JP2009048030A - 現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像剤の凝集に起因する印刷画像における白抜けの発生を抑制することができる現像装置を提供する。
【解決手段】
円筒形部材10の表面に積層した現像剤を感光体200に供給して静電潜像を現像する現像部材6の磁性部材9は、感光体200に対向する位置を基点に現像剤を円筒形部材10の回転方向に、磁極N1、磁極S2、磁極S3、磁極N2、及び、磁極S1を備え、磁極S3の磁束密度のピークの値を磁極S1の磁束密度のピークの値の50%から80%とし、磁極N2の磁束密度のピークの値を磁極S1の磁束密度のピークの値の50%から70%とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、現像装置に関し、詳しくは、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置に用いられ、感光体に形成された静電潜像を現像する現像装置に関する。
従来、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置に用いられ、感光体に形成された静電潜像を、トナー及びキャリアを用いた2成分現像剤によって現像する現像装置が発明されている。このような現像装置としては、例えば、特許文献1に示すような現像装置が発明されているが、特許文献1に示す装置の他にも、図7に示すような現像装置300が存在する。
図7に示す現像装置300は、筐体301を備えており、該筐体301の内部には、撹拌部材302、供給部材303、磁性部材304、円筒形部材305、厚み制限部材306、及び、固定部材307が設けられている。このような現像装置300では、筐体301の内部に充填され、撹拌部材302で撹拌されて供給部材303により供給された現像剤が、磁性部材304の磁力によって円筒形部材305の表面に積層される。円筒形部材305の表面に積層された現像剤は、円筒形部材305の回転によって、該円筒形部材305の表面に保持されたまま感光体200と対向する位置まで搬送される。円筒形部材305の表面に積層された現像剤は、搬送の過程で、円筒形部材305の表面から所定の距離の位置に固定部材307によって筐体301に固定された厚み制限部材306の端部3060によって、層の厚みが一定の厚みに制限される。
図7に示すように、厚み制限部材306は、現像剤の厚みを制限するその端部3060の先端が、固定部材307の端部3070の先端より所定の長さLだけ突出している。そして、この端部3060の先端と端部3070の先端との間の距離Lは、現像装置300の小型化に伴い、短くすることが要求されている。
特開2001−92249号公報
しかし、厚み制限部材306の端部3060の先端と固定部材307の端部3070の先端との間の距離Lが短くなると、固定部材307の端部3070の先端から円筒形部材305の表面までの距離も短くなる。固定部材307の端部3070の先端から円筒形部材305の表面までの距離が短くなると、厚み制限部材306の端部3060で削ぎ落とされた円筒形部材305の現像剤が固定部材307の端部3070と円筒形部材305の表面との間に凝集されやすくなる。大量の枚数の記録紙の印刷に使用され、記録紙の紙粉が混入し、また、キャリアにトナーが埋まり込んで流動性が悪化した現像剤を使用する場合にはこの凝集の現象が顕著となる。このような流動性が悪化した現像剤の凝集が発生した場合には、凝集した現像剤が円筒形部材305の回転方向の後方から搬送される現像剤を塞き止め、現像剤が凝集した箇所に対応する円筒形部材305の表面に現像剤が積層されなくなる。その結果、記録紙へ印刷された画像において、記録紙の搬送方向に白い線状の色抜け(以下、“白抜け”と呼ぶ。)が起こるという問題が発生する。
