記巻芯11の外周面には、直線面11aにリード線接続用端子を収容するための凹部11cを設けており、最内周ターンの超電導線12の端末12aの内周面側に半田付けしたリード線接続用端子13Aを収容している。前記凹部11cの巻芯11の外周面からの深さをリード線接続用端子13Aと半田の合計厚さよりも大きくして、該凹部11c内にリード線接続用端子13Aを完全に収容し、リード線接続用端子13Aが凹部11cから突出しないようにしている。
一方、最外周ターンの超電導線12の端末12bは、直線部10aの長さ方向の一端から円弧部10bの先端を越えて同一直線上に外方へ引き出しており、該超電導線12の端末12bの内周面側に半田付けしたリード線接続用端子13Bを、直線部10aと対向する位置から長軸方向Yに離れた位置に設けている。即ち、最外周ターンの超電導線12の端末12bに取り付けたリード線接続用端子13Bを直線部10aと対向する位置に配置しないようにしている。このとき最外周ターンの超電導線12の端末12bに取り付けたリード線接続用端子13Bは直線部10aの外面ラインより突出させていない。
前記巻芯11に超電導線12を巻回し、シングルパンケーキコイルとした状態で、金型(図示せず)内に配置し、短軸方向Xの両側からプレスして、巻芯11の直線面11aに巻回した超電導線12を直線状とし、樹脂を含浸させて硬化させ、図1(B)中に破線で示す樹脂モールド部14を形成している。
巻芯11および該巻芯11に巻回した超電導線12を樹脂モールド部14に埋設する一方、最外周ターンの超電導線12の端末12bを樹脂モールド部14から引き出しており、該端末12bに取り付けたリード線接続用端子13Bを樹脂モールド部14の外部に設けている。
超電導線12の端末に取り付けるリード線接続用端子13A、13Bは、超電導線12に常電導線からなるリード線を接続するものであり、超電導線12の幅と同一幅の電線取付部13aと、該電線取付部13aの長さ方向の中央から突出する端子接続部13bからなるT形状としている。電線接続部13aを超電導線12の端末に半田付けして固定し、端子接続部13bを上方に突出させている。
よって、最内周ターンの超電導線12の端末12aに取り付けたリード線接続用端子13Aは、電線接続部13aが樹脂モールド部14内に埋設される一方、端子接続部13bが樹脂モールド部14から突出している。
前記構成によれば、最外周ターンの超電導線12の端末12bを直線部10aの長さ方向の一端から円弧部10bの先端を越えて外方に引き出し、端末12bに取り付けられたリード線接続用端子13Bを直線部10aと対向する位置に配置していないため、レーストラック型超電導コイル10を細幅化することができる。
また、前記のように直線部10aにリード線接続用端子13Bを配置しないため、レーストラック型超電導コイル10の幅方向の両側からプレスしたときにリード線接続用端子13Bに圧力がかからない。よって、リード線接続用端子13Bの損傷を防止することができると共に、直線部10aの超電導線12に均等に圧力をかけて、該超電導線12を確実に直線状にすることができる。また、最内周ターンの超電導線12の端末12aに取り付けたリード線接続用端子13Aは、巻芯11の凹部11c内に完全に収容しているため、プレス時に圧力がかからず、損傷を防止することができる。
さらに、前記レーストラック型超電導コイル10を短軸方向Xに複数個並列配置する超電導機器であれば、各レーストラック型超電導コイル10を細幅化したことにより超電導機器自体の大幅な小型化を図ることができる。
図2に、第1実施形態の変形例を示す。
本変形例では、巻芯11に巻回した超電導線12と共に該巻回部分から引き出した超電導線12を樹脂モールド部14に埋設している。
詳細には、超電導線12を引き出した側の円弧部10bに沿わせて樹脂製の端子保持材20を配置し、該端子保持材20の側面20aに超電導線12の引き出し部分を沿わせると共に、端子保持材20の側面20aに設けた凹部20bに超電導線12の端末12bに取り付けたリード線接続用端子13Bを配置している。この状態で、端子保持材20と引き出し部分の超電導線12を樹脂モールド部14に埋設しており、リード線接続用端子13Bの電線取付部13aを樹脂モールド部14内に埋設する一方、端子接続部13bを樹脂モールド部14の上面14aより突出させている。
前記構成によれば、超電導線12の巻回部分から外方へ引き出した部分を樹脂モールド部14により保護することができると共に、引き出した部分に取り付けたリード線接続用端子13Bを安定した状態で保持することができる。また、端子保持材20を用いてリード線接続用端子13Bを位置決め保持しているため、レーストラック型超電導コイル10を樹脂モールドするまでの間もリード線接続用端子13Bを安定した状態で位置決め保持することができる。
なお、端子保持材20を用いずに超電導線12の引き出し部分と該引き出し部分に取り付けたリード線接続用端子を樹脂モールド部に埋設してもよい。
図3に、本発明の第2実施形態を示す。
本実施形態では、レーストラック型超電導コイル10を超電導線12が最内周ターンの渡り部(図示せず)で連続する2層のコイル部からなるダブルパンケーキコイルとしている。
本実施形態の巻芯11は、第1実施形態と同様の長円形状としているが、2層のコイル部を形成できるよう軸線方向の長さを第1実施形態の巻芯のおよそ2倍とし、外周面にリード線接続用端子を収容するための凹部を設けていない。
また、本実施形態のレーストラック型超電導コイル10はダブルパンケーキコイルであるため、超電導線12の両端末12cが各コイル部の最外周ターン側に配置される。
