JP2009047178A - ターボ真空ポンプおよび該ターボ真空ポンプを備えた半導体製造装置 - Google Patents

ターボ真空ポンプおよび該ターボ真空ポンプを備えた半導体製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009047178A
JP2009047178A JP2008307252A JP2008307252A JP2009047178A JP 2009047178 A JP2009047178 A JP 2009047178A JP 2008307252 A JP2008307252 A JP 2008307252A JP 2008307252 A JP2008307252 A JP 2008307252A JP 2009047178 A JP2009047178 A JP 2009047178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum pump
rotating shaft
turbo vacuum
pump
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008307252A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5066065B2 (ja
Inventor
Shinichi Sekiguchi
信一 関口
Hiroaki Ogamino
宏明 小神野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP2008307252A priority Critical patent/JP5066065B2/ja
Publication of JP2009047178A publication Critical patent/JP2009047178A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5066065B2 publication Critical patent/JP5066065B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

【課題】回転軸に耐腐食性、低熱膨張係数の特性を付与し、長期間連続運転でき、また回転軸と動翼の線膨張係数の違いによる温度変化時の問題を回避することができ、かつ高速回転することにより小型・軽量化できるターボ真空ポンプを提供する。
【解決手段】吸気口が設けられたケーシング21内に、動翼と静翼からなるポンプ部が設けられ、ポンプ部の軸方向片側に動翼を回転支持する軸受およびモータを配置したターボ真空ポンプにおいて、動翼41−1〜5と、軸方向の嵌合部42を有するリング状部材43−1〜5とを交互に軸方向に積層して、嵌合部で動翼とリング状部材とを固定し、リング状部材の内径嵌合部47と回転軸45の外周部を嵌め合わせて、リング状部材43−1〜5と回転軸45とを固定し、回転軸45の外周部と動翼41−1〜5の内周部にはすきま46を設けた。
【選択図】図4