そこで、本発明は、現像剤の凝集に起因する印刷画像における白抜けの発生を抑制することができる現像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る現像装置は、筐体と、前記筐体の内部に充填された現像剤を撹拌する撹拌部材と、円柱形状を有し、軸を中心に回転可能な非磁性の円筒形部材を周外に同軸に備え、感光体に対向する位置で磁束密度がピークとなるS極及びN極のうち一方の極性である第1の磁極を有し、前記第1の磁極から前記円筒計部材の回転の逆方向に、該第1の磁極に隣り合うS極及びN極のうち他方の極性である第2の磁極を有し、前記第1の磁極から前記円筒形部材の回転の順方向に順に位置する、S極及びN極のうち他方の極性である第3の磁極、他方の極性である第4の磁極、及び、一方の極性である第5の磁極を有し、前記撹拌部材によって撹拌された前記現像剤を前記円筒形部材の表面に保持して搬送して前記感光体に供給する磁性部材と、前記円筒形部材の表面に保持して搬送される現像剤の層の厚みを一定の厚みに制限する端部を有する厚み制限部材と、前記厚み制限部材の前記端部が前記第2の磁極の磁束密度のピークから前記円筒形部材の回転の逆方向側であって、該磁極の磁束密度が該磁極の磁束密度のピークの50%以上となる場所に位置し、かつ、前記端部と前記円筒形部材の表面との間が所定の距離となるように、前記厚み制限部材を前記筐体に固定する固定部材と、を備えることを特徴としている。
なお、“磁束密度のピーク”とは、磁性部材の磁極に起因する磁束密度の垂直成分のピークのことである。
本発明に係る現像装置は、さらに、前記第4の磁極の磁束密度のピークの値が前記第2の磁極の磁束密度のピーク値の50%から80%であり、かつ、前記第5の磁極の磁束密度のピークの値が前記第2の磁極の磁束密度のピークの値の50%から70%であることを特徴としている。
本発明に係る現像装置によれば、厚み制限部材の端部が、第2の磁極の磁束密度のピークから円筒形部材の回転の逆方向側であって、該磁極の磁束密度が該磁極の磁束密度のピークの50%以上となる場所に位置している。したがって、現像剤の凝集に起因する印刷画像における白抜けの発生を抑制することができるという効果が得られる。
また、本発明に係る現像装置によれば、さらに、厚み制限部材の端部が、第2の磁極の磁束密度のピークから円筒形部材の回転の逆方向側であって、該磁極の磁束密度が該磁極の磁束密度のピークの50%以上となる場所に位置している。したがって、現像剤の凝集に起因する白抜けの発生を解消することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る現像装置の第1の実施の形態について説明する。第1の実施の形態に係る現像装置1は、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置に用いられ、図1に示すように、感光体200の表面に形成された静電潜像を、トナー及びキャリアを用いた2成分現像剤(以下、“現像剤”と呼ぶ。)によって現像するものである。現像装置1は筐体2を備えている。そして、現像装置1は、この筐体2の内部に、撹拌部材3,4、供給部材5、現像部材6、厚み制限部材7、及び、固定部材8を備えている。
撹拌部材3,4は、断面が円状の棒状部材に板状の羽部材がらせん状に巻かれたスクリューの形状となっており、棒状部材の軸を中心とする回転によって筐体2の内部に充填された現像剤を撹拌する。
筐体2に充填される現像剤は、着色するための粉体であるトナーと磁性を有する粉体であるキャリアとから構成されている。そして、トナーは、例えば、スチレンアクリル系、又は、ポリエステル系の樹脂で構成されており、キャリアは、例えば、マグネタイト、フェライトなどの磁性体を樹脂コートして構成されている。
供給部材5は、断面が円状の棒状部材の表面に断面が略三角形状である羽部材が棒状部材の軸に並行に、例えば、5本だけ配置されており、撹拌部材3,4によって撹拌された現像剤を、棒状部材の軸を中心とする回転によって現像部材6に供給する。
