JP2009047928A - 掲示部材 - Google Patents

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Norihiro Oshima
規弘 大島
Koji Yoneda
浩二 米田
Yoshikazu Tsuchiya
美和 土屋
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Meiwa Gravure Co Ltd
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Abstract

【課題】剥がした跡が残らず、貼り付け場所を選ばない掲示部材を提供する。
【解決手段】固定手段4によって掲示位置に固定されると共に、保持手段3によって掲示物2を保持する掲示部材であって、前記固定手段4はシート材5と弾性を有する発泡樹脂層6を一体形成して成り、前記固定手段4の掲示物反対面は前記発泡樹脂層6の気泡61を表出させることにより多数の微小吸盤60を形成したものである。
【選択図】図3

Description

この発明は、壁や天井や小物等の掲示位置に貼着固定し、写真や絵等の掲示物を掲示する掲示部材に関するものである。
従来、写真は専門家が撮影し、額縁に入れられ、部屋の一角に大きく飾られることが一般的であった。
現在においては、使い捨てカメラやデジタルカメラが普及し、気軽に撮影したスナップ写真を画鋲やテープなどで好きな所(壁・天井に限らず、小物等の面を含む)に掲示することが多くなっている。
そして、写真本体を画鋲やテープで傷めないよう、写真を収納し、壁や小物等の掲示位置(使用者が掲示したいと思う位置)に固定させる、掲示部材(例えば特許文献1)が考え出されている。
しかしながら、接着剤・粘着材を使用した掲示部材は、貼着した後、剥がすと接着剤・粘着材の跡が掲示位置に残るという問題があった。この問題を解消させるため、塩化ビニルなどの平滑(ツヤ)を利用して貼着する掲示部材もあるが、貼着される側も平滑(ツヤ)を有していない場合は、剥がれてしまう為、貼着場所を選ぶ必要がある(掲示したい位置を諦めなければならない場合がある)という問題があった。
特開平11−327477
そこで、この発明は、剥がした跡が残らず、貼着場所を選ぶ必要が無い掲示部材を提供することを課題とする。
(請求項1記載の発明)
この掲示部材は、固定手段によって掲示位置に固定されると共に、保持手段によって掲示物を保持する掲示部材であって、前記固定手段はシート材と弾性を有する発泡樹脂層を一体形成して成り、前記固定手段の掲示物反対面は前記発泡樹脂層の気泡を表出させることにより多数の微小吸盤を形成したものであることを特徴とする。
(請求項2記載の発明)
この掲示部材は、請求項1記載の発明に関し、保持手段が、掲示物の外側周囲を保持することを特徴とする。
(請求項3記載の発明)
この掲示部材は、請求項1記載の発明に関し、掲示物の少なくとも一部を見ることが出来る様態であって、保持手段が、透明もしくは半透明のシートであることを特徴とする。
(請求項4記載の発明)
この掲示部材は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明に関し、少なくとも二枚のシートからなる収納体を用いた掲示部材であって、前記収納体の一枚のシートは保持手段となり、もう一枚のシートはシート材となり、前記シート材の掲示物反対面に発泡樹脂層を設けたことを特徴とする。
この発明は、剥がした跡が残らず、貼着場所を選ぶ必要が無い掲示部材である。
したがって、使用者は、掲示したいと思う位置に掲示物を掲示することができると共に、剥がした跡が残ることを心配する必要がない。
以下に、この発明の模様付き素材の本発明の最良の形態を、各図と共に説明する。
図1はこの発明の実施例1の全体正面図である。図2はこの発明の使用前の断面図である。図3はこの発明の使用中の断面図である。
(この発明の基本的構成について)
この掲示部材1は、掲示物2を保持手段3で保持し、背面の固定手段4によって、壁面や天井等の掲示位置に固定される。掲示部材1には、プリント及び、モアレ模様、及び、凸型成形、又はこれらの組み合わせからなる装飾10を行うことができる。図1の掲示部材1は、プリント装飾10を施した掲示部材1である。
掲示物2には写真、絵、ハガキ、文章等、シート状(紙状)のものであれば何を掲示しても良い。掲示物2に対応させて、掲示部材1の寸法・形状は自由に設定できるものである。例えば、長方形・正方形等の多角形、ハート型、円・楕円形等が挙げられる。図1の掲示部材1は、長方形のものとした。