Description

本発明は、気体を排気する運動量移送式のターボ真空ポンプに係り、特に腐食性プロセスガスを排気する用途や、反応生成物を含むガスを排気する用途に適したターボ真空ポンプに関する。また本発明は、かかるターボ真空ポンプを備えた半導体製造装置に関する。
従来のターボ真空ポンプの一例として、例えば特許文献1に記載されたターボ真空ポンプを図7に示す。図7に示すターボ真空ポンプは、吸気口11Aおよび排気口11Bを有するハウジング11と、このハウジング11内に軸受16を介して回転自在に支持された回転軸12と、吸気口11A側から排気口11B側に至る間のハウジング11内に順次配設された遠心圧縮ポンプ段13および円周流圧縮ポンプ段14とを備えている。遠心圧縮ポンプ段13は、回転軸12に取付けられたオープン羽根車13Aと、固定円板13Bとを交互に並列に配置して構成されている。円周流圧縮ポンプ段14は、回転軸12に取付けられた羽根車14Aと、固定円板14Bとを交互に並列に配置して構成されている。回転軸12は、回転軸12に連結されたモータ15により回転駆動されるようになっている。
上述した従来のターボ真空ポンプにて腐食性ガスを排気する場合には、ケーシング11、回転軸12、およびポンプ段13,14に耐腐食性が要求される。また反応生成物を含むガスを排気する場合には、ポンプ段13,14にて反応生成物の析出を防止するために、排気流路を高温にすることが必要である。そのため、ケーシング11、回転軸12およびポンプ段13,14は、耐腐食性を有し、かつ温度変化に対して寸法変化の少ない低熱膨張係数を有する材料で構成することが望ましい。また、回転軸12は、高強度・高ヤング率の材料で構成すると、排気性能を高めるための高速回転化が容易となる。さらに、回転軸12は、モータ15の出力特性向上のため、強磁性材料で構成することが望ましい。
しかしながら、耐腐食性、低熱膨張係数、高強度・高ヤング率、強磁性の特性を併せ持つ材料は極めて少ないため、回転軸12は、用途に応じて、もしくはいずれかの特性を犠牲にして材料を選定せざるを得なかった。例えば、しばしば用いられる材料として、ニレジスト鋳鉄などのFe−Ni系合金がある。このFe−Ni系合金は、耐腐食性、低熱膨張係数、強磁性の特性を有するが、ヤング率は130GPa程度と一般の鉄鋼材料の206GPaと比して低い。したがって、ロータの危険速度が低くなるので高速回転化が困難であり、それゆえに、回転速度を低くしてポンプの排気性能を犠牲にしていた。もしくは軸径を大きくして高速回転化を図っていたため、ポンプの小型化や軽量化を犠牲にしていた。
次に、真空ポンプが用いられる従来の半導体製造装置の一例を図8に示す。図8に示すように、従来の半導体製造装置81では、真空チャンバ82から装置の外側に設置された真空ポンプ83までを配管84で接続して真空排気系を構成している。このような構成では、製造プロセス中に多量のガスを流す場合や、チャンバ圧力を低くしたい場合に、配管84のコンダクタンスが問題となる場合がしばしば生じた。この問題の対策として、配管84の大口径化、真空ポンプ83の大型化が図られているが、イニシャルコストの増大や設置スペースの増大が問題であった。
さらに、配管84の途中にはコンダクタンス可変バルブ85が設けられており、製造プロセス時に真空チャンバ82の圧力を所望の値に設定すべくコンダクタンス可変バルブ85の開度を調整していた。しかし、コンダクタンス可変バルブ85の設置は、コンダクタンスの低下を招くと共に、排気系を複雑化する問題があった。
特許第2680156号
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、耐腐食性を有するガスや反応生成物を含むガスを排気するターボ真空ポンプにおいて、回転軸に耐腐食性、低熱膨張係数の特性を付与することによって、長期間連続運転でき、また回転軸と動翼の線膨張係数の違いによる温度変化時の問題を回避することができ、かつ高速回転することにより小型・軽量化できるターボ真空ポンプを提供することを目的とする。
また本発明は、上記ターボ真空ポンプを真空チャンバの近傍に配置した半導体製造装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のターボ真空ポンプは、吸気口が設けられたケーシング内に、動翼と静翼からなるポンプ部が設けられ、前記ポンプ部の軸方向片側に動翼を回転支持する軸受およびモータを配置したターボ真空ポンプにおいて、前記動翼と、軸方向の嵌合部を有するリング状部材とを交互に軸方向に積層して、前記嵌合部で前記動翼と前記リング状部材とを固定し、前記リング状部材の内径嵌合部と回転軸の外周部を嵌め合わせて、前記リング状部材と前記回転軸とを固定し、前記回転軸の外周部と前記動翼の内周部にはすきまを設けたことを特徴とするものである。
本発明によれば、動翼と軸方向の嵌合部を有するリング状部材および翼押さえを軸方向に積層する。そして、リング状部材の内径嵌合部と回転軸の外周部を嵌め合わせて、積層品の径方向位置を固定する。このとき、2重の嵌合を防ぐために、回転軸の外周部と動翼の内周部にはすきまを設けている。
本発明の一態様によれば、上記真空ポンプにおいて、前記回転軸における前記動翼を取り付ける部分は、高耐食性の材料及び/又は線膨張係数5×10−6−1以下の材料で構成したことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、上記真空ポンプにおいて、前記回転軸における前記モータを取り付ける部分は、ヤング率200GPa以上の材料及び/又は強磁性の材料で構成したことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、上記真空ポンプにおいて、前記ポンプ部で排気する排気ガスが前記モータ側へ侵入しないように、非接触シール機構を配置したことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、上記真空ポンプにおいて、前記軸受およびモータを収容するハウジングに、不活性ガスを供給するガスパージポートを設けたことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、上記真空ポンプにおいて、前記ポンプ部を収容する前記ケーシングと、前記軸受およびモータを収容するハウジングとの間に、熱落差を設ける断熱材を配置したことを特徴とする。
本発明の半導体製造装置は、上記ターボ真空ポンプと、真空チャンバとを備え、前記真空チャンバ近傍に前記ターボ真空ポンプを配置し、前記ターボ真空ポンプの排気口とバックポンプとを配管により接続した排気系を有することを特徴とするものである。
本発明の一態様によれば、上記半導体製造装置において、前記ターボ真空ポンプの回転速度を変化させることにより、真空チャンバの圧力を所定の値に設定することを特徴とする。
本発明のターボ真空ポンプの好ましい実施態様は、吸気口が設けられたケーシング内に、動翼と静翼からなるポンプ部が設けられ、前記ポンプ部の軸方向片側に動翼を回転支持する軸受およびモータを配置したターボ真空ポンプにおいて、回転軸は少なくとも1つの軸締結部を有し、前記動翼を取り付ける第1の回転軸と、少なくともモータのロータを取り付ける第2の回転軸を有する。