現像部材6は、断面が円状の棒状であって磁性を有する磁性部材9と、円筒形状で磁性を有さない円筒形部材10とから構成される。磁性部材9は、円筒形部材10の中空部分に同軸に収容されている。また、磁性部材9は、長手方向の両端が筐体2に固定されており、軸を中心とした回転は行われない。一方、円筒形部材10は、軸を中心として回転することが可能になっている。なお、撹拌部材3,4、供給部材5、及び、円筒形部材10は、複写機などの画像形成装置が備える駆動部(不図示)から伝達される駆動力によってそれぞれの軸を中心に回転される。
現像部材6は、磁性部材9の磁力によって、供給部材5によって供給された現像剤を円筒形部材10の表面に保持し、円筒形部材10の回転によって、保持された現像剤を搬送して感光体200に供給する。
磁性部材9は、図2に示すように、周方向に放射状に、第1から第5の5つの磁極N1,S1,S2,S3,N2を有している。第1の磁極(N1)はN極であり、該磁極の磁束密度の垂直成分(以下、単に“磁束密度”と呼ぶ。)が感光体200に対向する位置でピークとなるように配置されている。また、第2の磁極(S1)はS極であり、円筒形部材10の回転の逆方向(図1の反時計回り方向)に、第1の磁極(N1)と隣り合うように設けられている。そして、第3の磁極(S2)、第4の磁極(S3)、及び、第5の磁極(N2)は、それぞれ、S極、S極、N極であり、第1の磁極(N1)側から円筒形部材10の回転の順方向に、順に設けられている。
以下、現像部材1が複写機などの画像形成装置に取り付けられた場合の水平方向であって、磁性部材9の供給部材5が位置する側を基点P(0°)として5つの磁極N1,S1,S2,S3,N2の位置及び磁力の強さについて説明する。
第1の磁極(N1)は、基点Pから円筒形部材10の回転の順方向に105±5°の位置で磁束密度のピークが107±5mT(milli-Tesla)となる。第2の磁極(S1)は、基点Pから円筒形部材10の回転の順方向に41±5°の位置で磁束密度のピークが66±5mTとなる。第3の磁極(S2)は、基点Pから円筒形部材10の回転の順方向に189±5°の位置で磁束密度のピークが63±5mTとなる。第4の磁極(S3)は、基点Pから円筒形部材10の回転の順方向に301±5°の位置で磁束密度のピークが49±5mTとなる。そして、第5の磁束(N2)は、基点Pから円筒形部材10の回転の順方向に345±5°の位置で磁束密度のピークの値が66±5mTとなる。なお、位置(角度)における±5°及び磁束密度における±5mTは公差である。図3は、このように各磁極が配置された磁性部材9における磁束密度の垂直成分の分布を示す説明図である。
このような磁性部材9において、第4の磁極(S3)は、供給部材5によって供給された現像剤を円筒形部材10の表面に引き寄せて積層させる働きをする。そして、第5の磁極(N2)は、同じく、供給部材5によって供給された現像剤を円筒形部材10の表面に引き寄せて積層させるとともに、当該表面に保持する働きをする。また、第2の磁極(S1)は、現像剤を円筒形部材10の表面に保持する働きをする。さらに、第1の磁極(N1)は、円筒形部材10の表面に保持された現像剤に含まれるトナーを感光体200の表面に供給し、感光体200の表面に形成された静電潜像を現像する働きをする。また、第3の磁極(S2)は、第4の磁極(S3)の磁力を相殺して、円筒形部材10の表面に保持された現像剤を第3の磁極(S2)と第4の磁極(S3)との磁力の境界で円筒形部材10の表面から引き剥がす働きをする。