保持手段3は、掲示物2を固定手段4上に保持できれば何でも良い。例えば、図1に示すように、保持手段3と固定手段4を長方形状の二枚のシートとし、前記長方形の三辺を溶着又は接着させることによって、入口20を形成した袋状の掲示部材1とすることができる。
掲示部材1は、入口20から掲示物2を収納し、保持することができる。掲示物2を収納した掲示部材1は、固定手段4によって掲示位置に貼着させることができる。固定手段4は、家屋等に存在する面(壁、柱、建具等の面及び曲面)や、小物に存在する面(手帳、鞄、バインダーファイル、ノート等の面及び曲面)などに貼着させることが出来る。掲示部材1の使用者は、前記面及び曲面の掲示したいと考える位置(掲示位置)に貼着を行う。
保持手段3は、透明や半透明の長方形状シートであればよい。また、保持手段3が不透明なものであったとしても、掲示物2を確認できる程度に開口部30(透明部30)を設けてもよい。
これによって、掲示部材1の使用者は、貼り付け場所や剥がした跡を気にかけることなく、好きな所に掲示物2を掲示し、鑑賞することができる。
(この固定手段4及び剥離シート7について)
この固定手段4は、図2や図3に示すように、弾性樹脂により形成されたシート材5の片面側に、弾性を有する発泡樹脂層6を一体形成して成り、前記発泡樹脂層6におけるシート材5との反対側面に気泡61を表出させることにより、多数の微小吸盤60として機能させている。なお、使用前の固定手段4は、前記発泡樹脂層6における気泡表出面に剥離シート7が取り外し自在に設けられている。
(この固定手段4及び剥離シート7の具体的構成について)
シート材5は、弾性を有する合成樹脂、例えば、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ウレタン、アクリル等から選ばれた樹脂により構成されるシートの厚み(4〜400μm、好ましくは30〜200μm)、不織布や織布の目付(50〜500g/m、好ましくは70〜300g/m)に設定してある。つまり、シート材5の厚みは折り曲げやすく且つ掲示物2の角による引っ掻き傷に対する強度を有しているように設定してあればよい。
また、このシート材5は、無色であっても、色付けされていても、図柄等が入っていてもよい。さらに、他の層を設けてもよい。
発泡樹脂層6は、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ウレタン、アクリル等の樹脂エマルジョンに気泡を機械的に混入し、これを上記したシート材1に塗布し、硬化・養生して形成されている。ここで、この発泡樹脂層6の厚みは、10〜300μm(好ましくは50〜150μm)程度に設定してある。また、この発泡樹脂層6におけるシート材5との反対側面には上述した如く気泡61を表出させることにより多数の微小吸盤60としてあるが、この発泡樹脂層6には、表面だけでなく内部にも空気が閉じ込められた気泡61が多数存在している。したがって、この発泡樹脂層6には空気圧縮に伴うある程度のクッション性が付与されている。
剥離シート7は、一般的に使用されている公知のものが使用されており、固定手段4から簡単に剥がれるようにしてある。
(固定手段4に接着剤・粘着材を使用していないことについて)
例えば特開平11−327477の掲示部材の固定手段では、接着剤・粘着剤の接着力・粘着力が強力である場合、掲示部材を剥がした部位に粘着痕が残存したり、掲示位置の壁紙等が剥がれたりしてしまう。
これに対して、固定手段4を有する掲示部材1では、問題の原因となる接着剤・粘着剤は使用されていない。接着剤・粘着剤に変えて、発泡樹脂層6にクッション性を付与すると共に、発泡樹脂層6に気泡61を表出させて多数の微小吸盤60を形成している。
したがって、剥離シート7を外し、固定手段4を壁面・小物の面等に押し付けると、微小吸盤60内の空気が押し出されて負圧となり、微小吸盤60の吸盤機能が発揮されて壁面や小物の面に貼着し、掲示部材1は掲示位置に固定される。
次に、掲示部材1を壁面等から取り去る場合には、壁面や小物の面から引き離すべく力を加えるだけでよく、この作業により微小吸盤60内に空気が侵入して、貼りつく機能を発揮しなくなることにより、固定が解除され、掲示部材1は簡単に掲示位置から剥がれる。
したがって、掲示部材1を掲示位置から取り去るに際して、固定手段4を剥がした部位に粘着痕が残存したり、壁紙等が剥がれたりすることはあり得ない。
(固定手段4が平滑性(ツヤ)を利用した固定ではないことについて)
また、高密度なポリ塩化ビニルなどの平滑(ツヤ)を利用して貼り付ける従来の固定手段では、凹凸のある部分には貼着できないという問題や、一旦貼着できたとしても不用意に剥がれてしまうという問題があった。