上記実施態様によれば、回転軸を、動翼を取り付ける第1の部分(第1の回転軸)と、少なくともモータのロータを取り付ける第2の部分(第2の回転軸)に分割することにより、それぞれの部分へ最も必要な特性を有した材料を選定することができる。このため、耐腐食性、低熱膨張係数、高強度・高ヤング率、強磁性の特性を併せ持つ回転軸を構成できる。
例えば、第1の回転軸は、排気流路を形成するポンプ部に設置されるので、耐腐食性と低熱膨張係数を有する材料で構成する。これにより、ポンプが腐食性のガスを排気しても回転軸が損傷を受けない。また反応生成物を含むガスを排気する場合、ポンプ部を高温に保持してポンプ内部での生成物析出を抑制するが、第1の回転軸は低熱膨張係数の材料で構成するので、温度変化に対する寸法変化を少なくできる。このため、ポンプの性能に多大な影響を与える動翼−静翼間すきまの寸法変化を極力抑えることができるため、排気性能を温度変化によらず安定化することができる。一方、第2の回転軸は、回転体の軸振動特性を支配するため高強度・高ヤング率材料で、かつモータの出力特性向上のため、強磁性材料で構成する。これら第1の回転軸と第2の回転軸を締結してポンプの回転軸を構成すれば、ポンプ部では耐腐食性を有し、かつ高温状態での運転を行え、さらに、軸振動特性が良好で、モータ出力の向上が図れる回転軸を構成できる。前記第1の回転軸の熱膨張係数は5×10−6−1以下が望ましく、また第2の回転軸のヤング率は200GPa以上が望ましい。
また、前記回転軸の締結部近傍に、前記第1の回転軸側に存在する排気ガスが前記第2の回転軸側へ侵入しないように、非接触シール機構を配置してもよい。
上記構成によれば、回転軸の締結部近傍にて非接触シール機構を設けたので、それぞれの回転軸部にて周辺のガス環境を分離することができる。これにより、第2の回転軸がポンプで排気する腐食性ガスや反応生成物を含むガスと接することが防止されるため、耐腐食性や低熱膨張性を有する材料で構成する必要がなく、高強度・高ヤング率・高磁性の材料を選定することができる。これにより、回転体の軸振動特性が良好となり、高速回転が容易になる。またモータの出力特性が改善できるため、モータの小型化、省エネルギー化を図れる。従って、小型・軽量化されたターボ真空ポンプを提供できる。
さらに、前記非接触シール機構の働きをより高めるために、第2の回転軸側に不活性ガスを導入できるガスパージポートを設けると、ポンプ運転中に第2の回転軸側から第1の回転軸側へ不活性ガスの流れを容易に生成できるので、積極的に環境を分離することができ、好適である。
また、前記回転軸の締結部近傍に、第1の回転軸側と第2の回転軸側とで、熱落差を設ける断熱材を配置してもよい。これにより、高温化したポンプ部から、モータ側への熱影響を防ぐことができる。
本発明によれば、耐腐食性を有するガスや反応生成物を含むガスを排気する場合であっても、回転軸に耐腐食性、低熱膨張係数の特性を付与することによって、長期間連続運転でき、また回転軸と動翼の線膨張係数の違いによる温度変化時の問題を回避することができ、かつ高速回転することにより小型・軽量化できるターボ真空ポンプとすることができる。
また、ターボ真空ポンプを真空チャンバの近傍に配置した半導体製造装置を構成することができる。
本発明に係るターボ真空ポンプの実施形態を図面を用いて説明する。図1は本発明の実施形態に係るターボ真空ポンプの全体構成を示す図である。図1に示すように、本発明のターボ真空ポンプは、吸気口21Aと排気口21Bを有するハウジング21と、ハウジング21の内部に設けられ複数の遠心ドラッグ翼22−1,22−2,22−3,22−4,22−5(以下、適宜遠心ドラッグ翼22という)と、ハウジング21の内部に設けられた複数の固定翼23−1,23−2,23−3,23−4,23−5(以下、適宜固定翼23という)とを備えている。
図2は遠心ドラッグ翼22を示す図であり、図2(a)は遠心ドラッグ翼22の正面図、図2(b)は遠心ドラッグ翼22の断面図である。遠心ドラッグ翼22は、図2(a)および図2(b)に示すように、回転方向に対して後ろ向きにスパイラル状に延びる複数の渦巻状羽根24と、渦巻状羽根24が固定される円板状の基部25とを有している。図2(a)に示すように、遠心ドラッグ翼22の回転方向が時計回りの方向である場合、渦巻状羽根24は遠心ドラッグ翼22の内径側から外径側に向かって反時計回りの方向にスパイラル状に延びている。
図3は固定翼23を示す図であり、図3(a)は固定翼23の正面図、図3(b)は固定翼23の断面図である。固定翼23は、図3(a)および図3(b)に示すように、動翼回転方向に対して後ろ向きにスパイラル状に延びる渦巻状ガイド26が片側に設けられており、その軸方向反対側には平らな表面27を有している。図3(a)に示すように、動翼回転方向が時計回りの方向である場合、渦巻状ガイド26は固定翼23の内径側から外径側に向かって反時計回りの方向にスパイラル状に延びている。
渦巻状羽根24が形成された遠心ドラッグ翼22−1の表面は、固定翼23−1の表面に対して数十〜数百μmの間隔を形成して対向している。そして、この遠心ドラッグ翼22−1が回転することによって、固定翼23−1との相互作用、すなわち気体に対する遠心作用と気体の粘性によるドラッグ作用とにより、遠心ドラッグ翼22−1の内径側から外径側へ気体の圧縮・排気が行われる。遠心ドラッグ翼22−1の外径側へ圧縮された気体は、次に固定翼23−2の渦巻状ガイド26が設けられた空間へ流れ込み、渦巻状ガイド26が形成された固定翼23−2の表面と遠心ドラッグ翼22−1の基部25の表面との気体の粘性によるドラッグ作用によって外径側から内径側へ気体の圧縮・排気が行われる。
上記排気作用を、多段化した遠心ドラッグ翼22および固定翼23にて順次繰返し行うことにより、気体の圧縮排気性能を高く設定することができる。なお、動翼および静翼の構成例は、本実施形態に限るものではなく、要求される排気性能や翼寸法等を考慮して、最適な翼形式(例えば、タービン、遠心ドラッグ、渦流等)を適宜組合わせて用いても良く、また適切な段数に多段化しても良いことは勿論である。
遠心ドラッグ翼22は、第1の回転軸28へ各翼間にリング状部材29を介して順々に積層されている。そして、第1の回転軸28の吸気口21A側の先端に翼押さえ30を取付け、固定ボルト31を第1の回転軸28に螺合することにより、遠心ドラッグ翼22は第1の回転軸28に固着されている。他方、第1の回転軸28の反対側軸端には、軸締結フランジ32が設けられ、この軸締結フランジ32は第2の回転軸34と軸締結ボルト33にて締結される。これにより、第1の回転軸28と第2の回転軸34は一体に連結されている。
第2の回転軸34には、軸中心付近にモータ回転子(ロータ)35aが固定され、モータ回転子35aを囲むようにモータ固定子35bが設けられている。モータ固定子35bはハウジング54に固定されている。そして、第2の回転軸34に固定されたモータ回転子35aとハウジング54に固定されたモータ固定子35bとでモータ35を構成しており、このモータ35により回転トルクを発生して第1および第2の回転軸28,34を介して遠心ドラッグ翼22を回転させる。モータ35の両側には、上下ラジアル磁気軸受36,37が配置されており、ロータの径方向に対して回転自在に支承する。またモータ35と下ラジアル磁気軸受37の間には、アキシャル磁気軸受38が配置されており、ロータの軸方向に対して回転自在に支承する。なお、磁気軸受36〜38が作動しなくなった場合等に、ロータを支承するために、非常用軸受52,53が設置されている。