このような磁性部材9を備える現像部材6の供給部材5が位置する側には、厚み制限部材7が配置されている。厚み制限部材7は、細長い板状の部材であり、板の一方の長辺である端部70が円筒形部材10の表面から0.55から0.60mmの間隔を隔てた状態で、固定部材8によって筐体2に固定されている。また、厚み制限部材7の端部70は、第2の磁極(S1)の磁束密度のピークから円筒形部材10の回転の逆方向側であって、該磁極の磁束密度が、該磁極の磁束密度のピークの50%以上となる位置W(図3参照。)に、固定部材8によって固定されている。この厚み制限部材7は、磁性部材9の第4の磁極(S3)及び第5の磁極(N2)によって円筒形部材10の表面に積層された現像剤の厚みを、円筒形部材10の回転に伴って、積層された現像剤を端部70で削ぎ落とすことによって所定の厚みに制限する。なお、固定部材8は、厚み制限部材7の長辺と同程度の長さであり、その長辺の端部80の先端と円筒形部材10の表面との距離は、厚み制限部材7の端部70の先端と円筒形部材10の表面との距離よりも長くなっている。
前述のように、本発明の現像装置1は、厚み制限部材7の端部70が、第2の磁極(S1)の磁束密度のピークから円筒形部材10の回転の逆方向側であって、該磁極の磁束密度が、該磁極の磁束密度のピークの50%以上となる位置Wに位置している。このような現像装置1によれば、厚み制限部材7の端部70及び固定部材8の端部80における現像剤の凝集に起因する印刷画像における白抜けの発生を抑制できる。この厚み制限部材7の端部70の位置の範囲Wは実験により導き出されたものである。図4は、厚み制限部材7の端部70の位置と印刷画像における白抜けの発生に関する実験の条件及び結果のデータを示す説明図である。
図4に示すように、厚み制限部材7の端部70の位置の条件を変えてNo.1からNo.6の6つの実験を行った。これらの実験においては、100000枚以上の記録紙に対してベタ塗りの画像を印刷して流動性を悪化させた現像剤を使用している。また、実験の結果、10000(10k)枚未満の記録紙への印刷で白抜けが発生した場合、白抜けの発生を防止する効果がないとし、10000(10k)枚以上の記録紙への印刷で白抜けが発生した場合、白抜けの発生を防止する効果があるとする。実験で記録紙に印刷する画像もベタ塗りの画像である。
なお、No.1及びNo.3の実験では、厚み制限部材7の端部70の位置を、基点P(図2参照)から円筒形部材10の回転の順方向に9°の位置とし、No.2、及び、No.4からNo.6の実験では、17°としている。厚み制限部材7の端部70の位置が基点Pから9°である場合には、厚み制限部材7の端部70は、第5の磁極(N2)の磁力の範囲内である。また、厚み制限部材7の端部70の位置が基点Pから17°である場合には、厚み制限部材7の端部70は、第2の磁極(S1)の磁力の範囲内である。厚み制限部材7の端部70の基点Pからの角度が同じであっても、端部70における第2の磁極(S1)の磁束密度の値が異なる場合に、厚み制限部材7の端部70の位置が異なると表現する。なお、No.3からNo.6の実験の現像部材6の磁性部材9の条件(以下、“現像部材条件”と呼ぶ。)において、各磁極の基点Pからの角度が公差である±5°の範囲を超えて変動している。これは、厚み制限部材7の端部70の第2の磁極(S1)及び第5の磁極(N2)の磁束密度のピークに対する位置を変更するにあたり、厚み制限部材7の位置の変更が現像装置1の構造上限界があるため、磁極の位置の方を変更したことによる。また、現像部材条件において、各磁極の磁束密度のピークの値も変動しているがこれは公差である±5mTの範囲内での変動である。
なお、以下において、厚み制限部材7の端部70が、第2の磁極(S1)の磁束密度のピークから円筒形部材10の回転の逆方向側であって、該磁極の磁束密度が該磁極の磁束密度のピークの50%以上となる位置Wに位置しているという条件を“条件1”と呼ぶ。
No.1の実験における現像部材条件、及び、厚み制限部材7の端部70の位置は、従来の現像装置における条件である。No.1の実験では、厚み制限部材7の端部70を、第5の磁極(N2)の磁束密度のピークの20%の位置に配置しており、条件1を満たしていない。この条件での実験の結果、1枚目の記録紙への印刷で白抜けが2本発生した。したがって、No.1の実験の厚み制限部材7の端部70の位置では、白抜けの発生を抑制する効果は得られない。