これに対して、この実施例の固定手段4では、上述した如く多数の微小吸盤60よる貼着機能を有するものとしている。したがって、この実施例の固定手段4では、凹凸のある部分(複雑な形状部分)を有する掲示位置(壁面・小物の面等)であっても確実に貼着でき、また不用意に剥がれてしまうようなことはない。
次に、実施例1との相違点を中心に、実施例2について説明する。
図4はこの発明の実施例2の全体正面図である。
掲示部材1は実施例1記載のような、袋状のみではなく、図4に示すように、保持手段3を貼付カバーとするものがある。このような態様であると、保持手段3を固定手段4に貼りつけ、掲示物2を保持することができる。固定手段4と保持手段3の貼り付けは、接着剤を塗布した微粘着(一般的な写真アルバムに用いられている手法)であってもよいし、保持手段3と固定手段4の双方の平滑による自粘着であってもよい。
保持手段3は、図4に示すように透明又は半透明なシートを用いて、掲示物2の全体を覆うものであってもよいし、掲示物2の外側周囲のみを保持するものであってもよい。掲示物2の少なくとも一部を見ることが出来る様態であってもよい。その他、掲示物2の四隅をクリップで止める等、保持手段3とは、固定手段4に掲示物2を固定できるものであれば何でも良いものである。
また、図4の装飾10は、保持手段3のシートにモアレ模様を設け、掲示物2の周囲の光が乱反射する様態となっている。装飾10は、実施例1記載のような印刷物であってもよいし、モアレ模様(例えば、特開2000−37995)であってもよいし、凸成形を用いた立体装飾(例えば、特開平9−300536)であってもよい。掲示物2の周囲等に装飾10を設けると、高級感のある、掲示部材1となる。
この実施例2の掲示部材1の貼着において、固定手段4の構成・作用・効果については実施例1と同様である
次に、実施例1及び実施例2との相違点を中心に、実施例3について説明する。
この発明は、実施例1及び実施例2記載の発明のような、固定手段4と保持手段3に分けることができるものに限るものではない。
二枚のシートからなる収納体(例えば、クリアファイル等)に掲示物2を収納し、掲示物2は収納体内でも掲示内容を確認できる態様で収納されており、収納体の二枚のシートのうち、一枚のシートは保持手段3として機能させ、もう一枚のシートはシート材5として機能させ、シート材5の掲示物反対面側(掲示物2の内容を確認できない面側)に発泡樹脂層6を設けてもよい。
例えば、掲示物2を確認可能な収納体(2枚からなる透明・半透明の長方形状のシートで掲示物2の表裏を挟み、長方形の少なくとも下側辺が溶着されたもの。例えば、クリアファイル。)を用いた場合、図3に示すように、掲示物2の表側のシートは保持手段3となり、掲示物裏側のシートはシート材5となる。そして、シート材5となるシートの掲示物2反対面に発泡樹脂層6を設けると、収納体を掲示部材1とすることができる。
この実施例3の掲示部材1の貼着においても、固定手段4(発泡樹脂層6を設けたシート材5)の構成・作用・効果については実施例1、2と同様である。
この発明の実施例1の全体正面図である。 この発明の使用前の断面図である。 この発明の使用中の断面図である この発明の実施例2の全体正面図である。
符号の説明
1 掲示部材
2 掲示物
3 保持手段
4 固定手段
5 シート材
6 発泡樹脂層
60 微小吸盤
61 気泡
7 剥離シート

Claims (4)

  1. 固定手段によって掲示位置に固定されると共に、保持手段によって掲示物を保持する掲示部材であって、前記固定手段はシート材と弾性を有する発泡樹脂層を一体形成して成り、前記固定手段の掲示物反対面は前記発泡樹脂層の気泡を表出させることにより多数の微小吸盤を形成したものであることを特徴とする掲示部材。
  2. 保持手段が、掲示物の外側周囲を保持することを特徴とする請求項1記載の掲示部材。
  3. 掲示物の少なくとも一部を見ることが出来る様態であって、保持手段が、透明もしくは半透明のシートであることを特徴とする請求項1記載の掲示部材。
  4. 少なくとも二枚のシートからなる収納体を用いた掲示部材であって、前記収納体の一枚のシートは保持手段となり、もう一枚のシートはシート材となり、前記シート材の掲示物反対面に発泡樹脂層を設けたことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の掲示部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016122065A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 佐伯 午郎 掲示用ガラスフィルム及び掲示方法

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