ここで、第1の回転軸28は、遠心ドラッグ翼22と固定翼23にて形成される排気流路と同一の空間に配置されるため、ポンプで排気するガスに対して影響を受けない材料で構成することが望ましい。例えば、腐食性ガスを排気する場合には、その腐食性ガスに対して耐腐食性を有する材料にて構成される必要がある。また反応生成物を含むガスを排気する場合には、一般にポンプ内部で反応生成物が析出することを防止するために加熱を行うので、その加熱温度に対して耐熱性を有することが必要である。
さらに、ポンプの排気性能確保のため、遠心ドラッグ翼22と固定翼23との間のすきまは、前述したように、数十〜数百μmと狭いクリアランスにて運転する必要があるので、反応生成物析出防止のために排気流路を加熱した際は、温度変化に対する寸法変化が極力少ない方が望ましい。すなわち、寸法変化を抑制することによって、可及的に前記クリアランスを狭くできてポンプ性能を向上でき、かつ温度変化に拘わらず安定した排気性能を発揮できる。
他方、第2の回転軸34には、モータ35や磁気軸受36〜38が設けられており、第2の回転軸34はロータの軸振動特性を支配するため、高強度、高ヤング率材料で構成することが望ましい。またモータや磁気軸受の出力特性向上のため、第2の回転軸34は強磁性材料で構成すると、より好適である。
上述の通り、排気流路内に設置される第1の回転軸28と、モータおよび軸受を備えてロータ全体を支承および回転駆動する第2の回転軸34では、求められる特性が異なっている。したがって、回転軸を分離し、第1の回転軸28に遠心ドラッグ翼22を固着して排気流路を形成し、第1の回転軸28をオーバーハング(片持ち)として、第1の回転軸28の軸端に設けた軸締結フランジ32により第2の回転軸34と軸締結を行い、第2の回転軸34にモータ35および磁気軸受36〜38を配置してロータを構成した。これにより、第1の回転軸28には、排気流路に設置される回転軸として求められる特性、すなわち耐腐食性や耐熱性、低線膨張性、低密度の特性を有する材料を選定でき、第2の回転軸には、高強度・高ヤング率で強磁性を有する材料を選定できる。すなわち、第1の回転軸28と第2の回転軸34とに求められる異なった特性を考慮して、第1の回転軸28と第2の回転軸34の材料を個別に選定できる。例えば、第1の回転軸28には、インバー、ニレジスト鋳鉄等のFe−Ni系合金やセラミックスなどが望ましく、これら材料の線膨張係数は5×10−6−1以下である。また第2の回転軸34には、マルテンサイト系ステンレス鋼が望ましく、ヤング率は206GPa程度である。
また、固定ボルト31には、各遠心ドラッグ翼22と、第1の回転軸28およびリング状部材29の軸方向接触面にて回転トルクに応じた摩擦力が得られるように締付トルクが付与される。なお、ポンプ運転中の温度変化により固定ボルト31の締付力が変化しないようにするため、第1の回転軸28の線膨張係数と、各遠心ドラッグ翼22と各リング状部材29および翼押さえ30からなる積層ユニットとの線膨張係数を略同一にすることが好ましい。
たとえば、第1の回転軸28の材質をニレジスト鋳鉄(線膨張係数5×10−6/K)、遠心ドラッグ翼22の材質を窒化けい素(Si)セラミックス(線膨張係数3×10−6/K)で構成した場合、第1の回転軸28へ遠心ドラッグ翼22のみにて積み重ねてしまうと、運転時の温度上昇により「遠心ドラッグ翼22の伸び量<第1の回転軸28の伸び量」となって初期の締結(位置決め)状態が変化し、遠心ドラッグ翼22へトルク伝達ができなくなる可能性がある。このような問題を防止するため、第1の回転軸28と積層ユニット(遠心ドラッグ翼22+リング状部材29+翼押さえ30)との伸び量を略同等に調整するように、リング状部材29のすべて、もしくは一部を他の材質、例えば、オーステナイト系ステンレス鋼(線膨張係数14×10−6/K)で構成する。これにより、固定ボルト31による締付力に変化がなくなるので、ポンプの温度変化に拘わらず遠心ドラッグ翼22へのトルク伝達が確実に行える。但し、遠心ドラッグ翼22の内径部には、温度上昇によって第1の回転軸28が熱膨張して引張り応力が作用するので、適当なすきまを設けておくと良い。
本構成は軸方向への熱膨張に対する対応策を示したが、第1の回転軸28と遠心ドラッグ翼22の線膨張係数の違いによる温度変化時の問題を回避する観点から、この対応策を径方向に適用しても良いことは言うまでもない。図4は、径方向への熱膨張に対する対応策を示す図である。
図4に示すように、遠心ドラッグ翼41−1,41−2,41−3,41−4,41−5と軸方向の嵌合部42を有するリング状部材43−1,43−2,43−3,43−4,43−5および翼押さえ44を軸方向に積層する。そして、リング状部材43−1〜5の内径嵌合部47と第1の回転軸45の外周部を嵌め合わせて、積層品の径方向位置を固定する。このとき、2重の嵌合を防ぐために、第1の回転軸45の外周部と遠心ドラッグ翼41−5の内周部にはすきま46を設けている。固定翼23−1〜5の構成は、図1の実施形態と同様である。
上記構成にて、第1の回転軸45およびリング状部材43の材質をニレジスト鋳鉄(線膨張係数5×10−6/K)、遠心ドラッグ翼41の材質を窒化けい素(Si)セラミックス(線膨張係数3×10−6/K)で構成すると、温度上昇による内径嵌合部47の緩みを防止できる。また、遠心ドラッグ翼41の内径部には、すきま46が設けてあるので、温度上昇により遠心ドラッグ翼41の内径部へ引張り応力が作用することを防止できる。セラミックス製の遠心ドラッグ翼41よりリング状部材43の伸びが大きいので、嵌合部42は温度上昇により緩みが発生する可能性がある。よって、この部分の嵌合部42は適当なしまりばめにすると良い。セラミックスは一般に圧縮応力に対しては大きな強度を有するので、嵌合部42をしまりばめとすることは遠心ドラッグ翼41に作用する応力上の事由においても好適である。
次に、図1に示す真空ポンプにおいて第1の回転軸28と第2の回転軸34の軸締結部近傍に設けられたシール部材39について説明する。図5はシール部材39を示す正面図である。
図5に示すように、シール部材39は、遠心ドラッグ翼22−5と対向する表面に渦巻状ガイド40を備えている。渦巻状ガイド40は、遠心ドラッグ翼22−5の円板状の基部平面と数十〜数百μmの間隔で配置されている。図5に示すように、動翼回転方向が時計回りの方向である場合、渦巻状ガイド40はシール部材39の内径側から外径側に向かって時計回りの方向にスパイラル状に延びている。そして、遠心ドラッグ翼22−5の回転によって、遠心ドラッグ翼22−5とシール部材39との相互作用によってシール作用を発生する。これにより、遠心ドラッグ翼22−5の外径側から軸締結部側への、ポンプで排気したガスの流入を防止している。このように、遠心ドラッグ翼22−5とシール部材39は非接触シール機構を構成している。さらに、シール作用の効果を増すために、第2の回転軸34の軸端側にはガスパージポート51を設けており、このポート51から不活性ガスを導入して軸締結部側から遠心ドラッグ翼22−5の外径側へ不活性ガスの流れを形成し、排気ガスの流入をより確実に防止している。