No.2の実験では、厚み制限部材7の端部70を、第2の磁極(S1)の磁束密度のピークの25%の位置に配置しており、条件1を満たしていない。この条件での実験の結果、5500(5.5k)枚目の記録紙への印刷で白抜けが1本発生した。したがって、No.2の実験の厚み制限部材7の端部70の位置では、白抜けの発生を抑制する効果は得られない。
No.3の実験では、厚み制限部材7の端部70を、第5の磁極(N2)の磁束密度のピークの44%の位置に配置しており、条件1を満たしていない。この条件での実験の結果、2500(2.5k)枚目の記録紙への印刷で白抜けが1本発生した。したがって、No.3の実験の厚み制限部材7の端部70の位置では、白抜けの発生を抑制する効果は得られない。
No.4の実験では、厚み制限部材7の端部70を、第2の磁極(S1)の磁束密度のピークの46%の位置に配置しており、条件1を満たしていない。この条件での実験の結果、6500(6.5k)枚目の記録紙への印刷で白抜けが2本発生した。したがって、No.4の実験の厚み制限部材7の端部70の位置では、白抜けの発生を抑制する効果は得られなかった。
No.5の実験では、厚み制限部材7の端部70を、第2の磁極(S1)の磁束密度のピークの57%の位置に配置しており、条件1を満たしている。この条件での実験の結果、12500(12.5k)枚目の記録紙への印刷で白抜けが1本発生した。したがって、条件1を満たすNo.5の実験の厚み制限部材7の端部70の位置により、白抜けの発生を抑制する効果が得られる。
No.6の実験では、厚み制限部材7の端部70を、第2の磁極(S1)の磁束密度のピークの72%の位置に配置しており、条件1を満たしている。この条件での実験の結果、13500(13.5k)枚目の記録紙への印刷で白抜けが1本発生した。したがって、条件1を満たすNo.6の実験の厚み制限部材7の端部70の位置により、白抜けの発生を抑制する効果が得られる。
以上に説明したように、条件1を満たしているNo.5及びNo.6の実験においてのみ現像剤の凝集に起因する白抜けの発生の抑制効果が認められた。したがって、条件1を満たした本実施の形態の現像装置1によれば、現像剤の凝集に起因する白抜けの発生を抑制することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る現像装置100について説明する。第2の実施の形態に係る現像装置100の構成は、第1の実施の形態に係る現像装置1の構成とほぼ同じである。現像装置100は、第4の磁極(S3)の磁束密度のピークの値が、第2の磁極(S1)の磁束密度のピークの値の50%から80%であり、かつ、第5の磁極(N2)の磁束密度のピークの値が、第2の磁極(S1)の磁束密度のピークの値の50%から70%である点が現像装置1と異なっている。
以下、第4の磁極(S3)の磁束密度のピークの値が、第2の磁極(S1)の磁束密度のピークの値の50%から80%であるという条件を“条件2”と呼ぶ。また、第5の磁極(N2)の磁束密度のピークの値が、第2の磁極(S1)の磁束密度のピークの値の50%から70%であるという条件を“条件3”と呼ぶ。なお、“条件1”は上述したように、厚み制限部材7の端部70が、第2の磁極(S1)の磁束密度のピークから円筒形部材10の回転の逆方向側であって、該磁極の磁束密度が該磁極の磁束密度のピークの50%以上となる位置Wに位置しているという条件である。
この条件1から条件3は、実験により導き出されたものである。図5及び図6は、第4の磁極(S3)及び第5の磁極(N2)の磁束密度のピークの値、並びに、厚み制限部材7の端部70の位置と、印刷画像における白抜けの発生に関する実験の条件及び結果のデータを示す説明図である。