よって、各コイル部の最外周ターンの超電導線12の端末12cを直線部10aの長さ方向の同一端側から外方に引き出し、各端末12cに取り付けたリード線接続用端子13を直線部10aから長軸方向Yに離れた位置に配置している。
前記構成によれば、第1実施形態と同様、直線部10aと対向する位置にリード線接続用端子13が配置されず、レーストラック型超電導コイル10を細幅化することができ、かつ、プレス時にリード線接続用端子13の損傷を防止することができると共に、直線部10aとなる超電導線12を確実に直線状にすることができる。
また、巻芯11にリード線接続用端子を収容するための凹部を設ける必要がなく、汎用されている巻芯を用いることができる。
なお、他の構成及び作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
図4に、第2実施形態の変形例を示す。
本変形例では、第1実施形態の変形例と同様、巻芯11に巻回した超電導線12と共に該巻回部分から引き出した超電導線12を樹脂モールド部14に埋設している。
詳細には、超電導線12を引き出した側の円弧部10bに沿わせて樹脂製の端子保持材20を配置し、該端子保持材20の両側面20aに超電導線12の引き出し部分をそれぞれ沿わせると共に、端子保持材20の両側面20aに設けた凹部20bに超電導線12の端末12cに取り付けたリード線接続用端子13をそれぞれ配置している。この状態で、端子保持材20と引き出し部分の超電導線12を樹脂モールド部14に埋設している。
本変形例の場合には、リード線接続用端子13の端子接続部13bをレーストラック型超電導コイル10の軸線方向の外方に向けて突出するように配置している。よって、リード線接続用端子13の電線取付部13aを樹脂モールド部14内に埋設しており、図4(B)に示すように、上層のコイル部から引き出した超電導線12の端末に取り付けたリード線接続用端子13の端子接続部13bを樹脂モールド部14の上面14aより突出させる一方、下層のコイル部から引き出した超電導線12の端末に取り付けたリード線接続用端子13の端子接続部13bを樹脂モールド部14の下面14bより突出させている。
なお、端子保持材20を用いずに超電導線12の引き出し部分と該引き出し部分に取り付けたリード線接続用端子を樹脂モールド部に埋設してもよい。
前記実施の形態はすべての点で例示であって、これら実施形態に限定されず、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の範囲内でのすべての変更が含まれる。
本発明のレーストラック型超電導コイルは、自動車等の駆動用モータや、その他発電機、変圧器、超電導電力貯蔵装置(SMES)等の超電導機器に用いられるものである。
本発明の第1実施形態のレーストラック型超電導コイルを示し、(A)は斜視図、(B)は平面図である。 第1実施形態の変形例のレーストラック型超電導コイルを示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。 第2実施形態のレーストラック型超電導コイルを示し、(A)は斜視図、(B)は平面図である。 第2実施形態の変形例のレーストラック型超電導コイルを示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。 従来例を示す図面である。
符号の説明
10 レーストラック型超電導コイル
10a 直線部
10b 円弧部
11 巻芯
12 超電導線
12a、12b、12c 端末
13 リード線接続用端子
14 樹脂モールド部
20 端子保持材

Claims (7)

  1. 超電導線が対向する一対の直線部の両端を円弧部で連結してなる長円形状に巻回されているレーストラック型コイルであって、
    最外周ターンの超電導線の端末が、前記直線部の長さ方向の一端から前記円弧部の先端を越えて外方に引き出され、該超電導線の端末にリード線接続用端子が取り付けられていることを特徴とするレーストラック型超電導コイル。
  2. 前記超電導線は長円形状に形成された巻芯に巻き付けられ、前記外方に引き出される超電導線の端末部分は前記直線部から同一直線上に延長され、該端末部分の内面側に前記リード線接続用端子が取り付けられている請求項1に記載のレーストラック型超電導コイル
  3. 前記超電導線はシングルパンケーキコイルとされ、前記巻芯の外周面に設けた凹部に、最内周ターンの超電導線の端末に取り付けられたリード線接続用端子が収容されている請求項2に記載のレーストラック型超電導コイル。
  4. 前記超電導線が最内周ターンの渡り部で連続する2層のコイル部からなるダブルパンケーキコイルとされ、
    各コイル部の最外周ターンの超電導線の端末が前記直線部の長さ方向の同一端側から外方へ引き出され、これら超電導線の端末に夫々リード線接続用端子が取り付けられている請求項1または請求項2に記載のレーストラック型超電導コイル。
  5. 前記外方へ引き出した部分を除く超電導線の巻回部分は、樹脂モールドされている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のレーストラック型超電導コイル。
  6. 前記外方へ引き出した部分及び超電導線の巻回部分は、樹脂モールドされている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のレーストラック型超電導コイル。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のレーストラック型超電導コイルを備えた超電導機器。
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