本構成により、ポンプで排気するガスと、モータ35および磁気軸受36〜38および非常用軸受52,53とが接することを極力抑制することができる。よって、モータ35や磁気軸受36〜38の構成材料で耐腐食性に劣るけい素鋼板や銅線コイルなどを腐食から防止することができる。また、反応生成物を含むガスが混入することもないので、高温に加熱する必要もない。従って、耐熱性に劣り、かつ運転時に流れる電流により自己発熱するモータ35や磁気軸受36〜38の銅線コイルを保護することができる。
ハウジング21の外周部にはヒータ56が設けられ、ハウジング54内には冷却ジャケット55が設けられている。ヒータ56および冷却ジャケット55は、それぞれ温度制御装置61により制御されるようになっている。すなわち、温度制御装置61により、ヒータ56の加熱温度が制御され、第1の回転軸28側の排気流路の加熱温度が制御される。また温度制御装置61により、冷却ジャケット55に供給される冷媒の循環流量、もしくは冷媒温度が調整され、ハウジング54内の温度が制御される。
またシール部材39は、第1の回転軸28側と第2の回転軸34側にて熱遮断を行うために、低熱伝導材料(熱伝導率20W/m・K以下)により構成されている。これにより、反応生成物析出防止のために第1の回転軸28側の排気流路を高温に加熱保持した場合でも、モータ35や磁気軸受36〜38を内部に有するハウジング54側での温度上昇を抑制できる。例えば、ケーシング21の外周部に設けたヒータ56により排気流路を所望の温度(例えば、200℃以上)に加熱保持し、他方ハウジング54に設けられた冷却ジャケット55にてモータ35および上ラジアル磁気軸受36の銅線コイル温度を所望の温度(例えば、100℃以下)に冷却する場合、ケーシング21側とハウジング54側をシール部材39にて適切に断熱することによって、達成すべき温度分布を得ることができる。また、ケーシング21側からハウジング54側への熱流束をシール部材39にて抑制することにより、ヒータ56への入熱量、および冷却ジャケット55での吸熱量の双方を小さくすることができ、省エネルギー化を図ることができる。
また、温度制御装置61を用い、シール部材39の温度を測定する温度センサ62の入力を利用してヒータ56の加熱量を調整したり、モータ35の銅線コイル温度を測定する温度センサ63の入力を利用して冷却ジャケット55に供給される冷媒の循環流量、もしくは冷媒温度を調整すると、自在にポンプの温度分布を変更することができ、温度安定性も向上する。さらに、起動・停止時等のポンプ加熱速度、および冷却速度応答性も高めることができる。なお、図1に示す実施形態では、冷媒の配管途中に流量調整弁64が設置されており、冷媒の循環流量を調整する例が示されている。
図6は、本発明の真空ポンプ71を半導体製造装置72に備えられた真空チャンバ73近傍に取付けて、真空ポンプ71の排気口とバックポンプ74との間を配管75で接続した模式図である。
本発明の真空ポンプ71は、ロータの軸振動特性を支配する第2の回転軸を高強度・高ヤング率材料で構成しており、また軸受には磁気軸受を用いたことから高速回転化が容易である。このため、動翼を含む排気流路部を小型化できるので、小型・軽量・低振動・コンタミフリー化した(汚染のない)真空ポンプを構成できる。このため、真空チャンバ73へ振動やコンタミ等の悪影響を与えることがなく、設置スペースもコンパクトにできるので、半導体製造装置72内の真空チャンバ73近傍に、本発明の真空ポンプ71を容易に設置することができる。さらに、製造プロセスからの必要条件により真空チャンバ73を高温保持する場合であっても、排気流路部を高温に加熱・保持できる本発明の真空ポンプは、真空チャンバ73近傍への設置が容易である。
これにより、本発明の真空ポンプ71を用いて真空チャンバ73近傍にて直ちに排気するガスを圧縮することにより、配管75はコンダクタンスの影響を受け難くなるので、配管径を小さくできる。また配管75を長くしても良いため、バックポンプ74の設置場所に自由度が増える。またバックポンプ74は、大きな排気速度を必要としないため、小型化が図れる。これは、製造プロセスでのガス流量が多い場合、またチャンバ圧が低い場合に、特に有効である。
また真空ポンプ71は、回転速度制御装置76からモータの駆動電力を得ている。回転速度制御装置76は、入力信号として真空チャンバ73に設置された圧力計77より圧力値を取り込んでいる。そして、前記圧力値が所定の値となるように、回転速度制御装置76は適切なモータ駆動電力(調整された周波数および電圧を有する電力)を真空ポンプ71に供給して、真空ポンプ71の回転速度を調整する。
上記構成により、真空チャンバ73の圧力は種々の圧力値に設定できるようになり、各種製造プロセスを同一の装置にて行うことが可能となる。特に、本発明の真空ポンプ71は、小型化によりロータの慣性モーメントを低く設定できるのでロータの回転速度変更に対する応答性を速くすることが可能である。よって、回転速度の可変を迅速に実施できるため、真空チャンバ73の圧力調整を容易に行える。
なお図6では、真空排気系を用いた装置として半導体製造装置を一例として示したが、真空排気する装置の対象はどのような装置でも良い。
本発明の実施形態に係るターボ真空ポンプの全体構成を示す図である。 図2(a)および図2(b)は遠心ドラッグ翼を示す図であり、図2(a)は遠心ドラッグ翼の正面図、図2(b)は遠心ドラッグ翼の断面図である。 図3(a)および図3(b)は固定翼を示す図であり、図3(a)は固定翼の正面図、図3(b)は固定翼の断面図である。 径方向への熱膨張に対する対応策を示す図である。 シール部材を示す正面図である。 本発明の真空ポンプを半導体製造装置に備えられた真空チャンバ近傍に取付けて、真空ポンプの排気口とバックポンプとの間を配管で接続した模式図である。 従来のターボ真空ポンプを示す図である。 真空ポンプが用いられる従来の半導体製造装置の一例を示す図である。
符号の説明
21,54 ハウジング
21A 吸気口
21B 排気口
22,22−1,22−2,22−3,22−4,22−5,41,41−1,41−2,41−3,41−4,41−5 遠心ドラッグ翼
23,23−1,23−2,23−3,23−4,23−5 固定翼
24 渦巻状羽根
25 基部
26 渦巻状ガイド
27 表面
28,45 第1の回転軸
29,43,43−1,43−2,43−3,43−4,43−5 リング状部材
30,44 翼押さえ
31 固定ボルト
32 軸締結フランジ
33 軸締結ボルト
34 第2の回転軸
35 モータ
35a モータ回転子(ロータ)
35b モータ固定子
36 上ラジアル磁気軸受
37 下ラジアル磁気軸受
38 アキシャル磁気軸受
39 シール部材
40 渦巻ガイド
42 嵌合部
46 すきま
47 内径嵌合部
51 ガスパージポート
52,53 非常用軸受
55 冷却ジャケット
56 ヒータ
61 温度調整装置
62,63 温度センサ
71 真空ポンプ
72 半導体製造装置
73 真空チャンバ
74 バックポンプ
75 配管
76 回転速度制御装置