図5及び図6に示すように、第4の磁極(S3)及び第5の磁極(N2)の磁束密度のピークの値の条件、並びに、厚み制限部材7の端部70の位置の条件を変えてNo.7からNo.22の16の実験を行った。これらの実験においては、100000枚以上の記録紙に対してベタ塗りの画像を印刷して流動性を悪化させた現像剤を使用している。また、実験の結果、10000(10k)枚未満の記録紙への印刷で白抜けが発生した場合、白抜けの発生を防止する効果がないとし、10000(10k)枚以上の記録紙への印刷で白抜けが発生した場合、白抜けの発生を防止する効果があるとする。そして、30000(30k)枚以上の記録紙への印刷で白抜けが発生しない場合、白抜けの発生が完全に解消されたものとする。実験で記録紙に印刷する画像もベタ塗りの画像である。
なお、No.7及びNo.16の実験では、厚み制限部材7の端部70の位置を、基点P(図2参照)から円筒形部材10の回転の順方向に9°の位置とし、それ以外の実験では、17°としている。厚み制限部材7の端部70の位置が基点Pから9°である場合には、厚み制限部材7の端部70は、第5の磁極(N2)の磁力の範囲内である。また、厚み制限部材7の端部70の位置が基点Pから17°である場合には、厚み制限部材7の端部70は、第2の磁極(S1)の磁力の範囲内である。厚み制限部材7の端部70の基点Pからの角度が同じであっても、端部70における第2の磁極(S1)の磁束密度の値が異なる場合に、厚み制限部材7の端部70の位置が異なると表現する。なお、No.1からNo.6の実験の現像部材6の磁性部材9の条件(現像部材条件)において、各磁極の基点Pからの角度が公差である±5°の範囲を超えて変動している。これは、厚み制限部材7の端部70の第2の磁極(S1)、及び、第5の磁極(N2)の磁束密度のピークに対する位置を変更するにあたり、厚み制限部材7の位置の変更が現像装置1の構造上限界があるため、磁極の位置の方を変更したことによる。また、現像部材条件において、第4の磁極(S3)及び第5の磁極(N2)以外の磁極の磁束密度のピークの値も変動しているがこれは公差である±5mTの範囲内での変動である。
No.7の実験における現像部材条件、及び、厚み制限部材7の端部70の位置は、従来の現像装置における条件である。No.7の実験では、条件2を満たしているが、条件1及び条件3を満たしていない。この条件での実験の結果、1枚目の記録紙への印刷で白抜けが2本発生した。したがって、No.7の実験の条件では、白抜けの発生を抑制する効果は得られない。
No.8からNo.13の実験では、厚み制限部材7の端部70の位置と第4の磁極(S3)の磁束密度のピークの値を一定(ただし、公差あり。)として条件2を満たしている。そして、第2の磁極(S1)の磁束密度のピークの値に対する第5の磁極(N2)の磁束密度のピークの値の割合(以下、単に“割合”と呼ぶ。)を順に小さくしている。
No.8の実験では、条件2を満たしているが、条件1及び条件3を満たしていない。この条件での実験の結果、5500(5.5k)枚目の記録紙への印刷で白抜けが1本発生した。したがって、No.8の実験の条件では、白抜けの発生を抑制する効果は得られない。
No.9の実験では、条件2を満たしているが、条件1及び条件3を満たしていない。この条件での実験の結果、9500(9.5k)枚目の記録紙への印刷で白抜けが1本発生した。したがって、No.9の実験の条件では、白抜けの発生を抑制する効果は得られない。
No.10の実験では、条件2及び条件3を満たしているが、条件1を満たしていない。この条件での実験の結果、17500(17.5k)枚目の記録紙への印刷で白抜けが1本発生した。したがって、No.10の実験の条件では、白抜けの発生を抑制する効果が得られる。
No.11の実験では、条件2及び条件3を満たしているが、条件1を満たしていない。この条件での実験の結果、20500(20.5k)枚目の記録紙への印刷で白抜けが1本発生した。したがって、No.11の実験の条件では、白抜けの発生を抑制する効果が得られる。