Claims (8)

  1. 吸気口が設けられたケーシング内に、動翼と静翼からなるポンプ部が設けられ、前記ポンプ部の軸方向片側に動翼を回転支持する軸受およびモータを配置したターボ真空ポンプにおいて、
    前記動翼と、軸方向の嵌合部を有するリング状部材とを交互に軸方向に積層して、前記嵌合部で前記動翼と前記リング状部材とを固定し、前記リング状部材の内径嵌合部と回転軸の外周部を嵌め合わせて、前記リング状部材と前記回転軸とを固定し、前記回転軸の外周部と前記動翼の内周部にはすきまを設けたことを特徴とするターボ真空ポンプ。
  2. 請求項1記載の真空ポンプにおいて、前記回転軸における前記動翼を取り付ける部分は、高耐食性の材料及び/又は線膨張係数5×10−6−1以下の材料で構成したことを特徴とするターボ真空ポンプ。
  3. 請求項1記載の真空ポンプにおいて、前記回転軸における前記モータを取り付ける部分は、ヤング率200GPa以上の材料及び/又は強磁性の材料で構成したことを特徴とするターボ真空ポンプ。
  4. 請求項1記載の真空ポンプにおいて、前記ポンプ部で排気する排気ガスが前記モータ側へ侵入しないように、非接触シール機構を配置したことを特徴とするターボ真空ポンプ。
  5. 請求項1記載の真空ポンプにおいて、前記軸受およびモータを収容するハウジングに、不活性ガスを供給するガスパージポートを設けたことを特徴とするターボ真空ポンプ。
  6. 請求項1記載の真空ポンプにおいて、前記ポンプ部を収容する前記ケーシングと、前記軸受およびモータを収容するハウジングとの間に、熱落差を設ける断熱材を配置したことを特徴とするターボ真空ポンプ。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のターボ真空ポンプと、真空チャンバとを備え、前記真空チャンバ近傍に前記ターボ真空ポンプを配置し、前記ターボ真空ポンプの排気口とバックポンプとを配管により接続した排気系を有することを特徴とする半導体製造装置。
  8. 請求項7記載の半導体製造装置において、前記ターボ真空ポンプの回転速度を変化させることにより、真空チャンバの圧力を所定の値に設定することを特徴とする半導体製造装置。
JP2008307252A 2003-08-21 2008-12-02 ターボ真空ポンプおよび該ターボ真空ポンプを備えた半導体製造装置 Expired - Lifetime JP5066065B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008307252A JP5066065B2 (ja) 2003-08-21 2008-12-02 ターボ真空ポンプおよび該ターボ真空ポンプを備えた半導体製造装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003297843A JP4243996B2 (ja) 2003-08-21 2003-08-21 ターボ真空ポンプおよび該ターボ真空ポンプを備えた半導体製造装置
JP2008307252A JP5066065B2 (ja) 2003-08-21 2008-12-02 ターボ真空ポンプおよび該ターボ真空ポンプを備えた半導体製造装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003297843A Division JP4243996B2 (ja) 2003-08-21 2003-08-21 ターボ真空ポンプおよび該ターボ真空ポンプを備えた半導体製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009047178A true JP2009047178A (ja) 2009-03-05
JP5066065B2 JP5066065B2 (ja) 2012-11-07