No.12の実験では、条件2及び条件3を満たしているが、条件1を満たしていない。この条件での実験の結果、19500(19.5k)枚目の記録紙への印刷で白抜けが1本発生した。したがって、No.12の実験の条件では、白抜けの発生を抑制する効果が得られる。
No.13の実験では、条件2を満たすが、条件1及び条件3を満たしていない。この条件での実験の結果、現像剤の凝集による白抜けの発生以前に“供給部材ピッチ抜け”が発生した。この供給部材ピッチ抜けとは、記録紙に印刷されたベタ塗りの画像に、記録紙の搬送方向に対して垂直方向の白い線が、供給部材の5つの板状羽部材の間隔に応じたピッチで現れたものである。この供給部材ピッチ抜けは、現像部材6の円筒形部材10の表面に積層される現像剤が少ないことにより発生する。
次に、No.14及びNo.15の実験では、厚み制限部材7の端部70の位置の条件をNo.8からNo.13の条件と同じにし、第5の磁極(N2)の磁束密度のピークの割合の条件を一定(ただし、公差あり。)にしている。そして、第3の磁極(S3)の磁束密度のピークの割合を変更している。
No.14の実験では、条件3を満たしているが、条件1及び条件2を満たしていない。この条件での実験の結果、現像剤の凝集による白抜けの発生以前に“撹拌部材ピッチ抜け”が発生した。この撹拌部材ピッチ抜けとは、記録紙に印刷されたベタ塗りの画像に、撹拌部材3,4の棒状部材にらせん状に巻かれた羽部材に起因して、斜めに白い線が現れたものである。この撹拌部材ピッチ抜けは、現像部材6の円筒形部材10の表面に積層される現像剤が少ないことにより発生する。
No.15の実験では、条件3を満たしているが、条件1及び条件2を満たしていない。この条件での実験の結果、6500(6.5k)枚目の記録紙への印刷で白抜けが2本発生した。したがって、No.15の実験の条件では、白抜けの発生を抑制する効果が得られない。
No.16からNo.22の実験では、第4の磁極(S3)の磁束密度のピークの値を一定(ただし、公差あり。)とし条件2を満たしている。また、第5の磁極(N2)の磁束密度のピークの値を、No.16からNo.19では条件3を満たさないものとし、No.20からNo.22では条件3を満たすものとしている。そして、No.16からNo.22の実験において、厚み制限部材7の端部70の位置を順次に変更し、端部70における磁束密度の強さを順に強くなるようにしている。
No.16の実験では、条件2を満たしているが、条件1及び条件3を満たしていない。この条件での実験の結果、2500(2.5k)枚目の記録紙への印刷で白抜けが1本発生した。したがって、No.16の実験の条件では、白抜けの発生を抑制する効果が得られない。
No.17の実験では、条件2を満たしているが、条件1及び条件3を満たしていない。この条件での実験の結果、6500(6.5k)枚目の記録紙への印刷で白抜けが2本発生した。したがって、No.17の実験の条件では、白抜けの発生を抑制する効果が得られない。
No.18の実験では、条件1及び条件2を満たしているが、条件3を満たしていない。この条件での実験の結果、12500(12.5k)枚目の記録紙への印刷で白抜けが1本発生した。したがって、No.18の実験の条件では、白抜けの発生を抑制する効果が得られる。
No.19の実験では、条件1及び条件2を満たしているが、条件3を満たしていない。この条件での実験の結果、13500(13.5k)枚目の記録紙への印刷で白抜けが1本発生した。したがって、No.19の実験の条件では、白抜けの発生を抑制する効果が得られる。
No.20の実験では、条件1から条件3のすべてを満たしている。この条件での実験の結果、30000(30k)枚目の記録紙へ印刷を行っても白抜けは発生しなかった。したがって、No.20の実験の条件によれば、白抜けが発生するという問題を解消できる。
No.21の実験では、条件1から条件3のすべてを満たしている。この条件での実験の結果、30000(30k)枚目の記録紙への印刷を行っても白抜けは発生しなかった。したがって、No.21の実験の条件によれば、白抜けが発生するという問題を解消できる。