Family

ID=34403557

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003297843A Expired - Lifetime JP4243996B2 (ja) 2003-08-21 2003-08-21 ターボ真空ポンプおよび該ターボ真空ポンプを備えた半導体製造装置
JP2008307252A Expired - Lifetime JP5066065B2 (ja) 2003-08-21 2008-12-02 ターボ真空ポンプおよび該ターボ真空ポンプを備えた半導体製造装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003297843A Expired - Lifetime JP4243996B2 (ja) 2003-08-21 2003-08-21 ターボ真空ポンプおよび該ターボ真空ポンプを備えた半導体製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP4243996B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015017611A (ja) * 2013-07-15 2015-01-29 プファイファー・ヴァキューム・ゲーエムベーハー 真空ポンプ
WO2015098275A1 (ja) * 2013-12-26 2015-07-02 エドワーズ株式会社 真空排気機構、複合型真空ポンプ、および回転体部品

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4894553B2 (ja) * 2007-02-23 2012-03-14 株式会社ジェイテクト 遠心式空気コンプレッサ
JP5202063B2 (ja) * 2008-03-26 2013-06-05 株式会社荏原製作所 ターボ型真空ポンプ
EP2469096B1 (en) 2009-08-21 2020-04-22 Edwards Japan Limited Vacuum pump
TWI703267B (zh) * 2017-03-24 2020-09-01 美商江森自控技術公司 冷卻器組件的感應馬達及其蒸氣壓縮系統
JP7253938B2 (ja) * 2019-02-28 2023-04-07 Ntn株式会社 電動アクチュエータ
JP7471976B2 (ja) * 2020-09-23 2024-04-22 Ntn株式会社 流体ポンプ及び流体移送装置
WO2023199880A1 (ja) * 2022-04-15 2023-10-19 エドワーズ株式会社 真空ポンプ