No.22の実験では、条件1から条件3のすべてを満たしている。この条件での実験の結果、30000(30k)枚目の記録紙への印刷を行っても白抜けは発生しなかった。したがって、No.22の実験の条件によれば、白抜けが発生するという問題を解消できる。
以上に説明したように、条件1から条件3のすべてを満たしているNo.20からNo.22の実験においてのみ現像剤の凝集に起因して白抜けが発生するという問題を解消できた。したがって、条件1から条件3のすべてを満たした本実施の形態の現像装置100によれば、現像剤の凝集に起因して白抜けが発生するという問題を解消できる。
なお、上述の第1及び第2の実施の形態は、発明の技術的思想の範囲で適宜に変更してもよい。例えば、上述の実施の形態では、第1の磁極(N1)、及び、第5の磁極(N2)をN極とし、第2の磁極(S1)、第3の磁極(S2)、及び、第4の磁極(S3)をS極としたが、これらの磁極の極性は逆であってもよい。
本発明は、例えば、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置に用いられ、感光体に形成された静電潜像を現像する現像装置に適用可能である。
本発明に係る現像装置1及び現像装置100の構成例を示す説明図である。 現像装置1及び現像装置100の磁性部材9が備える各磁極の極性及び位置関係について説明する説明図である。 磁性部材9における磁束密度の垂直成分の分布、及び、厚み制限部材7の端部70の位置の範囲Wを示す説明図である。 第1の実施の形態の現像装置1に係る実験のデータを示す説明図である。 第2の実施の形態の現像装置100に係る実験のデータを示す説明図である。 第2の実施の形態の現像装置100に係る実験のデータを示す説明図である。 従来の現像装置の構成例を示す説明図である。
符号の説明
1 現像装置
2 筐体
3 撹拌部材
4 撹拌部材
5 供給部材
6 現像部材
7 厚み制限部材
8 固定部材
9 磁性部材
10 円筒形部材
200 感光体
100 現像装置

Claims (2)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内部に充填された現像剤を撹拌する撹拌部材と、
    円柱形状を有し、軸を中心に回転可能な非磁性の円筒形部材を周外に同軸に備え、感光体に対向する位置で磁束密度がピークとなるS極及びN極のうち一方の極性である第1の磁極を有し、前記第1の磁極から前記円筒計部材の回転の逆方向に、該第1の磁極に隣り合うS極及びN極のうち他方の極性である第2の磁極を有し、前記第1の磁極から前記円筒形部材の回転の順方向に順に位置する、S極及びN極のうち他方の極性である第3の磁極、他方の極性である第4の磁極、及び、一方の極性である第5の磁極を有し、前記撹拌部材によって撹拌された前記現像剤を前記円筒形部材の表面に保持して搬送して前記感光体に供給する磁性部材と、
    前記円筒形部材の表面に保持して搬送される現像剤の層の厚みを一定の厚みに制限する端部を有する厚み制限部材と、
    前記厚み制限部材の前記端部が前記第2の磁極の磁束密度のピークから前記円筒形部材の回転の逆方向側であって、該磁極の磁束密度が該磁極の磁束密度のピークの50%以上となる場所に位置し、かつ、前記端部と前記円筒形部材の表面との間が所定の距離となるように、前記厚み制限部材を前記筐体に固定する固定部材と、を備えることを特徴とする現像装置。
  2. 前記第4の磁極の磁束密度のピークの値が前記第2の磁極の磁束密度のピーク値の50%から80%であり、かつ、前記第5の磁極の磁束密度のピークの値が前記第2の磁極の磁束密度のピークの値の50%から70%であることを特徴とする、請求項1に記載の現像装置。
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