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60125795A (ja) * 1983-12-09 1985-07-05 Osaka Shinku Kiki Seisakusho:Kk 複合真空ポンプ
JPS61155696U (ja) * 1985-03-19 1986-09-26
JPH03279698A (ja) * 1990-03-28 1991-12-10 Nissan Motor Co Ltd ターボチャージャの圧縮機インペラの締結構造
JPH05141389A (ja) * 1991-11-15 1993-06-08 Vacuum Prod Kk 真空ポンプ
JPH05332287A (ja) * 1992-05-29 1993-12-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 真空ポンプ
JPH10205486A (ja) * 1997-01-24 1998-08-04 Pfeiffer Vacuum Gmbh 真空ポンプ
JPH10306789A (ja) * 1997-05-08 1998-11-17 Daikin Ind Ltd 分子ポンプ
JP2002295395A (ja) * 2001-03-28 2002-10-09 Boc Edwards Technologies Ltd 分子ポンプ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59168295A (ja) * 1983-03-16 1984-09-21 Hitachi Ltd タ−ボ分子ポンプ
JPS61210289A (ja) * 1985-03-14 1986-09-18 Shimadzu Corp タ−ボ分子ポンプのロ−タ取付構造
JPH0313495U (ja) * 1989-06-21 1991-02-12
JP3424940B2 (ja) * 1992-03-09 2003-07-07 株式会社日本製鋼所 ターボ分子ポンプによる排気方法及び装置
JP2597671Y2 (ja) * 1993-11-10 1999-07-12 セイコー精機株式会社 ターボ分子ポンプ
JP2003172292A (ja) * 2001-12-04 2003-06-20 Shimadzu Corp ターボ分子ポンプ駆動用電源装置
JP4503947B2 (ja) * 2003-07-16 2010-07-14 株式会社大阪真空機器製作所 分子ポンプ

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60125795A (ja) * 1983-12-09 1985-07-05 Osaka Shinku Kiki Seisakusho:Kk 複合真空ポンプ
JPS61155696U (ja) * 1985-03-19 1986-09-26
JPH03279698A (ja) * 1990-03-28 1991-12-10 Nissan Motor Co Ltd ターボチャージャの圧縮機インペラの締結構造
JPH05141389A (ja) * 1991-11-15 1993-06-08 Vacuum Prod Kk 真空ポンプ
JPH05332287A (ja) * 1992-05-29 1993-12-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 真空ポンプ
JPH10205486A (ja) * 1997-01-24 1998-08-04 Pfeiffer Vacuum Gmbh 真空ポンプ
JPH10306789A (ja) * 1997-05-08 1998-11-17 Daikin Ind Ltd 分子ポンプ
JP2002295395A (ja) * 2001-03-28 2002-10-09 Boc Edwards Technologies Ltd 分子ポンプ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015017611A (ja) * 2013-07-15 2015-01-29 プファイファー・ヴァキューム・ゲーエムベーハー 真空ポンプ
EP2826999B1 (de) * 2013-07-15 2021-03-03 Pfeiffer Vacuum Gmbh Vakuumpumpe
WO2015098275A1 (ja) * 2013-12-26 2015-07-02 エドワーズ株式会社 真空排気機構、複合型真空ポンプ、および回転体部品
JP2015124656A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 エドワーズ株式会社 真空排気機構、複合型真空ポンプ、および回転体部品
US10662957B2 (en) 2013-12-26 2020-05-26 Edwards Japan Limited Vacuum exhaust mechanism, compound type vacuum pump, and rotating body part

Also Published As

Publication number Publication date
JP5066065B2 (ja) 2012-11-07
JP4243996B2 (ja) 2009-03-25
JP2005069066A (ja) 2005-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5066065B2 (ja) ターボ真空ポンプおよび該ターボ真空ポンプを備えた半導体製造装置
US8066495B2 (en) Turbo vacuum pump and semiconductor manufacturing apparatus having the same
US7645126B2 (en) Vacuum pump and semiconductor manufacturing apparatus
JP7048391B2 (ja) 真空ポンプ
WO2014045438A1 (ja) ターボ分子ポンプ
EP4056855A1 (en) Vacuum pump
US6679677B2 (en) Vacuum pump
KR20030051227A (ko) 진공 펌프
JP2003269367A (ja) 真空ポンプ
WO2021172144A1 (ja) 真空ポンプ、及び、真空ポンプ構成部品
WO2014038416A1 (ja) 固定側部材及び真空ポンプ
US6220831B1 (en) Turbomolecular pump
EP1340918A1 (en) Turbomolecular pump
JP2008286179A (ja) ターボ型真空ポンプ、及び該ターボ型真空ポンプを備えた半導体製造装置
WO2023095910A1 (ja) 真空ポンプ、スペーサ部品、及びボルトの締結方法
JP7378447B2 (ja) 真空ポンプおよび固定部品
JP7480604B2 (ja) 真空ポンプ
JP2007107480A (ja) ターボ型真空ポンプ
JP7463324B2 (ja) 真空ポンプ及び真空ポンプの熱移動抑制部材
WO2023199880A1 (ja) 真空ポンプ
WO2022255202A1 (ja) 真空ポンプ、スペーサ及びケーシング
WO2021230209A1 (ja) 真空ポンプ、及び、ステータ部品
JP2005155403A (ja) 真空ポンプ
WO2023106154A1 (ja) 真空ポンプおよび良熱伝導性部品
JP2023132764A (ja) 真空ポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120807

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120810

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5066065

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150817

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term